JP5074918B2 - 光ディスク再生装置及び光ディスク再生方法 - Google Patents

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Description

本発明は、光ディスク再生装置及び光ディスク再生方法に係り、特に、高精細ビデオを記録可能な光ディスクを再生する光ディスク再生装置及び光ディスク再生方法に関する。
近時、高精細ビデオ(HDビデオ:High Definition Video)が記録された光ディスク、例えばHD DVDが市場に出回り始め、HD DVD等を再生する光ディスク再生装置も普及してきている。
高精細かつ高品質なビデオ・オーディオコンテンツの記録再生に関するアプリケーション規格としてHD DVDビデオ規格がある。HD DVDビデオ規格は、従来のDVDビデオ規格を発展させた規格であり、ビデオの解像度を向上させているだけでなく、表示・再生可能なビデオやオーディオの種類が多様化され、またインターネットとの親和性も高い規格となっている。
HD DVDビデオ規格は、特許文献1等に開示されているように、アドバンストコンテンツ(advanced contents)とスタンダードコンテンツ(standard contents)の2種類の規格から構成されている。コンテンツ制作者は、いずれか一方の規格を選択してコンテンツを制作することができる。一方、HD DVDビデオ規格に適合する光ディスク再生装置では、アドバンストコンテンツ規格に基づく光ディスクとスタンダードコンテンツ規格に基づく光ディスクのいずれでも再生できるように義務付けられている。
スタンダードコンテンツは、従来のDVDビデオ規格を拡張したものである。従来のDVD規格と同様に、メインビデオ(ビデオ)、メインオーディオ(オーディオ)、及び字幕等のサブピクチャーが再生可能であるが、夫々のコンテンツに対して機能や性能の向上が図られている。また、再生を制御するナビゲーションコマンドが拡張され、コンテンツ制作上の自由度が増している。
一方、アドバンストコンテンツは、HD DVDビデオ規格において新たに設けられた規格である。スタンダードコンテンツが有する拡張されたメインビデオ、メインオーディオ、及びサブピクチャーに加え、サブビデオやサブオーディオをサポートする規格となっている。メインビデオやメインオーディオと共にサブビデオやサブオーディオを再生することが可能であり、2つの動画(メインビデオとサブビデオ)を重ねたPicture-In-Pictureのようなアプリケーションを実現することができる。
また、メインビデオによって生成される画像プレーンの上からサブビデオによって生成される画像プレーンを重ね合わせて表示させることもできる。この他、アドバンストサブタイトルと呼ばれる画像プレーンやサブピクチャーの画像プレーンを重ね合わせることやカーソル画像プレーン、グラフィックス画像プレーンを重ね合わせて重ね合わせることもできる。
特開2007−172763号公報
上述した各画像プレーンは、各画素の輝度情報や色情報の他、画像プレーン毎に透明度情報を有している。この透明度情報は、コンテンツ制作者が予め画像プレーン毎に設定したものであり、光ディスクに各画像プレーンのコンテンツ情報と共に記録されている。
光ディスク再生装置では、各画像プレーンを重ね合わせるときに、この透明度情報を参照してそれぞれの画像プレーンの透明度を設定した後に重ねあわせ処理を行っている。
しかしながら、コンテンツ制作者側で設定した透明度が不適切であると、各画像プレーンを重ね合わせて得られる合成画像プレーンの画像が非常に見えづらくなる。
例えば、メインビデオの上からメインビデオの画像の大きさの1/3程度のサブピクチャーを重ね合わせて表示させるコンテンツを想定してみる。コンテンツ制作者がサブピクチャーの透明度を低く設定しすぎるとサブピクチャーの濃度が濃くなりすぎ、サブピクチャーの下にあるメインビデオが非常に見えづらくなる。
逆に、コンテンツ制作者がサブピクチャーの透明度を高く設定しすぎるとサブピクチャーの濃度が薄くなりすぎ、サブピクチャー自体が非常に見えづらくなってしまう。
特に、光ディスク再生装置が車載を前提とするもであったり、屋外での使用を前提とするものであったりした場合には、表示画面の視認性は周囲の明るさ等の影響を強く受ける。このため、コンテンツ制作者側で設定した透明度が常に適切な視認性を実現するとは限らない。
従来の光ディスク再生装置では、コンテンツ制作者が設定し光ディスクに記録した透明度情報だけで各画像プレーンの透明度が決定されていた。このため、コンテンツ制作者による透明度の設定が不適切であった場合や、ユーザが自分の好みに応じて透明度を変更したい場合、或いはディスプレイ装置の周囲の明るさ等の環境に応じて透明度を変更したい場合などでも各画像プレーンの透明度を調整することができなかった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、予め設定され光ディスクに記録されている各画像プレーンの透明度情報を調整することができ、視認性の高い合成画像を得ることができる光ディスク再生装置及び光ディスク再生方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る光ディスク再生装置は、請求項1に記載したように、主映像画像と、前記主映像画像の上に重畳表示される複数の重畳画像とがそれぞれに対して予め設定されている規定透明度情報と共に記録されている光ディスクを再生する光ディスク再生装置において、ディスプレイ部と、前記光ディスクの再生データをデコードし、主映像画像と複数の重畳画像とを生成するデコード部と、少なくとも前記複数の重畳画像の各規定透明度情報を前記ディスプレイ部の画面に表示させるとともに、ユーザインタフェースから操作情報が入力されると、この操作情報にもとづいて、前記複数の重畳画像のそれぞれについて、透明度を定める透明度情報を設定する透明度設定部と、前記規定透明度情報によらず、前記透明度設定部にて設定された前記透明度情報に基づいて前記重畳画像の透明度を設定して前記主映像画像に重畳させた合成画像を生成する画像合成部と、を備えたものである。
また、本発明に係る光ディスク再生方法は、請求項4に記載したように、主映像画像と、前記主映像画像の上に重畳表示される複数の重畳画像とがそれぞれに対して予め設定されている規定透明度情報と共に記録されている光ディスクを再生する光ディスク再生方法において、(a)前記光ディスクの再生データをデコードして主映像画像と複数の重畳画像とを生成し、(b)少なくとも前記複数の重畳画像の各規定透明度情報をディスプレイ部の画面に表示させるとともに、ユーザインタフェースから操作情報が入力されると、この操作情報にもとづいて、前記複数の重畳画像のそれぞれについて、透明度を定める透明度情報を設定し、(c)前記規定透明度情報によらず、ステップ(b)にて設定された前記透明度情報に基づいて前記重畳画像の透明度を設定して前記主映像画像に重畳させた合成画像を生成する、ステップを有する方法である。
本発明に係る光ディスク再生装置及び光ディスク再生方法によれば、予め設定され光ディスクに記録されている各画像プレーンの透明度情報を調整することができ、視認性の高い合成画像を得ることができる。
本発明に係る光ディスク再生装置の実施形態について、添付図面を参照して説明する。
(1)光ディスク再生装置の構成
図1は、本実施形態に係る光ディスク再生装置1の構成例を示すブロック図である。光ディスク再生装置1は、光ディスクドライブ10、補助記憶部20、読取部30、ファイルキャッシュ部40、再生制御部50、再生部60、ユーザインタフェース部90、光センサ部91、ディスプレイ部92、スピーカ部93等を備えて構成されている。また、再生部60は、プレゼンテーションエンジン部70、AVレンダラー部80を有している。
光ディスクドライブ10は、読取部30からの指示によって、光ディスク100に記録されたデータを読み取り、誤り訂正等の処理を行った後、読取部(Data Access Manager)30に出力する。読取部30は、光ディスクドライブに対して読み取るデータの種類やデータのアドレス等の指示を与える。
補助記憶部(Persistent Storage)20は、光ディスク再生装置1が内蔵する記憶デバイスであり、記憶デバイスの種類や容量は特に限定されない。例えばHDD(Hard Disk Drive)でも良いし、フラッシュメモリ等を有するUSBメモリでも良い。補助記憶部20は、コンテンツ自身が何らかのデータを記録させておくためのデバイスであり、例えば、あるコンテンツが記録したデータを別のコンテンツが参照したり、或いはあるコンテンツが記録したデータを別のコンテンツが自由に書き換えたりすることができる。補助記憶20に対するアクセスは読取部30を介して行われる。
光ディスク再生装置1では、コンテンツをネットワークサーバ110から取得することもできる。この場合にも、ネットワークサーバ110へのアクセスは読取部30を介して行われる。
ファイルキャッシュ部40は、ネットワークサーバ110からダウンロードしたデータ等を一時的に保存するデバイスとして利用される。
再生制御部(Navigation Manager)50は、アドバンストコンテンツ(Advanced Contents)に含まれるマークアップやスクリプトと呼ばれる制御データを読み込んで再生部60の制御や光ディスク再生装置1の各部の制御を行っている。また、リモートコントローラ(図示せず)等の操作デバイスから入力されるユーザ操作情報を読み取り、再生すべきコンテンツの特定や、再生の開始、停止、早送り等の制御を行っている。
また、後述するように、本実施形態にかかる光ディスク再生装置1では画像プレーンを合成するさいに各画像プレーンの透明度を調整することが可能であり、その透明度の設定も再生制御部50で行っている。
再生部60のプレゼンテーションエンジン部70は、アドバンストコンテンツのビデオオブジェクト(EVOB)に含まれているメインビデオ、サブビデオ、メインオーディオ、サブオーディオ、サブピクチャー等のパケットから時間的に連続したストリームを生成し、ストリーム毎にデコード処理を行っている。
再生部60のAVレンダラー部80では、デコード処理によって生成されるメインビデオ、サブビデオ、サブピクチャーの各画像プレーンや、カーソル画像プレーン、グラフィックス画像プレーンを重ね合わせて一枚の合成画像プレーンを生成し、この合成画像プレーンをビデオ信号としてディスプレイ部92に出力している。
また、AVレンダラー部80では、メインオーディオやサブオーディオ等のオーディオ信号の合成(ミキシング)も行っており、合成されたオーディオ信号をスピーカ部93に出力している。
光センサ部91は、ディスプレイ部92の周囲の明るさを検出するセンサである。
本実施形態に係る光ディスク再生装置1では、HD DVDビデオ規格に基づく光ディスクの他、CDや従来型のDVDも再生可能である。また、HD DVD規格に基づく光ディスクは、スタンダードコンテンツのみが記録されているカテゴリ1、アドバンスドコンテンツのみが記録されているカテゴリ2、及びスタンダードコンテンツとアドバンストコンテンツの双方が記録されたカテゴリ3に分類することができる。
図1に示した構成例は、光ディスク再生装置1の構成のうち、アドバンストコンテンツの再生のために必要な構成例を取り出して図示したものであり、再生対象となる光ディスク100は、主にカテゴリ2とカテゴリ3の光ディスクとなる。
図2は、アドバンストコンテンツの構成例を示す図である。アドバンストコンテンツは、プレイリスト(順序定義データ)と呼ばれる基本的な制御データと、4種類のプレゼンテーションオブジェクトと呼ばれるオブジェクトから構成されている。4種類のプレゼンテーションオブジェクトは、夫々、プライマリビデオセット(Primary Video Set)、セカンダリビデオセット(Secondary Video Set)、アプリケーション(Advanced Application)、アドバンストサブタイトル(Advanced Subtitle)と呼ばれている。これら4種類のプレゼンテーションオブジェクトはいずれもプレイリストから参照される。
プライマリビデオセットは、1つの管理データ(VTSI)と、複数の対になったプライマリビデオオブジェクト(P-EVOB)とタイムマップ(TMAP)とから構成されている。
管理データ(VTSI)は、ディスク上の総てのプライマリビデオオブジェクト(P-EVOB)の属性情報が記録されており、プライマリビデオオブジェクト(P-EVOB)を再生する前に管理データ(VTSI)を読み込み、再生部60に対する設定を行うことができる。
タイムマップ(TMAP)は、プライマリビデオオブジェクト(P-EVOB)のランダムアクセスを行うために必要な情報であり、プライマリビデオオブジェクト(P-EVOB)の先頭からの再生時刻を、プライマリビデオオブジェクト(P-EVOB)を格納したファイル内のアドレスに変換するためのテーブルである。
プライマリビデオオブジェクト(P-EVOB)は、コンテンツの中身が記録されているデータであり、詳しくは後述する。
セカンダリビデオセットは、複数の対になったセカンダリビデオオブジェクト(S-EVOB)とタイムマップ(TMAP)とから構成されている。セカンダリビデオオブジェクト(S-EVOB)は、プライマリビデオオブジェクト(P-EVOB)と同様に、コンテンツの中身が記録されているデータである。また、セカンダリビデオセットのタイムマップ(TMAP)もプライマリビデオセットのタイムマップと同様にセカンダリビデオオブジェクト(S-EVOB)のランダムアクセスを行うために必要な情報である。セカンダリビデオセットには独立した管理データ(VTSI)のファイルは存在しないが、管理情報はタイムマップの一部に含まれている。
プライマリビデオセットは光ディスク100に記録されており、ディスクから直接再生することを前提としたビデオオブジェクトである。これに対して、セカンダリビデオセットはより汎用的であり、ネットワークサーバ110や補助記憶部20に記録することができる。そして、ネットワークサーバ110や補助記憶部20から直接再生することもできるし、一旦ファイルキャッシュ部40等にダウンロードしてから再生することもできる。
アプリケーションは、マニフェスト、マークアップ、及びスクリプトと呼ばれる制御データを有しており、これらの制御データによって前述したプライマリビデオセットやセカンダリビデオセットの再生制御を行っている。
また、アプリケーションは、JPEGやPNG形式等の画像データ、効果音、フォントをその構成要素として有しており、これらの画像データ、効果音、フォントをビデオ出力やオーディオ出力に重ねて合成することができる。
アドバンストサブタイトルは字幕の表示に特化したアプリケーションであり、字幕表示用の画像やフォントを構成要素として有する他、これらの表示を制御するマニフェスト、マークアップ、及びスクリプトの各制御データを備えている。
前述したように、プライマリビデオセットは、ディスクから直接再生することを前提としたビデオオブジェクトの集合である。
図3は、プライマリビデオセットの細部構成例を示す図であり、複数の対のプライマリビデオオブジェクト(以下、単にビデオオブジェクト(EVOB)と呼ぶ)とタイムマップ(TMAP)を有している。図3に示した例では、5つのビデオオブジェクト(#1〜#5)(EVOB#1〜EVOB#5)とこれらと対になる5つのタイムマップ(#1〜#5)(TMAP#1〜TMAP#5)を有している。
管理データ(VTSI)には、夫々のビデオオブジェクト(EVOB#1〜EVOB#5)の識別情報(ファイル名等)やデータサイズ等の属性情報が記録されている。
各ビデオオブジェクト(EVOB)は、プログラムストリーム(MPEG-PS)に則っており、メインビデオストリーム、サブビデオストリーム、メインオーディオストリーム、サブオーディオストリーム、サブピクチャーストリーム、及びアドバンストストリームといったストリームから構成されている。夫々のストリームは上記の順に、VM_PCK、VS_PCK、AM_PCK、AS_PCK、SP_PCK、及びADV_PCKと呼ばれる6種類のパック(Pack:2,048バイトのデータ)から構成されている。この他、制御情報を格納するためのNV_PCKと呼ばれるパックがある。
図3の最下段には、各ビデオオブジェクト(EVOB)の構造例を示している。各ビデオオブジェクト(EVOB)は、上記の6種類のパックとNV_PCKの配列によって構成されており、NV_PCKは各ビデオオブジェクト(EVOB)の先頭に配置されるよう規定されている。
再生部60のプレゼンテーションエンジン部70では、上記の6種類のパックから同種のパックを抽出し、メインビデオストリーム、サブビデオストリーム、メインオーディオストリーム、サブオーディオストリーム、サブピクチャーストリーム、及びアドバンストストリームの各ストリームを生成している。
さらに、プレゼンテーションエンジン部70では、メインビデオストリーム、サブビデオストリーム及びサブピクチャーストリームをデコードし、メインビデオプレーン、サブビデオプレーン、及びサブピクチャープレーンの各画像プレーンを夫々生成している。また、アドバンストトストリームをデコードして、グラフィクスプレーン及びアドバンストサブタイトルプレーンの各画像プレーンを生成している。
(2)画像プレーンの重畳合成
前述したように、AVレンダラー部80では、デコード処理によって生成されたメインビデオプレーン、サブビデオプレーン、サブピクチャープレーン、グラフィックスプレーン、アドバンストサブタイトルプレーンの各画像プレーンや、カーソルプレーンを重ね合わせて一枚の合成画像プレーンを生成し、この合成画像プレーンをビデオ信号としてディスプレイ部92に出力している。
図4は、これらの各画像プレーンを重ね合わせて合成画像が生成される様子を模式的にしました図である。
メインビデオプレーン(主映像の画像プレーン)が最下層に配置され、その上からサブビデオプレーン、サブピクチャープレーン、グラフィックスプレーン、及びカーソルプレーンの各画像プレーン(重畳画像のプレーン)が順次重ね合わされて合成される。
アドバンストコンテンツでは、この他に字幕表示に特化したアドバンストサブタイトルの画像プレーン(サブタイトルプレーン)も生成されるが、サブピクチャープレーンとサブタイトルプレーンはいずれも字幕用の画像プレーンであり、合成時にはいずれか一方が選択されて合成される。
カーソルプレーン以外の画像プレーンは、光ディスク100の記録データに基づいてプレゼンテーションエンジン部60で生成されるが、カーソルプレーンは、ユーザインタフェース部90から入力されるユーザの操作情報に基づいて、再生制御部50にて生成される。
図5は、本実施形態に係る画像プレーンの合成処理に関係するユニットの細部構成例を示す図である。
光ディスク100に記録されているコンテンツの映像・画像データは、プレゼンテーションエンジン部70のデコード部71にてデコード処理され複数の画像プレーンが生成される。より具体的には、デコード部71が具備する複数のデコード部(メインビデオデコード部72a、サブビデオコード部72b、サブピクチャーデコード部72c、サブタイトルコード部72d、グラフィクスデコード部72e)で夫々デコードされ、メインビデオプレーン、サブビデオプレーン、サブピクチャープレーン、アドバンストサブタイトルプレーン、及びグラフィックスプレーンの各画像プレーンが生成され、AVレンダラー部80に入力される。
また、光ディスク100には、各画像プレーンの透明度情報(規定透明度情報)が例えばα値として記録されており、この規定透明度情報も各画像プレーンと共にAVレンダラー部80に入力される。規定透明度情報は、コンテンツ制作者が予め各画像プレーンに対して設定した透明度情報である。
従来のAVレンダラー部では、コンテンツ制作者が設定したこの規定透明度情報を用いて各画像プレーンの透明度を設定して合成していた。
これに対して、本実施形態に係る光ディスク再生装置1のAVレンダラー部80では、図5に示したように、各画像プレーンの規定透明度情報を、本装置で別途設定した透明度情報と置き換える置換部81(置換部81a〜置換部81e)を備えた構成としている。
置換用の透明度情報は、例えば再生制御部50に設けられた透明度情報設定部52にて、ユーザインタフェース部90から入力される操作情報に基づいて設定される。
図6は、ユーザが透明度を設定するための透明度設定画面W1の表示例を示す図である。透明度設定画面W1には、各画像プレーンの名称と透明度が表示された「透明度」ボックスB10、透明度を上げるための「Up」ボタンB11、透明度を下げるための「Down」ボタンB12とが設けられている。
変更前の透明度は、コンテンツ制作者が設定している規定透明度情報がデフォルト値として表示されている。ユーザは、透明度を変更しようとする画像プレーンを指定し、「Up」ボタンB11や「Down」ボタンB12によってその画像プレーンの透明度を変更する。これらの操作は、例えばユーザインタフェース部90が具備するタッチパネルやリモートコントローラを用いて行われる。
変更された透明度情報は透明度情報設定部52に保存され、夫々の画像プレーンに対応する置換部81a〜置換部81eで規定透明度と置換され、画像プレーン重ね合わせ合成部82に入力される。画像プレーン重ね合わせ合成部82では、置換された透明度情報を用いて各画像プレーンの透明度を設定して合成処理を行っている。
なお、カーソルプレーンの画像は再生制御部50のカーソル画像生成部51で生成しており、ユーザが設定した透明度情報に基づいた透明度のカーソルプレーンがここで生成される。
図7は、透明度調節を可能とした本実施形態に係る光ディスク再生装置1の効果を模式的に示す図である。
図7(a)は、主映像画像プレーン(メインビデオプレーン)を例示しており、図7(b)は、主映像画像プレーンの上から重ねる重畳映像画像プレーンの1つ(例えば、グラフィクスプレーン)を例示している。
図7(c)から図7(e)は、主映像画像プレーンと重畳映像画像プレーンとが重ね合わせ合成された合成画像を夫々例示している。
図7(c)は、重畳映像画像プレーンの透明度が低すぎた場合(濃度が濃すぎた場合)の例である。前面にある重畳映像画像プレーンによって背景の主映像画像プレーンが完全に隠れてしまい、主映像画像プレーンが視認できない状態となっている。
他方、図7(e)は、重畳映像画像プレーンの透明度が高すぎた場合(濃度が薄すぎた場合)の例である。主映像画像プレーンは視認できるものの、重畳映像画像プレーンの濃度が薄すぎて視認が困難な状態となっている。
これに対して、図7(d)は、重畳映像画像プレーンの透明度が適切である場合(濃度が適切である場合)の例である。主映像画像プレーンと重畳映像画像プレーンの双方の濃度が適切であり、両画像プレーンが程よく視認できる。
従来の画像合成では、コンテンツ制作者が設定した規定透明度情報のみによって重畳映像画像プレーンの透明度が設定されていたため、設定値が不適切であった場合には図7(c)のように重畳映像画像プレーンの濃度が濃すぎたり、図7(e)のように重畳映像画像プレーンの濃度が薄すぎたりする場合があった。また、室内の明かりの下では適切であった濃度が、車載等の屋外環境では不適切となる場合もあった。
これに対して、本実施形態に係る光ディスク再生装置1では、ユーザが透明度を自由に変更する手段を設けており、ユーザの好みやディスプレイ周囲の明るさの環境に応じて各画像プレーンの透明度を設定することが可能である。このとき、ディスプレイ部92に表示される合成画像を実際に見ながら透明度を調整することができるため、視認性の高い合成画像を得ることができる。
ここまでは、透明度調整をユーザが手動で行う方法を説明してきたが、透明度を自動調整するようにしてもよい。
一般に、ディスプレイ装置の周囲が明るいと濃度の薄い画像(透明度の高い画像)は見えづらくなる。逆にディスプレイ装置の周囲が暗いと暗い画像(透明度の低い画像)は見えづらくなる。そこで、ディスプレイ部92の周囲の明るさを検出する光センサ部91を設け、ディスプレイ部92の周囲が所定の標準値よりも明るいときには、コンテンツ制作者が設定した規定透明度情報よりも透明度が低くなるように透明度情報を自動的に設定し、逆に、ディスプレイ部92の周囲が所定の標準値よりも暗いときには、規定透明度情報よりも透明度が高くなるように重畳映像の透明度を自動的に定めるようにすればよい。
また、一般にディスプレイ装置の表示サイズが小さいと暗い画像(透明度の低い画像)は見えづらくなり、逆にディスプレイ装置の表示サイズが大きいと明るい画像(透明度の高い画像)の方が見やすくなる傾向がある。そこで、ディスプレイ部92の表示サイズによって透明度を自動的に調節するようにしてもよい。例えば、ディスプレイ部92の表示サイズが所定の標準値よりも小さいときには、規定透明度情報よりも透明度が低くなるように(画像が明るくなるように)、また、ディスプレイ部92の表示サイズが所定の標準値よりも大きいときには、規定透明度情報よりも透明度が高くなるように前記重畳映像の透明度を定めればよい。
以上説明してきたように、本実施形態に係る光ディスク再生装置1及び光ディスク再生方法によれば、予め設定され光ディスクに記録されている各画像プレーンの透明度情報を調整することができ、視認性の高い合成画像を得ることができる。
なお、本発明は上記の実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせても良い。
本発明の一実施形態に係る光ディスク再生装置の構成例を示すブロック図。 光ディスク再生装置で再生するアドバンストコンテンツの構成例を示す図。 アドバンストコンテンツのデータ構造の一例を示す図。 複数の画像プレーンを重ね合わせて合成画像を生成する様子を模式的に示す図。 画像プレーンの重ね合わせ合成に係るユニットの細部構成例を示すブロック図。 透明度設定画面の表示例を示す図。 本実施形態に係る透明度調整の効果を模式的に示す図。
符号の説明
1 光ディスク再生装置
10 光ディスクドライブ
20 補助記憶部
30 読取部
40 ファイルキャッシュ部
50 再生制御部
52 透明度情報設定部(透明度設定部)
60 再生部
70 プレゼンテーションエンジン部
71 デコード部
80 AVレンダラー部
81 置換部
82 画像プレーン重ね合わせ合成部(画像合成部)

Claims (6)

  1. 主映像画像と、前記主映像画像の上に重畳表示される複数の重畳画像とがそれぞれに対して予め設定されている規定透明度情報と共に記録されている光ディスクを再生する光ディスク再生装置において、
    ディスプレイ部と、
    前記光ディスクの再生データをデコードし、主映像画像と複数の重畳画像とを生成するデコード部と、
    少なくとも前記複数の重畳画像の各規定透明度情報を前記ディスプレイ部の画面に表示させるとともに、ユーザインタフェースから操作情報が入力されると、この操作情報にもとづいて、前記複数の重畳画像のそれぞれについて、透明度を定める透明度情報を設定する透明度設定部と、
    前記規定透明度情報によらず、前記透明度設定部にて設定された前記透明度情報に基づいて前記重畳画像の透明度を設定して前記主映像画像に重畳させた合成画像を生成する画像合成部と、
    を備えた光ディスク再生装置。
  2. 記ディスプレイ部の周囲の明るさを検出する光センサ部、
    をさらに備え、
    前記ディスプレイ部は、前記合成画像を表示し、
    前記透明度設定部は、
    前記ディスプレイ部の周囲が所定の標準値よりも明るいときには、前記規定透明度情報よりも透明度が低くなるように、また、前記ディスプレイ部の周囲が所定の標準値よりも暗いときには、前記規定透明度情報よりも透明度が高くなるように前記重畳画像の透明度を定める、
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク再生装置。
  3. 前記ディスプレイ部は、前記合成画像を表示し
    記透明度設定部は、
    前記ディスプレイ部の表示サイズが所定の標準値よりも小さいときには、前記規定透明度情報よりも透明度が低くなるように、また、前記ディスプレイ部の表示サイズが所定の標準値よりも大きいときには、前記規定透明度情報よりも透明度が高くなるように前記重畳画像の透明度を定める、
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク再生装置。
  4. 主映像画像と、前記主映像画像の上に重畳表示される複数の重畳画像とがそれぞれに対して予め設定されている規定透明度情報と共に記録されている光ディスクを再生する光ディスク再生方法において、
    (a)前記光ディスクの再生データをデコードして主映像画像と複数の重畳画像とを生成し、
    (b)少なくとも前記複数の重畳画像の各規定透明度情報をディスプレイ部の画面に表示させるとともに、ユーザインタフェースから操作情報が入力されると、この操作情報にもとづいて、前記複数の重畳画像のそれぞれについて、透明度を定める透明度情報を設定し、
    (c)前記規定透明度情報によらず、ステップ(b)にて設定された前記透明度情報に基づいて前記重畳画像の透明度を設定して前記主映像画像に重畳させた合成画像を生成する、
    ステップを有する光ディスク再生方法。
  5. (d)前記合成画像を前記ディスプレイ部に表示し、
    (e)前記ディスプレイ部の周囲の明るさを検出する、
    ステップをさらに備え、
    ステップ(b)では、
    前記ディスプレイ部の周囲が所定の標準値よりも明るいときには、前記規定透明度情報よりも透明度が低くなるように、また、前記ディスプレイ部の周囲が所定の標準値よりも暗いときには、前記規定透明度情報よりも透明度が高くなるように前記重畳画像の透明度を定める、
    ことを特徴とする請求項4に記載の光ディスク再生方法。
  6. (f)前記合成画像を前記ディスプレイ部に表示する、
    ステップをさらに備え、
    ステップ(b)では、
    前記ディスプレイ部の表示サイズが所定の標準値よりも小さいときには、前記規定透明度情報よりも透明度が低くなるように、また、前記ディスプレイ部の表示サイズが所定の標準値よりも大きいときには、前記規定透明度情報よりも透明度が高くなるように前記重畳画像の透明度を定める、
    ことを特徴とする請求項4に記載の光ディスク再生方法。
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