JP5067591B1

JP5067591B1 - インターネット広告検索支援プログラム

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Publication number: JP5067591B1
Application number: JP2012095620A
Authority: JP
Inventors: 邦和田中
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2012-04-19
Filing date: 2012-04-19
Publication date: 2012-11-07
Anticipated expiration: 2032-04-19
Also published as: WO2013157592A1; JP2013222437A; TW201403515A

Abstract

【課題】
本発明では、ユーザーが、情報通信機器に表示されたインターネット広告に関連する検索キーワードを想起することができなくても支援し、そして、ユーザーに負担を掛けずにそれら検索キーワードがユーザーの記憶に残り易く、さらには、ユーザーも安心して使用することができるプログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】
前記情報通信機器に表示されたインターネット広告をユーザーが選択することにより前記インターネット広告に関連付けされた語句を抽出するステップと、前記語句を入力可能な検索窓を含有する検索用画面を表示する検索用画面表示ステップと、前記抽出手段により抽出された語句を前記インターネット広告から移動させて前記検索用画面の検索窓に入力する一連の動きを表示して入力する入力ステップと、を具備することを特徴とするインターネット広告検索支援プログラムにより解決することができた。
【選択図】図２

Description

本発明は、インターネットに接続された情報通信機器を用いて、その情報通信機器に表示されたインターネット広告に関連付けされた語句についての検索を支援するコンピュータプログラムに関する。

従来、インターネット上のウェブサイトには、種々のウェブサイトに記載された情報を検索するための機能を有するものがあり、日本ではｇｏｏｇｌｅ（登録商標）やｙａｈｏｏ！（登録商標）ＪＡＰＡＮが広く知られている。このような検索機能を有する検索サイトには、検索ボックス、または検索窓と呼ばれるテキスト文字を入力する欄に検索したい検索キーワードを入力して、その検索キーワードを含むウェブサイトを検索することができる検索エンジンを有している。この検索エンジンとしては、事前にワールドワイドウェブ上に存在する多くの情報をもとに自動的に作成されたデータベースに基づいて検索を行いその結果を順位付けにより表示するロボット型検索エンジン、人手により作成されたウェブサイトのカテゴリーに基づいてそのウェブディレクトリ内を検索するディレクトリ型検索エンジン、ロボット型検索エンジン及びディレクトリ型検索エンジンを組み合わせた検索エンジンなどが知られている。

インターネットの普及により、独自にウェブサイトを有する企業等も激増し、検索エンジンの高機能化も伴い、ウェブサイトは企業等の広告媒体として非常に有用なものとなっている。

このようなウェブサイトの商業的利用の増加によって、特定の商品の購入や特定のサービスの利用をしたいユーザーは、これらの商品やサービスに関連する検索キーワードを用いて検索サイトを使用した検索した結果、ウェブサイトの情報が検索エンジンで定められた順番に従って有用性が高い順から複数閲覧することができる。ある企業のウェブサイトがこれらの検索結果の上位に表示されると、検索結果に表示されたハイパーリンクを辿ってその企業のウェブサイトをユーザーに閲覧してもらえる可能性が高くなり、その結果として商品の購入やサービスの利用という売り上げに寄与していることが知られている。

このように検索エンジンは、何かを探している、又は、困っている人が関連のあるウェブサイトを知りそのウェブサイトへ訪問するための橋渡しをするものである。そのため、いかに検索結果の上位に表示させることができるかという課題は企業等にとって非常に重要であり、ＳＥＯ（ＳｅａｒｃｈＥｎｇｉｎｅＯｐｔｉｍａｉｚａｔｉｏｎ；検索エンジン最適化）、あるいは、ＳＥＭ（ＳｅａｒｃｈＥｎｇｉｎｅＭａｒｋｅｔｉｎｇ；検索エンジンマーケティング）などのようなマーケティング手法が注目されている。

しかし、どのような語句で検索すれば所望する検索結果が得られるのかが分からない場合も多い。例えば、ユーザーがインターネット上のブログ記事や他のウェブサイトで気になったインターネット広告に掲載されている商品の購入やサービスの提供を所望しても、そのウェブサイトには商品やサービスについての情報が乏しくさらにその商品やサービスの分野に関する知識が不足しているため、又は、従来になかった商品やサービスであるため、どのような検索キーワードで検索すれば良いか、若しくは、その商品やサービスを提供している同業他社がどの程度存在するのかなどの商品やサービスに関する情報やその比較についてまでは対応することができていなかった。

このように従来のＳＥＯ、ＳＥＭでは、企業等側の視点から、いかに企業等のウェブサイトを検索サイトにおける検索結果で上位に表示させるようにするかという点が重視されており、ユーザーの視点から、インターネット広告に基づいて商品やサービスの概要は大雑把に把握できるが、そのような非常に曖昧な状態で所望の結果を表示させる検索方法は充分に確立されていなかった。また、このような検索キーワードそのものが明瞭でない状態にあるユーザーであっても所望の商品やサービスについて検索することができ、さらにその検索結果によって競業する他社がどれほど存在するかが分かれば価格帯なども調べることができるので、ひいては潜在的な需要者を掘り起こすことができる点で従来にないＳＥＯ、ＳＥＭとなり、企業等の法人にとって有用な手段となりうる。

例えば、特許文献１においては、ユーザーがバナー広告を提供するサイトに接続すると、インターネット広告に関連付けされたキーワードが検索入力窓に入力された状態で、そのバナー広告と同時に表示される発明について言及されている。

特表２０１０−５１４００２号公報

上述のように特許文献１に記載の発明は、インターネット広告であるバナー広告とそのバナー広告に関連付けされたキーワードを表示しているが、ユーザーは、そのキーワードよりも画像であるバナー広告に注意が向き易い。さらに、キーワード自体がユーザーにより入力されたものではないため、検索を行った後にどのようなキーワードで検索したかについてユーザーの記憶に残りにくくなり別途ユーザー自らがそれらのキーワードで検索を行うことが難しく、また、口コミなどによって他人にそのキーワードを伝えることができず、バナー広告に関する商品やサービスが広がらないおそれがあった。

このように、特許文献１に記載の発明では、ユーザーはストレスなくバナー広告に関連付けされたキーワードで検索を行うことができるが、その簡単に検索できるがゆえにユーザーの記憶にそれらのキーワードが残りにくいという課題があった。

また、新しい商品やサービスを示すインターネット広告を表示する場合には、ユーザーは、そのインターネット広告を選択すると、架空請求などの非合法に料金を請求するウェブサイトが表示されること、また、情報通信機器がコンピュータウィルスに感染することなどを心配して、そのインターネット広告が合法な商売に関するウェブサイトにリンクする機能を備えたとしても選択しないことがあった。そのため、特に広告主の知名度が低い場合には、インターネット広告は広告としての機能を充分に果たせていなかった。

そこで、本発明では、ユーザーが、情報通信機器に表示されたインターネット広告に関する商品やサービスに対して関連する検索キーワードを想起することが困難な非常に曖昧な状態であっても、情報通信機器を用いて検索することを支援し、そして、ユーザーに負担を掛けずにそれら検索キーワードがユーザーの記憶に残り易く、さらには、ユーザーも安心して使用することができるプログラムを提供することを目的とする。

（１）すなわち、本発明は、コンピュータネットワークに接続された情報通信機器に、前記情報通信機器に表示されたバナー広告又はテキスト広告の少なくとも一方であるインターネット広告をユーザーが選択することにより前記インターネット広告に関連付けされた語句を抽出するステップと、前記語句を入力可能な検索窓を含有する検索用画面を表示する検索用画面表示ステップと、前記抽出手段により抽出された語句を前記インターネット広告から移動させて前記検索用画面の検索窓に入力する一連の動きを表示して入力する入力ステップと、を実行させるためのインターネット広告検索支援プログラムである。

（２）そして、前記入力ステップにより入力された語句により検索を実行させる検索実行ステップを実行させるための前記（１）に記載のインターネット広告検索支援プログラムである。

（３）そして、前記検索実行ステップが、ユーザーによりプログラム上任意に使用するか否かについて選択することができることを特徴とする前記（２）に記載のインターネット広告検索支援プログラムである。

本発明によれば、ユーザーが、情報通信機器に表示されたインターネット広告に関する商品やサービスに対して関連する検索キーワードを想起することが困難な非常に曖昧な状態であっても、情報通信機器を用いて検索することを支援し、そして、ユーザーに負担を掛けずにそれら検索キーワードがユーザーの記憶に残り易く、さらには、ユーザーも安心して使用することができるプログラムを提供することができる。

コンピュータネットワークに接続された各種情報通信機器を示す概略図である。本発明の抽出された語句における画像の一の動きを表示する概略図である。本発明の抽出された語句における画像の他の動きを表示する概略図である。本発明の一例の基本的な処理の流れを示すフローチャートである。本発明の他の例の基本的な処理の流れを示すフローチャートである。

以下、本発明に係るインターネット広告検索支援プログラムに関する実施形態について詳しく説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明を実施するに好ましい具体例であるから、技術的に種々の限定がなされているが、本発明は、以下の説明において特に発明を限定する旨明記されていない限り、これらの形態に限定されるものではない。

図１は、本発明のインターネット広告検索支援プログラムを利用できる各種情報通信機器が、インターネット網６に接続され、そのインターネット網６に検索エンジンを格納している検索エンジン搭載サーバー１が接続されている概念図である。情報通信機器としては、デスクトップパソコン２、ノートパソコン３、携帯電話４、スマートフォンと呼ばれる多機能携帯電話５、タブレット端末など携帯型の情報端末、テレビなどを用いることができ、それぞれ有線や無線などによりコンピュータネットワークに接続しデータの送受信を行う機能を備え、ウェブサイトを閲覧することができるものである。また、検索を実行するには、コンピュータネットワークに接続されている外部のサーバー等に搭載された検索エンジンを使用することができる。

インターネット上において提供されている各種検索エンジンのうち、例えば、グーグル社の検索エンジンは、ロボット型検索エンジンであり、あらかじめ種々のウェブサイト情報、すなわち、ウェブサイトのタイトル、記事タイトルのキーワード、ＵＲＬ、更新日時、リンクなどの情報を収集したデータベースを有している。そして、ユーザーが入力した検索キーワードを元にデータベースを参照し、関連度が高いと認識されるページを探し、それらのウェブサイトのページの内容について、キーワード、リンク、更新日時、他のユーザーの動向などから検索エンジンによって順位付けが行われ、上位に位置づけられたウェブサイトのページの概略を検索結果として表示する。本発明のインターネット広告索支援プログラムは、グーグル社の検索エンジンだけでなく、ヤフー社、アマゾン社、楽天社、Ｂａｉｄｕ社（百度公司）など、日本国内外を問わず種々検索エンジンを選択することができる。

本発明で用いるインターネット広告とは、種々の情報通信機器に表示されるインターネットのウェブ画面に掲載される四角形、楕円形状など所定領域内に画像情報を有するバナー広告や、テキスト文字で表されたテキスト広告などであるが、ユーザーがクリックなどにより前記インターネット広告を選択することにより、直接広告主のサイトに導かれるものではなく、別途ブラウザを立ち上げて検索サイトを表示する機能が埋め込まれている。なお、このインターネット広告のうちバナー広告は、通常は絵などの画像情報であり、静止画でなく動画であっても良い。このインターネット広告が表示されるウェブサイトは特に限定されるものではないが、企業や個人のホームページやブログ、ＳＮＳ（ソーシャルネットワーキングサービス）、ウェブメールのページなどが好ましい。また、このバナー広告７は、ウェブサイトではなく、メールソフトで表示された画面に表示されていてもよい。

具体的に、本発明のインターネット広告検索支援プログラムは、ユーザーがブラウザで表示されるウェブサイトやメールソフトでのメールの内容に表示されているバナー広告、テキスト広告などのインターネット広告をクリックする、それら広告にマウスのカーソルを合わせる、または、指をあてるなどの方法によりインターネット広告を選択したとき、それらインターネット広告に関連付けされた語句を抽出するステップを実行する。それらインターネット広告に関連付けされた語句は、例えば、ウェブサイト上の画像の場合、ＨＴＭＬ言語などで使用されるタグの属性として記載されている。具体的には、この語句は、ウェブサイト上等のバナー広告に表わされている商品やサービスと関連性のあるものであって、その商品の品名、型番、製造販売業者名、商品カテゴリー群の名称、業界における専門用語・慣用名、地方ごとに相違する呼び名や、そのサービスの名称、提供業者などから選ばれるひとつ又は複数の語句である。そして、この抽出した語句をＲＡＭ、ＲＯＭなどの記憶装置に保存する。

また、前記インターネット広告に関連付けされた語句は、前記インターネット広告に直接関連付けされたものでなく間接的に関連付けされたものでも良い。例えば、前記インターネット広告には、その広告主のシリアル番号などの英数字などで関連付けておき、本発明のインターネット広告検索支援プログラムを有する情報通信機器が繋がるインターネット網６と接続された他のサーバーにそのシリアル番号を送り、他のサーバーに格納されているそのシリアル番号と対応する商品名などを抽出するステップを実行するようにすることもできる。このように前記インターネット広告に間接的に関連付けすることにより、正規な登録を行っている広告主のバナー広告であるかについて認証手続を行うことができ、さらには、種々のウェブサイトやメールソフトでのメールの内容に表示されているインターネット広告に関連付けされた語句を一括して変更、追加などの管理をすることができる。

そして、次に、本発明のインターネット広告検索支援プログラムは、情報通信機器に内蔵されているウェブサイトを閲覧するブラウザを起動させ、又は、すでにその閲覧ソフトが起動しているときは新たなウィンドウを開き、初期設定の又は任意に選択された検索エンジンを使用できるウェブサイトなどを表示するステップを実行する。なお、すでにウェブサイト閲覧ソフトが起動している場合、新たにウィンドウを開かなくともすでに開いているウェブサイトを更新して検索エンジンを使用できるウェブサイトを表示してもよい。さらには、すでに開いているウェブサイトの一部、例えば、インターネット広告の表示スペースのみを更新して検索窓９を含む検索用画面を表示してもよい。

そして、次に、前記抽出手段により抽出された語句を前記インターネット広告からユーザーが視認できるように移動させて前記検索用画面の検索窓９に入力する一連の動きを表示して入力する入力ステップを実行する。前記抽出された語句が動きを伴って検索窓９に入力されることで、ユーザーの注意を惹きつけることができるので、ユーザーの記憶に残り易くなる。

例えば、一例として、図２に示すように、本発明のインターネット広告検索支援プログラムは、ユーザーがインターネット広告であるバナー広告７をクリックすると、バナー広告７に関連付けされた語句を抽出し、バナー広告７が表示されたウェブサイトとは異なる検索窓９を有するウェブサイトを表示し、そして、バナー広告７から抽出された語句を画像ファイルに変換し、その抽出された語句の画像８を、バナー広告７から飛び出させて、バナー広告７が表示されたウェブサイトとは別に開かれたウェブサイトの検索窓９まで任意の軌跡Ｌで移動させて、検索窓９にバナー広告７から抽出された語句を入力する入力ステップを実行する。さらに詳細には、検索窓９にバナー広告７から抽出された語句を入力するときに、抽出された語句の画像８が検索窓９に到達すると、その抽出された語句の画像８を消したすぐ後に、記憶装置に保存された抽出された語句を文字列として検索窓９に入力する。この一連の処理が素早く実行されるために、あたかも抽出された語句の画像８が検索窓９に吸い込まれたような印象をユーザーに与えることができる。なお、バナー広告７が表示されたウェブサイトとは異なり、検索窓９を有するウェブサイトを表示する処理と、バナー広告７から抽出された語句を画像ファイルに変換して移動させる処理とは、逐次実行しても良いし、並行して実行しても良い。

そして、抽出された語句の画像８の軌跡Ｌとしては、図３に示す曲線だけでなく、直線、波線、輪、又は、規則性のない線などが好ましく、また、その移動速度を一定の速度とすることの他に緩急を付けるなど種々設定することができる。また、バナー広告７から抽出された語句を一文字一文字画像ファイルとして取扱い、それらが回転しながら、または、拡大、縮小、伸縮、点滅などを繰り返しながら、前記の種々の軌跡Ｌを描きながら移動し、その一文字が検索窓９に到達すると、その一文字の画像に対応する文字が検索窓９に入力されるように処理されても良い。このように処理すると、ユーザーの目に、抽出された語句が、検索窓９に一文字ずつ入力されているように映るので、より強い印象をユーザーに与えることができる。さらには、抽出された語句の音声データもバナー広告７に関連付けて、抽出された語句の画像８が移動しているときに、又は、検索窓９に入力された後に、その音声データを再生して、ユーザーに聞かせても良い。

また、他の例として、図３（ａ）（ｂ）に示すように、本発明のインターネット広告検索支援プログラムは、ユーザーがバナー広告７にマウスポインタを合わせると、バナー広告７に関連付けされた語句を抽出し、バナー広告７が表示されたウェブサイトのバナー広告７の部分に検索窓９を有するウェブサイトを表示し、そして、バナー広告７から抽出された語句を画像ファイルに変換し、その抽出された語句の画像８を、バナー広告７から徐々に拡大するように表示させた後に収縮して検索窓９に収まる大きさになると、その画８が消失し、バナー広告７から抽出された語句を入力する入力ステップを実行する。詳細については、前述したように抽出した語句を画像に変換して拡大及び縮小する処理を組み合わせて実行される。なお、この変換された語句は、ウェブサイト上又はデスクトップ上を種々の軌跡を描きながら移動しても良い。この例において、抽出した語句を画像に変換して拡大及び縮小する処理を行うことは、表示画面が小さな情報通信機器、例えば、携帯電話４、スマートフォンと呼ばれる多機能携帯電話５などで特に有用である。

なお、この入力処理は、Ｆｌｅｘ、Ｆｌａｓｈ（登録商標）、ＡｃｔｉｏｎＳｃｒｉｐｔ、ＨＴＭＬ、ＸＨＴＭＬ、ＣＳＳ、Ｊａｖａｓｃｒｉｐｔ（登録商標）などのウェブアプリケーションについての開発技術を活用して、オペレーションシステムのデスクトップ上のアプリケーションとして実行される。このような実行環境としては、例えば、Ａｄｏｂｅ社のＡｄｏｂｅ（登録商標）ＡＩＲなどが、Ｗｉｎｄｏｗｓ（登録商標）、Ｌｉｎｕｘ（登録商標）、ＡＮＤＲＯＩＤ（登録商標）、ＭａｃＯＳなどオペレーションシステムの種類を選ばないために好ましい。

上記入力ステップにより、ユーザーは、バナー広告７からそれに関連する語句が移動して検索窓９に入力されるまでの一連の動きを見ることとなる。そのため、本発明のインターネット広告検索支援プログラムは、ユーザーがインターネットのブログ記事や他のウェブサイトで気になったバナー広告７に掲載されている商品やサービスについて、予備知識を持たなくてもそのバナー広告７に関連する語句を強くそのユーザーに印象づけることができる。そのため、後日、そのユーザーによって、バナー広告７に関連付けられた語句で検索して貰える可能性が高くなり、また、その語句を口頭によって伝えられたその他のユーザーによっても検索して貰える可能性が高くなり、検索エンジンにおける検索順位が上位となることから、広告主である企業等にとって有用である。また、使用する検索サイトによっては、検索窓９に入力された語句を記憶しておいて、同じ語句を途中まで入力すると残りを自動的に補う機能であるオートコンプリート機能を有するサイトもあるため、ユーザーが後日改めて検索したときに、かつて検索した語句を再現しやすくなり、広告主である企業等にとって有用である。

一方、ユーザーにとっても、バナー広告７に表示されている商品又はサービスについて、まず、どのような分野に属するものであるのか、また、他に同じような商品又はサービスが存在するのか否かについて事前に知ることができる。また、予めどのような分野に属するものであるか知っていたいとしても、商品カテゴリー群の名称、業界における専門用語・慣用名、地方ごとに相違する呼び名なども知ることができ、より詳細に検索することができる。また、ユーザーがバナー広告７をクリックなどにより選択しても、必ず検索サイトを通じて検索できる状態となるために、非合法、不道徳なサイトに誘導されない安心感を、本発明のインターネット広告索支援プログラムは提供することができる。また、その安心感から、バナー広告７が選択される機会が増えて、広告主である企業等にとって有用である。

さらに、本発明のインターネット広告検索支援プログラムは、上述した実行処理に加えて、検索窓９に入力された語句によりインターネット網６又はイントラネット網に接続されているサーバーに搭載されている検索エンジンに検索させる処理を行わせる検索実行ステップを実行させる機能を具備することができる。この検索ステップを実行させることにより、検索エンジンは、ウェブサイトの情報を保存するデータベースと照合し、その入力された語句を含むウェブサイトに関する情報を情報通信機器の画面に表示させる。なお、この検索を実行させる検索実行ステップについては、ユーザーによりプログラム上任意に使用するか否かについて選択することができるようにしてもよい。

そして、本発明のインターネット広告検索支援プログラムが実行されるときには、情報通信機器に保存され、実行することが可能な状態とされていてもよい。また、本発明のインターネット広告検索支援プログラムを配布するにあたっては、インターネットなどコンピュータネットワークを通じて、また、ＵＳＢメモリー、ＣＤ−ＲＯＭなどの記録媒体を介して配布される。なお、本発明のインターネット広告検索支援プログラムは、ＡＳＰ（アプリケーションサービスプロバイダ）が有するインターネット網に接続されたサーバーで実行されてもよい。

図４には、本発明のインターネット広告検索支援プログラムの一例の実行処理の手順が示されている。すなわち、ユーザーの求めに応じてインターネット広告検索支援プログラムが呼び出され、ウェブサイト上のバナー広告７をクリックすると、そのバナー広告７の属性である語句を抽出し、バッファーに一時的に保存を行い、情報通信端末がインターネット網６に接続されているかの確認を行った後、接続されている場合には、ウェブブラウザの新規ウィンドウを表示し、あらかじめ設定された検索サイトを表示させ、一時的に保存した語句を画像に変換し、バナー広告７から飛び出して検索窓９まで曲線状の動きを伴って移動し、その抽出された語句の画像８が検索窓９に到達すると、その抽出された語句の画像８が消失し、すぐに、その抽出された語句を検索窓９に入力する。また、一連の手順を実行させることができない処理が発生すれば、その都度エラー表示やユーザーに選択を促す処理を行う。

また、図５には、本発明のインターネット広告検索支援プログラムの他の例の実行処理の手順が示されている。すなわち、ユーザーの求めに応じてインターネット広告検索支援プログラムが呼び出され、ウェブサイト上のバナー広告７をクリックすると、そのバナー広告７の属性である語句を抽出し、バッファーに一時的に保存を行い、情報通信端末がインターネット網６に接続されているかの確認を行った後、接続されている場合には、ウェブブラウザの新規ウィンドウを表示し、あらかじめ設定された検索サイトを表示させ、一時的に保存した語句を画像に変換し、バナー広告７から飛び出して検索窓９まで動きを伴って移動し、その抽出された語句の画像８が検索窓９に到達すると、その抽出された語句の画像８が消失し、すぐに、その抽出された語句を検索窓９に入力し、そして、検索を実行させる処理を行う。また、一連の手順を実行させることができない処理が発生すれば、その都度エラー表示やユーザーに選択を促す処理を行う。

そして、予めバナー広告７に関連付けられた語句を階層化しておき、上記の検索を最初の階層の語句で実行させ、所定時間経過後又はユーザーが再度検索するなどの行為の後に、次の階層の語句を追加し、さらに、検索を行うようにしておいても良い。このように構成すると、表示される検索結果により、バナー広告７についての商品やサービスについて、最初の階層の語句で概略的な知識を、そして、次の階層の語句を追加することにより、それらに属する競合メーカー又は全体における順位付けを段階的にユーザーに認識させることができる。

１・・・検索エンジン搭載サーバー
２・・・デスクトップパソコン
３・・・ノートパソコン
４・・・携帯電話
５・・・多機能携帯電話
６・・・インターネット網
７・・・バナー広告
８・・・抽出された語句の画像
９・・・検索窓
Ｌ・・・軌跡

Claims

コンピュータネットワークに接続された情報通信機器に、
前記情報通信機器に表示されたバナー広告又はテキスト広告の少なくとも一方であるインターネット広告をユーザーが選択することにより前記インターネット広告に関連付けされた語句を抽出するステップと、
前記語句を入力可能な検索窓を含有する検索用画面を表示する検索用画面表示ステップと、
前記抽出手段により抽出された語句を前記インターネット広告から移動させて前記検索用画面の検索窓に入力する一連の動きを表示して入力する入力ステップと、
を実行させるためのインターネット広告検索支援プログラム。
前記入力ステップにより入力された語句により検索を実行させる検索実行ステップを実行させるための請求項１に記載のインターネット広告検索支援プログラム。
前記検索実行ステップが、ユーザーによりプログラム上任意に使用するか否かについて選択することができることを特徴とする請求項２に記載のインターネット広告検索支援プログラム。