JP5050445B2 - 動画再生装置及び動画再生方法 - Google Patents

動画再生装置及び動画再生方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5050445B2
JP5050445B2 JP2006219227A JP2006219227A JP5050445B2 JP 5050445 B2 JP5050445 B2 JP 5050445B2 JP 2006219227 A JP2006219227 A JP 2006219227A JP 2006219227 A JP2006219227 A JP 2006219227A JP 5050445 B2 JP5050445 B2 JP 5050445B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sound
moving image
label
files
file
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006219227A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008047998A (ja
Inventor
滋 加福
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2006219227A priority Critical patent/JP5050445B2/ja
Publication of JP2008047998A publication Critical patent/JP2008047998A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5050445B2 publication Critical patent/JP5050445B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

本発明は、動画再生装置及び動画再生方法に関し、たとえば、ゴルフのスイング等を撮影した二つの動画を同時に再生して見比べることができる動画再生装置及び動画再生方法に関する。
従来のこの種の動画再生装置としては、たとえば、下記の特許文献1に記載された「画像記録再生装置及びその画像記録再生方法」が知られている。以下、この技術を従来技術1ということにすると、この従来技術1では、二つの動画の各々の再生開始点を人為的に指定し、各画像の再生開始点を揃えて同時に再生するようにしている。したがって、二つの画像を、たとえば、手本となるインストラクターの動画と比較対称のレッスン対象者の動画とすれば、両者のスイングの違い等を視覚的に見分けることができ、効果的なレッスンを行うことができる。
上記の従来技術1の欠点は、二つの動画の再生開始点を“人為的”に指定するので、手間がかかって面倒を否めない点にある。そこで、下記の特許文献2に記載された「動画像の再生方法及び動画像の再生システム」では、以下のとおり、再生開始点の指定を自動的に行うようにしている。以下、この技術を従来技術2ということにする。
すなわち、従来技術2では、動画Aの参照フレームに対する動画Bの各フレームの類似度を算出すると共に、この類似度に基づいて動画Bの被参照フレームを決定し、前記参照フレームと前記被参照フレームとをそれぞれ再生開始点として、それらの再生開始点から動画Aと動画Bとを同時に再生するようにしている。
ここで、従来技術2における「類似度」は、類似度算出部(文献中の類似度算出部21を参照)によって算出される。この類似度算出部では、二つの動画の各フレームの色の特徴から類似度Sを算出している。また、1フレームの音の強弱データについての絶対差分値から類似度Sを求めてよい旨の記載もある。
特開平10−145724号公報 特開平8−106543号公報
しかしながら、上記の従来技術2にあっては、再生開始点の指定を自動的に行うことができ、手間を軽減して操作の簡略化を図ることができる点で優れているものの、以下の点で解決すべき問題点がある。
たとえば、ゴルフのスイングにおいては、アドレス、バックスイング、ダウンスイング、インパクト、フォロースイングといったいくつかの過程を辿り、各々の過程毎に二つの画像間の同期を取らなければならないものの、色の特徴は、これらの過程でそれほど大きく変化しないため、過程毎のシーンを特定することができない。したがって、二つの動画の、たとえば、インパクトの瞬間を取り出してそれらを同期させることができない。
なお、従来技術2においては、「音の強弱データについての絶対差分値から類似度Sを求める」旨の記載があり、この記載から、大きな音が記録されたフレーム同士を同期させることができると解されるが、「大きな音」はインパクトの音だけでなく、その他の音(歓声や拍手等の雑音)も含まれるので、「音の強弱データ」だけでは、必ずしもインパクトの瞬間等の期待したシーンの同期効果を得ることができない。
そこで、本発明は、動画と一緒に記録された音響データの特徴パラメータを抽出し、その特徴パラメータの類似度に基づいて二つの動画の同期再生を行うようにした動画再生装置及び動画再生方法を提供することにある。
請求項1記載の発明は、被写体の特定の動作が予め記録された複数の音声付き動画ファイルを入力する入力手段と、前記複数の音声付き動画ファイルの前記特定の動作時に発生した音の音響データにおける複数種の特徴パラメータを夫々抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって夫々抽出された複数種の特徴パラメータにラベル付けし、該ラベルの情報からなる、当該音声付き動画ファイルに対応した音響ラベルファイルを複数生成する生成手段と、前記複数の音声付き動画ファイルのフレームを同期させて再生するために、前記入力手段によって入力された複数の音声付き動画ファイルと、前記生成手段によって生成された音声付き動画ファイルに各々対応する複数の音響ラベルファイルとを対応付けて記憶する記憶手段と、前記記憶手段により記憶された複数の音響ラベルファイルに基づいて、前記複数の音声動画付きファイルを同期させて再生する同期再生手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項記載の動画再生装置であって、前記同期再生手段は、前記複数の音響ラベルに基づいて、一方の音声動画付きファイルの再生速度に合わせるように他方の音声動画付きファイルをフレーム間引きやフレーム補間をすることにより、前記複数の音声付き動画ファイルを同期させて再生することを特徴とする。
請求項記載の発明は、被写体の特定の動作が予め記録された複数の音声付き動画ファイルを入力する入力工程と、前記複数の音声付き動画ファイルの前記特定の動作時に発生した音の音響データにおける複数種の特徴パラメータを抽出する抽出工程と、前記抽出工程によって夫々抽出された複数種の特徴パラメータにラベル付けし、該ラベルの情報からなる、当該音声付き動画ファイルに対応した音響ラベルファイルを複数生成する生成工程と、前記複数の音声付き動画ファイルのフレームを同期させて再生するために、前記入力工程によって入力された複数の音声付き動画ファイルと、前記生成工程によって生成された前記複数の音声付き動画ファイルに各々対応する複数の音響ラベルファイルとを対応付けて記憶する記憶工程と、前記記憶手段により記憶された複数の音響ラベルファイルに基づいて、前記複数の音声動画付きファイルを同期させて再生する同期再生工程と、を含むことを特徴とする。
本発明では、動画と一緒に記録された音響データの類似度から複数の動画の同期再生を行うようにしたので、たとえば、ゴルフのレッスンビデオ等の動画再生に適用した場合には、インストラクターの動画とレッスン対象者の動画の双方について、インパクト音やスイングの風切り音等を手がかりにして、これら二つの動画を同期させて同時再生することが可能とな
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明における様々な細部の特定ないし実例および数値や文字列その他の記号の例示は、本発明の思想を明瞭にするための、あくまでも参考であって、それらのすべてまたは一部によって本発明の思想が限定されないことは明らかである。また、周知の手法、周知の手順、周知のアーキテクチャおよび周知の回路構成等(以下「周知事項」)についてはその細部にわたる説明を避けるが、これも説明を簡潔にするためであって、これら周知事項のすべてまたは一部を意図的に排除するものではない。かかる周知事項は本発明の出願時点で当業者の知り得るところであるので、以下の説明に当然含まれている。
図1は、実施形態における動画再生装置の構成図である。この図において、動画再生装置1は、音声付き動画入力部2、音響ラベル作成部3、振り分け部4、手本データ記憶部5、比較データ記憶部6、データ読み出し部7、フレーム同期部8、合成動画再生部9、表示部10及び音声出力部11を備える。
各部の詳細を説明すると、まず、音声付き動画入力部2は、たとえば、ゴルフのスイング等を撮影した音声付きの動画ファイルを取り込むための部分であり、具体的には、ビデオカメラ、あるいは、それに相当する機能を有する部分である。又は、別途にビデオカメラ等で撮影された音声付き動画ファイルを記録するハードディスク等の蓄積手段、もしくは、ネットワーク等の通信手段を介して当該音声付き動画ファイルを取り込む部分である。
この音声付き動画入力部2によって入力される「音声付き動画ファイル」は、少なくとも次の二つの動画である。すなわち、一の動画は手本となる音声付き手本動画であり、二の動画は、この音声付き手本動画と比較される音声付き比較動画である。ここで、ゴルフスイングを例にすると、上記の一の動画(音声付き手本動画)は、インストラクター等のスイングを音声付きで記録した動画であり、二の動画(音声付き比較動画)は、レッスン対象者のスイングを音声付きで記録した動画である。
上記の音声付き動画入力部2によって入力された音声付き動画ファイル(音声付き手本動画ファイルと音声付き比較動画ファイル)は、音響ラベル作成部3と振り分け部4に供給される。
音響ラベル作成部3は、予め音響ラベルを付された音響サンプルを有している。
図2は、動画ファイルと音響ラベルの概念図である。この図において、上段には、左から右へと時間順に並ぶ動画ファイルの各フレーム画像が描かれている。ここでは、ゴルフスイングの動画ファイルを例にしており、この場合、各フレーム画像は、アドレス、バックスイング、ダウンスイング、インパクト、フォロースルーなどの過程に分けることができる。
同図において、中段には、動画と一緒に記録された音響データの波形が模式的に示されている。この波形は、ほぼ背景ノイズだけの無音部分と、たとえば、ゴルフクラブの風切り音やインパクト瞬間の打球音などからなる有音部分とからなる。
たとえば、図示の例では、アドレスからバックスイング完了までの無音部分が「ラベル1」としてラベル付けされている。また、続くダウンスイングの風切り音が「ラベル2」としてラベル付けされている。さらに、インパクトの打球音が「ラベル3」としてラベル付けされている。また、インパクト直後のフォロースルーの風切り音が「ラベル4及びラベル5」としてラベル付けされている。そして、最後のフォロースルーの無音部分が「ラベル6」としてラベル付けされている。
これらのラベル名は、一つの音響データにつき重複しない名前であればよく、図示の例のような連番(“ラベル1”〜“ラベル6”)であってもよいが、各々の特徴パラメータの意味を表す、人為的に入力された明示的名称又はそれに相当する文字列であってもよい。たとえば、図示の例では、ラベル1の明示的名称として“silA”、ラベル2の明示的名称として“swing”、ラベル3の明示的名称として“impact”、ラベル4の明示的名称として“clubA”、ラベル5の明示的名称として“clubB”、ラベル6の明示的名称として“silB”が付加されている。これらの明示的名称の意味は、“silA”と“silB”が無音を表し、“swing”がダウンスイングの風切り音、“impact”がインパクト音、“clubA”と“clubB”がそれぞれインパクト直後の風切り音を表している。
音声ラベル作成部3は、このようなラベル付けをされた多数の音響サンプルに対して音声分析を行うことにより各ラベルに対応する特徴パラメータを抽出し、入力されたラベル無し音響データについてこれらの特徴パラメータに対応する箇所を探索して対応する部分にラベル付けを行う機能を有している。
ここで、音声分析手法、つまり、音響データに対する特徴パラメータの抽出手法としては、たとえば、フィルタバンク分析(filter bank analysis)や線形予測符号化(linear
predictive cording)などの様々な手法が知られている。音響ラベル作成部3に適用する手法としては、特にそれに限定されないが、たとえば、フィルタバンク分析を使用することにすると、この分析手法では、FFT(Fast Fourier Transform:高速フーリエ変換)によるスペクトルを元に、メルスケール上に等間隔に配置された帯域フィルタバンクの出力を抽出し、この出力を対数変換して、逆フーリエ変換することによってMFCC(メル周波数ケプストラム係数:Mel Frequency Cepstrum Coefficient)と呼ばれる、音響データに対する特徴パラメータを抽出する。
このように音響ラベル作成部3は、供給された動画の音響データの特徴パラメータを抽出し、対応する音響ラベルファイルを生成する。この音響ラベルファイルは、供給された動画(音声付き手本動画ファイル5aと音声付き比較動画ファイル6a)の各々について一つずつ生成される。すなわち、音声付き手本動画ファイル5aの音響ラベルファイル(以下、手本音響ラベルファイル5b)と、音声付き比較動画ファイル6aの音響ラベルファイル(以下、比較音響ラベルファイル6b)とが生成される。
振り分け部4は、上記の音声付き動画入力部2によって入力された音声付き動画ファイル(音声付き手本動画ファイル5a/音声付き比較動画ファイル6a)と、上記の音響ラベル作成部3によって生成された音響ラベルファイル(手本音響ラベルファイル5b/比較音響ラベルファイル6b)とを、ユーザ指定に基づいて、それぞれ手本データ記憶部5と比較データ記憶部6に振り分けて供給する部分である。
すなわち、ユーザ指定が「手本動画」である場合には、上記の音声付き動画入力部2によって入力された音声付き動画ファイル(この場合は音声付き手本動画ファイル5a)と、上記の音響ラベル作成部3によって生成された音響ラベルファイル(この場合は手本音響ラベルファイル5b)とを手本データ記憶部5に供給し、一方、ユーザ指定が「比較動画」である場合には、上記の音声付き動画入力部2によって入力された音声付き動画ファイル(この場合は音声付き比較動画ファイル6a)と、上記の音響ラベル作成部3によって生成された音響ラベルファイル(この場合は比較音響ラベルファイル6b)とを比較データ記憶部6に供給する。
手本データ記憶部5と比較データ記憶部6は、いずれもハードディスクや不揮発性半導体記憶装置あるいは磁気ディスク等から構成された大容量の記憶装置である。なお、図では、手本データ記憶部5と比較データ記憶部6を別体として描いているが、これは、手本データの記憶空間と比較データの記憶空間が各々独立していればよいことを概念的に示したものであり、必ずしも物理的に別体となっている必要はない。
データ読み出し部7は、ユーザによる再生指示に応答して、手本データ記憶部5と比較データ記憶部6から手本データと比較データとを読み出す部分であり、読み出された手本データと比較データは、フレーム同期部8に供給される。
フレーム同期部8は、手本データ記憶部5と比較データ記憶部6から読み出された手本データ及び比較データに基づいて、二つの動画(音声付き手本動画ファイル5a/音声付き比較動画ファイル6a)のフレーム同期を取る部分であり、このフレーム同期は、各々の動画ファイル5a、6aに対応した音響ラベルファイル5b、6bの特徴パラメータを比較照合することによって行われる。
図3は、音響ラベルファイルの概念図であり、(a)は手本音響ラベルファイル5bを示し、(b)は比較音響ラベルファイル6bを示している。図において、特に限定しないが、手本音響ラベルファイル5bと比較音響ラベルファイル6bは、それぞれ前記のラベル1〜6の順番に沿った6つの行からなるテキストファイルである。各行の書式は「Fs Fe Lname」であり、FsとFeは、その音響ラベルに対応する動画ファイルのフレーム番号、Lnameはラベル名(たとえば、前記の明示的名称)である。ただし、Fsは、そのLnameで示された音の開始フレーム番号であり、Feは、そのLnameで示された音の終了フレーム番号である。
たとえば、手本音響ラベルファイル5bの1行目は「0 38 silA」となっており、この意味は、音声付き手本動画ファイル5aにおけるラベル名“silA”に対応したフレームは“フレーム0”から“フレーム38”までであることを示している。同様に、手本音響ラベルファイル5bの2行目は「38 52 swing」となっており、この意味は、音声付き手本動画ファイル5aにおけるラベル名“swing”に対応したフレームは“フレーム38”から“フレーム52”までであることを示している。
このことは、比較音響ラベルファイル6bについても同じであり、たとえば、比較音響ラベルファイル6bの1行目は「0 52 silA」となっており、この意味は、音声付き比較動画ファイル6aにおけるラベル名“silA”に対応したフレームは“フレーム0”から“フレーム52”までであることを示している。同様に、比較音響ラベルファイル6bの2行目は「52 64 swing」となっており、この意味は、音声付き比較動画ファイル6aにおけるラベル名“swing”に対応したフレームは“フレーム52”から“フレーム64”までであることを示している。
図示の二つの音響ラベルファイル(手本音響ラベルファイル5bと比較音響ラベルファイル6b)を見比べると、いずれも同一のラベル名が並んでおり、ラベル名毎の開始フレーム番号(Fs)と終了フレーム番号(Fe)の双方またはいずれか一方が相違している。前記のフレーム同期部8で、二つの音響ラベルファイルのラベル名を照合し、同一ラベル名行の開始フレーム番号(Fs)と終了フレーム番号(Fe)を、二つの動画ファイル(音声付き手本動画ファイル5a/音声付き比較動画ファイル6a)で一致させるように各動画ファイルのフレームを同期させることにより、二つの動画ファイルの注目フレーム(たとえば、インパクトの瞬間等)を同時に再生することが可能になる。
図4は、フレーム同期の概念図である。この図において、縦軸は基準側動画のフレーム番号i、横軸は再生速度調整側動画のフレーム番号jを示している。たとえば、基準側動画を音声付き手本動画ファイル5aとし、再生速度調整側動画を音声付き比較動画ファイル6aとすると、この場合、音声付き手本動画ファイル5aの注目フレーム(たとえば、インパクトの瞬間)と音声付き比較動画ファイル6aの当該注目フレームとが一致するように、音声付き比較動画ファイル6aの再生速度が調節(フレーム間引きやフレーム補間)される。
図において、図中の実線は再生速度を調整しない場合のものであり、この場合、基準側動画の再生フレーム番号と再生速度調整側動画の再生フレーム番号とが一対一に対応している。一方、図中の一点鎖線は再生速度を調整した場合のものであり、この場合、たとえば、基準側動画のフレーム4を再生中、再生速度調整側動画のフレーム5が再生されており、以降同様に、基準側動画のフレーム5→再生速度調整側動画のフレーム6、基準側動画のフレーム6→再生速度調整側動画のフレーム7、基準側動画のフレーム7→再生速度調整側動画のフレーム8・・・・というように、再生速度調整側動画のフレーム番号が一つずれて再生されている。
このように、フレーム同期部8においては、基準側動画のフレーム番号iに対して、再生速度調整側動画のフレーム番号jを同期して再生するように指定するが、これらのiやjは、もっぱら、音声付き手本動画ファイル5aと音声付き比較動画ファイル6aの音響データに対する特徴パラメータ(前記のラベル1〜6参照)に基づいて決定される。つまり、簡単に言えば、音声付き手本動画ファイル5aの注目フレーム(たとえば、インパクトの瞬間)と音声付き比較動画ファイル6aの当該注目フレームとが一致するように、i及びjが決定されるのである。
合成動画再生部9は、フレーム同期部8によって決定されたi及びjに基づき、音声付き手本動画ファイル5aと音声付き比較動画ファイル6aの各フレームを一つの画面に合成して再生する。表示部10は、その合成画像を表示し、音声出力部11は、基準側動画(音声付き手本動画ファイル5a又は音声付き比較動画ファイル6a)の音響データを出力する。
図5は、合成画像の表示例を示す図であり、左側に手本画像が右側に比較画像が同時に表示されている。この表示例で示すように、本実施形態では、動画と一緒に記録された音響データの特徴パラメータ抽出を行い、その特徴パラメータの類似度から二つの動画の同期をとるようにしたので、たとえば、注目すべきインパクトの瞬間を一つの画面に同時に表示することができるようになり、インストラクターのスイングとレッスン対象者のスイングとを見比べることができ、より効果的なレッスンを行うことができるようになる。
なお、以上の説明では、ゴルフレッスンに適用する例を示したが、この用途に限定されない。要は、時間軸上の要所要所で特徴的な音を発する様々な動画の比較であれば、如何なるものであっても適用することが可能である。
また、以上の説明では、複数の音声付き比較動画ファイル(ゴルフレッスンを例にすれば、インストラクター毎の複数の音声付き比較動画ファイル)を収集し、それらを総合的に分析して、一つの比較音響ラベルファイル6bを生成しているが、これに限定されない。予め分析を外部で済ませ、その結果の特徴パラメターのみを持つようにしてもよい。この場合、図1の音響ラベル作成部3の分析に相当する機能を有する任意の外部機器(たとえば、パーソナルコンピュータ等)において、上記の分析処理を行うようにしてもよい。
実施形態における動画再生装置の構成図である。 動画ファイルと音響ラベルの概念図である。 音響ラベルファイルの概念図である。 フレーム同期の概念図である。 合成画像の表示例を示す図である。
符号の説明
1 動画再生装置
2 音声付き動画入力部(入力手段)
3 音響ラベル作成部(抽出手段、生成手段)
5 手本データ記憶部(記憶手段)
5a 音声付き手本動画ファイル(音声付き動画ファイル)
5b 手本音響ラベルファイル(音響ラベルファイル)
6 比較データ記憶部(記憶手段)
6a 音声付き比較動画ファイル(音声付き動画ファイル)
6b 比較音響ラベルファイル(音響ラベルファイル)
8 フレーム同期部(同期再生手段)
9 合成画像再生部(同期再生手段)

Claims (3)

  1. 被写体の特定の動作が予め記録された複数の音声付き動画ファイルを入力する入力手段と、
    前記複数の音声付き動画ファイルの前記特定の動作時に発生した音の音響データにおける複数種の特徴パラメータを夫々抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって夫々抽出された複数種の特徴パラメータにラベル付けし、該ラベルの情報からなる、当該音声付き動画ファイルに対応した音響ラベルファイルを複数生成する生成手段と、
    前記複数の音声付き動画ファイルのフレームを同期させて再生するために、前記入力手段によって入力された複数の音声付き動画ファイルと、前記生成手段によって生成された音声付き動画ファイルに各々対応する複数の音響ラベルファイルとを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段により記憶された複数の音響ラベルファイルに基づいて、前記複数の音声動画付きファイルを同期させて再生する同期再生手段と、
    を備えたことを特徴とする動画再生装置。
  2. 前記同期再生手段は、前記複数の音響ラベルに基づいて、一方の音声動画付きファイルの再生速度に合わせるように他方の音声動画付きファイルをフレーム間引きやフレーム補間をすることにより、前記複数の音声付き動画ファイルを同期させて再生することを特徴とする請求項記載の動画再生装置。
  3. 被写体の特定の動作が予め記録された複数の音声付き動画ファイルを入力する入力工程と、
    前記複数の音声付き動画ファイルの前記特定の動作時に発生した音の音響データにおける複数種の特徴パラメータを抽出する抽出工程と、
    前記抽出工程によって夫々抽出された複数種の特徴パラメータにラベル付けし、該ラベルの情報からなる、当該音声付き動画ファイルに対応した音響ラベルファイルを複数生成する生成工程と、
    前記複数の音声付き動画ファイルのフレームを同期させて再生するために、前記入力工程によって入力された複数の音声付き動画ファイルと、前記生成工程によって生成された前記複数の音声付き動画ファイルに各々対応する複数の音響ラベルファイルとを対応付けて記憶する記憶工程と、
    前記記憶手段により記憶された複数の音響ラベルファイルに基づいて、前記複数の音声動画付きファイルを同期させて再生する同期再生工程と、
    を含むことを特徴とする動画再生方法。
JP2006219227A 2006-08-11 2006-08-11 動画再生装置及び動画再生方法 Active JP5050445B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006219227A JP5050445B2 (ja) 2006-08-11 2006-08-11 動画再生装置及び動画再生方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006219227A JP5050445B2 (ja) 2006-08-11 2006-08-11 動画再生装置及び動画再生方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008047998A JP2008047998A (ja) 2008-02-28
JP5050445B2 true JP5050445B2 (ja) 2012-10-17

Family

ID=39181346

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006219227A Active JP5050445B2 (ja) 2006-08-11 2006-08-11 動画再生装置及び動画再生方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5050445B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023085679A1 (ko) * 2021-11-09 2023-05-19 삼성전자 주식회사 전자 장치 및 편집 영상을 자동으로 생성하는 방법

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5643607B2 (ja) * 2010-10-29 2014-12-17 株式会社キーエンス 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム
JP5821236B2 (ja) * 2011-03-31 2015-11-24 カシオ計算機株式会社 画像処理装置、同期方法及びプログラム
JP5885025B2 (ja) * 2012-02-27 2016-03-15 ソニー株式会社 信号処理装置、信号処理方法、およびプログラム、並びに電子機器
JP6074970B2 (ja) * 2012-09-20 2017-02-08 カシオ計算機株式会社 再生制御装置、再生制御方法及びプログラム
JPWO2014049989A1 (ja) * 2012-09-28 2016-08-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 映像出力装置
JP6004475B2 (ja) * 2012-10-19 2016-10-12 カシオ計算機株式会社 再生制御装置、再生制御方法及びプログラム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2698301B2 (ja) * 1992-11-18 1998-01-19 パイオニア株式会社 画像記録再生装置
JP3475317B2 (ja) * 1996-12-20 2003-12-08 日本電信電話株式会社 映像分類方法および装置
JP2001036867A (ja) * 1999-07-23 2001-02-09 Gen Tec:Kk 複数チャネル動画像同期表示装置
JP3983532B2 (ja) * 2001-12-05 2007-09-26 日本放送協会 場面抽出装置
JP2006080735A (ja) * 2004-09-08 2006-03-23 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 複数映像同期再生方法、複数映像同期再生装置、複数映像同期再生プログラム及びそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023085679A1 (ko) * 2021-11-09 2023-05-19 삼성전자 주식회사 전자 장치 및 편집 영상을 자동으로 생성하는 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008047998A (ja) 2008-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1357542B1 (en) A video retrieval data generation apparatus and a video retrieval apparatus
JP5050445B2 (ja) 動画再生装置及び動画再生方法
JP4873018B2 (ja) データ処理装置、データ処理方法、及び、プログラム
JP4491700B2 (ja) 音響検索処理方法、音響情報検索装置、音響情報蓄積方法、音響情報蓄積装置および音響映像検索処理方法、音響映像情報検索装置、音響映像情報蓄積方法、音響映像情報蓄積装置
JP2008546016A (ja) マルチメディア信号で自動的なダビングを実行する方法及び装置
WO2001016935A1 (fr) Procede et dispositif d&#39;extraction/traitement d&#39;informations, et procede et dispositif de stockage
US6026067A (en) Method and apparatus for reproducing audio signals at various speeds by dividing original audio signals into a sequence of frames based on zero-cross points
KR20090026942A (ko) 메타데이터를 자동적으로 생성/갱신하는 멀티미디어 데이터기록 방법 및 장치
JP3781715B2 (ja) メタデータ制作装置及び検索装置
JP6641045B1 (ja) コンテンツ生成システム、及びコンテンツ生成方法
JP4513165B2 (ja) 番組記録方法及び番組記録装置及び番組記録再生装置及び番組記録再生方法
KR101618777B1 (ko) 파일 업로드 후 텍스트를 추출하여 영상 또는 음성간 동기화시키는 서버 및 그 방법
JP4172904B2 (ja) 映像・音声検索装置
US20060084047A1 (en) System and method of segmented language learning
CN103680561B (zh) 人声信号与其文字说明资料的同步的系统及其方法
JP2005352330A (ja) 音声分割記録装置
KR100670443B1 (ko) 음악/이미지 동조용 데이터 파일이 기록된 컴퓨터로 읽을수 있는 기록매체 및 이미지 데이터 샘플을 오디오 파일에삽입하는 방법
JP3607228B2 (ja) 映像検索データ生成装置および映像検索データ生成方法並びに映像検索装置および映像検索方法
JP5338312B2 (ja) 自動演奏同期装置、自動演奏鍵盤楽器およびプログラム
JP4353084B2 (ja) 映像再生方法及び装置及びプログラム
JP4631251B2 (ja) メディア検索装置およびメディア検索プログラム
JP4354337B2 (ja) 手話学習機能付きカラオケ装置
JP2003044043A (ja) Midiデータの同期制御装置
JP3426957B2 (ja) 映像中への音声録音支援表示方法及び装置及びこの方法を記録した記録媒体
JP4601095B2 (ja) 再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090804

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110128

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120406

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20120416

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120626

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120709

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5050445

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150803

Year of fee payment: 3