JP5039386B2 - 金属の方向凝固 - Google Patents
金属の方向凝固 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5039386B2 JP5039386B2 JP2007010358A JP2007010358A JP5039386B2 JP 5039386 B2 JP5039386 B2 JP 5039386B2 JP 2007010358 A JP2007010358 A JP 2007010358A JP 2007010358 A JP2007010358 A JP 2007010358A JP 5039386 B2 JP5039386 B2 JP 5039386B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- molten metal
- switching
- induction
- power supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Silicon Compounds (AREA)
Description
本発明の別の様相によれば、複数の誘導コイルによって発生される磁界が、容器内に配置した導電性のサセプタと結合され得る。
δ=503(ρ/μF)1/2
により与えられる。
1.金属を方向凝固させるための装置であって、
金属の溶湯塊のための容器と、
容器の外側高さ部分を包囲する複数の誘導コイルと、
各誘導コイルのための切替手段にして、第1切替端子及び第2切替端子を有し、各第1切替端子が、各誘導コイルの第1コイル端子に排他的に連結される切替手段と、
第1電源端子及び第2電源端子を有する単一のAC電源にして、第1電源端子が全ての第2切替端子に連結され、第2電源端子が全ての第2コイル端子に連結されるAC電源と、
各切替手段を選択的に開閉させることにより、容器中の金属の溶湯塊にその底部から上部にかけて付加される誘導加熱度合いを漸減させるための制御手段と、
を含む装置。
2.金属を方向凝固させるための装置であって、
金属の溶湯塊を収納するためのサセプタ容器と、
サセプタ容器の外側高さ部分を包囲する複数の誘導コイルと、
各誘導コイルのための切替手段にして、第1切替端子及び第2切替端子を有し、各第1切替端子が、各誘導コイルの第1コイル端子に排他的に連結される切替手段と、
第1電源端子及び第2電源端子を有するAC電源にして、第1電源端子が全ての第2切替端子に連結され、第2電源端子が全ての第2コイル端子に連結されるAC電源と、
各切替手段を選択的に開閉させることにより、容器中の金属の溶湯塊にその底部から上部にかけて付加される誘導加熱度合いを漸減させるための制御手段と、
を含む装置。
3.金属の溶湯塊を方向凝固させるための方法であって、
単一のAC電源に連結した複数の誘導コイルで包囲した容器中に金属の溶湯塊を配置すること、
単一のAC電源から複数の誘導コイルの各々へのAC電流を選択的に切り換えることにより容器中の金属の溶湯塊を加熱すること、
容器中の金属の溶湯塊にその底部から上部にかけて付加される誘導加熱による熱を漸減させることにより、容器中の金属の溶湯塊を容器の底部から上部にかけて凝固させること、
を含む方法。
4.金属の溶湯塊を方向凝固させるための方法であって、
単一のAC電源に連結した複数の誘導コイルで包囲したサセプタ容器中に金属の溶湯塊を配置すること、
単一のAC電源から複数の誘導コイルの各々への、サセプタ容器を加熱するためのAC電流を選択的に切り換えることにより容器中の金属の溶湯塊を誘導及び放射により加熱すること、
誘導加熱によりサセプタ容器の底部から上部にかけて付加される熱を漸減させることにより、該サセプタ容器中の金属の溶湯塊をサセプタ容器の底部から上部にかけて凝固させること、
を含む方法。
上記1または2の装置実施例には、
1)容器中の金属の溶湯塊をその底部から上部にかけて選択的に徐々に冷却するための、容器の外側高さ部分に沿って配置した手段を更に含むこと。
2)容器中の金属の溶湯塊を、容器の底部から上部にかけて選択的に徐々に冷却するための手段が、複数の誘導コイルの各々を流動する冷却用媒体を含むこと、
3)容器中の金属の溶湯塊を、容器中でその底部から上部にかけて徐々に冷却するための手段を更に含むこと、
4)凝固した金属を容器から押し出すための手段を更に含むこと、
5)容器中の金属の溶湯塊の、容器の底部から上部にかけての凝固の進行を検出するためのセンサ手段を更に含むこと、
6)複数の誘導コイルの各々に選択的にAC電流を印加するための手段を、容器中の金属の溶湯塊が容器の底部から上部にかけて漸次凝固するように制御するように調整するフィードバック手段を更に含むこと、
が更に含まれ得、
前記3または4の方法実施例では、
7)容器中の金属の溶湯塊を、容器中でその底部から上部にかけて漸次冷却することを更に含むこと及び、
8)凝固した金属を容器から押し出すことを更に含むこと、が更に含まれ得る。
以上、本発明を実施例を参照して説明したが、本発明の内で種々の変更をなし得ることを理解されたい。
10 容器
12 グラウト
14 ブロック
16 グラウトベース
18 耐火物質
20 多孔性プラグ
22 導管
24 電源
26a〜26f ソリッドステートスイッチ
28 制御システム
30 凝固金属
36 プッシャープレート
38 電動シリンダー
40 底部冷却プレート
42 冷却用通路
Claims (12)
- 金属を方向凝固させるための装置であって、
金属の溶湯塊のための容器と、
容器の外側高さ部分を包囲する複数の誘導コイルと、
各誘導コイルのための切替手段にして、第1切替端子及び第2切替端子を有し、各第1切替端子が、各誘導コイルの第1コイル端子に排他的に連結される切替手段と、
第1電源端子及び第2電源端子を有する単一のAC電源にして、第1電源端子が全ての第2切替端子に連結され、第2電源端子が全ての第2コイル端子に連結されるAC電源と、
各切替手段を選択的に開閉させることにより、容器中の金属の溶湯塊にその底部から上部にかけて付加される誘導加熱度合いを漸減させるための制御手段と、
を含む装置。 - 金属を方向凝固させるための装置であって、
金属の溶湯塊を収納するためのサセプタ容器と、
サセプタ容器の外側高さ部分を包囲する複数の誘導コイルと、
各誘導コイルのための切替手段にして、第1切替端子及び第2切替端子を有し、各第1切替端子が、各誘導コイルの第1コイル端子に排他的に連結される切替手段と、
第1電源端子及び第2電源端子を有するAC電源にして、第1電源端子が全ての第2切替端子に連結され、第2電源端子が全ての第2コイル端子に連結されるAC電源と、
各切替手段を選択的に開閉させることにより、容器中の金属の溶湯塊にその底部から上部にかけて付加される誘導加熱度合いを漸減させるための制御手段と、
を含む装置。 - 容器中の金属の溶湯塊をその底部から上部にかけて選択的に徐々に冷却するための、容器の外側高さ部分に沿って配置した手段を更に含む請求項1又は2の装置。
- 容器中の金属の溶湯塊を、容器の底部から上部にかけて選択的に徐々に冷却するための手段が、複数の誘導コイルの各々を流動する冷却用媒体を含んでいる請求項3の装置。
- 容器中の金属の溶湯塊を、容器中でその底部から上部にかけて徐々に冷却するための手段を更に含む請求項1〜4の何れかの装置。
- 凝固した金属を容器から押し出すための手段を更に含む請求項1〜5の何れかの装置。
- 容器中の金属の溶湯塊の、容器の底部から上部にかけての凝固の進行を検出するためのセンサ手段を更に含む請求項1〜6の何れかの装置。
- 複数の誘導コイルの各々に選択的にAC電流を印加するための手段を、容器中の金属の溶湯塊が容器の底部から上部にかけて漸次凝固するように制御するように調整するフィードバック手段を更に含む請求項1〜7の何れかの装置。
- 金属の溶湯塊を方向凝固させるための方法であって、
単一のAC電源に連結した複数の誘導コイルで包囲した容器中に金属の溶湯塊を配置すること、
単一のAC電源から複数の誘導コイルの各々へのAC電流を選択的に切り換えることにより容器中の金属の溶湯塊を加熱すること、
容器中の金属の溶湯塊にその底部から上部にかけて付加される誘導加熱による熱を漸減させることにより、容器中の金属の溶湯塊を容器の底部から上部にかけて凝固させること、
を含む方法。 - 金属の溶湯塊を方向凝固させるための方法であって、
単一のAC電源に連結した複数の誘導コイルで包囲したサセプタ容器中に金属の溶湯塊を配置すること、
単一のAC電源から複数の誘導コイルの各々への、サセプタ容器を加熱するためのAC電流を選択的に切り換えることにより容器中の金属の溶湯塊を誘導及び放射により加熱すること、
誘導加熱によりサセプタ容器の底部から上部にかけて付加される熱を漸減させることにより、該サセプタ容器中の金属の溶湯塊をサセプタ容器の底部から上部にかけて凝固させること、
を含む方法。 - 容器中の金属の溶湯塊を、容器中でその底部から上部にかけて漸次冷却することを更に含む請求項9または10の方法。
- 凝固した金属を容器から押し出すことを更に含む請求項9〜11の何れかの方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007010358A JP5039386B2 (ja) | 2007-01-19 | 2007-01-19 | 金属の方向凝固 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007010358A JP5039386B2 (ja) | 2007-01-19 | 2007-01-19 | 金属の方向凝固 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008174423A JP2008174423A (ja) | 2008-07-31 |
JP5039386B2 true JP5039386B2 (ja) | 2012-10-03 |
Family
ID=39701721
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007010358A Expired - Fee Related JP5039386B2 (ja) | 2007-01-19 | 2007-01-19 | 金属の方向凝固 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5039386B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111531151A (zh) * | 2020-04-24 | 2020-08-14 | 燕山大学 | 利用脉冲电流辅助非圆齿轮铸造的装置及其工艺方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102380588B (zh) * | 2010-09-02 | 2013-04-17 | 辽宁科技大学 | 中频感应定向凝固铸锭方法及其装置 |
CN113957276B (zh) * | 2021-10-26 | 2022-07-26 | 西北工业大学 | 金属材料液态深过冷和固态相变双联协控方法及装置 |
-
2007
- 2007-01-19 JP JP2007010358A patent/JP5039386B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111531151A (zh) * | 2020-04-24 | 2020-08-14 | 燕山大学 | 利用脉冲电流辅助非圆齿轮铸造的装置及其工艺方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008174423A (ja) | 2008-07-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5422331B2 (ja) | シリコン電磁誘導溶融用黒鉛坩堝及びこれを用いたシリコン溶融精錬装置 | |
JP6016818B2 (ja) | 鋳塊の電磁鋳造用の底部開放型の導電性冷却式るつぼ | |
JPS6152962A (ja) | 導体または半導体材料の鋳造方法および装置 | |
US7197061B1 (en) | Directional solidification of a metal | |
JP5039386B2 (ja) | 金属の方向凝固 | |
KR20060016659A (ko) | 고 용해효율 전자기 연속주조장치 | |
EP2491168B1 (en) | Device for obtaining a multicrystalline semiconductor material, in particular silicon, and method for controlling the temperature therein | |
US20110248430A1 (en) | Remote cool down of a purified directionally solidified material from an open bottom cold crucible induction furnace | |
TWI411708B (zh) | 非金屬熔融物凝固之方法 | |
TWI477446B (zh) | 利用電感應電力將在固態為非電導性且在熔融狀態為電導性之材料純化 | |
JP2007522425A (ja) | 冷るつぼ誘導炉 | |
TWI527942B (zh) | Silicon electromagnetic casting device | |
EP1945003B1 (en) | Directional solidification of a metal | |
KR100995490B1 (ko) | 주조과정을 위한 합금 용융물 처리 방법 및 장치 | |
US9598747B2 (en) | System and method of melting raw materials | |
JP6931749B1 (ja) | 可動誘導ユニットによる浮揚熔解法 | |
JP6883152B1 (ja) | 浮揚熔解法 | |
JPS635354B2 (ja) | ||
TWI529266B (zh) | Silicon electromagnetic casting device | |
JP2000088467A (ja) | 浮揚溶解装置 | |
JP5168657B2 (ja) | 粒状シリコン製造方法およびその装置 | |
JPH0123228B2 (ja) | ||
JP4784089B2 (ja) | 固液界面検出装置、鋳造装置及び鋳造方法 | |
JP2003048052A (ja) | 伸線用インゴットの製造方法及び製造装置 | |
JP2010100482A5 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091216 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120601 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120619 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120709 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150713 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |