JP5072577B2 - モバイル製品用アンテナ及びモバイル製品 - Google Patents
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また、地上デジタル放送の電波は縦波であることから、ワンセグ対応のアンテナとしては、地表に対して垂直(鉛直)に立てて用いるのが、ノイズを入れることなく鮮明な画像を得るうえで好ましい。
また、アンテナを出没可能に設けた従来の携帯電話では、アンテナを引き出すため、非使用時にもアンテナの頭部が製品本体(筐体)から突出している。しかし、このように常時アンテナが突出していると、この突出部分が携帯時等に不測にぶつかってしまい、破損するおそれがあり、また、意匠的にも大きな制約を受けてしまうといった問題がある。
アンテナ本体と、該アンテナ本体の上端部に設けられた頭部とからなり、
前記頭部は、前記アンテナ本体に連結する連結部と、前記連結部の上部側に取り付けられた円筒状のカバーと、前記カバーの内部孔に移動可能に内挿されてその上端部が前記カバーの上方に突出するボタンと、前記カバーの内部孔に設けられて前記ボタンを前記カバーの上方に付勢する付勢部材と、を有し、
前記ボタンには、前記カバーの内壁面側に突出するピンが設けられ、
前記カバーの内壁面には、前記ピンを案内するハートカム溝が形成され、
前記ボタンは、前記ピンが前記ハートカム溝に案内されることで、前記カバーより所定の長さ突出する第1の位置から、前記所定の長さより短い長さ突出する第2の位置を経て、前記所定の長さより長い長さ突出する第3の位置に到り、その後前記第1の位置に復帰するように構成されていることを特徴としている。
また、このように使用時にボタンを押圧することによってボタンを上昇させることができるため、このアンテナを製品本体に対して取り付ける際、前記ボタンが第1の位置のときに該ボタンの上端面が前記製品本体の端面に略面一となるように構成することで、非使用時にはアンテナが製品本体から突出しないようになる。
また、いわゆるプッシュロックプッシュオフ機構を構成するハートカム溝とこれに案内されるピンを有したボタンとが、アンテナの頭部内に一体的に設けられているでの、プッシュロックプッシュオフ機構がアンテナとは別に製品本体(筐体)内に設けられる従来のもののように、筐体となる製品本体の小型化が損なわれることがない。
このようにすれば、ピンの両端部がそれぞれハートカム溝に案内されるので、ボタンの操作時などにボタンがカバーに対してガタツクことなどが少なく、したがって安定した操作が可能になる。また、ボタンを押圧してピンをハートカム溝に案内させた際、ボタンを中心軸にしてカバーが相対的に回動するようになるので、製品本体におけるアンテナの収容スペースを最小限に抑えることができる。
地上デジタル放送の電波は縦波であり、これに対応するアンテナは地表に対して垂直(鉛直)に立てて用いるため、使用時には製品本体から引き出して伸ばす必要があるが、前記構成のアンテナを地上デジタル放送受信用アンテナに適用することで、その操作性がより良好になる。
このモバイル製品によれば、前記ボタンが第1の位置のときに、該ボタンの上端面が前記製品本体の端面に略面一となるように取り付けられているので、非使用時にはアンテナが製品本体から突出せず、したがって突出部分が不測にぶつかって破損するといったおそれがなく、また、意匠的にも大きな制約を受けることがない。
さらに、プッシュロックプッシュオフ機構がアンテナの頭部内に一体的に設けられているので、プッシュロックプッシュオフ機構がアンテナとは別に製品本体(筐体)内に設けられる従来のもののように、筐体となる製品本体の小型化が損なわれることがない。
このようにすれば、特に携帯時において不測に破損するおそれがなく、また、例えば前記アンテナを地上デジタル放送受信用のアンテナとした場合に、ボタンを操作することで容易にアンテナを引き上げ、地上デジタル放送を受信することが可能になる。
本発明のモバイル製品にあっては、非使用時にアンテナが製品本体から突出しないようになっているので、突出部分が不測にぶつかって破損するといったおそれを回避することができる。また、非使用時においてアンテナに突出部分が無いため、意匠的にも大きな制約を受けることがなく、したがってデザイン自由度を大幅に高めることができる。さらに、プッシュロックプッシュオフ機構をアンテナの頭部内に一体的に設けているので、筐体となる製品本体の小型化を図ることができる。
図1(a)、(b)は、本発明のモバイル製品用アンテナを備えたモバイル製品を、地上デジタル放送受信用アンテナ(モバイル製品用アンテナ)を備えた携帯電話に適用した場合の一実施形態を示す図であり、図1(a)、(b)中符号1はモバイル製品としての携帯電話、2はモバイル製品用アンテナとしての地上デジタル放送受信用アンテナ(以下、アンテナと記す)である。
また、特にアンテナを本体の上端面の角部に配設した場合、アンテナの頭部の平面視形状が、前記角部の形状に対応するように、アンテナの中心軸に対して点対称でなく、非対称に形成されることがある。その場合には、組立時にアンテナの頭部の取付方向が所定方向に規制されることから、組立に関する取付自由度が低くなってしまい、組立性を損なう一因になってしまう。これに対して本発明のアンテナ2では、前記したようにデザイン自由度が高いことから、本体3の上端面の角部に配設するといった必要がなく、したがって組立性が悪くなるような位置を避けて、アンテナ2を自由に配設することが可能になる。
また、ピン23の両端部をそれぞれハートカム溝20に案内させるようにしているので、ボタン17の操作時などにボタン17がカバー16に対してガタツクことなどが少なく、したがって安定した操作が行えるようになる。
さらに、本発明のアンテナが適用されるモバイル製品としても、前記の携帯電話に限定されることなく、例えばノート型パソコンやポータブルテレビなど、その他の各種モバイル製品にも適用可能である。
Claims (5)
- モバイル製品の製品本体に出没可能に設けられるモバイル製品用アンテナであって、
アンテナ本体と、該アンテナ本体の上端部に設けられた頭部とからなり、
前記頭部は、前記アンテナ本体に連結する連結部と、前記連結部の上部側に取り付けられた円筒状のカバーと、前記カバーの内部孔に移動可能に内挿されてその上端部が前記カバーの上方に突出するボタンと、前記カバーの内部孔に設けられて前記ボタンを前記カバーの上方に付勢する付勢部材と、を有し、
前記ボタンには、前記カバーの内壁面側に突出するピンが設けられ、
前記カバーの内壁面には、前記ピンを案内するハートカム溝が形成され、
前記ボタンは、前記ピンが前記ハートカム溝に案内されることで、前記カバーより所定の長さ突出する第1の位置から、前記所定の長さより短い長さ突出する第2の位置を経て、前記所定の長さより長い長さ突出する第3の位置に到り、その後前記第1の位置に復帰するように構成されていることを特徴とするモバイル製品用アンテナ。 - 前記ピンは、その両端部がそれぞれ前記ボタンの側部の一方の側とその反対の側に突出して設けられ、
前記カバーは、その内壁面に、前記ピンの一端部を案内する第1のハートカム溝と、前記ピンの他端部を案内する第2のハートカム溝とが設けられ、
前記第1のハートカム溝と前記第2のハートカム溝とは、前記カバーの中心軸を中心にして180°回転させた際に他方のハートカム溝に重なる、2回対称に形成されていることを特徴とする請求項1記載のモバイル製品用アンテナ。 - 地上デジタル放送を受信するアンテナであることを特徴とする請求項1又は2に記載のモバイル製品用アンテナ。
- 請求項1〜3のいずれか一項に記載のモバイル製品用アンテナが製品本体に出没可能に設けられてなり、前記モバイル製品用アンテナは、前記ボタンが第1の位置のときに、該ボタンの上端面が前記製品本体の端面に略面一となるように、該製品本体に取り付けられていることを特徴とするモバイル製品。
- 前記製品本体が携帯電話の本体であることを特徴とする請求項4記載のモバイル製品。
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