JP5052006B2 - 燃料電池の電流測定システムおよび電流測定方法 - Google Patents

燃料電池の電流測定システムおよび電流測定方法 Download PDF

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Description

本発明は、燃料電池スタックが発生する磁界に基づいてその燃料電池スタック内に流れる電流を測定する技術に関する。
水素を含有した燃料ガスと酸素を含有した酸化ガスとを反応させて得られる化学エネルギーを電気エネルギーに変換する燃料電池が知られている。燃料電池は、例えば、車両などに搭載され、車両駆動用のモータの電力源などとして利用される。
車両に搭載される場合に限らず、燃料電池は、その利用形態や利用環境に応じて、様々な状況下で発電を行う。したがって、様々な状況下で安定した発電を維持できる燃料電池を設計、製造することが望ましい。
そのため、従来から、燃料電池の評価や検査に関する様々な技術が提案されている。特に、特許文献1には、燃料電池を取り囲む磁界から燃料電池中の電流密度分布を検出する方法が提案されている。
特表2004−500689号公報
特許文献1に記載の方法により、複数の電池セルを積層させた燃料電池スタックの積層方向に流れる電流分布を測定することができる。
ところが、燃料電池スタックの積層方向に流れた電流は、積層方向の端部に設けられた集電板を介して燃料電池スタック外部に出力される。その際、集電板に集電された電流は、集電板内において積層方向とは異なる方向に、例えば積層方向に対して直角方向に流れてしまう。
そのため、特許文献1に記載の方法によって積層方向に流れる電流を測定する場合、集電板を流れる電流に伴う磁界が積層方向に流れる電流に伴う磁界に重畳されてしまい、重畳された状態のままの磁界に基づいて電流の測定を行ってしまうと、集電板を流れる電流が、積層方向に流れる電流のノイズ成分として重畳されてしまう。つまり、集電板を流れる電流が、積層方向に流れる電流を測定する際の誤差要因となる。
このように、従来の電流測定方法では、集電板を流れる電流などの影響があり、燃料電池スタックの積層方向の端部近傍における測定精度に問題があった。
本発明は、このような背景において成されたものであり、その目的は、燃料電池スタックの積層方向の端部近傍においても高精度の測定を可能にすることにある。
上記目的を達成するために、本発明の好適な態様である電流測定システムは、複数の電池セルを積層させた燃料電池スタックが発生する磁界に基づいてその燃料電池スタック内に流れる電流を測定する燃料電池の電流測定システムであって、前記燃料電池スタックの積層方向の端部近傍に発生する磁界を計測する磁界計測部と、前記端部近傍に発生する磁界の計測結果に基づいて前記燃料電池スタックが発生する磁界の磁界状態データを補正する補正部と、を有し、前記補正された磁界状態データに基づいて前記燃料電池スタック内の電流を測定することを特徴とする。
上記態様において、磁界状態データとは、例えば、燃料電池スタックが発生する磁界に伴う磁束密度分布である。つまり、上記態様によれば、端部近傍に発生する磁界の計測結果に基づいて磁束密度分布などの磁界状態データが補正される。そのため、例えば端部近傍にノイズ要因となる電流が存在する場合でも、その電流に伴う磁界成分を考慮して磁界状態データを生成することができる。例えば、ノイズ要因となる電流に伴う磁界成分を除去した磁界状態データを生成することができる。その結果、計測対象となる電流、例えば燃料電池スタックの積層方向に流れる電流を計測する場合に、積層方向の端部近傍においても高精度の電流測定が可能になる。
望ましい態様において、前記磁界計測部は、前記燃料電池スタックの積層方向の端部に設けられた集電板の近傍に発生する磁界を計測し、前記補正部は、前記集電板の近傍に発生する磁界の計測結果に基づいて前記磁界状態データを補正することにより、集電板を流れる電流によって発生する磁界成分が除去された磁界状態データを生成する、ことを特徴とする。この態様によれば、例えば燃料電池スタックの積層方向に流れる電流を測定する場合に、集電板を流れる電流に伴う測定誤差を抑制することができる。
望ましい態様において、前記補正部は、前記磁界の計測結果として得られる集電板の近傍の磁束密度に基づいて、前記磁界状態データである磁束密度分布を補正することにより、集電板を流れる電流に伴う磁束密度成分が除去された磁束密度分布を生成する、ことを特徴とする。
望ましい態様において、前記磁界計測部は、前記集電板が含まれる面を対称面として互いに面対称となる複数の点の磁束密度を計測し、前記補正部は、前記互いに面対称となる複数の点の磁束密度に基づいて前記磁束密度分布を補正する、ことを特徴とする。
望ましい態様において、前記磁界計測部は、前記互いに面対称となる複数の点に配置された複数の磁気センサを備え、各磁気センサによって対応する各点の磁束密度を計測する、ことを特徴とする。望ましい態様において、前記磁界計測部は、前記燃料電池スタックの積層方向に沿って移動する磁気センサを備え、前記互いに面対称となる複数の点の位置に磁気センサを段階的に移動させて各点の磁束密度を計測する、ことを特徴とする。
また上記目的を達成するために、本発明の好適な態様である電流測定方法は、複数の電池セルを積層させた燃料電池スタックが発生する磁界に基づいてその燃料電池スタック内に流れる電流を測定する燃料電池の電流測定方法であって、前記燃料電池スタックの積層方向の端部近傍に発生する磁界を計測し、前記端部近傍に発生する磁界の計測結果に基づいて前記燃料電池スタックが発生する磁界の磁界状態データを補正し、前記補正された磁界状態データに基づいて前記燃料電池スタック内の電流を測定することを特徴とする。
本発明により、燃料電池スタックの積層方向の端部近傍においても高精度の電流測定が可能になる。
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の好適な実施形態を説明するための図であり、図1には、本発明に係る燃料電池の電流測定システムの全体構成図が示されている。図1の電流測定システムは、燃料電池の電池セル積層体1内に流れる電流を測定するシステムである。
本システムにより測定される電池セル積層体1は、例えば水素と酸素を利用して発電する電池セル10を複数積層させた積層体を備えている。電池セル10の積層方向の両端部には集電板11が設けられており、さらにその積層方向の外側に絶縁板12を介してエンドプレート13が設けられいる。このように、電池セル積層体1は、積層方向の両端部からエンドプレート13によって挟持された構造になっている。
また、電池セル積層体1内には、水素を含有した燃料ガスや酸素を含有した空気を各電池セル10に供給するための図示しない供給路なども設けられている。そして、複数の電池セル10が発電することによって得られる電流が集電板11に集電され、集電板11を介して負荷へ供給される。
ちなみに、電池セル積層体1を備えた燃料電池が車両などに搭載されて車両駆動用モータの電力源として利用される場合には、その燃料電池は、車両駆動用モータを制御するインバータなどに電流(電力)を供給する。
燃料供給装置2は、例えば水素を含有した燃料ガス(アノードガス)を電池セル積層体1に供給するためのものであり、必要に応じて、燃料ガスは燃料加湿器4において加湿されてから電池セル積層体1に供給される。一方、空気供給装置3は、酸素を含有した空気(カソードガス)を電池セル積層体1に供給するためのものであり、必要に応じて、空気は空気加湿器5において加湿されてから電池セル積層体1に供給される。
また、燃料圧力調整装置6は、電池セル積層体1のアノード側から排出される排出ガスの圧力を調整するものであり、空気圧力調整装置7は、電池セル積層体1のカソード側から排出される排出ガスの圧力を調整するものである。
本システムに含まれる燃料供給装置2、空気供給装置3、燃料加湿器4、空気加湿器5、燃料圧力調整装置6、空気圧力調整装置7の各々は、演算・制御装置8によって制御される。演算・制御装置8は、これら燃料供給装置2などを制御することにより、電池セル積層体1に供給する燃料ガスの流量や燃料ガスに含まれる水蒸気の量、電池セル積層体1に供給する空気の流量や空気に含まれる水蒸気の量、電池セル積層体1の内部におけるアノード側の圧力やカソード側の圧力などを適宜調整して、電池セル積層体1の様々な発電状態を実現することができる。
そして、本システムでは、様々な発電状態で発電する電池セル積層体1の内部に流れる電流が測定される。電流の測定は、その電流によって電池セル積層体1の周囲に発生する磁界を利用して測定される。
磁気センサ群9は、電池セル積層体1の周囲に発生する磁界を検出するものであり、電池セル積層体1の積層方向に沿って、複数の磁気センサ群9が並べて配置されている。図1においては図示簡略化されているが、各磁気センサ群9は、電池セル積層体1を取り囲む構造になっている。
図2は、各磁気センサ群9の構造を説明するための図であり、図1の電池セル積層体1の積層方向に垂直な面による断面図である。各磁気センサ群9は、電池セル積層体1を取り囲むセンサ取付フレーム15と、そのセンサ取付フレーム15に取り付けられた複数の三軸磁気センサ14によって構成されている。各三軸磁気センサ14は、それが配置される位置の磁界を計測し、その位置における三軸方向の磁束密度を検出する。
図2に示すように各磁気センサ群9に含まれる複数の三軸磁気センサ14が電池セル積層体1を取り囲むように配置され、さらに、図1に示すように複数の磁気センサ群9が電池セル積層体1の積層方向に沿って並べて配置される。その結果、複数の三軸磁気センサ14が電池セル積層体1の4つの側面全体を取り囲むように配置され、複数の三軸磁気センサ14によって電池セル積層体1の周囲に発生する磁界が検出される。
図3は、電池セル積層体1の周囲に発生する磁界を説明するための図である。先に説明したように、電池セル積層体1の各電池セルが発電することによって得られる電流は、集電板11に集電され、集電板11を介して負荷へ供給される。そのため、電池セル積層体1内の電流の流れを大局的に捉えると、各電池セルから集電板11へ向かって流れる電流Aと集電板11内を流れる電流Bとに大別できる。つまり、電池セル積層体1の積層方向に沿って流れる電流Aと、その電流Aに対してほぼ直角方向に流れる電流Bが存在する。そして、電流Aによって磁力線Aが形成され、また、電流Bによって磁力線Bが形成される。
電池セル積層体1の発電状態を確認する際には、電流Aの電流分布が重要な指標のうちの一つになる。例えば、電流Aの積層方向の分布は、複数の電池セルの各々の発電状態を確認するための目安になる。電池セル積層体1内を流れる電流Aの電流分布は、先に示した特許文献1の方法を利用することにより、電池セル積層体1を取り囲む磁界から検出することができる。
ところが、図3に示すように、電池セル積層体1内には、集電板11内を流れる電流Bも存在する。そのため、電流Aの電流分布を確認する目的で電池セル積層体1を取り囲む磁界を検出した場合、その検出した磁界には電流Bに伴う磁界成分も含まれてしまう。つまり、電流Bに伴う磁界成分は、電流Aの電流分布を測定する際のノイズ成分となる。
本実施形態では、以下に詳述する手法によって電流Bに伴う磁界成分が除去される。その結果、本実施形態により、極めて高い精度で電流Aの電流分布を測定することが可能になる。
図4は、集電板11内を流れる電流を説明するための図である。集電板11内を流れる電流を大局的に捉えると図3に示した電流Bとなるが、より詳細に見ると、集電板11内を流れる電流は、図4に示すように、端子11´に向かって一箇所に集中するように複雑な流れを伴っている。そのため、集電板11内を流れる電流によって発生する磁力線は、XYZ軸方向(図3参照)の全ての成分を含んだ複雑な磁力線となる。
本実施形態の電流測定システムでは、集電板11の近傍に配置される磁気センサ群(図1の符号9)の検知結果に基づいて、集電板11内を流れる電流によって発生する複雑な磁力線の成分が除去される。そこで、集電板11の近傍に配置される磁気センサ群について説明する。
図5は、集電板11の近傍に配置される磁気センサ群9の配置状態を説明するための図であり、図1の電池セル積層体1の積層方向の端部を示す部分図である。つまり、図5は、電池セル10の積層方向の端部に設けられる集電板11近傍の部分図であり、集電板11の積層方向の外側に配置される絶縁板12やエンドプレート13も図示されている。
集電板11の近傍において、集電板11の位置を原点として、Z軸方向(積層方向)の正方向側に距離aだけ離れた位置に磁気センサ群9が配置されている。また、Z軸方向の負方向側に距離aだけ離れた位置にも磁気センサ群9が配置されている。さらに、原点からZ軸方向の正方向側に距離bだけ離れた位置と負方向側に距離bだけ離れた位置にも磁気センサ群9が配置され、原点からZ軸方向の正方向側に距離cだけ離れた位置と負方向側に距離cだけ離れた位置にも磁気センサ群9が配置されている。このように、本実施形態の電流測定システムでは、Z軸上において原点(集電板11)からの距離が互いに等しい磁気センサ群9の組が形成されている。
ちなみに、距離bは距離aの2倍の距離である必要はなく、また、距離cは距離aの3倍の距離である必要もない。つまり、全ての磁気センサ群9がZ軸方向(積層方向)に沿って等間隔で配置される必要はない。但し、全ての磁気センサ群9がZ軸方向に沿って等間隔で配置されてもよい。
なお、図5では図示簡略化されているが、各磁気センサ群9には複数の三軸磁気センサが含まれており、各磁気センサ群9に含まれる複数の三軸磁気センサが電池セル積層体1を取り囲んでいる(図2参照)。そして、複数の三軸磁気センサは、集電板11が含まれる面を対称面として互いに面対称となる位置に配置される。つまり、例えば、原点から正方向側に距離aだけ離れた位置に設けられる磁気センサ群9の複数の三軸磁気センサと、原点から負方向側に距離aだけ離れた位置に設けられる磁気センサ群9の複数の三軸磁気センサが、集電板11を含んだ面を対称面として互いに面対称となる位置に配置される。
そして、本実施形態の電流測定システムでは、互いに面対称となる位置に配置される二つの三軸磁気センサの磁気検出結果に基づいて、集電板11内を流れる電流によって発生する複雑な磁界成分を除去する補正が行われる。
図6および図7は、本実施形態の電流測定システムによる補正の原理を説明するための図である。図6および図7の各図には、集電板の近傍における磁束密度の分布状態が示されており、各図の横軸には、電池セル積層体の積層方向であるZ軸(図3のZ軸に対応)が示されている。なお、原点は集電板の位置である。そして、図6の縦軸にはX方向(図3のX軸方向に対応)の磁束密度が示され、また、図7の縦軸にはZ方向(図3のZ軸方向に対応)の磁束密度が示されている。
図6において、Bx(z)は電流Aおよび電流B(図3参照)により発生するX方向の磁束密度成分であり、Bx´(z)は電流Aにより発生するX方向の磁束密度成分であり、Tx(z)は電流Bにより発生するX方向の磁束密度成分である。さらに、図6にはZ軸上の位置zにおける各磁束密度成分と、Z軸上の位置−zにおける各磁束密度成分が明示されている。そして、図6に示す各磁束密度成分の関係を数式にすると次式のように表現される。
Figure 0005052006
(1−1)式から(1−3)式には図6に示す各磁束密度成分の関係が示されている。また(1−4)式のK(z)は、集電板からの距離zに応じた係数であり、電流Aによって発生する磁束密度の理論波形から求めることができる。
図8は、電流Aのみによって発生する磁束密度を示す図である。つまり、図8には、電池セル積層体の積層方向に流れる電流Aのみによって電池セル積層体の周囲に発生する磁束密度のグラフが示されている。図8において、横軸は積層方向(Z軸)であり縦軸は磁束密度である。図8に示す波形は、電流Aとしてある値を与えた場合に、その電流Aが電池セル積層体内を積層方向に流れた場合の理論波形である。
電流とそれに伴って発生する磁界(磁束密度)との関係は、ビオ・サバールの法則として知られている。つまり、定常電流Iが流れている導線の微小部分dLが、そこからの位置ベクトルがrの点につくる磁束密度dBは次式で与えられる。
Figure 0005052006
さらに、電流分布を表すベクトルJと磁束密度を表すベクトルBとの対応関係を、システム行列Cによって表現すると次式のようになる。
Figure 0005052006
システム行列Cは、ビオ・サバールの法則などから決定することができる。そこで、電池セル積層体の積層方向に流れる電流Aに対応する電流分布ベクトルを与えることにより、数3式から、磁束密度ベクトルを求めることができる。つまり、数3式を利用することにより、積層方向に流れる電流Aによって発生する磁束密度の理論値を求めることができ、図8に示す理論波形を得ることができる。
(1−4)式の係数K(z)は、集電板の位置を原点とした場合のBx´(−z)とBx´(z)の対応関係を示す係数である。そこで、図8の理論波形において、図6や図7におけるZ軸の原点(集電板)に対応する位置を境として、その位置から、Z軸の正方向側の磁束密度とZ軸の負方向側の磁束密度との対応関係を求めることにより、その対応関係から係数K(z)を求めることができる。
そして、(1−1)式から(1−4)式に基づいて(1−5)式が導かれる。(1−5)式は、位置zにおいて電流Aが発生するX方向の磁束密度成分Bx´(z)を導く式であり、Bx´(z)が、Bx(z),Bx(−z),K(z)から求められることを示している。ここで、K(z)は、図8を利用して説明したように、理論波形から求められる係数であり、例えば、本電流測定システムで電流を測定する前に予め求めておく。
Bx(z)とBx(−z)は、電流Aおよび電流B(図3参照)により発生する磁束密度成分であり、これらの値は、三軸磁気センサによる磁界の検出結果から得ることができる。また、Bx(z)は、集電板の位置を原点とした場合の位置zにおける磁束密度であり、Bx(−z)は、集電板の位置を原点とした場合の位置−zにおける磁束密度である。つまり、Bx(z)とBx(−z)は、集電板を含んだ面を対称面として互いに面対称となる二点の位置における磁束密度である。
図5を利用して説明したように、本実施形態の電流測定システムでは、集電板の近傍において、互いに面対称となる位置に二つの三軸磁気センサが配置される。したがって、それら二つの三軸磁気センサの検出結果から、(1−5)式を利用して、電流Aが発生するX方向の磁束密度成分Bx´(z)を求めることができる。つまり、電流Bに伴う磁束密度成分を除去することができる。
なお、X方向の磁束密度の分布状態を図6に示したが、Y方向の磁束密度の分布状態もX方向の場合と同様な分布状態となる。つまり、図6における縦軸をY方向の磁束密度に、Bx(z)をBy(z)に、Bx´(z)をBy´(z)に、Tx(z)をTy(z)にそれぞれ置き換えることができる。ここで、By(z)は電流Aおよび電流Bにより発生するY方向の磁束密度成分であり、By´(z)は電流Aにより発生するY方向の磁束密度成分であり、Ty(z)は電流Bにより発生するY方向の磁束密度成分である。
したがって、X方向の磁束密度に関する関係式(1−1)〜(1−5)に対応して、Y方向の磁束密度に関する以下の関係式が成立する。
Figure 0005052006
(2−4)式の係数K(z)は、(1−4)式の係数K(z)と同じである。このため、X方向の磁束密度を求める場合と同様に、Y方向の磁束密度を求める場合においても、互いに面対称となる位置に配置された二つの三軸磁気センサの検出結果から、(2−5)式を利用して、電流Aが発生するY方向の磁束密度成分By´(z)を求めることができる。つまり、電流Bに伴う磁束密度成分を除去することができる。
また、図7には、Z方向の磁束密度の分布状態が示されている。図7において、Bz(z)は電流Aおよび電流B(図3参照)により発生するZ方向の磁束密度成分であり、Bz´(z)は電流Aにより発生するZ方向の磁束密度成分であり、Tz(z)は電流Bにより発生するZ方向の磁束密度成分である。さらに、図7にはZ軸上の位置zにおける各磁束密度成分と、Z軸上の位置−zにおける各磁束密度成分が明示されている。そして、図7に示す各磁束密度成分の関係を数式に表すと次式のように表現される。
Figure 0005052006
(3−1)式から(3−3)式には図7に示す各磁束密度成分の関係が示されている。また(3−4)式の係数K(z)は集電板からの距離zに応じた係数であり、(1−4)式の係数K(z)と同じである。
そして、(3−1)式から(3−4)式に基づいて(3−5)式が導かれる。(3−5)式は、位置zにおいて電流Aが発生するZ方向の磁束密度成分Bz´(z)を導く式であり、Bz´(z)が、Bz(z),Bz(−z),K(z)から求められることを示している。ここで、K(z)は、理論波形から求められる係数であり、例えば、本電流測定システムで電流を測定する前に予め求めておく。
Bz(z)とBz(−z)は、電流Aおよび電流B(図3参照)により発生する磁束密度成分であり、これらの値は、集電板を含んだ面を対称面として互いに面対称となる二点の位置に配置された二つの三軸磁気センサの検出結果から得られる。したがって、それら二つの三軸磁気センサの検出結果から、(3−5)式を利用して、電流Aが発生するZ方向の磁束密度成分Bz´(z)を求めることができる。つまり、電流Bに伴う磁束密度成分を除去することができる。
このように、互いに面対称となる二点の位置に配置された二つの三軸磁気センサの検出結果から、(1−5)式,(2−5)式,(3−5)式を利用して、電流Aが発生するXYZ方向のそれぞれの磁束密度成分を求めることができる。
こうして、図1の演算・制御装置8は、複数の磁気センサ群9から得られる磁束密度の検出結果、つまり電池セル積層体1を取り囲む複数の三軸磁気センサの検出結果から、電池セル積層体1を取り囲む複数の点の磁束密度を求める。その際、集電板11の近傍においては、(1−5)式,(2−5)式,(3−5)式を利用して、電流Bに伴う磁束密度成分を除去して、電流Aが発生するXYZ方向のそれぞれの磁束密度成分を求める。
なお、集電板11から離れた点においも、(1−5)式,(2−5)式,(3−5)式を利用して、電流Bに伴う磁束密度成分を除去して、電流Aが発生するXYZ方向のそれぞれの磁束密度成分を求めてもよい。また、集電板11から離れた点、例えば、所定距離以上離れた点においては、電流Bに伴う磁束密度成分がゼロであるとみなして、三軸磁気センサから得られる磁束密度を直接利用してもよい。
以上のようにして、図1の演算・制御装置8は、複数の磁気センサ群9による磁束密度の検出結果から、電池セル積層体1の周囲の磁束密度ベクトル(XYZ方向のそれぞれの磁束密度成分)を求め、さらに、磁束密度ベクトルから電流分布ベクトルを求める。例えば、数3に示すシステム行列Cの逆行列を利用することにより次式の関係が導かれる。
Figure 0005052006
数6を利用することにより、磁束密度ベクトルBから電流分布ベクトルJを求めることができる。なお、磁束密度ベクトルから電流分布ベクトルを求める手法は、従来から公知の手法、例えば特許文献1に記載の手法を利用してもよい。
図9は、本発明の別の好適な実施形態を説明するための図であり、図9には、本発明に係る電流測定システムの変形例が示されている。
図9の電流測定システムは、図1の電流測定システムと同様に、電池セル積層体1内に流れる電流を測定するシステムである。電池セル積層体1は、電池セル10を複数積層させた積層体を備えており、電池セル10の積層方向の両端部には集電板11が設けられ、さらにその積層方向の外側に絶縁板12を介してエンドプレート13が設けられている。
燃料供給装置2は、例えば水素を含有した燃料ガス(アノードガス)を電池セル積層体1に供給するためのものであり、必要に応じて、燃料ガスは燃料加湿器4において加湿されてから電池セル積層体1に供給される。一方、空気供給装置3は、酸素を含有した空気(カソードガス)を電池セル積層体1に供給するためのものであり、必要に応じて、空気は空気加湿器5において加湿されてから電池セル積層体1に供給される。
また、燃料圧力調整装置6は、電池セル積層体1のアノード側から排出される排出ガスの圧力を調整するものであり、空気圧力調整装置7は、電池セル積層体1のカソード側から排出される排出ガスの圧力を調整するものである。
図9の電流測定システムにおいても、燃料供給装置2、空気供給装置3、燃料加湿器4、空気加湿器5、燃料圧力調整装置6、空気圧力調整装置7の各々は、演算・制御装置8によって制御される。
図9の電流測定システムと図1の電流測定システムとの大きな相違は、図9のシステムでは、センサ駆動装置16によって、一つの磁気センサ群9が電池セル積層体1の積層方向に沿って移動されることである。なお、図9の一つの磁気センサ群9の構造は、図1の複数の磁気センサ群9のうちの一つと同じである。つまり、図2を利用して説明したように、図9の磁気センサ群9は、電池セル積層体1を取り囲むセンサ取付フレーム(図2の符号15)と、そのセンサ取付フレームに取り付けられた複数の三軸磁気センサ(図2の符号14)によって構成されている。
図9のシステムでは、一つの磁気センサ群9が電池セル積層体1の積層方向に沿って、積層方向の一端から他端に向かって段階的に移動し、各移動位置で電池セル積層体1の周囲の磁束密度を計測する。磁気センサ群9が移動しながら磁束密度を計測する位置は、図1における複数の磁気センサ群9が磁束密度を計測する位置である。つまり、図9の電流測定システムでは、一つの磁気センサ群9を移動させることによって、電池セル積層体1の周囲に発生する磁界を検出している。
したがって、図9の電流測定システムにおいても、集電板11の近傍で、集電板11を含んだ面を対称面として互いに面対称となる位置の磁束密度が検知される。そして、演算・制御装置8は、(1−5)式,(2−5)式,(3−5)式を利用して、電流Bに伴う磁束密度成分を除去して、電流Aが発生するXYZ方向のそれぞれの磁束密度成分を求めている。さらに、数6を利用することにより、磁束密度ベクトルから電流分布ベクトルを求めることができる。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、本実施形態の電流測定システム(図1および図9)では、磁束密度ベクトルを求める段階で、つまり、XYZ方向のそれぞれの磁束密度成分を求める段階で、集電板を流れる電流Bに伴う磁束密度成分が除去されている。このため、集電板の近傍においても電流Aの電流分布を高い精度で測定することが可能になる。また、本実施形態の電流測定システムでは、互いに面対称となる二つの点の磁束密度を利用して、(1−5)式,(2−5)式,(3−5)式によって比較的簡単な演算で補正を行うことができる。そのため、補正のための演算処理の負荷が小さい。
なお、上述した実施形態は、あらゆる点で単なる例示にすぎず、本発明の範囲を限定するものではない。
本発明に係る燃料電池の電流測定システムの全体構成図である。 各磁気センサ群の構造を説明するための図である。 電池セル積層体の周囲に発生する磁界を説明するための図である。 集電板内を流れる電流を説明するための図である。 集電板の近傍に配置される磁気センサ群の配置状態を示す図である。 集電板の近傍における磁束密度の分布状態を示す図である。 集電板の近傍における磁束密度の分布状態を示す図である。 電流Aのみによって発生する磁束密度を示す図である。 本発明の別の好適な実施形態を説明するための図である。
符号の説明
1 電池セル積層体、8 演算・制御装置、9 磁気センサ群、10 電池セル、11 集電板。

Claims (7)

  1. 複数の電池セルを積層させた燃料電池スタックが発生する磁界に基づいてその燃料電池スタック内に流れる電流を測定する燃料電池の電流測定システムであって、
    前記燃料電池スタックの積層方向の端部近傍に発生する磁界を計測する磁界計測部と、
    前記端部近傍に発生する磁界の計測結果に基づいて前記燃料電池スタックが発生する磁界の磁界状態データを補正する補正部と、
    を有し、
    前記補正された磁界状態データに基づいて前記燃料電池スタック内の積層方向に流れる電流の電流分布を測定する、
    ことを特徴とする燃料電池の電流測定システム。
  2. 請求項1に記載の電流測定システムにおいて、
    前記磁界計測部は、前記燃料電池スタックの積層方向の端部に設けられた集電板の近傍に発生する磁界を計測し、
    前記補正部は、前記集電板の近傍に発生する磁界の計測結果に基づいて前記磁界状態データを補正することにより、集電板を流れる電流によって発生する磁界成分が除去された前記積層方向に流れる電流によって発生する磁界成分の磁界状態データを生成する、
    ことを特徴とする燃料電池の電流測定システム。
  3. 請求項2に記載の電流測定システムにおいて、
    前記補正部は、前記磁界の計測結果として得られる集電板の近傍の磁束密度に基づいて、前記磁界状態データである磁束密度分布を補正することにより、集電板を流れる電流に伴う磁束密度成分が除去された、前記積層方向に流れる電流に伴う磁束密度分布を生成する、
    ことを特徴とする燃料電池の電流測定システム。
  4. 複数の電池セルを積層させた燃料電池スタックが発生する磁界に基づいてその燃料電池スタック内に流れる電流を測定する燃料電池の電流測定システムであって、
    前記燃料電池スタックの積層方向の端部近傍に発生する磁界を計測する磁界計測部と、
    前記端部近傍に発生する磁界の計測結果に基づいて前記燃料電池スタックが発生する磁界の磁界状態データを補正する補正部と、
    を有し、
    前記補正された磁界状態データに基づいて前記燃料電池スタック内に流れる電流の電流分布を測定することを特徴とし、
    前記磁界計測部は、前記燃料電池スタックの積層方向の端部に設けられた集電板の近傍に発生する磁界を計測し、
    前記補正部は、前記集電板の近傍に発生する磁界の計測結果に基づいて前記磁界状態データを補正することにより、集電板を流れる電流によって発生する磁界成分が除去された磁界状態データを生成し、
    前記補正部は、前記磁界の計測結果として得られる集電板の近傍の磁束密度に基づいて、前記磁界状態データである磁束密度分布を補正することにより、集電板を流れる電流に伴う磁束密度成分が除去された磁束密度分布を生成し、
    前記磁界計測部は、前記集電板が含まれる面を対称面として互いに面対称となる複数の点の磁束密度を計測し、
    前記補正部は、前記互いに面対称となる複数の点の磁束密度に基づいて前記磁束密度分布を補正する、
    ことを特徴とする燃料電池の電流測定システム。
  5. 請求項4に記載の電流測定システムにおいて、
    前記磁界計測部は、前記互いに面対称となる複数の点に配置された複数の磁気センサを備え、各磁気センサによって対応する各点の磁束密度を計測する、
    ことを特徴とする燃料電池の電流測定システム。
  6. 請求項4に記載の電流測定システムにおいて、
    前記磁界計測部は、前記燃料電池スタックの積層方向に沿って移動する磁気センサを備え、前記互いに面対称となる複数の点の位置に磁気センサを段階的に移動させて各点の磁束密度を計測する、
    ことを特徴とする燃料電池の電流測定システム。
  7. 複数の電池セルを積層させた燃料電池スタックが発生する磁界に基づいてその燃料電池スタック内に流れる電流を測定する燃料電池の電流測定方法であって、
    磁界計測部が、前記燃料電池スタックの積層方向の端部近傍に発生する磁界を計測し、
    補正部が、前記端部近傍に発生する磁界の計測結果に基づいて前記燃料電池スタックが発生する磁界の磁界状態データを補正し、
    前記磁界計測部と前記補正部を有する電流測定システムが、前記補正された磁界状態データに基づいて前記燃料電池スタック内の積層方向に流れる電流の電流分布を測定する、
    ことを特徴とする燃料電池の電流測定方法。

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