Patents
Search within the title, abstract, claims, or full patent document: You can restrict your search to a specific field using field names.
Use TI= to search in the title, AB= for the abstract, CL= for the claims, or TAC= for all three. For example, TI=(safety belt).
Search by Cooperative Patent Classifications (CPCs): These are commonly used to represent ideas in place of keywords, and can also be entered in a search term box. If you're searching forseat belts, you could also search for B60R22/00 to retrieve documents that mention safety belts or body harnesses. CPC=B60R22 will match documents with exactly this CPC, CPC=B60R22/low matches documents with this CPC or a child classification of this CPC.
Learn MoreKeywords and boolean syntax (USPTO or EPO format): seat belt searches these two words, or their plurals and close synonyms. "seat belt" searches this exact phrase, in order. -seat -belt searches for documents not containing either word.
For searches using boolean logic, the default operator is AND with left associativity. Note: this means safety OR seat belt is searched as (safety OR seat) AND belt. Each word automatically includes plurals and close synonyms. Adjacent words that are implicitly ANDed together, such as (safety belt), are treated as a phrase when generating synonyms.
Learn MoreChemistry searches match terms (trade names, IUPAC names, etc. extracted from the entire document, and processed from .MOL files.)
Substructure (use SSS=) and similarity (use ~) searches are limited to one per search at the top-level AND condition. Exact searches can be used multiple times throughout the search query.
Searching by SMILES or InChi key requires no special syntax. To search by SMARTS, use SMARTS=.
To search for multiple molecules, select "Batch" in the "Type" menu. Enter multiple molecules separated by whitespace or by comma.
Learn MoreSearch specific patents by importing a CSV or list of patent publication or application numbers.
水溶性アゾールプロドラッグの製造方法
Description
translated from
〔1〕式(I)で表される塩の製造方法であって、
(a)式(II)で表される化合物を、
第一の有機酸および/またはカルボカチオンスカベンジャーの存在下で、脱保護反応を行い、式(III)で表される化合物を生成させる工程と、
(b) 前記式(III)で表される化合物を、水、有機溶媒および酸の存在下で、リジンと反応させる工程と、
(ただし、前記第一の有機酸を使用する場合には、カルボカチオンスカベンジャーが常に存在する。)を含む製造方法、
〔2〕前記第一の有機酸が、トリフルオロ酢酸、メタンスルホン酸、トリフルオロメタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸およびトルエンスルホン酸からなる群から選択される、前項〔1〕に記載の製造方法、
〔3〕前記カルボカチオンスカベンジャーが、無機酸、置換基を有してもよいC1−C6アルコキシベンゼン、置換基を有してもよいC1−C6アルキルチオベンゼン、ニトリル化合物およびこれらの混合物からなる群から選択される、前項〔1〕または〔2〕に記載の製造方法、
〔4〕前記無機酸が、フッ化水素酸、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、硝酸、硫酸およびリン酸からなる群から選択される、前項〔3〕に記載の製造方法、
〔5〕前記置換基を有してもよいC1−C6アルコキシベンゼンが、アニソールまたはm−メトキシアニソールである、前項〔3〕に記載の製造方法、
〔6〕前記置換基を有してもよいC1−C6アルキルチオベンゼンが、チオアニソールである、前項〔3〕に記載の製造方法、
〔7〕前記ニトリル化合物が、アセトニトリル、プロピオノニトリルおよびベンゾニトリルからなる群から選択される、前項〔3〕に記載の製造方法、
〔8〕前記工程(a)において、第一の有機酸およびカルボカチオンスカベンジャーを用いる場合、エステル溶媒、エーテル溶媒、アルコール溶媒およびこれらの混合溶媒からなる群から選択される溶媒を用いる、前項〔1〕ないし〔7〕のうち何れか一項に記載の製造方法、
〔9〕前記工程(a)において、カルボカチオンスカベンシャーのみを用いる場合、エーテル溶媒、アルコール溶媒およびこれらの混合溶媒からなる群から選択される溶媒を用いる、前項〔1〕ないし〔7〕のうち何れか一項に記載の製造方法、
〔10〕前記エステル溶媒が、酢酸エチル、酢酸ブチルおよびこれらの混合溶媒からなる群から選択される、前項〔8〕に記載の製造方法、
〔11〕前記エーテル溶媒が、ジエチルエーテル、ジメトキシエタン、メチルtert−ブチルエーテル、テトラヒドロフランおよびこれらの混合溶媒からなる群から選択される、前項〔8〕または〔9〕に記載の製造方法、
〔12〕前記アルコール溶媒が、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノールおよびこれらの混合溶媒からなる群から選択される、前項〔8〕または〔9〕に記載の製造方法、
〔13〕前記カルボカチオンスカベンジャーが、無機酸である、前項〔9〕に記載の製造方法、
〔14〕前記(a)工程が、−20℃〜10℃の温度で実行される、前項〔1〕ないし〔13〕のうち何れか一項に記載の製造方法。
〔15〕前記有機溶媒が、水と混和する有機溶媒であり、前記酸が、第二の有機酸である、前項〔1〕ないし〔14〕のうち何れか一項に記載の製造方法、
〔16〕前記水と混和する有機溶媒が、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノールおよびこれらの混合溶媒からなる群から選択される、前項〔15〕に記載の製造方法、
〔17〕前記水と混和する有機溶媒が、エタノールである、前項〔15〕または〔16〕に記載の製造方法、
〔18〕前記第二の有機酸が、酢酸、プロピオン酸および酪酸からなる群から選択される、前項〔15〕ないし〔17〕の何れか一項に記載の製造方法、
〔19〕(c)前記式(I)で表される塩の溶媒和物を生成するように、前記水と混和する有機溶媒中で結晶化させる工程を、さらに含む、前項〔1〕ないし〔18〕のうち何れか一項に記載の製造方法、
〔20〕前記溶媒和物が、式(IV)で表される溶媒和物であり、
前記水と混和する有機溶媒が、エタノールである、前項〔19〕に記載の製造方法、
〔21〕前記式(II)で表される化合物が、式(V)で表される化合物を、
塩基を含む溶媒中にて、式(VI)で表される化合物と、
を提供する。なお、式(VI)中において、t−Buはtert−ブチルを示す。
上記スキームに示すように、本発明による水溶性アゾールプロドラッグの製造方法は、工程(A)による水酸基含有薬物へのtert−ブトキシフォスフォノオキシメチル部分の導入と、工程(B)による脱保護反応および塩の形成と、から構成される。
工程(A)は、親化合物としての式(V)で表される化合物と、式(VI)で表されるクロロメチルフォスフェイト化合物を用いて、式(II)で表される化合物を製造する工程である。以下、単に、式(V)で表される化合物を化合物(V)とし、式(VI)で表される化合物を化合物(VI)等と表す(他の式で表される化合物についても同様である)。本発明による脱保護反応が適用可能な化合物(V)の具体例としては、以下の化合物に限定されるわけではないが、水酸基を有するトリアゾール系抗真菌化合物が挙げられ、具体的には、下記構造式を有する化合物等が例示される。
工程(B)は、化合物(II)を脱保護反応に付すとともに、水溶性アゾールプロドラッグの塩、たとえば、化合物(IV)を製造する工程である。より詳細には、本工程(B)は、前述のように、カルボカチオンスカベンジャーの存在下にて行う脱保護反応を行う工程と、その脱保護反応後、反応生成物である化合物(III)自体を取り出すことなく、所定の後処理を行う工程と、所望の塩を形成させる工程と、当該塩を含む溶媒和物を結晶化させる工程と、から構成される。
前述のように、第一および第二の態様における脱保護反応では、酸を利用していることから、使用した酸を水層へ移動させるとともに、塩基を用いた中和による後処理を行うことが好ましい。塩基の具体例としては、リン酸水素二カリウム、リン酸水素二ナトリウム等を挙げることができる。
次いで、化合物(III)を取り出すことなく、式(I)で表される塩を生成させる。なお、一旦、化合物(III)を取り出してから、塩を生成させてもよい。さらに、必要に応じて、式(IV)で表されるような、塩の溶媒和物を生成させることもできる。
塩の形成は、化合物(III)を、水と、有機溶媒および酸の存在下で、リジンと反応させることにより行われ、化合物(III)のモノリジン塩(式(I)で表される塩)が生成する。
ここで、前記有機溶媒は水と混和する有機溶媒であることが好ましい。有機溶媒の具体例としては、反応を阻害せずに出発物質をある程度溶解するものであれば特に限定されないが、メタノール、エタノール、1−プロパノールおよび2−プロパノール等を挙げることができ、好ましくはメタノールおよびエタノールであり、より好ましくはエタノールである。前記酸は、脱保護反応で用いた第一の有機酸とは異なる第二の有機酸であり、具体的には、酢酸、プロピオン酸および酪酸等が挙げられ、好ましくは酢酸である。リジン塩へ変換する際、用いるリジンは、化合物(III)に対して少なくとも1〜3当量を用い、リジン塩の水溶液を用いることが好ましい。塩へ変換させる際の温度は、特に限定されるものではないが、室温〜40℃、好ましくは室温〜35℃である。
以下では、実施例等を示し、本発明をより具体的に説明するが、これらの記載は例示的なものであって、本発明は、如何なる場合も、これらに限定されるものではない。
ジ−tert−ブチル−{[(1R、2R)−2−(4−シアノフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−1−(2,4−ジフロロフェニル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イルメチル)プロピル}−オキシ]メチル フォスフェイト
Phenomenex Luna 3μm C8(2) 4.6 X 150mm.I.D.
移動相:CH3CN:H2O:酢酸アンモニウム=300:700:2.3(v/v/w)
UV検出波長 282nm、流速 1.0mL/min
VII(b))で表される化合物を指す。
1H-NMR (CD3OD,400MHz) δ: 1.31(d,J=7Hz,3H), 1.38(s,9H), 3.96(q,J=7Hz,1H), 5.15(dd,J=15,15Hz,2H), 5.42(dd,J=10,9Hz,1H), 5.56(dd,J=10,9Hz,1H), 6.77(m,1H), 6.86(m,1H), 7.29(m,1H), 7.69(d,J=8Hz,2H), 7.75(s,1H), 7.77(s,1H), 7.87(d,J=8Hz,2H), 8.60(s,1H).
HPLC Column Phenomenex Luna 3μm, C8 4.6 x 150mm.
移動相 CH3CN:H2O:AcONH4=300:700:2.3, UV 検出波長:282nm, Flow rate 1.0mL/min.
Retention time (化合物(VII(a)))=8.6min, retention time(化合物(VII(b)))=11.1min.
リジン [(1R、2R)−2−(4−シアノフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−1−(2,4−ジフロロフェニル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イルメチル)プロピル}−オキシ]メチル ジハイドロジェン フォスフェイト エタノール(1/1/1)
1H-NMR(D2O,400MHz)δ:1.21(t,J=7Hz,3H), 1.26(d,J=7Hz,3H), 1.51(m,2H), 1.75(m,2H), 1.93(m,2H), 3.05(t,J=7Hz,2H), 3.68(q,J=7Hz,2H), 3.78(t,J=6Hz,1H),
3.85(q,J=7Hz,1H), 5.10(d,J=16Hz,1H), 5.17(d,J=16Hz,1H), 5.25(dd,J=8,6Hz,1H), 5.41(dd,J=8,7Hz,1H), 6.80(m,1H), 6.83(m,1H), 7.15(m,1H), 7.57(d,J=8Hz,2H), 7.66(s,1H), 7.71(d,J=8Hz,2H), 7.89(s,1H), 8.70(s,1H).
リジン [(1R、2R)−2−(4−シアノフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−1−(2,4−ジフロロフェニル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イルメチル)プロピル}−オキシ]メチル ジハイドロジェン フォスフェイト エタノール(1/1/1)
リジン [(1R、2R)−2−(4−シアノフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−1−(2,4−ジフロロフェニル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イルメチル)プロピル}−オキシ]メチル ジハイドロジェン フォスフェイト エタノール(1/1/1)
リジン [(1R、2R)−2−(4−シアノフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−1−(2,4−ジフロロフェニル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イルメチル)プロピル}−オキシ]メチル ジハイドロジェン フォスフェイト エタノール(1/1/1)
リジン [(1R、2R)−2−(4−シアノフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−1−(2,4−ジフロロフェニル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イルメチル)プロピル}−オキシ]メチル ジハイドロジェン フォスフェイト エタノール(1/1/1)
A液 78gを量り取り、酢酸11mL,水9.1mL、エタノール343mLを加え、タネ結晶を130mg加え、40℃で40分攪拌後、25℃で48時間攪拌後、生じた結晶を濾取した。エタノール50mLで結晶を洗い、浴温50℃で2時間乾燥し標記化合物を17.4g(収率67%)微黄白色の結晶として得た。得られた結晶は、NMRデータより、実施例2と同じであることを確認した。
リジン [(1R、2R)−2−(4−シアノフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−1−(2,4−ジフロロフェニル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イルメチル)プロピル}−オキシ]メチル ジハイドロジェン フォスフェイト エタノール(1/1/1)
実施例6で得たA液、78gを量り取り、酢酸11mL,水8.6mL、エタノール301mLを加え、タネ結晶を130mg加え、40℃で40分攪拌後、25℃で48時間攪拌後、生じた結晶を濾取した。エタノール50mLで結晶を洗い、浴温50℃で2時間乾燥し標記化合物を18.7g(収率72%)微黄白色の結晶として得た。得られた結晶は、NMRデータより、実施例2と同じであることを確認した。
リジン [(1R、2R)−2−(4−シアノフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−1−(2,4−ジフロロフェニル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イルメチル)プロピル}−オキシ]メチル ジハイドロジェン フォスフェイト エタノール(1/1/1)
実施例6で得たA液、78gを量り取り、酢酸11mL,水4.6mL、エタノール265mLを加え、タネ結晶を130mg加え、40℃で40分攪拌後、25℃で48時間攪拌後、生じた結晶を濾取した。エタノール50mLで結晶を洗い、浴温50℃で2時間乾燥し標記化合物を17.3g(収率67%)微黄白色の結晶として得た。得られた結晶は、NMRデータより、実施例2と同じであることを確認した。
リジン [(1R、2R)−2−(4−シアノフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−1−(2,4−ジフロロフェニル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イルメチル)プロピル}−オキシ]メチル ジハイドロジェン フォスフェイト エタノール(1/1/1)
実施例6で得たA液、78gを量り取り、酢酸14.5mL,水11.29mL、エタノール470mLを加え、タネ結晶を130mg加え、40℃で40分攪拌後、25℃で48時間攪拌後、生じた結晶を濾取した。エタノール50mLで結晶を洗い、浴温50℃で2時間乾燥し標記化合物を19.4g(収率75%)微黄白色の結晶として得た。得られた結晶は、NMRデータより、実施例2と同じであることを確認した。
リジン [(1R、2R)−2−(4−シアノフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−1−(2,4−ジフロロフェニル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イルメチル)プロピル}−オキシ]メチル ジハイドロジェン フォスフェイト エタノール(1/1/1)
Gravimetric Vapour Sorption System (Model DVS-1, Surface Measurement System社)。
Claims (20)
Hide Dependent
translated from
- 式(I)で表される塩の製造方法であって、
(a)式(II)で表される化合物を、
第一の有機酸および/またはカルボカチオンスカベンジャーの存在下で、脱保護反応を行い、式(III)で表される化合物を生成させる工程と、
(b) 前記式(III)で表される化合物を、水、有機溶媒および酸の存在下で、リジンと反応させる工程と、
(ただし、前記第一の有機酸を使用する場合には、カルボカチオンスカベンジャーが常に存在する。)
を含み、
前記カルボカチオンスカベンジャーが、無機酸、置換基を有してもよいC1−C6アルコキシベンゼン、置換基を有してもよいC1−C6アルキルチオベンゼン、ニトリル化合物およびこれらの混合物からなる群から選択される、製造方法。 - 前記第一の有機酸が、トリフルオロ酢酸、メタンスルホン酸、トリフルオロメタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸およびトルエンスルホン酸からなる群から選択される、請求項1に記載の製造方法。
- 前記無機酸が、フッ化水素酸、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、硝酸、硫酸およびリン酸からなる群から選択される、請求項1に記載の製造方法。
- 前記置換基を有してもよいC1−C6アルコキシベンゼンが、アニソールまたはm−メトキシアニソールである、請求項1に記載の製造方法。
- 前記置換基を有してもよいC1−C6アルキルチオベンゼンが、チオアニソールである、請求項1に記載の製造方法。
- 前記ニトリル化合物が、アセトニトリル、プロピオノニトリルおよびベンゾニトリルからなる群から選択される、請求項1に記載の製造方法。
- 前記工程(a)において、第一の有機酸およびカルボカチオンスカベンジャーを用いる場合、エステル溶媒、エーテル溶媒、アルコール溶媒およびこれらの混合溶媒からなる群から選択される溶媒を用いる、請求項1ないし6のうち何れか一項に記載の製造方法。
- 前記工程(a)において、カルボカチオンスカベンシャーのみを用いる場合、エーテル溶媒、アルコール溶媒およびこれらの混合溶媒からなる群から選択される溶媒を用いる、請求項1ないし6のうち何れか一項に記載の製造方法。
- 前記エステル溶媒が、酢酸エチル、酢酸ブチルおよびこれらの混合溶媒なるかる群から選択される、請求項7に記載の製造方法。
- 前記エーテル溶媒が、ジエチルエーテル、ジメトキシエタン、メチルt−ブチルエーテル、テトラヒドロフランおよびこれらの混合溶媒からなる群から選択される、請求項7または8に記載の製造方法。
- 前記アルコール溶媒が、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノールおよびこれらの混合溶媒からなる群から選択される、請求項7または8に記載の製造方法。
- 前記カルボカチオンスカベンジャーが、無機酸である、請求項8に記載の製造方法。
- 前記(a)工程が、−20℃〜10℃の温度で実行される、請求項1ないし12のうち何れか一項に記載の製造方法。
- 前記有機溶媒が、水と混和する有機溶媒であり、前記酸が、第二の有機酸である、請求項1ないし13のうち何れか一項に記載の製造方法。
- 前記水と混和する有機溶媒が、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノールおよびこれらの混合溶媒からなる群から選択される、請求項14に記載の製造方法。
- 前記水と混和する有機溶媒が、エタノールである、請求項14または15に記載の製造方法。
- 前記第二の有機酸が、酢酸、プロピオン酸および酪酸からなる群から選択される、請求項14ないし16の何れか一項に記載の製造方法。
- (c)前記式(I)で表される塩の溶媒和物を生成するように、前記水と混和する有機溶媒中で結晶化させる工程を、
さらに含む、請求項14ないし17のうち何れか一項に記載の製造方法。