JP5062154B2 - 携帯端末装置及びリーダライタ装置 - Google Patents

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本発明は、携帯端末装置及び、その携帯端末装置と無線通信を行うリーダライタ装置に関するものである。
近年、非接触型のICモジュール(以下、非接触ICモジュールと称する。なお、この非接触ICモジュールは、カードサイズの非接触ICカード、携帯端末装置に搭載される、非接触ICカード型技術を利用した小型モジュール、荷札として荷に貼り付けられる非接触ICタグなどを含み、ICチップとアンテナとを含んで構成される)と、その非接触ICモジュールと無線通信を行うリーダライタ装置と、を含んで構成されるシステムが、様々なサービスに利用されている。このシステムでは、リーダライタ装置と無線通信を行っている非接触ICモジュールが当該システムによるサービスを提供可能なものであるか否かを識別するために、リーダライタ装置は、非接触ICモジュールとの間で認証処理を行っている。
特許文献1には、上記認証処理に要する処理時間を短縮するためになされた非接触ICカードリーダ装置について、開示されている。
特開2004−102885号公報
特許文献1では、タッチアンドゴー形式を適用した非接触ICカードリーダライタ装置と、密着型の非接触ICカード(つまり、非接触ICカードリーダライタにおける読み取り部と無線通信を行うためには、その読み取り部と2ミリ未満の距離に位置する必要がある非接触ICカード)と、の間での認証処理について開示されている。このシステムでは、非接触ICカードリーダライタ装置は、2枚以上の非接触ICカードを一時期に読み取り部にタッチさせることができない構造であり、一枚の非接触ICカードとのみ認証を行うことを想定したものである。また、非接触ICカードリーダライタ装置は、利用者が非接触ICカードを非接触ICカードリーダライタと通信可能な距離に位置させるために非接触ICカードを読み取り部にタッチするという行為を行ってはじめて、非接触ICカードと認証を開始するものである。
一方、遠隔型の非接触ICカード(つまり、リーダライタにおける読み取り部と無線通信を行うために、その読み取り部と70センチ以上の距離に位置することが許容される非接触ICカード)との間で認証処理を行う場合、リーダライタ装置と通信可能な距離に複数枚の非接触ICカードが位置することによって、リーダライタ装置は、その複数枚の非接触ICカードと同時期に認証を行うことが考えられる。また、リーダライタ装置は、利用者が意図せず非接触ICカードを非接触ICカードリーダライタ装置と通信可能な距離に位置させた場合にも、非接触ICカードと認証を開始することが考えられる。
このように、リーダライタ装置と遠隔型の非接触ICカードとの間で無線通信を行わせる場合には、密着型の非接触ICカードとの間での無線通信と異なり、次の点について考慮する必要がある。
すなわち、複数枚の非接触ICカードのうちの、認証処理を行う必要のある非接触ICカードを特定することである。リーダライタ装置は、利用者が非接触ICカードに認証処理を行わせることを意図した場合にのみ、非接触ICカードと無線通信を開始する必要が
ある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、リーダライタ装置と遠隔型の非接触ICカードとの間で無線通信を行わせる場合に、複数枚の非接触ICカードのうち、確実に特定の認証処理を行う必要のある非接触ICカードとのみ無線通信を行うことを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の携帯端末装置は、電波の送受信を行うことで前記リーダライタ装置と無線通信を行う第1無線部と、電波の送受信を行うことで前記リーダライタ装置と無線通信を行い、前記第1無線部による無線通信距離よりも短い通信距離である第2無線部と、前記第1無線部と及び前記第2無線部の無線処理を制御する携帯端末制御部とを備え、前記リーダライタ装置との初期設定フェーズの後に実通信フェーズに移行するものであって、前記初期設定フェーズにおいて、前記第1無線部と前記第2無線部のそれぞれを介して前記リーダライタ装置と初期設定を行い、前記第1無線部及び前記第2無線部を介した初期設定が成立した場合に前記初期設定フェーズから前記実通信フェーズに移行するものである。
これによれば、前記従来の課題のうち近距離でのみ通信可能にするために携帯端末は、パッシブRFタグ機能を搭載し、この信号の強さにより、近距離であるか否かを判定することができるので、近距離でのみ通信したいといった課題が解決可能となる。
さらに、通信相手側が近接して設置されていた場合に、誤って違う相手の信号を先に受信した場合でも、パッシブRFタグとの通信が成立しないので、この通信はこのとき終了する。そして、その通信終了後に本来通信すべき通信相手からの信号を受信して、通信を実施するので、誤った相手との通信を防ぐことができる。
本発明の携帯端末装置は、リーダライタ装置と無線通信を行う携帯端末装置において、前記携帯端末装置は、前記リーダライタ装置と第1の電波の送受信を行う第1無線部と、前記リーダライタ装置と前記第1の電波とは異なる第2の電波の送受信を行う第2無線部とを備え、前記第1の電波の送受信を行った後に前記第2の電波の送受信を行うことで前記無線通信の初期設定を行い、前記初期設定が成立した場合に前記無線通信を実行し、前記第1の電波の通信距離は、前記第2の電波の通信距離よりも長いことを特徴とするものである。
これによれば、携帯電話の機種によっては、SIMカードが外側に近いところに搭載される場合も考えられ、この場合受信信号が強くなり、遠距離でも通信可能になるため、機種によらず近距離でも通信するということが難しくなる可能性がある。しかし、本発明では、携帯端末にパッシブRFタグが搭載されており、このパッシブRFタグで受信した信号で近距離かどうかを判断するので、携帯電話に搭載されたSIMカードの位置に関係なく、一定距離の近距離通信が可能になる。
第1の発明は、リーダライタ装置と無線通信を行う携帯端末装置において、前記携帯端末装置は、前記リーダライタ装置と第1の電波の送受信を行う第1無線部と、前記リーダライタ装置と前記第1の電波とは異なる第2の電波の送受信を行う第2無線部とを備え、前記第1の電波の送受信を行った後に前記第2の電波の送受信を行うことで前記無線通信の初期設定を行い、前記初期設定が成立した場合に前記無線通信を実行し、前記第1の電波の通信距離は、前記第2の電波の通信距離よりも長いことを特徴とするものである。
これによれば、追加された近距離無線通信部を機能させることができ、かつ、第2の近距離無線通信部は、さらに短い通信距離であるので、必要な近距離通信のみ実施することが可能になり、遠距離での誤通信を防ぐことができる。
第2の発明は、第2無線部はパッシブRFタグであることを特徴とするので、追加された近距離無線通信部を機能させることができ、必要な近距離通信のみ実施することが可能になり、遠距離での誤通信を防ぐことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態の携帯端末装置の斜視図を示すものである。図1に示す携帯端末装置は、ディスプレイ、操作キーなどを筐体表面に、回路基板を筐体内部にそれぞれ備える携帯端末装置本体110と、携帯端末装置本体110の回路基板に電力を供給するバッテリ111と、バッテリ111を保護するカバー112とから構成される。
携帯端末装置本体110は、SIMカード120が筐体内部に挿入される構造である。SIMカード120は、バッテリ111、カバー112の順に覆いかぶさって携帯端末装置本体111内に格納される。
また、SIMカード120は、SIMチップ121、無線回路122を含んで構成され、非接触ICカードの機能を果たす。SIMカード120の表面には、露出するようにしてSIMチップ121と無線回路122が設けられている。携帯端末装置本体110には、SIMチップ121の導体板に接触する接続端子が設けられており、携帯端末装置本体110とSIMカード120とはその接続端子を介して信号の送受信を行う。
本発明の実施の形態の携帯端末装置は、図1に示す構造に限られるものではなく、SIMカードを挿抜可能な様々な構造を有する携帯端末装置に適用可能である。SIMカードを挿抜可能な構造やSIMカード近辺の構造、材質が異なる様々な携帯端末装置にあるSIMカードを挿入する場合、SIMカードに備わる無線回路の電波環境も異なるが、本発明の実施の形態の携帯端末装置は、この電波環境に適した、無線通信を行うために当該無線回路が最低限必要とする受信強度の閾値または信号を送信するときの送信出力を設定することを実現する。
次に、本発明の実施の形態の携帯端末装置及びSIMカードの機能ブロックを図2に示す。携帯端末装置本体110は、セルラー送受信部131、携帯端末記憶部132、SIMカード接続部133、携帯端末制御部134、パッシブRFタグ送受信部135を含んで構成される。
セルラー送受信部131は、無線基地局(図2に図示せず)との間で取り決められた所定の通信方式に則って、デジタルデータの送受信を行う。
携帯端末記憶部132は、携帯端末制御部134が実行するプログラムや、そのプログラムを実行することによって生じる演算結果、SIMカード接続部133を介してSIM
カード120から入力したデータなどの各種データを記憶する。
SIMカード接続部133は、上述した、携帯端末装置本体110に設けられたSIMカード120との接続端子に相当し、SIMカード120との間で信号の入出力を行う。
携帯端末制御部134は、携帯端末記憶部132に記憶されている各種プログラムを参照して、セルラー送受信部131による無線通信制御、SIMカード120との間でのデータの入出力制御、携帯端末記憶部132へのデータの書き込み、読み取り制御、などの各種制御を実行する。
パッシブRFタグ送受信部135は、リーダライタ装置等のパッシブRFタグ通信が可能な外部の無線通信機器と通信を実施する。パッシブRFタグ送受信部135は、400MHz帯特定小電力無線、13.56MHz帯のRFID(Radio Frequency Identification:無線周波数識別)で使用される短距離通信用の電波や、4.2GHz帯から4.8GHz帯のUWB(Ultra Wide Band:超広帯域無線)等の電波を介して信号の送受信を行う。
一方、SIMカード120は、SIMカード記憶部141、携帯端末接続部142、SIMカード制御部143、近距離無線送受信部144、セキュリティ記憶部145を含んで構成される。
SIMカード記憶部141は、SIMカード制御部143が実行するプログラムや、そのプログラムを実行することによって生じる演算結果、携帯端末接続部142を介して携帯端末装置本体110から入力したデータなどの各種データを記憶する。
携帯端末接続部142は、上述した、SIMカード120の表面に露出するSIMチップ121の導体板に相当し、電気的に接続されているSIMカード接続部133との間で信号の入出力を行う。
SIMカード制御部143は、SIMカード記憶部141やセキュリティ記憶部145に記憶されている各種プログラムを参照して、近距離無線送受信部144による無線通信制御、携帯端末装置本体110との間でのデータの入出力制御、SIMカード記憶部141へのデータの書き込み、読み取り制御、などの各種制御を実行する。また、近距離無線送受信部144により受信される信号の受信強度値を検出する。
近距離無線送受信部144は、無線回路122に相当する。近距離無線送受信部144は、無線回路122に形成されるアンテナを介して、400MHz帯特定小電力無線、RFID(Radio Frequency Identification:無線周波数識別)で使用される短距離通信用の電波やUWB(Ultra Wide Band:超広帯域無線)等の電波を介して信号の送受信を行う。また、近距離無線送受信部144を介して行われる無線通信の通信距離は、パッシブRFタグ送受信部135を介して行われる無線通信の通信距離よりも長い。実際、送信出力にもよるが、400MHz帯特定小電力無線通信では数センチメートルから数十メートルの通信距離が得られ、13.56MHz帯無線通信では数センチメートルから数十センチメートルである。
セキュリティ記憶部145は、携帯端末装置とリーダライタ装置との間で、例えば決済処理等を行う場合に必要となる情報を記憶している。具体的には、銀行が運用する決済処理用ネットワークに接続するためのパスワードや、決済に関する個人情報などが記憶されている。このような決済処理を行うための情報はSIMカード記憶部141に記憶することも可能であるが、SIMカード記憶部141とは別に記憶することで、重要な情報を安
易に書き換えることがなく、また消去することもない。
次に、リーダライタ装置の機能ブロックを図3に示す。リーダライタ装置150は、リーダライタ近距離無線送受信部151、リーダライタ制御部152、リーダライタ記憶部153、外部通信部154、パッシブRFタグ送受信部155を含んで構成される。
リーダライタ近距離無線送受信部151は無線回路に形成されるアンテナ(図示せず)を介して、SIMカード近距離無線送受信部144と信号の送受信を行う。これらのアンテナは無線回路上に複数構成されており、それぞれのアンテナは無線回路上の異なる位置に形成されている。
リーダライタ制御部152は、リーダライタ近距離無線送受信部151やパッシブRFタグ送受信部155から入力される信号に対し何らかの処理を実行する。例えば、SIMカード120に書き込ませるデータをリーダライタ記憶部153から読み出し、その読み出した信号を近距離無線送受信部151や外部通信部154に出力する。また、リーダライタ近距離無線送受信部151により受信される信号の受信強度値を検出する。
外部通信部154は、インターネットなどの外部通信網と接続することで外部サーバと接続できる。例えば、決済処理を行う場合、SIMカード120からの要求信号に応じて外部通信部154を介して銀行やカード会社が運営する決済処理用ネットワークに接続し、銀行やカード会社が保有するサーバと通信を行う。
パッシブRFタグ送受信部155は、パッシブRFタグ送受信部135と通信を行う。
次に、SIMカード120とリーダライタ装置150とが通信を開始する処理の流れを図4に示す。まず、リーダライタ制御部152からリーダライタ近距離無線送受信部151に対して通信開始コマンド(SIG01)を伝送し、通信開始コマンド(SIG01)を受信したリーダライタ近距離無線送受信部151はSIMカード120に向けて通信開始コマンド(SIG02)を送信する。この通信開始コマンド(SIG01)及び通信開始コマンド(SIG02)は、定期的(例えば、100msごと)に送信されるコマンド信号であり、リーダライタ制御部152は後述する通信開始コマンド(SIG06)を確認できない限り定期的な発信を行う。
そして、SIMカード近距離無線送受信部144が通信開始コマンド(SIG02)を受信すれば、SIMカード近距離無線送受信部144はSIMカード制御部143に対して通信開始コマンド(SIG03)を伝送する。
通信開始コマンド(SIG03)を受けたSIMカード制御部143は、応答信号としての通信開始コマンド(SIG04)をSIMカード近距離無線送受信部144に伝送する。SIMカード近距離無線送受信部144は、通信開始コマンド(SIG02)を送信したリーダライタ装置150へ向けて通信開始コマンド(SIG05)を送信する。
リーダライタ近距離無線送受信部151が通信開始コマンド(SIG05)を受信すれば、リーダライタ近距離無線送受信部151はリーダライタ制御部152に対して通信開始コマンド(SIG06)を伝送する。
次に、通信開始コマンド(SIG06)を受けたリーダライタ制御部152は、パッシブRFタグ送受信部155に対して通信開始コマンド(SIG07)を伝送し、通信開始コマンド(SIG07)を受けたパッシブRFタグ送受信部155は、SIMカード120に向けて通信開始コマンド(SIG08)を送信する。
パッシブRFタグ送受信部135が、通信開始コマンド(SIG08)を受信した場合は、パッシブRFタグ送受信部135は携帯端末制御部134に向けて通信開始コマンド(SIG09)を伝送する。通信開始コマンド(SIG09)を確認した携帯端末制御部134は、通信開始コマンド(SIG10)をSIMカード接続部133に伝送する。通信開始コマンド(SIG10)を確認したSIMカード接続部133は、電気的に接続された携帯端末接続部142に通信開始コマンド(SIG11)を伝送し、通信開始コマンド(SIG11)を確認した携帯端末接続部142はSIMカード制御部143に対して通信開始コマンド(SIG12)を伝送する。
通信開始コマンド(SIG12)を確認したSIMカード制御部143は、SIMカード近距離無線送受信部144に対して通信開始コマンド(SIG13)を伝送し、通信開始コマンド(SIG13)を確認したSIMカード近距離無線送受信部144は、リーダライタ装置150に向けて通信開始コマンド(SIG14)を送信する。
リーダライタ近距離無線送受信部151が通信開始コマンド(SIG14)を受信すれば、リーダライタ近距離無線送受信部151はリーダライタ制御部152に対して通信開始コマンド(SIG15)を伝送する。
なお、リーダライタ制御部152は、所定期間(例えば、500ms)の間に通信開始コマンド(SIG15)を確認できない場合、通信開始コマンド(SIG08)を予め決められた回数だけ再送するが、それでも通信開始コマンド(SIG15)を確認できない場合は、再び通信開始コマンド(SIG01)及び通信開始コマンド(SIG02)を定期的に送信し始める。
以上のような一連の通信開始コマンド(SIG01〜SIG15)のやり取りを通じて、SIMカード120とリーダライタ装置150との間で無線通信が確立される、すなわち種々のデータ情報をやり取りする無線通信を行うための事前設定準備に関する手続きが完了する。なお、本実施の形態では、通信開始コマンドSIG01から通信開始コマンドSIG15の期間を初期設定フェーズとし、特に通信開始コマンドSIG01から通信開始コマンドSIG07の期間を第1初期設定フェーズとし、通信開始コマンドSIG08から通信開始コマンドSIG15の期間を第2初期設定フェーズと称する。そして、初期設定フェーズによりSIMカード120とリーダライタ装置150との間で無線通信が確立されると、その後は実通信フェーズ(例えば、個人情報や銀行口座に関するデータ情報などをやり取りする決済等処理を実施する)に移行する。
なお、本実施の形態では、パッシブRFタグ送受信部135は携帯端末装置本体110に搭載されるとしたが、SIMカード120に搭載されてもよい。
以上のように、本発明にかかる携帯端末とSIMカードは、リーダライタ装置から近距離無線通信で送信された通信開始コマンドをSIMカードが受信すると、SIMカードからリーダライタ装置へ通信開始コマンドを返信する。そして、この信号をリーダライタ装置が受信すると、次に、パッシブRFタグ無線で通信開始コマンドを携帯端末へ送信する。携帯端末は、パッシブRFタグ送受信装置を備えており、リーダライタからパッシブRFタグ無線で送信された通信開始コマンドを受信する。このときリーダライタと携帯端末との距離が離れている場合は、この信号は届かず通信は成立しない。携帯端末に搭載されているパッシブRFタグ送受信装置は、通信距離が短いので、携帯端末の機種によらず、ケースの内側の表面に近い場所に設置されているので、機種間での通信距離のばらつきが小さいので、近距離の検知に活用できる。
本発明の実施の形態の携帯端末装置の斜視図 本発明の実施の形態の携帯端末装置及びSIMカードの機能ブロック図 本発明の実施の形態のリーダライタ装置の機能ブロック図 本発明の実施の形態の携帯端末装置とSIMカードとリーダライタ装置が通信開始する場合のシーケンス図
符号の説明
110 携帯端末装置本体
111 バッテリ
112 カバー
120 SIMカード
121 SIMチップ
122 無線回路
131 セルラー送受信部
132 記憶部
133 SIMカード接続部
134 携帯端末制御部
135 パッシブRFタグ送受信部
141 SIMカード記憶部
142 携帯端末接続部
143 SIMカード制御部
144 SIMカード近距離無線通信信部
145 セキュリティ記憶部
150 リーダライタ装置
151 近距離無線通信部
152 リーダライタ制御部
153 リーダライタ記憶部
154 外部通信部
155 リーダライタパッシブRFタグ送受信部

Claims (2)

  1. リーダライタ装置と無線通信を行う携帯端末装置において、
    前記携帯端末装置は、
    前記リーダライタ装置と第1の電波の送受信を行う第1無線部と、
    前記リーダライタ装置と前記第1の電波とは異なる第2の電波の送受信を行う第2無線部とを備え、
    前記第1の電波の送受信を行った後に前記第2の電波の送受信を行うことで前記無線通信の初期設定を行い、
    前記初期設定が成立した場合に前記無線通信を実行し、
    前記第1の電波の通信距離は、前記第2の電波の通信距離よりも長いことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記第2無線部はパッシブRFタグであることを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
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