JP5051159B2 - 電子機器、および表示制御方法、並びにコンピュータ・プログラム - Google Patents

電子機器、および表示制御方法、並びにコンピュータ・プログラム Download PDF

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Description

本発明は、電子機器、および表示制御方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。さらに詳細には、例えばビデオカメラ等において撮影された撮像データをテレビなどの表示装置に出力する際のケーブル接続や設定処理のガイドを行なう電子機器、および表示制御方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。
例えばビデオカメラにおいて撮影された撮像データは、ビデオカメラ内の記憶手段に格納される。この撮像データを再生する場合、ビデオカメラに付属するモニタを利用して再生することも可能であるが、ケーブルを利用して外部のテレビと接続して再生することも可能である。
近年のビデオカメラにおいては、従来の画質(SD:Standard Definition)より高画質な画像であるHD(High Definition)画像での撮影を可能とした製品が出現してきている。一方、テレビにおいても同様であり、HD画像の再生可能なテレビを所有するユーザも多くなってきている。
ビデオカメラにおいて撮影した画像をテレビに出力して再生しようとする場合、ビデオカメラにおいて撮影した画像がSD画像であるかHD画像であるか、さらに、出力先のテレビが、HD画像を再生可能なテレビであるか否かなど、データの出力元機器と出力先機器との様々な組み合わせが想定される。
このような様々な機器がある現状において、データ入出力を行なうケーブルも多様であり、ユーザは、様々な種類のケーブルから機器に応じたケーブルを選択することが必要となる。データ再生のためには、音声データと画像データとを転送することが必要であり、このための正しいケーブル選択および接続処理が要求される。
ユーザは、機器に設定された端子、すなわちケーブルの種類に応じたケーブル接続端子に適合する正しいケーブルを選択して接続しなければならない。ケーブル接続端子には、例えば、従来から多くの機器で利用されている「ピン端子」、「D端子」、さらに、音声信号を併せて出力可能としたHDMI(High Definition Multimedia Interface)規格に従った「HDMI端子」など、多くの種類がある。このような様々な端子が、ビデオカメラ、テレビに備えられており、ユーザは、端子に応じた正しいケーブルを選択して、機器間の接続を行うことが必要となる。しかし、このようなケーブル選択および接続間処理は、多くの一般ユーザにとって、容易な作業ではない。
誤った接続を行ってしまうと、正しいデータ転送が行なわれないといったこともある。また、本来、高画質画像としての再生が可能であるにも関わらず、接続ミスにより低画質画像が再生されてしまうといったこともある。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、例えばビデオカメラ等において撮影された撮像データをテレビなどの表示装置に出力する際のケーブル接続や設定処理を分かりやすくガイドして、一般ユーザが迷うことなく容易に正しいケーブル接続を行なうことを可能とする電子機器、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の側面は、
情報を出力する複数の接続部を備える電子機器であって、
情報表示処理を行なう表示部と、
ケーブル接続処理のガイド情報を前記表示部に表示する表示処理において、前記表示部にケーブルの接続対象となる選択された他の電子機器に構成され得る複数の接続部の画像データを表示し、ユーザによる接続部の選択情報の入力がなされたとき、選択された接続部に適合するケーブルに対応するケーブル画像データに対して、該ケーブルの各端部に対応する接続部の画像データを前記ケーブルの各端部に対応させて表示する処理と、前記選択された接続部を使用した情報出力に関する設定処理を行う制御部と
を備える電子機器にある。
さらに、本発明の電子機器の一実施態様において、前記制御部は、前記複数の接続部のうち前記選択された他の電子機器に接続するために使用する接続部と前記選択された他の電子機器の接続部との組み合わせと、前記選択された他の電子機器とに基づいて、前記選択された他の電子機器への前記組み合わせに係る接続部を介した情報出力に関する設定内容を選択することを特徴とする。
さらに、本発明の電子機器の一実施態様において、前記制御部は、前記表示部に、ケーブルを接続する際の参考情報を表示する処理を行なう構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の電子機器の一実施態様において、前記制御部は、前記表示部に、ケーブルを接続する際の参考情報を表示するとともに、該参考情報に該電子機器における設定処理の説明が含まれる場合に、該設定処理画面への移行を受け付けるための情報の表示処理を行なう構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の電子機器の一実施態様において、前記制御部は、前記表示部に、ケーブルを接続する対象としての機器の種類についての確認画面を表示し、機器の種類を指定するユーザ入力に基づいて、指定機器に対応するガイド情報を選択して表示する処理を実行する構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の電子機器の一実施態様において、前記制御部は、前記電子機器による撮影画像または記録部に記録された記録画像が、前記表示部に表示されている場合、前記ガイド情報を半透過画像として、表示中の画像に重ねて表示する処理を行なう構成である
ことを特徴とする。
さらに、本発明の電子機器の一実施態様において、前記接続部は外部機器端子である
ことを特徴とする。
さらに、本発明の第2の側面は、
情報を出力する複数の接続部を備える電子機器の情報処理方法であって、
ケーブル接続処理のガイド情報を表示部に表示する表示処理を行うステップと、
前記表示処理において、前記表示部にケーブルの接続対象となる選択された他の電子機器に構成され得る複数の接続部の画像データを表示し、ユーザによる接続部の選択情報の入力がなされたとき、選択された接続部に適合するケーブルに対応するケーブル画像データに対して、該ケーブルの各端部に対応する接続部の画像データを前記ケーブルの各端部に対応させて表示するステップと、
前記選択された接続部を使用した情報出力に関する設定を行うステップと
を有することを特徴とする情報処理方法にある。
本発明の第3の側面は、
情報を出力する複数の接続部を備える電子機器におけるコンピュータ・プログラムであり、
制御部において、
ケーブル接続処理のガイド情報を表示部に表示する表示処理を行うステップと、
前記表示処理において、前記表示部にケーブルの接続対象となる選択された他の電子機器に構成され得る複数の接続部の画像データを表示し、ユーザによる接続部の選択情報の入力がなされたとき、選択された接続部に適合するケーブルに対応するケーブル画像データに対して、該ケーブルの各端部に対応する接続部の画像データを前記ケーブルの各端部に対応させて表示するステップと、
前記選択された接続部を使用した情報出力に関する設定を行うステップと
を実行させることを特徴とするコンピュータ・プログラムにある。

なお、本発明のコンピュータ・プログラムは、例えば、様々なプログラム・コードを実行可能な汎用コンピュータ・システムに対して、コンピュータ可読な形式で提供する記憶媒体、通信媒体、例えば、CDやFD、MOなどの記憶媒体、あるいは、ネットワークなどの通信媒体によって提供可能なコンピュータ・プログラムである。このようなプログラムをコンピュータ可読な形式で提供することにより、コンピュータ・システム上でプログラムに応じた処理が実現される。
本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する本発明の実施例や添付する図面に基づく、より詳細な説明によって明らかになるであろう。なお、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
本発明の一実施例の構成によれば、ケーブル接続処理のガイド情報の表示処理において、ケーブルの接続対象となる複数の端子の形状を示す端子画像データを表示し、ユーザによる端子選択情報の入力に基づいて、選択端子に適合するケーブルに対応するケーブル形状を示すケーブル画像データを表示する構成としたので、ユーザは迷うことなく正しいケーブルを選択し、正しい接続を行なうことが可能となる。
さらに、本発明の一実施例に係る電子機器では、
(A)ケーブル接続機器(例えばテレビ)の種類の選択画面の表示、
(B)ケーブル接続機器に設定された端子の形状をイメージデータとして含む端子選択画面の表示、
(C)端子に対応するケーブルのイメージデータと接続端子の対応を示すケーブル確認画面の表示、さらに、
(D)ヒント(参考情報)画面、
これらのガイド画面を、順次、提示する構成としたので、ユーザは、ケーブル接続機器(テレビなど)の種類および端子形状を選択してガイドに従った処理を行なうことで、容易に確実なケーブル接続を行なうことが可能となる。
本発明の電子機器の一実施例としての撮像装置とのケーブル接続機器であるテレビの構成およびケーブル接続処理例について説明する図である。 本発明の電子機器の表示部に表示されるテレビ接続ガイド初期画面の構成例について説明する図である。 本発明の電子機器の表示部に表示される端子選択画面の構成例について説明する図である。 本発明の電子機器の表示部に表示されるケーブル確認画面の構成例について説明する図である。 本発明の電子機器の表示部に表示されるケーブル接続ヒント画面の構成例について説明する図である。 本発明の電子機器の表示部に表示されるコンポーネント出力設定画面の構成例について説明する図である。 本発明の電子機器の表示部に表示される接続完了確認画面の構成例について説明する図である。 本発明の電子機器の表示部に表示される端子選択画面の構成例について説明する図である。 本発明の電子機器の表示部に表示されるケーブル確認画面の構成例について説明する図である。 本発明の電子機器の表示部に表示されるケーブル接続ヒント画面の構成例について説明する図である。 本発明の電子機器の表示部に表示される機器設定画面の構成例について説明する図である。 本発明の電子機器の実行するケーブル接続ガイド処理シーケンスについて説明するフローチャートを示す図である。 本発明の電子機器の実行するケーブル接続ガイド処理シーケンスについて説明するフローチャートを示す図である。 本発明の電子機器の実行するケーブル接続ガイド処理シーケンスについて説明するフローチャートを示す図である。 本発明の電子機器の実行するケーブル接続ガイド処理シーケンスについて説明するフローチャートを示す図である。 本発明の一実施例に係る電子機器の機能構成を説明するブロック図ある。 本発明の電子機器の一実施例に係る撮像装置のハードウェア構成例について説明する図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の電子機器、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラムの詳細について説明する。
まず、本発明の電子機器の一実施例としての撮像装置(ビデオカメラ)におけるケーブルを適用した接続処理例について説明する。図1には、撮像装置(ビデオカメラ)101と、テレビ102を示している。撮像装置101において撮影された撮像データは、撮像装置101の記憶メディア、例えばハードディスクやDVD、あるいはフラッシュメモリなどの記憶メディアに記録される。このようなメディアに記録されたデータは、ケーブル接続により、テレビ102に出力して再生することができる。
図には、撮像装置101の一面として撮像装置背面101Bを示している。撮像装置背面101Bにはケーブル接続用の端子121が設けられている。撮像装置背面101Bには、データ出力対象とする機器(例えばテレビ)の種類に応じた複数の異なるケーブルを接続可能とした複数種類の端子121が構成されている。
一方、テレビ102の一面としてのテレビ背面102Bにもデータ入力用のケーブル接続用の端子103が設けられている。テレビ102には、そのテレビの種類に応じた端子、例えば図1に示す103(a)〜(e)・・・のいずれかの端子が設けられている。
音声および画像データの転送に利用されるケーブルにも、様々な端子に応じた複数のケーブル151が存在する。ユーザは、撮像装置からデータ出力機器(例えばテレビ)に対してデータ出力を行なう場合、データ出力機器(テレビ)に設定された端子に応じた正しいケーブルの選択を行い、さらに、必要な機器の設定を行うことが必要となる。
データ入出力用の端子の種類としては、例えば、従来から多くの機器で利用されている「ピン端子」、「D端子」、さらに、HDMI(High Definition Multimedia Interface)規格に従った「HDMI端子」など、多くの種類がある。HDMI端子は画像信号に併せて音声信号を1本のケーブルで出力可能とした端子である。このような様々な端子が、ビデオカメラ、テレビなどのデータ入出力機器には備えられており、ユーザは、端子に応じた正しいケーブルを選択して、機器間の接続を行うことが必要となる。
このようなケーブル選択および接続間処理は、多くの一般ユーザにとって容易な作業ではない。そこで、本発明の電子機器では、ケーブル接続や設定処理を分かりやすくガイドして、一般ユーザが迷うことなく容易に正しいケーブル接続を実現して正しいデータ転送、再生を可能とした。なお、以下では、データ出力を行なう電子機器としてビデオカメラを例として説明するが、本発明は、ビデオカメラに限らず、ケーブルを介したデータ入出力を行なう機器において適用可能であり、本発明の電子機器は、例えばビデオやDVD再生機器など、データ入出力を行なう機器全般を含むものである。
図2以下を参照して、本発明の電子機器において実行するケーブル接続ガイド機能の詳細について説明する。
図2には、本発明の電子機器101の表示部180に表示されるテレビ接続ガイド初期画面201を示している。電子機器(撮像装置)101の表示部180は、撮影画像や再生画像が表示される例えば液晶モニタである。表示部180は、様々なガイドやマニュアルの表示部としても利用可能な構成となっている。ユーザは、まず、表示部180にメニュー画面を表示し、メニュー画面において設定されたメニュー項目[テレビ接続ガイド]を選択すると、図2に示すテレビ接続ガイド初期画面201が表示される。
なお、表示部180に表示する様々なガイド表示は、表示部180に表示される撮影画像や再生画像からの切り替え表示構成としてもよいし、撮影画像や再生画像と併せて表示する構成としてもよい。撮影画像や再生画像と併せて表示する場合には、例えば画面分割による並列表示、あるいはガイド情報を半透過(半透明)画像データとして、撮影画像や再生画像に重畳して表示する構成が可能である。
なお、以下で説明するテレビ接続ガイドの表示制御は、電子機器(撮像装置)101内の記憶部に記録されたプログラムに従って電子機器(撮像装置)101内の制御部の制御の下に実行される。
図2に示すテレビ接続ガイド初期画面201は、ケーブル接続を行なうユーザに対して、電子機器(撮像装置)101と接続を行なうテレビの種類を入力させるための画面である。図の例では、接続機器としてのテレビが、
[ハイビジョンテレビ]であるか、
[ワイドまたは4:3テレビ]であるか、
これらの2つのカテゴリのいずれに属するかを入力させる画面である。
ユーザは、この問いかけに対して、接続対象のテレビの種類を確認して入力する。入力は、タッチパネルとして構成された表示部180に対する操作(タッチ)や、電子機器101の操作ボタンの操作によって実行される。電子機器101の制御部がユーザ入力情報を検出すると、制御部は、ユーザ入力に応じた次のガイド画面を選択して表示部180に表示する。
図に示す例では、[ハイビジョンテレビ]、または[ワイドまたは4:3テレビ]のいずれかをユーザは選択する。まず、[ハイビジョンテレビ]を選択した場合のガイド処理例について、図3以下を参照して説明する。
図2に示すテレビ接続ガイド初期画面201において、ユーザが[ハイビジョンテレビ]を選択した場合、電子機器101の制御部は、この操作情報を検出して、表示情報の切換を行なう。すなわち、図3に示す端子選択画面202a〜cを表示部180に表示する。図3に示す端子選択画面202a〜cの3種類の画面は、端子選択画面202a〜cに表示される画面切り替えアイコン211の操作によって、順次、切り替え可能な設定となっている。
図3に示す端子選択画面202a〜cは、電子機器(撮像装置)101のケーブルによる接続機器、すなわち、テレビに設定された端子の種類をユーザに確認させる画面である。
端子選択画面202a〜cの各々には、接続機器の端子イメージデータ221と、各端子を利用した場合の説明データ222が含まれる。図に示す例では、
(a)コンポーネント(D端子)
(b)HDMI端子
(c)コンポーネント(ピン端子)
これらの3種類の端子に対応する3種類の端子選択画面202a〜cが、切換表示可能な構成となっている。なお、本処理例では、3種類の端子選択画面202a〜cを個別に切り替え表示する構成例であるが、これらの3種類の端子選択画面202a〜cを並べて表示する構成としてもよい。
接続機器の端子イメージデータ221は、接続先機器であるテレビに備えられた端子のイメージデータであり、ユーザは接続先機器であるテレビの端子の形状を確認して、一致するものを端子選択画面202a〜cのイメージデータから選択することができる。なお、2種類以上の端子が接続先機器であるテレビに設けられている場合は、いずれを選択してもよいし、例えば説明データ222を参照して適切な端子を選択することができる。
例えば、
(a)コンポーネント(D端子)の説明データには、
「ハイビジョン画質の映像をテレビに出力できます。音声の出力には、AV接続ケーブルも必要です」と記述され、
(b)HDMI端子の説明データには、
「1本のケーブルでハイビジョン画質の映像と音声をテレビに出力できます」と記述され、
(c)コンポーネント(ピン端子)の説明データには、
「ハイビジョン画質の映像をテレビに出力できます。音声の出力には、AV接続ケーブルも必要です。」
と記述されている。説明には、各端子を利用した接続を行なったデータ出力における特徴、利点、注意点などが含まれ、ユーザは、これらの説明文に基づいて、適切なケーブル端子を選択することができる。
ユーザは、図3に示す端子選択画面202a〜cから1つの端子を接続端子として選択する際は、OKアイコン212を操作して選択情報を入力する。入力は、タッチパネルとして構成された表示部180に対する操作(タッチ)や、電子機器101の操作ボタンの操作によって実行される。電子機器101の制御部がユーザ入力情報を検出すると、制御部は、ユーザ入力に応じた次のガイド画面を選択して表示部180に表示する。
図3に示す3つの端子選択画面202a〜c、すなわち、
(a)コンポーネント(D端子)
(b)HDMI端子
(c)コンポーネント(ピン端子)
これらの画面でOKアイコン212を操作した場合の各々の表示画面例を図4に示す。
図4には、図3に示す3つの端子選択画面202a〜cに対応するケーブル確認画面231a〜cを示している。図4に示す3種類のケーブル確認画面231a〜cは、それぞれ、
(a)コンポーネント(D端子)
(b)HDMI端子
(c)コンポーネント(ピン端子)
これらの3種類のいずれかの端子の選択処理、すなわち、図3に示す端子選択画面202a〜cにおけるOKアイコン212を操作した場合に表示部180に表示される画面であり、各選択端子に対応するケーブルを確認するための画面である。
図4に示すケーブル確認画面231a〜cは、データ出力元機器である電子機器(撮像装置)101と、データ出力先機器(本例ではテレビ)との接続に適用するケーブルをユーザに確認させる画面である。
ケーブル確認画面231a〜cの各々には、接続に適用するケーブルおよびケーブルの両端に接続すべき機器の端子を対応付けたケーブル接続イメージデータ241が含まれる。ケーブル接続イメージデータ241には、ケーブル自体のイメージデータに加えて、各ケーブルの接続機器の端子イメージデータも含まれる。ケーブルによって接続される2つの機器、すなわち、データ出力元機器である電子機器(撮像装置)と、データ出力先機器(本例ではテレビ)それぞれの端子のイメージデータが、ケーブルの接続端に対応して表示され、ユーザは、ケーブル接続イメージデータ241に表示されたケーブルを選択し、さらに、ケーブル接続イメージデータ241に表示されたテレビや撮像装置の端子の形状を確認するこが可能であり、ケーブル選択や、接続方向について何ら迷うことなく正しいケーブル接続を行なうことができる。
また、図4に示すように、ケーブル確認画面231a〜cの各々には、ヒント(参考情報)呼び出しアイコン242が設定されている。このヒント呼び出しアイコン242をユーザが操作するとケーブル接続に関するヒント(参考情報)画面が提示される。すなわち、電子機器101の制御部がヒント呼び出しアイコン242に対するユーザ操作情報を検出すると、制御部はヒント画面を表示部180に表示する。
図4に示す3種類のケーブル確認画面231a〜cの各々に対応するヒント画面の例を図5(a)〜(c)に示す。図5に示すケーブル接続ヒント画面251a〜cは、図3に示した端子選択画面202a〜c、図4に示したケーブル確認画面231a〜cに対応するヒント画面であり、
(a)コンポーネント(D端子)
(b)HDMI端子
(c)コンポーネント(ピン端子)
これらの3種類の端子を適用したケーブル接続に対応するヒント画面である。
図5(a)には、コンポーネント(D端子)を利用したケーブル接続に関するヒント情報が示されている。具体的には、例えば、
「音声の出力にはAV接続ケーブルも必要です。コンポーネント映像入出力端子付近の音声端子(赤と白)につないでください。コンポーネント出力の設定は、「D3」に設定してください」
また、図5(b)には、HDMI端子を利用したケーブル接続に関するヒント情報として、
「HDMIケーブルは規格に準拠したケーブルをお使い下さい。出力端子同士で接続しないでください」
また、図5(c)には、コンポーネント(ピン端子)を利用したケーブル接続に関するヒント情報として、
「音声の出力にはAV接続ケーブルも必要です。コンポーネント映像入出力端子付近の音声端子(赤と白)につないでください。コンポーネント出力の設定は、「D3」に設定してください」
このようなヒント情報が、各端子/ケーブルに対応するヒント情報として提示される。
このように、ケーブル接続ヒント画面251a〜cには、ケーブル接続の具体的な説明や、注意事項、必要となる設定などを含むヒント情報が記述される。ここで、ケーブル接続に際して必要となる設定を行なう必要がある場合には、ケーブル接続ヒント画面に、設定画面に移行するためのアイコンが表示される。具体的には、図5(a),(c)に示すコンポーネント出力アイコン261である。
ユーザがこれらのコンポーネント出力アイコン261を操作すると、操作情報を制御部が検出し、ケーブル接続時に必要となる機器設定処理画面に移行させる。この移行画面の例を図6に示す。図6には電子機器の表示部180に表示される機器設定画面の1つであるコンポーネント出力設定画面271を示している。
図6に示すコンポーネント出力設定画面271は、D端子のあるテレビへの出力を[D1]とするか[D3]とするかを選択する設定画面である。コンポーネント出力設定画面271には、コンポーネント出力設定をD1に設定させるためのD1設定アイコン272、コンポーネント出力設定をD3に設定させるためのD3設定アイコン273が表示され、ユーザはこれらのアイコンのいずれかを選択することで、選択情報が制御部に入力され、制御部の制御の下、機器の設定が実行される。
例えばHD画像の出力には[D3]の設定を行い、SD画像の出力を行う場合は[D1]の設定を行うことになる。これらは、先に説明した図5のケーブル接続ヒント画面の説明に対応する。すなわち、図5は、すべてHD画像の出力可能なハイビジョンテレビに対するケーブル接続設定であり、ヒントの説明文として、ケーブル接続ヒント画面251a,cに示すように、コンポーネント出力の設定を[D3]にするように説明がなされている。
ユーザは、図6に示すコンポーネント出力設定画面271において、D3設定アイコン273を選択することで、選択情報が制御部に伝えられ、制御部の制御の下に機器のコンポーネント出力設定が[D3]に設定される。
ユーザによるコンポーネント出力設定画面271におけるD3設定アイコン273の選択により、コンポーネント出力設定が[D3]に設定された後、ユーザは、コンポーネント出力設定画面271に表示された画面戻しアイコン274を操作することで、図5のケーブル接続ヒント画面251に戻ることができる。
さらに、図5に示すケーブル接続ヒント画面251に示される画面戻しアイコン263を操作することで、図4のケーブル確認画面231に戻ることができる。図4のケーブル確認画面231において、OKアイコン243を操作すると、制御部は操作情報に基づいて、接続完了確認画面を表示部180に表示する。
接続完了確認画面の表示例を図7に示す。図7には、2種類の接続完了確認画面281a,281bを示している。接続完了確認画面281a,281bの両者とも、正しく接続が行なわれたか否かのユーザによる確認入力用のアイコンとして[はいアイコン]291、[いいえアイコン]292が表示され、ユーザはケーブル接続の確認に基づいて、いずれかのアイコンに対する操作を行なう。
操作情報は制御部に入力され、制御部は、操作に応じた処理を行なう。例えば[はいアイコン]291の操作が検出された場合は、正しくケーブル接続が行なわれたと判定し、[テレビ接続ガイド]の機能を終了する。例えば、表示画面180に対するガイド表示を消去する。あるいは、メニュー表示に戻る等の処理を行なう。一方、[いいえアイコン]292の操作が検出された場合は、正しくケーブル接続が行なわれなかったと判定し、再度、図4に示すケーブル確認画面の表示に戻る処理を実行する。
図7に示す接続完了確認画面281a,281bの差異は、接続完了確認画面281bに、HDMI出力おける出力先機器(テレビ)に対する出力データフォーマット情報としての解像度情報[例えば1920×1080]の表示がなされる点である。HDMI端子を利用したケーブル接続を行なった場合、データ出力先の機器からの情報を入力することが可能であり、この入力情報に基づいて、出力態様に対応する情報表示がなされる。これらの表示情報の生成処理は、電子機器101の制御部において実行される。
次に、図2を参照して説明したテレビ接続ガイド初期画面201、すなわち、接続機器としてのテレビが、
[ハイビジョンテレビ]であるか、
[ワイドまたは4:3テレビ]であるか、
これらの2つのカテゴリのいずれに属するかを入力させる画面において、[ワイドまたは4:3テレビ]を選択した場合のガイド処理例について、図8以下を参照して説明する。
図2に示すテレビ接続ガイド初期画面201において、ユーザが[ワイドまたは4:3テレビ]を選択した場合、電子機器101の制御部は、この操作情報を検出して、表示情報の切換を行ない、図8に示す端子選択画面302a〜cを表示部180に表示する。図3に示す端子選択画面302a〜cの3種類の画面は、[ワイドまたは4:3テレビ]に対応する端子選択画面である。これらの3種類の端子選択画面302a〜cは、画面切り替えアイコン311の操作によって、順次、切り替え可能な設定となっている。
図8に示す端子選択画面302a〜cは、電子機器(撮像装置)101のケーブルによる接続機器として、ワイドまたは4:3テレビが選択された場合の、テレビに設定された端子の種類をユーザに確認させる画面である。
端子選択画面302a〜cの各々には、接続機器の端子イメージデータ321と、各端子を利用した場合の説明データ322が含まれる。図に示す例では、
(a)コンポーネント(D端子)
(b)S端子
(c)映像音声端子
これらの3種類の端子に対応する3種類の端子選択画面302a〜cが、切換表示可能な構成となっている。なお、本処理例では、3種類の端子選択画面302a〜cを個別に切り替え表示する構成例であるが、これらの3種類の端子選択画面302a〜cを並べて表示する構成としてもよい。
接続機器の端子イメージデータ321は、接続先機器であるテレビに備えられた端子のイメージデータであり、ユーザは接続先機器であるテレビの端子の形状を確認して、一致するものを端子選択画面302a〜cのイメージデータから選択することができる。なお、2種類以上の端子が接続先機器であるテレビに設けられている場合は、いずれを選択してもよいし、例えば説明データ322を参照して適切な端子を選択することができる。
例えば、
(a)コンポーネント(D端子)の説明データには、
「映像音声端子よりも良好な状態で映像をテレビに出力できます」と記述され、
(b)S端子の説明データには、
「映像音声端子よりも良好な状態で映像をテレビに出力できます」と記述され、
(c)映像音声端子の説明データには、
「映像音声をテレビに出力します」
と記述されている。説明には、各端子を利用した接続を行なったデータ出力における特徴、利点、注意点などが含まれ、ユーザは、これらの説明文に基づいて、適切なケーブル端子を選択することができる。
ユーザは、図8に示す端子選択画面302a〜cから1つの端子を接続端子として選択する際は、OKアイコン312を操作して選択情報を入力する。電子機器101の制御部がユーザ入力情報を検出すると、制御部は、ユーザ入力に応じた次のガイド画面を選択して表示部180に表示する。
図8に示す3つの端子選択画面302a〜c、すなわち、
(a)コンポーネント(D端子)
(b)S端子
(c)映像音声端子
これらの画面でOKアイコン312を操作した場合の各々の表示画面例を図9に示す。
図9には、図8に示す3つの端子選択画面302a〜cに対応するケーブル確認画面331a〜cを示している。図9に示す3種類のケーブル確認画面331a〜cは、それぞれ、
(a)コンポーネント(D端子)
(b)S端子
(c)映像音声端子
これらの3種類のいずれかの端子の選択処理、すなわち、図8に示す端子選択画面302a〜cにおけるOKアイコン312を操作した場合に表示部180に表示される画面であり、各選択端子に対応するケーブルを確認するための画面である。
図9に示すケーブル確認画面331a〜cは、データ出力元機器である電子機器(撮像装置)101と、データ出力先機器(本例ではテレビ)との接続に適用するケーブルをユーザに確認させる画面である。
ケーブル確認画面331a〜cの各々には、接続に適用するケーブルおよびケーブルの両端に接続すべき機器の端子を対応付けたケーブル接続イメージデータ341が含まれる。ケーブル接続イメージデータ341には、ケーブル自体のイメージデータに加えて、各ケーブルの接続機器の端子イメージデータも含まれる。ケーブルによって接続される2つの機器、すなわち、データ出力元機器である電子機器(撮像装置)と、データ出力先機器(本例ではテレビ)それぞれの端子のイメージデータが、ケーブルの接続端に対応して表示され、ユーザは、ケーブル接続イメージデータ341に表示されたケーブルを選択し、さらに、ケーブル接続イメージデータ341に表示されたテレビや撮像装置の端子の形状を確認するこが可能であり、ケーブル選択や、接続方向について何ら迷うことなく正しいケーブル接続を行なうことができる。
また、図9に示すように、ケーブル確認画面331a〜cの各々には、ヒント呼び出しアイコン342が設定されている。このヒント呼び出しアイコン342をユーザが操作するとケーブル接続に関するヒント画面が提示される。すなわち、電子機器101の制御部がヒント呼び出しアイコン342に対するユーザ操作情報を検出すると、制御部はヒント画面を表示部180に表示する。
図9に示す3種類のケーブル確認画面331a〜cの各々に対応するヒント画面の例を図10(a)〜(c)に示す。図10に示すケーブル接続ヒント画面351a〜cは、図8に示した端子選択画面302a〜c、図9に示したケーブル確認画面331a〜cに対応するヒント画面であり、
(a)コンポーネント(D端子)
(b)S端子
(c)映像音声端子
これらの3種類の端子を適用したケーブル接続に対応するヒント画面である。
図10(a)には、コンポーネント(D端子)を利用したケーブル接続に関するヒント情報が示されている。具体的には、例えば、
「音声の出力にはAV接続ケーブルも必要です。コンポーネント映像入出力端子付近の音声端子(赤と白)につないでください。コンポーネント出力の設定は、「D1」に設定してください」
また、図10(b)には、S端子を利用したケーブル接続に関するヒント情報として、
「音声を出力するにはS映像ケーブル付きAV接続ケーブルの赤と白のプラグも接続してください。ワイドで撮影した映像が縦長で表示される場合はTVタイプの設定を[4:3]にしてください」
また、図10(c)には、映像音声端子を利用したケーブル接続に関するヒント情報として、
「ワイドで撮影した映像が縦長で表示される場合はTVタイプの設定を[4:3]にしてください」
このようなヒント情報が、各端子/ケーブルに対応するヒント情報として提示される。
このように、ケーブル接続ヒント画面351a〜cには、ケーブル接続の具体的な説明や、注意事項、必要となる設定などを含むヒント情報が記述される。ここで、ケーブル接続に際して必要となる設定を行なう必要がある場合には、ケーブル接続ヒント画面に、設定画面に移行するためのアイコンが表示される。具体的には、図10(a)に示すコンポーネント出力アイコン361、図10(b),(c)に示すTVタイプアイコン362である。
ユーザがこれらの設定アイコンを操作すると、操作情報を制御部が検出し、ケーブル接続時に必要となる機器設定処理画面に移行させる。この移行画面の例を図11に示す。図11には電子機器の表示部180に表示される機器設定画面としてコンポーネント出力設定画面371、TVタイプ設定画面381を示している。
図11に示すコンポーネント出力設定画面371は、D端子のあるテレビへの出力を[D1]とするか[D3]とするかを選択する設定画面であり、コンポーネント出力設定をD1に設定させるためのD1設定アイコン372、コンポーネント出力設定をD3に設定させるためのD3設定アイコン373が表示され、ユーザはこれらのアイコンのいずれかを選択することで、選択情報が制御部に入力され、制御部の制御の下、機器の設定が実行される。
例えばHD画像の出力には[D3]の設定を行い、SD画像の出力を行う場合は[D1]の設定を行うことになる。これらは、先に説明した図10のケーブル接続ヒント画面の説明に対応する。すなわち、図10は、ハイビジョンテレビではないワイドまたは4:3テレビに対するケーブル接続設定であり、ヒントの説明文として、ケーブル接続ヒント画面351aに示すように、コンポーネント出力の設定を[D1]にするように説明がなされている。
ユーザは、図11に示すコンポーネント出力設定画面371において、D1設定アイコン372を選択することで、選択情報が制御部に伝えられ、制御部の制御の下に機器のコンポーネント出力設定が[D1]に設定される。
ユーザによるコンポーネント出力設定画面371におけるD1設定アイコン372の選択により、コンポーネント出力設定が[D1]に設定された後、ユーザは、コンポーネント出力設定画面371に表示された画面戻しアイコン374を操作することで、図10のケーブル接続ヒント画面351aに戻ることができる。
また、図10(b),(c)に示すケーブル接続ヒント画面351b,cにおいて、TVタイプアイコン362を操作すると、操作情報を制御部が検出し、図11に示すTVタイプ設定画面381を表示部180に表示する。
図11に示すTVタイプ設定画面381は、出力先としてのTVのタイプを選択させる画面であり、出力先のテレビの縦横比が[16:9]であるか[4:3]であるかを確認させて選択させる設定画面であり、TVタイプ設定を[16:9]に設定させるための16:9設定アイコン382、TVタイプ設定を[4:3]に設定させるための4:3設定アイコン383が表示され、ユーザはこれらのアイコンのいずれかを選択することで、選択情報が制御部に入力され、制御部の制御の下、機器の設定が実行される。
ユーザによるTVタイプ設定画面381におけるいずれかのTVタイプ設定アイコンの選択により、出力設定が16:9または4:3に設定された後、ユーザは、TVタイプ設定画面381に表示された画面戻しアイコン384を操作することで、図10のケーブル接続ヒント画面351bまたはケーブル接続ヒント画面351cに戻ることができる。
さらに、図10に示すケーブル接続ヒント画面351に示される画面戻しアイコン363を操作することで、図9のケーブル確認画面331に戻ることができる。図9のケーブル確認画面331において、OKアイコン343を操作すると、制御部は操作情報に基づいて、接続完了確認画面を表示部180に表示する。
接続完了確認画面の表示例は、先に図7を参照して説明した通りであり、正しく接続が行なわれたか否かのユーザによる確認入力用のアイコンとして[はいアイコン]291、[いいえアイコン]292が表示され、ユーザはケーブル接続の確認に基づいて、いずれかのアイコンに対する操作を行なう。
操作情報は制御部に入力され、制御部は、操作に応じた処理を行なう。例えば[はいアイコン]291の操作が検出された場合は、正しくケーブル接続が行なわれたと判定し、[テレビ接続ガイド]の機能を終了する。例えば、表示画面180に対するガイド表示を消去する。あるいは、メニュー表示に戻る等の処理を行なう。一方、[いいえアイコン]292の操作が検出された場合は、正しくケーブル接続が行なわれなかったと判定し、再度、図9に示すケーブル確認画面の表示に戻る処理を実行する。
次に、図12〜図15に示すフローチャートを参照して本発明の電子機器において実行するケーブル接続ガイド処理のシーケンスについて説明する。このフローに従った処理は、電子機器(撮像装置)101内の記憶部に記録されたプログラムに従って電子機器(撮像装置)101内の制御部の制御の下に実行される。
まず、ステップS101において、TV接続ガイド初期画面を表示部に表示する。この表示画面は、先に図2を参照して説明した接続されるテレビの種類を選択する画面であり、
[ハイビジョンテレビ]であるか、
[ワイドまたは4:3テレビ]であるか、
これらの2つのカテゴリのいずれに属するかを入力させる画面である。
電子機器の制御部は、ステップS102において、ユーザ入力が、[ハイビジョンテレビ]、または[ワイドまたは4:3テレビ]のいずれを入力したかを判断し、[ハイビジョンテレビ]が選択された場合は、ステップS111以下の処理、[ワイドまたは4:3テレビ]が選択された場合は、ステップS151以下の処理を実行する。
まず、ステップS111〜S114の[ハイビジョンテレビ]が選択された場合の処理について説明する。ステップS102において、ユーザ入力が、[ハイビジョンテレビ]であると判定した場合、電子機器の制御部は、ステップS111において、ハイビジョン対応の端子選択画面を表示する。これは、先に図3を参照して説明した接続機器の端子イメージデータと、各端子を利用した場合の説明データが含まれる画面であり、例えば、
(a)コンポーネント(D端子)
(b)HDMI端子
(c)コンポーネント(ピン端子)
これらの3種類の端子に対応する3種類の端子選択画面を、例えば切り替え可能な態様あるいは一覧表示態様で表示する。
ステップS112において、制御部は、ステップS111で表示した端子選択画面上のOKアイコンが操作されたか否かを検出し、OKアイコンが操作されたことを検出すると、ステップS113に進み、ハイビジョン対応のケーブル確認画面を表示する。
このハイビジョン対応のケーブル確認画面は、先に図4を参照して説明したケーブル確認画面231a〜cであり、接続に適用するケーブルおよびケーブルの両端に接続すべき機器の端子を対応付けたケーブル接続イメージデータを含む画面である。ユーザは、ケーブル接続イメージデータに表示されたケーブルを選択し、さらに、ケーブル接続イメージデータに表示されたテレビや撮像装置の端子の形状を確認するこが可能であり、ケーブル選択や、接続方向について何ら迷うことなく正しいケーブル接続を行なうことができる。
ステップS114では、制御部は、ステップS113で表示したケーブル確認画面上の戻るアイコンが操作されたか否かを検出し、戻るアイコンが操作された場合は、ステップS111に戻り、端子選択画面を表示する。ステップS114において、戻るアイコンが操作されていない場合は、ステップS115に進む。
一方、ステップS102において、ユーザ入力が、[ワイドまたは4:3テレビ]が選択されたと判定した場合は、ステップS151以下の処理を実行する。この場合、制御部は、ステップS151において、ワイドまたは4:3テレビ対応の端子選択画面を表示する。これは、先に図8を参照して説明した接続機器の端子イメージデータと、各端子を利用した場合の説明データが含まれる画面であり、例えば、
(a)コンポーネント(D端子)
(b)S端子
(c)映像音声端子
これらの3種類の端子に対応する3種類の端子選択画面を、例えば切り替え可能な態様あるいは一覧表示態様で表示する。
ステップS152において、制御部は、ステップS151で表示した端子選択画面上のOKアイコンが操作されたか否かを検出し、OKアイコンが操作されたことを検出すると、ステップS153に進み、ワイドまたは4:3テレビ対応のケーブル確認画面を表示する。
このワイドまたは4:3テレビ対応のケーブル確認画面は、先に図9を参照して説明したケーブル確認画面331a〜cであり、接続に適用するケーブルおよびケーブルの両端に接続すべき機器の端子を対応付けたケーブル接続イメージデータを含む画面である。ユーザは、ケーブル接続イメージデータに表示されたケーブルを選択し、さらに、ケーブル接続イメージデータに表示されたテレビや撮像装置の端子の形状を確認するこが可能であり、ケーブル選択や、接続方向について何ら迷うことなく正しいケーブル接続を行なうことができる。
ステップS154では、制御部は、ステップS153で表示したケーブル確認画面上の戻るアイコンが操作されたか否かを検出し、戻るアイコンが操作された場合は、ステップS151に戻り、端子選択画面を表示する。ステップS154において、戻るアイコンが操作されていない場合は、ステップS155に進む。
次に、図13のフローに進み、次の処理シーケンスについて説明する。まず、ハイビジョン対応テレビを出力先として選択した場合の処理ステップS115〜S119について説明する。
ステップS115では、ステップS113において表示した図4に示すケーブル確認画面231a〜cにおいて、OKアイコンが操作されたか否かを検出する。OKアイコンが操作された場合は、ステップS124に進む。ステップS124は、図7に示す接続完了確認画面の表示に伴う処理であり、後段で、図15を参照して説明する。
ステップS115において、ステップS113において表示した図4に示すケーブル確認画面231a〜cでOKアイコンが操作されていない場合、ステップS116に進みヒント要求操作、すなわち、図4に示すケーブル確認画面231a〜cでヒント呼び出しアイコン242が操作されたか否かを検出する。ヒント呼び出しアイコン242が操作されたことを検知すると、ステップS117に進み、ケーブル接続ヒント画面を表示する。
このステップS117において表示されるケーブル接続ヒント画面は、先に図5を参照して説明したケーブル接続ヒント画面251a〜cである。先に図5を参照して説明したように、ケーブル接続の具体的な説明や、注意事項、必要となる設定などを含むヒント情報が表示される。
ステップS118において、戻る操作がなされたか否かを検出し、戻る操作がなされたことが検出された場合は、ステップS113、すなわち、ハイビジョン対応のケーブル確認画面(図4参照)の表示画面に戻る。
また、ステップS119において、ケーブル接続ヒント画面251a〜cで、設定要求操作、すなわち、図5を参照して説明したコンポーネント出力アイコン261が操作されたことを検知した場合は、ステップS120に進む。
次に、ワイドまたは4:3テレビを出力先として選択した場合の処理ステップS155〜S159について説明する。
ステップS155では、ステップS153において表示した図9に示すケーブル確認画面331a〜cにおいて、OKアイコンが操作されたか否かを検出する。OKアイコンが操作された場合は、ステップS164に進む。ステップS164は、図7に示す接続完了確認画面の表示に伴う処理であり、後段で、図15を参照して説明する。
ステップS155において、ステップS153において表示した図9に示すケーブル確認画面331a〜cでOKアイコンが操作されていない場合、ステップS156に進みヒント要求操作、すなわち、図9に示すケーブル確認画面331a〜cでヒント呼び出しアイコン342が操作されたか否かを検出する。ヒント呼び出しアイコン242が操作されたことを検知すると、ステップS157に進み、ケーブル接続ヒント画面を表示する。
このステップS157において表示されるケーブル接続ヒント画面は、先に図10を参照して説明したケーブル接続ヒント画面351a〜cである。先に図10を参照して説明したように、ケーブル接続の具体的な説明や、注意事項、必要となる設定などを含むヒント情報が表示される。
ステップS158において、戻る操作がなされたか否かを検出し、戻る操作がなされたことが検出された場合は、ステップS153、すなわち、ワイドまたは4:3テレビ対応のケーブル確認画面(図9参照)の表示画面に戻る。
また、ステップS159において、ケーブル接続ヒント画面351a〜cで、設定要求操作、すなわち、図10を参照して説明した、図10(a)に示すコンポーネント出力アイコン361、図10(b),(c)に示すTVタイプアイコン362が操作されたことを検知した場合は、ステップS160に進む。
次に、図14に示すフローを参照して後続する処理シーケンスについて説明する。まず、ハイビジョン対応テレビを出力先として選択した場合の処理ステップS120〜S123について説明する。
ステップS120は、図13に示すフローのステップS119において、ケーブル接続ヒント画面251a〜cで設定要求操作、すなわち、図5を参照して説明したコンポーネント出力アイコン261が操作されたことを検知した場合の処理であり、この場合は、ステップS120において、機器設定画面を表示する。これは、先に図6を参照して説明したコンポーネント出力設定画面271に相当し、例えばD端子のあるテレビへの出力を[D1]とするか[D3]とするかを選択する設定画面の表示がなされる。
制御部は、ステップS121において、機器設定画面において設定要求入力があったか否かを判定する。例えばD1あるいはD3の設定要求の有無を検出する。ステップS121において、機器設定入力があったと判定した場合は、ステップS122において、入力要求に応じた機器設定処理を実行する。
次に、ステップS123において、機器設定画面において戻る操作があったか否かを検出する。すなわち、画面戻しアイコンの操作の有無を検出し、画面戻しアイコンの操作があったことが検出された場合、ステップS117、すなわち、ハイビジョン対応のヒント画面に戻る。
次に、図14に示すワイドまたは4:3テレビを出力先として選択した場合の処理ステップS160〜S163について説明する。
ステップS160は、図13に示すフローのステップS159において、ケーブル接続ヒント画面351a〜cで設定要求操作、すなわち、図10を参照して説明したコンポーネント出力アイコン361またはTVタイプアイコン362が操作されたことを検知した場合の処理であり、この場合は、ステップS160において、機器設定画面を表示する。これは、先に図11を参照して説明したコンポーネント出力設定画面371またはTVタイプ設定画面381に相当する。
制御部は、ステップS161において、機器設定画面において設定要求入力があったか否かを判定する。例えば出力設定としてのD1あるいはD3の設定要求、またはTVタイプ設定としての16:9または4:3の設定要求の有無を検出する。ステップS161において、機器設定入力があったと判定した場合は、ステップS162において、入力要求に応じた機器設定処理を実行する。
次に、ステップS163において、機器設定画面において戻る操作があったか否かを検出する。すなわち、画面戻しアイコンの操作の有無を検出し、画面戻しアイコンの操作があったことが検出された場合、ステップS157、すなわち、ワイドまたは4:3テレビ対応のヒント画面に戻る。
最後に、図15に示すフローを参照して、図7に示す接続完了確認画面の表示に伴う処理について説明する。ハイビジョン対応テレビの接続設定を行っている場合は、図13に示すステップS115において、ケーブル確認画面231a〜cにおいて、OKアイコンが操作された場合に、図15に示すステップS124に進む。
ステップS124では、接続完了確認画面の表示、すなわち、先に図7を参照して説明した接続完了確認画面の表示を行なう。すなわち、図7に示すように、正しく接続が行なわれたか否かのユーザによる確認入力用のアイコンとして[はいアイコン]291、[いいえアイコン]292が表示され、ユーザはケーブル接続の確認に基づいて、いずれかのアイコンに対する操作を行なう。
操作情報は制御部に入力され、ステップS125において、制御部は、ユーザ入力が「はい」であるか「いいえ」であるかを判定する。[はい]の操作が検出された場合は、正しくケーブル接続が行なわれたと判定し、[テレビ接続ガイド]の機能を終了する。例えば、表示画面180に対するガイド表示を消去する。あるいは、メニュー表示に戻る等の処理を行なう。
一方、[いいえ]の操作が検出された場合は、正しくケーブル接続が行なわれなかったと判定し、再度、ステップS113に戻り、図4に示すケーブル確認画面の表示に戻る処理を実行する。
一方、ワイドまたは4:3テレビを出力先として選択した場合の接続設定を行っている場合は、図13に示すステップS155において、ケーブル確認画面331a〜cにおいて、OKアイコンが操作された場合に、図15に示すステップS164に進む。
ステップS164では、図7を参照して説明した接続完了確認画面の表示を行ない、ステップS165において、制御部は、接続完了確認画面に対するユーザ入力が「はい」であるか「いいえ」であるかを判定する。[はい]の操作が検出された場合は、正しくケーブル接続が行なわれたと判定し、[テレビ接続ガイド]の機能を終了する。例えば、表示画面180に対するガイド表示を消去する。あるいは、メニュー表示に戻る等の処理を行なう。一方、[いいえ]の操作が検出された場合は、正しくケーブル接続が行なわれなかったと判定し、再度、ステップS153に戻り、図9に示すケーブル確認画面の表示に戻る処理を実行する。
このように、本発明の電子機器では、
(A)ケーブル接続機器(例えばテレビ)の種類の選択画面の表示(図2)、
(B)ケーブル接続機器に設定された端子の形状をイメージデータとして含む端子選択画面の表示(図3、図8)
(C)端子に対応するケーブルのイメージデータと接続端子の対応を示すケーブル確認画面の表示(図4、図9)
さらに、
(D)ヒント画面(図5、図10)
これらのガイド画面を、順次、提示する構成としたので、ユーザは、ケーブル接続機器(テレビなど)の種類および端子形状を選択してガイドに従った処理を行なうことで、容易に確実なケーブル接続を行なうことが可能となる。
最後に、本発明の電子機器の構成について、図16、図17を参照して説明する。図16は、上述した処理を実行する機能構成を説明する機能ブロック図であり、図17は、本発明の電子機器の一例としての撮像装置のハードウェア構成例を示すハードウェア構成図である。
まず、図16を参照して、本発明の電子機器の機能について説明する。図16に示すブロック図は、上述した処理を実行するために必要となる機能構成を示すブロック図である。図16に示すように、本発明の電子機器400は、制御部401、表示部402、入力部403、端子等からなるインタフェース404を有し、インタフェース404に接続されたケーブルを介して外部接続機器420と接続される。
制御部401は、例えばCPUであり、図示しないメモリに格納されたプログラムに従って、上述したケーブル接続ガイド情報の表示部402に対する表示処理、入力部403を介するユーザ入力情報の検出処理、電子機器の様々な設定処理などを行なう。
表示部402は、図2〜図11を参照して説明した様々なケーブル接続ガイド情報の表示処理を行なうディスプレイである。入力部403は、ユーザによる入力、例えば、OKアイコン、画面戻しアイコン、機器設定画面移行アイコンなどのアイコン操作情報などを入力する入力部である。なお、表示部402がタッチパネル方式などの入力機能を備えた構成である場合は、入力部403は表示部402と一体化される。
制御部401は、表示部402に、先に図2を参照して説明したケーブルを接続する対象としての機器の種類についての確認画面を表示し、機器の種類を指定するユーザ入力に基づいて、指定機器に対応するガイド情報を選択して表示する処理を実行する。
さらに、制御部401は、電子機器400に対するケーブル接続対象となる外部接続機器420に構成され得る複数の外部機器端子の外部機器端子画像データを表示部402に表示する。すなわち、図3、図8を参照して説明したように、データ出力先の機器に設定された端子の形状を示すイメージデータと、表示された端子を利用した処理に関する説明文を含む端子選択画面の表示を行なう。さらに、入力部403を介して入力するユーザによる外部機器端子の端子選択情報の入力に基づいて、選択端子に適合するケーブルに対応するケーブル形状と、ケーブルの各端部に対応する接続端子の端子形状を示す画像データを含むケーブル確認画面(図4、図9)を表示部402に表示する制御を行なう。
さらに、制御部401は、図5、図10を参照して説明したケーブルを接続する際のヒント情報の表示処理を行い、ヒント情報に機器設定処理の説明が含まれる場合に、該機器設定処理画面に移行するための機器設定画面移行用アイコンをヒント画面に表示して、機器設定画面の表示処理に際して、機器設定要求が入力された場合には要求に応じた機器設定処理を行なう。例えばD1、D3のコンポーネント出力設定などである。
なお、制御部401は、電子機器400による撮影画像または記録部に記録された記録画像が、表示部402に表示されている場合、ガイド情報を半透過画像として、表示中の画像に重ねて表示する処理を行なう。
最後に、図17を参照して、本発明の電子機器としての一実施例である撮像装置の具体的なハードウェア構成例について説明する。図17に示すように、撮像装置500は、主な処理ブロックとして、撮像手段510、記録再生処理手段520、制御手段530を有し、さらに、記録メディア561、入力部541、上述の実施例において説明したガイド情報を表示するための表示部542、外部機器との接続を行なう接続部(端子)543を有している。
図16に示す制御部401は、図17に示す制御手段530に相当する。図16に示す表示部402は、図17に示す表示部542に相当し、図16に示す入力部403は、図17に示す入力部541に対応する。
撮像手段510は、光学ブロック511と、カメラ制御部512と、信号変換部513と、撮像信号処理部514と、音声入力部515と、音声信号処理部516とを備える。光学ブロック511は、内部に、被写体を撮像するためのレンズ群、絞り調整機構、フォーカス調整機構、ズーム機構、シャッター機構、フラッシュ機構、および、手ぶれ補正機構などを備える。カメラ制御部512は、制御手段530から制御信号を入力し、光学ブロック511に供給する制御信号を生成する。そして、生成した制御信号を光学ブロック511に供給して、ズーム制御、シャッター制御、および、露出制御などの制御を行なう。
信号変換部513は、例えばCCD(Charge Coupled Device)などの撮像素子により構成され、その結像面に、光学ブロック511を通じた像が結像される。この信号変換部513は、シャッター操作に応じて制御部530から供給される画像取り込みタイミング信号を受けて、結像面に結像されている被写体像を撮像信号に変換し、撮像信号処理部514に供給する。
撮像信号処理部514は、制御部530からの制御信号に基づいて、撮像信号についてのガンマ補正やAGC(Auto Gain Control)などの処理を行なうとともに、撮像信号をデジタル信号としての画像信号に変換する処理も行なう。音声入力部515は、撮影時の被写体周辺の音声を収集する。この音声入力部515からの音声信号は音声信号処理部516に供給される。音声信号処理部516は、制御部30からの制御信号に基づいて、音声信号についての補正やAGCなどの処理を行なうとともに、音声信号をデジタル信号に変換する処理も行なう。
記録再生処理手段520は、符号化/復号部521と、バッファメモリ522と、記録部インタフェース523とを備える。バッファメモリ522は、例えばSDRAMなどにより構成され、符号化/復号部521における符号化または復号のための作業領域として利用される。符号化/復号部521は、撮像手段510からの画像信号および音声信号や追加記録情報を符号化し多重化して圧縮データに変換する符号化機能を有する。一方、符号化/復号部521は、圧縮データから画像信号および音声信号や追加記録情報を分離して復号する復号機能を有する。また、符号化/復号部521は、制御手段530からの制御信号に基づき、撮像信号処理部514からの画像信号に対して、自動ホワイトバランス制御、露出補正制御、デジタルズーム倍率に応じた拡大制御などをさらに行なう。
記録部インタフェース523は、符号化/復号部521から圧縮データを受けて記録メディア561に書き込む。また、記録部インタフェース523は、記録メディア561から圧縮データを読み出して符号化/復号部521、あるいは制御手段530に供給する。
制御手段530は、入出力I/F536を介して接続部(端子)543に装着されたケーブルを介して接続された外部機器としてのたとえばテレビに符号化/復号部521において復号されたデータを出力する。
制御手段530は、各種の制御プログラムを実行するCPU531と、ROM(Read Only Memory)532と、RAM(Random Access Memory)533と、入力部541を接続するための操作入力インタフェース534と、前述した様々なガイド情報の表示を行なう表示部542の表示制御を行なう表示制御部535と、接続部543を利用したデータ入出力のための入出力I/F536と、例えば、撮影時刻などを計測するための時計回路537がシステムバスを介して接続されることにより構成される。表示部542におけるユーザの操作情報は、操作入力インタフェース534を介してCPU531に入力され、入力情報に基づく制御がなされる。
制御手段530は、先に図2〜図11を参照して説明した様々なケーブル接続ガイド情報を表示部542に表示し、入力部541からの入力に基づいて、表示情報の切り替え、機器の設定などを実行する。
CPU531は制御手段530全体の処理を司るものであり、作業領域としてRAM533を使用する。ROM532には、撮像手段510を制御するためのプログラムや、画像信号や音声信号の記録制御および再生制御、前述のケーブル接続ガイド情報の表示処理などを実行するためのプログラムが記録されている。
操作入力インタフェース534には、入力部541からのユーザ入力、たとえば、上述したケーブル接続ガイド情報の表示に対応するユーザの入力の他、撮像装置における各種の操作部、例えば、ズーム調整キー、露出調整のためのキー、シャッターキー、動画撮影用キーなどの複数の操作部からの入力情報が入力される。
表示制御部535に接続される表示部542は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)などにより構成され、制御手段530の制御の下に、撮像手段510からの画像信号や、記録媒体560から読み出された画像信号を表示するとともに、前述したケーブル接続ガイド情報の表示が行なわれる。なお、表示部542は、ユーザの操作情報を入力可能としたユーザインタフェースとして設定可能である。
なお、図17に示す撮像装置500は、本発明の電子機器の1つの例であり、先にも説明したように、本発明は、撮像装置に限らず、ケーブル接続によるデータ入出力を行なう機器において適用可能であり、本発明の電子機器は、例えばビデオやDVD再生機器など、データの入出力を行なう機器全般を含むものである。
以上、特定の実施例を参照しながら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべきではない。本発明の要旨を判断するためには、特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
また、明細書中において説明した一連の処理はハードウェア、またはソフトウェア、あるいは両者の複合構成によって実行することが可能である。ソフトウェアによる処理を実行する場合は、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれたコンピュータ内のメモリにインストールして実行させるか、あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプログラムをインストールして実行させることが可能である。
例えば、プログラムは記録媒体としてのハードディスクやROM(Read Only Memory)に予め記録しておくことができる。あるいは、プログラムはフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory),MO(Magneto optical)ディスク,DVD(Digital Versatile Disc)、磁気ディスク、半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体に、一時的あるいは永続的に格納(記録)しておくことができる。このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することができる。
なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体からコンピュータにインストールする他、ダウンロードサイトから、コンピュータに無線転送したり、LAN(Local Area Network)、インターネットといったネットワークを介して、コンピュータに有線で転送し、コンピュータでは、そのようにして転送されてくるプログラムを受信し、内蔵するハードディスク等の記録媒体にインストールすることができる。
なお、明細書に記載された各種の処理は、記載に従って時系列に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあるいは個別に実行されてもよい。また、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
以上、説明したように、本発明の一実施例の構成によれば、ケーブル接続処理のガイド情報の表示処理において、ケーブルの接続対象となる複数の端子の形状を示す端子画像データを表示し、ユーザによる端子選択情報の入力に基づいて、選択端子に適合するケーブルに対応するケーブル形状を示すケーブル画像データを表示する構成としたので、ユーザは迷うことなく正しいケーブルを選択し、正しい接続を行なうことが可能となる。
本発明の一実施例に係る電子機器では、
(A)ケーブル接続機器(例えばテレビ)の種類の選択画面の表示、
(B)ケーブル接続機器に設定された端子の形状をイメージデータとして含む端子選択画面の表示、
(C)端子に対応するケーブルのイメージデータと接続端子の対応を示すケーブル確認画面の表示、
さらに、(D)ヒント画面、
これらのガイド画面を、順次、提示する構成としたので、ユーザは、ケーブル接続機器(テレビなど)の種類および端子形状を選択してガイドに従った処理を行なうことで、容易に確実なケーブル接続を行なうことを可能とした電子機器が提供される。
101 撮像装置
102 テレビ
103 端子構成部
121 端子
151 ケーブル
180 表示部
201 テレビ接続ガイド初期画面
202 端子選択画面
211 画面切り替えアイコン
212 OKアイコン
221 端子イメージデータ
222 説明データ
231 ケーブル確認画面
241 ケーブル接続イメージデータ
242 ヒント呼び出しアイコン
243 OKアイコン
251 ケーブル接続ヒント画面
261 コンポーネント出力アイコン
271 コンポーネント出力設定画面
272 D1設定アイコン
273 D3設定アイコン
281 接続完了確認画面
291 はいアイコン
292 いいえアイコン
302 端子選択画面
311 画面切り替えアイコン
312 OKアイコン
321 端子イメージデータ
322 説明データ
331 ケーブル確認画面
341 ケーブル接続イメージデータ
342 ヒント呼び出しアイコン
343 OKアイコン
351 ケーブル接続ヒント画面
361 コンポーネント出力アイコン
362 TVタイプアイコン
371 コンポーネント出力設定画面
372 D1設定アイコン
373 D3設定アイコン
381 TVタイプ設定画面
382 16:9設定アイコン
383 4:3設定アイコン
400 電子機器
401 制御部
402 表示部
403 入力部
404 I/F(端子)
420 外部接続機器
500 撮像装置
510 撮像手段
511 光学ブロック
512 カメラ制御部
513 信号変換部
514 映像信号処理部
515 音声入力部
516 音声信号処理部
520 記録再生処理手段
521 符号化/復号部
522 バッファメモリ
523 記録部I/F
530 制御手段
531 CPU
532 ROM
533 RAM
534 操作入力I/F
535 表示制御部
536 入出力I/F
537 時間計測部
541 入力部
542 表示部
543 接続部(端子)
561 記録メディア

Claims (9)

  1. 情報を出力する複数の接続部を備える電子機器であって、
    情報表示処理を行なう表示部と、
    ケーブル接続処理のガイド情報を前記表示部に表示する表示処理において、前記表示部にケーブルの接続対象となる選択された他の電子機器に構成され得る複数の接続部の画像データを表示し、ユーザによる接続部の選択情報の入力がなされたとき、選択された接続部に適合するケーブルに対応するケーブル画像データに対して、該ケーブルの各端部に対応する接続部の画像データを前記ケーブルの各端部に対応させて表示する処理と、前記選択された接続部を使用した情報出力に関する設定処理を行う制御部と
    を備える電子機器。
  2. 前記制御部は、
    前記表示部に、ケーブルを接続する複数の接続部の画像データを表示するとともに、表示された画像に対応する接続部を利用した処理に関する説明文の表示処理を行なう構成である
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記制御部は、
    前記表示部に、ケーブルを接続する際の参考情報を表示する処理を行なう構成である
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記制御部は、
    前記表示部に、ケーブルを接続する際の参考情報を表示するとともに、該参考情報に該電子機器における設定処理の説明が含まれる場合に、該設定処理画面への移行を受け付けるための情報の表示処理を行なう構成である
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  5. 前記制御部は、
    前記表示部に、ケーブルを接続する対象としての機器の種類についての確認画面を表示し、機器の種類を指定するユーザ入力に基づいて、指定機器に対応するガイド情報を選択して表示する処理を実行する構成である
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  6. 前記制御部は、
    前記電子機器による撮影画像または記録部に記録された記録画像が、前記表示部に表示されている場合、前記ガイド情報を半透過画像として、表示中の画像に重ねて表示する処理を行なう構成である
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  7. 前記接続部は外部機器端子である
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  8. 情報を出力する複数の接続部を備える電子機器の情報処理方法であって、
    ケーブル接続処理のガイド情報を表示部に表示する表示処理を行うステップと、
    前記表示処理において、前記表示部にケーブルの接続対象となる選択された他の電子機器に構成され得る複数の接続部の画像データを表示し、ユーザによる接続部の選択情報の入力がなされたとき、選択された接続部に適合するケーブルに対応するケーブル画像データに対して、該ケーブルの各端部に対応する接続部の画像データを前記ケーブルの各端部に対応させて表示するステップと、
    前記選択された接続部を使用した情報出力に関する設定を行うステップと
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  9. 情報を出力する複数の接続部を備える電子機器におけるコンピュータ・プログラムであり、
    制御部において、
    ケーブル接続処理のガイド情報を表示部に表示する表示処理を行うステップと、
    前記表示処理において、前記表示部にケーブルの接続対象となる選択された他の電子機器に構成され得る複数の接続部の画像データを表示し、ユーザによる接続部の選択情報の入力がなされたとき、選択された接続部に適合するケーブルに対応するケーブル画像データに対して、該ケーブルの各端部に対応する接続部の画像データを前記ケーブルの各端部に対応させて表示するステップと、
    前記選択された接続部を使用した情報出力に関する設定を行うステップと
    を実行させることを特徴とするコンピュータ・プログラム。
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