JP5046795B2 - 携帯型医療電子機器用収容袋 - Google Patents

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本発明は、携帯型医療電子機器を収容して身体に装着される携帯型医療電子機器用収容袋に関する。
従来、携帯型医療電子機器は、不整脈等の被験者の身体に装着して、その被験者の日常生活における心電図を記録して、不整脈の発症の頻度や時間、発症時の状態等を調査するためのホルタ心電計や、入院患者の身体に装着して、その生体情報を監視するためにリアルタイムで無線送信する、医用テレメータ送信機が知られている。
ホルタ心電計は、被験者の皮膚面に密着させる電極群が設けられたケーブルにより電圧される電気信号を、磁気テープあるいは半導体メモリ等の内蔵する記録装置に記録する。記録した心電図は別途用意される解析装置によって解析され、心電図の異常有無等が調べられる。
医用テレメータ送信機は、患者に取り付けた電極やセンサから、心電図や心拍数、SpO2(酸素飽和度)のような生体情報を取得し、取得した生体情報を、ナースステーション等に設置されたセントラルモニタにリアルタイムで無線送信し、患者の状態を監視することに用いられる。
このようなホルタ心電計や医用テレメータ送信機等の携帯型医療電子機器は、ベルト等によって被験者の腰の周りや脇の下等の衣服外部に装着し、被験者の胸部に装着した電極からのびるケーブルを襟元等から導いて接続して用いられることが一般的であった。
このように携帯型医療電子機器を衣服外、電極を衣服内に配置して使用する場合、被験者の着替えが非常に面倒となるため、携帯型医療電子機器を衣服の内側に装着することが考えられている。
例えば、特許文献1では、ホルタ心電計を収容したケースに装着帯を通し、この装着帯を被験者の胴部まわりに巻回して、ケースを胴部体表面に密着させ、ホルタ心電計を胴部体表面上に装着している。
また、ホルタ心電計を収容して着用している衣服の内側で、体表面上に装着させるケースとしては、首から下げて下着の内側で直接体表面上に配置させるフィルム状の使い捨て(disposable)タイプのケースが知られている。
使い捨てタイプのケースは、コストの低廉化の観点から、遮水性を有するフィルムを、一端部側に開口を有する袋状に貼り合わせた簡易な構造を有する。使用時には、開口を介してケース内にホルタ心電計を収容して、開口を形成するフィルム部分を、内部から導出されるケーブルとともに挟み込んで封着する。これにより、ケースにおいて、ケースの内外を貫通させるケーブルが通る部分の隙間を塞いで、夏場等かいた汗等の液体が電極から伝わりケース内部に侵入しないようにしている。
特開2002−263075号公報
従来の使い捨てタイプの収容ケースでは、より防滴性の向上を図ることが望まれている。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、携帯型医療電子機器を収容して、衣服の内側で被験者の体表面上に装着感なく装着させることができるとともに、内部に水が侵入しにくい防滴性の向上が図られた携帯型医療電子機器用収容袋を提供することを目的とする。
本発明の携帯型医療電子機器用収容袋は、接続されたリード部を介して伝達される被験者の生体信号を記録する携帯型医療電子機器を収容して、被験者の体表面上に携帯される携帯型医療電子機器用収容袋であって、遮水性及び可撓性を有するシート材を、上端に開口が形成されるように貼り合わせてなり、内部に前記携帯型医療電子機器が収容される袋本体と、前記袋本体において前記開口を形成するシート材部分の互いの対向面に配設され、前記開口を通る前記リード部を挟み込みつつ前記開口を封止する粘着部材と、前記粘着部材を介して封止される部分の下方で、前記リード部に表裏面側で対向するシート材のうち少なくとも一方の対向シート材を貫通して、上端部を前記リード部に当接されると共に下端部側が前記リード部と対向する対向シート材の外部に配置され、前記上端部で吸水して前記対向シート材の外部に導く導水体とを有する構成を採る。
この構成によれば、使用時において、粘着部材によって、袋本体に収容された携帯型医療電子機器に接続されたリード部が通る袋本体の開口を、リード部を挟み込みつつ封止するととともに、封止部分の下方で、リード部に、下端部側がリード部と対向する対向シート材の外部に配置された導水体の上端部が当接されている。汗などの液体が、封止部分におけるリード部を伝ってきた場合、導水体により吸収して袋本体の外部に誘い出す。これにより袋本体内への液体の侵入を一層防ぐことができる。
本発明によれば、携帯型医療電子機器を収容して、衣服の内側で被験者の体表面上に装着感なく装着させることができるとともに、防滴性の向上を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係るホルタ心電計(携帯型医療電子機器)用収容袋を示す正面図である。なお、本実施の形態において上、下、左、右とは、上記ホルタ心電計用収容袋を、被験者に装着し、開口部側を上として正面から見た場合の上、下、左、右を意味する。
ホルタ心電計用収容袋10は、一端部で開口する袋状の袋体20及び封止シート26とを備える袋本体と、開口部を封着する貼着部材(粘着部材、ここでは粘着テープ)30と、吸水性を有する導水体40と、を有する。
図2は、同ホルタ心電計収容袋の分解斜視図である。
ホルタ心電計用収容袋10の袋本体は、遮水性及び可撓性を有する略矩形状の樹脂製フィルム材或いはシート材を適宜貼り合わせることにより形成されている。
袋体20は、フィルム材或いはシート材を重ねて周縁部(図1参照)を適宜張り合わせて接合することによって形成されている。
具体的には、袋体20は、裏面を構成する矩形状の裏シート22の表面に、当該裏シート22と同幅で当該裏シート22よりも縦の長さが短い表シート24を、両側辺部で溶着し、底辺部分では間隔をあけて溶着している。これにより、袋体20の底辺部分には、内部に侵入した水を外部に排出するための排水孔20aが形成されている。なお、図1では、裏シート22及び表シート24の溶着部分(貼り合わせ部分)、裏シート22及び封止シート26の溶着部分(貼り合わせ部分)とはハッチングにより表している。また、裏シート22、表シート24及び封止シート26は、ポリオレフィン製のシート材を用いているが、ポリエチレン、ポリプロピレン又はポリ塩化ビニル等のフィルム材又はシート材を用いてもよい。また、本実施の形態におけるホルダ心電計用収容袋10では、袋帯20及び封止シート26を有する袋本体は、遮水性及び可撓性を有するシート材としてポリオレフィン製のシート材を用いて構成している。このため、ホルダ心電計用収容袋10は、使い捨てることなく使用してもよいし、また、使い捨てタイプとして利用してもよい。
また、底辺部分において表シート24では、裏シート22に、袋体20の内側に上方に突出した部位が溶着されている。この部位は、袋体20内部において底辺部から上方に突出するリブ20bとなり、ここでは、底辺部における略中央部分に左右に所定間隔離間して配置されている。この所定間隔は、袋体20内において底辺部に沿って収容されるホルタ心電計の一側辺部の長さよりも短い間隔とする。これにより、ホルタ心電計用収容袋10では、ホルタ心電計は、袋体20内に、リブ20bを介して袋体20の底辺部から上方に離間した位置で収容される。
このように表シート24とともに袋体20を構成する裏シート22の上部22aは、表シート24本体の上端より上方に延出されている。この裏シート22の上部22aの上には封止シート26が配置されている。封止シート26は、上部22aの全面を覆うととともに、下辺部26aで、表シート24本体の上辺部を覆う。
封止シート26は、ここでは、一方の側部(図1では左側部)で裏シート22の上部22aの左側部に溶着により接合されている。
裏シート22の上部22aの表面及び封止シート26の裏面の少なくとも一方には、袋体20に収容されるホルタ心電計から導出されるフレキ配線部を挟むことで固定しつつ裏シート22及び封止シート26を接合する貼着部材30が配設されている。貼着部材30は、粘着テープであり、使用前では剥離紙により粘着面が被覆されている。
ここでは、貼着部材30は、裏シート22の上部の表面に配設され、フレキ配線部を裏面側で固定する裏側固定テープ32と、封止シート26の裏面の全面に配設され、フレキ配線部の表面と裏面シート22及び表シート24に貼着される表側固定テープ34とを有する。
裏側固定テープ32及び表側固定テープ34は、裏シート22及び表シート24のそれぞれに、互いの粘着面が対向するように、互いに重なる状態で配置されている。ここでは、裏側固定テープ32は、ホルタ心電計用収容袋10の一端側部分(ここでは上辺側部分)において、袋体20の内部から導出されるフレキ配線部が位置する部位に配設され、当該フレキ配線部の全幅(左右幅)よりも広い横幅を有している。
封止シート26の下辺部26aが重なる表シート24の上辺部には、裏側固定テープ32の真下の部分に、上端部40aを表シート24の上端縁24aより上方に張り出した導水体40が取り付けられている。導水体40において張り出した部分40aは、裏シート22の上部22a(表シート24より上方に延び出た部分)に対向する。
導水体40は、吸水性を有する素材からなり、吸水した水を重力方向に移動させる。
この導水体40は、袋体20に収容されるホルタ心電計から外部に導出される複数の電極の幅より広い幅を有し、封止シート26を閉じた際に電極に当接して、当該電極を伝う水滴を表シート24表面側に誘い出す。なお、この導水体40は、吸水性を有し、表シート24の裏側に配置される上端部で吸水して表シート24の表側に導くものであればどのような材料又は形状に形成されてもよい。
ここでは、所定の厚みとフレキ配電部よりも幅広な正面視矩形状の脱脂綿を用いており、表シート24の上辺部分から例えば3mm程度上方に延出するように配設されている。
なお、本実施の形態では、導水体40を平面視左右に長い矩形状としているが、下端部分の一部を下方に突出した尖形状に形成し、その突出端側に水を誘い出しようにしてもよい。
また、封止シート26において、表シート24本体の上辺部に重なる部位の上面側には、表シート24上辺部分に配置された導水体40を覆う被覆シート42が取り付けられている。これにより、正面視して導水体は見えないようになっている。例えば、被覆シート42には、ホルタ心電計用収容袋10を使用する際に、粘着部材30を使用して開口部を封止させる注意書きなどが記載される。なお、被覆シート42は図1及び図3では便宜上省略している。
このようにホルタ心電計用収容袋10において、袋体20の開口部を構成する裏シート22と表シート24の上辺部には、フレキ配線部60のリード部62が配置される領域に、裏側固定テープ32と、導水体40とが上下に並べて配置されている。
また、封止シート26と裏シート22の上部22aとが溶着によって接合されている部分20cには、首などからホルタ心電計用収容袋を提げる場合等、ホルタ心電計用収容袋10を被験者の身体に装着させる際の提げ紐等の装着具が挿通される貫通孔20dが形成されている。
このようなホルタ心電計用収容袋10は、接続されたリード部62を介して伝達される被験者の生体信号を記録するホルタ心電計を収容して、被験者の体表面上に携帯される。ホルタ心電計用収容袋10は、ホルタ心電計用収容袋10であって、遮水性及び可撓性を有するシート材(裏シート22、表シート24及び封止シート26)を、上端に開口が形成されるように貼り合わせてなり、内部にホルタ心電計50が収容される袋本体と、袋本体において開口を形成するシート材部分の互いの対向面に配設され、開口を通るリード部62を挟み込みつつ開口を封止する粘着部材(裏固定テープ32、表固定テープ34)と、粘着部材を介して封止される部分の下方で、リード部62に表裏面側で対向するシート材のうち少なくとも一方の対向シート材(表シート24及び封止シート26に相当)を貫通して、上端部40aをリード部62に当接されると共に下端部側がリード部62と対向する対向シート材(表シート34)の外部に配置され、上端部40aで吸水して対向シート材の外部に導く導水体40とを有する。
なお、このように構成されたホルタ心電計用収容袋10の裏面、つまり、裏シート22の裏面には、袋体20を体表面に貼着するための本体貼着部材(粘着テープ)28が取り付けられている。この粘着テープ28も裏側固定テープ32及び表側固定テープ34と同様に、使用前では、その粘着面は剥離紙により覆われている。
図3は、ホルタ心電計を収容したホルタ心電計用収容袋の使用状態を示す図、図4は図3に示すホルタ心電計用収容袋における開口部分の封着状態を示す要部断面図である。
図3に示すホルタ心電計用収容袋10には、ホルタ心電計50が収容されている。
ホルタ心電計50には、一側面に形成されたスリット状の接続孔(図示省略)を介して、体表面に貼着される電極61がそれぞれ先端部で接続された配線を備えるフレキ配線部60が接続されている。
フレキ配線部60では、ホルタ心電計50の接続孔に接続されるコネクタ部分からそれぞれ分岐してリード部62が延出しており、それぞれのリード部62の先端に電極61が設けられている。
フレキ配線部60を介して電極61から検出した電気信号は、ホルタ心電計50に伝達され、ホルタ心電計50内の記録装置(ここでは、ホルタ心電計50に挿抜自在なICメモリカード)に記録される。
ホルタ心電計用収容袋10では、フレキ配線部60が接続されたホルタ心電計50が、表シート24及び裏シート22の上端部分を開くことで形成される開口部を介して袋体20内に挿入される。
袋体20内にホルタ心電計50が収容された後、開口部から袋体20の外部に導出されるフレキ配線部60を、開口部を形成する表シート24の上辺部分に配設された導水体40と重なる位置に位置させる。次いで、裏側固定テープ32及び表側固定テープ34で、ホルタ心電計50から導出されるフレキ配線部60を挟み込みつつ、裏シート22に封止シート26を貼着して開口部を封止する。
この封止動作について、具体的には、袋体20から導出されるフレキ配線部60(ここではリード部62)を、表面側で導水体40に重なるように位置させて、剥離紙を剥がして粘着面を露出させた裏側固定テープ32上に配置して固定する。このとき複数のリード部62の全ては、裏側固定テープ32の左右両側部より内側に位置される。
そして封止シート26の裏面において、裏シート22との接合部分を除く略全面に配設された表側固定テープ34の剥離紙を剥がす。剥離紙が剥がされた表側固定テープ34は、フレキ配線部60が貼着された裏側固定テープ32、裏シート22の上部22a、導水体40が取り付けられた表シート24の上辺部に粘着面が対向して露出し、この粘着面を対向する対象全てに密着させる。
これにより、封止シート26は、上部で、フレキ配線部60を、裏シート22との間で裏側固定テープ32及び表側固定テープ34により挟み込まれた状態で固定するとともに、下部で、表シート24の上辺部に貼着されることによって、導水体40の上端部40aをリード部62の表面に押圧させた状態で固定する。
ここでは、導水体40として変形自在な所定厚を有する脱脂綿を用いているため、固定テープ間でリード部62によじれが生じている場合でも、捩れた表面に当接される。
これにより、導水体40は、封止シート26の下辺部26aと裏面シート22の上部22aとの間に配置されるフレキ配線部60における複数のリード部62間の隙間を閉塞するように配設されることとなる。
このようにホルタ心電計用収容袋10において、内部のホルタ心電計50からのフレキ配線部60が導出される開口部を封緘する構成としては、図4に示すように、固定テープを介して封止シート26及び裏シート22によって、フレキ配線部60を挟み込み密封するように封着する。
フレキ配線部60における封着された部分の下方の部位は、幅方向(左右方向)の全面で、下端部をフレキ配線部60の表面側で重なる表シート24の外部に位置させた導水体40の上端部40aによって、押圧された状態となっている。
この構成によれば、汗等の液体が電極或いはリード部62を伝って表裏シート22(封止シート26と裏シート22)の間(封着部分内)まで侵入した場合でも、その部分の下方で、侵入した液体を、表シート24の上端縁24aより上方に突出して配設された導水体40により吸い取り、導水体40を介して、重力によって当該導水体40の下側に伝えてケース外部に落とすことができる(図4では、液体の流れを矢印で示す)。
このようにホルタ心電計用収容袋10では、表裏側固定テープ34、32を介して封止シート26及び裏シート24とでリード部62を密着した状態で挟み込んだ部分と、当該挟み込んだ部分の下部の導水体40とによって、電極を伝う汗等の液体の侵入を防ぐことができ、よい防滴性の向上が図られたホルタ心電計用収容袋10となっている。
また、ホルタ心電計用収容袋10では、袋体20の底部にリブ20bが形成されているため、袋体20内に収容されたホルタ心電計50を底辺部から上方に離間した位置で収容できる。これにより、表裏シート22の間から仮に袋体20内に液体が侵入した場合でも、ホルタ心電計50への接触を防ぐことができる。また、内部に侵入した液体は、底辺部に形成された排水孔20aにより袋体20の外部に排出できる。
なお、本実施の形態では、袋体20内に突出するリブ20bは、底辺部に形成されるものとしたが、これに限らず、収容部を形成する辺部のどの位置に設けられても良い。たとえば、底辺部以外にも、袋体20における左右の両側辺部のうち少なくとも一方に形成されてもよい。また、排水孔20aも同様に、底辺部以外にも、袋体20における左右両側辺部のうち少なくとも一方に形成されてもよい。
また、導水体は、上端部(一部)が、フレキ配線部60に当接し、その当接する部位の下方の部位が袋体20の外部、詳細には表シート24の表面側に配置されているものであれば、表シート24の上辺部においてどの位置に配置されてもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明した。なお、以上の説明は本発明の好適な実施の形態の例証であり、本発明の範囲はこれに限定されない。つまり、上記各構成要素および各構成要素の使用時の動作についての説明は一例であり、本発明の範囲においてこれらの例に対する様々な変更や追加が可能であることは明らかである。
本発明の一実施の形態に係る携帯型医療電子機器用収容袋の正面図 同携帯型医療電子機器用収容袋の分解斜視図 ホルタ心電計を収容した携帯型医療電子機器用収容袋の使用状態を示す図 図3に示す携帯型医療電子機器用収容袋における開口部分の封着状態を示す要部断面図
符号の説明
10 携帯型医療電子機器用収容袋
20a 排水孔
20b リブ
22 裏シート
22a 裏シートの上部
24 表シート
24a 表シートの上端縁
26 封止シート
26a 下辺部
28 本体貼着部材
30 粘着部材
32 裏側固定テープ
34 表側固定テープ
40 導水体
40a 導水体の上端部
42 被覆シート
60 フレキ配線部
61 電極
62 リード部

Claims (5)

  1. 接続されたリード部を介して伝達される被験者の生体信号を記録する携帯型医療電子機器を収容して、被験者の体表面上に携帯される携帯型医療電子機器用収容袋であって、
    遮水性及び可撓性を有するシート材を、上端に開口が形成されるように貼り合わせてなり、内部に前記携帯型医療電子機器が収容される袋本体と、
    前記袋本体において前記開口を形成するシート材部分の互いの対向面に配設され、前記開口を通る前記リード部を挟み込みつつ前記開口を封止する粘着部材と、
    前記粘着部材を介して封止される部分の下方で、前記リード部に表裏面側で対向するシート材のうち少なくとも一方の対向シート材を貫通して、上端部を前記リード部に当接されると共に下端部側が前記リード部と対向する対向シート材の外部に配置され、前記上端部で吸水して前記対向シート材の外部に導く導水体と、
    を有する携帯型医療電子機器用収容袋。
  2. 前記導水体は、前記開口を通る前記リード部の幅よりも広い幅を有する帯状体である請求項1記載の携帯型医療電子機器用収容袋。
  3. 前記袋本体の両側辺部及び底辺部の少なくとも一辺部には、当該袋本体の内方に突出し、内部に収容される前記携帯型医療電子機器に当接して、当該携帯型医療電子機器を前記一辺部から離間させるリブが形成されている請求項1記載の携帯型医療電子機器用収容袋。
  4. 前記一辺部には、前記袋本体の内外を連通させる連通孔が形成されている請求項3記載の携帯型医療電子機器用収容袋。
  5. 前記袋本体は、袋本体の裏面を形成する裏シート材と、
    前記裏シート材の表面の下側部分に、上端が開口するように袋状に貼り合わされ、前記袋本体の表面を形成する第1表シート材と、
    前記裏シート材の表面の上側部分に、下辺部を前記第1表シート材の上辺部に重ねて配置され、前記第1表シート材とともに前記袋本体の表面を形成する第2表シート材とからなり、
    前記粘着部材は前記第2表シート材の全面と、当該第2表シート材と対向する前記裏シート材の上側にそれぞれ配設され、
    前記導水体は、前記表第1シート材の上辺部の表面上で、前記ホルダ心電計から導出される前記リード部に対向する位置に、上端が当該表第1シート材の上端から突出させた状態で配設され、
    前記第2表シート材は、前記袋本体内に前記ホルタ心電計が収容された際に、前記貼着部材を介して、前記第1表シート材の上辺部及び前記裏シート材の上側部分に、前記リード部を挟み込みつつ密着して貼着される請求項1記載の携帯型医療電子機器用収容袋。
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