JP5071398B2 - 冷凍装置の室外ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、冷凍装置の室外ユニットに関する。
従来、ケーシングの内部が鉛直方向に延びる仕切板によって送風機室と機械室とに分割される、いわゆるトランク型の構造と呼ばれる冷凍装置の室外ユニットが存在している(例えば、特許文献1(特開2003−106565))。この室外ユニットでは、送風機室には、熱交換器やファンが配置され、機械室には、圧縮機や電装品ユニット等が配置されている。そして、ケーシングは、底板や側板など、複数枚の板金部材から構成されている。
特許文献1に記載のような室外ユニットを組み立てるために、作業者は、熱交換器や圧縮機等を底板に配置し、送風機室および機械室に配置されるべき機器が配置された状態で、底板の周縁に側板などの板金部材を取り付けていく。ここで、特許文献1に記載の室外ユニットのように、板金部材が、隣接する板金部材と互いに係合するように凹部や凸部などの係合部を有しているものがある。しかし、室外ユニットの組立過程において、作業者が、隣接する板金部材の係合部同士をうまく噛み合わすことができず、手間がかかる場合も想定される。また、室外ユニットの据付時やメンテナンス時における板金部材の取り外しや取り付け作業においても、隣接する板金部材の係合部同士を外したり、噛み合わしたりすることに手間がかかり、作業者の作業効率に影響を与える場合が想定される。
そこで、本発明の課題は、作業者がケーシング部材の取り付け作業をしやすい冷凍装置の室外ユニットを提供することにある。
第1発明に係る冷凍装置の室外ユニットは、第1ケーシング部材と、第2ケーシング部材と、第3ケーシング部材とを備える。第1ケーシング部材は、両端のうち少なくとも一端に1または複数の第1開口が形成される。第2ケーシング部材は、両端のうち少なくとも一端に1または複数の第2開口が形成される。第3ケーシング部材は、一端に、第1開口に挿入される1または複数の第1爪部を有し、他端に、第2開口に挿入される1または複数の第2爪部を有する。そして、第3ケーシング部材は、第1爪部が第1開口に挿入され第2爪部が第2開口に挿入されて第1ケーシング部材および第2ケーシング部材に対して上方に移動されることで、正規の位置に取り付けられる。第1爪部および第2爪部は、それぞれ、上方向に延びる上突出部と、下方向に延びる下突出部とを有し、第2爪部の下突出部の鉛直方向の長さは、第1爪部の下突出部の鉛直方向の長さよりも短い。
ここで、例えば、冷凍装置は、空調機である。
第1発明に係る冷凍装置の室外ユニットでは、第1爪部および第2爪部のそれぞれの下突出部を第1開口または第2開口にあずけることができるので、作業者が、第3ケーシング部材を第1ケーシング部材および第2ケーシング部材に対して取り付けやすくなる。
また、例えば、第1爪部の下突出部を第1開口にあずけて、第1爪部の下突出部の一部と、第1開口の下方を形成する部分との接触箇所を支点として第3ケーシング部材を第2ケーシング部材側へ回動させようとするとき、第3ケーシング部材は、下方に移動された状態にある。この状態で、第3ケーシング部材を、第2ケーシング側へ回動させると、第2爪部の下突出部が第2ケーシング部材に当たることになる。よって、第2爪部の下突出部の鉛直方向の長さを第1爪部の下突出部の鉛直方向の長さよりも短くすることで、第2爪部を第2開口に挿入しやすくしている。
第2発明に係る冷凍装置の室外ユニットは、第1発明に係る冷凍装置の室外ユニットであって、第4ケーシング部材をさらに備える。第4ケーシング部材は、第1ケーシング部材の第1上端部と、第2ケーシング部材の第2上端部と、第3ケーシング部材の第3上端部とに嵌まることが可能である。第1上端部および第2上端部が第4ケーシング部材に嵌まっている状態において、第1爪部が第1開口に挿入され第2爪部が第2開口に挿入され第3ケーシング部材が第1ケーシング部材および第2ケーシング部材に対して上方に移動されて、第3上端部が第4ケーシング部材に嵌まることで、第3ケーシング部材は正規の位置に取り付けられる。
第2発明に係る冷凍装置の室外ユニットでは、第3ケーシング部材が第1ケーシング部材および第2ケーシング部材に対して上方に移動されることにより、正規の位置に取り付けられる。
第3発明に係る冷凍装置の室外ユニットは、第1発明または第2発明に係る冷凍装置の室外ユニットであって、第1爪部は、第3ケーシング部材の本体部から第1開口に向かう方向に突出する第1突出部をさらに有し、第2爪部は、第3ケーシング部材の本体部から第2開口に向かう方向に突出する第2突出部をさらに有する。上突出部は、第1突出部および第2突出部の先端部からそれぞれ上方向に延びる。下突出部は、第1突出部および第2突出部の先端部からそれぞれ下方向に延びる。
第3発明に係る冷凍装置の室外ユニットでは、第1爪部および第2爪部が下突出部を有するので、それぞれ、第1突出部および第2突出部の先端部を除いた部分の下方に隙間が生じる。よって、例えば、第3ケーシング部材を第1ケーシング部材側に回動させることも、第2ケーシング部材側に回動させることも可能になる。
第4発明に係る冷凍装置の室外ユニットは、第3発明に係る冷凍装置の室外ユニットであって、第1開口および第2開口の鉛直方向の長さは、上突出部の最上位置から下突出部の最下位置までの長さよりも長い。
第4発明に係る冷凍装置の室外ユニットでは、第1開口および第2開口の鉛直方向の長さが第1爪部および第2爪部の全体の鉛直方向の長さよりも長いことにより、第1爪部および第2爪部を第1開口および第2開口のそれぞれに挿入しやすくなる。よって、第3ケーシング部材の第1ケーシング部材および第2ケーシング部材への取り付けが容易になる。
第5発明に係る冷凍装置の室外ユニットは、第3発明または第4発明に係る冷凍装置の室外ユニットであって、第1ケーシング部材は、第1開口下部形成部を有し、第1突出部は、引っ掛け部を有し、第1爪部の下突出部は、第1側部を有する。第1開口下部形成部は、第1開口の下部を形成する。引っ掛け部は、第1開口下部形成部に引っ掛け可能である。第1側部は、第1開口下部形成部に引っ掛け可能である。
第5発明に係る冷凍装置の室外ユニットでは、第1突出部が引っ掛け部を有することにより、第1爪部を第1開口に挿入した際、引っ掛け部を第1開口下部形成部に当接させることができる。これにより、この接触箇所を支点として第3ケーシング部材を回動させることができるので、第3ケーシング部材を第1ケーシング部材および第2ケーシング部材に取り付けやすくなる。また、下突出部が第1側部を有することにより、第3ケーシング部材を、引っ掛け部と第1開口下部形成部との接触箇所を支点として回動させる際、第1爪部が第1開口から外れないようにすることができる。
第6発明に係る冷凍装置の室外ユニットは、第5発明に係る冷凍装置の室外ユニットであって、第3ケーシング部材は、第1開口下部形成部と引っ掛け部との接触箇所を支点として回転可能である。そして、第2爪部は、回転方向に延びる。
第6発明に係る冷凍装置の室外ユニットでは、第2爪部が回転方向に延びていることにより、第3ケーシング部材が第2ケーシング部材に対して嵌まりやすくなっている。
第7発明に係る冷凍装置の室外ユニットのケーシングの組立方法は、第6発明に係る冷凍装置の室外ユニットのケーシングの組立方法であって、第1ステップと、第2ステップとを備える。第1ステップでは、第1開口に第1爪部が挿入されて引っ掛け部が第1開口下部形成部に引っ掛かる。第2ステップでは、第3ケーシング部材が、引っ掛け部と、第1開口下部形成部との接触箇所を支点として回動され、第2爪部が第2開口に挿入される。
第7発明に係る冷凍装置の室外ユニットのケーシングの組立方法では、引っ掛け部が第1開口下部形成部に引っ掛けられることで、引っ掛け部と第1開口下部形成部との接触箇所が生じ、その接触箇所を支点として第3ケーシング部材を回動させることができるようになる。これにより、第2爪部を第2開口に挿入させやすくなり、作業者の第3ケーシング部材の第1ケーシング部材および第2ケーシング部材への取り付けが容易になる。
第8発明に係る冷凍装置の室外ユニットのケーシングの組立方法は、第7発明に係る冷凍装置の室外ユニットのケーシングの組立方法であって、第2ステップに続く第3ステップをさらに備える。第3ステップでは、第3ケーシング部材が第1ケーシング部材および第2ケーシング部材に対して上方に移動され、第3上端部が第4ケーシング部材に嵌まる。
第8発明に係る冷凍装置の室外ユニットのケーシングの組立方法では、第3上端部が第4ケーシング部材に嵌まることで第3ケーシング部材が正規の位置に取り付けられる。
第1発明に係る冷凍装置の室外ユニットでは、第1爪部または第2爪部が下突出部を有する場合、下突出部を、第1開口または第2開口にあずけることができるので、作業者が、第3ケーシング部材を第1ケーシング部材および第2ケーシング部材に対して取り付けやすくなる。また、第1爪部および第2爪部が下突出部を有する場合、それぞれの下突出部を第1開口または第2開口にあずけることができるので、作業者が、第3ケーシング部材を第1ケーシング部材および第2ケーシング部材に対して取り付けやすくなる。
第2発明に係る冷凍装置の室外ユニットでは、第3ケーシング部材が第1ケーシング部材および第2ケーシング部材に対して上方に移動されることにより、正規の位置に取り付けられる。
第3発明に係る冷凍装置の室外ユニットでは、第1爪部または第2爪部が下突出部を有する場合、第1突出部または第2突出部の先端部を除いた部分の下方に隙間が生じる。これにより、第1爪部または第2爪部を第1開口または第2開口に挿入した際、下突出部を、第1開口または第2開口の下方部分を形成する部分に接触させることができ、その接触箇所の一部を支点として第3ケーシング部材を第1ケーシング部材側または第2ケーシング部材側に回動させることができる。これにより、第3ケーシング部材の取り付け作業をしやすくなる。また、第1爪部および第2爪部が下突出部を有する場合、それぞれ、第1突出部および第2突出部の先端部を除いた部分の下方に隙間が生じる。よって、第3ケーシング部材を第1ケーシング部材側に回動させることも、第2ケーシング部材側に回動させることも可能になる。
第4発明に係る冷凍装置の室外ユニットでは、第1開口および第2開口の鉛直方向の長さが第1爪部および第2爪部の全体の鉛直方向の長さよりも長いことにより、第1爪部および第2爪部を第1開口および第2開口のそれぞれに挿入しやすくなる。よって、第3ケーシング部材の第1ケーシング部材および第2ケーシング部材への取り付けが容易になる。
第5発明に係る冷凍装置の室外ユニットでは、第1突出部が引っ掛け部を有することにより、第1爪部を第1開口に挿入した際、引っ掛け部を第1開口下部形成部に当接させることができる。これにより、この接触箇所を支点として第3ケーシング部材を回動させることができるので、第3ケーシング部材を第1ケーシング部材および第2ケーシング部材に取り付けやすくなる。また、下突出部が第1側部を有することにより、第3ケーシング部材を、引っ掛け部と第1開口下部形成部との接触箇所を支点として回動させる際、第1爪部が第1開口から外れないようにすることができる。
第6発明に係る冷凍装置の室外ユニットでは、第2爪部が回転方向に延びていることにより、第3ケーシング部材が第2ケーシング部材に対して嵌まりやすくなっている。
第7発明に係る冷凍装置の室外ユニットのケーシングの組立方法では、引っ掛け部が第1開口下部形成部に引っ掛けられることで、引っ掛け部と第1開口下部形成部との接触箇所が生じ、その接触箇所を支点として第3ケーシング部材を回動させることができるようになる。これにより、第2爪部を第2開口に挿入させやすくなり、作業者の第3ケーシング部材の第1ケーシング部材および第2ケーシング部材への取り付けが容易になる。
第8発明に係る冷凍装置の室外ユニットのケーシングの組立方法では、第3上端部が第4ケーシング部材に嵌まることで第3ケーシング部材が正規の位置に取り付けられる。
空調機の室外ユニットの外観斜視図(ケーシングの組立が完了している状態の室外ユニットの外観斜視図)。 空調機の室外ユニットの分解斜視図(但し、機械室に配置される機器は図示せず)。 図2の第1爪部の拡大右側面図。 第2爪部の拡大左側面図。 図2の第1開口の拡大正面図。 図2の第2開口の拡大正面図。 底板、室外熱交換器および室外ファン以外の部材を取り除いた室外ユニットの斜視図。 右正面ケーシング部材が取り外された状態の室外ユニットの外観斜視図(但し、機械室の内部は図示せず)。 右正面ケーシング部材が取り外された状態の室外ユニットの平面図。 第1爪部が第1開口に挿入された状態における室外ユニットの外観斜視図(但し、機械室の内部は図示せず)。 第1爪部が第1開口に挿入された状態における室外ユニットの平面図。 天板を除くケーシングや機器等の組立が完了している状態の室外ユニットを示す平面図。 機械室の内部を示すために右正面ケーシング部材を取り外した状態の室外ユニットの外観斜視図。 第1爪部を第1開口に挿入する前の状態を示す図。 右正面ケーシング部材を下側に移動させ、第1爪部の引っ掛け部を第1開口下部形成部に引っ掛けた状態を示す図。 右正面ケーシング部材を上方に移動させた状態における第1爪部を示す図。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
なお、以下の実施形態は、本発明の具体例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
<空調機の室外ユニット2の構成>
まず、空調機の室外ユニット2の構成について説明する。
なお、以下の説明において、「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」、「正面」、「背面」等の方向を示す表現を用いているが、これらは、特にことわりのない限り、図1に示される室外ユニット2を空気流の下流側から見た場合の方向(室外ユニット2を正面側から見た場合の方向)を意味する。
室外ユニット2は、空気調和を行う対象空間である室内の外部に設置されるものであり、室内の壁面等に取り付けられている室内ユニット(図示せず)と冷媒連絡配管(図示せず)を介して接続されている。室外ユニット2は、図2に示すように、主として、ケーシング20と、冷媒回路(図示せず)を構成する冷媒回路構成部品3(図9を参照)と、ファン31a、31bと、仕切板27と、電装品ユニット40とを備えている。この室外ユニット2は、ケーシング20の内部が鉛直に延びる仕切板27により送風機室S1(後述する)と機械室S2(後述する)とに分割された、いわゆるトランク型の構造と呼ばれるものである。
(ケーシング20)
ケーシング20は、板金および樹脂によって形成され、右正面ケーシング部材21、右側面ケーシング部材22、左ケーシング部材23、背面グリル24、底板25および天板26から構成されている。
(1)右正面ケーシング部材21
右正面ケーシング部材21は、平面視において略L字形状に形成されており、ケーシング20の正面の右側部分と、ケーシング20の右側面の正面側寄りの部分とを構成するように配置される金属製の板状部材である。右正面ケーシング部材21は、後述する底板25から後述する天板26まで上下方向に延び平面視において略L字形状に形成される本体部21aと、本体部21aの両端面のうち右側面に位置する第1端面210aに形成される第1爪部80と、本体部21aの両端面のうち正面に位置する第2端面210bに形成される第2爪部81(図4を参照)とを有している。
本体部21aには、その正面の下端部の一部および右側面の下端部に、冷媒連絡配管が通るための切り欠きが形成されている。また、本体部21aの正面の中央部より下寄りの部分には、右正面ケーシング部材21を、後述する右側面ケーシング部材22、後述する左ケーシング部材23および天板26に取り付けやすいように取手90が設けられている。
(a)第1爪部80
第1爪部80は、本体部21aの第1端面210aから突出しており、後述する第1開口22b(図5を参照)に挿入可能である。なお、第1爪部80は、3つある。図3に示すように、第1爪部80は、第1突出部80cと、第1突出部80cから上方向に延びる上突出部80aと、第1突出部80cから下方向に延びる下突出部80bとを有する。ここで、第1爪部80は、本体部21aと一体成形されて形成される。
第1突出部80cは、本体部21aの第1端面210aから、正面側から背面側に向かう方向(具体的には、第1開口22bに向かう方向、右正面ケーシング部材21が右側面ケーシング部材22、左ケーシング部材23および天板26に嵌まっている正規の取付状態においては、後述する右側面ケーシング部材22の両端面のうち、ケーシング20の右側面に位置する第4端面220bに対して垂直に向かう方向)に突出している。第1突出部80cは、背面側(具体的には、右側面ケーシング部材22側)の先端部である第1先端部80fを有する。また、第1突出部80cは、第1突出部80cの第1先端部80fを除いた部分の下部に、第1開口22bの下方部分(以下、第1開口下部形成部71という)に引っ掛け可能な引っ掛け部80dを有する。この引っ掛け部80dは、背面側に向かうにつれ下側に傾斜しており、後述する第1側部80eに繋がっている。ここで、引っ掛け部80dの傾斜角度θは、例えば、10°である。
上突出部80aは、第1突出部80cの第1先端部80fから上方向に延びている。
下突出部80bは、第1突出部80cの第1先端部80fから下方向に延びている。また、下突出部80bは、正面側(具体的には、右側面ケーシング部材22の反対側)の側部であって第1開口下部形成部71に引っ掛け可能な第1側部80eを有する。
ここで、第1爪部80は、全体として、本体部21aの第1端面210aから第1突出部80cと同様の方向に突出している。
また、ここで、第1爪部80の全体の鉛直方向の長さ(すなわち、上突出部80aの最上位置から下突出部80bの最下位置までの長さ)は、例えば、33mmである。そして、上突出部80aのみの鉛直方向の長さは、例えば、8mmであり、下突出部80bのみの鉛直方向の長さは、例えば、2mmである。また、第1爪部80の厚み(左右の)寸法は、例えば、0.7mmである。
なお、下突出部80bが第1先端部80fから下方向に延びていることにより、引っ掛け部80dの下方であって、第1側部80eの正面側には隙間Sが生じている。
(b)第2爪部81
第2爪部81は、本体部21aの第2端面210bから突出しており、後述する第2開口23a(図6を参照)に挿入可能である。なお、第2爪部81は、第1爪部80と同様に、3つ存在する。図4に示すように、第2爪部81は、第2突出部81cと、第2突出部81cから上方向に延びる上突出部81aと、第2突出部81cから下方向に延びる下突出部81bとを有する。ここで、第2爪部81は、本体部21aおよび第1爪部80と一体成形されて形成される。
第2突出部81cは、本体部21aの第2端面210bから、正面側から背面側に向かう方向(具体的には、第2開口23aに向かう方向、右正面ケーシング部材21が右側面ケーシング部材22、左ケーシング部材23および天板26に嵌まっている正規の取付状態においては、左ケーシング部材23の後述する受け部29に対して垂直に延びる方向)に突出している。また、第2突出部81cは、背面側の先端部である第1先端部81fを有する。
上突出部81aは、第2突出部81cの第1先端部81fから上方向に延びている。
下突出部81bは、第2突出部81cから下方向に延びている。下突出部81bの下部は、左側面視において、本体部21aから正面側に向かうにつれ下側に傾斜しており、この傾斜角度θは、例えば、10°である。
ここで、第2爪部81は、全体として、本体部21aの第2端面210bから、第2突出部81cと同様の方向に突出している。
また、ここで、第2爪部81の全体の鉛直方向の長さは(すなわち、上突出部81aの最上位置から第2突出部81cの最下位置までの長さ)は、例えば、27.4mmである。そして、上突出部81aのみの鉛直方向の長さは、例えば、11mmであり、下突出部81bのみの鉛直方向の長さは、1.4mmである。また、第2爪部81の厚み(左右の)寸法は、例えば、0.7mmである。
(2)右側面ケーシング部材22
右側面ケーシング部材22は、図2に示すように、主にケーシング20の右側面のうち、右正面ケーシング部材21により構成される部分を除いた残りの部分と、背面の一部(右側部分)とを構成するように配置される金属製の板状部材である。また、右側面ケーシング部材22は、底板25から天板26まで上下方向に延びており、平面視において略L字形状に形成されている。また、右側面ケーシング部材22の、右正面ケーシング部材21の第1端面210aに対向する第4端面220bには、右正面ケーシング部材21の3つの第1爪部80に対応する位置に3つの第1開口22bが形成されており、右正面ケーシング部材21の3つの第1爪部80が第1開口22bに挿入可能である。
第1開口22bは、図5に示すように、鉛直方向に上下に延びる開口であり、上方の先端部が正面視においてテーパ形状を有している。第1開口22bの正面視における鉛直方向の長さは、例えば、50mmであり、第1開口22bの正面視における最も幅の広い部分の幅寸法は、例えば、4mmである。ここで、第1開口22bの正面視における鉛直方向の長さは、第1爪部80の上突出部80aの最上位置から下突出部80bの最下位置までの長さよりも長い。また、第1開口22bの幅寸法は、第1爪部80の厚み寸法よりも広い。これらにより、作業者は、右正面ケーシング部材21を水平にしたまま右側面ケーシング部材22に取り付けることができ、第1爪部80を第1開口22bに挿入しやすいので、右正面ケーシング部材21を右側面ケーシング部材22に容易に取り付けることができるようになっている。また、ここで、第1開口22bの上方の先端部が正面視においてテーパ形状を有していることにより、第1爪部80の上突出部80aが正規の取付位置に案内されやすい構成となっている。
(3)左ケーシング部材23
左ケーシング部材23は、主にケーシング20の左側部分を構成する金属製の板状部材である。具体的には、図2に示すように、左ケーシング部材23は、平面視において略L字形状に形成されており、ケーシング20の左側面から正面の左側部分にかけて配置され、底板25から天板26まで上下方向に延びている。つまり、右正面ケーシング部材21のうち、ケーシング20の正面を構成する部分と、左ケーシング部材23のうち、ケーシング20の正面を構成する部分とで、ケーシング20の正面が構成されている。また、左ケーシング部材23のうち、ケーシング20の正面を構成する部分は、本体部28と、図2の平面視において、本体部28よりも内側(背面側)に位置する受け部29と、受け部29から本体部28にかけて垂直に立ち上がる垂直部30とを有する。
本体部28には、円の形状を有する吹出口(図示せず)が上下方向に並んで2つ形成されており、ファングリル32a、32bは、各吹出口を覆うようにしてそれぞれ取り付けられている。なお、吹出口は、後述するファン31a、31bによってケーシング20の背面側および左側面側から内部に取り込まれた空気を外部に排出するための開口である。
受け部29には、右正面ケーシング部材21の3つの第2爪部81に対応する位置に3つの第2開口23aが形成されており、3つの第2爪部81がそれぞれの位置に対応する3つの第2開口23aに挿入可能となっている。
垂直部30には、ケーシング20の組立が完成した状態(図1に示す室外ユニット2の状態)において、右正面ケーシング部材21の第2端面210bが当接し、右正面ケーシング部材21の両端部のうちケーシング20の正面に位置する端部は、受け部29および垂直部30と接するようになっている。
第2開口23aは、図6に示すように、鉛直方向に上下に延びる開口であり、上方の先端部が正面視においてテーパ形状を有している。第2開口23aの上方の先端部が正面視においてテーパ形状を有していることにより、第2爪部81の上突出部81aが正規の位置に案内されやすい構成となっている。第2開口23aの正面視における鉛直方向の長さは、例えば、50mmであり、第2開口23aの正面視における最も幅の広い部分の幅寸法は、例えば、5mmである。ここで、第2開口23aの正面視における鉛直方向の長さは、第2爪部81の上突出部81aの最上位置から下突出部81bの最下位置までの長さよりも長く、第2開口23aの幅寸法は、第2爪部81の厚み寸法よりも大きい。これらにより、作業者は、第2爪部81を容易に第2開口23aに挿入することができる。
(4)背面グリル24
背面グリル24は、主にケーシング20の背面を構成する部材である。具体的には、図2に示すように、背面グリル24は、右側面ケーシング部材22の、ケーシング20の背面を構成する部分を除いた残りの部分を構成しており、底板25から天板26まで上下方向に延びている。背面グリル24は、格子状に組まれた金属製のワイヤにポリプロピレン樹脂製の枠を取り付けた構造となっている。
(5)底板25
底板25は、ケーシング20の下面を構成する略直方形状の金属製の板状部材である。底板25は、図7に示すように、平面視で略長方形の形状を有し水平面に沿う水平部25aと、その水平部25aの四辺の縁部それぞれから鉛直上方に立ち上がる垂直部25bとから構成されている。垂直部25bは、プレス成形によって、水平部25aと一体に形成される。また、底板25の上面には、強度を上げるための凹凸や溝が形成されている。また、底板25の下面には、この室外ユニット2をブロック等に固定するための2つの据付脚20bおよび20cが設けられている。据付脚20bおよび20cは、正面視において略U字形状を有し、ケーシング20の前側から後側に向かって延びる金属製の板状部材である。
(6)天板26
天板26は、ケーシング20の上面を構成する略直方形状の金属製の板状部材である。天板26の周縁部分は、図2に示すように、内側かつ下側に折り曲げられており、右正面ケーシング部材21、右側面ケーシング部材22、左ケーシング部材23および背面グリル24の各上端部と嵌合可能であり、係合可能な形状を有している。
(冷媒回路構成部品3)
冷媒回路構成部品3は、図9、図11〜図13に示すように、室外熱交換器33、圧縮機34、アキュムレータ35、四路切換弁36等を有している。
室外熱交換器33は、図2や図7等に示すように、略L字の形状を有しており、ケーシング20の左側面から背面に沿うように配置されている。室外熱交換器33は、ケーシング20の背面側および左側面側からケーシング20内に吸い込まれる空気と熱交換を行う。
圧縮機34は、冷媒を圧縮するためのものであって、圧縮機モータ(図示せず)によって駆動される。圧縮機34は、図13に示すように、機械室S2内に配置されている。具体的には、圧縮機34は、機械室S2内のうち、仕切板27の近傍であって、かつ、後述する電装品ユニット40の下方に配置されている。
アキュムレータ35は、圧縮機34の吸入口と四路切換弁36との間に接続された冷媒回路(図示せず)内を循環する低圧冷媒を一時的に溜めるための容器である。アキュムレータ35は、機械室S2内であって、圧縮機34の背面側に配置されている。
四路切換弁36は、冷媒の流れの方向を切り換えるための弁であり、図9に示すように、アキュムレータ35の上方に配置されている。
(ファン31a、31b)
ファン31a、31bは、送風機室S1内の空気を室外ユニット2の外部に送るためのものであって、ファンモータ31c、31d(図7や図9を参照)によって駆動される。ファン31a、31bは、図2および図7に示すように、左ケーシング部材23の本体部28に上下方向に並んで形成された各吹出口に対応するようにして配置されている。
(仕切板27)
仕切板27は、ケーシング20の底板25から天板26にかけて上下方向に延びており、図2に示すように、平面視において弧状の形状を有している。仕切板27は、ケーシング20の内部を送風機室S1と、機械室S2とに分割するようにしてケーシング20内に配置されている。なお、送風機室S1には、ファン31a、31bおよび室外熱交換器33が配置され、機械室S2には、圧縮機34、四路切換弁36、電装品ユニット40等が配置されている。
(電装品ユニット40)
電装品ユニット40は、図13に示すように、機械室S2内の、圧縮機34の上方に配置されており、主として、圧縮機モータ等の回転数を制御するためのインバータ制御素子等の電装品が実装された基板や、運転制御を行うためのマイクロコンピュータ等の電装品が実装された基板を収容している。
<室外ユニット2の組立方法>
まず、図7に示すように、底板25の水平部25aの上面の、左端側部分から背面側部分にかけて室外熱交換器33が配置され、室外熱交換器33に取り付けられるバー51に、ファン31a、31bとネジで固定されているファンモータ31c、31dが取り付けられる。次に、仕切板27が、底板25の水平部25aの上面の、中央部よりも右側寄りの部分に配置される(図9や図13を参照)。なお、仕切板27は、その前面の下端部が垂直部25bとネジで固定される。そして、機械室S2に、圧縮機34、アキュムレータ35、四路切換弁36等の配置されるべき機器が配置される。そして、ケーシング20を構成する右側面ケーシング部材22、左ケーシング部材23、背面グリル24、天板26、右正面ケーシング部材21が組み立てられていく。
ここで、室外ユニット2の組立が完成した状態において、右正面ケーシング部材21、右側面ケーシング部材22、左ケーシング部材23および背面グリル24は、各下端部が垂直部25bの外面に当接しており、各下端部が外側からネジで固定されている。また、天板26の周縁部分は、右正面ケーシング部材21、右側面ケーシング部材22、左ケーシング部材23および背面グリル24の各上端部と当接しており、天板26の外面からネジで固定されている。
また、ここで、右正面ケーシング部材21は、最後に取り付けられるケーシング部材である。すなわち、右正面ケーシング部材21は、図8、図9および図13に示すような、右側面ケーシング部材22、左ケーシング部材23および天板26が組み立てられている状態において、その残りのスペースにセットされて右側面ケーシング部材22、左ケーシング部材23および天板26に対して取り付けられることになる。ここで、最後に取り付けられるケーシング部材は、既に取り付けられた複数のケーシング部材に当てて取り付けを行わなければならないので、作業者にとって手間がかかることが想定される。そこで、本実施形態での右正面ケーシング部材21は、以下のような取り付けが行われる。
(右正面ケーシング部材21の取付方法)
まず、図10および図11に示すように、右正面ケーシング部材21の第1爪部80を右側面ケーシング部材22の第1開口22bに挿入する(図14Aを参照)。ここで、第1開口22bの正面視における鉛直方向の長さは、第1爪部80の全体の鉛直方向の長さよりも長いので、作業者が第1爪部80を第1開口22bに挿入しやすくなっている。
そして、引っ掛け部80dを第1開口下部形成部71に引っ掛けるように、右正面ケーシング部材21を下側に下ろす(図14Bを参照)。
次に、引っ掛け部80dと、第1開口下部形成部71との接触箇所を支点として、右正面ケーシング部材21を左ケーシング部材23側へ回動させ(図10および図11を参照)、第2開口23aへ第2爪部81を挿入させる(図12を参照)。
ここで、第2爪部81は、右正面ケーシング部材21の本体部21aの第2端面210bから、第2開口23aに向かう方向、つまり、引っ掛け部80dと第1開口下部形成部71との接触箇所を支点として右正面ケーシング部材21が回動する方向に突出している。これにより、第2爪部81が第2開口23aに嵌まりやすくなっており、右正面ケーシング部材21が左ケーシング部材23に対して取り付けられやすくなっている。
また、ここで、第1爪部80が第1側部80eを有していることにより、右正面ケーシング部材21を引っ掛け部80dと第1開口下部形成部71との接触箇所を支点として左ケーシング部材23側へ回動させる際、右正面ケーシング部材21が多少正面側へずれても第1爪部80が第1開口22bから外れないようになっている。
また、ここで、第2爪部81の下突出部81bの鉛直方向の長さは、第1爪部80の下突出部80bの鉛直方向の長さよりも短い。これは、右正面ケーシング部材21を、引っ掛け部80dと第1開口下部形成部71との接触箇所を支点として、左ケーシング部材23側へ回動させ、第2爪部81を第2開口23aに挿入しようとする際に、右正面ケーシング部材21の本体部28の左端部を少しだけ持ち上げることで、第2爪部81を第2開口23aに挿入できるようにするためである。つまり、右正面ケーシング部材21を左ケーシング部材23側へ回動させようとするときには、第1爪部80の引っ掛け部80dが第1開口下部形成部71に接している状態にあるので、第1爪部80の下突出部80bの鉛直方向の長さの分、または、その長さに近い分、右正面ケーシング部材21は下側に移動していることになる。そして、この状態で、右正面ケーシング部材21を左ケーシング部材23側へ回動させようとすると、第2爪部81の下突出部81bが左ケーシング部材23の受け部29の第2開口23aの下方部分に当たる。そこで、第2爪部81の下突出部81bの鉛直方向の長さを第1爪部80の下突出部80bの鉛直方向の長さよりも短くすることで、第2爪部81を第2開口23aに挿入しやすくし、作業者の右正面ケーシング部材21の取り付け作業を簡易にしている。
なお、第2開口23aの正面視における鉛直方向の長さは、第2爪部81の鉛直方向の長さよりも長い構成となっており、第2開口23aの幅寸法は、第2爪部81の厚み寸法よりも大きい構成となっているので、右正面ケーシング部材21の本体部28の左端部を少し持ち上げれば、第2爪部81を第2開口23aに挿入しやすい構成となっている。
さらに、ここで、第1爪部80および第2爪部81がいずれも下突出部80b、81bを有していることにより、第1爪部80を第1開口22bに挿入し、右正面ケーシング部材21を左ケーシング部材23側に回動させ、第2爪部81を第2開口23aに挿入したときに、第1爪部80の引っ掛け部80dが第1開口下部形成部71に引っ掛かり、第2爪部81の下突出部81bが第2開口23aに預けられている状態にあるので、第1爪部80および第2爪部81がそれぞれ第1開口22bおよび第2開口23aから外れずに、挿入されたままの状態が保持されることが期待できる。
そして、第1爪部80が第1開口22bに挿入されている状態、かつ、第2爪部81が第2開口23aに挿入されている状態(すなわち、右正面ケーシング部材21が右側面ケーシング部材22および左ケーシング部材23に接している状態)で、右正面ケーシング部材21を右側面ケーシング部材22および左ケーシング部材23に対して上方に移動させる(図14Cを参照)。ここで、第1開口22bおよび第2開口23aの上方の先端部が、正面視においてテーパ形状を有していることにより、右正面ケーシング部材21を右側面ケーシング部材22および左ケーシング部材23に対して上方に移動させる際、第1爪部80の上突出部80aおよび第2爪部81の上突出部81aがそれぞれ正規の位置に案内されやすい構成となっている。また、ここで、右正面ケーシング部材21を上方に移動させるのは、天板26が既に取り付けられている状態にあるので、右正面ケーシング部材21の上端部を天板26の周縁部の内面に係合させるためである。つまり、右正面ケーシング部材21を上方に移動させることで、右正面ケーシング部材21は、右側面ケーシング部材22、左ケーシング部材23および天板26に嵌まっている状態となり、正規の位置にセットされた状態となる。
そして、右正面ケーシング部材21の下端部を底板25の垂直部25bの外面からネジ止めして、室外ユニット2の組立が完了する。なお、図1は、ケーシング20等の組立が完了している状態の室外ユニット2を示す斜視図であり、図12は、天板26を除くケーシング20や機器等の組立が完了している状態の室外ユニット2を示す平面図である。
ここで、天板26の周縁部が、右正面ケーシング部材21の上端部と係合可能な形状を有していることにより、作業者が右正面ケーシング部材21を右側面ケーシング部材22、左ケーシング部材23および天板26に対して取り付けた際、右正面ケーシング部材21の上端部が天板26の周縁部に一瞬引っ掛かることが期待できるので、作業者は、右正面ケーシング部材21の下端部を底板25の垂直部25bの外面にネジ止めしやすくなる。
<本実施形態に係る空調機の室外ユニット2の特徴>
(1)
室外ユニットの外面を構成するケーシング部材は、複数枚の板金部材から構成されることが多い。そのため、ケーシング部材は、隣接するケーシング部材と互いに係合するように凹部や凸部などの係合部を有しているものがある。
しかし、作業者が最後に取り付けるべきケーシング部材を取り付けようとするとき、既に他のケーシング部材は全て組み立てられている状態にあるので、残りのスペースにそのケーシング部材をセットしなければならないが、これは作業者にとって手間のかかる作業であることが想定される。また、例えば、最後に取り付けられるケーシング部材の両端部に凸部が形成されており、各端部の凸部が、隣接するケーシング部材の端部に形成される凹部と係合することによりケーシングが組み立てられる場合、最後に取り付けられるケーシング部材の両端に形成される凸部をそれぞれ、隣接するケーシング部材の凹部に噛み合わせるのに手間がかかったり、凸部と凹部が複数ある場合は、1組の凸部と凹部とが噛み合わなければケーシング部材を取り付けられなかったりする場合も想定される。つまり、全ての凸部を全ての凹部に同時に噛み合わせるのは作業者にとって手間のかかる作業であると考えられる。
そこで、本実施形態の室外ユニット2では、第1爪部80が、上突出部80aのみでなく、第1突出部80cの第1先端部80fから下方向に延びる下突出部80bをさらに有している。また、下突出部80bは、第1先端部80fから突出しているため、第1突出部80cの第1先端部80fを除く部分の下方に隙間Sが生じるようになっている。この隙間Sが生じることにより、第1爪部80を第1開口22bに挿入した際、隙間Sの上方に位置し第1突出部80cの第1先端部80fを除いた部分の下部分に位置する引っ掛け部80dを第1開口下部形成部71に引っ掛けることができるようになる。
これにより、引っ掛け部80dと第1開口下部形成部71との接触箇所を支点として右正面ケーシング部材21を左ケーシング部材23側へ回動させることができる。
よって、まず、第1爪部80を第1開口22bに挿入し、引っ掛け部80dを第1開口下部形成部71に引っ掛けるように右正面ケーシング部材21を下側に移動させてから、その後に第2爪部81を第2開口23aに挿入するといったことが可能になる。すなわち、第1爪部80および第2爪部81をそれぞれ第1開口22bおよび第2開口23aに同時に挿入するといったことを必要としないので、容易に右正面ケーシング部材21を右側面ケーシング部材22および左ケーシング部材23に取り付けることが可能になる。
したがって、作業者は、ケーシング部材の組立作業をしやすくなる。
また、本実施形態において、右正面ケーシング部材21は、室外ユニット2の据付時や、室外ユニット2を構成する部品の交換などのメンテナンス時において取り外すことが多い部分である。このため、作業者にとって、右正面ケーシング部材21の取り付けや取り外し作業は簡易であることが望ましい。
そこで、右正面ケーシング部材21が上記のような第1爪部80および第2爪部81を有することによって、右正面ケーシング部材21を右側面ケーシング部材22および左ケーシング部材23から取り外すことが容易になっている。右正面ケーシング部材21の具体的な取り外し方法としては、まず、右正面ケーシング部材21を右側面ケーシング部材22および左ケーシング部材23に対して下方に移動させる。次に、右正面ケーシング部材21の本体部28の左端部を持ち上げて、第2爪部81の下突出部81bを第2開口23aから外す。そして、この状態で、第1爪部80の下突出部80bが第1開口22bから外れるように右正面ケーシング部材21を持ち上げることで、右正面ケーシング部材21を右側面ケーシング部材22および左ケーシング部材23から取り外す。そして、再度右正面ケーシング部材21を右側面ケーシング部材22および左ケーシング部材23に取り付ける際は、上述した方法を用いる。
よって、右正面ケーシング部材21の取り外しや取り付けが容易となることにより、作業者の作業効率の向上に貢献する。
(2)
また、本実施形態では、第1爪部80のみでなく、第2爪部81も下突出部81bを有している。
これにより、第1爪部80を第1開口22bに挿入した状態で、右正面ケーシング部材21を引っ掛け部80dと第1開口下部形成部71との接触箇所を支点として左ケーシング部材23側へ回動させ、第2爪部81を第2開口23aに挿入したときに、第1爪部80および第2爪部81の両方の下突出部80b、81bがそれぞれ第1開口22bおよび第2開口23aにあずけられている状態にあるので、一時的にその状態(第1爪部80が第1開口22bに挿入され、第2爪部81が第2開口23aに挿入された状態)が保持されることが期待できる。
(3)
本実施形態に係る空調機の室外ユニット2では、第1爪部80の全体の鉛直方向の長さが第1開口22bの正面視における鉛直方向の長さよりも長い構成となっており、第1開口22bの幅寸法は、第1爪部80の厚み寸法よりも長い構成となっている。
これにより、第1爪部80を第1開口22bに挿入しやすくなる。つまり、右正面ケーシング部材21を斜めに傾ける等をせずに水平にしたままでも右側面ケーシング部材22に容易に取り付けることができるようになる。よって、作業者はケーシング部材の組立作業をしやすくなる。
また、第2開口23aも第1開口22bと同様に、第2爪部81の全体の鉛直方向の長さよりも長い構成となっており、第2開口23aの幅寸法は、第2爪部81の厚み寸法よりも長い構成となっている。これにより、第2爪部81を第2開口23aに挿入しやすくなっている。
また、本実施形態において、第1開口22bおよび第2開口23aの上方の先端部は、正面視においてテーパ形状を有している。
これにより、第1爪部80の上突出部80aおよび第2爪部81の上突出部81aがそれぞれ第1開口22bおよび第2開口23aにおいて正規の位置に納まるように導かれる。
(4)
本実施形態では、第1爪部80の下突出部80bの鉛直方向の長さよりも、第2爪部81の下突出部81bの鉛直方向の長さのほうが短い構成となっている。
右正面ケーシング部材21を引っ掛け部80dと第1開口下部形成部71との接触箇所を支点として左ケーシング部材23側へ回動させようとするときには、第1爪部80の引っ掛け部80dが第1開口下部形成部71に接している状態にあるので、第1爪部80の下突出部80bの鉛直方向の長さの分、または、その長さに近い分、右正面ケーシング部材21は下側に移動していることになる。そして、この状態で、右正面ケーシング部材21を左ケーシング部材23側へ回動させようとすると、第2爪部81の下突出部81bが左ケーシング部材23の受け部29の第2開口23aの下方部分に当たることになる。
よって、第2爪部81の下突出部81bの鉛直方向の長さを第2爪部の下突出部80bの鉛直方向の長さよりも短くすることで、第2爪部81を第2開口23aに挿入しやすくしている。
<本実施形態に係る空調機の室外ユニット2の変形例>
(A)
上記実施形態では、第1爪部80および第2爪部81は、それぞれ上突出部80a、81aと、下突出部80b、81bとを有している構成としているが、第2爪部81は、下突出部81bを有していない構成としてもよい。この場合であっても、上記実施形態のように、この下突出部80bと、第1開口下部形成部71との接触箇所を支点として右正面ケーシング部材21を左ケーシング部材23側へ回動させることができ、作業者にとって、右正面ケーシング部材21の取り付け作業が容易になる。
また、上記実施形態では、第2爪部81の下突出部81bは、その下部が右正面ケーシング部材21の本体部21aから正面側に向かうにつれ下側に傾斜していると説明したが、これに限られるものではない。例えば、第1爪部80のように、第2爪部81の下突出部81bは、第1先端部81fから下方向に延びていてもよい。
この場合、第2爪部81の第2突出部81cの先端部を除いた部分の下方に隙間が生じる。これにより、第2爪部81の第2突出部81cの先端部を除いた部分の下部(以下、第2引っ掛け部という)を第2開口の下方部分(以下、第2開口下部形成部という)に接触させることができ、その接触箇所を支点として右正面ケーシング部材21を右側面ケーシング部材22側へ回動させることが可能になる。そして、次のステップで、第1爪部80を第1開口22bに挿入し、その状態で右正面ケーシング部材21を上方に移動させて、ケーシングの組立作業が完了する。但し、右正面ケーシング部材21を第2爪部81の第2引っ掛け部と第2開口下部形成部との接触箇所を支点として右側面ケーシング部材22側へ回動させる場合は、第2爪部81の下突出部81bの鉛直方向の長さは、第1爪部80の下突出部80bの鉛直方向の長さよりも短い構成とすべきである。つまり、上記実施形態と同様に、後に開口に挿入される爪部の下突出部の鉛直方向の長さは、最初に開口に挿入される下突出部の鉛直方向の長さよりも短い構成とすることが望ましい。
また、第2爪部81の下突出部81bが、第1先端部81fから下方向に延びている場合、第1爪部80は、下突出部80bを有していない構成としてもよい。
この場合、第2爪部81の第2引っ掛け部と第2開口下部形成部との接触箇所を支点として右正面ケーシング部材21を右側面ケーシング部材22側へ回動させることができるので、作業者は、右正面ケーシング部材21の取り付け作業を容易にすることが可能になる。
また、上記実施形態では、第1爪部80は、右正面ケーシング部材21の第1端面210aに形成されており、第2爪部81は、右正面ケーシング部材21の第2端面210bに形成されていると説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、第1爪部80は、第2端面210bに形成され、第2爪部81は、第1端面210aに形成されてもよい。この場合、第2端面210bに形成される第1爪部80の下突出部80bと、第2開口下部形成部との接触箇所を支点として右正面ケーシング部材21を右側面ケーシング部材22側へと回動させることが可能になる。
(B)
上記実施形態では、右正面ケーシング部材21は、平面視において略L字形状に形成されていると説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、他の形状であってもよい。例えば、右正面ケーシング部材21は、ケーシング20の正面のみを構成するようなフラットの形状を有していてもよい。
(C)
上記実施形態では、右側面ケーシング部材22の第4端面220bと、左ケーシング部材23の受け部29とにそれぞれ第1開口22bおよび第2開口23aが形成されていると説明した。しかし、本発明はこれに限られるものではなく、右側面ケーシング部材22の両端面のうち第4端面220bでない方の端面(右側面ケーシング部材22の、ケーシング20の背面に位置する端面)にも、第1開口22bのような開口が形成されてもよいし、左ケーシング部材23の、ケーシング20の左側面に位置する端面にも、第2開口23aのような開口が形成されてもよい。また、右側面ケーシング部材22の両端面のうち第4端面220bでない方の端面および左ケーシング部材23のケーシング20の左側面に位置する端面には、上述したような開口ではなく、第1爪部80や第2爪部81のような爪部が形成されていてもよい。
(D)
上記実施形態では、第1爪部80および第2爪部81はそれぞれ3つあると説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、3つ以上であっても3つ以下であってもよい。また、第1爪部80および第2爪部81に対応して、第1開口22bおよび第2開口23aの数も変更されてもよい。
(E)
上記実施形態では、第1爪部80が第1開口22bに挿入されている状態、かつ、第2爪部81が第2開口23aに挿入されている状態(すなわち、右正面ケーシング部材21が右側面ケーシング部材22および左ケーシング部材23に接している状態)で、右正面ケーシング部材21の上端部が天板26に嵌まるように、右正面ケーシング部材21を右側面ケーシング部材22および左ケーシング部材23に対して上方に移動させると説明したが、本発明はこれに限られるものではない。
例えば、右正面ケーシング部材21が右側面ケーシング部材22および左ケーシング部材23に取り付けられた状態で、右正面ケーシング部材21が正規の位置に取り付けられた状態となる室外ユニット2の場合は、右正面ケーシング部材21の上端部が天板26に嵌まるように上方に移動させなくてもよい。つまり、この場合、引っ掛け部80dと、第1開口下部形成部71との接触箇所を支点として、右正面ケーシング部材21を左ケーシング部材23側へ回動させ、第2開口23aへ第2爪部81を挿入させた状態でケーシング20の組立が完了する。
(F)
上記実施形態では、空調機の室外ユニット2に限定して説明したが、本発明は空調機の室外ユニット2に限られるものではない。例えば、ヒートポンプ式の給湯器の室外ユニットであってもよい。
本発明では、冷凍装置の室外ユニットにおいて、作業者がケーシング部材の取り付け作業をしやすくなるので、有用である。
2 室外ユニット
20 ケーシング
21 右正面ケーシング部材(第3ケーシング部材)
21a 右正面ケーシング部材の本体部(第3ケーシング部材の本体部)
22 右側面ケーシング部材(第1ケーシング部材)
22b 第1開口
23 左ケーシング部材(第2ケーシング部材)
23a 第2開口
26 天板(第4ケーシング部材)
29 左ケーシング部材の受け部(第2ケーシング部材の受け部)
71 第1開口下部形成部
80 第1爪部
80a 上突出部
80b 下突出部
80c 第1突出部
80d 引っ掛け部
80e 第1側部
81 第2爪部
81a 上突出部
81b 下突出部
81c 第2突出部
特開2003−106565号公報

Claims (8)

  1. 両端のうち少なくとも一端に1または複数の第1開口(22b)が形成される第1ケーシング部材(22)と、
    両端のうち少なくとも一端に1または複数の第2開口(23a)が形成される第2ケーシング部材(23)と、
    一端に、前記第1開口(22b)に挿入される1または複数の第1爪部(80)を有し、他端に、前記第2開口(23a)に挿入される1または複数の第2爪部(81)を有し、前記第1爪部(80)が前記第1開口(22b)に挿入され前記第2爪部(81)が前記第2開口(23a)に挿入されて前記第1ケーシング部材(22)および前記第2ケーシング部材(23)に対して上方に移動されることで、正規の位置に取り付けられる第3ケーシング部材(21)と、
    を備え、
    前記第1爪部(80)および前記第2爪部(81)は、それぞれ、上方向に延びる上突出部(80a,81a)と、下方向に延びる下突出部(80b,81b)とを有し、
    前記第2爪部(81)の前記下突出部(81b)の鉛直方向の長さは、前記第1爪部(80)の前記下突出部(80b)の鉛直方向の長さよりも短い、
    冷凍装置の室外ユニット(2)。
  2. 前記第1ケーシング部材(22)の第1上端部と、前記第2ケーシング部材(23)の第2上端部と、前記第3ケーシング部材(21)の第3上端部とに嵌まることが可能な第4ケーシング部材(26)をさらに備え、
    前記第1上端部および前記第2上端部が前記第4ケーシング部材(26)に嵌まっている状態において、前記第1爪部(80)が前記第1開口(22b)に挿入され前記第2爪部(81)が前記第2開口(23a)に挿入され前記第3ケーシング部材(21)が前記第1ケーシング部材(22)および第2ケーシング部材(23)に対して上方に移動されて、前記第3上端部が前記第4ケーシング部材(26)に嵌まることで、前記第3ケーシング部材(21)は正規の位置に取り付けられる、
    請求項1に記載の冷凍装置の室外ユニット(2)。
  3. 前記第1爪部(80)は、前記第3ケーシング部材(21)の本体部(21a)から前記第1開口(22b)に向かう方向に突出する第1突出部(80c)をさらに有し、
    前記第2爪部(81)は、前記第3ケーシング部材(21)の本体部(21a)から前記第2開口(23a)に向かう方向に突出する第2突出部(81c)をさらに有し、
    前記上突出部(80a,81a)は、前記第1突出部(80c)および前記第2突出部(81c)の先端部からそれぞれ上方向に延び、
    前記下突出部(80b,81b)は、前記第1突出部(80c)および前記第2突出部(81c)の先端部からそれぞれ下方向に延びる、
    請求項1または2に記載の冷凍装置の室外ユニット(2)。
  4. 前記第1開口(22b)および前記第2開口(23a)の鉛直方向の長さは、前記上突出部(80a,81a)の最上位置から前記下突出部(80b,81b)の最下位置までの長さよりも長い、
    請求項3に記載の冷凍装置の室外ユニット(2)。
  5. 前記第1ケーシング部材(22)は、前記第1開口(22a)の下部を形成する第1開口下部形成部(71)を有し、
    前記第1突出部(80c)は、前記第1開口下部形成部(71)に引っ掛け可能である引っ掛け部(80d)を有し、
    前記第1爪部(80)の前記下突出部(80b)は、前記第1開口下部形成部(71)に引っ掛け可能である第1側部(80e)を有する、
    請求項3または4に記載の冷凍装置の室外ユニット(2)。
  6. 前記第3ケーシング部材(21)は、前記引っ掛け部(80d)と前記第1開口下部形成部(71)との接触箇所を支点として回転可能であり、
    前記第2爪部(81)は、回転方向に延びる、
    請求項5に記載の冷凍装置の室外ユニット(2)。
  7. 請求項5に記載の冷凍装置の室外ユニット(2)のケーシングの組立方法であって、
    前記第1開口(22b)に前記第1爪部(80)が挿入されて前記引っ掛け部(80d)が前記第1開口下部形成部(71)に引っ掛かる第1ステップと、
    前記第3ケーシング部材(21)が、前記引っ掛け部(80d)と、前記第1開口下部形成部(71)との接触箇所を支点として回動され、前記第2爪部(81)が前記第2開口(23a)に挿入される第2ステップと、
    を備える、
    冷凍装置の室外ユニット(2)のケーシングの組立方法。
  8. 前記第2ステップに続く第3ステップであって、前記第3ケーシング部材(21)が前記第1ケーシング部材(22)および前記第2ケーシング部材(23)に対して上方に移動され、前記第3上端部が前記第4ケーシング部材(26)に嵌まる第3ステップをさらに備える、
    請求項7に記載の冷凍装置の室外ユニット(2)のケーシングの組立方法。
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