JP5037189B2 - 中空ラックバーの製造方法及び製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車輪を有した走行体例えば自動車の操舵装置にステアリングラックバー等として用いられる中空ラックバーを製造する方法及び装置に関する。
従来、複数の拡径部を有した長い棒状の芯金を、上型と下型とがなす金型に保持されたパイプ材にその両端開口から交互に挿脱させることで、パイプ材の平坦な歯形加工部位に、金型の歯型に対応したラックを形成する方法及び装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−86243号公報(段落0023−0027、図4)
特許文献1に記載の技術では、パイプ材内に圧入される芯金により、パイプ材の歯形加工部位の肉を、前記パイプ材の内側から外側に塑性流動させて、金型の歯型に応じたラックを形成できる。こうした製造方法によれば、歯形加工部位が歯型に付着することは避けられないので、加工されたパイプ材を歯型から離して金型外に取出す必要がある。
しかし、特許文献1には金型の上型に付着したパイプ材を取外す技術について言及した記載がない。
ところで、各種のプレス装置において金型の上型に付着する成形品を離すために、金型にノックアウト装置を組み込む技術が知られている。
このノックアウト装置は、金型に設けられた複数のノックアウトバーと、これらのバーを上型の型面に対して突没させる油圧シリンダなどの駆動手段を備えて形成されている。こうしたノックアウト装置を中空クラックバー製造装置の金型の上型に組み込むことにより、上型に付着するパイプ材を上型から離す作業を自動化できる。
しかし、ノックアウト装置を金型に組み込むことは、金型の構造が複雑にならざるを得ず、それに伴い、金型のコストが高くなるとともに、金型のメンテナンスも面倒になる。
本発明の目的は、金型構造の複雑化を伴うことなく、ラックが成形された中空素材を金型の上型から離すことができるとともに、金型に中空素材を挿脱するセット機構の耐久性を向上できる中空ラックバーの製造方法及び装置を提供することにある。
本発明の中空ラックバーの製造方法は、下向きの歯型を有する上型及び下型を備えた金型に、前記歯型によりラックが形成される加工壁部を一端部に寄った部位に有した金属製中空素材を、この中空素材を把持して前記加工壁部が形成された部位を前記下型に挿脱するセット機構により、前記加工壁部に前記歯型を当てるとともに前記中空素材の他端側部位を前記金型の側方に突出させてセットした後、このセット状態を、前記金型を型締めして保持し;次に、前記中空素材内に圧入される芯金により、前記加工壁部の肉を前記中空素材の内側から外側に塑性流動させて前記歯型に応じたラックを形成し;この後、前記金型の型開き状態で前記金型から突出された前記中空素材の前記他端側部位に、前記金型から離れて外部に設けられた離型機構が有する離型部材を前記他端側部位の上方から当てて、前記ラックが形成された前記中空素材を押下げて前記上型から離し、前記上型から離された前記中空素材を前記セット機構により前記金型から取出すようにしている。
この発明及び以下の発明で、金型の歯型は、中空素材の加工壁部に複数のラック歯を並べてなるラックとしての形状を与えるもので、前記ラック歯は、中空素材の軸線が延びる方向に直交又は斜めに交差していても、或いは、円弧状又はL字状で、その中央部を前記軸線と交差させて設けられるラック歯であってもよい。
この発明及び以下の発明は、金型に保持された中空素材内に長い棒状の芯金を、中空素材の片側から通すことにより、又は両側から交互に通すことにより、中空素材の加工壁部の肉を塑性流動させてラックを形成する方法及び装置に適用できる。その他、実施形態で説明するもの以外にも、中空素材の加工壁部より短い芯金を、中空素材の両側から交互に挿入される芯金押棒で金型に保持された中空素材内に圧入することにより、中空素材の加工壁部の肉を塑性流動させてラックを形成する方法及び装置に適用できる。
又、本発明の中空ラックバーの製造装置は、下向きの歯型を有する上型及び下型を備えた金型であって、型締め状態で、前記歯型によりラックが形成される加工壁部を一端部に寄った部位に有した金属製中空素材を、この中空素材の他端側部位を前記金型の側方に突出させて保持する前記金型と;前記中空素材内に圧入されることにより前記歯型に接した前記加工壁部を前記中空素材の内側から外側に塑性流動させて前記歯型に応じたラックを形成させる複数の芯金と;前記金型の型開き状態で前記金型から突出された前記中空素材の前記他端側部位に上方から当たる離型部材を有して前記金型から離れて外部に設けられ、前記ラックが成形された前記中空素材を押下げて前記上型から離型させる離型機構と;前記金型の側面に接離する方向に移動可能であるとともに上下動可能なチャックを有して、型開きされた前記金型の側方から前記中空素材を把持して前記加工壁部が形成された部位を前記下型に挿脱するセット機構と;を具備している。
この発明で、離型部材は昇降されるものに限らず、型締めされた金型から突出された中空素材の他端側部位より上方の所定位置に昇降できないように配置することもできる。この場合、型開きによって上型が上昇を開始してから上昇完了位置に達するまでの間に、金型から突出されて上型に付着して移動される中空素材の他端側部位が固定の離型部材に下方から当たるように、離型部材を、上型が上昇完了位置に到達する位置よりも低い位置に配置すればよい。これにより、型開きの際の上型の上昇動作に伴って、相対的に中空素材の他端側部位を押下げる力を、上型に付着して移動される中空素材に与えて、上型から中空素材を下方に離すことができる。したがって、本発明で、「中空素材の他端側部位に上方から当たる離型部材」とは、離型部材が引下げられ或いは押下げられて中空素材の他端側部位に上方から当たる形態、及び型開きに伴い中空素材の他端側部位が上昇してこの上方に固定的に配置された離型部材が、相対的に上方から他端側部位に当たる形態を含んでいる。
本発明の好ましい形態では、前記離型機構が、前記離型部材を昇降させるとともにこの離型部材の下降により前記中空素材を前記上型から離す昇降手段を備えている。
本発明の好ましい形態では、前記セット機構を、前記離型部材を境に前記金型と反対側に設けるとともに、前記金型に挿脱される前記中空素材が通る通し部を前記離型部材に設けている。
本発明の好ましい形態では、前記セット機構を、前記離型部材を境に前記金型と反対側に設けるとともに、前記昇降手段によって、前記金型に挿脱される前記中空部材より上方の待機位置と前記他端側部位を押下げる離型位置にわたって前記離型部材が移動されるようにしている。
本発明の中空ラックバーの製造方法及び製造装置によれば、ラックが成形された中空素材を金型の上型から離す離型部材を金型の外部に設けたので、金型構造の複雑化を伴うことなく、ラックが成形された中空素材を型開きされた金型の上型から離すことができるとともに、その際の反力による負荷がセット機構に与えられないように前記反力を離型機構で受けるので、セット機構の耐久性を向上することができる
図1〜図8を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
図1(A)(B)中符号1は、自動車のパワーステアリング装置の中空ステアリングラック軸として使用される中空ラックバー(以下ラックバーと略称する。)を示している。このラックバー1は、後述する製造装置11で加工された半製品であって、次工程で必要な後加工が施される。
ラックバー1は、その中心軸線が延びる方向(以下軸方向と称する。)の両端は夫々開口している。ラックバー1の一端開口を符号2で示し、他端開口を符号3で示す。ラックバー1の一端開口2に近い部位の外面にラック4が形成されている。このラック4は複数のラック歯を並べて作られている。ラックバー1の軸方向に関してラック4から外れた部位1a,1bは円筒形断面をなしている。ラックバー1の軸方向に関してラック4が設けられた部位1cは、図1(B)に示すような非円筒形断面をなしている。
ラックバー1は、図2に示す金属製の中空素材例えば真直ぐな鋼管1Aを、図3〜図8に示す製造装置11で加工して製造される。鋼管1Aの軸方向両端は開口され、その一端開口はラックバー1の一端開口2と同じであり、鋼管1Aの他端開口はラックバー1の他端開口3と同じである。
鋼管1Aの一端部に寄った部位1Aaに予め加工壁部5が形成されている。加工壁部5の外面にラック4が形成される。加工壁部5は、鋼管1Aの一端開口2に近い管壁の一部を、平坦面となるように鋼管1Aの内側方向にプレス加工で押し潰して設けられる。
図3〜図8に示すように中空ラックバーの製造装置11は、金型13、芯金ホルダー21、複数の芯金25、第1の芯金押棒31、第2の芯金押棒35、離型機構41、及びセット機構51等を備えている。
金型13は、上型14と下型15とを備えているとともに、図示しない型締め機構を備えている。下型15は固定されていて、その上面を横切るセット溝15a(図6〜図8参照)を有している。型締め機構により上型14は下型15に対して上方から型締め及び型開きされる。
上型14は上型ベース14bに歯型14cを取外し可能に装着して形成されている。上型ベース14bはその下面を横切るセット溝14a(図6〜図8参照)を有している。セット溝14aの長手方向両端部間に、歯型14cの下端部が突出されている。この歯型14cの下端部に凹凸をなした下向きの歯部が形成されている。図3に示すように型締めされた状態で、セット溝14a,15aは互いに合わさって鋼管1Aを上下から挟持する。この場合、加工壁部5が設けられた鋼管1Aの一端部寄りの部位1Aaが上型14と下型15で挟持され、加工壁部5よりも長い鋼管1Aの他端側部位(この部位には前記部位1bが含まれているとともに、この他端側部位を突出部位1Abと称する。)の大部分が、金型13の側方に水平に突出されるようになっている。
芯金ホルダー21は、金型13の片側、例えば図3〜図8において金型13の左隣にのみ配置されている。芯金ホルダー21は複数の保持孔を有している。これらの保持孔はセット溝14a,15aが延びる方向に芯金ホルダー21を貫通していて、その内部に芯金25が個別に収容されている。芯金ホルダー21に支持された各芯金25は、金型13に対して第1の芯金押棒31が挿脱される側に位置されている。
芯金ホルダー21は図示しないホルダー駆動部により移動される。この駆動が行われるたびに、複数の保持孔の内の一つが順次選択されて互いに合わさったセット溝14a,15aがつくる孔の一端に対向される。そのため、芯金ホルダー21に支持された芯金25を順次鋼管1A内に出し入れすることが可能である。この実現のために本実施形態では、ホルダー駆動部で芯金ホルダー21を図3〜図8中上下方向(縦方向)に一定ピッチずつ移動させている。しかし、これに代えて、横方向(図3〜図8を描いた紙面の表裏方向)に移動させてもよい。或いは、芯金ホルダー21を回転可能に設けて、ホルダー駆動部で所定角度ずつ回転させることもできる。
各芯金25は金属で作られている。芯金25にはその硬度と耐摩耗性を鋼管1Aより高くするための処理が施されている。芯金25の長さは、加工壁部5の長さ、言い換えれば、歯型14cの歯部の長さの例えば半分以下と短い。
図示しないが芯金25はその長手方向に並んだ複数の凸部を上面に有している。これらの凸部はその頂部の両側にテーパ面を設けて形成されている。芯金ホルダー21に収容される各芯金25の凸部の高さはいずれも異なっている。加工時の芯金ホルダー21に対する芯金25の出し入れは、相対的に低い凸部を有した芯金25から順次なされる。
第1の芯金押棒31は、金属製であり、基軸部及び挿入軸部を有している。挿入軸部は鋼管1Aに挿脱される部位である。この第1の芯金押棒31は、例えばサーボモータを駆動源とする図示しない押棒駆動手段で押引きされる。それにより、第1の芯金押棒31の挿入軸部が金型13に保持された鋼管1Aに挿脱される。その際、挿入軸部はその先端が接する芯金25を伴って金型13に保持された鋼管1Aに挿入される。
図3にのみ代表して示す第2の芯金押棒35は、金属製であり、基軸部及び挿入軸部を有している。挿入軸部は金型13に保持された鋼管1Aに挿脱される部位である。この第2の芯金押棒35は、例えばエアーシリンダからなる図示しない押棒移動体により往復移動される。それにより、第1の芯金押棒31とは反対側から第2の芯金押棒35の挿入軸部が金型13に保持された鋼管1Aに出し入れされる。なお、第2の芯金押棒34が金型13から抜出されて所定の位置で待機した状態では、図3の状態と異なり、第2の芯金押棒34と金型13との間に、加工すべき鋼管1Aを金型13に挿脱することを可能とするスペースが確保されるようになっている。
図3〜図8中符号27は管状の押棒ガイドを示している。この押棒ガイド27によって第1の芯金押棒31の挿入軸部を芯金ホルダー21の保持孔に導くようにしてある。又、図3〜図8中符号28は芯金ホルダー21と金型13との間に配置された芯金ガイドを示している。この芯金ガイド28の孔を通して芯金25及び第1の芯金押棒31の挿入軸部が金型13に保持された鋼管1Aに挿脱される。芯金ガイド28の孔には、第2の芯金押棒35の挿入軸部も挿通可能である。
離型機構41は、ラック4が成形された鋼管1Aを上型14の歯型14cから離すためのものであって、金型13の外部に設けられている。図3〜図8に示すように離型機構41は、離型部材42及び昇降手段43を備えている。
離型部材42は、金型13の近傍で、かつ、この金型13に対して第2の芯金押棒35が挿脱される側、言い換えれば、金型13から鋼管1Aが突出される側に昇降可能に配設されている。この離型部材42は通し部42aを有している。通し部42aは、互いに合わさったセット溝14a,15aがつくる金型13の孔よりも大径な円形の孔で形成されている。通し部42aより小径な鋼管1Aは、通し部42aに遊びを持って通される。なお、通し部42aの孔形状は円形には限らないとともに、側面形状がC字状をなすように切れ目を有した孔形状であっても良い。
昇降手段43は、離型部材42を昇降させるものである。昇降手段43の駆動源にはサーボモータを好適に用いることができる。この昇降手段43によって離型部材42が下降されたときに、上型14の歯型14cから鋼管1Aが下方に離されるようになっている。
セット機構51は、型開きされた金型13の側方から鋼管1Aを把持して加工壁部5が形成された部位1Aaを金型13に挿脱するもので、離型部材42を境に金型13と反対側に設けられている。このセット機構51は、先端にチャック52を有したセット部材53及び駆動部54を備えている。チャック52は鋼管1Aを着脱可能に把持する。セット部材53を移動させる駆動部54はその駆動源にサーボモータを用いている。この駆動部54の動作によって、チャック52が金型13に対して接離する方向及び上下方向に移動される。
前記のように構成された中空ラックバーの製造装置11で鋼管1Aにラック4を形成する手順を以下説明する。
金型13が型開きされた状態は図8等に示されている。この状態では、上型14が下型15の上方に所定距離だけ離れて配置されている。これとともに、離型機構41の離型部材42が昇降手段43により待機位置に配置され、セット機構51のチャック52が駆動部54により待機位置に配置されている。
この場合、金型13の外部に配置された離型部材42は最も下降した状態に保持されており、その通し部42aの中央部が、下型15のセット溝15aの一端に対向している。なお、図8は、説明の都合上、ラック4が加工されたラックバー1をなした鋼管1Aをチャック52で把持した状態を示しているが、製造開始の段階では鋼管1Aはセット機構51に保持されていない。
次に、セット機構51の駆動部54が動作されて、加工壁部5が形成された鋼管1Aを把持した後に、この鋼管1Aを金型13内に挿入する。この場合、まず、鋼管1Aの軸方向中間部が、加工壁部5を上向きにしてチャック52に把持される。そして、この把持状態のまま駆動部54の動作によって、加工壁部5を有した鋼管1Aの一端部に寄った部位1Aaが金型13の一方の側面13aに向けられるとともに、この部位1Aaが通し部42aの中央部に対向するように配置される。更に、駆動部54の動作によりチャック52を金型13の側面13aに接近するように所定距離移動される。それにより、鋼管1Aの部位1Aaが通し部42aを遊挿して下型15のセット溝15a内にセットされる。
この状態では、鋼管1Aの一端開口2が、芯金ガイド28に至近距離で対向されて、金型13内に加工壁部5の全体が収められるとともに、鋼管1Aの突出部位1Abが金型13の側面13aより突出される。以上のように金型13に鋼管1Aの一端部に寄った部位1Aaが挿入された状態は図7と同様である。なお、図7では説明の都合上、ラック4が加工されたラックバー1を描いてあるが、このセット段階では、鋼管1Aにラック4は加工されていない。
この後、金型13が型締めされる。それにより、図3に示すように加工壁部5の両側の部位1a,1bが上下方向から夫々上型14と下型15とで挟持されるとともに、加工壁部5の外面に歯型14cが上方から当接される。
こうしたセット作業の前又は後に、芯金ホルダー21を動作させて、それに収容された複数の芯金25の内の一つを、芯金ガイド28の通孔に対向した状態に保持する。
次に、図示しない押棒移動体により第2の芯金押棒35を金型13に向けて移動させる。それにより、第2の芯金押棒35が鋼管1Aの他端開口3を通って鋼管1A内に挿入され、この第2の芯金押棒35の先端が鋼管1Aの一端開口2及び芯金ガイド28の通孔に挿通される。このため、通孔に対向している芯金ホルダー21内の芯金25がその軸方向両端から第1の芯金押棒31と第2の芯金押棒35とで挟持される。
以上のように芯金25を迎えに行くように鋼管1Aに通される第2の芯金押棒35の挿入軸部は、前記の工程でも以降説明する他の工程でも加工壁部5の内面に接することがない。仮に接触することがであっても極めて軽微である。したがって、第2の芯金押棒35の押棒移動体には、加工壁部5を変形させるような大きな駆動力を要しない。
この状態で、第1の芯金押棒31と一体に移動される第1の連結部材(図示しない)と、第2の芯金押棒35と一体に移動される第2の連結部材(図示しない)が、図示しない連結手段により連結される。このため、芯金25の両端に第1の芯金押棒31と第2の芯金押棒35とが当たって芯金25が挟持された状態が維持される。
次に、図示しない押棒駆動手段を動作させることにより、第1の芯金押棒31を、一往復させて金型13に保持された鋼管1Aの一端部に寄った部位1Aaに挿脱させて、芯金25を芯金ホルダー21に戻す。
詳しくは、第1の芯金押棒31は、芯金ホルダー21及び芯金ガイド28を通って、金型13に保持された鋼管1A内に一端開口2から所定の挿入深さに達するまで挿入された後に、引き戻される。この時、第2の芯金押棒35は第1の芯金押棒31に連動して移動される。
この第1の芯金押棒31の金型13内への挿入と同期して第2の芯金押棒35が後退されることに伴い、芯金25は、第1の芯金押棒31と第2の芯金押棒35とで挟持された状態のままで、第1の芯金押棒31により押圧されて鋼管1A内に圧入される。この圧入により、芯金25が、鋼管1Aの加工壁部5の肉を、鋼管1Aの内側から外側の歯型14cに向けて押込むように塑性流動させる。
次に、第1の芯金押棒31が引き戻されるのと同期して、第2の芯金押棒35が芯金ホルダー21に向けて移動されることに伴い、芯金25は、第1の芯金押棒31と第2の芯金押棒35とで挟持された状態のまま、第2の芯金押棒35により押圧されて鋼管1Aの一端開口2及び芯金ガイド28を通って芯金ホルダー21に内に押し戻される。この場合にも、芯金25が、鋼管1Aの加工壁部5の肉を、鋼管1Aの内側から外側の歯型14cに向けて押込むように塑性流動させる。
この後、芯金ホルダー21を動かして、次に断面積が大きい芯金25及びこれが収容された保持孔を芯金ガイド28の通孔を通して鋼管1Aの一端開口2に対向させる。この場合、一旦、第1,第2の連結部材の連結を解除して、芯金25の挟持状態を解除すると良い。それにより、第1,第2の連結部材に妨げられることなく、芯金ホルダー21を無理なく動かして、次に使用する芯金25を選択させることができる。
この状態で、再び第1の芯金押棒31と第2の芯金押棒35で、次に使用する芯金25を挟持した状態とした後に、再び押棒駆動手段を動作させて、既述のように互いに連動する第1の芯金押棒31と第2の芯金押棒35で次に使用する芯金25を一往復させる。こうした手順を順次繰り返すことによって、金型13の歯型14cに対応したラック4を有した鋼管1A、つまり、ラックバー1を製造する。
次に、ラックバー1を以下のようにして金型13から取出す。まず、最後に使用した芯金25が芯金ホルダー21に戻された後に、第2の芯金押棒35をラックバー1から抜出してから、金型13を開く。
金型13が開き始めた状態を図4に示す。この状態では、上型14の歯型14cにラック4が付着したままラックバー1が上型14とともに上昇を始める。この場合、金型13の型開きに同期してセット機構51の駆動部54が動作されて、ラックバー1を把持したチャック52が上昇される。これとともに、金型13の型開きに同期して離型機構41の昇降手段43が動作されて、離型部材42が上昇される。
金型13の型開きが完了すると、離型機構41及びセット機構51は、一旦、停止状態に保持される。この状態では、図5に示すように上昇位置に配置された離型部材42の上端部からなる押圧部位42bが、金型13に対するラックバー1の突出部位1Abに上方から軽微に接しているか、若しくは若干離れて位置している。
この後、離型機構41及びセット機構51が同期して動作されて、離型部材42とともにチャック52が下降される。これにより、引き下げられる離型部材42の押圧部位42bが、突出部位1Abを上方から下方に押圧するので、ラックバー1の一端部に寄った部位1Aaが歯型14cから離される。こうしたラックバー1の離型状態を図6に示す。
引き続いて、離型部材42が図7に示すように最も下降した位置まで離型機構41により引き下げられる。これにより、離型部材42の通し部42aの中央部と下型15のセット溝15aの一端とが対向する。同時に、図7に示すように下型15のセット溝15a内にラックバー1の一端部に寄った部位1Aaが配置される位置まで、ラックバー1を把持したチャック52がセット機構51により下降される。
最後に、ラックバー1を把持したチャック52が、図8に示すようにセット機構51の駆動部54により金型13の側面13aから遠ざかる方向に移動される。それにより、ラックバー1が、離型部材42の通し部42aを通って、金型13から引出されて、ラックバー1の取出し作業が完了する。この後には、再び既述の動作が繰り返される。
以上の手順でラックバー1を製造する製造装置11は、金型13からラックバーをなす鋼管1Aが突出されていることに着目して、金型13の外部に、金型13が備えた上型14の歯型14cからラックバー1を離す離型機構41を配置したので、金型13の構成が複雑となることがない。それにより、金型13のコストを低減できるとともに、金型13のメンテナンスも容易である。
しかも、離型機構41の離型部材42を下降させることで、その押圧部位42bをラックバー1の突出部位1Abに上方から押当てて、この押圧部位42bでラックバー1に強制的に押下げるようになっている。そのため、歯型14cに対するラック4の型離れの信頼性が高い。
更に、歯型14cからラック4を離す際の反力を離型部材42で受けるので、前記反力がセット機構51に波及することを抑制できる。これにより、チャック52を下降させることで離型をする場合に比較して、離型の都度、離型に伴う負荷がセット機構51に与えられないようにできるので、セット機構51の耐久性を向上できる。なお、離型部材42は、鋼管1Aを取外し可能に把持する複雑な構造の部品ではなく、プレート状の単純な部品であるので、それが損傷した際には、容易でかつ低コストで交換することが可能である。
又、製造装置11は、セット機構51を有しているので、金型13への鋼管1Aの挿入、及びラック形成後のラックバー1の金型13からの取出しを自動化できる。こうした条件の上で、チャック52と金型13との間に離型部材42が配置されているにも拘わらず、この離型部材42が鋼管1Aより大径な通し部42aを有しているので、金型13に対する鋼管1Aの挿入とラックバー1の取出しを、離型部材42に妨げられることなく実現できる。
なお、本実施形態の製造装置11では、第1の芯金押棒31と第2の芯金押棒35を移動させて、芯金25を鋼管1Aに圧入して往復移動させる押棒駆動手段を、共用したので、第1の芯金押棒31及び第2の芯金押棒35毎に押棒駆動手段を要しない。この押棒駆動手段は金型13の片側にだけ配置されるので、製造装置11の構成を簡単にできる。しかも、第1の芯金押棒31と第2の芯金押棒35とを連動させて芯金25を移動させるので、第1の芯金押棒31と第2の芯金押棒35の動作タイミングが狂う恐れもない。
図9は本発明の第2実施形態を示している。第2実施形態は以下説明する事項以外は、図9に示されない構成を含めて第1実施形態と同じである。第1実施形態と同じ構成については、第1実施形態と同じ符号を付して説明を省略する。
第2実施形態では、金型13の外部に昇降可能に配置された離型部材42が、図9中実線に示した待機位置と二点鎖線で示した離型位置にわたって昇降手段43により移動されるように設けられている。ここに、待機位置とは、チャック52により金型13に出し入れされる鋼管1Aの移動軌跡より上方の位置を指している。本実施形態の場合、型開きの際に離型部材42を連動して上昇させる必要がないように、金型13が型開きされた状態で、その上型14に付着して持ち上げられた鋼管1Aの突出部位1Abに上方から軽微に接するか、更にそれよりも上方に、前記待機位置を設定してある。離型位置とは、離型部材42が前記移動軌跡に交差する位置を指している。第2実施形態は、以上説明した事項以外は第1実施形態と同じである。
この第2実施形態で、上型14の歯型14cに付着された鋼管1Aを型離れさせる際には、金型13が型開きを完了した状態で、離型機構41の昇降手段43を動作させて離型部材42を下降させればよい。それにより、離型部材42が待機位置から離型に移動されるに伴い、離型部材42の下端部からなる押圧部位42bが、鋼管1Aの突出部位1Abを上方から強制的に押下げて、高い信頼性をもって歯型14cからラック4を離すことができる。この点以外の作用は第1実施形態と同じである。したがって、第2実施形態でも、第1実施形態で既に説明した理由によって、本発明の課題を解決できる。
加えて、第2実施形態は以下の利点がある。型開き動作に離型部材42を連動させて上昇する必要がないので、離型部材42を昇降させる制御が簡単になる。更に、待機位置で離型部材42は、金型13にその側方から挿脱される鋼管1Aと干渉することがない高さに保持されているので、この干渉を避けるための通し部を離型部材42に要する必要がない。よって、離型部材42の構成及び加工が簡単であるという利点がある。
(A)は本発明の製造方法を実施する製造装置により製造された中空ラックバーを示す断面図。(B)は図1(A)中F1B−F1B線に沿って示す中空ラックバーの断面図。 中空ラックバーとして製造される前の鋼管を示す断面図。 本発明の製造方法を実施する製造装置の一例を型締め状態で示す断面図。 本発明の製造方法を実施する製造装置の一例を型開きが開始された状態で示す断面図。 本発明の製造方法を実施する製造装置の一例を型開きが完了された状態で示す断面図。 本発明の製造方法を実施する製造装置の一例を離型開始状態で示す断面図。 本発明の製造方法を実施する製造装置の一例を離型完了状態で示す断面図。 本発明の製造方法を実施する製造装置の一例を、ラックバーを金型から抜出した状態で示す断面図。 本発明の製造方法を実施する他の例に係る製造装置を型締め状態で示す断面図。
符号の説明
1…中空ラックバー
1A…鋼管(中空素材)
1Ab…鋼管(中空素材)の突出部位(他端側部位)
4…中空ラックバーのラック
5…中空素材の加工壁部
11…製造装置
13…金型
13a…金型の側面
14…上型
14c…歯型
15…下型
25…芯金
31…第1の芯金押棒
35…第2の芯金押棒
41…離型機構
42…離型部材
42a…離型部材の通し部
42b…離型部材の押圧部位
43…昇降手段
51…セット機構
52…チャック
53…セット部材
54…駆動部

Claims (5)

  1. 下向きの歯型を有する上型及び下型を備えた金型に、前記歯型によりラックが形成される加工壁部を一端部に寄った部位に有した金属製中空素材を、この中空素材を把持して前記加工壁部が形成された部位を前記下型に挿脱するセット機構により、前記加工壁部に前記歯型を当てるとともに前記中空素材の他端側部位を前記金型の側方に突出させてセットした後、このセット状態を、前記金型を型締めして保持し;
    次に、前記中空素材内に圧入される芯金により、前記加工壁部の肉を前記中空素材の内側から外側に塑性流動させて前記歯型に応じたラックを形成し;
    この後、前記金型の型開き状態で前記金型から突出された前記中空素材の前記他端側部位に、前記金型から離れて外部に設けられた離型機構が有する離型部材を前記他端側部位の上方から当てて、前記ラックが形成された前記中空素材を押下げて前記上型から離し、
    前記上型から離された前記中空素材を前記セット機構により前記金型から取出す中空ラックバーの製造方法。
  2. 下向きの歯型を有する上型及び下型を備えた金型であって、型締め状態で、前記歯型によりラックが形成される加工壁部を一端部に寄った部位に有した金属製中空素材を、この中空素材の他端側部位を前記金型の側方に突出させて保持する前記金型と;
    前記中空素材内に圧入されることにより前記歯型に接した前記加工壁部を前記中空素材の内側から外側に塑性流動させて前記歯型に応じたラックを形成させる複数の芯金と;
    前記金型の型開き状態で前記金型から突出された前記中空素材の前記他端側部位に上方から当たる離型部材を有して前記金型から離れて外部に設けられ、前記ラックが成形された前記中空素材を押下げて前記上型から離型させる離型機構と;
    前記金型の側面に接離する方向に移動可能であるとともに上下動可能なチャックを有して、型開きされた前記金型の側方から前記中空素材を把持して前記加工壁部が形成された部位を前記下型に挿脱するセット機構と;
    を具備する中空ラックバーの製造装置。
  3. 前記離型機構が、前記離型部材を昇降させるとともにこの離型部材の下降により前記中空素材を前記上型から離す昇降手段を備えた請求項2に記載の中空ラックバーの製造装置。
  4. 前記セット機構を、前記離型部材を境に前記金型と反対側に設けるとともに、前記金型に挿脱される前記中空素材が通る通し部を前記離型部材に設けた請求項2又は3に記載の中空ラックバーの製造装置。
  5. 前記セット機構を、前記離型部材を境に前記金型と反対側に設けるとともに、前記昇降手段によって、前記金型に挿脱される前記中空部材より上方の待機位置と前記他端側部位を押下げる離型位置にわたって前記離型部材が移動されるようにした請求項3に記載の中空ラックバーの製造装置。
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