JP5042198B2 - 床清掃装置 - Google Patents

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本発明は、床面の清掃及び洗浄に好適な手押し移動式の床清掃装置に係り、特に床清掃装置を任意の方向に移動させるための操作ハンドルに関するものである。
一般的に、ビル等の床面を清掃あるいは洗浄する床清掃装置として、フロアポリッシャーと称される手押し移動式の床清掃装置が使われている。この種の床清掃装置は下部走行体を有し、この下部走行体は、電動機と、この電動機の回転軸の駆動力によって回転する駆動プーリと、この駆動プーリに追従して回転可能に取り付けられた複数の従動プーリとを備えている。また、これら複数の従動プーリにはパッドがそれぞれ取り付けられており、電動機の回転軸の駆動力でこれらの従動プーリと共に各パッドを回転させながら摺動走行させる(例えば、特許文献1参照)。
このような従来の床清掃装置の下部走行体にはアームの一端が回動可能に接続され、このアームの他端にはアームの軸線に対して垂直に操作ハンドルが固着されている。そして、操作ハンドルを両手で握り、アームを傾けて操作ハンドルを水平方向に押すことによって、下部走行体を任意の方向に移動させて床面を清掃あるいは洗浄する。
特許第3665486号公報
上述した従来の床清掃装置では、下部走行体の移動スペースがある場所で下部走行体を移動させる場合には、通常、使用者は下部走行体の移動を容易にするために、アームと床との傾斜角を小さく設定する(例えばこの傾斜角を使用者の伸長に合わせ、45〜60度程度まで小さく設定する)。一方、下部走行体の移動スペースが少ない場所、例えば机、いす、その他の什器等が置かれている場所又は廊下等のコーナー等がある場所で下部走行体を移動させる場合には、アームと床との傾斜角を上記のように小さく設定すると、該床清掃装置の水平方向に沿う長さが大きくなり、アームが什器等に当たって下部走行体の移動が困難となるため、該床清掃装置の水平方向に沿う長さが小さくなるように、アームと床との傾斜角を例えば80度程度にまで(最大90度)大きく設定する。
しかしながら、このようにアームと床との傾斜角を大きく設定すると、操作ハンドルの床面からの高さが大きくなるため、アームと床との傾斜角を小さく設定したときよりも、操作ハンドルの床面からの高さと下部走行体の重心位置との差が大きくなり、操作ハンドルから下部走行体の重心に水平方向の力を伝達して下部走行体を移動させることが困難となる。そのため、アームと床との傾斜角を小さく設定したときに比べて操作ハンドルの使い勝手が悪くなるので、上記の下部走行体の移動スペースが少ない場所で下部走行体を移動させる場合に、該床清掃装置の操作性が低下するという問題があった。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、下部走行体の移動スペースが少ない場所でも高い操作性を維持できる床清掃装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の床清掃装置は、電動機の駆動力によって回転するパッドを有する下部走行体と、一端が前記下部走行体に回転可能に接続されたアームと、前記アームの他端近傍に該アームの軸線に対して垂直姿勢に固着された第1ハンドルと、前記アームの他端にヒンジを介して回転可能に連結された連結棒と、前記第1ハンドルに平行に配置されると共に、前記連結棒の先端に該連結棒の軸線に対して垂直姿勢に固着された第2ハンドルと、前記アームに設置されたタンク受台と、このタンク受台の上面に配置され洗浄液が入ったタンクと、前記タンク受台に取り付けられたノズルと、前記第1ハンドルに取り付けられて握ることで前記ノズルを開く洗浄用ハンドルとを備え、前記パッドを床面に接触させ、前記洗浄用ハンドルを握って前記タンクの洗浄液を滴下すると共に、前記下部走行体を前記第1ハンドル又は前記第2ハンドルを介して任意の方向に移動させて清掃することを特徴としている。
このように構成された床清掃装置では、下部走行体の移動スペースがある場所で下部走行体を移動させる場合、下部走行体の移動を容易にするために、アームと床との傾斜角を小さく設定する。そして、第1ハンドルよりも下部走行体から離れた第2ハンドルを従来の操作ハンドルと同じように扱うことによって、下部走行体を移動して床を清掃あるいは洗浄する。一方、下部走行体の移動スペースが少ない場所で下部走行体を移動させる場合、上述したようにアームと床との傾斜角を大きく設定するが、このとき第2ハンドルよりも高さの低い第1ハンドルを使用することによって、操作ハンドルの床面からの高さを抑えることができるので、アームと床との傾斜角を大きく設定しても、操作ハンドルの床面からの高さと下部走行体の重心位置との差が小さい状態を維持することができる。これにより、アームと床との傾斜角を大きく設定しても操作ハンドルから下部走行体の重心に水平方向の力を伝達しやすくなるので、使い勝手が良くなり、下部走行体を容易に移動して床を清掃あるいは洗浄することができる。さらに、下部走行体の移動スペースが少ない場所で下部走行体を移動させる場合、第2ハンドルが第1ハンドルの使用の邪魔にならない位置に連結棒を回転して退避させておくことによって、より一層第1ハンドルの使い勝手が良くなる。
また、本発明に係る床清掃装置では、連結棒がアームの軸線に対して平行な第1の位置又は連結棒がアームの軸線に対して垂直な第2の位置に配置するように選択的にロックするストッパを有することを特徴としている。このように構成すると、下部走行体の移動スペースがある場所で下部走行体を移動させる場合、連結棒をアームの軸線に対して平行な位置に固定できるので、第2ハンドルに加えた水平方向の力によって連結棒がアームの軸線に対して回転することを防止することができ、第2ハンドルを安定的に使用することができる。また、下部走行体の移動スペースが少ない場所で下部走行体を移動させる場合、連結棒をアームの軸線に対して垂直な位置に固定できるので、強い振動によって連結棒が回転することを防止することができ、第1ハンドルも安定的に使用することができる。
本発明の床清掃装置では、下部走行体の移動スペースがある場所で下部走行体を移動させる場合、下部走行体の移動を容易にするために、アームと床との傾斜角を小さく設定し、第1ハンドルよりも下部走行体から離れた第2ハンドルを使用することによって、下部走行体を移動して床を清掃あるいは洗浄する。一方、下部走行体の移動スペースが少ない場所で下部走行体を移動させる場合、該床清掃装置の水平方向に沿う長さが小さくなるようにアームと床との傾斜角を大きく設定するが、このとき第2ハンドルよりも高さの低い第1ハンドルを使用することによって、操作ハンドルの床面からの高さを抑えることができるので、アームと床との傾斜角を大きく設定しても操作ハンドルの床面からの高さと下部走行体の重心位置との差が小さい状態を維持することができる。これにより、アームと床との傾斜角を大きく設定しても、操作ハンドルから下部走行体の重心に水平方向の力を伝達しやすくなるので、使い勝手が良くなり、下部走行体の移動スペースが少ない場所でも下部走行体を容易に移動して床を清掃あるいは洗浄することができる。このように、下部走行体の移動スペースの少ない場所でも、高い操作性を維持することができる。
発明の実施の形態について図面を参照して説明すると、図1は本発明の実施形態例に係る床清掃装置の構成を示す側面図、図2は該床清掃装置の構成を示す背面図、図3は図1のA部の第1使用状態を示す拡大図、図4は図1のA部の第2使用状態を示す拡大図、図5は該床清掃装置のモータ部の構成を示す分解図、図6は該床清掃装置の清掃部の構成を示す縦断面図、図7は該床清掃装置の清掃部の構成を示す横断面図、図8は該床清掃装置の第1使用状態を示す側面図、図9は該床清掃装置の第2使用状態を示す側面図、図10は該床清掃装置のパッド交換時の側面図である。
図1、図2に示すように、本発明の実施形態例に係る床清掃装置1は、本体下部に下部走行体2と、本体上部に上部操作体3とを備え、この下部走行体2は、摺動走行することで床面を清掃あるいは洗浄する清掃部4と、この清掃部4の中央上面に取り付けられたモータ部5とを有している。また、清掃部4はフレーム6を有し、このフレーム6の下方に回転可能な5つのパッド7が各パッド受8を介して装着されている。清掃部4の上部は水平方向に並設された一対の支持バー9の一端と回転可能に接続されており、これら一対の支持バー9の他端には、左右を連結する回転可能な横バー10が連結されている。さらに、これら一対の支持バー9の一端の上部にはビス9aがそれぞれ装着されており、支持バー9の軸線に対して清掃部4の傾きが固定されている。また、これら一対の支持バー9の他端の下端部に取り付けられた車軸11を介して両外側に一対の車輪12が備えられている。
上部操作体3は、下端が横バー10に溶接等で固定されたアーム13と、一端が車軸11に取り付けられてアーム13をロックする固定部材14と、アーム13の上端に設けられた操作ハンドル15と、アーム13の中央部に設置されたタンク受台16と、タンク受台16の上面に配置され洗浄液が入ったタンク17とを備えている。また、このタンク17はアーム13に固定支持されており、タンク受台16に取り付けられたノズル18と清掃部4はホース19によって接続されている。図示省略されているが、固定部材14には、固定部材14の軸線に沿って表面に凹部が形成されており、アーム13に取り付けられた凸部が、固定部材14の先端に取り付けられたレバー20を操作することによって、固定部材14の凹部に係合してロックされる。
操作ハンドル15は、アーム13の上端にアーム13の軸線に対して垂直姿勢に固着された第1ハンドル21と、一端がこの第1ハンドル21にヒンジ22を介して回転可能に接続されて上方に伸びる連結棒23と、第1ハンドル21に平行に配置されると共に、連結棒23の他端に連結棒23の軸線に対して垂直姿勢に固着された第2ハンドル24と、第1ハンドル21の左側に取り付けられて握ることでノズル18を開く洗浄用ハンドル25とを備えている。
図3に示すように、連結棒23の下端にはビス止め26が取り付けられており、同様にアーム13の上端にもビス止め27が取り付けられている。また、アーム13の上端には支持部材28がアーム13の軸線に対して垂直に固着されており、連結棒23及びこの支持部材28にはそれぞれ貫通孔29,30が設けられている。そして、ストッパとしてのビス31がビス止め26,27を挿通することによって、連結棒23がアーム13の軸線に対して平行な第1の位置に固定されている。
上記のビス31を取り外すと、図4に示すように、連結棒23は、ヒンジ22によって前方へ最大90度回転可能となり、貫通孔29,30に上方からビス31を挿通してナット31aで支持部材28に締結することによって、アーム13の軸線に対して垂直な第2の位置に固定される。
図5に示すように、フレーム6の中央部には内周面にスプラインが形成された円筒状の連結受体35が配設されており、フレーム6の上面には連結受体35を挟んで一対の螺子36が立設されている。また、フレーム6の下部には洗浄液や塵埃の飛散を防止するためにゴム製のスカート37が取り付けられている。モータ部5は、電動機としてのモータ本体38と、中央部に円筒形状を有すると共にこのモータ本体38の凸部が係合される着脱可能な錘39(例えば錘39の重さを10kgとする)とから成っている。このモータ本体38は、下面中央から突出する回転軸38aと、この回転軸38aの下端に取り付けられると共にスプラインが形成された連結体40と、一対の螺子36をそれぞれ挿通させる一対の貫通孔41とを備えている。また、同様に錘39も一対の螺子36をそれぞれ挿通させる一対の貫通孔42を備えている。
そして、下部走行体2は、清掃部4、モータ本体38、及び錘39が積み重なって結合することによって、一体型に構成されている。すなわち、モータ本体38の連結体40が清掃部4の連結受体35にスプライン結合すると同時に一対の貫通孔41に螺子36がそれぞれ挿通され、上方から錘39がモータ本体38の凸部に係合すると同時に一対の貫通孔42に螺子36がそれぞれ挿通されてナット43でそれぞれ締結されている。
図6、図7に示すように、清掃部4のフレーム6の内部には円形の中空プレート44がベアリング45を介して回転可能に取り付けられており、連結受体35の下端には駆動プーリ46が一体に設けられている。この駆動プーリ46は、連結体40と連結受体35がスプライン結合することによってモータ本体38の回転軸38aに連結され、モータ本体38の回転に伴って、ベアリング47を介してスムーズに回転できるようになっている。また、中空プレート44の内部上面には駆動プーリ46を中心とする同一円上に5本の回転軸48の一端がそれぞれ図示しないベアリングを介して回転可能に取り付けられており、これらの回転軸48の他端にはそれぞれパッド受8を介してパッド7が中空プレート44の下方に装着されている。そして、中空プレート44の内部の回転軸48に従動プーリ49がそれぞれ固定されると共に、これら従動プーリ49の外側周面及び駆動プーリ46に無端状ベルト51が巻き付けられている。また、従動プーリ49間にテンションプーリ50が2つ設けられて無端状ベルト51を内側方向に付勢することによって、無端状ベルト51の弛みが防止されている。
次に、本発明の実施形態例に係る床清掃装置1の動作を図6〜10を用いながら説明する。
上述した該床清掃装置1では、まず、電源を投入するとモータ本体38が駆動して連結体40が一方向、例えば図7のP方向へ回転し、この回転と共に連結受体35と一体に駆動プーリ46がP方向へ回転する。上述したように、この駆動プーリ46の回転を各従動プーリ49に伝達する無端状ベルト51が、5つの従動プーリ49の外側周面及び駆動プーリ46に巻き付けられているので、駆動プーリ46のP方向への回転に伴い、無端状ベルト51がR方向へ動くことによって、各従動プーリ49がそれぞれP方向と反対のQ方向へ回転する。その結果、各従動プーリ49に回転軸48及びパッド受8を介して取り付けられた5つのパッド7もそれぞれQ方向へ回転する。
これらのQ方向へ回転する各パッド7を床面に摺接させると、中空プレート44は床面から各パッド7の回転による反力を受ける。そのため、中空プレート44は各パッド7のQ方向の回転と反対向きのS方向へ回転し、これに伴って各パッド7も回転軸38aを中心とする同一円上をS方向へ回転する。
図8に示すように、該床清掃装置1を下部走行体2の移動スペースがある場所で使用する場合には、使用者が右手で第2ハンドル24を握り、左手で第1ハンドル21に取り付けられた洗浄用ハンドル25を握って洗浄液を適量滴下させる。ここで、図3において上述したように、予めビス31はビス止め26,27に挿通されており、連結棒23がアーム13の軸線に対して平行な第1の位置に固定されている。次に、左手を第2ハンドル24に握り変え、上記したようにQ方向へ回転する各パッド7を回転軸38aを中心とする同一円上をS方向へ回転させた状態で、アーム13と床との傾斜角αを小さく設定して第2ハンドル24を使い易くする。例えば、傾斜角αを使用者の身長に合わせて45〜60度に設定する(45°≦α≦60°)。そして、下部走行体2を任意の方向へ移動させて床面を清掃あるいは洗浄する。
一方、図9に示すように、該床清掃装置1を下部走行体2の移動スペースが少ない場所で使用する場合には、使用者が両手で第2ハンドル24を握り、アーム13と床との傾斜角βを大きく設定する。例えば、傾斜角βを80度に大きく設定し(β=80°)、該床清掃装置1の水平方向の長さを小さく設定する。このとき、図4において上述したように、ビス31をねじ止め26,27から取り外して連結棒23を前方へ約90度折り曲げた後、連結棒23を支持部材28に接触させて貫通孔29,30に上方からビス31を挿通してナット31aで締結し、アーム13の軸線に対して垂直な第2の位置に固定する。次に、両手で第1ハンドル21を握り、上記したようにQ方向へ回転する各パッド7を回転軸38aを中心とする同一円上をS方向へ回転させた状態で、下部走行体2を任意の方向へ移動させて床面を清掃あるいは洗浄する。また、必要な場合には左手で洗浄用ハンドル25を握って洗浄液を適量滴下させる。
なお、パッド7を交換する場合、図10に示すように、支持バー9の一端の上部に装着されたビス9aを取り外し、下部走行体2を床に90度倒してパッド7の交換を行う。そして、パッド7の交換後に、再び下部走行体2を元の状態に戻してビス9aを支持バー9の一端の上部に装着する。
以上説明したように、上記実施形態例に係る床清掃装置1では、下部走行体2の移動スペースがある場所で下部走行体2を移動させる場合、下部走行体2の移動を容易にするためにアーム13と床との傾斜角αを45〜60度に小さく設定し、下部走行体2を第2ハンドル24を介して移動させて床を清掃あるいは洗浄する。一方、下部走行体2の移動スペースが少ない場所で下部走行体2を移動させる場合、該床清掃装置1の水平方向の長さを小さく設定するために、上述したようにアーム13と床との傾斜角βを80度に大きく設定する。その結果、傾斜角αよりも傾斜角βが大きくなり(α<β)、第2ハンドル24の高さが大きくなって使い勝手が悪くなるため、連結棒23をアーム13の軸線に対して垂直な第2の位置に固定すると共に、第1ハンドル21を使用することによって、使用者が操作するハンドルの高さと下部走行体2の重心位置との差を小さい状態で維持することができる。これにより、使用者にとって使い勝手が良くなると共に、下部走行体2の重心に水平方向に押す力を伝達しやすくなり、下部走行体2を容易に移動して床を清掃あるいは洗浄することができる。このように、該床清掃装置1は、下部走行体2の移動スペースがある場所では従来と同じ操作性を実現することができると共に、下部走行体2の移動スペースが少ない場所でも高い操作性を維持することができる。
また、上記実施形態例に係る床清掃装置1では、下部走行体2の移動スペースがある場所で下部走行体2を移動させる場合、連結棒23の下端及びアーム13の上端に取り付けられたビス止め26,27にビス31を挿通することによって、連結棒23をアーム13の軸線に対して平行な第1の位置に固定するので、連結棒23がアーム13の軸線に対して回転することを防止することができ、第2ハンドル24の安定性を高めることができる。さらに、下部走行体2の移動スペースが少ない場所で下部走行体2を移動させる場合、連結棒23をアーム13の軸線に対して前方へ約90度折り曲げた後、貫通孔29,30に上方からビス31を挿通してナット31aで支持部材28に締結することによって、連結棒23をアーム13の軸線に対して垂直な第2の位置に固定する。そのため、第2ハンドル24が邪魔になることなく、安定的に第1ハンドル21を使用することができる。
また、このように構成された上記実施形態例に係る床清掃装置1では、アーム13と床との傾斜角βを大きく設定し、連結棒23をアーム13の軸線に対して垂直な第2の位置に固定することによって、該床清掃装置1の水平方向に沿う長さが小さくなると共に、該床清掃装置1の高さも抑えることができるので、収納スペースの狭いあるいは高さの低い場所でも収納可能となって利便性が良い。
なお、上記実施形態例に係る床清掃装置1では、連結棒23がアーム13の軸線に対して平行な第1の位置とアーム13の軸線に対して垂直な第2の位置との間で回転可能な場合について説明したが、連結棒23を第1の位置でアーム13に固着して一体型としてもよい。この場合、アーム13と床との傾斜角βを大きく設定しても、連結棒23をアーム13の軸線に対して折り曲げることはできないが、第2ハンドル24の高さよりも低い第1ハンドル21を使用することにより、使用者が操作するハンドルの高さと下部走行体2の重心位置との差を小さい状態で維持することができる。これにより、上記実施形態例の場合と同様に使用者にとって使い勝手が良くなると共に、下部走行体2の重心に水平方向に押す力を伝達しやすくなり、下部走行体2を容易に移動して床を清掃あるいは洗浄することができる。
また、上記実施形態例に係る床清掃装置1では、連結棒23がアーム13の軸線に対して前方へ回転可能な構成にした場合について説明したが、連結棒23を前方と後方の両方、又は後方のみへ回転する構成も可能である。この場合、第2ハンドル24が第1ハンドル21の使用の邪魔にならない位置に連結棒23を回転して退避させておくことによって、上記実施形態例の場合と同様に安定的に第1ハンドル21を使用することができる。
本発明の実施形態例に係る床清掃装置の構成を示す側面図である。 該床清掃装置の構成を示す背面図である。 図1のA部の第1使用状態を示す拡大図である。 図1のA部の第2使用状態を示す拡大図である。 該床清掃装置のモータ部の構成を示す分解図である。 該床清掃装置の清掃部の構成を示す縦断面図である。 該床清掃装置の清掃部の構成を示す横断面図である。 該床清掃装置の第1使用状態を示す側面図である。 該床清掃装置の第2使用状態を示す側面図である。 該床清掃装置のパッド交換時の側面図である。
符号の説明
1 床清掃装置
2 下部走行体
3 上部操作体
4 清掃部
5 モータ部
7 パッド
9 支持バー
13 アーム
14 固定部材
15 操作ハンドル
20 レバー
21 第1ハンドル
22 ヒンジ
23 連結棒
24 第2ハンドル
25 洗浄用ハンドル
26,27 ねじ止め
28 支持部材
29,30 貫通孔
31 ビス
31a ナット
35 連結受体
38 モータ本体
38a 回転軸
39 錘
40 連結体
44 中空プレート
45,47 ベアリング
46 駆動プーリ
48 回転軸
49 従動プーリ
50 テンションプーリ
51 無端状ベルト

Claims (2)

  1. 電動機の駆動力によって回転するパッドを有する下部走行体と、一端が前記下部走行体に回転可能に接続されたアームと、前記アームの他端近傍に該アームの軸線に対して垂直姿勢に固着された第1ハンドルと、前記アームの他端にヒンジを介して回転可能に連結された連結棒と、前記第1ハンドルに平行に配置されると共に、前記連結棒の先端に該連結棒の軸線に対して垂直姿勢に固着された第2ハンドルと、前記アームに設置されたタンク受台と、このタンク受台の上面に配置され洗浄液が入ったタンクと、前記タンク受台に取り付けられたノズルと、前記第1ハンドルに取り付けられて握ることで前記ノズルを開く洗浄用ハンドルとを備え、
    前記パッドを床面に接触させ、前記洗浄用ハンドルを握って前記タンクの洗浄液を滴下すると共に、前記下部走行体を前記第1ハンドル又は前記第2ハンドルを介して任意の方向に移動させて清掃することを特徴とする床清掃装置。
  2. 請求項1の記載において、前記連結棒が前記アームの軸線に対して平行な第1の位置又は前記連結棒が前記アームの軸線に対して垂直な第2の位置に配置するように選択的にロックするストッパを有することを特徴とする床清掃装置。
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