JP5032266B2 - トリガー式液体噴出器 - Google Patents

トリガー式液体噴出器 Download PDF

Info

Publication number
JP5032266B2
JP5032266B2 JP2007277532A JP2007277532A JP5032266B2 JP 5032266 B2 JP5032266 B2 JP 5032266B2 JP 2007277532 A JP2007277532 A JP 2007277532A JP 2007277532 A JP2007277532 A JP 2007277532A JP 5032266 B2 JP5032266 B2 JP 5032266B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holder
type liquid
protective cover
liquid ejector
trigger type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007277532A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009101322A (ja
Inventor
和彦 高田
古澤  光夫
晴男 岸上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP2007277532A priority Critical patent/JP5032266B2/ja
Publication of JP2009101322A publication Critical patent/JP2009101322A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5032266B2 publication Critical patent/JP5032266B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Description

本発明は、トリガー式液体噴出器に関するものであり、内容物を効率よく噴射させるとともに、内容物の噴射に先立ってその噴射すべき面に対し掃除を行ったり、あるいは噴射物の均一に塗り広げる等の作業を速やかに実施し得る機能を付加しようとするものである。
黴取り剤や洗剤、衣料用糊剤、住居用ワックス、整髪剤、芳香剤等の液体を入れた容器においては、操作レバーを牽曳することによってボディ内のポンプを駆動して容器内の液体を直線状、霧状あるいは泡状にして噴射させるトリガー式の噴出器が多用されており、これにより液体の効率的な噴射を可能にしている。
この種の噴出器は、その使用目的に応じて容器内の内容物を上記の如き種々の形態で噴射させることができるようになっているが、近年では、内容物の噴射に先立って噴射すべき面を綺麗に掃除したり、内容物の噴射後に噴射物を均一に塗り広げることができるようにブラシ等の払拭具を備え付けた高機能型の商品も開発されてきている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002-320887号公報
しかしながら、従来の噴出器は、払拭具をボディに直にセットする組み立て構造体からなっているのが普通で、構成部材の寸法精度の厳格な管理が必要であり、払拭具の取り付け、取り外し時に際しては噴出器のボディに余計な力が加わるのが避けられないことから液漏れが生じたり、他の構成部材が外れてしまうことが懸念され、また、容器の収納時において操作レバーが不用意に牽曳されないようにストッパー機構を併設する場合には払拭具の取り付け位置に制約を受けることもあり、未だ改善の余地が残されていた。
本発明の課題は、上述したような不具合なしに便利な機能を付与できる新規なトリガー式液体噴出器を提案するところにある。
本発明は、容器内の内容物を吸引、加圧、圧送するポンプを備えたボディと、このボディの先端に装着され、該ポンプによって圧送された内容物を外界へ向けて噴出させるノズルと、ボディに枢軸を介して揺動可能に保持され、その牽曳により該ポンプを駆動する操作レバーとを備えたトリガー式液体噴出器であって、
前記ボディ又は該ボディを保護する保護カバーに、払拭具を有し該ボディ又は保護カバーに着脱自在に固定されるホルダーを設け、
前記ホルダーに、操作レバーの背面での当接を可能とし、その当接により該操作レバーの牽曳を阻止するストッパーを配置したことを特徴とするトリガー式液体噴出器である。
上記の構成になる噴出器のホルダーは、ボディ又はボディを保護する保護カバーの天面壁に位置するベースと、このベースの両端縁にそれぞれ一体的につながり、該ボディ又はボディを保護する保護カバーの側壁に位置する一対のアームにより構成するのが好ましく、また、ストッパーについては、その一端がアームの一方にヒンジを介して連結し、その他端に、該アームの一方につき切り離し可能に連係する係止片を有するもので構成するのが好ましい。
払拭具としては、払拭具の柄として機能させ得るピンセットを備えるものが望ましく、ホルダーには、ボディ又はボディを保護する保護カバーに設けられた少なくとも1つの凸部又は凹部に連係して該ホルダーをボディ又は保護カバーに固定する少なくとも1つの凹部又は凸部を設けることができる。
払拭具を保持するホルダーを、ボディあるいはボディに装着された保護カバーに着脱自在に設けるようにしたので、その取り付け、取り外しに際してボディに余計な力が加わることがなく、噴出器を構成する他の構成部材が外れたり、液漏れが生じるおそれはない。
また、ホルダーには、操作レバーの背面に当接して該レバーの牽曳を阻止するストッパーを併設したので、ホルダーの設置位置に制約を受けることがない。
払拭具は、噴出器を直接構成する部材ではないので、比較的緩和された寸法基準のものでの製造が可能であり、ホルダーからの取り外しができる構造を採用することにより他の商品への転用も可能となる。
以下、図面を参照して本発明をより具体的に説明する。
図1〜3は本発明にしたがうトリガー式液体噴出器の実施の形態を示した図であり、図1は噴出器の側面図、図2は図1の正面図、さらに図3は図1の平面図である。
図における番号1はポンプを組み入れたボディ(図2参照)、2はボディ1の外側壁に揺動可能に保持された操作レバー、3はボディ1の先端部に装着された噴射ノズル、4はボディ1を容器の口部に固定保持するベースキャップ、5はボディ1につながり容器内の内容物を吸引する吸引管である。
また、6はボディ1に覆い被さるヘッドカバー(保護カバー)であり、このヘッドカバー6はボディ1の上面に位置する上面壁6a(図3参照)と、この上面壁6aに一体的につながりボディ1の側面に位置する側面壁6b、6cと、上面壁6a及び側面壁6b、6cに一体的につながりボディ1の背面に位置する背面壁6dならなる。
7はヘッドカバー6に設けられたホルダーである。このホルダー7はヘッドカバー6の上面壁6aに位置するベース7aと、このベース7aの両端縁に一体的につながり、該ヘッドカバー6の側壁6b、6cに位置するアーム7b、7cからなり、このホルダー7にはベース7aに固定状態で配置された払拭具8が設けられている。
払拭具8は毛体を複数本束ね合わせて逆U字状にして基部8aの前面に固定されたブラシ部8b(図2参照)と、該基部8aの後面に一体連結し先端部に挟み片を有するピンセット8cにて構成されている(ブラシ部8bはスポンジや櫛等であってもかまわず、ピンセット8cはブラシ部8bの柄として機能する。)。
ホルダー7の側壁7b、7cの内面下端部には凸部t(凹部でもよい。)が形成されていて、ヘッドカバー6の外面に設けられた凹部(凸部でもよい。図示せず。)に連係(アンダーカット係合等)させることにより該ホルダー7をヘッドカバー6に固定する(図2参照)。
さらに、9はホルダー7に配置されたストッパーである。ストッパー9はその一端がアーム7bの下端にヒンジhを介して連結しており、その他端には、もう一方のアーム7cの凸部7cに対して切り離し可能に連係する係止片9aが形成されている。
上記の構成になるトリガー式液体噴出器は、その内部構造は具体的には従来構造のものと何ら変わるところがなく(図示せず)、操作レバー2の牽曳を繰り返してボディ1内のポンプを駆動することで容器内の内容物を噴射ノズル3を通して外界へと噴射する。
園芸用の液体肥料や殺虫剤等を内容物として噴射するに当たっては、噴射すべき面に虫やゴミ等が存在するので、それを手に直接触れることなしに取り除くには、図2の仮想線にて示す如く、アーム7cの凸部7cに対する係止片9aの切り離しを行い、図4に示すように、払拭具8をヘッドカバー6からホルダー7ごと取り外して使用すればよい。
内容物の噴射を終えた後においては、ホルダー7をヘッドカバー6に配置し、ストッパー9の他端を、係止片9aを用いてアーム7cの凸部7cに連係させる。
ストッパー9の他端をアーム7cに連係させた状態では、該ストッパー9が操作レバー2の背面に当接する(図1参照)ことになり、これにより操作レバー2に不用意な力が作用しても牽曳されることがなく液が漏れ出ることはない。
本発明では、ホルダー7を、ヘッドカバー6の上に取り付ける場合について示したが、ヘッドカバー6を有しない噴出器にあっては該ホルダー7をボディ1に直接取り付ける。
また、噴出器の種類によってはボディ1あるいはヘッドカバー6に、シュラウドタイプのカバーを装着したものもあり、この場合には、シュラウドタイプのカバーにホルダー7を設ける。
払拭具8はホルダー7のベース7aに固定された一体構造のものを例として示したが、該払拭具8はベース7aとは別体物で構成し該ベース7aに着脱自在に組み付ける構造を採用することも可能であり、この点については限定されない。
収納状態での液洩れを確実に回避することが可能で、内容物の噴射に際して掃除や噴射物の塗り広げ作業等を迅速に行うことができるトリガー式液体噴出器が提供できる。
本発明にしたがうトリガー式液体噴出器の実施の形態を示した図(側面図)である。 図1の正面を示した図である。 図1の平面を示した図である。 ホルダーを示した図である。
符号の説明
1 ボディ
2 操作レバー
3 噴射ノズル
4 ベースキャップ
5 吸引管
6 ヘッドカバー
7 ホルダー
8 払拭具
9 ストッパー

Claims (4)

  1. 容器内の内容物を吸引、加圧、圧送するポンプを備えたボディと、このボディの先端に装着され、該ポンプによって圧送された内容物を外界へ向けて噴出させるノズルと、ボディに枢軸を介して揺動可能に保持され、その牽曳により該ポンプを駆動する操作レバーとを備えたトリガー式液体噴出器であって、
    前記ボディ又は該ボディを保護する保護カバーに、払拭具を有し該ボディ又は保護カバーに着脱自在に保持されるホルダーを設け、
    前記ホルダーに、操作レバーの背面での当接を可能とし、その当接により該操作レバーの牽曳を阻止するストッパーを配置したことを特徴とするトリガー式液体噴出器。
  2. 前記ホルダーは、ボディ又はボディを保護する保護カバーの天面壁に位置するベースと、このベースの両端縁にそれぞれ一体的につながり、該ボディ又はボディを保護する保護カバーの側壁に位置する一対のアームからなり、
    前記ストッパーは、その一端がアームの一方にヒンジを介して連結し、他端に、該アームのもう一方につき、切り離し可能に連係する係止片を有する請求項1記載のトリガー式液体噴出器。
  3. 前記払拭具は、払拭具の柄として機能させ得るピンセットを備える請求項1又は2記載のトリガー式液体噴出器。
  4. 前記ホルダーは、ボディ又はボディを保護する保護カバーに設けられた少なくとも1つの凸部又は凹部に連係して該ホルダーをボディ又は保護カバーに固定する少なくとも1つの凹部又は凸部を有する請求項1〜3の何れかに記載のトリガー式液体噴出器。
JP2007277532A 2007-10-25 2007-10-25 トリガー式液体噴出器 Expired - Fee Related JP5032266B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007277532A JP5032266B2 (ja) 2007-10-25 2007-10-25 トリガー式液体噴出器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007277532A JP5032266B2 (ja) 2007-10-25 2007-10-25 トリガー式液体噴出器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009101322A JP2009101322A (ja) 2009-05-14
JP5032266B2 true JP5032266B2 (ja) 2012-09-26

Family

ID=40703660

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007277532A Expired - Fee Related JP5032266B2 (ja) 2007-10-25 2007-10-25 トリガー式液体噴出器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5032266B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009101322A (ja) 2009-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6549672B2 (ja) 清掃器具
JP3870360B2 (ja) 噴射装置ノズル
EP2359731A3 (en) Power mop with exposable scrub brush
KR20000075740A (ko) 에어러졸 디스펜서
JP5187742B2 (ja) トリガー式吐出器
JP6382149B2 (ja) トリガー式噴出器
JP7291540B2 (ja) 点鼻薬噴出器
JP4230818B2 (ja) 清掃具
JP2010254312A (ja) 噴射アダプター装置
JP5032266B2 (ja) トリガー式液体噴出器
KR20160110486A (ko) 트리거식 액체 분출기
KR101141862B1 (ko) 청소 용구
JP5538507B2 (ja) 液体噴出器
KR101151680B1 (ko) 화이트 보드 지우개
JP4975562B2 (ja) トリガー式液体噴出器
JP5917268B2 (ja) トリガー式液体噴出器
KR200439707Y1 (ko) 잉크젯 프린터 카트리지의 잉크 재충전용 홀더
JP4170104B2 (ja) トリガー式液体噴出器
JP2002320887A (ja) トリガー式液体注出装置及び液体注出容器
JP2006347398A (ja) ワイパブレード
JP4646111B2 (ja) ディスペンサーのトリガー
JP2012179519A (ja) トリガー式液体噴出器
JP4975563B2 (ja) トリガー式噴出器
EP3962340B1 (en) Floor cleaner
JP4198617B2 (ja) ノズル用貯留具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100428

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120622

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120626

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120628

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5032266

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150706

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees