JP5031641B2 - パターンの位置合わせ方法、照合方法及び照合装置 - Google Patents

パターンの位置合わせ方法、照合方法及び照合装置 Download PDF

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Description

本発明は、照合のため、線状パターン同士を位置合わせするパターンの位置合わせ方法、照合方法及び照合装置に関し、特に、多数の登録された線状パターンに対し、照合用線状パターンを高速に照合するのに好適なパターンの位置合わせ方法、照合方法及び照合装置に関する。
自動認識の分野において、登録されたパターンと照合用パターンとの照合により、自動認識することが行われている。近年のパターンの多様化に伴い、高速に位置合わせできる技術が要求されている。例えば、近年のバイオメトリックス技術の進展に伴い、人間の体の一部である生体の特徴を認識して、個人認証する装置が種々提供されている。このような装置では、登録されたテンプレートに対し、照合用パターンを位置合わせした後、照合している。例えば、手足の指紋、目の網膜、顔面、血管などのパターンを、登録パターンと照合することにより、個人認証する。
このような照合処理において、位置合わせの処理時間、精度は、照合処理の処理時間や精度に大きく影響する。
従来、パターンの位置合わせ技術として、テンプレートマッチング法が種々提案されている(例えば、非特許文献1、特許文献1,2参照)。テンプレートマッチング法は、比較元パターンをテンプレートとし、比較先パターンをテンプレートに当てはめる演算を行うものであり、アフィン変換等が利用される。
又、他のパターン位置合わせ技術として、対応関係と最小二乗法による方法も提案されている(例えば、非特許文献2参照)。この方法は、パターンの対応関係に、ハンガリアンメソッドなどを使用し、予測に基づき最適な位置合わせを決定する方法である。
W.Rucklidge、"Efficient Visual Recognition Using the Hausdrff Distance", Lecture Notes in Computer Science 1173, Springer-Verlag, 1996 特開2003−30662号公報 特開平5−233796号公報 S. Belongie, J. Malik, J.Puzicha、"Shape Matching and Object Recognition Using Shape Contexts", IEEE, Trans. Pattern Analysis and Machine Intelligence, vol. 24, no. 24, PP 509-522, April, 2002
しかしながら、従来のテンプレートに基づく方法では、パターンをそのままテンプレートマッチングするため、位置あわせの幾何変換パラメータ数が多い。この幾何変換パラメータが増えるほど、処理時間が指数関数的に増加して、処理時間が長くなるという問題がある。又、大域的な誤差が大きいという問題がある。
一方、対応関係と最小2乗法による方法では、対応関係の算出に、例えば、ハンガリアン法などを要し、処理時間が長くなり、且つ局所的な誤差が大きいという問題がある。
従って、本発明の目的は、線状パターンを高速に位置合わせするためのパターンの位置合わせ方法、照合方法及び照合装置を提供することにある。
又、本発明の他の目的は、多数の線状パターンを高速の位置合わせするためのパターンの位置合わせ方法、照合方法及び照合装置を提供することにある。
更に、本発明の更に他の目的は、多数の線状パターンを高速且つ高精度に位置合わせするためのパターンの位置合わせ方法、照合方法及び照合装置を提供することにある。
この目的の達成のため、本発明のパターン位置合わせ方法は、比較元の第1の曲線と比較先の第2の曲線との各々を、複数の線分データに分割するステップと、前記第1の曲線の線分データ前記第2の曲線の線分データとの各々の角度と、スケールと、中点X座標と、中点Y座標とを計算する第1のステップと、前記第1の曲線の線分データと前記第2の曲線の線分データとの角度とスケールとから、前記第1の曲線と前記第2の曲線との角度ずれを計算する第2のステップと、前記第1の曲線の線分データと前記第2の曲線の線分データとの中点X座標と中点Y座標とから、前記第1の曲線と前記第2の曲線とのスケールの比率を計算する第3のステップと、前記第1の曲線又は前記第2の曲線のいずれか一方を、前記角度と比率とで、角度・スケール変換する第4のステップと、前記角度・スケール変換された前記第1の曲線又は前記第2の曲線と、角度・スケール変換されていない前記第1の曲線又は前記第2の曲線とをテンプレートマッチングにより、位置合わせする第5のステップとを有し、前記第2のステップは、前記第1の曲線の線分データのスケールを角度の度数とした第1の角度分布と、前記第2の曲線の線分データのスケールを角度の度数とした第2の角度分布とを生成するステップと、前記第1及び第2の角度分布から前記角度ずれを計算するステップとを有し、前記第3のステップは、前記第1の曲線の線分データと前記第2の曲線の線分データとの中点X座標と中点Y座標とから、前記第1の曲線と前記第2の曲線との各々のスケールシェイプコンテクストを計算するステップと、前記各々のスケールシェイプコンテクストの各要素の平均値の比から前記スケールの比率を計算するステップとを有する
又、本発明のパターン照合方法は、比較元の第1の曲線と比較先の第2の曲線との各々を、複数の線分データに分割するステップと、前記第1の曲線の線分データ前記第2の曲線の線分データとの各々の角度と、スケールと、中点X座標と、中点Y座標とを計算する第1のステップと、前記第1の曲線の線分データと前記第2の曲線の線分データとの角度とスケールとから、前記第1の曲線と前記第2の曲線との角度ずれを計算する第2のステップと、前記第1の曲線の線分データと前記第2の曲線の線分データとの中点X座標と中点Y座標とから、前記第1の曲線と前記第2の曲線とのスケールの比率を計算する第3のステップと、前記第1の曲線又は前記第2の曲線のいずれか一方を、前記角度と比率とで、角度・スケール変換する第4のステップと、前記角度・スケール変換された前記第1の曲線又は前記第2の曲線と、角度・スケール変換されていない前記第1の曲線又は前記第2の曲線とをテンプレートマッチングにより、位置合わせする第5のステップと、前記位置合わせした前記第1の曲線と前記第2の曲線との類似度を計算して、照合するステップとを有し、前記第2のステップは、前記第1の曲線の線分データのスケールを角度の度数とした第1の角度分布と、前記第2の曲線の線分データのスケールを角度の度数とした第2の角度分布とを生成するステップと、前記第1及び第2の角度分布から前記角度ずれを計算するステップとを有し、前記第3のステップは、前記第1の曲線の線分データと前記第2の曲線の線分データとの中点X座標と中点Y座標とから、前記第1の曲線と前記第2の曲線との各々のスケールシェイプコンテクストを計算するステップと、前記各々のスケールシェイプコンテクストの各要素の平均値の比から前記スケールの比率を計算するステップとを有する
又、本発明のパターン照合装置は、比較先パターンを取得する取得ユニットと、比較元パターンと前記比較先パターンとを照合する照合ユニットとを有し、前記照合ユニットは、前記比較元パターンの第1の曲線と前記比較先パターンの第2の曲線との各々を、複数の線分データに分割し、前記第1の曲線の線分データ前記第2の曲線の線分データとの各々の角度と、スケールと、中点X座標と、中点Y座標とを計算し、前記第1の曲線の線分データと前記第2の曲線の線分データとの角度とスケールとから、前記第1の曲線の線分データのスケールを角度の度数とした第1の角度分布と、前記第2の曲線の線分データのスケールを角度の度数とした第2の角度分布とを生成し、前記第1及び第2の角度分布から、前記第1の曲線と前記第2の曲線との角度ずれを計算し、前記第1の曲線の線分データと前記第2の曲線の線分データとの中点X座標と中点Y座標とから、前記第1の曲線と前記第2の曲線との各々のスケールシェイプコンテクストを計算し、前記各々のスケールシェイプコンテクストの各要素の平均値の比から、前記第1の曲線と前記第2の曲線とのスケールの比率を計算し、前記第1の曲線又は前記第2の曲線のいずれか一方を、前記角度と比率とで、角度・スケール変換し、前記角度・スケール変換された前記第1の曲線又は前記第2の曲線と、角度・スケール変換されていない前記第1の曲線又は前記第2の曲線とをテンプレートマッチングにより、位置合わせし、前記位置合わせした前記第1の曲線と前記第2の曲線との類似度を計算して、照合する。
更に、本発明は、好ましくは、前記第1のステップは、複数の前記比較元パターンと複数の前記比較先パターンとの各々の角度と、スケールと、中点X座標と、中点Y座標とを計算するステップを有し、前記第2のステップは、複数の前記比較元パターンと複数の前記比較先パターンとの各々の角度と、スケールから、前記角度ずれを計算するステップを有し、前記第3のステップは、複数の前記比較元パターンと複数の前記比較先パターンとの中点X座標と中点Y座標とから、前記比率を計算するステップを有する。
更に、本発明は、好ましくは、比較元曲線パターンを線状の前記比較元パターンに変換するステップと、比較先曲線パターンを線状の前記比較先パターンに変換するステップを更に有する。
更に、本発明は、好ましくは、前記第2のステップは、前記比較元パターンのスケールを角度の度数とした第1の角度分布と、前記比較先パターンのスケールを角度の度数とした第2の角度分布とを作成するステップと、前記第1及び第2の角度分布から、前記角度ずれを計算するステップとを有する。
更に、本発明は、好ましくは、前記角度分布を作成するステップは、前記比較元パターン及び前記比較先パターンのスケールを、重み付け関数で重み付けして、前記度数に変換するステップを有する。
更に、本発明は、好ましくは、前記第3のステップは、前記比較元パターンと前記比較先パターンとの中点X座標と中点Y座標とから、前記比較元パターンと前記比較先パターンの各々のスケールシェイプコンテクストを計算するステップと、前記各々のスケールシェイプコンテクストの各要素の平均値の比から前記スケールの比率を計算するステップとを有する。
更に、本発明は、好ましくは、前記第5のステップは、前記角度・スケール変換された前記比較元パターン又は前記比較先パターンを、前記角度・スケール変換されていない前記比較元パターン又は前記比較先パターンに平行移動位置合わせするステップを有する。
比較元パターンと比較先パターンの角度ずれ、スケールの比率を別々に演算し、角度・スケール変換した後、実測テンプレートマッチングを行うため、テンプレートマッチング処理を最小限とでき、高精度及び高速な位置合わせが可能となる。又、比較元及び比較先パターンの曲線を複数の線分データに分割するため、曲線を線分データの特徴に置き換えるため、その角度、スケール、中点X,Y座標を容易に計算できる。更に、線分データの角度とスケールから、各曲線の角度分布を計算するため、曲線間の角度ずれを容易に計算できる。しかも、線分データの中点X,Y座標からスケールシェイプコンテクストを計算し、スケールシェイプコンテクストの各要素の平均値の比から、第1の曲線と第2の曲線とのスケールの比率を計算するため、角度ずれと別にスケール比率を計算できる。
以下、本発明の実施の形態を、認証システム、位置合わせ処理、特徴変換処理、最適アフィン変換処理、他の実施の形態の順で説明する。
(認証システム)
図1は、本発明の一実施の形態の認証システムの構成図である。図1は、認証システムとして、血管パターン認証システムを例に示す。
認証システムは、血管パターン撮像装置1と、これに接続された処理装置2とから構成される。このシステムの動作を説明する。血管パターン認証を依頼した利用者は、血管パターン撮像装置(以下、撮像装置という)1に手をかざす。撮像装置1は、血管パターンを読み取り、処理装置2の血管像抽出処理により、その血管パターンが抽出され、血管パターンデータとして、生体データベースファイル(比較元データファイル)に登録(記憶)する。
利用者が、個人認証するため、撮像装置1に手をかざす。撮像装置1は、血管パターンを読み取り、処理装置2の血管像抽出処理により、その血管パターンが抽出される。処理装置2は、照合処理により、その血管パターンを血管パターンデータとして、生体データベースファイルに登録された血管パターンデータと照合し、本人確認する。
図1に示すように、処理装置2は、比較元データ取得処理10と、比較元モデル処理12,14を行い、比較元データから曲線特徴を抽出する。又、処理装置2は、撮像装置1の撮像画像を取得する比較先データ取得処理20と、比較先イメージ処理22,24を行い、比較先データから曲線特徴を抽出する。
血管パターン認証装置では、撮像装置1から血管画像を、データ取得処理20で取得し、前処理22で、その画像の関心領域(ROI:Region Of Interest)を抽出し、特徴抽出処理24で、関心領域の画像のエッジ抽出を行い、エッジ抽出した画像を細線化処理し、細線化した画像から曲線特徴(図3参照)を抽出する。即ち、血管パターンは、曲線が大半であるため、血管パターンの曲線特徴(曲線)を抽出する。
同様に、処理装置2は、比較元血管画像を、データ取得処理10で取得し、前処理12で、その画像の関心領域を抽出し、特徴抽出処理14で、関心領域の画像のエッジ抽出を行い、エッジ抽出した画像を細線化処理し、細線化した画像から曲線特徴(図3参照)を抽出する。尚、生体データベースには、この曲線特徴が登録され、ここでは、生体データベースへの登録処理を示す。
次に、処理装置2は、比較元曲線と比較先曲線の位置合わせ探索処理3を行う。探索処理3では、比較元特徴変換処理30が、生体データベースの比較元曲線特徴から線分データを生成し、更に生成した線分データから線分特徴(角度、長さ、中点X座標,中点Y座標)を抽出する。同様に、比較先特徴変換処理32が、比較先曲線特徴から線分データを生成し、更に生成した線分データから線分特徴(角度、長さ、中点X座標,中点Y座標)を抽出する。
次に、探索処理3では、最適アフィン変換の探索処理34を行う。この探索処理34では、比較元線分特徴と比較先線分特徴とから、2つの線分間の角度推定を角度ヒストグラムマッチングにより行い、次に、2つの線分間のスケール推定をShape Context法により行う。この角度θ、スケールCを用いて、一方の曲線特徴の角度とスケール変換処理を行う。この角度・スケール変換された一方の曲線と、他方の曲線との並行移動位置合わせを、アフィン変換で行う。更に、最小二乗法により、アフィン変換のパラメータを微調整処理する。
更に、認証装置2は、認証処理4を実行する。即ち、位置合わせ処理40で、位置合わせ探索処理3からのアフィン変換パラメータからパターンの重ね合わせを行う位置合わせ処理40を行い、類似度の計算処理42を実行し、類似度判定処理44を実行する。類似度判定処理44では、計算した類似度が、閾値以上なら、認証OK(成功)と、類似度が閾値より小さい場合には、認証NG(不成功)と判定する。
この平行移動位置合わせ処理とアフィン変換の微調整処理は、所謂、実測テンプレートマッチングに相当するが、この実施の形態では、直線の角度、スケールを演算し、角度・スケール変換した後、実測テンプレートマッチングを行う。このため、テンプレートマッチング処理を最小限とでき、高精度及び高速な位置合わせが可能となる。即ち、アフィン変換のパラメータを、6パラメータとすることができ、幾何変換パラメータを大幅に削減して、テンプレートマッチング処理できる。
又、対象直線を、角度、長さ、中点X座標,中点Y座標という線分特徴に変換しているため、角度、スケール演算を別々に実行できる。このため、低次元の演算にばらして実行できる。このため、より高速化演算できる。更に、対象が曲線である場合には、曲線を直線近似して、直線間で、スケール、角度を推定しているため、低次元の演算ですむ。
(位置合わせ処理)
図2は、図1の位置合わせ探索処理フロー図、図3は、図2の処理の説明図である。図3を参照して、図2の位置合わせ探索処理を説明する。
(S10)入力された図3の曲線特徴100,200を、線分近似により、線分データ102,202を生成する。ここでは、1つの曲線を2つの線分データに分割する。この処理は、図4、図5で詳しく説明する。
(S12)次に、線分データから線分特徴を生成する。図3に示すように、線分データ102,202から、線分のスケール(長さ)l,角度θ、各線分の中点のX座標、Y座標という4次元データを生成し、スケール、角度104,204と、中点のX座標、Y座標103,203に分類する。この処理は、図6で詳しく説明する。
(S14)生成した線分の角度及びスケール(長さ)から、角度ヒストグラム105,205を生成する。即ち、各角度において、同一角度の線分の長さを累積し、角度ヒストグラム105,205を生成する。そして、2つの角度ヒストグラムのずれを角度推定処理300で計算する。これにより、線分群の角度のずれが得られる。この処理は、図7、図8で詳しく説明する。
(S16)生成した線分の中点のX座標、Y座標とのユークリッド距離を計算し、比較元、比較先のスケールShapeContext(行列)106,206を計算する。そして、スケール推定処理302が、比較元、比較先のShape Context(行列)106,206の各要素の平均値を計算し、比較先の平均値を比較元の平均値で割り、推定スケール値を計算する。この処理は、図9、図10で詳しく説明する。
(S18)角度・スケール変換処理207が、比較元の曲線特性を、計算した角度とスケールで、角度及びスケール変換する。この処理は、図11、図12で詳しく説明する。
(S20)図3に示すように、比較元曲線208を、並行移動して、比較先曲線107に合わせる。この時の平行移動のアフィン変換の幾何変換パラメータは、4パラメータである。この処理は、図13、図14で詳しく説明する。
(S22)図3に示すように、最小二乗法を用いて、アフィン変換パラメータを最適化(微修正)する。このアフィン変換パラメータが、重ね合わせの幾何変換パラメータであり、6パラメータで済む。この処理は、図15、図16で詳しく説明する。
このように、直線の角度、スケールを演算し、角度・スケール変換した後、実測テンプレートマッチングを行うため、テンプレートマッチング処理を最小限とでき、高精度及び高速な位置合わせが可能となる。
(特徴変換処理)
図2の特徴変換処理を、図4乃至図6で説明する。
図4は、図2の線分データ作成処理フロー図、図5は、図4の動作説明図である。図4は、曲線セグメントからなる集合Σに対して、各S∈Σに近似する線分を求め、それらの線分の総体としてΣ‘’を求める処理である。
(S100)曲線セグメントSの始点を“s”、終点を、“e”とし、始点s、終点eを通る直線を、“l”とする(図5参照)。そして、以下の条件式(1)を満たす場合に、中点p’を下記(2)式で定め、曲線セグメントSを、始点s,終点p’の曲線セグメントS’と、始点p’、終点eの曲線セグメントS’ ’とに分割する(図5参照)。
max d(p,L)>閾値 D (1)
但し、p∈Sである。
p’=arg max d(p,L) (2)
但し、p∈Sである。
(S102)曲線セグメントSを、S’,S’ ’で置き換え、ステップS100の処理を繰り返す。ステップS100,S102を再帰的に処理し、式(1)が成立しなくなるまで、繰り返す。
(S104)ステップS102で得られた全ての曲線セグメントΣに対して、L(S)を、曲線セグメントSの始点を、始点として、曲線セグメントSの終点を、終点を持つ線分として、以下の式(3)で、線分からなる集団Σ’ ’を定める。
Σ’ ’={L(S)| S∈Σ’} (3)
図6は、図2の線分特徴抽出処理フロー図である。この処理は、線分からなる集合Σ‘’を元に、4次元の線分特徴l、θ、cx、cyからなる集合Σ’ ’ ’を求める。即ち、線分毎に、長さl、角度θ、中点X座標cx,中点Y座標cyを計算する。線分特徴(l、θ)104、線分特徴(cx、cy)を、線分特徴Σ’ ’ ’として出力する。
(最適アフィン変換処理)
図7は、図2の角度推定処理フロー図、図8は、図7の動作説明図である。
(S140)比較元、比較先の各々の(l、θ、cx、cy)∈Σ’ ’ ’に対して、角度θの属する角度区分に対するw(l)投票した重み付け度数分布を作成する。但し、重み関数は、非負単調増加関数である。図8に示すように、長さlに対する重み関数w(l)を、長さlが、0〜小さい領域では、「0」の度数、一定値より長い領域では、飽和値の度数、その間では、比例値の度数となるように設定する。この重み関数は、極端に短い線分は、角度推定から、カットし、極端に長い線分は、度数を制限するためである。その理由は、比較先線分は、撮像等の画像の読み取りから得られたものであり、極端に短い線分は、信頼性が少ない。同様に、極端に長い線分は、読み取り条件で、左右され、長さの信頼性が少ないからである。そして、線分の度数を、角度分布の対応角度θの度数に加算していく。
(S142)比較元度数分布(ヒストグラム)を、比較先度数分布(ヒストグラム)に対し、ずらしながら、相関を計算し、最も相関が高いときのずらし幅を、角度のずれθと推定する。
図9は、図2のスケール推定処理フロー図、図10は、図9の動作説明図である。
(S160)図10に示すように、中点X座標、中点Y座標群から、比較元、比較先のSSC(Scale Shape Context)を、以下の式(4)、(5)により求める。
SSC(Model)=[d(P,P)]i,j (4)
SSC(Image)=[d(P’,P’)]i,j (5)
但し、dは、ユークリッド距離である。
図10で説明すると、比較元(Model)の中点全体を、{p1、p2、p3、p4}とすると、行列SSC(Model)は、各点間のユークリッド距離を、行列化して、得る。同様に、比較先(Image)の中点全体を、{q1、q2、q3、q4}とすると、行列SSC(Image)は、各点間のユークリッド距離を、行列化して、得る。
(S162)スケールCを、行列Aの各要素の平均値(mean)を計算し、比較元で比較先を割り、下記式(6)で計算する。
C=mean(SSC(Image))/mean(SSC(Model))(6)
図11は、図2の角度・スケール変換処理フロー図、図12は、図11の動作説明図である。角度推定値θ、スケール推定値Cを用いて、比較元の曲線パターンについて、スケール(拡大、縮小)、回転変換を行う。即ち、曲線パターンの各点x、yを、下記式(7)、(8)で、変換後の点(x‘、y’)を計算する。
x’=(C・cosθ)・x+(−C・sinθ)・y (7)
y’=(C・sinθ)・x+(C・cosθ)・y (8)
図12に示すように、原点を中心に、θ回転、C倍を行う。この時、アフィン変換のパラメータは、式(7)、(8)の4つである。
図13は、図2の平行移動位置合わせ処理フロー図、図14は、図13の動作説明図である。
(S200)探査路生成を行う。即ち、図14に示すように、螺旋状に順序づけられた集合(Spiral Movement Vectors)S(={Si}i∈N ⊂ R*R)を求める。
(S202)粗探査を行う。即ち、図14に示すように、N(自然数全体)の部分集合N0を作成し、集合Sの部分列S0={Si}i∈N0をとる。図14では、黒丸でS0構成点を示す。そして、各iに対し、回転・スケール変換後の比較元曲線207に対する比較先曲線100の誤差評価関数値dist(曲線(Model)+si,曲線(Image))を評価する。
評価関数値が、一定値未満の時は、早期受け入れ(Early Acceptance)として、処理を中断し、その時のSi=(dx,dy)を、平行移動量として、処理を終了する。
(S204)密探索を行う。誤差評価関数により一定閾値内の見込みのある、若しくは、粗い探査での最良の添え字Siの付近(見込みのある区間)で、密に添え字Siを移動させる。最も誤差評価関数distを最小とするsi(dx,dy)を平行移動量とする。
このように、螺旋状に走査するととともに、粗いステップで探査(走査)し、見込みのある区間について、密に走査を行う。十分近いと判定した場合には、途中で処理を打ち切る。これにより、平行移動位置合わせを高速化できる。
図15は、図2のファイン変換パラメータ最適化処理フロー図、図16は、図15の動作説明図である。比較元曲線特徴(回転変換、スケール変換、平行移動後)と比較先曲線特徴を入力し、変換後の比較元曲線パターンを、比較先曲線パターン上に重ね、誤差評価関数(重み付け誤差の累積)を最小とするアフィン変換パラメータを、最小二乗法で求める。ここでは、重みは、例えば、距離の逆数に比例する定数とする。
これにより、アフィン変換パラメータは、p、q、r、s、t、uの6パラメータとなる。
このように、直線の角度、スケールを別々に、演算し、角度・スケール変換した後、実測テンプレートマッチングを行うため、テンプレートマッチング処理を最小限とでき、高速な位置合わせが可能となる。又、テンプレートマッチングを粗い走査を行い、見込みのある区間について、密に走査を行う。十分近いと判定した場合には、途中で処理を打ち切る。これにより、平行移動位置合わせを高速化できる。
更に、極端に短い線分をカットし、且つ極端に長い線分の度数を飽和値とするため、角度推定を正確にできる。このため、高精度に位置合わせできる。
(他の実施の形態)
前述の実施の形態では、認証システムを、血管パターン認証システムで説明したが、手のひらや甲や指の血管パターンや、手の掌紋等他の血管パターンの特徴を認証することや、指紋、顔面等の他の生体認証にも、適用できる。又、生体認証に限らず、他の線状パターンの位置合わせ、照合に適用できる。更に、曲線で説明したが、直線のみにも適用できる。
以上、本発明を実施の形態により説明したが、本発明の趣旨の範囲内において、本発明は、種々の変形が可能であり、本発明の範囲からこれらを排除するものではない。
尚、本発明は、以下の付記の事項を包含する。
(付記1)比較元パターンと比較先パターンとの各々の角度と、スケールと、中点X座標と、中点Y座標とを計算する第1のステップと、前記比較元パターンと前記比較先パターンとの角度とスケールとから、前記比較元パターンと前記比較先パターンとの角度ずれを計算する第2のステップと、前記比較元パターンと前記比較先パターンとの中点X座標と中点Y座標とから、前記比較元パターンと前記比較先パターンのスケールの比率を計算する第3のステップと、前記比較元パターン又は前記比較先パターンを、前記角度と比率とで、角度・スケール変換する第4のステップと、前記角度・スケール変換された前記比較元パターン又は前記比較先パターンと、角度・スケール変換されていない前記比較元パターン又は前記比較先パターンとをテンプレートマッチングにより、位置合わせする第5のステップとを有することを特徴とパターンの位置合わせ方法。
(付記2)前記第1のステップは、複数の前記比較元パターンと複数の前記比較先パターンとの各々の角度と、スケールと、中点X座標と、中点Y座標とを計算するステップを有し、前記第2のステップは、複数の前記比較元パターンと複数の前記比較先パターンとの各々の角度と、スケールから、前記角度ずれを計算するステップを有し、前記第3のステップは、複数の前記比較元パターンと複数の前記比較先パターンとの中点X座標と中点Y座標とから、前記比率を計算するステップを有することを特徴とする付記1のパターンの位置合わせ方法。
(付記3)比較元曲線パターンを線状の前記比較元パターンに変換するステップと、比較先曲線パターンを線状の前記比較先パターンに変換するステップを更に有することを特徴とする付記1のパターンの位置合わせ方法。
(付記4)前記第2のステップは、前記比較元パターンのスケールを角度の度数とした第1の角度分布と、前記比較先パターンのスケールを角度の度数とした第2の角度分布とを作成するステップと、前記第1及び第2の角度分布から、前記角度ずれを計算するステップとを有することを特徴とする付記1のパターンの位置合わせ方法。
(付記5)前記角度分布を作成するステップは、前記比較元パターン及び前記比較先パターンのスケールを、重み付け関数で重み付けして、前記度数に変換するステップを有することを特徴とする付記4のパターンの位置合わせ方法。
(付記6)前記第3のステップは、前記比較元パターンと前記比較先パターンとの中点X座標と中点Y座標とから、前記比較元パターンと前記比較先パターンの各々のスケールシェイプコンテクストを計算するステップと、前記各々のスケールシェイプコンテクストの各要素の平均値の比から前記スケールの比率を計算するステップとを有することを特徴とする付記1のパターンの位置合わせ方法。
(付記7)前記第5のステップは、前記角度・スケール変換された前記比較元パターン又は前記比較先パターンを、前記角度・スケール変換されていない前記比較元パターン又は前記比較先パターンに平行移動位置合わせするステップを有することを特徴とする付記1のパターンの位置合わせ方法。
(付記8)比較元パターンと比較先パターンとの各々の角度と、スケールと、中点X座標と、中点Y座標とを計算する第1のステップと、前記比較元パターンと前記比較先パターンとの角度とスケールとから、前記比較元パターンと前記比較先パターンとの角度ずれを計算する第2のステップと、前記比較元パターンと前記比較先パターンとの中点X座標と中点Y座標とから、前記比較元パターンと前記比較先パターンのスケールの比率を計算する第3のステップと、前記比較元パターン又は前記比較先パターンを、前記角度と比率とで、角度・スケール変換する第4のステップと、前記角度・スケール変換された前記比較元パターン又は前記比較先パターンと、角度・スケール変換されていない前記比較元パターン又は前記比較先パターンとをテンプレートマッチングにより、位置合わせする第5のステップと、前記位置合わせした前記比較元パターンと前記比較先パターンとの類似度を計算して、照合するステップとを有することを特徴とパターン照合方法。
(付記9)前記第1のステップは、複数の前記比較元パターンと複数の前記比較先パターンとの各々の角度と、スケールと、中点X座標と、中点Y座標とを計算するステップを有し、前記第2のステップは、複数の前記比較元パターンと複数の前記比較先パターンとの各々の角度と、スケールから、前記角度ずれを計算するステップを有し、前記第3のステップは、複数の前記比較元パターンと複数の前記比較先パターンとの中点X座標と中点Y座標とから、前記比率を計算するステップを有することを特徴とする付記8のパターン照合方法。
(付記10)比較元曲線パターンを線状の前記比較元パターンに変換するステップと、比較先曲線パターンを線状の前記比較先パターンに変換するステップを更に有することを特徴とする付記8のパターン照合方法。
(付記11)前記第2のステップは、前記比較元パターンのスケールを角度の度数とした第1の角度分布と、前記比較先パターンのスケールを角度の度数とした第2の角度分布とを作成するステップと、前記第1及び第2の角度分布から、前記角度ずれを計算するステップとを有することを特徴とする付記8のパターン照合方法。
(付記12)前記角度分布を作成するステップは、前記比較元パターン及び前記比較先パターンのスケールを、重み付け関数で重み付けして、前記度数に変換するステップを有することを特徴とする付記11のパターン照合方法。
(付記13)前記第3のステップは、前記比較元パターンと前記比較先パターンとの中点X座標と中点Y座標とから、前記比較元パターンと前記比較先パターンの各々のスケールシェイプコンテクストを計算するステップと、前記各々のスケールシェイプコンテクストの各要素の平均値の比から前記スケールの比率を計算するステップとを有することを特徴とする付記8のパターン照合方法。
(付記14)前記第5のステップは、前記角度・スケール変換された前記比較元パターン又は前記比較先パターンを、前記角度・スケール変換されていない前記比較元パターン又は前記比較先パターンに平行移動位置合わせするステップを有することを特徴とする付記8のパターン照合方法。
(付記15)比較先パターンを取得する取得ユニットと、比較元パターンと前記比較先パターンとを照合する照合ユニットとを有し、前記照合ユニットは、前記比較元パターンと前記比較先パターンの各々の角度と、スケールと、中点X座標と、中点Y座標とを計算し、前記比較元パターンと前記比較先パターンとの角度とスケールとから、前記比較元パターンと前記比較先パターンとの角度ずれを計算し、前記比較元パターンと前記比較先パターンとの中点X座標と中点Y座標とから、前記比較元パターンと前記比較先パターンのスケールの比率を計算し、前記比較元パターン又は前記比較先パターンを、前記角度と比率とで、角度・スケール変換し、前記角度・スケール変換された前記比較元パターン又は前記比較先パターンと、角度・スケール変換されていない前記比較元パターン又は前記比較先パターンとをテンプレートマッチングにより、位置合わせし、前記位置合わせした前記比較元パターンと前記比較先パターンとの類似度を計算して、照合することを特徴とパターン照合装置。
(付記16)前記照合ユニットは、複数の前記比較元パターンと複数の前記比較先パターンとの各々の角度と、スケールと、中点X座標と、中点Y座標とを計算し、複数の前記比較元パターンと複数の前記比較先パターンとの各々の角度と、スケールから、前記角度ずれを計算し、複数の前記比較元パターンと複数の前記比較先パターンとの中点X座標と中点Y座標とから、前記比率を計算することを特徴とする付記15のパターン照合装置。
(付記17)前記照合ユニットは、比較元曲線パターンを線状の前記比較元パターンに変換し、比較先曲線パターンを線状の前記比較先パターンに変換することを特徴とする付記15のパターン照合装置。
(付記18)前記照合ユニットは、前記比較元パターンのスケールを角度の度数とした第1の角度分布と、前記比較先パターンのスケールを角度の度数とした第2の角度分布とを作成し、前記第1及び第2の角度分布から、前記角度ずれを計算することを特徴とする付記15のパターン照合装置。
(付記19)前記照合ユニットは、前記比較元パターン及び前記比較先パターンのスケールを、重み付け関数で重み付けして、前記度数に変換することを特徴とする付記18のパターン照合装置。
(付記20)前記照合ユニットは、前記比較元パターンと前記比較先パターンとの中点X座標と中点Y座標とから、前記比較元パターンと前記比較先パターンの各々のスケールシェイプコンテクストを計算し、前記各々のスケールシェイプコンテクストの各要素の平均値の比から前記スケールの比率を計算することを特徴とする付記15のパターン照合装置。
(付記21)前記照合ユニットは、前記角度・スケール変換された前記比較元パターン又は前記比較先パターンを、前記角度・スケール変換されていない前記比較元パターン又は前記比較先パターンに平行移動位置合わせすることを特徴とする付記15のパターン照合装置。
(付記22)前記比較元パターンと前記比較先パターンとが、生体のパターンであり、前記照合が、生体認証であることを特徴とする付記15のパターン照合装置。
比較元パターンと比較先パターンの角度ずれ、スケールの比率を別々に演算し、角度・スケール変換した後、実測テンプレートマッチングを行うため、テンプレートマッチング処理を最小限とでき、高精度及び高速な位置合わせが可能となる。特に、多数のパターンを照合する照合速度を向上でき、照合装置の性能向上に有効である。又、比較元及び比較先パターンの曲線を複数の線分データに分割するため、曲線を線分データの特徴に置き換えるため、その角度、スケール、中点X,Y座標を容易に計算できる。更に、線分データの角度とスケールから、各曲線の角度分布を計算するため、曲線間の角度ずれを容易に計算できる。しかも、線分データの中点X,Y座標からスケールシェイプコンテクストを計算し、スケールシェイプコンテクストの各要素の平均値の比から、第1の曲線と第2の曲線とのスケールの比率を計算するため、角度ずれと別にスケール比率を計算できる。
本発明の一実施の形態の認証システムの構成図である。 図1の位置合わせ処理フロー図である。 図2の位置合わせ処理の説明図である。 図2の線分データ作成処理フロー図である。 図4の線分データ作成処理の説明図である。 図2の線分特徴抽出処理の説明図である。 図2の角度推定処理フロー図である。 図7の角度推定処理の説明図である。 図2のスケール推定処理フロー図である。 図9のスケール推定処理の説明図である。 図2の角度・スケール変換処理フロー図である。 図11の角度・スケール変換処理の説明図である。 図2の平行移動位置合わせ処理フロー図である。 図13の平行移動位置合わせ処理の説明図である。 図2のアフィン変換パラメータ最適化処理フロー図である。 図15のアフィン変換パラメータ最適化処理の説明図である。
符号の説明
1 血管パターン認証用撮像装置(比較先データ取得ユニット)
2 処理ユニット(照合ユニット)
3 位置合わせ探索処理
4 認証処理
10、20 データ取得処理
12,22 関心領域抽出処理
14,24 特徴抽出処理
30,32 特徴変換処理
34 最適アフィン変換探索処理
40 位置合わせ処理
42 類似度計算処理
44 認証判定処理

Claims (9)

  1. 比較元の第1の曲線と比較先の第2の曲線との各々を、複数の線分データに分割するステップと、
    前記第1の曲線の線分データ前記第2の曲線の線分データとの各々の角度と、スケールと、中点X座標と、中点Y座標とを計算する第1のステップと、
    前記第1の曲線の線分データと前記第2の曲線の線分データとの角度とスケールとから、前記第1の曲線と前記第2の曲線との角度ずれを計算する第2のステップと、
    前記第1の曲線の線分データと前記第2の曲線の線分データとの中点X座標と中点Y座標とから、前記第1の曲線と前記第2の曲線とのスケールの比率を計算する第3のステップと、
    前記第1の曲線又は前記第2の曲線のいずれか一方を、前記角度と比率とで、角度・スケール変換する第4のステップと、
    前記角度・スケール変換された前記第1の曲線又は前記第2の曲線と、角度・スケール変換されていない前記第1の曲線又は前記第2の曲線とをテンプレートマッチングにより、位置合わせする第5のステップとを有し、
    前記第2のステップは、
    前記第1の曲線の線分データのスケールを角度の度数とした第1の角度分布と、前記第2の曲線の線分データのスケールを角度の度数とした第2の角度分布とを生成するステップと、
    前記第1及び第2の角度分布から前記角度ずれを計算するステップとを有し、
    前記第3のステップは、
    前記第1の曲線の線分データと前記第2の曲線の線分データとの中点X座標と中点Y座標とから、前記第1の曲線と前記第2の曲線との各々のスケールシェイプコンテクストを計算するステップと、
    前記各々のスケールシェイプコンテクストの各要素の平均値の比から前記スケールの比率を計算するステップとを有する
    ことを特徴とするパターンの位置合わせ方法。
  2. 前記角度分布を作成するステップは、
    前記第1の曲線の線分データのスケールを所定の重み付け関数で重み付けして、前記度数に変換し、前記第2の曲線の線分データのスケールを所定の重み付け関数で重み付けして、前記度数に変換するステップを有する
    ことを特徴とする請求項1のパターンの位置合わせ方法。
  3. 前記第5のステップは、
    前記角度・スケール変換された前記第1の曲線又は前記第2の曲線を、前記角度・スケール変換されていない前記第1の曲線又は前記第2の曲線に平行移動位置合わせするステップを有する
    ことを特徴とする請求項1のパターンの位置合わせ方法。
  4. 比較元の第1の曲線と比較先の第2の曲線との各々を、複数の線分データに分割するステップと、
    前記第1の曲線の線分データ前記第2の曲線の線分データとの各々の角度と、スケールと、中点X座標と、中点Y座標とを計算する第1のステップと、
    前記第1の曲線の線分データと前記第2の曲線の線分データとの角度とスケールとから、前記第1の曲線と前記第2の曲線との角度ずれを計算する第2のステップと、
    前記第1の曲線の線分データと前記第2の曲線の線分データとの中点X座標と中点Y座標とから、前記第1の曲線と前記第2の曲線とのスケールの比率を計算する第3のステップと、
    前記第1の曲線又は前記第2の曲線のいずれか一方を、前記角度と比率とで、角度・スケール変換する第4のステップと、
    前記角度・スケール変換された前記第1の曲線又は前記第2の曲線と、角度・スケール変換されていない前記第1の曲線又は前記第2の曲線とをテンプレートマッチングにより、位置合わせする第5のステップと、
    前記位置合わせした前記第1の曲線と前記第2の曲線との類似度を計算して、照合するステップとを有し、
    前記第2のステップは、
    前記第1の曲線の線分データのスケールを角度の度数とした第1の角度分布と、前記第2の曲線の線分データのスケールを角度の度数とした第2の角度分布とを生成するステップと、
    前記第1及び第2の角度分布から前記角度ずれを計算するステップとを有し、
    前記第3のステップは、
    前記第1の曲線の線分データと前記第2の曲線の線分データとの中点X座標と中点Y座標とから、前記第1の曲線と前記第2の曲線との各々のスケールシェイプコンテクストを計算するステップと、
    前記各々のスケールシェイプコンテクストの各要素の平均値の比から前記スケールの比率を計算するステップとを有する
    ことを特徴とするパターン照合方法。
  5. 前記角度分布を作成するステップは、
    前記第1の曲線の線分データのスケールを所定の重み付け関数で重み付けして、前記度数に変換し、前記第2の曲線の線分データのスケールを所定の重み付け関数で重み付けして、前記度数に変換するステップを有する
    ことを特徴とする請求項4のパターン照合方法。
  6. 前記第5のステップは、
    前記角度・スケール変換された前記第1の曲線又は前記第2の曲線を、前記角度・スケール変換されていない前記第1の曲線又は前記第2の曲線に平行移動位置合わせするステップを有する
    ことを特徴とする請求項4のパターン照合方法。
  7. 比較先パターンを取得する取得ユニットと、
    比較元パターンと前記比較先パターンとを照合する照合ユニットとを有し、
    前記照合ユニットは、
    前記比較元パターンの第1の曲線と前記比較先パターンの第2の曲線との各々を、複数の線分データに分割し、前記第1の曲線の線分データ前記第2の曲線の線分データとの各々の角度と、スケールと、中点X座標と、中点Y座標とを計算し、前記第1の曲線の線分データと前記第2の曲線の線分データとの角度とスケールとから、前記第1の曲線の線分データのスケールを角度の度数とした第1の角度分布と、前記第2の曲線の線分データのスケールを角度の度数とした第2の角度分布とを生成し、前記第1及び第2の角度分布から、前記第1の曲線と前記第2の曲線との角度ずれを計算し、前記第1の曲線の線分データと前記第2の曲線の線分データとの中点X座標と中点Y座標とから、前記第1の曲線と前記第2の曲線との各々のスケールシェイプコンテクストを計算し、前記各々のスケールシェイプコンテクストの各要素の平均値の比から、前記第1の曲線と前記第2の曲線とのスケールの比率を計算し、前記第1の曲線又は前記第2の曲線のいずれか一方を、前記角度と比率とで、角度・スケール変換し、前記角度・スケール変換された前記第1の曲線又は前記第2の曲線と、角度・スケール変換されていない前記第1の曲線又は前記第2の曲線とをテンプレートマッチングにより、位置合わせし、前記位置合わせした前記第1の曲線と前記第2の曲線との類似度を計算して、照合する
    ことを特徴とするパターン照合装置。
  8. 前記照合ユニットは、前記第1の曲線の線分データのスケールを所定の重み付け関数で重み付けして、前記度数に変換し、前記第2の曲線の線分データのスケールを所定の重み付け関数で重み付けして、前記度数に変換する
    ことを特徴とする請求項7のパターン照合装置。
  9. 前記照合ユニットは、前記角度・スケール変換された前記第1の曲線又は前記第2の曲線を、前記角度・スケール変換されていない前記第1の曲線又は前記第2の曲線に平行移動位置合わせする
    ことを特徴とする請求項7のパターン照合装置。
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