JP5044096B2 - 財務諸表出力装置 - Google Patents

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Description

本発明は、単式簿記の会計データを用いて複式簿記の会計データを生成し、財務諸表を作成する財務諸表出力装置に関する。
昨今、経済の劇的な回復や税収増を見込めない深刻な財政危機に陥っており、国全体の負債は激増している。政府は、地域経営力の強化として、地方分権一括法(権限の委譲)、三位一体の改革(税源委譲を含む税源配分の見直し/国庫補助負担金の廃止・縮減/地方交付税制度の見直し)に取り組んでいる。
これに伴い、地方自治体は、行政経営の効率化、世代間の公平の確保を実現するために、自らの責任で財源を確保し、責任を持ってサービスの提供者、利用者、納税者として、真に必要な事業をさらに追求する必要性が高まってきている。
一方、単式簿記で行われている会計業務の内容を変更することなく財政状況のアカウンタビリティを向上させることが可能な財務諸表作成方法がある(例えば、特許文献1。)。この特許文献1において、総勘定元帳マスタから財務諸表を作成する財務諸表作成方法は、単式簿記の会計データに対応する借方勘定科目コード、貸方勘定科目コード及びキャッシュフローコードを定義した説明勘定科目対応テーブルを参照するステップと、説明勘定科目対応テーブルの借方勘定科目コード、貸方勘定科目コード及びキャッシュフローコードを単式簿記の会計データに付加して総勘定元帳マスタを作成するステップと、作成された総勘定元帳マスタから財務諸表を作成するステップとを有する。
特開2001−283146号公報
しかし、現在の官公庁の会計システムにおいては、下記のような問題点がある。
(1)ストック情報の欠如
土地、建物、債権、基金などの資産がばらばらに管理され、資産高が統一の基準で把握されてない。退職給与引当金など実質的な債務が把握されていない。フローを測定する会計業務とストックを管理する財産管理業務が分断され、両者の関連が正確に把握されていない。
(2)コスト情報の欠如
「現金主義」においては、減価償却費が把握されていない。建物などの行政資産は長期間にわたって行政サービスの提供に使用されるが、建造された年度の支出として一括処理すると、以降の年度に費用として把握できなくなる。行政資産は建造した年度だけでなく、供用する期間全体の費用として認識しなければならない。そのため、いったん資産として計上し、耐用年数に応じて、価値の減耗分を減価償却費として費用に計上する必要がある。
(3)アカウンタビリティー(説明責任)の欠如
住民の目に見える事業と会計報告の分類が不一致。住民が関心を持つのは個々の事業だが、現行制度は行政内部の管理のために目的別/性質別の分類で提示している。
事業ごとの財源や債務が提示されず、現役世代/将来世代の負担が明らかになっていない。人件費などの間接費が総務費に一括計上され、各々の事業に賦課されておらず、事業のコストとして提示されていない。また、実施コストが正確に認識されていないため、事業評価(効率性の測定や改廃等)に必要な情報も提供されない。
(4)マネジメントの欠如
決算に時間がかかって予算に反映されず、Plan-Do-Check-Actionのマネジメントサイクルが未確立。またストック情報/フルコスト情報が未整備のため、中長期の経営計画や、民間委託/民営化/PFIの検討材料が少ない。
これらの問題点を解決するために、官公庁においても複式簿記を用いた会計システムを導入し、事業毎の財源や債務等が明確になることが求められている。
一方、上述した特許文献1に記載の方法においては、財源および債務等を一義的に定められた割合で分配しているため、事業毎の財源や債務等を明確にするには不十分である。
従って本発明の目的は、財務状況をより正確に把握できる財務諸表出力装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の特徴は、単式簿記の会計データを用いて複式簿記の会計データを生成し、財務諸表を作成する財務諸表出力装置に関する。即ち、本発明の特徴に係る財務諸表出力装置は、単式簿記の会計データを複式簿記の会計データに変換する変換ルールである仕訳変換テーブルを記憶装置に記憶する手段と、前記単式簿記の歳出情報および財源情報を含む仕訳情報を前記記憶装置に記憶する手段と、変換ルールに基づいて生成された、複式簿記の会計データである総勘定元帳データを記憶装置に記憶する手段と、総勘定元帳データに誤った変換ルールで生成された誤り仕訳データが含まれている場合、誤り仕訳データの貸方と借方を入れ変えて、誤り仕訳データを相殺するための変換ルールを作成することで、誤り仕訳データを相殺する打ち消し仕訳データを作成し、打ち消し仕訳データを総勘定元帳データに含ませるとともに、管理者によって入力された指示により正しい変換ルールを作成して新たな仕訳データを作成し、新たな仕訳データを総勘定元帳データに含ませる手段と、記憶装置から総勘定元帳データを読み出し、財務諸表を出力する手段とを備える。
本発明によれば、財務状況をより正確に把握できる財務諸表出力装置を提供することができる。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(最良の実施の形態)
本発明の最良の実施の形態に係る財務諸表出力装置1は、組織の執行部門が勘定仕訳(簿記知識)を熟知しなくとも、公会計情報から複式簿記情報を自動変換することにより、複式簿記情報を自動生成する仕組みを用いて、民間企業型財務諸表を作成する。
具体的には、本発明の最良の実施の形態に係る財務諸表出力装置1は、図1に示すような会計システムにおいて用いられる。この会計システムは、財務諸表出力装置1、公有財産管理システム200、起債管理システム210、人事・給与システム220、公共事業執行支援システム230、予算編成システム240、執行システム250を備えている。
公有財産管理システム200は、組織が所有する建物、土地、河川、森林、建造物、有価証券、特許登録、商標登録など、動産または不動産の資産を管理するシステムである。公有財産管理システム200は、財産異動手段201、減価償却手段202、事業用資産情報203、インフラ資産情報204を備えている。財産異動手段201は、組織が公有財産を買い入れまたは譲渡したこに伴って、事業用資産情報203またはインフラ資産情報204を更新する手段である。減価償却手段202は、減価償却の対象となる公有財産について、その使用可能期間(耐用年数)にわたり、その資産の価値減少相当額(減価償却費)を費用計上する手段である。事業用資産情報203は、建物や橋などの建造物の建設や道路の補修などの事業に関する資産の情報が記憶されている。インフラ資産情報204は、道路や河川などインフラに関する資産の情報が記憶されている。
起債管理システム210は、財政資金や事業資金を調達するために発行する債券を管理するシステムである。人事・給与システム220は、組織内で働く従業員の人事や給与に関する情報を管理するシステムである。公共事業執行支援システム230は、組織で行う公共事業に関する情報を管理するシステムである。予算編成システム240は、所定の期間における収入および支出の予算を編成するシステムである。執行システム250は、起債管理システム210、人事・給与システム220、公共事業執行支援システム230、予算編成システム240などの情報に基づいて、歳入・歳出などの執行を管理するシステムである。
本発明の最良の実施の形態に係る財務諸表出力装置1は、執行システム250、公有財産管理システム200などから取得した仕訳情報に基づいて、行政コスト計算書31、貸借対照表32、資金収支計算書33、正味資産変動計算書34を取得する。
図2に示すように、本発明の最良の実施の形態に係る財務諸表出力装置1は、中央処理制御装置101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103及び入出力インタフェース109が、バス110を介して接続されている。入出力インタフェース109には、入力装置104、表示装置105、通信制御装置106、記憶装置107及びリムーバブルディスク108が接続されている。
中央処理制御装置101は、入力装置104からの入力信号に基づいてROM102から財務諸表出力装置1を起動するためのブートプログラムを読み出して実行し、更に記憶装置107に記憶されたオペレーティングシステムを読み出す。更に中央処理制御装置101は、入力装置104や通信制御装置106などの入力信号に基づいて、各種装置の制御を行ったり、RAM103や記憶装置107などに記憶されたプログラム及びデータを読み出してRAM103にロードするとともに、RAM103から読み出されたプログラムのコマンドに基づいて、データの計算又は加工など、後述する一連の処理を実現する処理装置である。
入力装置104は、操作者が各種の操作を入力するキーボード、マウスなどの入力デバイスにより構成されており、操作者の操作に基づいて入力信号を作成し、入出力インタフェース109及びバス110を介して中央処理制御装置101に送信される。表示装置105は、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイや液晶ディスプレイなどであり、中央処理制御装置101からバス110及び入出力インタフェース109を介して表示装置105において表示させる出力信号を受信し、例えば中央処理制御装置101の処理結果などを表示する装置である。通信制御装置106は、LANカードやモデムなどの装置であり、財務諸表出力装置1をインターネットやLANなどの通信ネットワークに接続する装置である。通信制御装置106を介して通信ネットワークと送受信したデータは入力信号又は出力信号として、入出力インタフェース及びバス110を介して中央処理制御装置101に送受信される。
記憶装置107は半導体記憶装置や磁気ディスク装置であって、中央処理制御装置101で実行されるプログラムやデータが記憶されている。リムーバブルディスク108は、光ディスクやフレキシブルディスクのことであり、ディスクドライブによって読み書きされた信号は、入出力インタフェース109及びバス110を介して中央処理制御装置101に送受信される。
本発明の最良の実施の形態に係る財務諸表出力装置1の記憶装置107には、財務諸表出力プログラムが記憶されるとともに、仕訳情報21、仕訳変換テーブル22が記憶される。又、財務諸表出力プログラムが財務諸表出力装置1の中央処理制御装置101に読み込まれ実行されることによって、仕訳手段11及び財務諸表出力手段12が財務諸表出力装置1に実装される。
仕訳情報21は、執行システム250、公有財産管理システム200などから取得した単式簿記の歳出情報および財源情報を含む情報である。
仕訳変換テーブル22は、単式簿記の会計データを複式簿記の会計データに変換する変換ルールとなる情報である。
仕訳手段11は、記憶装置107から仕訳変換テーブル22と仕訳情報21とを読み出して、総勘定元帳データ23を作成し、記憶装置107に記憶する手段である。
財務諸表出力手段12は、記憶装置107から総勘定元帳データ23を読み出し、行政コスト計算書31、貸借対照表32、資金収支計算書33、正味資産変動計算書34などの財務諸表を出力する手段である。この財務諸表は、帳票形式で用紙に印刷して出力されても良いし、CSVファイルなどの電子データとして記憶媒体に記憶されて出力されても良い。
次に図3を参照して、本発明の最良の実施の形態に係る財務諸表出力装置1の仕訳手段11について詳述する。
執行システム250において、財務会計の歳出処理として、支出負担行為/支出負担行為兼支出命令情報が単式簿記歳出情報251に登録される。この単式簿記歳出情報251には、歳出のキー項目となる款・項・目、事業・細事業・細々事業、節などに応じて、予算額と支出額が関連づけられている。
このとき、この支出負担行為/支出負担行為兼支出命令情報の歳出に必要な財源情報が単式簿記財源情報252に入力される。この単式簿記財源情報252には、財源のキー項目となる款・項・目、事業・細事業・細々事業、節などに応じて、予算額と支出額が関連づけられている。ここで、財源情報とは、地方自治体の場合、国からの交付金、税金、借金などである。ここで、予算編成段階で利用している財源充当情報は共通化されているものとする。
本発明の最良の実施の形態に係る財務諸表出力装置1は、執行システム250や公有財産管理システム200などから単式簿記歳出情報251および単式簿記財源情報252を取得すると、仕訳情報21として記憶装置107に記憶する。一方、本発明の最良の実施の形態に係る財務諸表出力装置1の管理者の端末である管理端末51における入力装置からの指示に基づいて、仕訳変換テーブル22が作成され、記憶装置107に記憶される。この仕訳変換テーブル22は、歳入は款のレベルで、歳出は節のレベルで仕訳情報として判断できる変換ルールである。
仕訳手段11は、このように生成された仕訳情報21および仕訳変換テーブル22に基づいて、複式簿記の会計データである総勘定元帳データ23を出力する。
日時、月次、四半期、決算時期での対応において総勘定元帳が利用されることになるので、柔軟な運用を提供するために、この仕訳手段11は、バッチ処理で行うことが好ましい。
次に、図4を参照して、本発明の最良の実施の形態に係る財務諸表出力装置1において、仕訳をリカバリする場合について説明する。この機能は、仕訳変換テーブル22に記憶された変換ルールに誤りが含まれており、この仕訳変換テーブル22を用いて、総勘定元帳データ23へ会計データが登録された場合に対応するものである。具体的には、一括打ち消し手段13は、打ち消し仕訳情報を一括で作成して、元の情報に戻す作業と、新しい仕訳の変換ルールに基づいて、新たな仕訳情報を生成して、総勘定元帳へ登録する。
例えば、総勘定元帳データ23に、図5(a)に示すように、「2004/5/1」に借方として適用Aに100、貸方として適用Bに100が記憶された第1の仕訳データ41が記憶されていたとする。第1の仕訳データ41を作成するための変換ルールに誤りがあった場合、この第1の仕訳データ41を相殺するための変換ルールを作成し、第2の仕訳データ42を作成する。具体的には、「2004/5/1」に借方として適用Bに100、貸方として適用Aに100が記憶された第2の仕訳データ42を作成して、総勘定元帳データ23に記憶する。第2の仕訳データ42によって、第1の仕訳データ41は相殺される。更に、新しく作成された正しい変換ルールに基づいて第3の仕訳データ43を作成して、総勘定元帳データ23に記憶する。
次に、図6を参照して、事業単位に歳入および歳出を割り当てる場合について説明する。
まず、執行システム250によって、執行単位に伝票が起こされ、執行単位の単式伝票61に登録される。一方、起債管理システム210によって、執行単位の単式伝票61が読み出され、事業別単式伝票作成手段211によって、事業別の単式伝票62が出力される。このとき、執行単位の単式伝票61に記憶されたそれぞれの起債について、事業別の割合に応じて、事業別の伝票が出力される。
仕訳変換テーブル22に基づいて、事業別の単式伝票62を仕訳し、仕訳変換データ63を出力する。この仕訳変換データ63は、借方および貸方が対応づけられて記憶された複式簿記の会計データである。仕訳変換データ63に基づいて、仕訳変換データ更新手段13によって、財務諸表64が出力される。
次に、図7を参照して、インフラ資産情報204について詳述する。このインフラ情報は、基本マスタと各財産詳細マスタを備えている。基本マスタは、各財産詳細マスタを検索するために必要な情報が統一的に登録されている。基本マスタには、例えば、資産区分、資産番号、名称、取得年月日、取得価格などの情報が記憶されている。各財産詳細マスタは、各財産固有の情報が格納されている。
図7に示した様な仕組みにより、管轄部署での資産情報を一覧検索で確認、管理することができる。また、検索において、基本マスタ情報が参照されることにより、各資産のバラバラの情報が画一的に管理される。
次に、図8を参照して、インフラ資産の管理方法を説明する。
(1)公共事業執行支援システム230から資産連携データにより資産情報とともに会計情報を取り込む。
(2)取り込んだ個々の工事情報について執行情報の工事費との紐付けを行う。ここで、工事費とは、完了した工事に支払われた金額の内、委託料、工事請負費、公有財産購入費、測量試験費、用地費をさす。
(3)(2)で紐付けを行った工事費の総額をインフラ資産の資産価値増分と考え、この単位(工事単位)で減価償却計算を行う。
(4)財務諸表上の資産価値については(3)で求めた資産価値をインフラ資産種別毎に集計した結果を計上する。対象年度、インフラ資産種別(道路、橋梁、河川、砂防、治山)、個別資産名(路線名、橋梁名、水系名)毎に集計される。
(5)個別資産(例:県道1号線等の個別の路線)の資産価値については、 (3)で求めた資産価値を個別資産名毎に集計した金額として扱う。具体的には、図8に示すの「県道1号線」・「県道2号線」・「○△川水系」・「○■川水系」の工事費情報毎に管理される。
次に、図9および図10を参照して、本発明の最良の実施の形態に係る財務諸表出力装置1が提示する画面について説明する。
まず、図9に示すようなメニュー画面P101が表示され、この退職給付引当金ボタンB101がクリックされると、図10に示すような退職給付引当金設定画面P102が表示される。この退職給付引当金設定画面P102においては、総務費、民生費などの各項目について引当金を設定することができる。
このように、決算整理で利用する仕訳(貸倒引当金、退職給与引当金など)において、借方、貸方の仕訳勘定としての入力でなく、各メニューで事前に仕訳パターンをメニュー化することにより、複式簿記の知識がなくても、一括で入力することができる
本発明の最良の実施の形態に係る財務諸表出力装置1は、地方自治法・地方財政法・地方交付税法の規定による従来の公会計事務に加えて、企業会計的手法を取り入れ、発生主義・複式簿記を導入することができる。
又、本発明の最良の実施の形態に係る財務諸表出力装置1は、正確な財務状況の把握をするため、精度の高い事業別の財務諸表を自動的に作成できるしくみを構築することができる
更に、本発明の最良の実施の形態に係る財務諸表出力装置1は、従来の公会計事務量を増加させることなく、スムーズなシステム運用を実現するため、公会計業務の単式簿記情報を、複式簿記情報へ自動的に仕訳変換するしくみを構築する。また職員には複式を意識させない操作性を実現することができる。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明の最良の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
例えば、本発明の最良の実施の形態に記載した承認支援装置は、図1に示すように一つのハードウェア上に構成されても良いし、その機能や処理数に応じて複数のハードウェア上に構成されても良い。又、既存のワークフローシステム上に実現されても良い。
本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明の最良の実施の形態に係る会計システムのシステム構成図である。 本発明の最良の実施の形態に係る財務諸表出力装置のハードウェア構成図である。 本発明の最良の実施の形態に係る財務諸表出力装置による仕訳処理の詳細を説明する図である。 本発明の最良の実施の形態に係る財務諸表出力装置による一括打ち消し処理の詳細を説明する図である。 図5(a)は、本発明の最良の実施の形態に係る財務諸表出力装置による一括打ち消し処理前の財務諸表データであって、図5(b)は、一括打ち消し処理後の財務諸表データである。 本発明の最良の実施の形態に係る会計システムにおいて、事業別に会計データを管理する方法を説明する図である。 本発明の最良の実施の形態に係る会計システムにおいて、インフラ資産情報を説明する図である。 本発明の最良の実施の形態に係る会計システムにおいて、インフラ資産の管理方法を説明する図である。 本発明の最良の実施の形態に係る財務諸表出力装置が表示するメニュー画面の一例である。 本発明の最良の実施の形態に係る財務諸表出力装置が表示する退職給付引当金設定画面の一例である。
符号の説明
1…財務諸表出力装置
11…仕訳手段
12…財務諸表出力手段
13…一括打ち消し手段
14…仕訳変換データ更新手段
21…仕訳情報
22…仕訳変換テーブル
23…総勘定元帳データ
31…行政コスト計算書
32…貸借対照表
33…資金収支計算書
34…正味資産変動計算書
41…第1の仕訳データ
42…第2の仕訳データ
43…第3の仕訳データ
51…単式伝票
61…管理端末
62…単式伝票
63…仕訳変換データ
64…財務諸表
101…中央処理制御装置
102…ROM
103…RAM
104…入力装置
105…表示装置
106…通信制御装置
107…記憶装置
108…リムーバブルディスク
109…入出力インタフェース
110…バス
200…公有財産管理システム
201…財産異動手段
202…減価償却手段
203…事業用資産情報
204…インフラ資産情報
210…起債管理システム
211…事業別単式伝票作成手段
220…人事・給与システム
230…公共事業執行支援システム
240…予算編成システム
250…執行システム
251…単式簿記歳出情報
252…単式簿記財源情報

Claims (1)

  1. 単式簿記の会計データを用いて複式簿記の会計データを生成し、財務諸表を作成する財務諸表出力装置であって、
    前記単式簿記の会計データを前記複式簿記の会計データに変換する変換ルールである仕訳変換テーブルを記憶装置に記憶する手段と、
    前記単式簿記の歳出情報および財源情報を含む仕訳情報を前記記憶装置に記憶する手段と、
    前記変換ルールに基づいて生成された、複式簿記の会計データである総勘定元帳データを記憶装置に記憶する手段と、
    前記総勘定元帳データに誤った変換ルールで生成された誤り仕訳データが含まれている場合、前記誤り仕訳データの貸方と借方を入れ変えて、前記誤り仕訳データを相殺するための変換ルールを作成することで、前記誤り仕訳データを相殺する打ち消し仕訳データを作成し、前記打ち消し仕訳データを前記総勘定元帳データに含ませるとともに、管理者によって入力された指示により正しい変換ルールを作成して新たな仕訳データを作成し、前記新たな仕訳データを前記総勘定元帳データに含ませる手段と、
    前記記憶装置から前記総勘定元帳データを読み出し、財務諸表を出力する手段
    とを備えることを特徴とする財務諸表出力装置。
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