JP5035237B2 - サーバ管理プログラム、サーバ管理装置およびサーバ管理方法 - Google Patents
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Description
そこで、アプリケーションにパッチを自動的に適用することにより、アプリケーションを更新して顧客が要求するサーバ環境の提供を図る方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
本発明に係るサーバ管理プログラムは、主としてサーバのオンデマンド運用を行うプログラムである。
パッチ情報記憶手段2は、パッチ情報を格納する。
サービス提供開始手段5は、サーバ準備手段4が準備したサービス提供用サーバを用いてサービス提供を開始させる。
また、上記課題を解決するために、サーバのオンデマンド運用を行うサーバ管理方法において、要求元から適用すべきパッチ種別を適用した必要な性能を有するサーバを配備上限時間内にて準備するサーバ準備要求があると、パッチ情報を参照し、性能の異なる複数の待機サーバに関し、それぞれ前記適用すべきパッチ種別を適用したとき前記サーバ準備要求を満たす性能を有し、かつ、前記配備上限時間内に準備可能か否かを判断し、準備可能な待機サーバをサーバ候補として抽出し、抽出された前記サーバ候補に対応する前記待機サーバに前記パッチ種別のパッチを適用してサービス提供用サーバを準備し、準備した前記サービス提供用サーバを用いてサービス提供を開始させる、ことを特徴とするサーバ管理方法が提供される。
また、サーバ準備要求に対応したサーバ候補を準備することにより、資源運用効率の向上を図ることができる。
まず、実施の形態に適用される発明の概要について説明し、その後、実施の形態の具体的な内容を説明する。
図1に示すコンピュータ1は、パッチ情報記憶手段2、抽出手段3、サーバ準備手段4、サービス提供開始手段5として機能する。
サーバ準備手段4は、抽出手段3により抽出されたサーバ候補に対応するサーバにパッチ種別のパッチを適用してサービス提供用サーバを準備する。
サービス提供開始手段5は、サーバ準備手段4が準備したサービス提供用サーバ8aを用いてサービス提供を開始させる。
このような構成によれば、要求元から適用すべきパッチ種別を適用した必要な性能を有するサーバを配備上限時間内にて準備するサーバ準備要求があると、抽出手段3により、パッチ情報記憶手段2のパッチ情報が参照され、性能の異なる待機サーバ6、7、8・・・に関し、それぞれ適用すべきパッチ種別を適用したときサーバ準備要求を満たす性能を有し、かつ、配備上限時間内に準備可能か否かが判断され、準備可能な待機サーバ8がサーバ候補として抽出される。そして、サーバ準備手段4により、待機サーバ8にパッチ種別のパッチが適用され、サービス提供用サーバ8aが準備される。その後、サービス提供開始手段5により、サービス提供用サーバ8aを用いたサービスの提供が開始される。
以下、本発明の実施の形態を具体的に説明する。
ネットワークシステム500は、管理サーバ100と、マスタイメージ保持サーバ200と、パッチ保持サーバ300と、サーバプール群20とが管理用ネットワーク10を介して接続されている。
管理サーバ100は、クライアントからのサーバ配備要求に応じてサーバプール群20からクライアントに供給するサーバを選択してパッチを適用することにより準備するサーバ(以下「サービス提供用サーバ」という)を準備し、クライアントに供給する。
サーバプール群20は、実際にオンデマンド配備される複数のサーバで構成されており、各サーバは、パッチが未適用のソフトウェアを有している。
パッチ保持サーバ300は、管理サーバ100がサービス提供用サーバを準備するときに選択したサーバに適用するパッチP1、P2・・・を保持する。
図3は、管理サーバのハードウェア構成例を示す図である。
管理サーバ100は、CPU(Central Processing Unit)101によって装置全体が制御されている。CPU101には、バス107を介してRAM(Random Access Memory)102、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)103、グラフィック処理装置104、入力インタフェース105、および通信インタフェース106が接続されている。
管理サーバ100は、要求環境受信部110と、要求環境DB120と、サーバ選択部130と、マスタイメージ情報DB140と、パッチ情報DB150と、サーバ準備部160と、サービス提供開始部170と、サーバ再構成部180とを有している。
図5は、要求環境情報を示す図である。
要求環境情報テーブル121には、要求環境情報の各項目に対応する欄、すなわち要求環境、OS、パッチ(必須/推奨)、性能、配備時間上限(分)の欄が設けられている。横方向に並べられた情報同士が互いに関連づけられている。
OSの欄には、要求元のクライアントのOS(Operating System)が設定される。図5では、それぞれOS「O1」が要求されている。
再び図4に戻って説明する。
そして、サーバ選択部130は、この適用順リストのサーバ候補情報の中から1つの情報(以下「推奨パッチ最終情報」という)を取り出すサーバ選択動作を行い、取り出した推奨パッチ最終情報が要求環境情報の推奨パッチ、性能、配備上限時間の条件を満たすか否か(推奨サーバか否か)を判断する。推奨パッチ最終情報がこれらの条件を満たす場合、推奨パッチ最終情報に記載されたサーバ(サーバ候補)の構成を実現するためのサーバ構成情報をサーバ準備部160に送信する。
マスタイメージ情報DB140は、マスタイメージ毎のOS、パッチ、機種、性能に関する情報であるマスタイメージ情報が格納されている。マスタイメージ情報DB140には、マスタイメージ情報がテーブル化されて格納されている。
マスタイメージ情報テーブル141には、マスタイメージ名、OS、パッチ、機種、性能の欄が設けられている。横方向に並べられた情報同士が互いに関連づけられている。
OSの欄には、OSが設定される。図6では、OS「O1」がそれぞれ設定されている。
性能の欄には、サーバの性能を示す数値が設定される。この数値は、要求環境情報テーブル121の性能の欄に設定される数値と整合のとれたものである。ここで、パッチの欄にパッチが設定されている場合には、そのパッチを適用したサーバの性能を示す数値が設定される。パッチの欄が「なし」に設定されている場合には、サーバ本体の性能を示す数値が設定される。図6では、マスタイメージM1に「100」が設定され、マスタイメージM2に「200」が設定されている。
パッチ情報は、サーバS1〜S3にそれぞれパッチを適用するために必要な時間の情報と、これらのサーバにパッチを適用したときの性能の情報とを示した情報である。1つのパッチ情報は、パッチ未適用のサーバに新たにパッチを適用するときの情報またはパッチが既に適用されたサーバにさらに他のパッチを適用するときの情報を有している。
パッチ情報テーブル151には、ユニット名、適用元、適用前、機種、適用順、適用時間、再起動、適用後、性能の欄が設けられている。横方向に並べられた情報同士が互いに関連づけられている。なお、以下の説明において、マスタイメージ情報テーブル141と同一名の欄については、その機能が同様であるためその説明を省略する。
適用元の欄には、適用元となるマスタイメージまたはユニットが設定される。マスタイメージが設定されているときは、そのパッチ情報がパッチ未適用のサーバに今回新たにパッチを適用する情報であることを示している。また、ユニットが設定されているときは、そのパッチ情報がパッチを既に適用したユニットにさらに今回のパッチを適用する情報であることを示している。図7では、ユニットU1、U3にはそれぞれマスタイメージM1が設定され、ユニットU2、U4にはそれぞれマスタイメージM2が設定され、ユニットU5にユニットU1が設定され、ユニットU6にユニットU2が設定されている。
サーバ再構成部180は、サーバ準備部160とサービス提供開始部170とともに、状況に応じてサーバ入れ替え動作を行う。
図8は、管理サーバの主動作を示すフローチャートである。
まず、要求環境受信部110がクライアントから要求環境情報を受け取ると、その要求環境情報を要求環境DB120に格納する。その後、要求環境受信部110は、サーバ選択部130に要求環境情報を受け取ったことを通知する(ステップS11)。
次に、サーバ選択部130が、取り出した推奨パッチ最終情報が配備時間要求を満たすか否かを判断する(ステップS13)。推奨パッチ最終情報が配備時間要求を満たす場合(ステップS13のYes)、推奨パッチ最終情報をサーバ構成情報としてサーバ準備部160に送信する(ステップS16)。一方、推奨パッチ最終情報が配備時間要求を満たさない場合(ステップS13のNo)、必須パッチ構成の適用順リストを作成し、必須パッチ最終情報を取り出す(ステップS14)。次に、必須パッチ最終情報が配備時間要求を満たすか否かを判断する(ステップS15)。必須パッチ最終情報が配備時間要求を満たす場合(ステップS15のYes)、必須パッチ最終情報をサーバ構成情報としてサーバ準備部160に送信する(ステップS16)。一方、必須パッチ最終情報が配備時間要求を満たさなかった場合(ステップS15のNo)、管理サーバ100の管理者に、必須パッチ最終情報が配備時間要求を満たさなかった旨を例えばモニタ11に表示する等して報知し(ステップS17)、必須パッチ最終情報をサーバ構成情報としてサーバ準備部160に送信する(ステップS16)。
そして、サービス提供開始部170が、サービス提供サーバを用いてサービス提供を開始する(ステップS19)。
次に、サーバ入れ替え動作について詳しく説明する。
図9は、サーバ入れ替え動作を説明するフローチャートである。
次に、最小資源サーバ情報とサーバ構成情報とが一致するか否かを判断する(ステップS52)。
次に、サーバ準備部160が、最小資源サーバ情報を用いて再構成サーバを準備する(ステップS56)。
以上で、サーバ入れ替え動作を終了する。
図10は、適用順リストを示す図である。
適用順リスト211にはサーバS1、S2毎に、それぞれ要求環境1の推奨パッチ構成のサーバまたは必須パッチ構成のサーバを実現するための情報であるサーバ候補情報が記載されている。
候補の欄には、サーバ候補情報を識別する候補名が記載される。図10では、サーバS1の候補名に「候補1」が記載されており、サーバS2の候補名に「候補2」が記載されている。
必須の欄には、必須パッチ最終情報の必須パッチが記載される。この場合、推奨の欄は空欄になる。図10では、候補1、候補2のいずれも推奨の欄に推奨パッチ「P1+P2」が記載されている。
図11は、サーバ選択動作について説明するフローチャートである。
なお、以下では代表的に推奨パッチ最終情報のサーバ選択動作について説明する。
次に、選択したサーバ種別のサーバ候補情報を取得する(ステップS22)。
図12は、エントリリストを示す図である。
図12では、要求環境1のサーバS1のエントリリスト221およびサーバS2のエントリリスト222がそれぞれ記載されている。
段階の欄には、エントリ情報を識別するStepが記載される。このStep数が増えるにつれて、エントリ情報が展開されていることを示している。図12ではStep1およびStep2が記載されている。なお、展開動作については後述する。
必須の欄には、必須パッチ構成の適用順リストを作成する場合の要求環境情報の必須パッチが設定される。この場合、推奨の欄は空欄になる。図12では、推奨の欄に推奨パッチ「P1+P2」が設定されている。
適用元ユニットの欄には、パッチ情報テーブル151の該当ユニットの適用元の欄に設定された適用元ユニットが設定される。エントリ情報は、適用元ユニットの欄がマスタイメージになるまで展開される。
性能の欄には、サーバの性能を示す数値が設定される。
図13は、適用順リスト取得動作を説明するフローチャートである。
まず、各エントリリストの内容をそれぞれ空にする(ステップS41)。
次に、要求環境情報の条件に一致するユニットを検索する(ステップS43)。具体的には要求環境情報のOSの欄に設定されたOSに対応するOSおよび機種名を有するマスタイメージを、マスタイメージ情報テーブル141から抽出し、要求環境情報のパッチの欄に設定された推奨パッチに該当するパッチおよびマスタイメージ情報テーブル141に一致する機種名を有するユニットを、パッチ情報テーブル151の適用後の欄から検索する。
次に、全てのエントリリストについてサーバ候補情報が作成済みか否かを判断する(ステップS45)。
次に、管理サーバ100の動作について、要求環境1〜3の場合を例にとって具体的に説明する。
<要求環境1の場合>
まず、要求環境受信部110がクライアントから要求環境1を受け取ると、要求環境1を要求環境DB120に格納する。その後、要求環境受信部110は、サーバ選択部130に要求環境情報を受け取ったことを通知する。
次に、条件1として要求環境1の推奨パッチ「P1+P2」に該当するパッチをパッチ情報テーブル151の適用後の欄に有するユニットを検索する。また、条件2として要求環境1のOS「O1」に対応するOSを有するユニットを、マスタイメージ情報テーブル141の適用前の欄から検索する。
このようにして図10に示す適用順リストが作成される。
まず、サーバ候補情報「候補1」を取得する。サーバ候補情報「候補1」は要求環境1で要求される性能「50」を満たしている。そして、サーバ候補情報「候補1」は最初の候補であり最終情報が存在しないためサーバ候補情報「候補1」を推奨パッチ最終情報に登録する。
そして、全てのサーバ候補情報に対してサーバ選択動作を行ったため、サーバ候補情報「候補1」を推奨パッチ最終情報に選択する。
そして、管理サーバ100の主動作においては、サーバ候補情報「候補1」が配備時間要求を満たしているため、サーバ候補情報「候補1」をサーバ構成情報としてサーバ準備部160およびサーバ再構成部180に送信する。そして、そして、サービス提供開始部170が、サービス提供サーバを用いてサービス提供を開始する。
次に、要求環境2の場合について説明する。なお、要求環境1と同じ部分についてはその説明を省略する。
要求環境2では、配備時間上限以外のパラメータが同一であるため、要求環境1と同一の適用順リスト211が作成される。
以上で最適サーバ情報選択動作が終了する。
また、サーバ再構成部180がサーバ構成情報を受信すると最小資源サーバ情報を作成し、最小資源サーバ情報とサーバ構成情報とが一致するか否かを判断する。要求環境2では、最小資源サーバ情報はサーバ候補情報「候補1」に等しく、サーバ構成情報に一致しないため、最小資源サーバ情報をサーバ準備部160に送信する。そして最小資源サーバ情報の性能評価を行い、最小資源サーバ情報をマスタイメージ情報として、マスタイメージ情報テーブル141に登録(追加)する。
マスタイメージ情報テーブル141にはマスタイメージM3が追加されている。
次に、サービス提供開始部170が、前回クライアントに供給したサービス提供用サーバを再構成サーバと入れ替える。
以上で要求環境2の場合の管理サーバ100の動作を終了する。
次に、要求環境3の場合について説明する。なお、要求環境1および要求環境2と同じ部分についてはその説明を省略する。
要求環境3では、配備時間上限以外のパラメータが同一であるため、要求環境1と同一の適用順リスト211が作成される。
管理サーバ100の主動作においては、推奨パッチ最終情報は、配備時間要求を満たさないため、必須パッチ最終情報を作成する。必須パッチ最終情報の作成にあたっては、まず必須パッチ構成のエントリリストを作成する。
まず、条件1として要求環境3の必須パッチ「P2」に該当するパッチを有するユニットを、パッチ情報テーブル151の適用後の欄から検索する。また、条件2として要求環境1のOS「O1」に該当するOSを有するユニットを、マスタイメージ情報テーブル141の適用前の欄から検索する。
図16は、必須パッチ構成の適用順リストを示す図である。
エントリ情報223aのユニットU3の適用元ユニットの欄がマスタユニットM1であるため、サーバS1へのパッチP2の適用時間「10分」をエントリ情報223aの適用時間の欄に設定し、サーバ候補情報「候補3」として適用順リスト212に格納する。
まず、適用順リスト212のサーバ候補情報「候補3」を取り出す。サーバ候補情報「候補3」は、必須サーバとして要求される性能要求、配備時間要求を共に満たしている。また必須パッチ最終情報が存在しないため、サーバ候補情報「候補1」を必須パッチ最終情報として登録する。
以上で要求環境3の最適サーバ選択が終了する。
以上で要求環境3の場合の管理サーバ100の動作を終了する。
以上述べたように、本実施の形態のネットワークシステム500によれば、管理サーバ100が、要求環境情報(環境要求1〜3)に応じてパッチ未適用のサーバS1、S2に対してそれぞれパッチP1とP2とをこの順番に適用したとき、サーバ準備要求を満たす性能を有し、かつ、配備上限時間内に準備可能か否かを判断し、準備可能なサーバを抽出するようにしたので、要求されるパッチ構成、性能、配備時間の要求に応じた(クライアントの要求に応じた)サーバを迅速かつ確実に準備することができ、信頼性の高いサーバ管理を行うことができる。
また、最初に推奨パッチ最終情報を作成し、この推奨パッチ最終情報に記載されたサーバの実現を試み、推奨パッチ最終情報に記載されたサーバが実現できない場合に必須パッチ最終情報を作成し、この必須パッチ最終情報に記載されたサーバの実現を試みるようにしたので、クライアントの最低限の要求に応じたサーバを実現することができ、上記効果がより顕著に発揮される。
なお、本実施の形態では、管理サーバとマスタイメージ保持サーバとパッチ保持サーバとを別個のサーバとして説明したが、本発明ではこれに限定されず、例えば、管理サーバ内に、マスタイメージ保持機能とパッチ保持機能とが設けられていてもよい。
2 パッチ情報記憶手段
3 抽出手段
4 サーバ準備手段
5 サービス提供開始手段
6〜8 待機サーバ
8a サービス提供用サーバ
10 管理用ネットワーク
100 管理サーバ
110 要求環境受信部
120 要求環境DB
121 要求環境情報テーブル
130 サーバ選択部
140 マスタイメージ情報DB
141 マスタイメージ情報テーブル
150 パッチ情報DB
151 パッチ情報テーブル
160 サーバ準備部
170 サービス提供開始部
180 サーバ再構成部
211、212 適用順リスト
221〜224 エントリリスト
221a、221b、222a、222b エントリ情報
200 マスタイメージ保持サーバ
300 パッチ保持サーバ
Claims (10)
- コンピュータに、
サーバに適用すべきパッチの指定情報、パッチ適用後のサーバの性能条件、およびサーバの配備期限情報を含むリクエストを受信し、
パッチ情報を記憶した記憶手段を参照し、性能の異なる複数のサーバのうち、それぞれ指定された前記パッチを適用した場合の適用後の性能が前記サーバの性能条件を満たし、かつ、配備期限内に配備可能なサーバをサーバ候補として抽出し、
抽出された前記サーバ候補に対応するサーバに、前記パッチを適用する、
処理を実行させることを特徴とするサーバ管理プログラム。 - 前記性能の異なる複数のサーバは、それぞれパッチ未適用のサーバであることを特徴とする請求項1記載のサーバ管理プログラム。
- 配備可能なサーバをサーバ候補として抽出する際に、前記適用すべきパッチを段階的に適用し、段階毎に前記サーバの性能条件を満たし、かつ、前記配備期限内に準備可能か否かを判断することを特徴とする請求項1記載のサーバ管理プログラム。
- 前記適用すべきパッチは、最低限必要なパッチである必須パッチと推奨すべきパッチである推奨パッチとを有することを特徴とする請求項1記載のサーバ管理プログラム。
- 配備可能なサーバをサーバ候補として抽出する際に、前記サーバの性能条件を満たし、かつ、前記配備期限内に準備可能なサーバのうち最も性能の低いサーバをサーバ候補として抽出することを特徴とする請求項1記載のサーバ管理プログラム。
- 前記パッチ情報は、前記性能の異なる複数のサーバに任意のパッチを適用する時間の情報と前記任意のパッチを適用したサーバの性能の情報とを有することを特徴とする請求項1記載のサーバ管理プログラム。
- 前記パッチ情報は、第1のパッチ未適用のサーバに前記第1のパッチを適用する時間の情報または前記第1のパッチが既に適用されたサーバにさらに第2のパッチを適用する時間の情報を有することを特徴とする請求項6記載のサーバ管理プログラム。
- さらに、前記コンピュータに、前記配備期限にかかわらず性能の異なる複数のサーバのうち、それぞれ指定された前記パッチを適用した場合の適用後の性能が前記サーバの性能条件を満たす中で最も性能の値の低いサーバをサーバ候補として抽出し、
抽出された前記サーバ候補に対応するサーバに、前記パッチを適用する、
処理を実行させることを特徴とする請求項1記載のサーバ管理プログラム。 - サーバに適用すべきパッチの指定情報、パッチ適用後のサーバの性能条件、およびサーバの配備期限情報を含むリクエストを受信する受信部と、
パッチ情報を記憶した記憶部と、
前記記憶部を参照し、性能の異なる複数のサーバのうち、それぞれ指定された前記パッチを適用した場合の適用後の性能が前記サーバの性能条件を満たし、かつ、配備期限内に配備可能なサーバをサーバ候補として抽出する抽出部と、
前記抽出部により抽出された前記サーバ候補に対応するサーバに、前記パッチを適用する適用部と、
を有することを特徴とするサーバ管理装置。 - コンピュータが、
サーバに適用すべきパッチの指定情報、パッチ適用後のサーバの性能条件、およびサーバの配備期限情報を含むリクエストを受信し、
パッチ情報を記憶した記憶手段を参照し、性能の異なる複数のサーバのうち、それぞれ指定された前記パッチを適用した場合の適用後の性能が前記サーバの性能条件を満たし、かつ、配備期限内に配備可能なサーバをサーバ候補として抽出し、
抽出された前記サーバ候補に対応するサーバに、前記パッチを適用する、
ことを特徴とするサーバ管理方法。
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