JP5038289B2 - 位相収差訂正のためのマイクロバブル生成技術 - Google Patents

位相収差訂正のためのマイクロバブル生成技術 Download PDF

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Description

本発明は、イメージングの間に生じる位相収差が訂正されるような超音波イメージングのための方法及び装置に一般に関し、より詳細には、超音波イメージングの間に生じる位相収差の訂正に使用するマイクロバブルを生成する方法及び装置に関する。
位相収差は、超音波伝播を含む波形伝播におけるある種の問題を表す。その問題は、受信前及び画像がそこからレンダリングされる前の段階で未知である音響パラメタを持つ物質を通る超音波の伝播に起因する。物質(例えば、人体組織)の未知の音響特性の副作用は、身体における医療的に重要な構造の局所化に最終的には影響を与える空間分解能の複雑化及び低減を含む。この劣化は、あまり良く分かっていない超音波伝播速度による、屈折、反射、分散及び位相の未知の合成(accumulation)によりもたらされる可能性がある。
超音波位相収差の副作用を克服すべく多くの技術が提案されてきた。その中には、超音波アレイの受信要素のそれぞれにおいて生じる相対位相収差を測るため、超音波イメージングフィールドにおいて良く特徴付けられた(well-characterized)スキャッタ(scatter)の存在を用いるものがある(例えば、S.W.Flax及びM.O'Donnell、「Phase-aberration correction using signals from point reflectors and diffuse scatters: basic principles」、IEEE Transactions on Ultrasonics、Ferroelectrics and Frequency Control、1988、35(6):pp. 758-767参照)。
しかしながら、人体において、この手法を手助けするための、強固な自然のポイント状スキャッタはあまり多く存在するものではない。そのようなものとして、胸における微小石灰化といったポイント状スキャッタが存在するような臨床ケース(例えばA.T.Fernandez及びG.E.Trahey「Two-dimensional phase aberration correction using an ultrasonic 1.75D array case study on breast microcalcifications」、Ultrasonics、2003 IEEE Symposium、2003参照)、及び超音波スペックル(speckle:斑点)がコヒーレントスキャッタとして扱われることができるような臨床ケースに基づき、複数の技術が適用されてきた。別の種類の技術は、注目領域における音響的なポイント源を挿入するステップと、イメージングアレイの各チャネル上で放出されるさざ波(wavelet)を記録するステップとを含む。いわゆる時間反転鏡を用いることにより、反転された波形が媒体中に逆伝播される(例えばM.Fink、C.Prada、F.Wu及びD.Cassereau「Self focusing in inhomogeneous media with time reversal acoustical mirrors.」、IEEE Ultrasonics symposium、1989、pp.681-686参照)。これは、源の位置で送信ビームが正確に集束することを可能にする。この技術の1つの欠点は、侵襲的な手順で注目領域にエミッタ(emitter)を挿入する必要があることである。
注目器官の内側にポイント源を作成するため、又は正確に選択された位置に強固なポイントスキャッタを生成するため、非線形周波数ミキシング又は高密度集束超音波といった非侵襲的な音響的方法がいくつか提案されてきた(例えばJ.Seo、J.J.Choi、T.L.Hall、J.B.Brian、M.O'Donnel及びC.A.Cain「Generation of a pseudo-point source by nonlinear beam-mixing in the presence of ultrasound contrast agents.」、IEEE Ultrasonics symposium、2004参照)。Seoらは、非常に非線形な造影剤の水懸濁中に、それぞれ4 MHz及び5 MHzでの2つの集束フィールドの交点で1 MHzポイント源を作成することが可能であることを示した。これは、時間反転鏡実験に必要な仮想的源を生成するが、非線形係数が非常に高いことを必要とする。非線形係数は、哺乳類組織においてしばしば低い。
米国特許第6,485,423号は、人工的な超音波ポイント状スキャッタ、つまり造影剤バブル又はマイクロバブルを侵襲的介入ツールを介して体内に導入することを記載する。画像化される組織に一旦挿入されると、各造影剤バブルは、適切な訂正スキームにおいて使用されるとき、位相収差訂正を可能にすることになるポイント状スキャッタとして機能することになる。この技術は理論的には可能であるが、実際には難しい。なぜなら、複数のスキャッタをイメージングフィールドに人工的に誘起することが難しく、造影剤の注入が侵襲的であり、マイクロバブルが現れるであろう場所の空間制御が困難だからである。
ポイント状スキャッタを体内に導入するための上述された技術に伴う困難さの観点から、体内における斯かるポイント状スキャッタを生成する好適な技術が必要とされる。
本発明の目的は、超音波イメージングにおける位相収差を訂正する新規で改善された方法及び装置を提供することにある。
本発明の更なる別の目的は、使用されるマイクロバブルの生成が非侵襲的な態様で達成されるような、超音波イメージングにおける位相収差を訂正する新規で改善された方法及び装置を提供することにある。
本発明の更なる別の目的は、使用するマイクロバブルが生成される位置及び時間に関し、より高い精度及び制御を提供するような、超音波イメージングにおける位相収差を訂正する新規で改善された方法及び装置を提供することにある。
本発明の更なる別の目的は、超音波イメージングの間生じる位相収差の訂正に使用するマイクロバブルを生成する新規で非侵襲的な方法及び装置を提供することにある。
本発明の更なる目的は、超音波イメージングアプリケーションにおける既存の位相収差訂正技術の較正及び使用を可能にする、人体におけるメトリック(metric)を作成する新規で改善された方法及び装置を提供することにある。
これら及び他の目的を実現するため、身体組織の超音波イメージングのための方法は、集束超音波(FUS)トランスデューサにより生成される超音波が、画像化される組織の中又は周囲の位置で集束するよう、FUSトランスデューサを体に対して向けるステップと、組織の中又は周囲の位置でエコージェニックな(echogenic)マイクロバブルの形成をもたらすようFUSトランスデューサを動作させるステップと、少なくとも1つのマイクロバブルが存在する間、組織の超音波画像を取得するステップと、各マイクロバブルをポイント源又はポイント状スキャッタとして用いて、取得された超音波画像における位相収差を訂正するステップとを含む。そのようなものとして、FUSトランスデューサは基本的に画像化される組織に対して自由に移動させることができるので、マイクロバブルが形成される位置に関する正確な制御が得られる。更に、FUSトランスデューサの制御された動作(activation)を介して、マイクロバブルが形成される時間に関する制御も得られる。更に、非侵襲的な態様で位相収差を訂正することも可能になる。なぜならFUS誘起によるマイクロバブル形成は、体内への介入的ツールの挿入を必要としないからである。
集束超音波は、組織の局所低温加熱(hyperthermia)、ガスバブルあり/なしでの局所機械効果、又は可能であれば組織の除去/破壊(高密度集束超音波-HIFU)をもたらす非常に集束した音波の使用も含む。こうしてFUSは、処置領域の焦点でのパケット又はマイクロバブルの形式でのガスの形成をもたらす。わずかな量しか形成されない場合、これらのマイクロバブルは一時的であり、部分圧が組織の蒸気圧以下に減らされるときの灌流組織のガス抜け(out-gassing)が原因で、マイクロバブルが一時的となるようである。この現象は、治療上の音波により生成される高密度圧力フィールドに起因して、集束超音波において生じる急速な圧力変動と共に生じる場合がある。
その方法に対する拡張は、例えば、イメージング手順を通して少なくとも1つのマイクロバブルが存在することを確実にするため、マイクロバブルの破壊又は吸収に関する状態に基づきマイクロバブルの形成を制御するステップを含む。例えば、画像化される組織によるマイクロバブルの吸収能力を監視することにより、FUSトランスデューサの動作及びマイクロバブルの形成が、マイクロバブルを吸収する組織の能力に基づき制御されることができる。マイクロバブル形成の時間的制御は、イメージングシステムの改善された使用を提供する。なぜなら、イメージングシステムが使用されないとき、マイクロバブルは形成されないことになるからである。他方、イメージング手順の間、マイクロバブルは連続的に形成されることができる。それによって、FUSトランスデューサの1つの動作の間に形成される1つのマイクロバブル又はマイクロバブルのセットが組織に吸収されるとすぐ、FUSトランスデューサは、別のマイクロバブル又はマイクロバブルのセットの形成をもたらすよう動作される。
マイクロバブル形成の空間的な制御、つまりマイクロバブルが組織において形成されることになる位置に関する制御は、マイクロバブル形成が望まれる注目領域における位置に焦点が結ばれるよう、FUSトランスデューサを組織に対して動かすことにより実現されることができる。画像の取得の間に、FUSトランスデューサが移動されることができるか、又はFUSトランスデューサの焦点が変更されることができる。
本発明による身体組織の超音波イメージングのための装置は、画像化される組織の中又は周囲の位置で超音波を集束させるよう構成されるFUSトランスデューサと、超音波イメージングシステムとを含む。その超音波イメージングシステムは、複数のトランスデューサ要素を持つ超音波トランスデューサアレイと、トランスデューサ要素により生成される信号から組織の超音波画像を生成する機能を持つ、ビーム生成及び処理回路を含む処理及び制御ユニットと、ビーム生成及び処理回路により生成される超音波画像における位相収差を訂正する訂正フィルタとを含む。FUSトランスデューサは、組織におけるマイクロバブルを形成するよう動作し、その後、超音波イメージングシステムが、マイクロバブルを伴う組織の超音波画像を生成し、かつ各マイクロバブルをポイント源として用いて超音波画像における位相収差を訂正する。
マイクロバブルを吸収する組織の能力は、例えば、取得された超音波画像が表示されるディスプレイ上にマイクロバブルを視覚化することにより、監視されることができる。その場合、FUSトランスデューサの操作及びマイクロバブルの形成は、マイクロバブルを吸収する組織の能力に基づき制御され、又は時間が区切られる(timed)。例えば、イメージング手順の間連続的に、又は画像が取得されるときはいつでもマイクロバブルが組織内に存在するよう、FUSトランスデューサの動作時間が決定される(time)ことができる。
FUSトランスデューサは、FUSトランスデューサにより動作中に送信される波形が、周囲の組織に対して与える影響を最小にしつつマイクロバブルの形成を最適化するよう、画像取得に使用される選択された特定の設定と共に調整可能な設定を持つことができる。
本発明並びにその追加的な目的及びその利点は、以下の詳細な説明を参照して、同様な参照番号が同様な要素を特定するよう描かれる対応する図面と合わせて、最良に理解されることができる。
最初に図1を参照して、本発明による超音波イメージングシステム10は、集束超音波(FUS)システム12と、複数のトランスデューサ要素を持つ超音波送信機/受信機アレイ14と、FUSシステム12及びアレイ14を制御し、かつアレイ14により受信される超音波から得られる視覚画像をディスプレイ18に提供する処理及び制御ユニット16とを含む。処理及び制御ユニット16は、アレイ14のトランスデューサ要素により生成される信号から組織の超音波画像を生成することができるビーム生成及び処理回路を含む。ディスプレイ18に表示される画像を受信超音波から得ることを可能にするよう超音波を送信し、及び超音波を受信するために、処理及び制御ユニット16によりアレイ14が制御される態様は、従来において知られている。
図1は、FUSシステム12をアレイ14とは分離して示すが、FUSシステム12及びアレイ14は、単一の要素として一体化されることができる。この場合、FUSシステム12及びアレイ14は、共通の筐体に配置され、共通のイメージング要素を持つことになる。
FUSシステム12は、単一の場所で超音波を集束させる集束超音波送信機又はトランスデューサ20を含む。FUSトランスデューサ20を画像化される対象物に対して適切な方向に向けることにより、FUSトランスデューサ20により生成される超音波が、画像化されることができる対象物内の位置に向かって方向付けられる。図1に示されるように、画像化される対象物は、人体24における器官22及びその周囲の組織である。その場合、通常、器官22の周囲の組織におけるポイント26で超音波を集束させ、その位置におけるマイクロバブル28の形成をもたらすよう、FUSトランスデューサ20は動作する。処理及び制御ユニット16を介したFUSトランスデューサ20の制御は、イメージング手順の過程において、複数のマイクロバブル28の形成を可能にする。それぞれは、可能性として、特殊な空間位置及び特殊な時間で形成される。
マイクロバブル28が形成される身体24における空間位置の変形例が、様々な方法で得られることができる。例えば、焦点を変えながら、それによりマイクロバブル28が形成されることになるポイント26を変えつつ、FUSトランスデューサ20を単一の位置にとどめておくことが可能である。また、FUSトランスデューサ20の方向を変え、FUSシステム12全体を動かすか又はFUSトランスデューサ20のみを動かすこともできる。
集束される位置でマイクロバブル28の形成が望まれるときはいつでも、マイクロバブル28が形成される時間における変形又は時間変動が、FUSトランスデューサ20を動作させることにより得られる。別の時間では、FUSトランスデューサ20が動作されず、従ってマイクロバブル28を生み出すことはない。
FUSトランスデューサ20により形成されるとき、形成の後一定の時間期間で破壊されるという意味において、マイクロバブル28は一時的なものである。人体22に形成されるとき、マイクロバブル28は人体24内に吸収される。FUSトランスデューサ20は、全体のイメージング手順の間の位相収差訂正を可能にするため効力を発する少なくとも1つのマイクロバブル28の存在を確実にするよう制御可能である。つまり、1つのマイクロバブルが吸収されるか、位相収差訂正を可能にする効力を失うとき、別のマイクロバブルが形成される。
各マイクロバブル28が存在する時間において、アレイ14は、画像化される身体24における器官22及びその周囲の組織、又は注目領域に向かう超音波を送信し、及びそこからの超音波を受信するよう動作されることができる。マイクロバブル28から反射された超音波を含む送信及び受信超音波の解析は、処理及び制御ユニット16に関連付けられる訂正フィルタを用いて位相収差を訂正するのに使用される。マイクロバブル及び他のポイント状スキャッタを用いて、超音波イメージングにおける位相収差が訂正されることができる態様は、従来において知られている。
FUSトランスデューサ20の時間的及び空間的制御は、こうして、各マイクロバブル28が所望の位置及び時間で形成されることを可能にし、結果として、位相収差訂正技術及び/又は超音波イメージング手順を最適化する。従来技術と比べると、複数のマイクロバブルが同時に形成される必要がなく、それにより、複数のマイクロバブルの存在下で位相収差訂正の間に生じる問題が解消される。介入ツールが必要とされることもなく、それにより斯かるツールの挿入及び使用に伴う問題も解消される。
FUSシステム12は、様々なタイプ及び構成を取ることができる。ある例示的な構成は、FUS送信機又はトランスデューサ20に加えて、高出力アンプ及び信号生成器を含む。通常、FUSトランスデューサ20の単色連続又はパルス波励起が使用される。信号生成器により送信される波形のための設定は、周囲の組織に対する影響を最小に抑えてマイクロバブル28の形成を最適化するよう選択されることになる。このため、例えば、取得された超音波画像をディスプレイ18上に視覚化することによりマイクロバブル28の形成が監視されることができる。FUSシステム12は、少なくとも1つのマイクロバブル28の連続的な存在を提供するよう制御される。
次に図2を参照して、人体における組織を画像化するとき本発明が適用される態様のフローチャートが示される。第1のステップ(30)は、FUSトランスデューサ20が画像化される組織における選択された注目領域で集束するよう、つまり、FUS送信機の焦点が注目領域に配置されるよう、FUSシステム12を配置する。FUSトランスデューサ20の曲率とFUSトランスデューサ20から焦点までのおよその距離とを知ることにより、斯かる配置は容易にされることができる。
好ましくは、FUSトランスデューサ20の筐体は、ゲル及び/又は脱気水といった超音波結合媒体を介して身体に結合される。
次のステップは、注目領域におけるマイクロバブル28の形成をもたらすFUSインソニフィケーション(insonification:高周波音波照射)を行う(32、34)。アレイ14からのイメージング送信ビームのパラメタが、注目領域36の中又は周囲で集束するようデフォルトにセットされ(36)、その後、アレイ14が注目領域に高周波音波を照射するよう動作(activated)される(38)。すると、アレイ14は、超音波を受信するよう制御され、新たに形成されたマイクロバブル28と共に組織の画像がそこから形成される(40、42)。画像を取得するためのアレイ14の動作(activation)は、はっきり識別できるマイクロバブル28の形成の後すぐに行われることができる。
取得された画像は、ディスプレイ18上に表示され、表示された画像が明瞭であるか、又はイメージング手順の目的にとって十分かが決定される。肯定的であれば、イメージング手順が完了するか、又は別の注目領域が選択され、FUSトランスデューサ20が再度位置決めされる(44)。画像品質が不十分であり、更なるインソニフィケーションが可能な場合、アレイ14の送信及び/又は受信パラメタは、位相収差訂正アルゴリズムを用いて修正される(46)。受信パラメタのみが修正される場合、追加的なインソニフィケーションは省略されることができる。アレイ14の各チャネルからのデータは、位相収差訂正アルゴリズムのために使用されることができる。
位相収差訂正アルゴリズムは、マイクロバブル28から反射される超音波から、又はこの超音波を考慮して得られることができる。特に、マイクロバブル28は、位相収差訂正アルゴリズム又は他のスキームの適用に対するポイント源として機能することになる。イメージングプレーンにおいて一旦訂正が取得されると、連続するフレームに同じパラメタが使用されることができる。望むなら、位相収差の効果の新たな特徴化に対して全体の手順が再適用されることができる。
FUS誘起によるマイクロバブル28の別の最適な又は代替的な使用は、高周波音波照射波(insonifying wave)に対する、マイクロバブルの基礎及び調和応答に関する相対位相収差効果を測定することである。基礎のスキャッタは、調和波形のパス長の2倍移動するという事実により、累積位相収差を持つことができる。
本発明は、皮膚の下の、そしてしばしば注目器官の周囲にある脂肪層における異なる音速の結果としての位相収差に起因して、画像の歪み量が大きいような、腹部イメージング又は胸部イメージングにおいて使用されることができる。本発明は、FUS誘起のマイクロバブルの形成が可能である、他の対象物(生物又は無生物)のイメージングだけでなく、他の身体パーツ及び組織の超音波イメージングにおいても使用されることができる。
本発明は、小さな腫瘍及び石灰化の超音波イメージングにおける位相収差訂正のために特に使用される。本発明により与えられる、マイクロバブルを正確な場所で正確な時間に形成できる機能を考慮すると、本発明は、マイクロバブルの分解能が腫瘍又は石灰化のイメージングを容易にするよう、腫瘍又は石灰化の周囲に複数のマイクロバブルを形成するのに使用されることができる。
更に、本発明は、生体構造間の境界に沿って、つまり生体構造間の特定の位置でマイクロバブルを形成するのに使用されることができる。それにより、1つ又は両方の生体構造を描写することができる。
本発明の図示される実施形態は、本書で対応する図面を参照して説明されてきたが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲又は精神から逸脱することなく、当業者により様々な他の変更及び修正が実現できることを理解されたい。
本発明によるシステムを概略的に示す図である。 本発明が適用される方法を示すフローチャートである。

Claims (15)

  1. 身体組織の超音波イメージング装置の作動方法において、
    集束超音波トランスデューサにより生成される超音波が、画像化される組織に向かうよう、前記集束超音波トランスデューサを身体に対して方向付けるステップと、
    前記身体内に配置される前記集束超音波トランスデューサの焦点で、及びイメージング手順における所望の時間で、前記組織内に少なくとも1つのマイクロバブルの形成をもたらすよう、前記集束超音波トランスデューサを作動させるステップと、
    前記少なくとも1つのマイクロバブルのそれぞれの形成の後、かつ前記マイクロバブルが前記組織内になお存在する時間期間内に前記組織の超音波画像を取得するステップと、
    前記少なくとも1つのマイクロバブルをポイント源として用いて、前記取得された超音波画像における位相収差を訂正するステップと、
    前記マイクロバブルが位相収差訂正を可能にする効力をもはや持たないときを決定するため、各マイクロバブルを監視するステップと、
    前記イメージング手順の間、位相収差訂正を可能にする効力を持つマイクロバブルが連続的に存在するよう提供するべく、前記集束超音波トランスデューサの作動を制御し、及び前記マイクロバブルの形成を制御するステップとを有し、
    各マイクロバブルを吸収する前記組織の能力を監視するステップと、
    前記マイクロバブルを吸収する前記組織の能力に基づき、前記集束超音波トランスデューサの作動を制御し、及び前記マイクロバブルの形成を制御するステップとを更に有し、
    イメージング手順の間、前記組織に少なくとも1つのマイクロバブルが連続的に存在するよう、前記集束超音波トランスデューサの作動時間が決定される、方法。
  2. 前記取得された超音波画像を視覚化することにより、各マイクロバブルを吸収する前記組織の能力が監視される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記少なくとも1つのマイクロバブルのそれぞれが前記組織で形成されることになる位置を、前記集束超音波トランスデューサが該位置で焦点を結ぶようにすることで制御するステップを更に有する、請求項1に記載の方法。
  4. 超音波結合媒体を前記集束超音波トランスデューサと前記身体との間に入れるステップを更に有する、請求項1に記載の方法。
  5. 周囲の組織への影響を最小に抑えつつ前記マイクロバブルの形成を最適化するよう、作動中に前記集束超音波トランスデューサにより送信される波形に対する設定を選択するステップを更に有する、請求項1に記載の方法。
  6. 高出力アンプ及び信号生成器を組み合わせて前記集束超音波トランスデューサを用いるステップを更に有する、請求項1に記載の方法。
  7. 隣接する生体構造を特定するステップを更に有し、前記集束超音波トランスデューサが、前記生体構造間の複数のマイクロバブルの形成をもたらすよう作動され、前記マイクロバブルの形成後、かつ前記マイクロバブルが前記組織になお存在する時間期間内に前記隣接する生体構造間の境界の描写と共に前記組織の超音波画像が取得される、請求項1に記載の方法。
  8. マイクロバブルの形成が望まれる前記身体における所望の位置に焦点がほぼ配置されるまで前記集束超音波トランスデューサを移動させるステップと、該位置での前記マイクロバブルの形成をもたらすよう前記集束超音波トランスデューサを作動させるステップとを更に有する、請求項1に記載の方法。
  9. 前記身体における異なる位置で前記マイクロバブルの形成をもたらすよう、前記集束超音波トランスデューサの焦点を変更するステップを更に有する、請求項1に記載の方法。
  10. 対象物の超音波イメージングの間に生じる位相収差を訂正する際に使用するマイクロバブルを形成する装置の作動方法において、
    集束超音波トランスデューサにより生成される超音波が、画像化される前記対象物に向かうよう、前記集束超音波トランスデューサを前記対象物に対して方向付けるステップと、
    前記対象物内に配置される前記集束超音波トランスデューサの焦点で、及びイメージング手順における所望の時間で、前記対象物内に少なくとも1つのマイクロバブルの形成をもたらすよう、前記集束超音波トランスデューサを作動させるステップであって、前記少なくとも1つのマイクロバブルが、超音波により影響を及ぼされるときポイント状スキャッタを構成し、かつ位相収差訂正を可能にする、ステップと、
    前記マイクロバブルが位相収差訂正を可能にする効力をもはや持たないときを決定するため、各マイクロバブルを監視するステップと、
    前記イメージング手順の間、位相収差訂正を可能にする効力を持つ前記対象物内のマイクロバブルが連続的に存在するよう提供するべく、前記集束超音波トランスデューサの作動を制御し、及び前記マイクロバブルの形成を制御するステップとを有し、
    各マイクロバブルを吸収する前記組織の能力を監視するステップと、
    前記マイクロバブルを吸収する前記組織の能力に基づき、前記集束超音波トランスデューサの作動を制御し、及び前記マイクロバブルの形成を制御するステップとを更に有し、
    イメージング手順の間、前記組織に少なくとも1つのマイクロバブルが連続的に存在するよう、前記集束超音波トランスデューサの作動時間が決定される、方法。
  11. 身体組織の超音波イメージングのための装置であって、
    画像化される前記組織の周囲の位置へ超音波を集束させるよう構成される集束超音波トランスデューサと、
    複数のトランスデューサ要素を持つ超音波トランスデューサアレイと、前記トランスデューサ要素により生成される信号から前記組織の超音波画像を生成する機能を持つ、ビーム生成及び処理回路を含む処理及び制御ユニットと、前記ビーム生成及び処理回路により生成される前記超音波画像における位相収差を訂正する訂正フィルタとを含む超音波イメージングシステムとを有し、
    前記集束超音波トランスデューサが、前記組織においてマイクロバブルを形成するよう動作した後、前記超音波イメージングシステムが、前記マイクロバブルを伴う前記組織の超音波画像を生成し、かつ各マイクロバブルをポイント源として用いて前記超音波画像における位相収差の訂正を可能にし、
    前記超音波イメージングシステムが、前記マイクロバブルが位相収差訂正を可能にする効力をもはや持たないときを決定するため、各マイクロバブルを監視し、
    イメージング手順の間、位相収差訂正を可能にする効力を持つ前記マイクロバブルが連続的に存在するよう提供するべく、前記集束超音波トランスデューサの動作を制御し、及び前記マイクロバブルの形成を制御し、
    各マイクロバブルを吸収する前記組織の能力を監視し、
    前記マイクロバブルを吸収する前記組織の能力に基づき、前記集束超音波トランスデューサの動作を制御し、及び前記マイクロバブルの形成を制御し、
    イメージング手順の間、前記組織に少なくとも1つのマイクロバブルが連続的に存在するよう、前記集束超音波トランスデューサの動作時間が決定される、装置。
  12. 前記マイクロバブルを吸収する前記組織の能力が監視され、前記集束超音波トランスデューサは、前記組織が前記マイクロバブルを吸収する能力に基づき、該トランスデューサの動作時間及び前記マイクロバブルの形成時間を決定するよう制御される、請求項11に記載の装置。
  13. イメージング手順の間、前記組織に前記マイクロバブルが連続的に存在するよう、前記集束超音波トランスデューサの動作時間が決定される、請求項12に記載の装置。
  14. 前記集束超音波トランスデューサが適切な設定を持ち、前記集束超音波トランスデューサにより動作中に送信される波形が周囲の組織への影響を最小に抑えつつ、前記マイクロバブルの形成を最適化するよう、前記設定が選択される、請求項11に記載の装置。
  15. 前記集束超音波トランスデューサに結合される高出力アンプと信号生成器とを更に有する、請求項11に記載の装置。
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