JP5043195B2 - 基地局および基地局の制御方法 - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、2008年9月29日に出願された日本国特許出願2008−250854号の優先権を主張するものであり、この先の出願の開示全体を、ここに参照のために取り込む。
本発明は、基地局および基地局の制御方法に関し、特に、一般回線を介して移動体通信網に接続する基地局(フェムトセル)、および当該基地局の制御方法に関する。
近年、移動体通信システムにおいて、フェムトセル(FemtoCell)と呼ばれる、従来の基地局(広域基地局、マクロセル)に比べてごく小さいエリアをカバーする基地局の方式が提案されている。フェムトセルは、例えば家の中や小さなオフィス等に設置される小型の基地局である。従来の携帯電話のセル、つまり1つの広域基地局がカバーするエリアは、半径1キロメートル〜数キロメートル程度であるのに対し、フェムトセルがカバーするエリアは、数メートル〜数10メートル程度である。
このフェムトセルは、各家庭に引込まれている一般回線(ADSLなどのブロードバンド回線)を介して移動体通信網に接続される。一般回線はアクセス回線として一般に普及している。このため、マクロセルのエリア外にいるユーザでも、ブロードバンド回線があれば、マクロセルで提供されるのと同様の携帯電話サービス(通話、メール機能、SMS(Short Message Service)、WEBブラウジング等)を安価でかつ容易に利用できる。また、通信事業者にとっては、フェムトセル及びブロードバンド回線の利用によって、本来消費されるはずであった既存の広域基地局のリソース(帯域など)を使わずに済むため、低コストで携帯電話のエリア改善ができるというメリットがある。
このように、2GHz帯やそれ以上の周波数帯域で運用される第3世代(3G)や第3.9世代(3.9G)及びIMT-ADVANCEDにおいて、屋外の広域基地局と屋内のフェムトセルとの組み合わせは必須になっていくものと予想される。さらに、フェムトセルは予め登録された端末(移動機)にのみ利用させることが望ましいとされているため、この望ましい状況においては、利用の登録をした限定数のユーザでフェムトセルを占有できる。したがって、フェムトセルは、複数のユーザにより混雑するおそれのあるマクロセルと比べ、より高速で高品質なデータ通信環境が得られる等の利点があり、今後大きな普及が見込まれる。
上述の利点により、フェムトセルのサービスを利用可能なユーザは、マクロセル圏内からフェムトセル圏内に入った場合にはフェムトセルへの接続を所望すると考えられる。このような、マクロセルからフェムトセルへのハンドオフ(Handoff)方法として、パイロットビーコン(Pilot Beacon)を用いる方法が想定されている。フェムトセルは、マクロセルとの干渉を避けるべく、マクロセルと異なる周波数を使用することが望ましいが、マクロセルで通信中の端末をフェムトセルに引き込むためには、パイロットビーコンをマクロセルと同じ周波数で送信するのが好適である。しかしながら、この場合、パイロットビーコンとマクロセルとの干渉が問題となる。
この問題への対策として、従来技術に、同一の周波数帯を用いる他のシステムに悪影響を及ぼすのを防ぐための技術が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。この特許文献1に記載の技術は、無線LANのアクセスポイントにおいて、無線エリア内に無線ステーション端末が全く存在しない場合には、ビーコンフレームの送信を停止するものである。
特開2003−348104号公報
フェムトセルにおいては、以下の理由から、自局に接続する端末が制限される。まず、フェムトセルから移動体通信網までのネットワークは、ユーザが契約した専用回線(フェムトセル利用者契約回線)を利用するため、どんな端末でも接続可能とするのは、契約上およびセキュリティ上の問題がある。さらに、フェムトセルのサービスを提供する通信事業者(通信キャリア)が、アクセスコントロールの必要性等により、不特定多数の端末の接続を認めない場合がある。
上記のような理由から、フェムトセルでは、自局を利用可能として登録した端末(登録端末)のみを接続可能とすることが想定される。この場合、フェムトセルは主に家庭内やオフィス内などに設置されるものであるため、フェムトセルエリア内に登録端末が1台も存在しないという状況や、全登録端末がフェムトセルエリア内に存在するという状況が発生し得る。前者の状況では、フェムトセルはパイロットビーコンを送信する必要があるが、後者の状況では、既に全登録端末がフェムトセルで待ち受けているためこれ以上他の端末がハンドオフしてくることはなく、パイロットビーコンを送信する必要はない。マクロセルとの無駄な干渉を防ぐためには、パイロットビーコンの送信は可能な限り控えるべきであり、後者の状況でパイロットビーコンを送信することは望ましくない。
特許文献1に記載の方式は、前者の状況を改善する提案ではあるが、後者の状況を想定したものではない。すなわち、自局のエリア内に登録端末が存在する場合に、パイロットビーコンの送信を制限することについては開示されていない。
従って、本発明の目的は、マクロセルから自局へのハンドオフのためにパイロットビーコンを用いる基地局(フェムトセル)において、全登録端末が待ち受けている場合にパイロットビーコンの送信を停止し、マクロセルとの干渉を回避する基地局を提供することにある。
上述した諸課題を解決すべく、本発明による移動体通信システムの基地局(一般回線(ADSL等のブロードバンド回線)を介して移動体通信網に接続される基地局(フェムトセル))は、
自局を移動機に検出させるためのパイロットビーコンを送信する送信部(無線通信部)と、
自局を利用する(少なくとも1つの)移動機または該移動機に対応する利用者の情報を登録する登録部と、
自局に位置登録している(セッションを確立している)移動機または該移動機に対応する利用者の情報、及び前記登録部に登録されている移動機または該移動機に対応する利用者の情報に基づいて、前記登録部に登録されている移動機がすべて自局で位置登録している(セッションを確立している)場合、前記パイロットビーコンの送信を停止するように前記送信部を制御する制御部(送信制御部または制御部)とを備えることを特徴とする。
また、本発明の一実施形態による移動体通信システムの基地局(一般回線(ADSL等のブロードバンド回線)を介して移動体通信網に接続される基地局(フェムトセル))は、
前記制御部が、
前記パイロットビーコンの送信を停止させている状態で、自局に位置登録している(セッションを確立している)移動機を開放する場合、前記パイロットビーコンの送信を再開するように前記送信部を制御することを特徴とする。
上述の記載においては、本発明の解決手段を装置として説明してきたが、本発明はこれらに実質的に相当する方法、プログラム、プログラムを記録した記憶媒体としても実現し得るものであり、本発明の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。なお、下記の方法やプログラムの各ステップは、データの処理においては、必要に応じてCPU、DSPなどの演算処理装置を使用するものであり、入力したデータや加工・生成したデータなどをHDD、メモリなどの記憶装置に格納するものである。
例えば、本発明を方法として実現した、移動体通信システムの基地局の制御方法は、
自局を移動機に検出させるためのパイロットビーコンを送信するステップと、
自局を利用する(少なくとも1つの)移動機または該移動機に対応する利用者の情報を登録するステップと、
自局に位置登録している移動機または該移動機に対応する利用者の情報、及び前記登録するステップにて登録されている移動機または該移動機に対応する利用者の情報に基づいて、前記登録するステップにて登録されている移動機がすべて自局で位置登録している場合、前記パイロットビーコンの送信を停止するように制御するステップとを含むことを特徴とする。
本発明によれば、マクロセルから自局へのハンドオフのためにパイロットビーコンを用いる基地局(フェムトセル)において、全登録端末が待ち受けている場合にパイロットビーコンの送信を停止し、マクロセルとの干渉を回避することが可能となる。
フェムトセルとマクロセルとを含む移動体通信システムの概略構成図である。 フェムトセルFAPの概略ブロック図である。 フェムトセルFAPによる、端末の利用登録処理のフローチャートの一例である。 端末情報テーブルTBの一例である。 フェムトセルFAPがパイロットビーコンの送信を停止する処理のフローチャートの一例である。 フェムトセルFAPがパイロットビーコンの送信を停止する状況を示す概略図である。 フェムトセルFAPがパイロットビーコンの送信を開始する処理のフローチャートの一例である。 フェムトセルFAPからマクロセルANへ端末ATがハンドオフし、フェムトセルFAPがパイロットビーコンの送信を再開する場合のシーケンス図である。 図8のシーケンスを、移動体通信システム100において説明する概略図である。 図8のシーケンスを、移動体通信システム100において説明する概略図である。
以降、諸図面を参照しながら、本発明の実施態様を詳細に説明する。なお、これ以降、移動体通信システムの例として、CDMA2000 1xEV−DOを想定して説明する。
図1は、フェムトセルとマクロセルとを含む移動体通信システムの概略構成図である。図に示すように、移動体通信システム100は、基地局(マクロセル、アクセスネットワーク)ANと、EV−DOコアネットワークCNと、フェムトセルネットワークゲートウェイFNGと、フェムトセルサービスマネージャFSMと、広域ネットワークNETと、フェムトセルFAPと、複数の端末(移動機)AT1〜AT8とを含む。
EV−DOコアネットワークCNは、図示しないPDSN(Packet Data Serving Node、パケットデータサービスノード)、PCF(Packet Control Function、パケット制御器)等を含む移動体通信ネットワークの基幹部分である。フェムトセルサービスマネージャFSMは、複数のフェムトセルFAPの管理を行い、フェムトセルの識別子と、フェムトセルを利用する端末として登録されている登録端末の情報とを紐付けて管理する。フェムトセルネットワークゲートウェイFNGは、広域ネットワークNETとEV−DOコアネットワークCNとの間の接続を中継する。
移動体通信システム100において、マクロセルANは、周波数F1のマクロセル電波を送信している。フェムトセルFAPは、マクロセルと通信している端末をフェムトセルに引き込む(ハンドオフさせる)ため、マクロセル電波と同じ周波数F1のパイロットビーコンを送信している。さらに、フェムトセルFAP自体は、周波数F2のフェムトセル電波を送信している。
次に、フェムトセルFAPについて説明する。図2に、フェムトセルFAPの概略ブロック図を示す。図に示すように、フェムトセルFAPは、アンテナANTと、制御部110と、無線通信部120と、パイロットビーコン送信制御部130と、判定部140と、記憶部150と、有線通信部160とを備える。無線通信部120は、アンテナANTを介して、端末(移動機)ATと通信するための電波の送受信を行う。また、無線通信部120は、アンテナANTを介して、パイロットビーコンの送信も行う。制御部110は、フェムトセルFAP全体の制御を司る。パイロットビーコン送信制御部130は、パイロットビーコンの送信開始・停止といった制御を行う。
判定部140は、登録端末数判定部142と、ESN登録判定部144と、接続端末数判定部146と、セッション有無判定部148とを備える。登録端末数判定部142は、フェムトセルFAP(自局)を利用可能として登録されている端末(登録端末)の数が、自局に登録可能な端末の上限数に達しているか否かを判定する。ESN登録判定部144は、端末またはEV−DOコアネットワークCNから取得したESN(Electric Serial Number)が、自局に登録されているESNと同じか否かを判定する(なお、ESNについては後述する。)。接続端末数判定部146は、自局で待ち受けている端末の数が、自局に登録可能な端末の数に等しいか否かを判定する。セッション有無判定部148は、端末またはEV−DOネットワークCNから通知されたESNを有する端末と自局とのセッションが存在するか否か(位置登録がされているか否か)を判定する。
記憶部150は、登録可能上限値記憶部151と、登録端末数記憶部152と、登録端末ESN記憶部153と、セッション数記憶部154と、接続端末UATI記憶部155とを備える。登録可能上限値記憶部151は、登録端末の数の上限値を格納する。登録端末数記憶部152は、登録端末の数を格納する。登録端末ESN記憶部153は、各登録端末のESNを格納する。セッション数記憶部154は、自局と端末との間で確立されているセッション数を格納する。接続端末UATI記憶部155は、自局でセッションを確立している端末、すなわち、自局で待ち受けまたは接続中の端末のUATI(Unicast Access Terminal Identifier)を格納する(なお、UATIについては後述する。)。また、有線通信部160は、ルータや一般回線(ADSL等のブロードバンド回線)を介して、インターネットなどの広域ネットワークNETに接続される。
フェムトセルFAPによるパイロットビーコンの制御の説明に先立ち、フェムトセルFAPが自局を利用可能な端末を登録する処理について説明する。図3は、フェムトセルFAPによる、利用可能な端末の登録処理のフローチャートの一例である。登録端末数判定部142は、現時点で登録端末数記憶部152に格納されている登録端末数が、登録可能上限値記憶部151に格納されている上限値に達していない場合、ループ1(ステップS12〜S15)の処理を繰返す。
まず、ステップS12にて、ESN登録判定部144が、自局に登録する端末に関する情報を取得したか否かを判定する。図の例では、自局に登録する端末に関する情報の例として、ESNを用いている。ESNとは、端末が持つ固有番号(端末識別子)であり、端末が携帯電話である場合は、例えば電話番号等から算出することができる。このESNの取得は、フェムトセルFAPに備えられた図示しないキーボード等の操作入力部を介してユーザが直接入力してもよいし、端末が無線でフェムトセルFAPに送信してもよい。また、登録端末として登録する情報は、端末に関する情報だけでなく、フェムトセルFAPを提供する通信事業者と契約している、フェムトセルFAPを利用可能なユーザ(利用者)に関する情報でもよい。ユーザが複数の端末を使用する場合は、後者の情報が有益である。
ステップS12でESNを取得した場合は、ステップS13へ進み、制御部110は、取得したESNを、登録端末ESN記憶部153に格納する。その後、ステップS14にて、制御部110は、登録端末数記憶部152に、現時点での登録端末数を格納する。さらに、ステップS15にて、制御部110は、有線通信部160を介して、自局固有のフェムトセル識別子と、自局に登録した登録端末のESNを、フェムトセルを管理するフェムトセルサービスマネージャFSMに通知する。フェムトセルサービスマネージャFSMは、複数のフェムトセルのフェムトセル識別子と、当該フェムトセルに登録されている登録端末の情報(移動機または移動機に対応する利用者の情報)を紐付けて管理する。そして、登録端末数記憶部152に格納されている端末数が、登録可能上限値記憶部151に格納されている上限値に達すると、登録処理を終える。なお、ここでは端末識別子としてESNを用いているが、フェムトセルが広域ネットワークNETから取得可能な識別子であれば、ESN以外の識別子を用いてもよい。
図3のフェムトセルFAPによる利用端末登録処理により、記憶部150には、図4に示すような端末情報テーブルTBが格納される。図の例では、フェムトセルFAPの端末情報テーブルTBには、登録可能上限値が4で、現時点の利用登録端末の数が3である旨の情報が格納されている。また、端末情報テーブルTBには、現時点の利用登録端末のESN、及び、詳細は後述するが、自局とセッションを確立している端末のUATIが格納されている。
次に、フェムトセルFAPが、パイロットビーコンの送信を停止する処理について説明する。フェムトセルFAPは、全ての登録端末が自局に位置登録するまで、すなわち、待ち受けや接続等のセッションを確立するまでは、マクロセルANから自局へ引き込むためのパイロットビーコンの送信を継続する。そして、自局に利用登録されている端末が全て自局に位置登録した(セッションを確立した)場合には、パイロットビーコンの送信を停止する。図5は、上述した、フェムトセルFAPがパイロットビーコンの送信を停止する処理のフローチャートの一例である。フェムトセルFAPは、パイロットビーコンの送信中は、ループ2(ステップS21〜S31)の処理を繰返す。まず、ステップS22にて、フェムトセルFAPは、自局が送信するパイロットビーコンを受信した端末の、マクロセルからのハンドオフ(アクティブ・ハンドオフ又はアイドル・ハンドオフ)処理を開始する。
ステップS23にて、無線通信部120又は有線通信部160が、それぞれ、端末又はEV−DOコアネットワークCNからUATI割り当ての要求を受信する。ここで、UATIとは、基地局から自局に接続する(自局とセッションを確立する)端末に一時的に付与される識別子である。基地局は、端末の接続を許可するか否かを、UATIに基づいて判定する。従って、マクロセルAN及びフェムトセルFAPは、自局と通信を要求する端末に、それぞれUATIを割り当てる。マクロセルANと通信中であるアクティブ・ハンドオフ(Active Handoff)の場合、フェムトセルFAPからのパイロットビーコンを受信した端末ATは、ハンドオフする旨をマクロセルANへ通知する。また、マクロセルANは、PCF(Packet Control Function)及びPDSN(Packet Data Serving Node)を介して、UATI割り当て(UATI Assignment)を行うことをフェムトセルFAPに要求する。すなわち、フェムトセルFAPは、EV−DOコアネットワークCNからUATI割り当ての要求を受信する。一方、マクロセルANにおいて待ち受け状態にあるアイドル・ハンドオフ(Idle(Dormant) Handoff)の場合、フェムトセルFAPからのパイロットビーコンを受信した端末ATは、フェムトセルFAPにUATI割り当て要求を送信する。
次に、ステップS24にて、UATI割り当ての要求を受信したフェムトセルFAPは、EV−DOコアネットワークCN又は端末から、UATI割り当てを要求する端末のESNを取得する。端末のESNは、有線通信部160によって、マクロセルANに接続されているPCF又はPDSNから取得するか、無線通信部120を介して、端末自体から取得する。ESNを取得すると、フェムトセルFAPは、ステップS25にて、ESN登録判定部144が、取得したESNが、登録端末ESN記憶部153に格納されている、登録済みのESNであるか否かを判定する。ステップS25にて、登録済みのESNでないと判定された場合は、ステップS30へ進み、フェムトセルFAPは、端末のハンドオフ処理を中止する。
一方、ステップS25にて、取得したESNが登録済みのESNであると判定された場合は、ステップS26へ進み、制御部110は、ハンドオフを要求する端末にUATIを割り当て、セッションを確立する。その後、ステップS27にて、制御部110は、端末に割り当てたUATIを、端末情報テーブルTB内の「接続端末UATI」に格納する。さらに、制御部110は、ステップS28にて、端末情報テーブルTB内の「セッション数」を1だけ増加させる。
次に、ステップS29にて、接続端末数判定部146は、記憶部150に格納されている端末情報テーブルTBを参照して、セッション数(接続端末数)が登録端末数に達したか否かを判定する。セッション数が登録端末数に達している場合は、自局を利用可能な登録端末全てが、自局とのセッションを確立(位置登録)した状態となっているため、ステップS32へ進み、パイロットビーコン送信制御部130が、パイロットビーコンの送信を停止する。一方、ステップS29にて、セッション数が登録端末数未満である場合は、ステップS21へ戻り、パイロットビーコンの送信は継続して、端末のハンドオフを促す。
ここで、図4に示す端末情報テーブルTBを再度説明すると、フェムトセルFAPを利用可能な登録端末数が「3」であるのに対し、図の例では、セッションを確立している(フェムトセルFAPで待ち受け/接続中)端末は2つである。そして、それら2つの端末に、「0x011a2b3c」および「0x017d89ef」といったUATIが割り当てられていることがわかる。図の例の場合、自局を利用可能な全登録端末がセッションを確立してはいないため、フェムトセルFAPは、パイロットビーコンの送信を継続する。
図5のフローチャートにおいて、ステップS32のパイロットビーコンの送信を停止する状況について、図を用いて説明する。図6は、フェムトセルFAPがパイロットビーコンの送信を停止する状況を示す概略図である。ここで、図6におけるフェムトセルFAPの端末情報テーブルTBの内容は、図4に示すものであるとする。フェムトセルFAPは、端末AT2及びAT3の2つがセッションを確立しているセッション数(接続端末数)「2」の状態では、登録端末数「3」>セッション数「2」であるため、フェムトセル電波F2とともにパイロットビーコンF1を送信している。ここで、端末AT1′がハンドオフし、フェムトセルFAPとセッションを確立した場合(端末AT1)は、セッション数が登録端末数「3」に達したと判定し、パイロットビーコンF1の送信を停止する。
このように、本発明によれば、自局を利用可能な登録端末が全て自局とのセッションを確立した時点で、パイロットビーコンの送信が停止されるため、マクロセルへの干渉を可能な限り防止することができる。さらに、不必要なパイロットビーコンを送信することがないため、無駄な電力を浪費せず、消費電力を大幅に低減することができる。
次に、パイロットビーコンの送信を停止していたフェムトセルFAPが、パイロットビーコンの送信を再開する処理について説明する。フェムトセルFAPは、端末が自局から他の基地局へハンドオフし、セッション数が登録端末数よりも小さくなった場合に、パイロットビーコンの送信を開始する。なお、フェムトセルは、登録端末がマクロセルへハンドオフしてもそのことを認識することができず、ハンドオフした端末とのセッションを保持し続ける。従って、登録端末がハンドオフしてマクロセルでセッションを確立したことをフェムトセルに通知するための仕組みが必要である。この仕組みについては後述するが、まず、フェムトセルFAPがパイロットビーコンの送信を開始する処理について、フローチャートを用いて説明する。
図7は、フェムトセルFAPがパイロットビーコンの送信を開始する処理のフローチャートの一例である。図7に示す処理を開始する時点で、フェムトセルFAPは、登録端末がハンドオフしたことを認識しておらず、パイロットビーコンの送信を停止した状態にある。まず、ステップS41にて、有線通信部160が、フェムトセルサービスマネージャFSMからセッション開放要求メッセージを受信する。このセッション開放要求メッセージには、セッションの開放を要求する端末のESNが記載されている。次に、ステップS42にて、セッション有無判定部148が、受信したメッセージに記載されているESNを有する端末とのセッションが存在するか否かを判定する。これは、キープアライブ(Keep Alive)機能や何らかのネットワーク障害などにより、当該端末とのセッションが既に開放されている場合があることを想定している。
ステップS42にてセッションが存在すると判定された場合は、ステップS43へ進み、制御部110は、メッセージに記載されているESNを有する端末とのセッションを開放する。その後、ステップS44にて、制御部110は、接続端末UATI記憶部155に格納されている接続端末UATI(端末情報テーブルTBにおける「接続端末UATI」)において、セッションを開放したESNを有する端末に割り当てられていたUATIを削除または「0」とする。次に、ステップS45にて、制御部110は、セッション数記憶部154に格納されているセッション数(端末情報テーブルTBにおける「セッション数」)から、1だけ減算する。
ステップS45の次、またはステップS42にてメッセージ内に記載されているESNを有する端末とのセッションが存在しないと判定された場合は、ステップS46へ進む。ステップS46にて、制御部110は、有線通信部160を介して、フェムトセルサービスマネージャFSMにセッション開放完了通知を送信する。その後、ステップS47にて、パイロットビーコン送信制御部130が、パイロットビーコンの送信を開始する。
次に、登録端末がフェムトセルからハンドオフしてマクロセルで待ち受けたことを、フェムトセルへ通知するための仕組みについて、図8〜10を用いて説明する。図8は、フェムトセルFAPからマクロセルANへ端末ATがハンドオフし、フェムトセルFAPがパイロットビーコンの送信を再開する場合のシーケンス図である。また、図9,10は、上述のシーケンスを、移動体通信システム100において説明する概略図である。
図8のように、端末AT(図9における端末AT1)が、フェムトセルFAPとセッションを確立(待ち受け/接続)し、ステップP11にて、フェムトセルFAPが、パイロットビーコンの送信を停止した状態であるとする。この状態で、端末AT(AT1)が、フェムトセルFAPからマクロセルANへハンドオフし(ステップP12)、端末ATが、マクロセルANとセッションを確立(待ち受け/接続)する(図9における、フェムトセル圏内からマクロセル圏内へ移動した端末AT1′)。すると、端末ATは、マクロセルANで待ち受けたことを通知するメッセージである「マクロセル待ち受け通知」を、マクロセルANへ送信する(ステップP13)。マクロセル待ち受け通知には、ハンドオフした端末AT(AT1,AT1′)のESNが記載されている。また、マクロセルANは、端末から受信したマクロセル待ち受け通知を、フェムトセルサービスマネージャFSMへ送信する(ステップP14)。
ステップP14にてマクロセル待ち受け通知を受信したフェムトセルサービスマネージャFSMは、マクロセル待ち受け通知に含まれているESNに対応する、そのESNに紐付けられたフェムトセル識別子を検出する(ステップP15)。さらに、フェムトセルサービスマネージャFSMは、検出したフェムトセル識別子を有するフェムトセルFAPに対して、マクロセル待ち受け通知に含まれているESNを有する端末とのセッションを開放する旨を示す「セッション開放要求」を送信する(ステップP16)。この「セッション開放要求」には、セッションを開放すべき端末のESNが記載されている。すなわち、図9のように、フェムトセルからマクロセルへハンドオフした端末AT1′から、マクロセルAN、EV−DOコアネットワークCN、フェムトセルネットワークゲートウェイFNG、フェムトセルサービスマネージャFSMを介して、フェムトセルFAPへセッション開放要求が送信される。
セッション開放要求を受信したフェムトセルFAPは、ステップP17〜P22で示す処理を行い、図10で示すように、パイロットビーコンF1の送信を再開する(ステップP23)。ここで、ステップP17〜P22の処理は、図7のステップS42〜S47と同様であるため、説明を省略する。
なお、キープアライブ機能や何らかのネットワーク障害など、フェムトセルサービスマネージャFSMからの要求以外の原因で端末とのセッションが開放される場合も想定される。このような場合、図8のシーケンスには特に記載していないが、フェムトセルFAPは、上記のセッション開放以降の処理と同様の処理(ステップP17〜P23)を行う。ただし、この場合は、フェムトセルサービスマネージャFSMに対して、セッション開放完了通知(ステップP21)は送信しない。
また、端末とのセッションを開放する方法は上述したものに限られるものではない。例えば、マクロセルANが予め周辺のフェムトセル情報と、各フェムトセルの登録端末情報を格納しておき、そのうちのいずれかの登録端末がマクロセルANでセッションを確立している場合も想定できる。このような場合は、マクロセルAN自体が、セッションを確立した端末が登録されているフェムトセルFAPへ、セッション開放要求を送信してもよい。また、EV−DOコアネットワークCNにおけるPCFが、PCF同士を接続するA13インタフェースを用いて、ハンドオフを通知するハンドオフ信号をフェムトセルFAPへ送信することで、セッションの開放を行ってもよい。また、所定時間毎にセッションの状態を監視してもよい。この場合、所定時間を超過するとセッションを開放するSMP切断タイマ(SMP Close Timer、通常54時間ごと)や、キープアライブタイマ(Keep Alive Timer、通常18時間ごと)を、フェムトセルFAPにおいてはごく短い値とし、端末とのセッションの状態を短い間隔で確認するようにできる。
なお、上述の実施例では、端末識別子としてESNを用いているが、フェムトセルがネットワークから取得可能な識別子であれば、ESN以外の識別子を用いてもよい。また、この識別子は、移動機に対応する利用者の情報、例えば契約者情報などとすることもできる。また、端末のESNはEV−DOコアネットワークCNから取得する態様で説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、フェムトセルFAP自体が、ハードウェアIDリクエストメッセージ(Hardware ID Request Message)を端末に直接送信して、識別子を直接端末に問い合わせてもよい。なお、ハードウェアIDとは、端末固有の識別子であり、ESNやMEID(Mobile Equipment Identifier、移動体識別番号)等が含まれる。
さらに、上述の実施例では、移動体通信システムとしてCDMA2000 1xEV−DOを想定して説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、W−CDMA方式(HSDPA等)のシステムにも適用することができる。その場合は、上述したUATIの割り当てによる位置登録(セッション確立)ではなく、W−CDMA方式に則る方法で、フェムトセルFAP及びマクロセルANへの位置登録を行う。
本発明の利点を再度述べる。本発明によれば、全登録端末がフェムトセルで待ち受けている場合に、マクロセルと同じ周波数で送信されるパイロットビーコンの送信を停止するため、マクロセルとパイロットビーコンとの干渉を可能な限り防ぐことができる。また、本発明によれば、登録端末がマクロセルへハンドオフした場合及び登録端末とのセッションが開放された場合、フェムトセルはパイロットビーコンの送信を再開するので、必要なときには、マクロセルからフェムトセルへと端末をハンドオフさせることができる。また、本発明によれば、パイロットビーコンの送信が不要なときには送信が行われないため、無駄な電力消費を減らすことができる。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各部、各ステップなどに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成部やステップなどを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。例えば、上述の実施例では、登録可能端末の上限数や登録端末情報をフェムトセル自体が格納するものとしたが、これらの情報を、フェムトセルサービスマネージャFSMや、その他の管理サーバなど、ネットワーク側に格納するようにしてもよい。この場合、上記の情報が必要となったときに、フェムトセルがネットワーク側に問い合わせることができる。
また、上述の実施例では、パイロットビーコンとマクロセルとの干渉を低減するために、全登録端末がフェムトセルでセッションを確立した場合にパイロットビーコンの送信を停止する態様を記したが、パイロットビーコンの送信を停止する条件はこの限りではない。例えば、フェムトセルが、エリア内に登録端末が1台も存在しない場合には、フェムトセル電波F2の送信を停止し、登録端末の存在を検知したら、フェムトセル電波F2の送信を再開することが想定される。従って、このような場合には、パイロットビーコンF1の送信を、このフェムトセル電波F2の送信に合わせてもよい。また、フェムトセルが登録端末とセッションを持つ時間帯を予め格納し、それらの時間帯の一定期間にわたる統計を算出することで、セッションを持つ確率が低い時間帯はパイロットビーコンの送信を停止し、セッションをもつ確率が高い時間帯のみパイロットビーコンを送信するようにしてもよい。
また、フェムトセルはホームサーバー機能を備えることも利用形態として考えられている。この場合、フェムトセルに接続されたネットワーク機器の電源が入れられたことをトリガとして、パイロットビーコンの送信を開始するようにしてもよい。このような例と、全登録端末のセッション確立後にパイロットビーコンの送信を停止する態様とを組み合わせることで、パイロットビーコンとマクロセルとの干渉をさらに低減することが可能となる。尚、パイロットビーコンという用語にとらわれることなく、本発明の基地局を端末(移動機)に検出させるための信号であれば、本発明の範囲に含まれることに留意されたい。
100 移動体通信システム
110 制御部
120 無線通信部
130 パイロットビーコン送信制御部
140 判定部
142 登録端末数判定部
144 ESN登録判定部
146 接続端末数判定部
148 セッション有無判定部
150 記憶部
151 登録可能上限値記憶部
152 登録端末数記憶部
153 登録端末ESN記憶部
154 セッション数記憶部
155 接続端末UATI記憶部
160 有線通信部
ANT アンテナ
AT1〜AT8 端末(移動機)
AN マクロセル(広域基地局)
CN EV−DOコアネットワーク
FNG フェムトセルネットワークゲートウェイ
FSM フェムトセルサービスマネージャ
NET 広域ネットワーク
FAP フェムトセル
F1 マクロセル電波、パイロットビーコン
F2 フェムトセル電波

Claims (3)

  1. 移動体通信システムの基地局であって、
    自局を移動機に検出させるためのパイロットビーコンを送信する送信部と、
    自局を利用する移動機または該移動機に対応する利用者の情報を登録する登録部と、
    自局に位置登録している移動機または該移動機に対応する利用者の情報、及び前記登録部に登録されている移動機または該移動機に対応する利用者の情報に基づいて、前記登録部に登録されている移動機がすべて自局で位置登録している場合、前記パイロットビーコンの送信を停止するように前記送信部を制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする基地局。
  2. 請求項1に記載の基地局において、
    前記制御部は、
    前記パイロットビーコンの送信を停止させている状態で、自局に位置登録している移動機を開放する場合、前記パイロットビーコンの送信を再開するように前記送信部を制御する、
    ことを特徴とする基地局。
  3. 移動体通信システムの基地局の制御方法であって、
    自局を移動機に検出させるためのパイロットビーコンを送信するステップと、
    自局を利用する移動機または該移動機に対応する利用者の情報を登録するステップと、
    自局に位置登録している移動機または該移動機に対応する利用者の情報、及び前記登録するステップにて登録されている移動機または該移動機に対応する利用者の情報に基づいて、前記登録するステップにて登録されている移動機がすべて自局で位置登録している場合、前記パイロットビーコンの送信を停止するように制御するステップと、
    を含むことを特徴とする基地局の制御方法。
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