JP5052508B2 - 回転電磁結合装置 - Google Patents

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Description

本願発明は、ブレーキ及びクラッチ等の回転結合装置に関し、特に、良好な磁気効率と性能及び良好な構造特性を備えた回転結合装置に関するものである。
クラッチ及びブレーキ等の回転結合装置は、回転体間のトルクの伝達を制御するために利用される。従来の装置として、特許文献1〜3の米国特許No.5,119,918、5,285,882及び5,971,121に例示があって、その開示内容の全体を本書の参照文献とする。この従来装置は、ロータを含んで構成されており、このロータは入力シャフトに結合されて、回転軸の周りを同シャフトとともに回転する。また、界磁シェル(field shell)がロータの一端側において、入力シャフトの周りに設けられており、回転不能に固定されている。このシェルは、径方向に離間しかつ軸方向に延伸する内側及び外側極を形成しており、同極間にはロータに面してコンダクタが設けられている。ブレーキプレートが、界磁シェルに結合されており、同シェルから軸方向に離間している。このプレートは、コンダクタに対向するロータ側に設けられている。出力部材に結合されたアーマチュアは、ブレーキプレートと同じロータ側に設けられており、ロータとブレーキプレートとの間に、軸設されている。このアーマチュアは、複数からなる重ね板バネによって、出力部材に結合されている。コンダクタを付勢すると、界磁シェル、ロータ及びアーマチュアに磁気回路が生じ、アーマチュアをロータに結合させて、入力シャフトと出力部材とを結合させともに回転させる。コンダクタ消勢時には、重ね板バネがアーマチュアをロータから引き離して、ブレーキプレートと結合させて、アーマチュア及び出力部材を制止する。また、ブレーキプレートに結合された永久磁石を利用して、同プレート、界磁シェル及びアーマチュア間に別の磁気回路を生じさせて、アーマチュア及び出力部材を制止する際に、重ね板バネを補助する。
米国特許第5119918号 米国特許第5285882号 米国特許第5971121号
上述の装置の性能は一般に良好である。ただ、同装置内の磁気回路は、効率が最適であるとは言えず、互いに孤立している。さらに、アーマチュアは、ブレーキプレートから引き離すことが困難で、同装置の結合面は、依然として、磨耗が多い。また、同装置の界磁シェル内へのコンダクタ取付状態は最適とは言えず、取付強度の改善が望まれている。
本願発明者は、上述した不都合な点を1つまたは複数軽減及び/または解消する回転結合装置の必要性を認識している。
本願発明は、回転結合装置を提供するものである。
本発明の1側面に基づく回転結合装置は、入力シャフトに結合されたロータを含んでおり、この入力シャフトはロータとともに回転する。同シャフトは、回転軸の周りに設けられている。ロータは、軸方向に延伸しかつ径方向に離間した内側及び外側極を形成している。この装置はさらに、入力シャフトの周りに設けられて、回転不能に固定された界磁シェル(field shell)を含んでおり、同シェルは、軸方向に延伸しかつ径方向に離間した内側及び外側極を形成している。さらに、同装置は、ロータの一端側において界磁シェルの内側及び外側極間の同シェル内に設けられたコンダクタと、同シェルに結合されたブレーキプレートを含んで構成される。同装置はさらに、コンダクタに対向するロータの他端側において、ロータとブレーキプレートとの間に軸設されたアーマチュアを含んで構成されている。アーマチュアは、出力部材に結合されている。ロータの内側極は、界磁シェルの内側極の径方向外側に設けられている。
本発明に基づく回転結合装置は、クラッチ結合のために、ロータと界磁シェルとの間に効率的な磁気回路を生成することから、従来の装置に比べて改善されている。同装置はまた、界磁シェル内のコンダクタ組立を容易にすることができる。
本願発明の上記利点及びその他の利点は、実施例を介しその特徴を例示する添付の図面を参照しつつ、以下に述べる詳細な説明から、当業者には明らかとなる。
添付の図面を参照すると、各図において、同一の構成要素を同定するために同一の符号が使用されており、図1及び図2は、本願発明の実施形態に基づく回転結合装置20を例示している。この装置20は、トルクを入力シャフト22から出力部材24に対し選択的に伝えるクラッチとして機能する。また、同装置20は、出力部材24に対しトルクが伝えられていない場合に、同部材24へのブレーキとして機能する。装置20は、乗車芝刈機または類似の装置に利用可能である。ただし、当該装置20は、クラッチまたはブレーキを要する広範囲な応用例において使用可能であることは当業者によって理解されるところである。装置20は、スペーサ26、ロータ28、界磁シェル30、コンダクタアセンブリ32、ブレーキプレート34、アーマチュア36及び単数または複数の永久磁石38を含んで構成されている。
入力シャフト22は、出力部材24を駆動するためのトルク源を提供する。シャフト22は、通常の金属及び合金から製造可能であって、中実または筒状とすることができる。シャフト22は、回転軸40の周りを中心とし、エンジン、電動機またはその他通常の動力源によって駆動される。例示の実施形態において、シャフト22は、出力部材24に対向する装置20の一方の側において、同装置に挿通されている。ただし、入力シャフト22を出力部材24と同じ側において装置20に挿通するように、入力シャフト22及びスペーサ26の方向を逆にすることもできる。
出力部材24は、トルクを芝刈機ブレードのような従動装置に伝えるものである。部材24は、通常のプーリーから構成されており、このプーリーにトルク伝達ベルトが捲回されて、従動装置に結合されている。
スペーサ26は、装置20の他の構成要素との組立関係において、出力部材24を支持するために設けられており、粉末冶金金属を含む通常の材料から製造可能である。スペーサ26は、軸40を中心として設けられており、形状はほぼ円筒形である。スペーサ26は、ほぼ円筒形の外面を有しており、この外面はロータ28のキーを受け入れるような形状のキー溝を含んで構成できる。また、スペーサ26は、一方の軸端においてフランジ42を形成する。
ロータ28は、入力シャフト22と出力部材24との間にトルクを伝えるべくアーマチュア36との選択的結合のため設けられている。ロータ28は、軸40を中心として設けられており、入力シャフト22に結合されて、このシャフトとともに回転する。ロータ28は、通常の金属及び合金から製造可能であって、ハブ44とロータディスク46を含んでなる。
ハブ44は筒状であって、入力シャフト22及びスペーサ26のキー溝内に受け入れられるように径方向内側へ延伸するキー48を含んでなる。ハブ44は、その径方向の内径に近接し、かつ、その両軸端において、ベアリング50と52を支持する。その径方向の外径において、ハブ44は、軸方向に延伸する内側ロータ極54を形成している。さらに、ハブ44は、以下に述べる理由から、内側ロータ極54の径方向内側で軸方向に延伸する凹部56を形成してなる。
ディスク46は、ハブ44から径方向外側へ延伸してなる。ディスク46は、ハブ44が貫通されて結合しており、たとえば、複数のラグとノッチの組み合わせを含む圧嵌関係にある。従来技術として知られているように、ディスク46は、径方向に離間した複数列よりなる角度方向に離間したバナナ形状のスロット58を含んで構成することができる。コンダクタアセンブリ32の付勢時に、スロット58は、ディスク46とアーマチュア36との間の空隙を横切りその間で磁束を前後に流して(travel)、ロータ28とアーマチュア36との間の高いトルク結合を可能にする。例示の実施形態において、ディスク46は、3列のスロット58を含んでいる。ただし、スロット58の列数、1列内のスロット58の構成数及びスロット58のサイズと形状は可変である。ディスク46は、その外径において、軸方向に延伸する外側ロータ極60を形成してなる。極60は、内側ロータ極54と径方向に整列し、同極54とは径方向外側に離間している。
界磁シェル30は、コンダクタアセンブリ32を収容するために設けられている。また、シェル30は、ロータ28とアーマチュア36との選択的結合を生じさせる磁気回路の一部を形成している。界磁シェル30は、通常の金属及び鉄を含む合金から製造可能である。同シェル30は円筒形であって、軸40を中心として設けられている。シェル30は、たとえば、そのうちのスロット62を延伸する止着部材(図示せず)を介して回転不能に固定されている。シェル30は、その断面はほぼU形状であって、径方向内側の環状部材64と径方向外側の環状部材66を含んでなる。
内側部材64は、ベアリング50の外側軌道輪上に支持されている。部材64は、その断面がほぼL形状であって、軸方向に延伸する内側極68を形成してなる。以下において詳細に述べる本願発明の1側面に基づき、極68は、ロータ28のハブ44の凹部56に延伸し、内側ロータ極54の径方向内側に設けられている。
外側部材66は、内側部材64に結合されるとともに同部材上で支持されている。外側部材66は、縁壁70、軸方向に延伸する外側極72及びフランジ74を含んで構成されている。以下に述べる理由から、縁壁70は、部材64から径方向外側へ延伸し、単数または複数の凹部76を形成する。極72は、縁壁70と一体となっており、また、この縁壁から軸方向に延伸している。極72は、ロータ28の極60から径方向外側に設けられている。図3によれば、極72の径方向内面は、肩部78を形成する段状の内径を形成することができる。また、極72を貫通する開口部80を形成し、この開口部を介して、コンダクタアセンブリ32の導線を外方に延伸する。フランジ74は、縁壁70に対向する極72の端部において、これと一体となり、かつ、これから径方向外側へ延伸している。図1によれば、フランジ74は極72周囲の少なくとも一部に沿って延伸している。
コンダクタアセンブリ32は、ロータ28、スペーサ82(または、入力シャフト22の方向が逆の場合、スペーサ26)、界磁シェル30及びアーマチュア36間に磁気回路を生成させて、アーマチュア36をロータ28と結合せしめ、また、入力シャフト22からのトルクを出力部材24に伝える目的で設けられている。コンダクタアセンブリ32は、一般的に、環状であって、界磁シェル30内の軸40を中心として設けられている。特に、アセンブリ32は、シェル30の内側極68及び外側極72の間に設けられており、コンダクタ84及びシェル86を含んで構成されている。
コンダクタ84は、従来からある銅製コイルから構成できるが、これに代えて、その他既知のコンダクタを利用可能である。コンダクタ84は、バッテリー等の電源(図示せず)に電気的に接続することができる。コンダクタ84の付勢時に、ロータ28、スペーサ82(または、入力シャフト22の方向が逆の場合、スペーサ26)、界磁シェル30及びアーマチュア36の間に磁気回路が形成される。磁束は、空隙を横切り、シェル30の極72からロータ28の極60に流れる。磁束は次に、ディスク46とアーマチュア36との間の空隙を横切り、その間を前後に流れる。磁束は次に、ディスク46からロータ28のハブ44に流れ、界磁シェル30の部材64及び66に戻る。
本願発明の1側面に基づき、内側界磁シェル極68から径方向外側の内側ロータ極54の位置は、コンダクタ付勢時に形成された磁気回路の磁気効率を高めている。界磁シェル30は、通常、複数の部材64及び66から構成されることから、これら部材64及び66の間に空隙が生じる。ロータ28の内側極54を界磁シェル30の内側極68から径方向外側に配置することによって、図2に示されるように、少なくとも磁束の幾つかは、界磁シェル30の環状部材64及び66間の空隙を避けて、ロータ28の極54から直接界磁シェル30の部材66に流れる。内側ロータ極54及び内側界磁シェル極68の相対位置はまた、界磁シェル極68及び72間の空隙が大きくなり、コンダクタアセンブリ32を界磁シェル30内へ挿し込んで止着することが容易になるため、有利である。
磁束は、ロータ28と界磁シェル30との間を流れる際に、ロータハブ44から界磁シェル30の環状部材64及び66への経路に沿って、ベアリング50の径方向外側へ流れる。磁束はまた、ロータハブ44から界磁シェル30の環状部材64への別経路に沿って、ベアリング50の径方向内側へ流れる。この後者の経路において、磁束は、界磁シェル30の環状部材64に戻る前に、ハブ44からスペーサ82(または、入力シャフト22の方向が逆の場合、スペーサ26)へ流れる。この代替する磁束経路によって、磁束の一部が、内側ロータ極54及び内側界磁シェル極68の高密度領域を回避でき、これによって、磁気回路の磁気効率が改善される。
シェル86は、コンダクタ84収容のために設けられており、また、界磁シェル30へのコンダクタ84装着のために使用される。シェル86は、通常のプラスチックから成型することができる。シェル86は、一体端子コネクタ88を含んで構成でき、このコネクタを介して、コンダクタ84は、動力源に電気的に接続可能である。コネクタ88は、界磁シェル30の開口部80を介して延伸可能である。シェル86はまた、縁壁70の凹部76に受入可能なサイズの単数または複数のラグ90を形成しており、これにより、コンダクタアセンブリ32の回転を防止する。
図3によれば、本願発明の別側面に基づき、シェル86は径方向外側へ延伸するフランジ92を含んで構成することができる。フランジ92は、界磁シェル30の外側極72に近接して設けられる。コンダクタアセンブリ32は、従来装置におけるような界磁シェル30の内径ではなく、その外径に近接して固定されているため、コンダクタアセンブリ32は、従来装置に比べて、より多くの位置に固定可能で、かつ、装置20の回転40中心から、より大きな半径位置に固定可能となる。その結果、装置20の構造上の一体性が従来装置よりも向上する。さらに、シェル30の外径に近接したコンダクタアセンブリ32の接続によって、内側ロータ極54及び内側界磁シェル極68の新規な構成が可能となって、磁気性能が改善される。
フランジ92は、種々の方法で界磁シェル30に取り付け可能である。図3に示すように、界磁シェル30の極72の径方向内面(特に、肩部78)は、通常の工具を使って、フランジ92に対し複数の個所において変形可能で、これにより、フランジ92を界磁シェル30内に固定可能となる。図4によれば、本願発明の変更の態様において、極72の径方向内面は、フランジ92に対し当接し、かつ、担持されるスナップーリーング96を受け入れるような形状の溝94を形成でき、これにより、コンダクタアセンブリ32を界磁シェル30内に保持することができる。図5によれば、本願発明のもう一方の実施形態において、止着部材98が複数個所において、フランジ92を介し界磁シェル30の縁壁70に延伸し、これにより、コンダクタアセンブリ32を界磁シェル30内で保持することができる。 図6によれば、本願発明のさらにもう一方の実施形態において、フランジ92は、その一部分に熱を加えることで変形されて、フランジ92の加熱された部分を、極72に形成された溝100に流して延伸させ、フランジ92をシェル30に固定することができる。フランジ92は、界磁シェル30の表面または単数もしく複数の溝内に、接着剤を使用して、シェル30に固定することもでき、また、コンダクタアセンブリ32の回転を制限する際には、複数のタブをフランジ92に形成して、このタブを界磁シェル30内の対応スロットに配置することで固定することができる。
再度、図1から2によれば、ブレーキプレート34は、アーマチュア36による結合のための制止面を備えて、出力部材24を制止する。ブレーキプレート34は、通常の金属及び鉄等の合金を含む比較的低い磁気抵抗を備えた通常の材料から製造可能である。ブレーキプレート34は、装置20の少なくとも周縁の一部の周りに延伸しており、界磁シェル30に結合されている。特に、ブレーキプレート34は、単数または複数の止着部材102を利用して、界磁シェル30のフランジ74に結合される。止着部材102は、非磁性材料または比較的高い磁気抵抗を備えた材料から製造可能であって、これにより、ブレーキプレート34と界磁シェル30との間の磁束の流れを排除して、コンダクタアセンブリ32付勢時に、クラッチ結合を容易にする。ブレーキプレート34は、単数または複数のスペーサ104を利用して、界磁シェル30のフランジ74から軸方向に離間することができる。スペーサ104は、貫通孔106を含んで構成でき、この孔を介して止着部材102は延伸する。スペーサ104は、同様に、非磁性材料または比較的高い磁気抵抗を備えた材料から製造可能であって、これによって、ブレーキプレート36と界磁シェル30との間の磁束の流れを減少または排除することができる。図1によれば、ブレーキプレート34は、下記に述べる理由から、ブレーキプレート34に形成された径方向に延伸する円弧状離間スロット110により分割された単数または複数の径方向に延伸する円弧状離間タブ108を含んで構成することができる。
アーマチュア36は、出力部材24に制止トルクを伝達し、また、駆動トルクをロータ28から出力部材24へ選択的に伝達する目的で設けられている。アーマチュア36は、通常の各種金属及び鉄を含む合金から製造可能である。アーマチュア36は、環状構造体であって、軸40を中心として設けられている。アーマチュア36は、空隙によって、ロータ28とは軸方向に離間している。ロータディスク46と同様、アーマチュア36は、径方向に離間した複数列の角度方向に離間してなるスロット112を含んで構成されており、このスロットにより、コンダクタアセンブリ32の付勢時に、ロータ28及びアーマチュア36間の磁束の前後の流れを容易にする。図示の実施形態において、アーマチュア36は、2列のスロット112を含んで構成される。アーマチュア36上の径方向内側列のスロット112は、ロータディスク46上の径方向内側列及び径方向中央列のスロット58の間に設けられている。一方、アーマチュア36上の径方向外側列のスロット112は、ディスク46上の径方向中央列及び径方向外側列のスロット58の間に設けられている。アーマチュア36上のスロット列数、1列のスロット数、スロット112のサイズ及び形状は可変である。アーマチュア36は、出力部材24に結合される。特に、アーマチュア36は、複数からなる重ね板バネ114によって出力部材24に結合することができる。この板バネ114は、駆動トルク及び制止トルクをアーマチュア36から出力部材24に伝達し、当該部材24に対するアーマチュア36の軸動作を許容するとともにロータディスク46に近づき、また、これから遠ざかるアーマチュア36の軸動作を許容する。板バネ114は、ステンレススチール製とすることができ、リベット、ネジ、ボルトまたはピン等通常の止着部材116を使用して、その一端はアーマチュア36に、また、もう一方の端は出力部材24に結合されている。
磁石38は、ブレーキプレート34とアーマチュア36との間に磁気回路を生成して、アーマチュア36をブレーキプレート34と連結させて制止トルクを出力部材24に付与することを目的として設けられている。磁石38は、ネオジム・鉄・ホウ素(Nd−Fe−B)磁石またはその他既知の永久磁石から構成することができる。図2によれば、磁石38は、ブレーキプレート34の盲穴(closed bore)118内に埋め込み可能であるとともに、磁石38の一方の面がブレーキプレート34の一方の面(及びその結合面)と面一となるような構成とすることができる。磁石38を、その一方の面がブレーキプレート34の結合面と面一となるように配置することによって、磁石38は、ブレーキプレート34の磨耗面に付加されて、その耐磨耗性を強化するとともに、制止面を増加させる。図1によれば、磁石38は、ブレーキプレート34周囲に、互いに円弧状に離間して設けることができる。各タブ108には、単一の磁石38を設けることができ、この場合、スロット110は、各磁石38を互いに磁性的に絶縁する役目を担う。これに代えて、磁石38が適当に離隔していることを前提として、単数または複数の磁石38を単一のタブ108に設けることができる(スロット110を排除することができる。)。磁石38はまた、2つのタブ108ごとに設けることができて、この場合には、磨耗面を強化できる。さらに、ブレーキプレート34内の磁石38の個数及びその位置は、装置20の特性及び関連する設計要件に応じて可変である。図示のように、磁石38は、隣接する磁石の対面極が同じ極性とすることで、並行磁気回路を形成する構成となっている。これに代えて、隣接する磁石38の対面極を反対の極性とすることで、効率の劣った直列磁気回路を形成する構成とすることもできる。
再度、図2を参照すると、本願発明によれば、磁石38はアーマチュア36の一部と軸方向に整列している。図7によれば、磁石38は、これを介して磁束が軸方向に流れるように方向付けされている。特に、磁束は、各磁石38の一方の(磁石38の径方向中心に位置した)極を介して、ブレーキプレート34に流れる。磁束は引き続き、ブレーキプレート34に沿って径方向内側及び外側へ流れ、各磁石38の反対の(磁石38の径方向周縁に位置した)極に流れる。磁束は次にアーマチュア36に流れて、磁石38の径方向中心極へ横切って戻る前に、アーマチュア36に沿って径方向内側及び外側へ円弧状に流れる。本願発明に基づく装置20により形成された磁気回路は、従来装置に比べ効率が良好である。特に、磁石38の位置は、ブレーキプレート34、磁石38及びアーマチュア36によって形成された磁気回路内の空隙数を減少させて、磁気回路の効率を高めている。また、特に、磁束は3箇所の空隙、すなわち、(i)磁石38からブレーキプレート34までの空隙、(ii)ブレーキプレート34からアーマチュア36までの空隙及び(iii)アーマチュア36から磁石38までの空隙を横切るだけである。さらに、これら空隙のうち2箇所は、アーマチュア36及びブレーキプレート34または磁石38によって形成された制止面に関係することから、磁気吸引が極めて改善される。磁石38の位置(すなわち、界磁シェル30から遠隔した位置)及びその結果としての磁気回路はまた、ブレーキプレート34と界磁シェル30との間の磁束の流れを減少させて、クラッチ結合の間、ブレーキプレート34からのアーマチュア36引き離しが容易となる。
図8及び図9によれば、本願発明のもう一方の実施形態に基づく装置200が例示されている。装置200は、装置20とほぼ同じであって、類似の構成要素については、前述の説明を参照ください。装置200と装置20との差異は、磁石38がブレーキプレート204ではなく、アーマチュア202内に設けられている点にある。磁石38をブレーキプレート204に対してアーマチュア202とともに配置することで、装置20のブレーキプレート34と比べて(凹嵌磁石38とスロット110を欠くために)ブレーキプレート204の磨耗面が大きくなるとともに耐摩耗性が向上する。さらに、磁気ブレーキ回路内の磁束を、コンダクタアセンブリ32付勢時に生じた磁束と均衡することができ、クラッチ結合性能が向上する。他方において、より多くの磁石38が必要とされて、磁石38はより厳しい操作条件に晒されることになる。図9によれば、磁石38はアーマチュア202の盲穴206内に埋め込み可能であって、磁石38の一方の面がアーマチュア202の結合側面と面一の構成とすることができる。磁石38の一面をアーマチュア202の結合面と面一とするように、磁石38を配置することで、磁石38は、アーマチュア202の磨耗面に付加されて、その耐摩耗性を強化するとともに制止面を増加させる。図8によれば、磁石38は、アーマチュア202の周囲に互いに離間して円弧状に設けることができる。アーマチュア202は、以下に述べる理由から、これに形成された径方向に延伸する円弧状の離間スロット210により分割された径方向外周部に、単数または複数の径方向に延伸する円弧状の離間タブ208を含んで構成することができる。磁石38は、各タブ208にひとつずつ設けることができ、この場合、スロット210は、磁石38を互いに磁性的に絶縁する役目を担う。これに代えて、磁石38が互いに適当に離間していることを前提として、単数または複数の磁石38を単一のタブ208に設けることができる(スロット210を排除でき、または、スロット210を排除できる。)。磁石38はまた、2つのタブ208ごとに設けることができ、これにより、磨耗面が増加する。さらに、アーマチュア202内の磁石38の個数及びその位置は、装置200の特性及び関連する設計要件に応じて可変である。例示のように、磁石38はまた、隣接する磁石の対面極が同じ極性とすることで、並行磁気回路を形成するような構成となっている。これに代えて、磁石38は、隣接する磁石38の対面極が反対の極性とすることで、効率の劣った直列磁気回路を形成するように構成することもできる。
図9によれば、本願発明に基づく本実施形態においても、磁石38はブレーキプレート204の一部と軸方向に整列している。磁石38は、本実施形態においても、これを介して磁束が軸方向に流れるように方向付けされている。特に、磁束は各磁石38の一方の極(その径方向中心に位置した極)を介してアーマチュア202に流れる。磁束は引き続きアーマチュア202に沿って径方向内側及び外側へ、かつ、円弧状に流れて、各磁石38のもう一方の極(その径方向周縁に位置した極)に向かって流れる。磁束は次に、磁石38の径方向中心極に横切って戻る前に、ブレーキプレート204へ、また、これに沿って径方向内側及び外側へ、かつ、円弧状に流れる。本実施形態に基づく装置200によって形成された磁気回路は、また、磁束が3箇所の空隙、すなわち、(i)磁石38からアーマチュア202まで、(ii)アーマチュア202からブレーキプレート204まで、(iii)ブレーキプレート204から磁石38までの空隙を横切るだけであるため、従来装置に比べ効率が良好である。さらに、これら空隙のうち2箇所は、ブレーキプレート204とアーマチュア202または磁石38によって形成された制止面に関係することから、磁気吸引が極めて改善される。磁石38の位置(すなわち、界磁シェル30から遠隔した位置)とその結果としての磁気回路は、本実施形態においても、ブレーキプレート204及び界磁シェル30との間の磁束の流れを減少させて、これにより、クラッチ結合操作の間、ブレーキプレート204からのアーマチュア202引き離しを容易にする。
図10及び11によれば、本願発明のもう一方の実施形態に基づく装置300が例示されている。装置300は、装置20及び200とほぼ同じであって、同一の構成要素については、前述の説明を参照ください。装置300と装置20,200との差異は、ブレーキプレート304またはアーマチュア306内で、磁石302が異なった態様において方向付けされている点にある。本実施形態において、磁石302は、ブレーキプレート304内に設けられている。なお、これに代えて、磁石302は、図8及び図9を参照しつつ前述のように、アーマチュア306内に設けることができる。図10によれば、磁石302は、その反対極を互いに円弧状に離間して方向付けされている。図11によれば、磁石302は、ブレーキプレート304(またはアーマチュア306)の貫通孔308内に埋め込みできるとともに、磁石302の一方の面がブレーキプレート304(またはアーマチュア306)の一方の面(及び結合面)と面一の構成とすることができる。磁石302を、その一方の面がブレーキプレート304(またはアーマチュア306)の結合面と面一とするように配置することによって、磁石302は、ブレーキプレート304(またはアーマチュア306)の磨耗面に付加されて、その耐摩耗性を向上させるとともに制止面を大きくする。再び、図10によれば、磁石302は、ブレーキプレート304(またはアーマチュア306)の周囲に互いに円弧状に離間して設けることができる。本実施形態においてもまた、ブレーキプレート304は、径方向に延伸する円弧状に離間したスロット312により分割された単数または複数の径方向に延伸する円弧状に離間したタブ310を含んで構成できる。本実施形態においても、磁石302は、ブレーキプレート304(またはアーマチュア306)の各タブ310にひとつずつ設けることができ、この場合、スロット312は各磁石302を互いに磁性的に絶縁する役目を担う。これに代えて、本実施形態においても、磁石302が互いに適当に離間していることを前提として、単数または複数の磁石302を単一のタブ310に設けることができる(スロット312を排除できる。)。磁石302は、2つのタブ310ごとに設けることもでき、これにより、耐摩耗性が向上する。さらに、ブレーキプレート304(またはアーマチュア306)内の磁石302の個数及び位置は、装置300の特性及び関連する設計上の要件に応じて可変である。例示のように、本実施形態においても、磁石302は、隣接する磁石の対面極が同じ極性とすることで、並行磁気回路を形成するような構成としている。これに代えて、磁石302は、隣接する磁石302の対面極を反対極性とすることで、効率の劣った直列磁気回路を形成するような構成とすることもできる。
図11によれば、本実施形態においても、磁石302はアーマチュア306(またはブレーキプレート304)の一部と軸方向に整列している。磁石302は、これを介して磁束が円弧状に流れるように方向付けされている。特に、磁束は各磁石302の一方の極(磁石302の一方の円弧端に位置した極)からブレーキプレート304(またはアーマチュア306)の内部に流れる。磁束は次に、ブレーキプレート304とアーマチュア306との間の空隙を横切ってアーマチュア306(またはブレーキプレート304)へ流れる。磁束は引き続きアーマチュア306(またはブレーキプレート304)を円弧状に横切って、上記と同じ空隙を横切ってブレーキプレート304(またはアーマチュア306)に戻ってから、ブレーキプレート304(またはアーマチュア306)から磁石のもう一方の極(磁石302のもう一方の円弧端に位置した極)へ戻る。本実施形態に基づく装置300によって形成された磁気回路もまた、従来装置に比べ効率が良好であるが、装置20及び200の磁気回路に比べ効率は劣る。なお、特に、磁石302の位置によって、ブレーキプレート304、磁石302及びアーマチュア306により形成された磁気回路内の空隙数を減少させて、磁気回路の効率を良好なものとする。詳しくは、特に、磁束は4箇所の空隙、すなわち、(i)磁石302からブレーキプレート304(またはアーマチュア306)まで、(ii)ブレーキプレート304からアーマチュア306(またはアーマチュア306からブレーキプレート304)まで、(iii)アーマチュア306からブレーキプレート304(ブレーキプレート304からアーマチュア306)まで及び(iv)ブレーキプレート304(またはアーマチュア306)から磁石302にもどるまでの空隙を横切るだけである。さらに、これら空隙のうち2箇所は、アーマチュア306及びブレーキプレート304によって形成された制止面に関係することから、磁気吸引が極めて改善される。また、磁石302の位置(すなわち、界磁シェル30から遠隔した位置)とその結果としての磁気回路は、ブレーキプレート304及び界磁シェル30間の磁束の流れを減少させて、クラッチ結合操作の間、ブレーキプレート304からのアーマチュア306引き離しを容易にする。
さて、図12によれば、本願発明のもう一方の実施形態に基づく装置400が例示されている。装置400は、装置20、200及び300とほぼ同じであって、同一の構成要素については、上記の説明を参照ください。装置400と装置20、200及び300との差異は、磁石402がブレーキプレート404またはアーマチュア406内において、異なった態様で方向付けされている点にある。本実施形態においてもまた、図面に示されるとおり、磁石402がブレーキプレート404内に設けられている。なお、これに代えて、磁石402は、本実施形態においても、図8及び図9を参照しつつ前述のように、アーマチュア406内に設けることができる。磁石402は、反対の極を互いに径方向に離間して方向付けされている。磁石402は、本実施形態においても、ブレーキプレート404(またはアーマチュア406)の貫通孔408内に埋め込むことができるとともに磁石402の一方の面がブレーキプレート404(またはアーマチュア406)の一方の面(結合面)と面一の構成とすることができる。磁石402の配置を、その一方の面がブレーキプレート404(またはアーマチュア406)と面一とすることで、磁石402は、ブレーキプレート404(またはアーマチュア406)の磨耗面に付加されて、その耐摩耗性を強化するとともに制止面を大きくする。装置20、200及び300と同じく、磁石402は、これらの装置に関し前述した態様と類似の態様において、ブレーキプレート404またはアーマチュア406の周囲に互いに円弧状に離間して設けることができる。
本実施形態においても、磁石402は、アーマチュア406(またはブレーキプレート404)の一部と軸方向に整列している。磁石402は、これを介して磁束が径方向に流れるように方向付けされている。特に、磁束は各磁石402の一方の極(磁石402の一方の放射端に位置した極)からブレーキプレート404(またはアーマチュア406)の内部に流れる。磁束は次に、ブレーキプレート404及びアーマチュア406間の空隙を横切ってアーマチュア406(またはブレーキプレート404)へ流れる。磁束は引き続き、アーマチュア406(またはブレーキプレート404)を介して径方向に流れて、上記と同じ空隙を横切ってブレーキプレート404(またはアーマチュア406)に戻ってから、ブレーキプレート404(またはアーマチュア406)から磁石402のもう一方の極(磁石402のもう一方の放射端に位置した極)に戻る。本実施形態に基づく装置400により形成された磁気回路もまた、従来装置に比べ効率が良好であるが、装置20,200の磁気回路に比べると効率は劣る。なお、特に、磁石402の位置により、ブレーキプレート404、磁石402及びアーマチュア406により形成された磁気回路内の空隙数を減少させて、これにより、磁気回路の効率を良好なものとしている。詳しくは、特に、本実施形態においても、磁束は4箇所の空隙、すなわち、(i)磁石402からブレーキプレート404(またはアーマチュア406)まで、(ii)ブレーキプレート404からアーマチュア406まで(またはアーマチュア406からブレーキプレート404まで)、(iii)アーマチュア406からブレーキプレート404まで(またはブレーキプレート404からアーマチュア406まで)及び(iv)ブレーキプレート404(またはアーマチュア406)から磁石402に戻るまでの空隙を横切るだけである。さらに、これら空隙のうち2箇所は、アーマチュア406及びブレーキプレート404により形成された制止面に関係することから、磁気吸引が極めて改善される。また、磁石402の位置(すなわち、界磁シェル30から遠隔した位置)とその結果としての磁気回路は、ブレーキプレート404及び界磁シェル30間の磁束の流れを減少させて、クラッチ結合操作の間、ブレーキプレート404からのアーマチュア406引き離しを容易にする。
本願発明を単数または複数の実施形態に基づき添付の図面を参考に説明してきたところであるが、本願発明の精神及び技術範囲を逸脱することなく種々の変更が可能であることは、当業者により理解されるところである。
本願発明の実施形態に基づく回転結合装置の平面図。 図1に示す回転結合装置の断面図。 図1及び2に示す回転結合装置の一部を示す拡大断面図であって、本願発明の別の側面を例示する図。 本願発明の別の実施形態に基づく回転結合装置の一部を示す拡大断面図。 本願発明の別の実施形態に基づく回転結合装置の一部を示す拡大断面図。 本願発明の別の実施形態に基づく回転結合装置の一部を示す拡大断面図。 図2の一部拡大図である。 本願発明の別の実施形態に基づく回転結合装置の平面図。 図8に基づく回転結合装置の一部を示した拡大断面図。 本願発明の別の実施形態に基づく回転結合装置の平面図。 図10に示す回転結合装置の一部を、ライン11−11に沿って示した拡大断面図。 本願発明の別の実施形態に基づく回転結合装置の一部を示す拡大断面図。
符号の説明
20、200、300、400 回転結合装置
22 入力シャフト
24 出力部材
26 スペーサ
28 ロータ
30 界磁シェル
32 コンダクタ
34 ブレーキプレート
40 回転軸
44 ハブ
46 ディスク
48 キー
50 ベアリング
52 ベアリング
54 ロータの内側極
56 凹部
58 スロット
60 極
62 スロット
64 内側部材
66 外側部材
68 内側極
70 縁壁
72 外側極
74 フランジ
76 凹部
80 開口部
82 スペーサ
84 コンダクタ
86 シェル
88 一体端子コネクタ
90 ラグ
92 フランジ
102 止着部材
104 スペーサ
106 貫通孔
112 スロット
116 止着部材
118 盲穴

Claims (6)

  1. 回転軸周りに設けられた入力シャフトにともに回転するために結合されて、軸方向に延伸し径方向に離間した内側極及び外側極を形成してなるロータと、
    前記入力シャフトの周りに設けられるとともに回転不能に固定されて、軸方向に延伸し径方向に離間した内側極及び外側極を形成してなる界磁シェルと、
    前記ロータの一端側において前記界磁シェルの内側及び外側極間の前記界磁シェル内に設けられたコンダクタと、
    前記界磁シェルに結合されたブレーキプレート及び前記ロータの前記コンダクタに対向する他端側において、前記ロータと前記ブレーキプレート間の軸方向に設けられ、かつ、出力部材に結合されたアーマチュアとから構成される回転結合装置であって、
    前記ロータの内側極は、前記界磁シェルの内側極から径方向外側に設けられており、
    前記入力シャフトの周りに設けられ、前記界磁シェルを支持するベアリングをさらに含んで構成されており、前記コンダクタの付勢により、前記ロータから前記界磁シェルへの第1経路に沿って磁束が前記ベアリングから径方向内側へ流れることを特徴とした回転結合装置。
  2. 磁束は、さらに、前記ロータから前記界磁シェルへの第2経路に沿って、前記ベアリングから径方向外側へ流れることを特徴とした請求項1記載の回転結合装置。
  3. 回転軸周りに設けられた入力シャフトにともに回転するために結合されて、軸方向に延伸し径方向に離間した内側極及び外側極を形成してなるロータと、
    前記入力シャフトの周りに設けられるとともに回転不能に固定されて、軸方向に延伸し径方向に離間した内側極及び外側極を形成してなる界磁シェルと、
    前記ロータの一端側において前記界磁シェルの内側及び外側極間の前記界磁シェル内に設けられたコンダクタと、
    前記界磁シェルに結合されたブレーキプレート及び前記ロータの前記コンダクタに対向する他端側において、前記ロータと前記ブレーキプレート間の軸方向に設けられ、かつ、出力部材に結合されたアーマチュアとから構成される回転結合装置であって、
    前記ロータの内側極は、前記界磁シェルの内側極から径方向外側に設けられており、
    磁束は、前記ロータの前記内側極から前記界磁シェルの前記内側極へ径方向内側に流れ、前記ロータの径方向の内側部から前記界磁シェルの前記内側極へ径方向外側に流れることを特徴とした回転結合装置。
  4. 前記ロータは、その内側極から径方向内側に軸方向に延伸する凹部を形成しており、前記凹部は、前記界磁シェルの内側極を受け入れるような形状であることを特徴とした請求項3記載の回転結合装置。
  5. 前記ブレーキプレート及び前記アーマチュアのうち何れか一方に結合され、前記ブレーキプレート及び前記アーマチュアのうちもう一方の第1部分と軸方向に整列した第1永久磁石をさらに含んで構成されることを特徴とした請求項記載の回転結合装置。
  6. 前記コンダクタが内部に設けられたシェルをさらに含んで構成されており、前記シェルは前記界磁シェルの外側極に近接して設けられた径方向外側に延伸するフランジを有しており、前記フランジは、複数個所において前記界磁シェルに固定されていることを特徴とした請求項記載の回転結合装置。
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