JP5046285B2 - バブルカウントシステム - Google Patents

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本発明はバブルカウントシステムに関し、特に、広範囲に亘りガスが湧出する領域において当該ガスの湧出量を算出する場合に適用して有用なものである。
近年、地球温暖化を緩和するために様々な取り組みがなされている。例えば省エネルギー化や、二酸化炭素の排出を抑制することなどが行われている。このような取り組みの一つとして、工場や発電所等から排出されるCOを地中に貯留してCOの排出量を削減する技術がCO削減の即効性ある方法として注目されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、例えば、地下に貯留したCOが移行して地中の断層やクラックなどから地上に放出されることが考えられるので、実際にCO地中貯留を実施するに先立ち、地下に貯留される大量のCOが地下環境において及ぼす影響を事前に評価・検討する必要がある。具体的には、地層の浅部における二酸化炭素の移行に関する評価・検討の一環として、地上に湧出した二酸化炭素の量を計測する技術を確立する必要がある。
従来では、水田等のように水が張られた領域において、地下から地表に湧出する二酸化炭素が、気泡として水面に現れたときに当該気泡を目視でカウントすることで、湧出量を算出している。他にも、水面にシート等を配置し、シートを介して湧出した気体を直接的に収集し、その気体の成分を分析して二酸化炭素の湧出量を計測するという手法も採られている。
しかしながら、これらの人手による手法は、長期間に亘る計測には不適である。更に直接的に湧出する気体を収集できる量は、シート等の物理的な収集手段の大きさ・形状に依存することになり、一度に大量の気体が湧出するような場所では頻繁に収集・計測・再収集を繰り返す必要があり、煩雑な作業を要する。
特開2004−237167号公報(請求項7等)
本発明は、かかる事情に鑑み、水面に現れた気泡から大気に放出される気体の体積を長期間に亘り連続的に計測することができるバブルカウントシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の第の態様は、水面の画像データを所定間隔で連続的に出力する撮像手段と、水面に現れた気泡の形状に基づく気泡パターンが設定される気泡パターン設定手段と、前記撮像手段からの前記画像データが入力され、当該画像データと前記気泡パターンとの照合を行い、その照合結果に基づいて前記画像データの気泡候補部を特定する気泡候補部特定手段と、前記気泡候補部から白色部を検出する白色部検出手段と、白色部が検出された気泡候補部について、第1時刻における画像データである第1画像データに占める第1気泡候補部の大きさが、前記第1時刻以降の第2時刻における画像データである第2画像データに占める第2気泡候補部の大きさと同一サイズであり、且つ前記第1画像データにおける第1気泡候補部の位置と前記第2画像データにおける第2気泡候補部の位置との差が一定範囲内であることを条件として、前記第1画像データの前記気泡候補部を気泡部として検出する気泡部検出手段とを具備することを特徴とするバブルカウントシステムにある。
かかる第の態様では、気泡パターンを用いて、画像データ中の気泡と解される気泡候補部を特定する。そして、気泡候補部の白色部が所定の条件に適合するものを気泡部として検出する。また、気泡は白色に光って画像データに撮像されるという特徴を利用して白色部を検出しているので、確実に気泡部を検出することができる。
本発明の第の態様は、第の態様に記載するバブルカウントシステムにおいて、前記気泡部検出手段は、前記第2時刻以降の各画像データにおいて、前記第1画像データにおける気泡部の位置に白色部が検出されなくなったときまでの画像データにおける前記気泡候補部を一つの気泡部として検出することを特徴とするバブルカウントシステムにある。
かかる第の態様では、画像データ中の同一箇所に連続して現れる気泡を個別に検出することができる。
本発明の第の態様は、第の態様に記載するバブルカウントシステムにおいて、前記撮像手段は、既知の長さの被写体を撮像して画像データを出力し、前記被写体が当該画像データに占める画素数を算出し、当該被写体の長さを当該画素数で割った商である係数を算出する係数算出手段と、前記画像データにおける前記気泡部の画素数に前記係数を乗じて当該気泡の直径を算出し、この直径に基づいて当該気泡に含有される気体の体積を算出する体積算出手段とを具備することを特徴とするバブルカウントシステムにある。
かかる第の態様では、画像データの気泡を検出し、当該気泡の体積を算出することで、大気に放出される気体の湧出量を算出することができる。
本発明によれば、水面に現れる気泡から大気に放出される気体の体積を、直接収集することなく測定できる。気体を直接収集する手段では、測定できる気体の体積に限りがあるが、本発明ではこのような限界は無く、ほぼ半永久的に気体の体積を測定することができる。特に、一度に大量の気体が放出されるような場所や、長期に亘って測定する必要がある場合などに本発明は有用である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。なお、本実施形態の説明は例示であり、本発明は以下の説明に限定されない。
本実施形態では、二酸化炭素が地中から流出し、水田等の水中を通して大気中に放出される場合において、当該二酸化炭素の体積を求める場合において実施されるバブルカウントシステムについて説明する。
図1は、本実施形態に係るバブルカウントシステムの概略構成図である。図1(a)に示すように、撮像手段であるカメラ10が水田1の周辺に配設されており、カメラ10には画像処理装置20が接続されている。水田1には、地中からの二酸化炭素が気泡2となり、水面で弾けて大気中に放出されている。
カメラ10は、例えば1/30秒間隔で水田1の所定のエリア3を撮像して画像データを作成し、画像処理装置20に送信する。
画像処理装置20は、CPU、記憶装置(RAM・ハードディスク等)、入力装置(キーボード・マウス等)、出力装置(ディスプレイ等)、通信手段等を備える一般的な情報処理装置である。画像処理装置20は、入力された画像データから、水田1の水面に現れてから弾けるまでの気泡2を認識し、当該気泡2の体積を算出するものである。具体的には、画像処理装置20が、画像データから気泡を認識するための画像処理、及び気泡の体積を算出するための計算処理を実行する。
図1(b)に示すように、画像処理装置20には、気泡パターン設定手段21と、気泡候補部特定手段22と、白色部検出手段23と、気泡部検出手段24と、係数算出手段25と、体積算出手段26とが備わっており、各手段21〜26は、画像処理装置20で実行されるプログラムとして実装されている。
図2は、画像処理装置で実行される画像処理を説明する概念図である。図2を用いて、画像データから気泡を認識する画像処理について説明する。
気泡パターン設定手段21は、画像処理装置20の入力装置、CD−ROM等の記憶媒体、又は通信手段を介して気泡パターンが入力され、入力された気泡パターンを画像処理装置20の記憶装置に記録する。ここで、気泡パターンとは、水田1(図1参照)の水面に現れた気泡の形状を表す画素の集合をいう。
図2(a)には、カメラ10(図1参照)により入力された画像データ30と、複数の気泡パターン40とが例示されている。画像データ30には、水田1の水面に現れた気泡2に対応して気泡候補部31が撮像されている。気泡パターン40は、この気泡候補部31と照合され得るように、気泡2の形状に合わせた円形又は楕円形を表すように設定されている。なお、気泡候補部31の楕円の扁平率は、カメラ10の水田1の水面(図1参照)に対する俯角により決まるので、カメラ10の俯角に対応した楕円形の気泡パターンを設定しておく。
気泡候補部特定手段22は、画像データと気泡パターンとの照合を行い、その照合結果に基づいて画像データの気泡候補部を特定する。「画像データと気泡パターンとの照合」とは、画像データの所定位置に気泡パターンに該当する箇所を検出することを言う。この照合には、パターンマッチング方式、位相限定相関法、光相関手法、周波数解析方式等の既知の画像処理手段を好適に用いることができる。
図2(a)の例では、各気泡パターン40を画像データ30に照合させると、画像データ30のうち、何れかの気泡パターン40に一致した計2つの領域が特定され、これらの領域が気泡候補部31とされる。
白色部検出手段23は、気泡候補部から白色部を検出する。具体的には、ハフ変換や二次微分処理などの既知の特徴抽出手段を好適に用いることができる。気泡候補部から白色部を検出するのは、気泡に由来せず、単に円形や楕円形をした気泡候補部を排除するためである。なぜならば、水面に現れた気泡は光を反射するので、画像データの気泡が撮像されている領域には、白い点や白い輪郭が認められるからである。
例えば、図2(b)に示すように、白色部検出手段23により、気泡候補部31に白色部32が検出される。
気泡部検出手段24は、連続する2つの画像データにおける白色部32に基づいて気泡部を検出する。図2(c)を用いて説明する。同図には、或る時刻T(第1時刻)における第1画像データ30−1と、時刻T後の時刻T(第2時刻)における第2画像データ30−2とが例示されている。第1画像データ30−1では第1気泡候補部31−1が特定され、第2画像データ30−2では第2気泡候補部31−2が特定されている。また、第1気泡候補部31−1では第1白色部32−1が検出され、第2気泡候補部31−2では第2白色部32−2が検出されている。
気泡部検出手段24は、第1気泡候補部31−1及び第2気泡候補部31−2の大きさの差を算出する。例えば、第1気泡候補部31−1及び第2気泡候補部31−2の上下方向の直径差δ、左右方向の直径差εを算出する。
また、第1気泡候補部31−1が第1画像データ30−1に占める位置と、第2気泡候補部31−2が第2画像データ30−2に占める位置との差を算出する。例えば、第1気泡候補部31−1の中心座標をP1(X1,Y1)とし、第2気泡候補部31−2の中心座標をP2(X2,Y2)とし、中心座標P1とP2との距離Rを算出する。
そして、直径差δ及び直径差εが所定の範囲内であり、且つ距離Rが所定の範囲内であるならば、第1画像データ30−1の第1気泡候補部31−1を気泡部として検出する。
このようにして検出された気泡部は、例えば表1に示すような情報として記憶装置に記録される。
表1には、1つの気泡部に関する情報が例示されている。すなわち、画像データのうち(X1、Y1)を中心座標とし、上下方向の直径が「20」画素分であり、左右方向の直径が「25」画素分であり、気泡IDが「1000」である気泡部が時刻「T」に出現したことが示されている。上記気泡部に関する情報には、「消滅フラグ」も含まれている。消滅フラグは、気泡部が消滅したか否かを表すフラグである。表1の例では、気泡部を検出した直後であるので、消滅フラグには消滅していないことを表す「FALSE」が記録されている。
気泡部検出手段24は、上述のように気泡部を検出した後、当該気泡部が消滅するか否かを監視する。詳言すると、気泡部を検出した以降に順次入力される画像データに対して気泡候補部特定手段22を適用した結果、当該気泡部の位置に、気泡候補部が特定されなくなったときに、当該気泡部は消滅したとする。表2は、表1に示した気泡部が消滅したときの気泡部に関する情報の例示である。
表2には、気泡ID「1000」の気泡部の消滅フラグには消滅したことを表す「TRUE」が記録されている。
バブルカウントシステムでは、上述のように画像データから気泡部を検出したことで、現実の水田1の水面に現れた気泡を認識したことになる。
表1及び表2のように、気泡部の出現・消滅を記録することで、複数の画像データに亘り同一座標に、同一の大きさの気泡候補部が特定されても、同一の気泡であるか、別の気泡であるかを認識し得るようになっている。
図3は、気泡部を検出する処理に係る概念図である。図示するように、時刻T10において、気泡候補部31−Aが特定された結果、気泡ID「2000」の気泡部が認識され、時刻T13において気泡候補部31−Aが特定されなくなっている。時刻T13での気泡部に関する情報を表3に例示する。
その後、時刻T20において、気泡ID「2000」と同一位置に同一の大きさの気泡候補部31−Bが特定されているが、このとき、表3の消滅フラグに「TRUE」とあるように、当該位置にあった気泡ID「2000」は既に消滅しているから、気泡候補部31−Bは、新たなID「2001」の気泡部として認識される。その結果、時刻T20〜T25における気泡部に関する情報は表4のようになっている。
表4の消滅フラグに「FALSE」とあるように、気泡ID「2001」の気泡部はまだ消滅していないことが示されている。
そして、時刻T25のとき、画像データ30から気泡候補部31−Bを特定したとすると、その位置と大きさは、気泡ID「2001」の位置・大きさと同一になるが、当該気泡ID「2001」の気泡部は未だ消滅していないので、時刻T25における気泡候補部31−Bは、気泡ID「2001」の気泡部として認識されるべきものとされる。
更に、時刻T26では、気泡候補部31−Bが特定されなくなったので、気泡ID「2001」の気泡部は、消滅したと記録される。結局、時刻T26での気泡部に関する情報は表5のようになる。
このように、一度気泡部が消滅した後に、同一位置に同一の大きさで現れた気泡部は別物として扱われるので、ほぼ同一箇所に連続的に現れる気泡でも個別にカウントすることができる。
係数算出手段25は、気泡部を構成する画素数から、当該気泡部の現実の直径を算出するための係数を算出する。具体的には、長さが既知である被写体を撮像し、当該被写体の画像データに占める画素の数を算出する。そして、当該被写体の長さを画素数で割った商を係数とする。
図4は、係数の算出を説明する概念図である。
図4(a)には、正方形の枠体4が水田1の水面に浮かべてある。枠体4の各頂点をP’、P’、P’、P’とすると、カメラ10は、頂点P’とP’との間の辺がカメラ10の視野の幅一杯に収まるように枠体4を撮像している。図4(b)には、カメラ10により撮像された画像データ50と、画像データ50に映し出された枠体4である枠体画像51が示されている。枠体4の頂点P’とP’が、画像データ50の枠体画像51の頂点PとPとに対応している。また、前記したようにカメラ10は枠体4の一辺をカメラ10の視野の幅一杯に撮像したので、枠体画像51の頂点Pと頂点Pとの間の下辺は画像データ50の幅と一致している。ここで、枠体4の一辺の長さが既知の長さ、例えば1000(mm)であるとすると、画像データ50の幅方向の画素数が640であるとするならば、一画素あたりの長さは、1.5625(mm)と算出できる。すなわち、係数は1.5625(mm/画素)となる。
体積算出手段26は、気泡の大きさを算出し、係数算出手段25により算出された係数を乗じて気泡の体積を算出する。
図5は、画像データの気泡部を示す図である。
カメラ10は水田1の水面に対して所定の俯角で枠体4を撮像しているので(図4(a)参照)、図5に示すように、画像データ50に撮像された気泡は楕円形状の気泡候補部として特定され、気泡部検出手段24により当該気泡候補部が気泡部53として検出される。
一方、図4(b)に示すように、枠体画像51も歪んで台形となっているが、枠体4は正方形であるので、画像データ50に撮像された枠体画像51がどの程度歪んでいるかを測定することができる。この正方形の枠体画像51の歪みに基づいて、気泡部53の扁平率を算出する。この結果、図5に示すように、画像データ50の楕円形の気泡部53を、円形の気泡部52に補正することができる。
このようにして求めた気泡部52の直径の画素をカウントする。この画素数に、前記係数算出手段25により求めた係数を乗じることにより、気泡部52に対応する実際の気泡の直径Lが算出できる。この直径Lを元に、気泡の体積Vは式1の通りとなる。
[式1]
式1中、1/2を乗じているのは、気泡は水面に現れた半球だからである。
上記構成のバブルカウントシステムによれば、水田1の水面に現れた気泡はカメラ10に撮像されて画像データとして画像処理装置20により処理される。この処理においては、画像データから気泡が表された部位である気泡部が検出される。気泡部が検出されるとその大きさが算出されるので、気泡の体積を算出することができる。したがって、水田1の水面に連続的に現れる多数の気泡を所定期間撮像し続けることで、その所定期間内に気泡から大気に放出される二酸化炭素やメタンガス等の気体の湧出量を求めることができる。
例えば、水面にシート等を被せて物理的に気体を収集し、体積を測定する従来の手法では、一度に収集できる気体の量は、シート等の物理的な収集手段の大きさ・形状に制限されるが、本発明のバブルカウントシステムでは、画像データを介して間接的に気体の湧出量を求めるので、前記したような制限はなく、半永久的に気体の体積を算出し得る。このことは、一度に大量の気体が放出されるような場所や、長期に亘って測定する必要がある場合などに本発明のバブルカウントシステムは特に有用である。
なお、本実施形態では、カメラ10からの画像データが連続的に画像処理装置20にリアルタイムで送られるようにしたが、このような形態に限られない。例えば、所定期間、カメラ10で撮像した複数の画像データを記憶媒体に記録し、画像処理装置20が記憶媒体から順次画像データを読み込んで気泡の体積を算出するようにしてもよい。
本実施形態に係るバブルカウントシステムの概略構成図である。 画像処理装置で実行される画像処理を説明する概念図である。 気泡部を検出する処理に係る概念図である。 係数の算出を説明する概念図である。 画像データの気泡部を示す図である。
符号の説明
1 水田
2 気泡
3 エリア
4 枠体
10 カメラ
20 画像処理装置
21 気泡パターン設定手段
22 気泡候補部特定手段
23 白色部検出手段
24 気泡部検出手段
25 係数算出手段
26 体積算出手段
30 画像データ
31 気泡候補部
32 白色部
40 気泡パターン
50 画像データ
51 枠体画像
52、53 気泡部

Claims (3)

  1. 水面の画像データを所定間隔で連続的に出力する撮像手段と、
    水面に現れた気泡の形状に基づく気泡パターンが設定される気泡パターン設定手段と、
    前記撮像手段からの前記画像データが入力され、当該画像データと前記気泡パターンとの照合を行い、その照合結果に基づいて前記画像データの気泡候補部を特定する気泡候補部特定手段と、
    前記気泡候補部から白色部を検出する白色部検出手段と、
    白色部が検出された気泡候補部について、第1時刻における画像データである第1画像データに占める第1気泡候補部の大きさが、前記第1時刻以降の第2時刻における画像データである第2画像データに占める第2気泡候補部の大きさと同一サイズであり、且つ前記第1画像データにおける第1気泡候補部の位置と前記第2画像データにおける第2気泡候補部の位置との差が一定範囲内であることを条件として、前記第1画像データの前記気泡候補部を気泡部として検出する気泡部検出手段とを具備することを特徴とするバブルカウントシステム。
  2. 請求項に記載するバブルカウントシステムにおいて、
    前記気泡部検出手段は、前記第2時刻以降の各画像データにおいて、前記第1画像データにおける気泡部の位置に白色部が検出されなくなったときまでの画像データにおける前記気泡候補部を一つの気泡部として検出することを特徴とするバブルカウントシステム。
  3. 請求項に記載するバブルカウントシステムにおいて、
    前記撮像手段は、既知の長さの被写体を撮像して画像データを出力し、
    前記被写体が当該画像データに占める画素数を算出し、当該被写体の長さを当該画素数で割った商である係数を算出する係数算出手段と、
    前記画像データにおける前記気泡部の画素数に前記係数を乗じて当該気泡の直径を算出し、この直径に基づいて当該気泡に含有される気体の体積を算出する体積算出手段とを具備することを特徴とするバブルカウントシステム。
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