JP5034760B2 - ヘッドマウントディスプレイ - Google Patents

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本発明は、ユーザの頭部に装着された状態で、ユーザが画像を楽しむことができるヘッドマウントディスプレイに関する。
ヘッドマウントディスプレイ(以下、HMDと略記する)は、ユーザの頭部に装着されると、ユーザは画像と音声を同時に楽しむことができる。
近年、ハンズフリーで操作できるタイプのHMDが製造されている。ハンズフリーで操作が行えるHMDについての技術は、例えば、特開2004−233909公報(特許文献1)に記載されている。特許文献1では、頭の動き検出装置がHMDのバンドの中央部(HMD装着時ユーザの後頭部上)の位置に設けられている。頭の動き検出装置にはジャイロセンサが取り付けられている。この頭の動き検出装置はジャイロセンサが検出するユーザの頭の動きによる角速度の変化などに基づいて、ユーザの指示を特定することにより、ユーザの指示を受け付けている。
特開2004−233909公報 ところで、HMDには、両目に対応する位置に画像表示を行う両眼式HMDと、左右のいずれか一方の目に対応する位置に画像表示を行う単眼式HMDとがある。単眼式のHMDでは、画像が表示されるディスプレイ部分が、左右のいずれかの目の位置に対応するように配置変更可能とすることが望まれる。
左右のいずれの目の位置にも対応するようにディスプレイ部分の左右の配置変更可能なHMDとしては、図1に示すように、ディスプレイ部分を含む画像出力部150が、アーム160およびアーム支持部170を介して、音声出力部110に、回動可能に取り付けられているHMDが挙げられる。
この場合のHMDのディスプレイを含む画像出力部150の配置変更の手順を図1から図4を用いて、説明する。
図1は、ユーザの左目に対応する位置に画像出力部150がある状態を示している。図1(a)はユーザの正面から見たHMD100を示す図であり、図1(b)はユーザの左側(図1(a)の矢印A側)から見たHMD100を示す図であり、図1(c)は、ユーザの上側(図1(a)の矢印B側)から見た図である。図2、図3、図4についても同様に示す。
HMDの画像出力部150の配置変更の手順は、次の通りである。まず、図1において、画像出力部150を、ユーザの頭頂部の位置に回転させる(図2)。次に画像出力部150を、さらに、ユーザの後頭部の位置まで回転させる(図3)。そして、ユーザに対して、前後の向きが反転するようにHMD100を再装着する(図4)。
しかし、図1〜図4に示す方法では、まず、画像出力部150をユーザの後頭部の位置に変更する操作を行うと、画像出力部150によってディスプレイ部に表示される画像が180度回転してしまう(図3)。その為、画像出力部150の出力する画像信号を反転させる必要がある。
また、ユーザに対して、前後の向きが反転するようにHMDを再装着すると(図4)、頭の動き検出装置が検出する、ユーザの頭の動きによる角速度の変化の向きが変わってしまう。つまり、検出結果が反転してしまう。そのため、ユーザの指示を誤って特定してしまう。例えば、図1の場合と図4の場合では、ユーザの頭の左右振りを反転して検出されるため、ユーザの指示を誤って特定してしまう。その為、頭の動き検出装置が検出した検出結果に対しても反転させる必要がある。
さらに、音声出力部110が左右のスピーカに出力する音声信号も反転してしまう。その為、音声出力部の出力に対しても反転させる必要がある。
本発明は、このような従来技術の問題点に着目してなされたもので、ディスプレイ部分の左右の配置変更に伴って、左右のいずれの目の位置にも対応するように画像表示およびハンズフリーの指示が行えるヘッドマウントディスプレイを提供することを目的とする。
本発明は、ユーザの左右のいずれかの目に対応する位置に配置される画像出力部と、画像信号を出力する画像制御回路と、ユーザの頭部の動きを検出する頭の動き検出手段と、前記頭の動き検出手段が検出したユーザの頭の動き検出結果をユーザ指示信号に変換して出力する指示信号変換手段と、を有し、前記画像出力部が左右のどちらの目に対応する位置に配置されているかを示す信号が所定の設定値ではないときに、前記指示信号変換手段は、前記頭の動き検出結果を反転させてから、ユーザ指示信号に変換して出力することを特徴とする。
本発明によれば、ディスプレイ部分の左右の配置変更に伴って、左右のいずれの目の位置にも対応した画像表示およびハンズフリーの指示が行えるヘッドマウントディスプレイを提供することができる。
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。
図5(a)に本発明の実施形態に係るHMDの斜視図を示し、図5(b)はHMDの側面図を示す。また、図6に本発明の実施形態に係るHMDの情報処理系のハードウェア構成図を示す。
HMD100は、音声出力部110と、音声制御回路110Aと、連結部120と、頭の動き検出部130と、ヘッドバンド140と、画像出力部150と、画像制御回路150Aと、アーム160と、アーム支持部170と、アームの突出向き検出部180と、インターフェース部190と、情報処理装置200と、を有する。
音声出力部110は、音声信号出力装置(図示せず)から出力された音声信号を、情報処理装置200および音声制御回路110Aを介して受け取り、出力する。本実施形態では、音声出力部110には、右音声出力部110Rと、左音声出力部110Lと、が設けられている。また、音声出力部110は、内部にスピーカを有し、外部にHMDをユーザの頭部に装着させる際の、耳への当接部にパッドを有する。
音声制御回路110Aは、音声信号出力装置から出力された音声信号を、情報処理装置200の信号出力部210Aを介して受け取る。そして、受け取った音声信号にユーザからの指示信号に基づいた処理や反転処理などを行った後、音声出力部110に出力する。
音声制御回路110Aは、後述する出力反転指示部210Dから出力反転信号を受け取ると、音声信号に左右入れ替え処理を行い、音声出力部110に出力する。ここで、音声信号に行う左右入れ替え処理とは、具体的には、右音声出力部110Rに出力する音声信号と、左音声出力部110Lに出力する音声信号と、を入れ替える処理である。
また、音声制御回路110Aは、後述する指示信号変換部210Cからの指示信号を受け取ると、音声信号に指示信号に基づいた処理を行い、音声出力部110に出力する。
連結部120は、右連結部120Rと、左連結部120Lと、を有する。右連結部120Rは、右音声出力部110Rと、ヘッドバンド140と、を連結する。一方、左連結部120Lは、右音声出力部110Lと、ヘッドバンド140と、を連結する。また、左連結部120Lは、アーム支持部170とも連結している。
本実施形態では、右連結部120Rに、電池Xが収容できる電力制御部121と、操作部122を設けている。また、左連結部120Lに、情報処理装置200を設けている。もちろん、電力制御部121と、操作部122を左連結部120Lに設け、情報処理装置200を右連結部120Rに設けてもよい。
電力制御部121はHMD100の各部に電池Xからの電力供給を行う。また、操作部122は、音声出力部110および画像出力部150への、音量調整などの指示を操作部材から受け付ける。操作部材は、例えば、ダイヤルやボタン構造を有する。ダイヤル構造の操作部材からは、例えば、時計周り、または反時計周りに回転する操作を受け付ける。操作部122の操作部材から受け付けた操作は、電気信号に変換され、操作信号として指示信号変換部210Cに送られる。
頭の動き検出部130は、ヘッドバンド140の中央部、つまり、HMD装着時のユーザの頭頂部に位置するヘッドバンド140上に設けられている。頭の動き検出部130は、ユーザが頭部を上下に振った場合、左右方向に振った場合、左右方向に傾けた場合の、それぞれについての加速度、角速度または角加速度の変化を検出するセンサ、例えば、ジャイロセンサが取り付けられている。ジャイロセンサとしては、光学式ジャイロセンサ、機械式ジャイロセンサ、振動式ジャイロセンサなどが利用できる。頭部の動き検出部130が検出した頭の位置検出結果は指示信号変換部210Cに送られる。
ヘッドバンド140は、ユーザの頭部を挟むことができるように湾曲した形状を持ったバネ材で形成される。ヘッドバンド140は、両端に、右連結部120Rと、左連結部120Lと、が連結固定されている。ヘッドバンド140の内部には、音声信号出力装置からの音声信号を伝達する配線と、電力制御部121からの電力供給のための給電線と、操作部122からの操作信号を伝達する配線と、頭の動き検出部130からの頭の位置検出結果を伝達する配線と、が設けられている(図示せず)。ヘッドバンド140の内部は、各配線の変わりに、バス構造としてもよい。
画像出力部150は、画像信号出力装置(図示せず)から出力された画像信号を、情報処理装置200および画像制御回路150Aを介して受け取り、出力する。本実施形態では、画像出力部150は、アーム160と、アーム支持部170と、を介して、左連結部120Lに接続され、支持されている。画像出力部150は、ディスプレイ部を有している。このディスプレイ部に画像が表示される。
画像制御回路150Aは、画像信号出力装置から出力された画像信号を、情報処理装置200の信号出力部210Aを介して受け取る。そして、受け取った画像信号にユーザからの指示信号に基づいた処理や反転処理などを行った後、画像出力部110に出力する。
画像制御回路150Aは、後述する出力反転指示部210Bから出力反転指示信号を受け取ると、画像信号に画像反転処理を行い、画像出力部150に出力する。ここで、画像信号に行う画像反転処理とは、具体的には、ディスプレイ部に表示される画像を180度上下反転させる処理である。
また、画像制御回路150Aは、指示信号変換部210Cからの指示信号を受け取ると、画像信号に指示信号に基づいた指示を行い、画像出力部150に出力する。
アーム160は、アーム支持部170によって、回動可能に支持されている。アーム160を、180度回動させること、および、HMD100の前後の向きが反転するように再装着することにより、画像出力部150は、左右の目に対応する位置が切り替わる。
アーム支持部170は、アーム160を回動可能に支持している。また、アーム支持部170のアームの付け根の位置には、アーム160の位置を検出するアームの突出向き検出部180が設けられている。
アームの突出向き検出部180は、アーム160の突出向きを検出する。アームの突出向き検出部180は、例えば、リミットスイッチを有しており、リミットスイッチからの信号により、アーム160の突出向きを検出する。つまり、ユーザの左目に対応する位置に画像出力部150が配置されているか(図1)、ユーザの右目に対応する位置に画像出力部150が配置されているか(図4)、を検出する。アームの突出向き検出部180が検出したアームの突出向き検出結果は反転判定部210Bに送られる。
情報処理装置200は、本実施形態では、左連結部120Lに設けられている。また、情報処理装置200は、CPU210と、記憶装置220と、を有する。
CPU210は、信号出力部210Aと、反転判定部210Bと、指示信号変換部210Cと、出力反転指示部210D、を有する。
信号出力部210Aは、外部の音声信号出力装置および外部の画像信号出力装置からそれぞれ出力される音声信号および画像信号を、インターフェース部190を介して受け取る。そして、受け取った音声信号および画像信号は、音声制御回路110Aおよび画像制御回路150Aに出力する。
反転判定部210Bは、アームの突出向き検出部180が検出したアームの突出向き検出結果を受け取ると、記憶装置220に記憶されているアームの突出向き設定値を比較する。比較した結果、アームの突出向き検出結果がアームの突出向き設定値と異なる場合は、反転判定部210Bは、指示信号変換部210Cおよび出力反転指示部210Dに、反転指示信号を出力する。また、アームの突出向き検出部180が検出したアームの突出向き検出結果を、新たなアームの突出向き設定値とする更新処理を行う。
一方、比較した結果、アームの突出向き検出結果がアームの突出向き設定値と同じ場合は、反転判定部210Bは、指示信号変換部210Cおよび出力反転指示部210Dに、反転指示信号を出力しない。また、この場合、アームの突出向き設定値の更新処理は行わない。
指示信号変換部210Cは、操作部122から操作信号を受け取り、指示信号に変換する。そして、指示信号を、音声制御回路110Aおよび画像制御回路150Aに出力する。例えば、操作部122がダイヤル構造の操作部材を時計回りに回転させる操作を受け付けていた場合、指示信号変換部210Cは、時計回り回転の操作信号に対応する指示信号に変換し、音声制御回路110Aに音声指示信号、また画像制御回路150Aに画像指示信号出力する。
また、指示信号変換部210Cは、頭の動き検出部130が検出した頭の動き検出結果を受け取り、記憶装置220に記憶されている頭の動き対応テーブルと比較し、ユーザの指示を特定する。そして、ユーザの指示特定結果に対応するユーザ指示信号に変換し、音声制御回路110Aに音声ユーザ指示信号、また画像制御回路150Aに画像ユーザ指示信号を出力する。
以上、指示信号変換部210Cが、反転判定部210Bから反転指示信号を受けていない場合の処理を述べた。次に、指示信号変換部210Cが、反転判定部210Bから反転指示信号を受けた場合の処理を述べる。
指示信号変換部210Cは、反転判定部210Bから反転指示信号を受け取ると、
操作部122が、例えば、ダイヤル構造の操作部材を、時計回りに回転させる操作を受け付けていた場合、指示信号変換部210Cは、操作部122からの、時計回り回転の操作信号を反転させる。そして、反転させた操作信号に対応する指示信号に変換する。つまり、反時計回り回転の操作信号に対応した指示信号に変換する。そして、音声制御回路110Aに音声指示信号、また画像制御回路150Aに画像指示信号を出力する。
また、指示信号変換部210Cは、反転判定部210Bから反転指示信号を受け取ると、まず、頭の動き検出部130から頭の動き検出結果を反転する処理を行う。次に、反転処理を行った頭の動き検出結果と、記憶装置220に記憶されている頭の動き対応テーブルと、を比較し、ユーザの指示を特定する。そして、ユーザの指示特定結果に対応するユーザ指示信号に変換し、音声制御回路110Aに音声ユーザ指示信号、また画像制御回路150Aに画像ユーザ指示信号を出力する。
出力反転指示部210Dは、反転判定部210Bから反転指示信号を受け取ると、
音声制御回路110Aに左右入れ替え処理を行うよう音声出力反転信号を、画像制御回路150Aに画像反転処理を行うよう画像出力反転指示信号を出力する。
記憶装置220には、音響情報および画像情報、のほかに、以下の情報も記憶される。
まず、ユーザが頭部を、上下に振った場合と、左右に振った場合と、左右に傾けた場合と、に検出される、加速度のパターン(頭の動きパターン)とユーザの指示が対応付けられた頭の動き対応テーブルが記憶されている。この頭の動き対応テーブルは、ユーザがどの指示を行ったのか特定するために使用される。頭の動き対応テーブルの頭に動きパターンでは、閾値を設けている。これは、ユーザの頭部の振り方は常に一定ではなく、ある程度は幅があるためである。頭の動き検出部が検出した頭の動き検出結果が閾値範囲内であれば、頭の動きパターンを一致すると判断し、ユーザの指示を特定する。
また、記憶装置220には、アームの突出向き設定値が記憶されている。このアームの突出向き設定値は、反転判定部210Bが、反転処理信号を指示信号変換部210Cおよび出力反転指示部210Dに送信する必要があるかどうか判定するために使用される。
また、反転判定部210Bが、反転支持信号を出力する必要があると判定した場合、アームの突出向き設定値は、反転判定部210Bによって、アームの突出向き検出部180が検出したアームの突出向き検出結果を新たなアームの突出向き設定値とする更新処理が行われる。ただし、初め(HMDの出荷時)だけは、左右のいずれかの目の位置対応するように画像出力部150が配置された場合のアームの突出向きが設定されている。
(処理手順)
次に、HMD100の画像出力部150が、左目に対応する位置(図1)から、右目に対応する位置(図4)に配置変更を行った場合の情報処理装置200が行う処理の手順について図7を用いて説明する。
反転判定部210Bはアームの突出向き検出部180が検出した、アームの突出向き検出結果を受け取り、記憶装置220に記憶されているアームの突出向き設定値と比較する(ステップ10)。このとき、アームの突出向き検出結果が、記憶装置220に記憶されているアームの突出向き設定値と同じ場合は、ステップ20からの処理は行わず、処理は終わる。しかし、アームの突出向き検出結果が、アームの突出向き設定値と異なる場合は、ステップ20からの処理を行う。
まず、反転判定部210Bは、指示信号変換部210Cおよび出力反転指示部210Dに、反転指示信号を出力する(ステップ20)。また、反転判定部210Bは、アームの突出向き検出部180が検出したアームの突出向き検出結果を新たなアームの突出向き設定値とする更新処理を行う(ステップ30)。
次に、出力反転指示部210Dは、反転判定部210Bから反転指示信号を受け取ると、音声制御回路110Aに左右入れ替え処理を行うよう音声出力反転信号を、画像制御回路150Aに画像反転処理を行うよう画像出力反転指示信号を出力する(ステップ40)。
一方、指示信号変換部210Cは、反転指示信号を受け取ると、まず、操作部122からの操作信号を反転させる(ステップ50)。そして、反転させた操作信号に対応する指示信号に変換し、音声制御回路110Aに音声指示信号、また画像制御回路150Aに画像指示信号出力する(ステップ60)。
また、指示信号変換部210Cは、反転指示信号を受け取ると、頭の動き検出部130からの頭の動き検出結果を反転させる(ステップ70)。なお、頭の動き検出結果において、頭部を左右に振った(回動した)場合の出力は、反転する必要がない。これは、頭の回転は装置がどちらの目に対応するように装着されていても同じであるからである。そして、反転させた頭の動き検出結果と、記憶装置200に記憶されている頭の動き対応テーブルと、を比較し、ユーザの指示を特定する(ステップ80)。そして、ユーザの指示特定結果に対応するユーザ指示信号に変換し、音声制御回路110Aに音声ユーザ指示信号、また画像制御回路150Aに画像ユーザ指示信号を出力し(ステップ90)、終了する。
以上の手順の処理よって、左右のいずれかの目に応じた画像表示およびハンズフリーの指示が行えるヘッドマウントディスプレイを提供することができる。
なお、本実施形態に係るHMDにおいては、画像信号と音声信号の両方を出力しているが、画像信号のみを出力するHMDにおいても本発明を適用することができる。
また、本実施形態に係るHMDにおいては、画像出力部が左右のどちらの目に対応する位置に配置されているかを検出するために、アームの突出向き検出部を用いているが、アームの突出向き検出部を使用せずに、画像出力部が左右のどちらの目に対応する位置に配置されているかを、ユーザが操作部122から入力するようにしてもよい。
なお、本実施形態に係るHMDにおいては、画像出力部が左右どちらの目に対応する位置に配置しているかに対応して、頭の動き検出部130の検出結果を反転させているが、頭の動き検出部130をアームの所定の位置(例えばアーム160の回動中心に近い位置)に設定することにより、頭の動き検出部130の前後関係がアーム160の回動によって反転するので、頭の動き検出部130の前後方向の動きに対応する信号については、上述したような検出結果の反転が不要となる。また、アーム160を回動させた際に、不図示の機構により、頭の動き検出部130が上下方向を回転軸として180度回転するようにすることで、頭の動き検出部130の前後関係と左右関係が、アーム160の回動によって、それぞれ反転するようにでき、それによって上述したような検出結果の反転が不要となる。
左右のいずれかの目に対応する位置に画像表示を行うヘッドマウントディスプレイの画像出力部の配置変更の手順を説明する図である。 左右のいずれかの目に対応する位置に画像表示を行うヘッドマウントディスプレイの画像出力部の配置変更の手順を説明する図である。 左右のいずれかの目に対応する位置に画像表示を行うヘッドマウントディスプレイの画像出力部の配置変更の手順を説明する図である。 左右のいずれかの目に対応する位置に画像表示を行うヘッドマウントディスプレイの画像出力部の配置変更の手順を説明する図である。 (a)本発明に係るヘッドマウントディスプレイの一実施形態を示す斜視図である。(b)本発明に係るヘッドマウントディスプレイの一実施形態を示す側面図である。 本発明に係るヘッドマウントディスプレイの情報処理系のハードウェア構成図である。 情報処理装置が行う処理の態様を示すフローチャートである。
符号の説明
100:HMD、110:音声出力部、120:連結部、121:電力制御部、122:操作部、130:頭の動き検出部、140:ヘッドバンド、150:画像出力部、160:アーム、170:アーム支持部、180:アームの突出向き検出部、190:インターフェース部、200:情報処理装置、210:CPU、210A:信号処理部、210B:反転判定部、210C:指示信号変換部、210D:出力反転指示部、220:記憶装置、X:電池

Claims (10)

  1. ユーザの左右のいずれかの目に対応する位置に配置される画像出力部と、
    画像信号を出力する画像制御回路と、
    ユーザの頭部の動きを検出する頭の動き検出手段と、
    前記頭の動き検出手段が検出したユーザの頭の動き検出結果をユーザ指示信号に変換して出力する指示信号変換手段と、
    を有し、
    前記画像出力部が左右のどちらの目に対応する位置に配置されているかを示す信号が所定の設定値ではないときに、前記指示信号変換手段は、前記頭の動き検出結果を反転させてから、ユーザ指示信号に変換して出力する
    ことを特徴とするヘッドマウントディスプレイ。
  2. 画像出力部を支持するアームの突出向きを検出するアームの突出向き検出手段と、
    前記アームの突出向き検出手段が検出した検出結果と、アームの突出向き設定値と、を比較する反転判定手段を有し、
    前記画像出力部が左右のどちらの目に対応する位置に配置されているかを示す信号は、前記アームの突出向き検出手段が検出した検出結果を示す信号であり、
    前記所定の設定値は、前記アームの突出向き設定値であり、
    前記反転判定手段は、前記アームの突出向き検出結果と、前記アームの突出向き設定値と、が異なる場合、前記指示信号変換手段に反転指示信号を出力し、
    前記指示信号変換手段は、反転指示信号が入力されると、前記頭の動き検出結果を反転させてから、ユーザの指示信号に変換して出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載のヘッドマウントディスプレイ。
  3. ユーザの指示を受け付ける操作部材を有し、
    前記画像出力部が左右のどちらの目に対応する位置に配置されているかを示す信号は、前記操作部材で受け付けたユーザの指示を変換した信号である
    ことを特徴とする請求項1に記載のヘッドマウントディスプレイ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のヘッドマウントディスプレイにおいて、
    ユーザが頭部を、上下に振った場合と、左右に振った場合と、左右に傾けた場合と、に検出される、加速度のパターンとユーザの指示が対応付けられた頭の動き対応テーブルが記憶されており、
    前記指示信号変換手段は、頭の動き検出結果と、予め記憶された頭の動き対応テーブルと、を比較することでユーザの指示を特定し、指示特定結果に基づいて、ユーザ指示信号に変換する
    ことを特徴とするヘッドマウントディスプレイ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のヘッドマウントディスプレイにおいて、
    ユーザの指示を受け付ける操作部材を有し、
    前記指示信号変換手段は、前記操作部材が受け付けた操作信号を指示信号に変換して出力し、
    前記指示信号変換手段は、反転指示信号が入力されると、前記操作信号を反転させてから、指示信号に変換して出力する
    ことを特徴とするヘッドマウントディスプレイ。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のヘッドマウントディスプレイにおいて、
    前記画像制御回路に出力反転指示を行う出力反転指示手段を有し、
    前記出力反転指示手段は、反転指示信号が入力されると、前記画像制御回路に画像出力反転信号を出力する
    ことを特徴とするヘッドマウントディスプレイ。
  7. 請求項6に記載のヘッドマウントディスプレイにおいて、
    音声出力部と、
    音声信号を出力する音声制御回路と、を有し、
    前記出力反転指示手段は、前記音声制御回路に出力反転指示を行い、
    前記出力反転指示手段は、反転指示信号が入力されると、前記音声制御回路に音声出力反転信号を出力する
    ことを特徴とするヘッドマウントディスプレイ。
  8. 請求項7に記載のヘッドマウントディスプレイにおいて、
    前記音声制御回路は、音声出力反転信号が入力されると、前記音声出力部に出力する音声信号の左右を入れ替えて出力する
    ことを特徴とするヘッドマウントディスプレイ。
  9. 請求項6から8のいずれか1項に記載のヘッドマウントディスプレイにおいて、
    前記画像制御回路は、画像出力反転信号が入力されると、前記画像出力部に出力する画像が上下180度反転した画像信号を出力する
    ことを特徴とするヘッドマウントディスプレイ。
  10. 請求項2に記載のヘッドマウントディスプレイにおいて、
    前記アームの突出向き検出部は、前記アーム支持部に設けられたリミットスイッチを有し、リミットスイッチからの信号によって、前記アームの突出向きを検出する
    ことを特徴とするヘッドマウントディスプレイ。
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