JP5063697B2 - ウェブポータル・アプリケーションにコンテンツを動的コンテキスト・センシティブに組み込むためのシステム及び方法 - Google Patents

Description

本発明は、ウェブポータル・アプリケーションにコンテンツ・エレメントを組み込むためのコンピュータ・システム、及びそのための方法、データ処理プログラム、コンピュータ・プログラム、及びコンピュータ・データ信号に関する。

最新のポータル・システムは、ある時点で、ウェブポータル・アプリケーションのコンテンツを、管理者又はオンライン・エディタが決定することを必要とする。ページ・エレメント又はページ、表示エレメント又はユーザ制御を表すポートレットなどのウェブ・アプリケーションのコンテンツ・エレメントを追加又は変更するときにはいつでも、管理者又はオンライン・エディタは、そのような操作を手動で実行しなくてはならない。

従って、最新の多くのウェブポータル・アプリケーションは、予め様々な特性を備えるためのコンテンツ・エレメントでかなり過負荷となっている。これは、異なる使用シナリオのための異なるウェブポータル・アプリケーションを手動でカスタマイズする必要性を避けるためである。しかしながら、これは、ウェブポータル・アプリケーション内に同時に表示される様々なコンテンツ・エレメント（又は操作支援エレメント）によって、ユーザが混乱し易いために有用性の低下を生じる。

この状況を改善するには、ある特定のユーザ・シナリオにおいては必要のないコンテンツ・エレメント（例えばポートレット）を最小化ウィンドウ状態（又は類似物）にし、ある特定のユーザ相互作用に必要なコンテンツ・エレメントだけを最大化ウィンドウ状態に留めてユーザの注意の焦点に置くべきであることが知られている。しかしながら、この手法に基づく解決は、編集上又は管理上の労力を増加させ、そして一般に融通性がなく過負荷のウェブ・アプリケーションの問題を残したままにする。

従って、本発明の課題は、不必要なコンテンツ・エレメントの予期的組込みの必要性を避けて有用性を改善すると同時に管理上の労力を減らす、ウェブポータル・アプリケーションにコンテンツ・エレメントを組み込むためのコンピュータ・システム、及びそのための方法、データ処理プログラム、コンピュータ・プログラム、及びコンピュータ・データ信号を提供することである。

この問題は、請求項１、請求項１０、及び請求項１６乃至請求項１８に記載される本発明により解決される。

請求項１は、ウェブポータルのコンテンツ・エレメントをウェブポータル・アプリケーションに組み込むためのコンピュータ・システムであって、
少なくとも１人のユーザに、ウェブポータル・アプリケーションを提供するためのポータル・サーバ・モジュールと、
コンテンツ・エレメントを表すコンテンツ・ノードをウェブポータル・アプリケーションを反映するメモリ・ツリーに組み込むための、ポータル・サーバ・モジュールに連結された集約モジュールと
を含み、
集約モジュールに連結された動的アセンブリ・モジュールと、動的アセンブリ・モジュールに連結されたコンテキスト立ち上げ変換モジュールと、動的アセンブリ・モジュールに連結されたコンテキスト・オブザーバ・モジュールとをさらに含み、
コンテキスト・オブザーバ・モジュールは、コンテキスト・データを検出して、そのデータをコンテキスト立ち上げ変換モジュールに供給するように構成され、
コンテキスト立ち上げ変換モジュールは、変換論理を含み、検出されたコンテキスト・データに応じて論理を実行し、それに応じて動的コンテンツ・ノードのサブツリーを作成するように構成され、
動的アセンブリ・モジュールは、変換論理を、メモリ・ツリーに含まれる拡張ノードに関連付けるように構成され、そして動的コンテンツ・ノードのサブツリーを集約モジュールに供給するようにさらに構成され、
集約モジュールは、動的コンテンツ・ノードのサブツリーを拡張ノードの下に挿入するように構成される、
コンピュータ・システムを明細に記載する。

ポータル・サーバ・モジュール及び集約モジュールを含む標準的なポータル・サーバ・アーキテクチャに基づいて本発明を実施することにより、本発明は、一般的には既存のポータル・サーバ・コンポーネントに対する大きな修正を必要とせずに、様々な広く受け入れられているウェブポータル・サーバ製品に組み込むことができる。

動的アセンブリ・モジュール、コンテキスト立ち上げ変換モジュール、及びコンテキスト・オブザーバ・モジュールを備えることにより、標準的なポータル・アーキテクチャに良好に組み込まれて上で明らかにした問題を解決するために以下のように動作する、機能コンポーネントが加えられる。

動的アセンブリ・モジュールにより変換論理をメモリ・ツリーに含まれる拡張ノードに関連付けることによって、コンテキスト立ち上げ変換モジュールに含まれるプログラム論理と、ポータル・サーバ・モジュール及びそのエレメントによって与えられるウェブポータル・アプリケーションを反映するメモリ・ツリーの一部分である特定のノードとの間に、リンクが形成される。このようにして、前述の拡張ノードに関してイベントが発生するときはいつでも、対応する変換論理を呼び出すことができ、或いは、変換論理の実行の結果を、その適切な場所においてウェブ・アプリケーションを反映するメモリ・ツリーに関連させることができる。このために、動的アセンブリ・モジュールは、動的コンテンツ・ノードのサブツリーを集約モジュールに供給するようにさらに構成され、その集約モジュールは、拡張ノードの下のこのサブツリーを、ウェブポータル・アプリケーションを反映するメモリ・ツリーに挿入するように構成される。

コンテキスト立ち上げ変換モジュールに、そのような変換プログラム論理を含ませてこの論理をそれに応じて実行させることにより、本システムは、ユーザに示されるウェブポータル・アプリケーションのコンテンツ・エレメントの内容と挙動を動的に変更することができる。

ウェブ・アプリケーションの挙動のそのような動的適合が、コンテキスト・オブザーバ・モジュールによって検出され且つそれに応じて変換論理を実行するコンテキスト立ち上げ変換モジュールに供給される、コンテキスト・データに基づくとき、システムは、ユーザに示されるウェブポータル・アプリケーションを、ある特定のユーザが位置する使用コンテキストに従っていつでも適合させることができる。従って、ウェブポータル・アプリケーション内でユーザに示されるコンテンツ・エレメントは、ユーザ・コンテキスト又は使用条件、例えば、ナビゲーション階層におけるユーザの現在の位置、又はコンピュータ環境のようなユーザの作業環境、又は表示されたウェブ・アプリケーション内の入力フォーカスを有するポートレットに関する情報、又は入力フォーカスを有する形態の入力フィールド、並びに、ユーザ・プロファイル情報、地理的ロケーション、時刻及び／又は日付、直前に実行された操作などに従って追加、除去又は変更することができる。

従って、本発明のウェブポータル・サーバ・コンピュータ・システムは、より簡潔なページ・レイアウト、即ち、必要なだけのページを示すことができ、ページは不必要なコンテンツで過負荷にならず、より優れた有用性をもたらすが、その理由は、ウェブ・アプリケーションの使用シナリオ内の実際に重要なコンテンツ・エレメントからユーザの注意をそらさないため、及び、本システムは、エンド・ユーザによる使用時にコンテンツ・エレメントを動的に追加又は除去し、そしてユーザ環境の変更された条件に基づいてコンテンツ・エレメント内に表示されるコンテンツを動的に操作することを可能にして、より高度な機能性を可能にするためである。

請求項１０は、コンテンツ・エレメントをウェブポータル・アプリケーションに組み込む方法であって、
動的アセンブリ・モジュールにより、活性化イベントを変換論理に関連付けるステップと、
コンテキスト立ち上げ変換モジュールにおいて、活性化イベントを受信するステップと、
コンテキスト・オブザーバ・モジュールにより、コンテキスト・データを検出するステップと、
コンテキスト・オブザーバ・モジュールにより、コンテキスト・データをコンテキスト立ち上げ変換モジュールに供給するステップと、
コンテキスト立ち上げ変換モジュールにより、動的コンテンツ・ノードのサブツリーを作成しながら、コンテキスト・データに応じて変換論理を実行するステップと、
動的アセンブリ・モジュールにより、動的コンテンツ・ノードのサブツリーを集約モジュールに供給するステップと、
集約モジュールにより、動的コンテンツ・ノードのサブツリーをウェブ・アプリケーションのコンテンツ・エレメントを表すコンテンツ・ノードのメモリ・ツリーに挿入するステップと
を含む方法を提供する。

イベントを変換論理に関連付けることにより、動的アセンブリ・モジュールは、ユーザ相互作用により生成されたイベント及び／又はポータル・システムにより生成されたイベントに応じて、特定の動的システムの挙動を定める。変換モジュールにおいてそのような活性化イベントを受信することにより、生成されたイベントの適切な処理が行われる。

コンテキスト・オブザーバ・モジュールによりコンテキスト・データを検出し、このコンテキスト・データを変換モジュールに適切に供給することにより、ユーザに示されるウェブ・アプリケーションの動的挙動は、変換論理が検出されたコンテキスト・データに応じて適切に実行するとき、ユーザ・シナリオの特定の使用コンテキストに適合させられる。妥当な変換論理実行プロセスの結果として、動的コンテンツ・ノードのサブツリーが変換モジュールにより作成されて集約モジュールに供給されるとき、ここで動的コンテンツ・ノードのサブツリーを作成することはまた、動的コンテンツ・ノードの既存のサブツリー内での単なる動的データ更新を含むが、集約モジュールは、前述のサブツリーを、ユーザに示されるウェブ・アプリケーションのコンテンツ・エレメントを表すコンテンツ・ノードのメモリ・ツリーに挿入する（又はそれぞれに更新をもたらす）。

このようにして、請求項１のコンピュータ・システムにより良好に動作し、対応する有用な技術的効果をもたらす操作方法が提供される。

本発明は、以下に及び／又は詳細な説明において説明される従属請求項及び請求項１６乃至請求項１８に与えられるように、さらに具体化することができる。

コンピュータ・システムの実施形態において、コンテンツ・ノードはウェブページ及び／又はポートレットを表し、従って本発明は、既知のウェブポータル・アプリケーションの最も一般的なエレメントを取り扱うことができる。

一実施形態において本システムが、そのポータル・サーバ・モジュールが、ユーザに示されるウェブポータル・アプリケーションを反映するメモリ・ツリーに含まれる拡張ノード上で、ユーザ相互作用を受信することができ、従ってユーザ相互作用／活性化イベントを生成し、このユーザ相互作用／活性化イベントを変換モジュールに転送するように構成されるとき、本システムは、ユーザ相互作用イベントに応じて変換論理を実行することにより、コンテンツ・エレメントを動的に適合させることができる。同じ又は代替の実施形態において、コンピュータ・システムのコンテキスト・オブザーバ・モジュールは、検出されたコンテキスト・データにおける変化により、変換論理をトリガするようにさらに構成される。そのような実施形態においては、検出されたコンテキスト・データの変化はトリガ・イベントを生成し、これが次にコンテキスト立ち上げ変換モジュールにより受信され、その結果、本システムが、先行するユーザ相互作用の存在とは独立にでも、特定の時点で特定のユーザ・シナリオのコンテキスト／環境情報に基づいて、ユーザに示されるコンテンツ・エレメントを動的に適合させることを可能にする。

検出されたコンテキスト・データ及び実行された変換論理に従って動的コンテンツ・ノードのサブツリーを作成及び配信すること並びにこの作成されたサブツリーを挿入することに加えて、本発明のコンピュータ・システムは、変更されたコンテキスト・データによって（そのコンテキスト変換モジュールにより）作成されたサブツリーを動的に更新するように、そしてそのサブツリーの更新を集約モジュールに供給するように、さらに構成されるように具体化することができる。従って、動的変更は、とりわけコンテキスト・データにおける変更を検出したコンテキスト・オブザーバ・モジュールによりトリガされた活性化イベントに応じた変更は、ウェブポータル・アプリケーションを反映するメモリ・ツリーにより効果的に適用することができる。

システムの一実施形態において、サブツリーは、主エレメントを表すノードと、操作支援エレメントを表す少なくとも１つのノードとを含む。サブツリーは従って、その主エレメントが、航空券、ホテル又はレンタカーの予約といった特定のユーザ操作を遂行するためにウェブポータル・アプリケーションの部分として示されるページ内で１度だけ用いられるコンテンツ・エレメントとして、使用されるシナリオに対して具体的に適合され、そして、同じシナリオにおいて、操作支援エレメントは、ウェブポータル・アプリケーション上の複数ページで用いることができ、且つ上述の操作を実行する際に一時的にだけ必要であり、且つこの操作の実行中にそれらが必要な間だけ表示される必要がある、再利用可能なフラグメントとして使用される。例えば、ページは、操作支援エレメントとして動的カレンダー・ポートレットをホテル予約の最中に特定の日付を入力するのに必要な間だけ含む、ホテル予約の主エレメントを含むことができる。

別の実施形態は、変換モジュールに含まれる変換論理に初期化データを供給するように構成されたサブツリー・ラッパー・オブジェクトを含むことができる。サブツリー・ラッパー・オブジェクトは、サブツリーを読み出すようにさらに構成することができる。これらの実施形態において、変換論理をトリガすること、及び／又は変換論理実行の結果を読み出すことの実際的な実施が選択され、これは、集約モジュールにより実行されるように、コンテンツ・エレメントをウェブポータル・アプリケーションを反映するメモリ・ツリーに組み込む既存技術に良好に組み込まれる。サブツリー・ラッパー・オブジェクトの実施はまた、集約モジュールが、拡張ノードに出会うことでサブツリー・ラッパー・オブジェクトを活性化するように構成されており、ここでサブツリー・ラッパー・オブジェクトは次に、初期化データを変換論理に供給し、動的コンテンツ・ノードのサブツリーを読み出す。

対応する様式で、本発明の方法は、活性化イベントを受信すること、並びに変更されたコンテキスト・データによりコンテキスト・オブザーバ・モジュールによって活性化イベントとして生成されたトリガ・イベントを受信することとして、メモリ・ツリーの拡張ノード上でユーザ相互作用を受信することを含むように具体化することができる。さらに、本方法は、コンピュータ・システムの実施形態に対応して、変換モジュールにより、変更されたコンテキスト・データによって動的コンテンツ・ノードのサブツリーを更新すること、及び、動的アセンブリ・モジュールにより、サブツリーの更新を集約モジュールに供給することを含むように具体化することができる。

本方法はさらに、集約モジュールにより、コンテンツ・ノードのメモリ・ツリー内の拡張ノードに出会うことによってサブツリー・ラッパー・オブジェクトを活性化することを含むように具体化することができ、本方法はさらに、サブツリー・ラッパー・オブジェクトにより、初期化データを変換論理に供給することを含む。方法はまた、動的コンテンツ・ノードのサブツリーを集約モジュールに供給することが、サブツリー・ラッパー・オブジェクトの要求に応答して実行される実施形態を有することができる。

本発明の方法の実施形態の利点と操作は、コンピュータ・システムの実施形態に対応する。

本発明及びその実施形態を、ここで、多くの図面を用いて簡潔に説明する。

図１は、最新のウェブポータル・サーバ・コンピュータ・システムのシステム・アーキテクチャを概略的に図示する。ポータル・サーバ・モジュール１００は、少なくとも１人のユーザに、典型的には、ハイパーテキスト転送プロトコル（ＨＴＴＰ）を用いてインターネット上でウェブポータル・アプリケーションを提供し、それによりユーザ要求を処理する。ウェブ・アプリケーション又はウェブ・アプリケーションの部分へのアクセスを制御し、そして選択的に許可又は拒否するために、認証モジュール２は特定のユーザに対するアクセス許可をチェックする。ここに示すような最新技術の実施形態においては、もっぱら集約モジュール１１０が、例えばナビゲーションのタイプ及びウェブページ及びウェブページのレイアウトなど、表示されるべきウェブ・アプリケーションのコンテンツ・エレメント及びそれらの表示方法を決定する。そうするために、集約モジュール１００は、典型的には、ウェブポータル・アプリケーションを反映するメモリ・ツリーを構築して維持するが、そのメモリ・ツリーは、コンテンツ・エレメントを表すコンテンツ・ノードを含む。そのようなメモリ・ツリーは、一般的には、ツリー状のナビゲーション・トポロジー・モデルとして機能する。

ＷＳＲＰ／ＳＯＡＰルータ４は、要求をリモート・ポータルに配置されたポートレットに振り向けて、ローカル・ウェブ・アプリケーション内にコンテンツを含めることを可能にする。ＷｅｂＳｐｈｅｒｅメンバ・サブシステム５は、ウェブポータルの全ユーザが登録されるユーザ・レジストリへの接続を与える。ＷｅｂＳｐｈｅｒｅポータル・データ・ストア６は、データベースのような永続性のストレージ媒体への接続を与え、その中にウェブページ、ポートレット及び構造体など１つ又は複数のウェブ・アプリケーションのコンテンツのような全ての関連ポータル・コンテンツ・データが永続的にストアされる。ポートレットＡＰＩ（アプリケーション・プログラミング・インターフェース）７は、ポートレット８をプログラムするためのインターフェースを与える。ポートレット・サービス９は、信用証明書／パスワードをストア及び読み出すための信用保管モジュール１０と、ポータル全域に及ぶ検索機能を提供する検索モジュール１１と、ページ又はポートレットのようなポータル内のコンテンツ・エレメントを管理するための、典型的には最新のコンテンツ管理システム（ＣＭＳ）に類似した、コンテンツ管理モジュール１２とを包含する。Ｊ２ＥＥ ＡＰＩｓ １３（Ｊａｖａ ２ Ｐｌａｔｆｏｒｍ， Ｅｎｔｅｒｐｒｉｓｅ Ｅｄｉｔｉｏｎ）は、配布されるＪａｖａアプリケーションにアクセスするためのアプリケーション・プログラミング・インターフェース、又はアプリケーション・サーバ上で実行するアプリケーション・コンポーネントを提供する。ＪＣＡコネクタ（Ｊａｖａ ＥＥ Ｃｏｎｎｅｃｔｏｒ Ａｒｃｈｉｔｅｃｔｕｒｅ）は、既存の企業内情報システム（ＥＩＳ）のようなレガシー・システムへのアクセスを、ポータル・システムに提供する。エンタプライズ・ジャバ・ビーンズ１５は、企業内アプリケーションのモジュール構造に関する管理されたサーバ側コンポーネントであり、従ってアプリケーション層のＪ２ＥＥコンポーネントである。ＷＳＲＰ／ＳＯＡＰインターフェース１７を用いると、リモート・ロケーションのポートレット及び／又はウェブ・サービスにアクセスして、ローカル・ウェブ・アプリケーションに含めることができる。そのようなサービスは、イントラネット２０上でアクセスされる企業ウェブ・サービス２２若しくは企業ＷＳＲＰサービス２３、又はインターネット２１上でアクセスされる公開ＷＳＲＰサービス２４及び公開ウェブ・サービス２５を含むことができる。そのようなサービスは、それぞれ、公開サービス２４及び２５に関するグローバルＵＤＤIディレクトリ１９、又は企業サービス２２及び２３に関する企業ＵＤＤＩディレクトリのような、利用可能なサービスのディレクトリ内で調べることができる。また、交差する図形要素によって明示的には示されないが、図１及び図２におけるエレメントは、適切なデータ・チャンネルにより直接的又は間接的に接続される。

図２は、ウェブポータル・サーバ・コンピュータ・システムのアーキテクチャを示すが、そこで、本発明の実施形態は、図１に示されるコンポーネントを基礎にして、より詳しく後述するように動的アセンブリ・モジュール１２０、コンテキスト・オブザーバ・モジュール１３０、及びコンテキスト立ち上げ変換モジュール１４０を加えることにより、そして適切に集約モジュール１１０を適合させることにより実現される。類似の参照番号を有する残りのコンポーネントは、同等又は同一のコンポーネントを表す。

集約モジュール１１０は、単純なコンテンツ・ノードの中で、特定のプログラム論理（変換論理）が関連する専用拡張ノードを取り扱うよう構成される。集約モジュールは、そのような拡張ノードの下の動的コンテンツ・ノードのサブツリーを受信して、それをウェブ・アプリケーションを反映するメモリ・ツリー内に挿入するようにさらに構成される。動的アセンブリ・モジュール１２０は、そのような変換論理の拡張ノードへの関連をもたらすように構成される。変換論理は、コンテキスト立ち上げ変換モジュール１４０に含まれ、これはまた変換論理を実行する機能を有する。典型的には、その変換論理は、ページ及びポートレットのサブツリーのような、動的コンテンツ・ノードのサブツリーを作成又は操作するプログラム命令を含む。コンテキスト・オブザーバ・モジュール１３０は、ウェブ・アプリケーションのコンテンツ・エレメントのナビゲーション・トポロジーにおけるポータル・ユーザの現在の位置（例えばユーザがアクセスしているウェブ・アプリケーションの現在のページ）、並びに、ユーザの現在の作業環境、プロファイル情報、地理的ロケーション、現場設定、現在の時刻及び／又は日付、ポータル内で直前に実行された動作、協働可能な他のユーザ、使用可能なタスク（例えばビジネス・プロセス統合環境で作業する場合）などのようなコンテキスト・データを検出するように構成される。

コンテキスト・オブザーバ・モジュールは、要求により検出されたコンテキスト・データをコンテキスト立ち上げ変換モジュール１４０に供給し、従って変換論理の適切な条件付き実行のためのパラメータを提供するように構成される。さらに、コンテキスト・オブザーバ・モジュール１３０は、コンテキスト・データ又は別のコンテキスト・データ条件の指定された変更により、コンテキスト立ち上げ変換モジュール１４０内の変換論理の実行をトリガするための活性化イベントを作成するように構成される。

記述のコンポーネントの動作は、本発明の方法及び図３を参照してさらに説明する。

図３を参照すると、ウェブポータル・アプリケーションを反映するメモリ・ツリー内に含まれる特定の拡張ノードに関して、ステップ２００で動的アセンブリ・モジュール１２０により、活性化イベントが変換論理に関連付けられる。活性化イベントは、ステップ２１０において変換モジュール１４０で受信されるが、これはステップ２１２において、ポータル・サーバ・モジュール１００及び／又は集約モジュール１１０により受信されたユーザ相互作用から生成された活性化イベントを受信すること、又は、ステップ２１４において、コンテキスト・データの変更によりコンテキスト・オブザーバ・モジュール１３０によって生成された活性化イベントを受信することとすることができる。実際的なシナリオにおいては、例えば、ユーザがウェブ・アプリケーションのページ上に表示された拡張ノードをクリックするとき、ユーザ相互作用イベントが生成される。

ステップ２２０において、コンテキスト・オブザーバ・モジュール１３０は、コンテキスト・データを検出して、これを、それぞれの変換論理を適切に実行するようにコンテキスト立ち上げ変換モジュール１４０に供給する。ステップ２３０において変換論理を実行すると、コンテキスト立ち上げ変換モジュール１４０は、一組のウェブページ及び／又はポートレットを記述する動的コンテンツ・ノードのサブツリー（サブモデル）を作成又は操作する。動的アセンブリ・モジュール１２０は、次いで、新しく作成された又は更新された動的コンテンツ・ノードのサブツリーを集約モジュール１１０に供給し、次いでこの集約モジュールが、更新された又は新しく作成された動的コンテンツ・ノードのサブツリーをメモリ・ツリーに挿入する。既存のポータル・サーバ・システム・アーキテクチャに首尾よく組み込むために、動的アセンブリ・ツリー・モデル・ラッパーのようなラッパー・オブジェクトを用いることができる。集約モジュール１１０が、ウェブポータル・アプリケーションに含まれるコンテンツ・エレメントのメモリ・ツリーをトラバースし、そしてその最中に変換論理を割り当てられた拡張ノードに出会うとき、集約モジュールは動的アセンブリ・ツリー・モデル・ラッパー・オブジェクトを活性化し、このオブジェクトが関連する変換を呼びだして初期データ（要求又は入力モデル）を変換論理に供給し、変換論理の実行の結果として、集約モジュールにより前述の拡張ノードの下に挿入される動的コンテンツ・ノードのサブツリー（サブモデル／サブトポロジー）を読み出す機能を果たす。従って、ユーザの動作、及びユーザの行動により直接影響されないユーザ環境の変化は、ノード（ページ及び／又はポートレット）の動的操作及び動的追加又は削除をトリガすることができる。

図４は、１つの拡張ノード３０を備えた、円で示されるコンテンツ・ノードのメモリ・ツリーを示す。図示された例において、拡張ノード３０は、未だ動的サブエレメントを有していない。コンテキスト変更によりトリガされる活性化イベントにより、又はユーザ相互作用によりトリガされる活性化イベントにより、拡張ノード３０に関連する変換論理が活性化されて実行され、その結果、適切な返還論理が図５に示される単一の動的ページ（即ち、１つの単一ノードを備えたサブツリー）３１を戻すことが可能になる。

さらに別のユーザ相互作用又はコンテキスト変更により、サブツリーを前述のように操作して、図６に示すようにポートレット・エレメント３２乃至３５を含むようにすることができる。コンテンツ・エレメント３２乃至３５は、ウェブページであるか又はポートレットであるかにかかわらず、主エレメント（ノード３２）及び操作支援エレメント（ノード３３乃至３５）として指定することができる。両種のコンテンツ・エレメント、主エレメント及び操作支援エレメントは、上述のシステム及び方法に従って同様に取り扱うことができるが、主エレメント３２を、ホテルを予約するようなトランザクションの実行を取り扱うためのエレメントとして用い、一方、操作支援エレメント３３乃至３５は、ホテル予約などの実行全体の中で特定のステップを実行するための補助エレメントとすることが好都合であり得る。操作支援エレメントの実用的な実施例は、カレンダー・エレメント又は地理的ロケータ／ビジュアライザなどであり得る。典型的には、操作支援エレメントは、各々が主エレメントで表される種々様々なシナリオに適用できる再利用可能なフラグメントであり、その場合、操作支援エレメントは、典型的には、一時的にだけ、且つ、主エレメントにより表されるトランザクション全体の中で特定のトランザクション・ステップの完了に必要な限りにおいて可視となる。

従って、技術的コンポーネントの再利用可能性が劇的に増加して管理上及びオンライン編集の労力が削減されるだけでなく、ユーザの注意の焦点が重要なエレメントからそらされないようにすることができる。

さらに、操作支援エレメントの表示を、ユーザ入力により、ある特定のコンテンツ・エレメントを表示するかしないかを、例えば、ドラッグ・アンド・ドロップ操作、又は、デフォルトによる多数の操作支援エレメントの表示を活性化する専用立ち上げボタンによって排他的に指定するようにすることによって、ここで説明したシステムを拡張することが可能となり得る。

本発明は、完全にハードウェアの実施形態、完全にソフトウェアの実施形態、又はハードウェア及びソフトウェア要素の両方を含む実施形態の形にすることができる。一実施形態において、本発明は、ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコードなどを含むがこれらに限定されないソフトウェアにおいて実施することができる。

さらに、本発明は、コンピュータ又は任意の命令実行システムにより又はそれらと共に用いるためのプログラム・コードを備えたコンピュータ使用可能又はコンピュータ可読媒体からアクセスすることができるコンピュータ・プログラムの形態を取ることができる。この説明の目的で、コンピュータ使用可能又はコンピュータ可読媒体は、命令実行システム、装置、又はデバイスにより又はそれらと共に用いるためのプログラムを、収容し、ストアし、伝達し、伝搬し又は転送することができる任意の装置とすることができる。

媒体は、電子、磁気、光、電磁、赤外線、又は半導体システム（又は装置若しくはデバイス）、或いは伝搬媒体とすることができる。コンピュータ可読媒体の例には、半導体又は固体メモリ、磁気テープ、リムーバブル・コンピュータ・ディスケット、ランダム・アクセス・メモリ（ＲＡＭ）、読み出し専用メモリ（ＲＯＭ）、剛性磁気ディスク及び光ディスクが含まれる。最新の光ディスクの例には、コンパクト・ディスク−読み出し専用メモリ（ＣＤ−ＲＯＭ）、コンパクト・ディスク−読み出し／書き込み（ＣＤ−Ｒ／Ｗ）及びＤＶＤが含まれる。

プログラム・コードをストアし及び／又は実行するのに適切なデータ処理システムは、システム・バスによってメモリ要素に直接的又は間接的に結合された少なくとも１つのプロセッサを含むことになる。メモリ要素は、プログラム・コードの実際の実行中に用いられるローカル・メモリ、大容量記憶装置、及び実行中に大容量記憶装置からコードを読み出す必要がある回数を減らすために少なくとも幾つかのプログラム・コードの一時記憶を設けるキャッシュ・メモリを含むことができる。

入力／出力又はＩ／Ｏデバイス（キーボード、ディスプレイ、ポインティング・デバイスなどを含むがこれらに限定されない）は、直接的に、又は介在するＩ／Ｏコントローラを通じてシステムに結合することができる。

またネットワーク・アダプタをシステムに結合させて、データ処理システムが、介在する私的又は公的ネットワークを通して、他のデータ処理システム、又はリモート・プリンタ、又は記憶デバイスに接続できるようにすることもできる。モデム、ケーブル・モデム、又はイーサネット・カードは、まさに現在利用可能なタイプのネットワーク・アダプタの幾つかである。

不必要な繰り返しを避けるために、種々の実施形態のうちの１つに対して与えられた説明は、適用可能な他の実施形態にも同様に当てはまることを意図したものである。特許請求の範囲における参照記号は、本発明の範囲を限定するものと解釈すべきではない。この出願における用語「含む（ｃｏｍｐｒｉｓｉｎｇ）」の使用は、他の要素又はステップを排除することを意味せず、また不定冠詞（“ａ”又は“ａｎ”）の使用は、複数を排除しない。単一のユニット又はエレメントは、特許請求の範囲で説明される複数の手段の機能を果たすことができる。

最新のウェブポータル・サーバ・コンピュータ・システムの図式的概観を示す。 本発明のコンピュータ・システムの一実施形態のアーキテクチャの図式的概観を示す。 本発明の方法の一実施形態の図式的概観を示す。 拡張ノードを含むウェブポータル・アプリケーションのコンテンツ・エレメントのメモリ・ツリーを示す。 動的ページを含む、図４のメモリ・ツリーを示す。 主及び操作支援エレメントとして、ポートレット及び／又はページをさらに含む、図５のメモリ・ツリーを示す。

２：認証モジュール
４：ＷＳＲＰ／ＳＯＡＰルータ
５：ポータル・メンバ・サブシステム
６：ポータル・サーバ・データ・ストア
７：ポートレットＡＰＩ
８：ポートレット、サーブレット、プロキシ
９：ポートレット・サービス
１０：信用証明書保管
１１：検索
１２：コンテンツ管理
１３：Ｊ２ＥＥ ＡＰＩ
１４：ＪＣＡコネクタ
１５：エンタプライズ・ジャバ・ビーンズ
１６：メッセージ／エージェント／ＢＰビーンズ
１７：ＷＳＲＰ／ＳＯＡＰインターフェース
１８：企業ＵＤＤＩディレクトリ
１９：グローバルＵＤＤIディレクトリ
２０：イントラネット
２１：インターネット
２２：企業ウェブ・サービス
２３：企業ＷＳＲＰサービス
２４：公開ＷＳＲＰサービス
２５：公開ウェブ・サービス
３０：拡張ノード
３１：動的ページ
３２：ポートレット、メイン・エレメント
３３−３５：ポートレット、操作支援エレメント
１００：ポータル・サーバ・モジュール
１１０：集約モジュール
１２０：動的アセンブリ・モジュール
１３０：コンテキスト・オブザーバ・モジュール
１４０：コンテキスト立ち上げ変換モジュール
２００：イベントを論理に関連させる
２１０：イベントを受信する
２２０：ユーザ相互作用を受信する
２１４：起動イベントを受信する
２２０：コンテキスト・データを検出し供給する
２３０：変換論理を実行する
２４０：サブツリーを供給する
２５０：サブツリーを挿入する

Claims (17)

1. ウェブポータル・コンテンツ・エレメントをウェブポータル・アプリケーションに組み込むためのコンピュータ・システムであって、
   少なくとも１人のユーザにウェブポータル・アプリケーションを提供するためのポータル・サーバ・モジュール（１００）と、
   コンテンツ・エレメントを表すコンテンツ・ノードを、前記ウェブポータル・アプリケーションを反映するメモリ・ツリーに組み込むための、前記ポータル・サーバに連結された集約モジュール（１１０）と
   を含み、
   前記集約モジュール（１１０）に連結された動的アセンブリ・モジュール（１２０）と、前記動的アセンブリ・モジュール（１２０）に連結されたコンテキスト立ち上げ変換モジュール（１４０）と、前記動的アセンブリ・モジュール（１２０）に連結されたコンテキスト・オブザーバ・モジュール（１３０）とをさらに含み、
   前記コンテキスト・オブザーバ・モジュール（１３０）は、コンテキスト・データを検出し、該データを前記コンテキスト立ち上げ変換モジュール（１４０）に供給するように構成され、
   前記コンテキスト立ち上げ変換モジュール（１４０）は、活性化イベントにより実行をトリガされる変換論理を含み、検出されたコンテキスト・データに応じて前記論理を実行し、それに応じて動的コンテンツ・ノード（３１−３５）のサブツリーを作成するように構成され、
   前記動的アセンブリ・モジュール（１２０）は、変換論理を前記メモリ・ツリーに含まれる拡張ノード（３０）に関連付けるように構成され、そして動的コンテンツ・ノード（３１−３５）の前記サブツリーを前記集約モジュール（１１０）に供給するようにさらに構成され、
   前記集約モジュール（１１０）は、動的コンテンツ・ノード（３１−３５）の前記サブツリーを前記拡張ノード（３０）の下に挿入するように構成される、
   コンピュータ・システム。
2. コンテンツ・ノードはウェブページ及び／又はポートレットを表す、請求項１に記載のコンピュータ・システム。
3. 前記ポータル・サーバ・モジュール（１００）は、拡張ノード（３０）上でユーザ相互作用を受信して、このユーザ相互作用を前記変換モジュール（１４０）に転送するように、さらに構成される、請求項１又は請求項２に記載のコンピュータ・システム。
4. 前記コンテキスト・オブザーバ・モジュール（１３０）は、前記検出されたコンテキスト・データの変化により、変換論理をトリガするようにさらに構成される、請求項１乃至請求項３の何れか１項に記載のコンピュータ・システム。
5. 前記コンテキスト立ち上げ変換モジュール（１４０）は、変更されたコンテキスト・データにより、前記作成されたサブツリー（３１−３５）を動的に更新するようにさらに構成され、そして前記動的アセンブリ・モジュール（１２０）は、前記サブツリーの更新を前記集約モジュール（１１０）に供給するようにさらに構成される、請求項１乃至請求項４の何れか１項に記載のコンピュータ・システム。
6. 前記サブツリー（３１−３５）は、主エレメントを表すノード（３２）及び操作支援エレメントを表す少なくとも１つのノード（３３−３５）を含む、請求項１乃至請求項５の何れか１項に記載のコンピュータ・システム。
7. 前記変換モジュール（１４０）に含まれる変換論理に初期化データを供給するように構成されたサブツリー・ラッパー・オブジェクトを含む、請求項１乃至請求項６の何れか１項に記載のコンピュータ・システム。
8. 前記サブツリー・ラッパー・オブジェクトは、前記サブツリー（３１−３５）を読み出すようにさらに構成される、請求項７に記載のコンピュータ・システム。
9. 前記集約モジュール（１１０）は、拡張ノード（３０）に出会うことにより、前記サブツリー・ラッパー・オブジェクトを活性化するように構成される、請求項７又は請求項８に記載のコンピュータ・システム。
10. コンテンツ・エレメントをウェブポータル・アプリケーションに組み込む方法であって、
    動的アセンブリ・モジュール（１２０）により、活性化イベントを変換論理に関連させるステップ（２００）と、
    コンテキスト立ち上げ変換モジュール（１４０）において、前記変換論理の実行をトリガする活性化イベントを受信するステップ（２１０）と、
    コンテキスト・オブザーバ・モジュール（１３０）により、コンテキスト・データを検出するステップ（２２０）と、
    前記コンテキスト・オブザーバ・モジュール（１３０）により、前記コンテキスト・データを前記コンテキスト立ち上げ変換モジュール（１４０）に供給するステップ（２２０）と、
    前記コンテキスト立ち上げ変換モジュール（１４０）により、動的コンテンツ・ノードのサブツリー（３１−３５）を作成しながら、前記コンテキスト・データに応じて前記変換論理を実行するステップ（２３０）と、
    前記動的アセンブリ・モジュール（１２０）により、動的コンテンツ・ノードの前記サブツリー（３１−３５）を集約モジュール（１１０）に供給するステップ（２４０）と、
    前記集約モジュール（１１０）により、動的コンテンツ・ノードの前記サブツリー（３１−３５）を、ウェブ・アプリケーションのコンテンツ・エレメントを表すコンテンツ・ノードのメモリ・ツリーに挿入するステップ（２５０）と
    を含む方法。
11. 前記活性化イベントを受信するステップは、前記メモリ・ツリーに含まれる拡張ノード上でユーザ相互作用を受信するステップ（２１２）を含む、請求項１０に記載の方法。
12. 前記活性化イベントを受信するステップは、前記コンテキスト・オブザーバ・モジュールにより作成されたトリガ・イベントを受信するステップ（２１４）を含む、請求項１０又は請求項１１に記載の方法。
13. 前記変換モジュールにより、変更されたコンテキスト・データによって動的コンテンツ・ノードの前記サブツリーを更新するステップと、前記動的アセンブリ・モジュールにより、前記サブツリーの更新を前記集約モジュールに供給するステップとをさらに含む、請求項１０乃至請求項１２の何れか１項に記載の方法。
14. 前記集約モジュールにより、コンテンツ・ノードの前記メモリ・ツリー内の拡張ノードに出会うことによってサブツリー・ラッパー・オブジェクトを活性化するステップをさらに含み、そして、前記サブツリー・ラッパー・オブジェクトにより、前記変換論理を呼び出すステップ、及び、前記変換論理に初期化データを供給するステップをさらに含む、請求項１０乃至請求項１３の何れか１項に記載の方法。
15. 動的コンテンツ・ノードの前記サブツリーを前記集約モジュールに供給するステップは、前記サブツリー・ラッパー・オブジェクトの要求に応えて実行される、請求項１４に記載の方法。
16. データ処理システム内で実行するためのデータ処理プログラムであって、該プログラムがデータ処理システムに、請求項１０乃至請求項１５の何れか１項に記載の方法を実行させる、データ処理プログラム。
17. コンピュータ・プログラムを記録したコンピュータ使用可能媒体であって、該プログラムがデータ処理システムに、請求項１０乃至請求項１５の何れか１項に記載の方法を実行させる、コンピュータ使用可能媒体。

Images