JP5051377B2 - プログラム開発支援装置の動作仕様管理方法 - Google Patents
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Description
(1)任意のソースプログラム(ユーザプログラムに相当)をコンパイラにかけてオブジェクトコードに変換したのち、これをPLCへと転送して、PLC内の所定メモリ(一般に、不揮発性メモリで構成され、「ユーザメモリ」等と称される)に記憶させるプログラム書き込み動作(図9(a)参照)、
(2)PLC内の所定メモリから読み出されて開発支援装置へと転送されてくるオブジェクトコードを、逆コンパイラにかけてソースプログラムに復元して、例えばディスプレイに表示すると言ったプログラム読み出し動作(図9(b)参照)、
(3)PLC内の所定メモリから読み出されて開発支援装置へと転送されてくるオブジェクトコードと、任意のソースプログラム(例えば、PLC内のオブジェクトコードを生成する元となったソースプログラム)をコンパイラにかけることにより得られたオブジェクトコードとを照合して一致/不一致を判別するプログラム照合動作(図10(a)参照)、及び
(4)PLC内のオブジェクトコードを生成する元となったソースプログラムの一部をコンパイラにかけてオブジェクトコードに変換すると共に、こうして得られたオブジェクトコードの一部を稼働中のPLCへと転送して、所定メモリに記憶されたオブジェクトコードの一部を書き換えるプログラムオンラインエディット動作(図10(b)参照)等
を挙げることができる。
+ data A data B tmp
+ tmp data C result
result := data A + data B + data C;
書き込み動作において、オブジェクト生成方式Aを有するコンパイラでソースプログラムXをコンパイルして得られたオブジェクトコードX(A)をPLCへ転送して所定のメモリに格納する。
書き込み動作において、オブジェクト生成方式Aを有するコンパイラでソースプログラムXをコンパイルして得られたオブジェクトコードX(A)をPLCへ転送して所定のメモリに格納する。
(1)各ソースプログラム毎に、そのソースプログラムに関連するアセンブラを一緒に格納する関係から、開発支援装置側には大容量のメモリが必要となること、
(2)1つのアセンブラが複数のオブジェクト生成方式をサポートする場合であっても、ソースプログラム毎にそのコンパイラの全体を重複してを格納せねばならず、メモリ容量を無駄に消費すること、
(3)同一のソースプログラムが複数種のアセンブラのいずれかで変換されてPLCに格納されているような場合には、PLC側に格納されている機械語オブジェクトプログラムに対応するソースプログラムが判っても、それがどのオブジェクト生成方式のアセンブラで変換されているかが判らなければ、正確な照合動作を行うことができないこと、
と言った様々な問題点がある。
2 プログラマブル・コントローラ(PLC)
11 プログラム編集部
12 プログラム格納領域
13 コンパイラ
14 逆コンパイラ
15 オブジェクト生成情報編集部
16 オブジェクト生成情報格納領域
17 照合機能
18 オブジェクトコード格納領域
19 通信部
101 表示部
102 入力部
103 RAM
104 HDD
105 MPU
106 通信I/F
201 I/Oメモリ
202 CPU
203 DATAメモリ
204 ユーザメモリ
205 通信I/F
301 ソースプログラム
302 オブジェクトコード
303 識別情報
303a オブジェクト生成情報
Claims (8)
- プログラマブル・コントローラのユーザプログラムであるソースプログラムをコンパイラにかけてプログラマブル・コントローラが実行可能なオブジェクトコードに変換すると共に、こうして得られたオブジェクトコードをプログラマブル・コントローラに転送記憶させるようにしたプログラム開発支援装置において、
前記転送記憶の際に、当該コンパイラのオブジェクト生成方式を示す識別情報についても当該プログラマブル・コントローラに転送記憶させておき、前記プログラマブル・コントローラに記憶されたオブジェクトコードに関連して、コンパイラの作動する所定の動作を実行する場合には、プログラマブル・コントローラから読み出された前記識別情報とプログラム開発支援装置に設定されたオブジェクト生成方式に対応する識別情報との照合を行い、
両者が一致すると判定された場合には、プログラム開発支援装置のオブジェクト生成方式を更新せずに前記コンパイラの作動する所定の動作を実行し、
両者が一致しないと判定された場合には、プログラム開発支援装置のオブジェクト生成方式を前記プログラマブル・コントローラから読み出された前記識別情報に基づいて更新した後に前記コンパイラの作動する所定の動作を実行する、ことを特徴とするプログラム開発支援装置の動作仕様管理方法。 - 前記識別情報は、コンパイラのバージョン情報、及び/又は、オブジェクトを速度最適で生成するか若しくは容量最適で生成するかの情報である、ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム開発支援装置の動作仕様管理方法。
- 前記所定の動作が、前記プログラマブル・コントローラから読み出されたオブジェクトコードと、任意のソースプログラムをコンパイラにかけて変換することにより得られたオブジェクトコードとを照合する動作であり、かつ当該変換用のコンパイラのオブジェクト生成方式が、前記プログラマブル・コントローラから読み出された前記識別情報に基づいて設定される、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のプログラム開発支援装置の動作仕様管理方法。
- 前記所定の動作が、ソースプログラムの一部分をコンパイラにかけて変換することにより得られたオブジェクトコード部分により、プログラマブル・コントローラに記憶されているオブジェクトコードを書き換えるオンラインエディット動作であり、かつ前記プログラマブル・コントローラから読み出された前記識別情報と、開発支援装置に設定されたオブジェクト生成方式に対応する識別情報とが一致しないと判定された場合には、当該部分変換用コンパイラのオブジェクト生成方式が、前記プログラマブル・コントローラから読み出された前記識別情報に基づいて設定される、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のプログラム開発支援装置の動作仕様管理方法。
- プログラム開発支援装置と、プログラマブル・コントローラと、それらの間でデータの転送を可能とするデータ転送手段とを具備し、
前記プログラム開発支援装置は、所定のプログラム書き込み動作指令が与えられるのに応答して、書き込み対象となるソースプログラムをコンパイラを介してプログラマブル・コントローラが実行可能なオブジェクトコードに変換したのち、こうして得られたオブジェクトコード及び当該コンパイラのオブジェクト生成方式を示す識別情報を前記データ転送手段へと送り出すように仕組まれており、かつ
前記プログラマブル・コントローラは、前記データ転送手段を介して受け取った前記オブジェクトコード及び前記識別情報をそれぞれ所定のメモリに記憶させると共に、前記プログラム開発支援装置から所定の読み出し指令が到来するのを待って、当該識別情報を前記メモリから読み出してデータ転送手段へと送出するように仕組まれており、さらに
前記プログラム開発支援装置には、前記プログラマブル・コントローラに記憶されたオブジェクトコードに関連して、コンパイラの作動する所定の動作を実行する場合には、前記転送手段に対して所定の読み出し指令を送出すると共に、そのレスポンスとして前記転送手段を介して受け取った前記識別情報とプログラム開発支援装置に設定されたオブジェクト生成方式に対応する識別情報との照合を行い、
両者が一致すると判定された場合には、プログラム開発支援装置のオブジェクト生成方式を更新せずに前記コンパイラの作動する所定の動作を実行し、
両者が一致しないと判定された場合には、プログラム開発支援装置のオブジェクト生成方式を前記プログラマブル・コントローラから読み出された前記識別情報に基づいて更新した後に前記コンパイラの作動する所定の動作を実行するように仕組まれている、ことを特徴とするプログラマブル・コントローラ・システム。 - 前記識別情報は、コンパイラのバージョン情報、及び/又は、オブジェクトを速度最適で生成するか若しくは容量最適で生成するかの情報である、ことを特徴とする請求項5に記載のプログラマブル・コントローラ・システム。
- 前記所定の動作が、前記プログラマブル・コントローラから読み出されたオブジェクトコードと、任意のソースプログラムをコンパイラにかけて変換することにより得られたオブジェクトコードとを照合する動作であり、かつ当該変換用のコンパイラのオブジェクト生成方式が、前記プログラマブル・コントローラから読み出された前記識別情報に基づいて設定される、ことを特徴とする請求項5又は6に記載のプログラマブル・コントローラ・システム。
- 前記所定の動作が、ソースプログラムの一部分をコンパイラにかけて変換することにより得られたオブジェクトコード部分により、プログラマブル・コントローラに記憶されているオブジェクトコードを書き換えるオンラインエディット動作であり、かつ前記プログラマブル・コントローラから読み出された前記識別情報と、開発支援装置に設定されたオブジェクト生成方式に対応する識別情報とが一致しないと判定された場合には、当該部分変換用コンパイラのオブジェクト生成方式が、前記プログラマブル・コントローラから読み出された前記識別情報に基づいて設定される、ことを特徴とする請求項5又は6に記載のプログラマブル・コントローラ・システム。
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