JP5045456B2 - スピンドル装置 - Google Patents
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Description
一方、ゴムリング54としては、入手が容易なOリングを用いることができる。ゴムリング54としてOリングを使用した場合、Oリングはモータ回転軸44の外周面に固定されるが、Oリングのばね常数は重要なパラメータであり、Oリングの締め代でばね常数が変わるため、最適な常数で組み立てることは困難となる。
次に、本発明の第3実施例を図3にしたがって説明する。本実施例は、モータ回転軸44の軸方向端部に、モータ回転軸44の大径部44aに隣接して小径部44bを形成し、小径部44bに鉄製のバランスリング80を装着し、バランスリング80に隣接して、制振リング52を配置し、制振リング52を第1の弾性体としてのOリング82、84を介して小径部44bに装着し、制振リング52の周囲を、ほぼ椀形状に形成されたカバー86で覆い、バランスリング80とカバー86とをボルト88を介して連結したものであり、スピンドル14および電動モータ38の構成は第1実施例と同様である。
次に、本発明の第4実施例を図7にしたがって説明する。本実施例は、制振リング52の一部に貫通孔100を形成し、この貫通孔100と相対向して、バランスリング80に穴102を形成し、貫通孔100と穴102内に回り止め用のピン104を挿入し、制振リング52とバランスリング80とをピン104を介して連結したものであり、他の構成は第3実施例と同様である。
次に、本発明の第5実施例を図8にしたがって説明する。本実施例は、モータ回転軸44の長手方向端部に連結板108を介して、補助モータ回転軸としてのリング110を連結し、リング110のフランジ112とリング110の軸方向端部にボルト114で固定された押さえ板116との間に制振リング52を配置し、制振リング52を第1の弾性体としてのOリング118、120、122を介してリング110の外周に装着し、制振リン52と押さえ板116との間に第2の弾性体としてのOリング124を装着し、フランジ112と制振リング52との間に第3の弾性体としてのOリング126を装着したものであり、他の構成は第1実施例と同様である。
スピンドル装置10に用いられる空気軸受16、18は、静圧空気軸受として、高圧空気を、絞りを通して軸受隙間に供給することで、負荷能力を得ることができる。したがって、スピンドル14は、空気軸受16、18と非接触で回転するため、極低摩擦、低振動、低発熱、低発塵、高回転精度などの優れた特性を示し、精密な計測器や加工機に使用されている。エア通路30に設けられる絞り(図示せず)は空気膜に剛性を与えて負荷能力を得るために装着される。この絞りの方式によって空気軸受16、18は分類される。
Claims (15)
- 筒状のハウジングに、スピンドルが静圧気体軸受を介して回転自在に支持され、前記ハウジングに電動モータが並設され、前記スピンドルの長手方向一端側に、前記電動モータのモータ回転軸が連結されてなるスピンドル装置において、前記モータ回転軸には、エアハンマーの発生に伴う振動を吸収する吸振器が装着されてなることを特徴とするスピンドル装置。
- 前記吸振器は、前記モータ回転軸外周に弾性体を介して装着されてなることを特徴とする請求項1に記載のスピンドル装置。
- 前記吸振器は、前記モータ回転軸両端部のうち前記スピンドルから離れた部位となるモータ回転軸端部に装着されてなることを特徴とする請求項1または2に記載のスピンドル装置。
- 筒状のハウジングに、スピンドルが静圧気体軸受を介して回転自在に支持され、前記ハウジングに電動モータが並設され、前記スピンドルの長手方向一端側に、前記電動モータのモータ回転軸が連結されてなるスピンドル装置において、前記モータ回転軸には、エアハンマーの発生に伴う振動を吸収するダンパ調整機能付き吸振器が装着されてなることを特徴とするスピンドル装置。
- 前記吸振器は、前記モータ回転軸外周に弾性体を介して装着されてなることを特徴とする請求項4に記載のスピンドル装置。
- 前記吸振器は、略環状に形成されて、その周方向の一部にすり割りを有する制振リングを備え、前記制振リングには、その周方向におけるすり割りの幅を調整するねじが装着されてなることを特徴とする請求項4または5に記載のスピンドル装置。
- 前記ねじは、前記制振リングの周方向におけるすり割の幅を調整して、前記弾性体の締め代を変えて、ばね常数を調整してなることを特徴とする請求項6に記載のスピンドル装置。
- 前記吸振器は、前記モータ回転軸両端部のうち前記スピンドルから離れた部位となるモータ回転軸端部に装着されてなることを特徴とする請求項4、5、6または7のうちいずれか1項に記載のスピンドル装置。
- 前記吸振器は、前記モータ回転軸外周に第1の弾性体を介して装着され、前記吸振器には、前記吸振器を覆うカバーが第2の弾性体を介して装着され、前記カバーは、前記モータ回転軸外周に固定されたリングに連結されてなることを特徴とする請求項1に記載のスピンドル装置。
- 前記吸振器は、前記リングとピンを介して連結されてなることを特徴とする請求項9に記載のスピンドル装置。
- 前記吸振器は、前記モータ回転軸の長手方向端部に固定された押さえ板と前記モータ回転軸のフランジとの間に配置されて、前記モータ回転軸外周に第1の弾性体を介して装着され、前記押さえ板と前記吸振器との間に第2の弾性体が装着され、前記フランジと前記吸振器との間に第3の弾性体が装着されてなることを特徴とする請求項1に記載のスピンドル装置。
- 前記吸振器は、前記フランジとピンを介して連結されてなることを特徴とする請求項9に記載のスピンドル装置。
- 前記第1の弾性体は、単一又は複数のOリングの中から選択された個数のOリングで構成されてなることを特徴とする請求項9または11に記載のスピンドル装置。
- 前記静体気体軸受は、多孔質空気軸受で構成されているともに、その表面に樹脂含浸層が形成され、樹脂含浸前の流量をQ1とし、樹脂を含浸した後の流量をQ2としたときの、Q2/Q1が0.4以下に調整されてなることを特徴とする請求項1〜13のうちいずれか1項に記載のスピンドル装置。
- 筒状のハウジングに、スピンドルが静圧気体軸受を介して回転自在に支持され、前記ハウジングに電動モータが並設され、前記スピンドルの長手方向一端側に、前記電動モータのモータ回転軸が連結され、前記モータ回転軸には、エアハンマーの発生に伴う振動を吸収する吸振器が装着されているスピンドル装置の調整方法において、
前記モータ回転軸を含む主振動系の変位と前記吸振器の変位を含む前記主振動系の運動方程式と、前記主振動系の変位と前記吸振器の変位を含む前記吸振器の運動方程式をそれぞれ規定し、前記各運動方程式における前記主振動系の変位が最小となるように、前記吸振器の質量と前記主振動系の質量との質量比を変数とする前記吸振器の弾性体のばね常数を調整することを特徴とするスピンドル装置の調整方法。
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Country Status (1)
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2008
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