JP5037159B2 - 半導体チップおよびその製造方法ならびに半導体ウエハ - Google Patents

半導体チップおよびその製造方法ならびに半導体ウエハ Download PDF

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本発明は、半導体チップおよびその製造方法ならびに半導体ウエハに関する。
ICチップなどの半導体チップの製造工程では、その基体をなす半導体基板がウエハの状態で、半導体基板(半導体ウエハ)に機能素子が作り込まれた後、半導体基板上に、層間膜や配線層が積層される。最上の配線層を被覆する層間膜には、その最上の配線層に形成されている配線の一部を内部パッドとして露出させる開口が形成される。その後、内部パッド上に、銅(Cu)からなる電極が形成される。さらに、最表面が表面保護膜により覆われ、この表面保護膜に、電極の頂面を露出させる開口が形成される。次いで、その露出する電極の頂面を覆うように、アルミニウム(Al)からなる外部パッドが形成される。そして、この半導体基板を基体とする構造体が格子状のダイシングラインに沿って切断(ダイシング)されることにより、半導体チップの個片が得られる。
ダイシングライン上に、半導体チップに形成される回路(以下「チップ回路」という。)と同じ回路が検査用回路として形成されることがある。この場合、表面保護膜上には、ダイシングライン(ダイシングにより切り落とされる領域)を跨いで、検査用外部パッドが設けられる。検査用外部パッドの下方には、検査用回路と電気的に接続される検査用内部パッドが検査用外部パッドと対向して配置され、この検査用内部パッドと検査用外部パッドとの間には、半導体チップの電極と同じ工程で形成される接続部が設けられる。ダイシング前に検査用外部パッドから検査用回路に信号を入力し、検査用回路が正常に動作すれば、ウエハ状態の半導体基板上のすべてのチップ回路が正常に動作すると推定することができる。
特開平10−173015号公報
低抵抗化のために電極の厚さを増大させると、これに伴って、電極と同じ工程で形成される接続部の厚さが増大する。ダイシングライン上に厚い接続部が存在していると、ダイシングに使用されるダイシングソーの歯間に接続部の材料である金属(銅)が詰まり、この目づまりに起因するダイシング不良を生じるおそれがある。
そこで、本発明の目的は、接続部の材料である金属によるダイシングソーの目づまりの発生を防止することができる、半導体チップおよびその製造方法ならびに半導体ウエハを提供することである。
前記の目的を達成するための請求項1記載の発明は、半導体基板と、前記半導体基板の周縁部上に設けられ、前記半導体基板の側面と面一をなす端面を有する検査用配線と、前記半導体基板上に積層されて、前記検査用配線を被覆し、前記半導体基板の側面と面一をなす側面を有する絶縁膜と、前記絶縁膜上に設けられ、前記半導体基板の側面と面一をなす端面を有する検査用外部パッドと、金属からなり、前記検査用配線と前記検査用外部パッドとの間に設けられ、前記検査用配線と前記検査用外部パッドとを電気的に接続する接続部とを備え、前記接続部は、前記絶縁膜の側面に対して間隔を空けた位置に形成されている、半導体チップである。
この構成では、半導体基板の周縁部上に、検査用配線および検査用外部パッドが設けられている。そして、検査用配線と検査用外部パッドとを接続する接続部は、検査用配線と検査用外部パッドとの間に介在される絶縁膜の側面に対して間隔を空けた位置に形成されている。
ウエハの状態(ダイシング前の状態)で、半導体基板、検査用配線、絶縁膜および検査用外部パッドの各側面(端面)は、半導体チップの個片に切り分けるためのダイシングラインに沿っている。したがって、絶縁膜の側面との間に間隔を有する接続部は、ウエハの状態で、ダイシングラインに対して間隔を空けた位置に配置されている。そのため、ダイシング時に、ダイシングソーが接続部に接触しない。その結果、接続部の材料である金属によるダイシングソーの目づまりを防止することができ、この目づまりに起因するダイシング不良の発生を防止することができる。
なお、請求項1記載の発明に係る前記半導体チップは、請求項3記載の製造方法により得ることができる。すなわち、請求項1記載の発明に係る前記半導体チップは、ウエハ状態の半導体基板上に、検査用配線を、予め設定されたダイシングラインに跨るように形成する配線形成工程と、前記半導体基板上に、第1絶縁膜を、前記検査用配線を覆うように形成する第1絶縁膜形成工程と、前記第1絶縁膜形成工程後または前記第1絶縁膜形成工程中に、前記検査用配線を部分的に露出させるための第1開口を、前記ダイシングラインに対して間隔を空けた位置に形成する第1開口形成工程と、前記検査用配線における前記第1開口に臨む部分上に、金属からなる接続部を形成する接続部形成工程と、前記第1絶縁膜上に、第2絶縁膜を、前記接続部を覆うように形成する第2絶縁膜形成工程と、前記第2絶縁膜形成工程後または前記第絶縁膜形成工程中に、前記接続部の頂面を部分的に露出させるための第2開口を形成する第2開口形成工程と、前記第2絶縁膜上に、前記第2開口を介して前記接続部の頂面に接続される検査用外部パッドを、前記ダイシングラインに跨るように形成する検査用外部パッド形成工程と、前記検査用外部パッド形成工程後、前記半導体基板を基体とする構造体を前記ダイシングラインに沿って切断し、複数の半導体チップの個片に切り分けるダイシング工程とを含む、半導体チップの製造方法により得ることができる。そして、この製造方法によれば、接続部の材料である金属によるダイシングソーの目づまりを防止することができ、この目づまりに起因するダイシング不良の発生を防止することができる。
また、請求項1記載の発明に係る前記半導体チップは、請求項5記載の半導体ウエハをダイシングラインに沿って切断し、複数の半導体チップの個片に切り分けることにより得ることができる。すなわち、請求項1記載の発明に係る前記半導体チップの製造に用いられる半導体ウエハは、基体をなす半導体基板と、前記半導体基板上に設けられ、前記半導体チップ間に設定されるダイシングラインに跨る検査用配線と、前記半導体基板上に積層されて、前記検査用配線を被覆する絶縁膜と、前記絶縁膜上に設けられ、前記ダイシングラインに跨る検査用外部パッドと、金属からなり、前記検査用配線と前記検査用外部パッドとの間に設けられ、前記検査用配線と前記検査用外部パッドとを電気的に接続する接続部とを備え、前記接続部は、前記ダイシングラインに対して間隔を空けた位置に形成されている。そして、この半導体ウエハを用いることにより、接続部の材料である金属によるダイシングソーの目づまりを防止することができ、この目づまりに起因するダイシング不良の発生を防止することができる。
また、請求項2記載の発明は、半導体基板と、前記半導体基板の周縁部上に設けられ、前記半導体基板の側面と面一をなす端面を有する検査用配線と、前記半導体基板上に積層されて、前記検査用配線を被覆し、前記半導体基板の側面と面一をなす側面を有する絶縁膜と、前記絶縁膜上に設けられ、前記半導体基板の側面と面一をなす端面を有する検査用外部パッドと、金属からなり、前記検査用配線と前記検査用外部パッドとの間に設けられ、前記検査用配線と前記検査用外部パッドとを電気的に接続する接続部とを備え、前記接続部は、前記絶縁膜の側面において露出しており、平面視において、前記絶縁膜の当該側面に沿う方向の長さが当該側面と直交する方向の長さよりも短く形成されている、半導体チップである。
この構成では、半導体基板の周縁部上に、検査用配線および検査用外部パッドが設けられている。そして、検査用配線と検査用外部パッドとを接続する接続部は、検査用配線と検査用外部パッドとの間に介在される絶縁膜の側面において露出し、平面視で、絶縁膜の当該側面に沿う方向の長さが当該側面と直交する方向の長さよりも短く形成されている。
ウエハの状態(ダイシング前の状態)で、半導体基板、検査用配線、絶縁膜および検査用外部パッドの各側面(端面)は、半導体チップの個片に切り分けるためのダイシングラインに沿っている。したがって、絶縁膜の側面において露出する接続部は、ウエハの状態で、ダイシングラインと交差しているが、その交差する部分のダイシングラインに沿う方向の長さがダイシングラインと直交する方向の長さよりも短い。そのため、ダイシング時における接続部に対するダイシングソーの接触面積が小さい。よって、接続部の材料である金属によるダイシングソーの目づまりを防止することができ、この目づまりに起因するダイシング不良の発生を防止することができる。
なお、請求項2記載の発明に係る前記半導体チップは、請求項4記載の製造方法により得ることができる。すなわち、請求項2記載の発明に係る前記半導体チップは、ウエハ状態の半導体基板上に、検査用配線を、予め設定されたダイシングラインに跨るように形成する配線形成工程と、前記半導体基板上に、第1絶縁膜を、前記検査用配線を覆うように形成する第1絶縁膜形成工程と、前記第1絶縁膜形成工程後または前記第1絶縁膜形成工程中に、前記ダイシングラインに跨り、平面視で当該ダイシングラインに沿う方向の長さが当該ダイシングラインと直交する方向の長さよりも短く、かつ前記ダイシングライン外の領域の当該ダイシングラインに沿う方向の長さが当該ダイシングラインと直交する方向の長さよりも短く、前記検査用配線を部分的に露出させるための第1開口を形成する第1開口形成工程と、前記検査用配線における前記第1開口に臨む部分上に、金属からなる接続部を形成する接続部形成工程と、前記第1絶縁膜上に、第2絶縁膜を、前記接続部を覆うように形成する第2絶縁膜形成工程と、前記第2絶縁膜形成工程後または前記第絶縁膜形成工程中に、前記接続部の頂面を部分的に露出させるための第2開口を形成する第2開口形成工程と、前記第2絶縁膜上に、前記第2開口を介して前記接続部の頂面に接続される検査用外部パッドを、前記ダイシングラインに跨るように形成する検査用外部パッド形成工程と、前記検査用外部パッド形成工程後、前記半導体基板を基体とする構造体を前記ダイシングラインに沿って切断し、複数の半導体チップの個片に切り分けるダイシング工程とを含む、半導体チップの製造方法により得ることができる。そして、この製造方法によれば、接続部の材料である金属によるダイシングソーの目づまりを防止することができ、この目づまりに起因するダイシング不良の発生を防止することができる。
また、請求項2記載の発明に係る前記半導体チップは、請求項6記載の半導体ウエハをダイシングラインに沿って切断し、複数の半導体チップの個片に切り分けることにより得ることができる。すなわち、請求項2記載の発明に係る前記半導体チップの製造に用いられる半導体ウエハは、基体をなす半導体基板と、前記半導体基板上に設けられ、前記半導体チップ間に設定されるダイシングラインに跨る検査用配線と、前記半導体基板上に積層されて、前記検査用配線を被覆する絶縁膜と、前記絶縁膜上に設けられ、前記ダイシングラインに跨る検査用外部パッドと、金属からなり、前記検査用配線と前記検査用外部パッドとの間に設けられ、前記検査用配線と前記検査用外部パッドとを電気的に接続する接続部とを備え、前記接続部は、前記ダイシングラインに跨り、平面視において、当該ダイシングラインに沿う方向の長さが当該ダイシングラインと直交する方向の長さよりも短く、かつ前記ダイシングライン外の領域の当該ダイシングラインに沿う方向の長さが当該ダイシングラインと直交する方向の長さよりも短く形成されている。そして、この半導体ウエハを用いることにより、接続部の材料である金属によるダイシングソーの目づまりを防止することができ、この目づまりに起因するダイシング不良の発生を防止することができる。
以下では、本発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る半導体ウエハの模式的な平面図である。また、図2は、図1に示す半導体ウエハを切断線A−Aで切断したときの断面図である。
この半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」という。)1は、格子状に設定されたダイシングラインDに沿って切断されることにより、複数の矩形状の半導体チップ2の個片に切り分けられる。すなわち、ウエハ1には、各半導体チップ2の間を一直線に伸びるダイシングセンタラインLが設定されている。そして、ダイシングセンタラインLを中心線とする一定幅(たとえば、40μm)の領域がダイシングラインDであり、このダイシングラインDが切り落とされることにより、ウエハ1は、複数の矩形状の半導体チップ2の個片に切り分けられる。
ウエハ1は、図2に示すように、その基体をなす半導体基板3を備えている。各半導体チップ2に対応する領域において、半導体基板3の表層部には、機能素子(図示せず)が作り込まれている。また、各半導体チップ2に対応する領域において、半導体基板3上には、機能素子と電気的に接続された配線4が形成されている。これにより、各半導体チップ2は、機能素子を含む回路(チップ回路)を有している。
一方、ダイシングラインD上には、各半導体チップ2に形成されているチップ回路と同じ回路が検査用回路として形成されている。すなわち、ダイシングラインDにおいて、半導体基板3の表層部には、検査用回路を構成する素子(検査用素子)が形成されている。また、半導体基板3上には、その検査用素子と電気的に接続された検査用配線5がダイシングラインDを跨いで形成されている。この検査用配線5は、半導体チップ2に形成されている機能素子および配線4から絶縁されている。
また、半導体基板3上には、層間絶縁膜6が積層されている。層間絶縁膜6は、配線4および検査用配線5を埋め尽くすような厚さに形成されている。この層間絶縁膜6には、各半導体チップ2の周縁部において、配線4を平面視矩形状の内部パッド7として露出させるための開口8が形成されている。また、層間絶縁膜6には、ダイシングラインDに対してその両側にそれぞれ間隔(この実施形態では、等間隔)を空けた位置に、検査用配線5を部分的に露出させるための開口9が形成されている。
内部パッド7上には、銅からなる電極10が形成されている。この電極10は、たとえば、内部パッド7の表面からの高さが10μm以上の四角柱状に形成されている。
検査用配線5における各開口9から露出する(各開口9に臨む)部分上には、銅からなる接続部11が形成されている。この接続部11は、電極10とほぼ同じ高さを有し、図1に示すように、平面視でダイシングラインDに沿う方向に長い矩形状に形成されている。
層間絶縁膜6上には、図2に示すように、絶縁性を有する表面保護膜12が積層されている。表面保護膜12は、電極10および接続部11を埋め尽くすような厚さに形成されている。この表面保護膜12には、電極10の頂面を露出させるための開口13が形成されている。また、表面保護膜12には、各接続部11の頂面を露出させるための開口14が形成されている。
表面保護膜12上には、電極10の頂面における開口13に臨む部分を保護するための外部パッド15が配置されている。この外部パッド15は、平面視矩形状に形成され、電極10の頂面における開口13に臨む部分を被覆し、表面保護膜12の表面における開口13の周囲を被覆している。外部パッド15は、耐酸化性を有する金属、たとえば、アルミニウムからなる。
また、表面保護膜12上には、ダイシングラインDの両側に配置される接続部11を電気的に接続する検査用外部パッド16が配置されている。この検査用外部パッド16は、ダイシングラインDの両側に配置される開口14に跨って設けられることにより、ダイシングラインDを跨いでいる。そして、検査用外部パッド16は、平面視矩形状に形成され、各接続部11の頂面における開口14に臨む部分を被覆し、表面保護膜12の表面における各開口14の周囲を被覆している。検査用外部パッド16は、耐酸化性を有する金属、好ましくは、外部パッド15と同じ金属、たとえば、アルミニウムからなる。
なお、電極10および接続部11が金(Au)などの耐酸化性金属からなる場合には、外部パッド15および検査用外部パッド16が省略されてもよい。
図3(a)〜(f)は、半導体チップ2の製造方法を工程順に示す模式的な断面図である。
まず、図3(a)に示すように、機能素子(図示せず)が表層部に作り込まれた半導体基板3上に、配線4および検査用配線5のパターンが形成される。
次に、図3(b)に示すように、半導体基板3上に、開口8,9を有する層間絶縁膜6が形成される。具体的には、半導体基板3の全域上に、たとえば、CVD(Chemical Vapor Deposition)法により、層間絶縁膜6の材料(たとえば、酸化シリコンまたは窒化シリコン)からなる堆積層が配線4および検査用配線5を埋め尽くす厚さに形成される。その後、堆積層上に、開口8,9に対応するマスク開口を有するレジストパターンが形成され、このレジストパターンをマスクとして堆積層がエッチングされることにより、層間絶縁膜6が形成される。レジストパターンは、堆積層のエッチング後に除去される。また、半導体基板3の全域上に、感光性ポリイミドなどの有機材料が塗布されることにより、配線4および検査用配線5を埋め尽くす厚さの有機膜が形成され、その有機膜が選択的に除去されることにより、層間絶縁膜6が形成されてもよい。
その後、たとえば、めっき法により、図3(c)に示すように、電極10および接続部11が並行して(同時に)形成される。
次いで、図3(d)に示すように、層間絶縁膜6上に、開口13,14を有する表面保護膜12が形成される。この表面保護膜12は、層間絶縁膜6の形成方法と同様の方法により形成することができる。具体的には、層間絶縁膜6の全域上に、たとえば、CVD法により、表面保護膜12の材料(たとえば、酸化シリコンまたは窒化シリコン)からなる堆積層が電極10および接続部11を埋め尽くす厚さに形成される。その後、堆積層上に、開口13,14に対応するマスク開口を有するレジストパターンが形成され、このレジストパターンをマスクとして堆積層がエッチングされることにより、表面保護膜12が形成される。レジストパターンは、堆積層のエッチング後に除去される。また、層間絶縁膜6の全域上に、感光性ポリイミドなどの有機材料が塗布されることにより、電極10および接続部11を埋め尽くす厚さの有機膜が形成され、その有機膜が選択的に除去されることにより、表面保護膜12が形成されてもよい。
その後、図3(e)に示すように、外部パッド15および検査用外部パッド16が形成される。外部パッド15および検査用外部パッド16は、たとえば、表面保護膜12の全域上に、スパッタ法により、アルミニウム膜を形成した後、そのアルミニウム膜上に、外部パッド15および検査用外部パッド16を形成すべき領域と対向するマスク開口を有するレジストパターンを形成し、このレジストパターンをマスクとしてアルミニウム膜をエッチングすることにより形成することができる。なお、外部パッド15および検査用外部パッド16が省略される場合には、当然、この外部パッド15および検査用外部パッド16を形成する工程は省略される。
そして、こうして形成されるウエハ1が各半導体チップ2間に設定されたダイシングラインDに沿って切断(ダイシング)されることにより、図3(f)に示す構成の半導体チップ2が得られる。
半導体チップ2において、検査用配線5および検査用外部パッド16は、半導体基板3の周縁部上に設けられている。検査用配線5、層間絶縁膜6、表面保護膜12および検査用外部パッド16は、それぞれ半導体基板3の側面と面一をなす側面(端面)を有している。そして、接続部11は、層間絶縁膜6および表面保護膜12の側面に対して間隔を空けた位置に形成されている。
ウエハ1の状態(ダイシング前の状態)で、半導体基板3、検査用配線5、層間絶縁膜6、表面保護膜12および検査用外部パッド16の各側面(端面)は、ダイシングラインDに沿っている。層間絶縁膜6および表面保護膜12の側面との間に間隔を有する接続部11は、ウエハ1の状態で、ダイシングラインDに対して間隔を空けた位置に配置されている。そのため、ダイシング時に、ダイシングソーが接続部11に接触しない。その結果、接続部11の材料である金属(銅)によるダイシングソーの目づまりを防止することができ、この目づまりに起因するダイシング不良の発生を防止することができる。
図4は、本発明の他の実施形態に係る半導体ウエハの模式的な平面図である。また、図5は、図4に示す半導体ウエハを切断線B−Bで切断したときの断面図である。
このウエハ21は、格子状に設定されたダイシングラインDに沿って切断されることにより、複数の矩形状の半導体チップ22の個片に切り分けられる。すなわち、ウエハ21には、各半導体チップ22の間を一直線に伸びるダイシングセンタラインLが設定されている。そして、ダイシングセンタラインLを中心線とする一定幅(たとえば、40μm)の領域がダイシングラインDであり、このダイシングラインDが切り落とされることにより、ウエハ21は、複数の矩形状の半導体チップ22の個片に切り分けられる。
ウエハ21は、図5に示すように、その基体をなす半導体基板23を備えている。各半導体チップ22に対応する領域において、半導体基板23の表層部には、機能素子(図示せず)が作り込まれている。また、各半導体チップ22に対応する領域において、半導体基板23上には、機能素子と電気的に接続された配線24が形成されている。これにより、各半導体チップ22は、機能素子を含む回路(チップ回路)を有している。
一方、ダイシングラインD上には、各半導体チップ22に形成されているチップ回路と同じ回路が検査用回路として形成されている。すなわち、ダイシングラインDにおいて、半導体基板23の表層部には、検査用回路を構成する素子(検査用素子)が形成されている。また、半導体基板23上には、その検査用素子と電気的に接続された検査用配線25がダイシングラインDを跨いで形成されている。この検査用配線25は、半導体チップ22に形成されている機能素子および配線24から絶縁されている。
また、半導体基板23上には、層間絶縁膜26が積層されている。層間絶縁膜26は、配線24および検査用配線25を埋め尽くすような厚さに形成されている。この層間絶縁膜26には、各半導体チップ22の周縁部において、配線24を平面視矩形状の内部パッド27として露出させるための開口28が形成されている。また、層間絶縁膜26には、検査用配線25を部分的に露出させるための開口29が形成されている。この開口29は、ダイシングラインDに跨り、平面視でダイシングラインDに沿う方向の長さがダイシングラインDと直交する方向の長さよりも短い矩形状に形成されている。
内部パッド27上には、銅からなる電極30が形成されている。この電極30は、たとえば、内部パッド27の表面からの高さが10μm以上の四角柱状に形成されている。
検査用配線25における開口29から露出する(各開口29に臨む)部分上には、銅からなる接続部31が形成されている。この接続部31は、図4に示すように、電極30とほぼ同じ高さを有し、平面視でダイシングラインDに沿う方向の長さがダイシングラインDと直交する方向の長さよりも短く、かつダイシングラインD外の領域の当該ダイシングラインDに沿う方向の長さが当該ダイシングラインDと直交する方向の長さよりも短い矩形状に形成されている。
層間絶縁膜26上には、図5に示すように、絶縁性を有する表面保護膜32が積層されている。表面保護膜32は、電極30および接続部31を埋め尽くすような厚さに形成されている。この表面保護膜32には、電極30の頂面を露出させるための開口33が形成されている。また、表面保護膜32には、接続部31の頂面を露出させるための開口34が形成されている。
表面保護膜32上には、電極30の頂面における開口33に臨む部分を保護するための外部パッド35が配置されている。この外部パッド35は、平面視矩形状に形成され、電極30の頂面における開口33に臨む部分を被覆し、表面保護膜32の表面における開口33の周囲を被覆している。外部パッド35は、耐酸化性を有する金属、たとえば、アルミニウムからなる。
また、表面保護膜32上には、ダイシングラインDの両側に配置される接続部31を電気的に接続する検査用外部パッド36が配置されている。この検査用外部パッド36は、検査用外部パッド36は、ダイシングラインDに跨がる平面視矩形状に形成され、接続部31の頂面における開口34に臨む部分を被覆し、表面保護膜32の表面における開口34の周囲を被覆している。検査用外部パッド36は、耐酸化性を有する金属、好ましくは、外部パッド35と同じ金属、たとえば、アルミニウムからなる。
なお、電極30および接続部31が金(Au)などの耐酸化性金属からなる場合には、外部パッド35および検査用外部パッド36が省略されてもよい。
図6(a)〜(f)は、半導体チップ22の製造方法を工程順に示す模式的な断面図である。
まず、図6(a)に示すように、機能素子(図示せず)が表層部に作り込まれた半導体基板23上に、配線24および検査用配線25のパターンが形成される。
次に、図6(b)に示すように、半導体基板23上に、開口28,29を有する層間絶縁膜26が形成される。具体的には、半導体基板23の全域上に、たとえば、CVD法により、層間絶縁膜26の材料(たとえば、酸化シリコンまたは窒化シリコン)からなる堆積層が配線24および検査用配線25を埋め尽くす厚さに形成される。その後、堆積層上に、開口28,29に対応するマスク開口を有するレジストパターンが形成され、このレジストパターンをマスクとして堆積層がエッチングされることにより、層間絶縁膜26が形成される。レジストパターンは、堆積層のエッチング後に除去される。また、半導体基板23の全域上に、感光性ポリイミドなどの有機材料が塗布されることにより、配線24および検査用配線25を埋め尽くす厚さの有機膜が形成され、その有機膜が選択的に除去されることにより、層間絶縁膜26が形成されてもよい。
その後、たとえば、めっき法により、図6(c)に示すように、電極30および接続部31が並行して(同時に)形成される。
次いで、図6(d)に示すように、層間絶縁膜26上に、開口33,34を有する表面保護膜32が形成される。この表面保護膜32は、層間絶縁膜26の形成方法と同様の方法により形成することができる。具体的には、層間絶縁膜26の全域上に、たとえば、CVD法により、表面保護膜32の材料(たとえば、酸化シリコンまたは窒化シリコン)からなる堆積層が電極30および接続部31を埋め尽くす厚さに形成される。その後、堆積層上に、開口33,34に対応するマスク開口を有するレジストパターンが形成され、このレジストパターンをマスクとして堆積層がエッチングされることにより、表面保護膜32が形成される。レジストパターンは、堆積層のエッチング後に除去される。また、層間絶縁膜26の全域上に、感光性ポリイミドなどの有機材料が塗布されることにより、電極30および接続部31を埋め尽くす厚さの有機膜が形成され、その有機膜が選択的に除去されることにより、表面保護膜32が形成されてもよい。
その後、図6(e)に示すように、外部パッド35および検査用外部パッド36が形成される。外部パッド35および検査用外部パッド36は、たとえば、表面保護膜32の全域上に、スパッタ法により、アルミニウム膜を形成した後、そのアルミニウム膜上に、外部パッド35および検査用外部パッド36を形成すべき領域と対向するマスク開口を有するレジストパターンを形成し、このレジストパターンをマスクとしてアルミニウム膜をエッチングすることにより形成することができる。なお、外部パッド35および検査用外部パッド36が省略される場合には、当然、この外部パッド35および検査用外部パッド36を形成する工程は省略される。
そして、こうして形成されるウエハ21が各半導体チップ22間に設定されたダイシングラインDに沿って切断(ダイシング)されることにより、図6(f)に示す構成の半導体チップ22が得られる。
半導体チップ22において、検査用配線25および検査用外部パッド36は、半導体基板3の周縁部上に設けられている。検査用配線25、層間絶縁膜26、表面保護膜32および検査用外部パッド36は、それぞれ半導体基板23の側面と面一をなす側面(端面)を有している。そして、接続部31は、層間絶縁膜26および表面保護膜32の側面において露出し、平面視で、層間絶縁膜26および表面保護膜32の側面に沿う方向の長さがこれと直交する方向の長さよりも短く形成されている。
ウエハ21の状態(ダイシング前の状態)で、半導体基板23、検査用配線25、層間絶縁膜26、表面保護膜32および検査用外部パッド36の各側面(端面)は、ダイシングラインDに沿っている。層間絶縁膜26および表面保護膜32の側面において露出する接続部31は、ウエハ21の状態で、ダイシングラインDと交差しているが、その交差する部分のダイシングラインDに沿う方向の長さがダイシングラインDと直交する方向の長さよりも短く、かつダイシングラインD外の領域の当該ダイシングラインDに沿う方向の長さが当該ダイシングラインDと直交する方向の長さよりも短い。そのため、ダイシング時における接続部31に対するダイシングソーの接触面積が小さい。よって、接続部31の材料である金属(銅)によるダイシングソーの目づまりを防止することができ、この目づまりに起因するダイシング不良の発生を防止することができる。
以上、本発明の2つの実施形態を説明したが、本発明は、それらの実施形態に限定されるものではない。
たとえば、図1に示すウエハ1では、ダイシングラインDに対してその両側にそれぞれ間隔を空けた位置に、開口9が1つずつ形成され、各開口9上に接続部11が形成されている。しかしながら、図7に示すように、一方の開口9およびこの開口9上の接続部11が省略されてもよい。
また、図8に示すように、ダイシングラインDに対してその両側にそれぞれ間隔を空けた位置において、複数の開口9がダイシングラインDに沿って並べて形成され、各開口9上に接続部11が形成されてもよい。あるいは、ダイシングラインDの片側に間隔を空けた位置において、複数の開口9がダイシングラインDに沿って並べて形成され、各開口9上に接続部11が形成されてもよい。
また、図9に示すように、ダイシングラインDに対してその両側にそれぞれ間隔を空けた位置およびこれら各位置とダイシングラインDと直交する方向にさらに間隔を隔てた位置に、それぞれ開口9が形成され、各開口9上に接続部11が形成されてもよい。
図1に示すウエハ1(半導体チップ2)では、層間絶縁膜6と表面保護膜12とが別体に形成されているが、これらは一体に形成されてもよい。すなわち、配線4および検査用配線5の形成後に、配線4および検査用配線5を部分的に露出させるための開口を有する絶縁膜が形成され、配線4に臨む開口内に電極10が形成され、検査用配線5に臨む開口内に接続部11が形成されてもよい。
同様に、図4に示すウエハ21(半導体チップ22)では、層間絶縁膜26と表面保護膜32とが別体に形成されているが、これらは一体に形成されてもよい。
また、電極10,30および接続部11,31の材料として、銅を例示したが、金が用いられてもよい。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
本発明の一実施形態に係る半導体ウエハの模式的な平面図である。 図1に示す半導体ウエハを切断線A−Aで切断したときの断面図である。 図2に示す半導体チップの各工程における模式的な断面図である。 本発明の他の実施形態に係る半導体ウエハの模式的な平面図である。 図4に示す半導体ウエハを切断線B−Bで切断したときの断面図である。 図5に示す半導体チップの各工程における模式的な断面図である。 図1に示す接続部の変形例について説明するための半導体ウエハの模式的な平面図である。 図1に示す接続部の他の変形例について説明するための半導体ウエハの模式的な平面図である。 図1に示す接続部のさらに他の変形例について説明するための半導体ウエハの模式的な平面図である。
符号の説明
1 ウエハ
2 半導体チップ
3 半導体基板
5 検査用配線
6 層間絶縁膜(絶縁膜)
9 開口
11 接続部
12 表面保護膜(絶縁膜)
14 開口
16 検査用外部パッド
21 ウエハ
22 半導体チップ
23 半導体基板
25 検査用配線
26 層間絶縁膜
29 開口
31 接続部
32 表面保護膜
34 開口
36 検査用外部パッド
D ダイシングライン

Claims (6)

  1. 半導体基板と、
    前記半導体基板の周縁部上に設けられ、前記半導体基板の側面と面一をなす端面を有する検査用配線と、
    前記半導体基板上に積層されて、前記検査用配線を被覆し、前記半導体基板の側面と面一をなす側面を有する絶縁膜と、
    前記絶縁膜上に設けられ、前記半導体基板の側面と面一をなす端面を有する検査用外部パッドと、
    金属からなり、前記検査用配線と前記検査用外部パッドとの間に設けられ、前記検査用配線と前記検査用外部パッドとを電気的に接続する接続部とを備え、
    前記接続部は、前記絶縁膜の側面に対して間隔を空けた位置に形成されている、半導体チップ。
  2. 半導体基板と、
    前記半導体基板の周縁部上に設けられ、前記半導体基板の側面と面一をなす端面を有する検査用配線と、
    前記半導体基板上に積層されて、前記検査用配線を被覆し、前記半導体基板の側面と面一をなす側面を有する絶縁膜と、
    前記絶縁膜上に設けられ、前記半導体基板の側面と面一をなす端面を有する検査用外部パッドと、
    金属からなり、前記検査用配線と前記検査用外部パッドとの間に設けられ、前記検査用配線と前記検査用外部パッドとを電気的に接続する接続部とを備え、
    前記接続部は、前記絶縁膜の側面において露出しており、平面視において、前記絶縁膜の当該側面に沿う方向の長さが当該側面と直交する方向の長さよりも短く形成されている、半導体チップ。
  3. ウエハ状態の半導体基板上に、検査用配線を、予め設定されたダイシングラインに跨るように形成する配線形成工程と、
    前記半導体基板上に、第1絶縁膜を、前記検査用配線を覆うように形成する第1絶縁膜形成工程と、
    前記第1絶縁膜形成工程後または前記第1絶縁膜形成工程中に、前記検査用配線を部分的に露出させるための第1開口を、前記ダイシングラインに対して間隔を空けた位置に形成する第1開口形成工程と、
    前記検査用配線における前記第1開口に臨む部分上に、金属からなる接続部を形成する接続部形成工程と、
    前記第1絶縁膜上に、第2絶縁膜を、前記接続部を覆うように形成する第2絶縁膜形成工程と、
    前記第2絶縁膜形成工程後または前記第絶縁膜形成工程中に、前記接続部の頂面を部分的に露出させるための第2開口を形成する第2開口形成工程と、
    前記第2絶縁膜上に、前記第2開口を介して前記接続部の頂面に接続される検査用外部パッドを、前記ダイシングラインに跨るように形成する検査用外部パッド形成工程と、
    前記検査用外部パッド形成工程後、前記半導体基板を基体とする構造体を前記ダイシングラインに沿って切断し、複数の半導体チップの個片に切り分けるダイシング工程とを含む、半導体チップの製造方法。
  4. ウエハ状態の半導体基板上に、検査用配線を、予め設定されたダイシングラインに跨るように形成する配線形成工程と、
    前記半導体基板上に、第1絶縁膜を、前記検査用配線を覆うように形成する第1絶縁膜形成工程と、
    前記第1絶縁膜形成工程後または前記第1絶縁膜形成工程中に、前記ダイシングラインに跨り、平面視で当該ダイシングラインに沿う方向の長さが当該ダイシングラインと直交する方向の長さよりも短く、かつ前記ダイシングライン外の領域の当該ダイシングラインに沿う方向の長さが当該ダイシングラインと直交する方向の長さよりも短く、前記検査用配線を部分的に露出させるための第1開口を形成する第1開口形成工程と、
    前記検査用配線における前記第1開口に臨む部分上に、金属からなる接続部を形成する接続部形成工程と、
    前記第1絶縁膜上に、第2絶縁膜を、前記接続部を覆うように形成する第2絶縁膜形成工程と、
    前記第2絶縁膜形成工程後または前記第絶縁膜形成工程中に、前記接続部の頂面を部分的に露出させるための第2開口を形成する第2開口形成工程と、
    前記第2絶縁膜上に、前記第2開口を介して前記接続部の頂面に接続される検査用外部パッドを、前記ダイシングラインに跨るように形成する検査用外部パッド形成工程と、
    前記検査用外部パッド形成工程後、前記半導体基板を基体とする構造体を前記ダイシングラインに沿って切断し、複数の半導体チップの個片に切り分けるダイシング工程とを含む、半導体チップの製造方法。
  5. 複数の半導体チップの個片に切り分けられる半導体ウエハであって、
    基体をなす半導体基板と、
    前記半導体基板上に設けられ、前記半導体チップ間に設定されるダイシングラインに跨る検査用配線と、
    前記半導体基板上に積層されて、前記検査用配線を被覆する絶縁膜と、
    前記絶縁膜上に設けられ、前記ダイシングラインに跨る検査用外部パッドと、
    金属からなり、前記検査用配線と前記検査用外部パッドとの間に設けられ、前記検査用配線と前記検査用外部パッドとを電気的に接続する接続部とを備え、
    前記接続部は、前記ダイシングラインに対して間隔を空けた位置に形成されている、半導体ウエハ。
  6. 複数の半導体チップの個片に切り分けられる半導体ウエハであって、
    基体をなす半導体基板と、
    前記半導体基板上に設けられ、前記半導体チップ間に設定されるダイシングラインに跨る検査用配線と、
    前記半導体基板上に積層されて、前記検査用配線を被覆する絶縁膜と、
    前記絶縁膜上に設けられ、前記ダイシングラインに跨る検査用外部パッドと、
    金属からなり、前記検査用配線と前記検査用外部パッドとの間に設けられ、前記検査用配線と前記検査用外部パッドとを電気的に接続する接続部とを備え、
    前記接続部は、前記ダイシングラインに跨り、平面視において、当該ダイシングラインに沿う方向の長さが当該ダイシングラインと直交する方向の長さよりも短く、かつ前記ダイシングライン外の領域の当該ダイシングラインに沿う方向の長さが当該ダイシングラインと直交する方向の長さよりも短く形成されている、半導体ウエハ。
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