JP5048006B2 - 分離リモコン装置 - Google Patents

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本発明は、分離可能なリモコン装置において、その結合形態の自由度などを向上させるための技術に関する。
従来、電子機器の操作入力デバイスとして、離れた場所から操作対象をコントロールすることができるリモコン装置が利用されている。ところが電子機器の高性能化によって、例えばテレビ装置においてテレビ視聴以外にインターネット閲覧やレコーダの再生ができるという具合に、一の電子機器で可能な操作内容が多岐にわたるようになっている。そしてそれに伴って、リモコン装置に配置されるボタンなどの数も多くなってしまい、リモコンの操作性が低下している。そこで例えば特許文献1や2には、1つのリモコン装置を2つ以上に分離可能な構成とし、例えば一方に使用頻度の高いボタン(テレビであれば選局ボタンや音量調整ボタンなど)のみを配置する技術が開示されている。このようにして必要に応じて分離した各リモコン装置を使い分けることができ、かつ、各リモコン装置の配置ボタン数を少なくすることができるので、リモコンの操作性を向上させることができる。
実開平05−023689号公報 特開平07−334320号公報
しかし、上記特許文献1の分離可能なリモコン装置では、その分離させた2つのリモコン装置を結合して一のリモコン装置として利用する場合、その結合形態が限定されてしまう、という課題がある。すなわち、リモコンは赤外線通信方式を利用して操作信号を送信するのが一般的であって、その場合、赤外線発光器が遮蔽されてしまうと操作できなくなる。したがって、一方のリモコンの赤外線発光器が他方のリモコン本体によって遮蔽されるような結合形態を利用することができないからである。
また特許文献2では、一のリモコン(リモコン本体)の操作信号を、他のリモコン(子機)又は電子装置(操作対象)に送信する構成が開示されている。しかしこの構成では、分離形態で利用している際に、一のリモコン本体の操作信号が電子装置に直接送信され、かつ他のリモコン子機経由で間接的に送信されることになる。そのため操作信号が2重に送信されることになり、例えば音量アップが想定アップ量の2倍になってしまう、などの課題がある。
以上の課題を解決するために、本発明は、第一リモコンと第二リモコンとに分離可能なリモコン装置であって、さらに以下のような機能を備えるリモコン装置を提供する。すなわち本発明のリモコン装置は、両者を結合した際にいずれかのリモコンのデータ送信部(赤外線発光器など)が遮蔽されることなどを検知する機能を有する。そして遮蔽の旨を検知した際には他方のリモコンを経由して操作対象にリモコンデータを送信し、遮蔽されていない旨を検知した際には直接リモコンデータを操作対象に送信する切換機能を有する、という具合である。具体的には、第一操作用デバイスと、前記第一操作用デバイスにて入力された操作に応じて第一リモコンデータを生成する第一リモコンデータ生成部と、リモコンデータを操作対象に送信する第一リモコンデータ送信部と、他のリモコンと通信するための第一リモコン間通信部と、有する第一リモコンと、第二操作用デバイスと、前記第二操作用デバイスにて入力された操作に応じて第二リモコンデータを生成する第二リモコンデータ生成部と、リモコンデータを操作対象に送信する第二リモコンデータ送信部と、他のリモコンと通信するための第二リモコン間通信部と、を有する第二リモコンと、からなる分離リモコン装置であって、前記第一リモコンと第二リモコンとを結合する結合部と、前記結合部での結合によって、いずれかのリモコンデータ送信部からの操作対象へのリモコンデータの送信ができなくなったことを検知する検知部と、前記検知部にていずれかのリモコンにおいて操作対象へのリモコンデータの送信ができなくなったことを検知した場合に、生成したリモコンデータをリモコン間通信部を介して他方のリモコンに送信し、他方のリモコンのリモコンデータ送信部から操作対象に送信するよう制御する送信制御部と、
を有する分離リモコン装置である。
また、上記構成を基本として、第一又は/及び第二リモコンデータ送信部を構成するデータ送信ユニットが、検知部を構成する検知ユニットと同じリモコン表面上に配置されている分離リモコン装置も提供する。また、上記構成を基本として、前記いずれかのリモコンの操作用デバイスはダイレクト操作ボタンである分離リモコン装置も提供する。また、上記構成を基本として、前記いずれかのリモコンの操作用デバイスはカーソル操作ボタンである分離リモコン装置も提供する。また、上記構成を基本として、前記いずれかのリモコンの操作用デバイスはタッチパッドである分離リモコン装置も提供する。
以上のような構成をとる本発明によって、両リモコンの結合によってリモコンデータ送信部が遮蔽された旨を検知した際には、一のリモコンのデータ送信を他方のリモコン経由で行うよう制御することができる。したがって、分離されたリモコンの結合形態を、赤外線発光器などの遮蔽有無による制約無しに自由に採用することができる。また、結合状態と分離状態とで、そのデータ送信方法を直接送信か間接送信(他方のリモコンを経由するデータ送信)とで切り換えることができる。したがって、分離状態で利用していても、操作信号などが直接送信と間接送信で2重に操作対象に送信されてしまうことを防ぐことができる。
実施例1の分離リモコン装置における2つのリモコンの結合形態の一例を表す概略図 実施例1の分離リモコン装置における機能ブロックの一例を表す図 実施例1の分離リモコン装置における2つのリモコンの結合形態の、別の一例を表す概略図 実施例1の分離リモコン装置におけるハードウェア構成の一例を表す図 実施例1の分離リモコン装置における処理の流れの一例を表すフローチャート
以下に、図を用いて本発明の実施の形態を説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。なお、実施例1は、主に請求項1から5について説明する。
≪実施例1≫
<概要>
図1の各図は、本実施例の分離リモコン装置における2つのリモコンの結合形態の一例を表す概略図である。この図1(a)にあるように、例えばボタンが配置された第一リモコンαと、タッチパッドが設けられた第二リモコンβとがある。ここで、図1(b)にあるように、例えば第一リモコンαの右側に第二リモコンβを結合する、という具合に、それぞれの赤外線発光器A,Bを同じ側に向けて「横」つなぎで両者を結合することができる。そしてこの場合、両者の赤外線発光器は遮蔽されていないので、本実施例の分離リモコン装置は、それぞれの操作信号は直接操作対象に対して送信されるよう制御する。
一方、図1(c)にあるように、第一リモコンαの後ろに第二リモコンβを結合する、という具合に、それぞれの赤外線発光器を同じ側に向けて「縦」つなぎで両者を結合することもできる。そしてこの場合、第二リモコンβの赤外線発光器Bは第一リモコンαにて遮蔽されることになる。すると、本実施例の分離リモコン装置は、第一リモコンαの操作信号を直接操作対象に送信されるよう制御する一方、第二リモコンβの操作信号を、第一リモコンα経由で間接的に操作対象に送信されるよう制御する、という具合である。
<機能的構成>
図2は、本実施例の分離リモコン装置における機能ブロックの一例を表す図である。なお、以下に記載する本分離リモコン装置の機能ブロックは、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェア及びソフトウェアの両方として実現され得る。具体的には、コンピュータを利用するものであれば、CPUや主メモリ、バス、あるいは二次記憶装置(ハードディスクや不揮発性メモリ、CDやDVDなどの記憶メディアとそれらメディアの読取ドライブなど)、情報入力に利用される入力デバイス、印刷機器や表示装置、その他の外部周辺装置などのハードウェア構成部、またその外部周辺装置用のインターフェース、通信用インターフェース、それらハードウェアを制御するためのドライバプログラムやその他アプリケーションプログラム、ユーザインターフェース用アプリケーションなどが挙げられる。そして主メモリ上に展開したプログラムに従ったCPUの演算処理によって、入力デバイスやその他インターフェースなどから入力され、メモリやハードディスク上に保持されているデータなどが加工、蓄積されたり、上記各ハードウェアやソフトウェアを制御するための命令が生成されたりする。また、この発明は分離リモコン装置として実現できるのみでなく、方法としても実現可能である。また、このような発明の一部をソフトウェアとして構成することができる。さらに、そのようなソフトウェアをコンピュータに実行させるために用いるソフトウェア製品、及び同製品を記録媒体に固定した記録媒体も、当然にこの発明の技術的な範囲に含まれる(本明細書の全体を通じて同様である)。
そして、この図2にあるように、本実施例の「分離リモコン装置」(0200)は、「第一リモコン」(0210)と、「第二リモコン」(0220)と、からなる。なお、両リモコンに係る構成は基本的に同じであるので、以下、第一リモコンの構成要件について説明する。すなわち「第一リモコン」(0200)は、「第一操作用デバイス」(0201)と、「第一リモコンデータ生成部」(0202)と、「第一リモコンデータ送信部」(0203)と、「第一リモコン間通信部」(0204)と、を有する。
「第一操作用デバイス」(0211)とは、ユーザからの操作入力を受付けるための機構をいい、例えばテレビ/レコーダ装置用のリモコンであれば、チャンネルボタンなどの数字ボタンや、音量アップ/ダウンあるいは録画ボタン、決定ボタン/キャンセルボタンなどのダイレクト操作ボタンで構成される操作機構が挙げられる。また、矢印ボタンやステッィク状や略球状の方向キーなどのカーソル操作ボタンで構成される操作機構や、タッチパッドやタッチスクリーン(情報表示機能付タッチパッド)などの接触型デバイスで構成される操作機構なども挙げられる。なお、もちろん、第一リモコンの第一操作デバイスと第二リモコンの第二操作デバイスとは、一方が各種ダイレクト操作ボタンで他方がタッチパッドという具合に別々の操作機構で構成されていても良い。
「第一リモコンデータ生成部」(0212)は、前記第一操作用デバイスにて入力された操作に応じて第一リモコンデータを生成する機能を有する。具体的には、例えば第一操作用デバイスの録画ボタンが押下されたら、内蔵EEPROMなどに保持されているリモコンコードを参照し、それに対応する操作命令コードを示すリモコンデータを生成する、という具合である。また、タッチパッドなどの接触型の操作用デバイスであれば、タッチ操作による接触位置やなぞり操作による接触位置遷移などの座標情報を検出し、その座標情報を示すリモコンデータや、その座標位置によって特定される操作内容を示すリモコンデータなどを生成する、という具合である。
「第一リモコンデータ送信部」(0213)は、リモコンデータを操作対象に送信する機能を有し、例えば赤外線発光器などその通信方式に応じた各種のデータ送信機構によって実現される。「第一リモコン間通信部」(0214)は、他のリモコンと通信するための機能を有し、例えばRF(無線通信)方式による通信機構などで実現することができる。このように、本実施例の第一リモコン及び第二リモコンは、リモコンデータを操作対象に直接的に(他のリモコンを介さずに)送信する「リモコンデータ送信部」と、間接的に(他のリモコンを経由して)送信する「リモコン間通信部」と、を有している。そして本実施例の分離リモコン装置は、上記いずれのルートでリモコンデータを操作対象に送信するかを、以下の構成によって切り換えることを特徴とする。
すなわち、上記第一リモコンと第二リモコンとからなる本実施例の「分離リモコン」(0200)は、図2に示すように「結合部」(0201)と、「検知部」(0202)と、「送信制御部」(0203)と、を有する。
「結合部」(0201)は、前記第一リモコンと第二リモコンとを結合するための構成であり、本実施例の分離リモコン装置では、例えば両リモコンが略立方体であれば、操作用デバイスが配置された面以外の全ての面を結合部として利用することができる。またその結合方式は問わず、例えば磁石による結合やフック機による結合などが挙げられる。図3は、第一リモコンおよび第二リモコンの結合形態の一例を表す概略図である。この図にあるように、例えば横つなぎや縦つなぎで両リモコンを結合する形態の他、例えば両リモコンの底面同士を結合部として結合する形態や、一方のリモコンの底面に他方のリモコンの背面を結合し、T字状とする結合形態などが挙げられる。このように本実施例の分離リモコン装置では、自由に両リモコンを結合させることができる。そして、例えばゲームアプリケーション用のリモコン装置(コントローラ)であれば、横つなぎで「十字キー」+「ボタン」といった組み合わせのリモコン装置や、横つなぎで両方タッチパッドといった結合をする、という具合に、本実施例ではアプリケーション(操作対象)に応じた結合のカスタマイズが様々に可能である。
「検知部」(0202)は、前記結合部での結合によって、いずれかのリモコンデータ送信部からの操作対象へのリモコンデータの送信ができなくなったことを検知する機能を有し、例えば接触センサをはじめとする各種センサによって実現できる。そして、例えば第一又は/及び第二リモコンデータ送信部を構成するデータ送信ユニットが、検知部を構成する検知ユニットと同じリモコン表面上に配置されるよう構成すると良い。このように構成することで、一のリモコンの赤外線発光器などのデータ送信ユニットを含む面が他方のリモコンとの結合面となった場合、その接触を検知してデータ送信ユニットの遮蔽を検知することができる。
「送信制御部」(0203)は、前記検知部にていずれかのリモコンにおいて操作対象へのリモコンデータの送信ができなくなったことを検知した場合に、生成したリモコンデータをリモコン間通信部を介して他方のリモコンに送信し、他方のリモコンのリモコンデータ送信部から操作対象に送信するよう制御する機能を有する。このようにして、本実施例の分離リモコン装置は、両リモコンの結合によってリモコンデータ送信部が遮蔽された旨を検知した際には、一のリモコンのデータ送信を他方のリモコン経由で行うよう制御することができる。また、結合状態と分離状態とで、そのデータ送信方法を直接送信か間接送信(他方のリモコンを経由するデータ送信)とで切り換えることができる。なお、上記実施例では説明の簡略化のため分離リモコンの分離個数を2つとしているが、もちろんそれには限定されず3以上の分離個数として構成されても良い。
また、操作対象となる機器側で、受信したリモコンデータがいずれの分離リモコンから操作されたデータかを判断する機能を有していても良い。その場合、各リモコンで生成されるデータを、その内容が同一であってもユニークなものとする構成や、共通のリモコンデータに対してその生成元の分離リモコンが自身の識別情報を付加して送信する構成などが挙げられる。
<ハードウェア構成>
図4は、上記機能的な各構成要件をハードウェアとして実現した際の、分離リモコン装置の第一リモコンにおける構成の一例を表す概略図である。この図を利用してリモコンデータの送信処理におけるそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。なお図示していないが、第二リモコンも同様のハードウェア構成を有し同様の処理を実行するとともに、結合部にて第一リモコンと結合する。そして、この図4にあるように、分離リモコン装置の第一リモコンは、各種演算処理を実行するための「CPU(中央演算装置)」(0401)と、「主メモリ」(0402)と、を備えている。また「フラッシュメモリ」(0403)や「操作ボタン」(0404)、操作対象にリモコンデータを送信するための「赤外線発光器」(0405)、リモコン間通信用の「RF送受信回路」(0406)、赤外線発光器と同じリモコン面に配置された「接触センサ」(0407)なども備えている。そしてそれらが「システムバス」などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。また、「主メモリ」にはプログラムが読み出され、「CPU」は読み出された当該プログラムを参照し、プログラムで示される手順に従い各種演算処理を実行する。また、この「主メモリ」や「フラッシュメモリ」にはそれぞれ複数のアドレスが割り当てられており、「CPU」の演算処理においては、そのアドレスを特定し格納されているデータにアクセスすることで、データを用いた演算処理を行うことが可能になっている。
ここで、ユーザからの「操作ボタン」の押下を受付けて、当該操作ボタンの識別情報が「主メモリ」のアドレス1に格納される。すると「CPU」は第一リモコンデータ生成プログラムにしたがって、「主メモリ」のアドレス1に格納された識別情報をキーとして「フラッシュメモリ」に保持されているリモコンコードを検索する。そして、当該ボタン操作の示す操作内容を取得し、その操作内容を示すリモコンデータを生成し「主メモリ」のアドレス2に格納する。つづいて、「CPU」は検知プログラムを解釈し、それにしたがって「接触センサ」のセンシング結果を「主メモリ」のアドレス3に格納する。そして、そのセンシング結果が"接触中"を示すものであれば、「赤外線発光器」が配置された面を結合面として第二リモコンが接触しており、「赤外線発光器」は遮蔽されていることが分かる。そこで、「CPU」はリモコン間通信プログラムを解釈し、「主メモリ」のアドレス2に格納されているリモコンデータを、「RF送受信回路」から適宜変調などして第二リモコンの「RF送受信回路」に送信する。すると、第二リモコンでは、「CPU」が送信制御プログラムを解釈し、その第一リモコンから送信されたリモコンデータを、自身の「赤外線発光器」から適宜変調して操作対象の電子機器に送信する、という具合である。
また、一方、「主メモリ」のアドレス3に格納した「接触センサ」のセンシング結果が"非接触中"を示すものであれば、「赤外線発光器」が配置された面は開放されており、「赤外線発光器」は遮蔽されていないことが分かる。そこで、「CPU」は第一リモコンデータ送信プログラムを解釈し、「主メモリ」のアドレス2に格納されているリモコンデータを、「赤外線発光器」から適宜変調などして操作対象の電子機器に直接送信する。また、第一リモコンが、「RF送受信回路」にて第二リモコンからのリモコンデータを受信した際には、やはり送信制御プログラムにしたがって、その第二リモコンから送信されたリモコンデータを、自身の「赤外線発光器」から適宜変調して操作対象の電子機器に送信する、という具合である。
<処理の流れ>
図5は、本実施例の分離リモコン装置における処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、上記のような計算機の各ハードウェア構成によって実行されるステップであっても良いし、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。この図にあるように、まず、操作用デバイスを介してユーザからの操作入力を受付ける(ステップS0501)と、受付けた入力操作に応じてリモコンデータを生成する(ステップS0502)。つづいて、接触センサなどを利用して、第一リモコンと第二リモコンの結合によって赤外線発光器などのリモコンデータ送信部から操作対象へのリモコンデータの送信ができなくなったか否かを検知する(ステップS0503)。ここで、リモコンデータ送信部から送信が可能との検知結果が得られた場合には、当該リモコンデータ送信部から生成したリモコンデータを送信する(ステップS0504)。一方、リモコンデータ送信部から送信ができないとの検知結果が得られた場合には、生成したリモコンデータをRF送受信回路などのリモコン間通信部を介して他方のリモコンへ送信する(ステップS0505)。そして、他方のリモコンでは、その受信した一方のリモコンのリモコンデータを、自身のリモコンデータ送信部から操作対象に送信する(ステップS0506)。
<効果の簡単な説明>
以上のように本実施例の分離リモコン装置によって、両リモコンの結合でリモコンデータ送信部が遮蔽された旨を検知した際には、一のリモコンのデータ送信を他方のリモコン経由で行うよう制御することができる。したがって、分離されたリモコンの結合形態を、赤外線発光器などの遮蔽有無による制約無しに自由に採用することができる。また、結合状態と分離状態とで、そのデータ送信方法を直接送信か間接送信(他方のリモコンを経由するデータ送信)とで切り換えることができる。したがって、分離状態で利用していても、操作信号などが直接送信と間接送信で2重に操作対象に送信されてしまうことを防ぐことができる。
0200 分離リモコン装置
0201 結合部
0202 検知部
0203 送信制御部
0210 第一リモコン
0211 第一操作用デバイス
0212 第一リモコンデータ生成部
0213 第一リモコンデータ送信部
0214 第一リモコン間通信部
0220 第二リモコン

Claims (5)

  1. 第一操作用デバイスと、
    前記第一操作用デバイスにて入力された操作に応じて第一リモコンデータを生成する第一リモコンデータ生成部と、
    リモコンデータを操作対象に送信する第一リモコンデータ送信部と、
    他のリモコンと通信するための第一リモコン間通信部と、
    を有する第一リモコンと、
    第二操作用デバイスと、
    前記第二操作用デバイスにて入力された操作に応じて第二リモコンデータを生成する第二リモコンデータ生成部と、
    リモコンデータを操作対象に送信する第二リモコンデータ送信部と、
    他のリモコンと通信するための第二リモコン間通信部と、
    を有する第二リモコンと、からなる分離リモコン装置であって、
    前記第一リモコンと第二リモコンとを結合する結合部と、
    前記結合部での結合によって、いずれかのリモコンデータ送信部からの操作対象へのリモコンデータの送信ができなくなったことを検知する検知部と、
    前記検知部にていずれかのリモコンにおいて操作対象へのリモコンデータの送信ができなくなったことを検知した場合に、生成したリモコンデータをリモコン間通信部を介して他方のリモコンに送信し、他方のリモコンのリモコンデータ送信部から操作対象に送信するよう制御する送信制御部と、
    を有する分離リモコン装置。
  2. 第一又は/及び第二リモコンデータ送信部を構成するデータ送信ユニットが、検知部を構成する検知ユニットと同じリモコン表面上に配置されている請求項1に記載の分離リモコン装置。
  3. 前記いずれかのリモコンの操作用デバイスはダイレクト操作ボタンである請求項1又は2に記載の分離リモコン装置。
  4. 前記いずれかのリモコンの操作用デバイスはカーソル操作ボタンである請求項1から3のいずれか一に記載の分離リモコン装置。
  5. 前記いずれかのリモコンの操作用デバイスはタッチパッドである請求項1から4のいずれか一に記載の分離リモコン装置。
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