JP5029705B2 - 液体吐出装置 - Google Patents
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そして、印刷ヘッドは、ノズルが形成されたノズル面を印刷用紙に対向させた状態でキャリッジに支持されており、ガイド部材に沿って印刷用紙の幅方向に移動(主走査)し、この主走査に同期してインクを吐出する。
ところで、縁なし印刷の場合には、印刷用紙の全表面を対象として印刷を行うため、印刷された印刷用紙の端部に余白部分ができないようにすることが重要である。これを実現するためには、印刷用紙が曲がって(斜めに)給紙されることも考慮に入れて、印刷用紙よりやや大きめの、換言すれば、印刷用紙の大きさと比べてある程度マージンを持たせた印刷データを用意し、本印刷データに基づき印刷用紙に印刷を行う手法が有効である。
液体吐出装置であって、
主走査方向に第1の主走査と第2の主走査と第3の主走査とを行う移動部材と、
前記移動部材に設けられた吐出ヘッドであって、前記移動部材の動作中に液体を吐出する前記吐出ヘッドと、
前記移動部材に設けられた検知手段であって、前記媒体の端の位置を検知するための前記検知手段と、
を備え、
前記媒体は、前記第1の主走査と前記第2の主走査との間に少なくとも1回搬送され、前記第2の主走査と前記第3の主走査との間に少なくとも1回搬送され、
前記第2の主走査は、前記第1の主走査よりも後になされ、
前記第3の主走査は、前記第2の主走査よりも後になされ、
前記媒体の端の位置のうち、前記主走査方向の位置が異なる二つの端の位置の少なくとも一方の端の位置は、前記第1の主走査において検知され、
前記吐出ヘッドは、
前記第2の主走査における前記液体の吐出を、前記第1の主走査において検知された前記一方の端の位置に応じた範囲において行い、
前記第3の主走査における前記液体の吐出を、前記第2の主走査において前記一方の端の位置が検知された場合には、前記第2の主走査において検知された前記一方の端の位置に応じた範囲において行い、前記第2の主走査において前記一方の端の位置が検知されなかった場合には、前記第1の主走査において検知された前記一方の端の位置に応じた範囲において行うことを要旨としている。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも、次のことが明らかにされる。
液体を吐出するための移動可能な吐出ヘッドと、媒体を送るための送り機構と、前記媒体の端の位置を検知するための検知手段と、を有し、前記検知手段により前記端の位置を検知する動作と、前記送り機構により前記媒体を送る動作と、移動する前記吐出ヘッドから前記媒体に液体を吐出する動作と、を繰り返す液体吐出装置であって、検知された前記端の位置に応じて、移動する前記吐出ヘッドから液体を吐出させる開始位置と終了位置のうち少なくともいずれか一方を変化させる液体吐出装置において、前記端の位置が検知されなかった際には、前記開始位置又は前記終了位置を予め定められた位置とすることを特徴とする液体吐出装置。
前記端の位置が検知されなかった際には、前記開始位置又は前記終了位置を予め定められた位置とすることにより、媒体に誤って余白を生じさせることを回避することが可能となる。
前記端の位置が検知されなかった際には、過去に検知された前記端の位置に基づいて、前記開始位置又は前記終了位置を決定することにより、媒体に誤って余白を生じさせることを回避することが可能となる。
このようにすれば、より正確に適切な前記開始位置又は前記終了位置を決定することができる。
このようにすれば、より簡易に前記開始位置又は前記終了位置を決定することができる。
このようにすれば、過去に検知された前記端の位置に係る最小限の情報から前記開始位置又は前記終了位置を決定することができる。
このようにすれば、より正確に適切な前記開始位置又は前記終了位置を決定することができる。
このようにすれば、過去に検知された前記端の位置に係る最小限の情報から前記開始位置又は前記終了位置を決定することができる。
このようにすれば、より簡易に前記開始位置又は前記終了位置を決定することができる。
このようにすれば、より正確に適切な前記開始位置又は前記終了位置を決定することができる。
前記両端の位置のうち一端の位置が検知されなかった際には、前記両端の位置のうち他端の位置に基づいて、前記開始位置又は前記終了位置を決定することにより、媒体に誤って余白を生じさせることを回避することが可能となる。
このようにすれば、より簡易に前記開始位置又は前記終了位置を決定することができる。
このようにすれば、より正確に適切な前記開始位置又は前記終了位置を決定することができる。
媒体の全表面を対象として液体を吐出する場合には、媒体の端部にも液体を吐出するため上記手段によるメリットがより大きくなる。
前記主走査方向へ移動する前記発光手段により発せられた光が、前記端を遮ることによる前記受光センサの出力値の変化に基づいて、前記端の位置を検知することとしてもよい。
このようにすれば、より簡易に、前記端の位置を検知することができる。
このようにすれば、前述した効果、すなわち、媒体に誤って余白を生じさせることを回避することが可能となるという効果がより顕著に発揮されることとなる。
このようにすれば、移動部材と検知手段の移動機構を共通化することができる。
このようにすれば、液体吐出装置の効率的な動作を実現することができる。
このような場合には、前述した効果を奏する印刷装置を実現することができる。
図1は、本発明の一例としての印刷システムの構成を示すブロック図である。この印刷システムは、コンピュータ90と、液体吐出装置の一例としてのカラーインクジェットプリンタ20と、を備えている。なお、カラーインクジェットプリンタ20とコンピュータ90とを含む印刷システムは、広義の「液体吐出装置」と呼ぶこともできる。また、図示はしないが、上記コンピュータ90、上記カラーインクジェットプリンタ20、CRT21や液晶表示装置等の表示装置、キーボードやマウス等の入力装置、フレキシブルドライブ装置やCD−ROMドライブ装置等のドライブ装置等から、コンピュータシステムが構築されている。
図3は、反射型光学センサ29の一例を説明するための模式図である。反射型光学センサ29はキャリッジ28に取り付けられ、例えば発光ダイオードから構成される発光手段の一例としての発光部38と例えばフォトトランジスタから構成される受光センサの一例としての受光部40を有している。発光部38から発した光、すなわち入射光は、印刷用紙Pや発せられた光の方向に印刷用紙Pがない場合にはプラテン26により反射され、その反射光は受光部40で受光され、電気信号に変換される。そして、受光した反射光の強さに応じた受光センサの出力値として、電気信号の大きさが測定される。
また、上記においては、受光した反射光の強さを得るために、反射光を電気信号に変換した後に電気信号の大きさを測定することとしたが、これに限定されるものではなく、受光した反射光の強さに応じた受光センサの出力値を測定することができればよい。
次にキャリッジ周辺の構成について説明する。図4は、インクジェットプリンタのキャリッジ28周辺の構成を示した図である。
図4に示したインクジェットプリンタは、送り機構の一例としての紙送りを行う紙送りモータ(以下、PFモータともいう)31と、印刷用紙Pに液体の一例としてのインクを吐出する印刷ヘッド36が固定され、主走査方向に駆動されるキャリッジ28と、キャリッジ28を駆動するキャリッジモータ(以下、CRモータともいう)30と、キャリッジ28に固定されたリニア式エンコーダ11と、所定の間隔にスリットが形成されたリニア式エンコーダ用符号板12と、PFモータ31用の不図示のロータリ式エンコーダ13と、印刷用紙Pを支持するプラテン26と、PFモータ31によって駆動されて印刷用紙Pを搬送する紙送りローラ24と、CRモータ30の回転軸に取付けられたプーリ25と、プーリ25によって駆動される牽引ベルト32とを備えている。
図5に示したリニア式エンコーダ11は、発光ダイオード11aと、コリメータレンズ11bと、検出処理部11cとを備えている。検出処理部11cは、複数(例えば4個)のフォトダイオード11dと、信号処理回路11eと、例えば2個のコンパレータ11fA、11fBとを有している。
発光ダイオード11aの両端に抵抗を介して電圧VCCが印加されると、発光ダイオード11aから光が発せられる。この光はコリメータレンズ11bにより平行光に集光されてリニア式エンコーダ用符号板12を通過する。リニア式エンコーダ用符号板12には、所定の間隔(例えば1/180インチ(1インチ=2.54cm))毎にスリットが設けられている。
リニア式エンコーダ用符号板12を通過した平行光は、図示しない固定スリットを通って各フォトダイオード11dに入射し、電気信号に変換される。4個のフォトダイオード11dから出力される電気信号は信号処理回路11eにおいて信号処理され、信号処理回路11eから出力される信号はコンパレータ11fA、11fBにおいて比較され、比較結果がパルスとして出力される。コンパレータ11fA、11fBから出力されるパルスENC−A、ENC−Bがリニア式エンコーダ11の出力となる。
図6(a)及び図6(b)に示すように、CRモータ正転時及び逆転時のいずれの場合も、パルスENC−AとパルスENC−Bとは位相が90度だけ異なっている。CRモータ30が正転しているとき、即ち、キャリッジ28が主走査方向に移動しているときは、図6(a)に示すように、パルスENC−AはパルスENC−Bよりも90度だけ位相が進み、CRモータ30が逆転しているときは、図6(b)に示すように、パルスENC−AはパルスENC−Bよりも90度だけ位相が遅れる。そして、パルスENC−A及びパルスENC−Bの1周期Tは、キャリッジ28がリニア式エンコーダ用符号板12のスリット間隔を移動する時間に等しい。
図7は、カラーインクジェットプリンタ20の電気的構成の一例を示すブロック図である。このカラーインクジェットプリンタ20は、コンピュータ90から供給された信号を受信するバッファメモリ50と、印刷データを格納するイメージバッファ52と、カラーインクジェットプリンタ20全体の動作を制御するシステムコントローラ54と、メインメモリ56と、EEPROM58とを備えている。システムコントローラ54には、さらに、キャリッジモータ30を駆動する主走査駆動回路61と、紙送りモータ31を駆動する副走査駆動回路62と、印刷ヘッド36を駆動するヘッド駆動回路63と、反射型光学センサ29の発光部38、受光部40を制御する反射型光学センサ制御回路65と、既述のリニア式エンコーダ11と、既述のロータリ式エンコーダ13と、が接続されている。また、反射型光学センサ制御回路65は、受光部40により受光される反射光から変換される電気信号を測定するための電気信号測定部66を備えている。
図8は、印刷ヘッド36の下面におけるノズル配列を示す説明図である。この印刷ヘッド36は、副走査方向に沿った一直線上にそれぞれ配列されたブラックノズル列、イエローノズル列、マゼンタノズル列、シアンノズル列と、を有している。図に示すように、それぞれのノズル列は2列づつ設けられており、本明細書においては、各々のノズル列を、第一ブラックノズル列、第二ブラックノズル列、第一イエローノズル列、第二イエローノズル列、第一マゼンタノズル列、第二マゼンタノズル列、第一シアンノズル列、第二シアンノズル列と呼ぶ。
次に、図9及び図10を用いて、本発明の第一の実施の形態について説明する。図9は、印刷ヘッド36と反射型光学センサ29と印刷用紙Pの位置関係を模式的に表した図であり、図10は、第一の実施の形態を説明するためのフローチャートである。
そして、システムコントローラ54は、印刷用紙Pを紙送り方向へ送りつつ、キャリッジ28を主走査方向に移動させて、キャリッジ28に備えられた印刷ヘッド36からインクを吐出して縁なし印刷を行う(ステップS6、ステップS8)。なお、印刷用紙Pの紙送り方向への送りは、副走査駆動回路62により紙送りモータ31を駆動させて、キャリッジ28の主走査方向への移動は、主走査駆動回路61によりキャリッジモータ30を駆動させて、印刷ヘッド36からのインクの吐出は、ヘッド駆動回路63により印刷ヘッド36を駆動させて、それぞれ行われる。
システムコントローラ54は、反射型光学センサ制御回路65により、キャリッジ28に備えられた反射型光学センサ29を制御し、当該反射型光学センサ29の発光部38からプラテン26に向けて光を発する(ステップS12)。
そして、リニア式エンコーダ11の出力パルスに基づいてCRモータ30の基準位置からの移動量を求め、当該移動量を、換言すればキャリッジ28の位置(以下、当該位置を位置Bとも呼ぶ)をN番目のデータとして記憶する(ステップS28)。
先ず、システムコントローラ54は、ステップS20及びステップS22で、印刷用紙Pの端の位置が検知されたかどうかを判定する。例えば、システムコントローラ54は、N番目の位置Aに対応する記憶領域からデータを読み込み、読み込まれたデータに基づき前記判定を行う(ステップS32)。
ここで、印刷用紙Pの端の位置が検知されていた(例えば、N番目の位置Aが記憶されていた)場合には、N番目の位置A(図11において点線の丸印でその位置を示す)に基づいて、インクを吐出させる開始位置を決定する(ステップS36)。例えば、図11に示すように、前記N番目の位置Aから距離αのマージンを見込んだインクを吐出させる開始位置(図11において実線の丸印でその位置を示す)を決定する。
同様に、システムコントローラ54は、ステップS26及びステップS28で、印刷用紙Pの端の位置が検知されたかどうかを判定する。例えば、システムコントローラ54は、N番目の位置Bに対応する記憶領域からデータを読み込み、読み込まれたデータに基づき前記判定を行う(ステップS44)。
ここで、印刷用紙Pの端の位置が検知されていた(例えば、N番目の位置Bが記憶されていた)場合には、N番目の位置B(図11において点線の三角印でその位置を示す)に基づいて、インクを吐出させる終了位置を決定する(ステップS48)。例えば、図11に示すように、前記N番目の位置Bから距離αのマージンを見込んだインクを吐出させる終了位置(図11において実線の三角印でその位置を示す)を決定する。
また、予め定められた開始位置及び終了位置は、印刷用紙Pに不必要な余白を生じさせない点を考慮し、充分なマージンを持って設定されることが望ましい。例えば、背景技術の項で述べた印刷用紙の大きさと比べてある程度マージンを持たせた印刷データの開始位置と終了位置を、予め定められた開始位置及び終了位置としてもよい。
また、以上の処理を行うためのプログラムは、EEPROM58に格納されており、かかるプログラムはシステムコントローラ54により実行される。
そこで、前述したように、前記端の位置が検知されなかった際には、前記開始位置又は前記終了位置を予め定められた位置とすることにより、印刷用紙に誤って余白を生じさせることを回避することが可能となる。
次に、図9を参照しつつ図12を用いて、本発明の第二の実施の形態について説明する。図12は、第二の実施の形態を説明するためのフローチャートである。
先ず、最初に、ユーザがアプリケーションプログラム95等において印刷を行う旨を指示する(ステップS102)ことから、本フローチャートは始まるが、以下、ステップS130まで、第一の実施の形態について説明したステップS2からステップS30と同様である。
次に、図9(d)及び図9(e)に示すように、システムコントローラ54は、キャリッジ28に備えられた印刷ヘッド36からインクを吐出して縁なし印刷を行うために、主走査駆動回路61によりCRモータ30を駆動させてキャリッジ28を移動させるが(ステップS118)、かかる動作に先だって、印刷ヘッド36のインク吐出開始位置及びインク吐出終了位置を決定する(ステップS132〜ステップS154)。かかるインク吐出開始位置及びインク吐出終了位置の決定方法については、後述する。
以降の手順は、図12のフローチャートにおけるループ構造に示されるようにステップS116からステップS154の繰り返しとなる。
先ず、システムコントローラ54は、ステップS120及びステップS122で、印刷用紙Pの端の位置が検知されたかどうかを判定する。例えば、システムコントローラ54は、N番目の位置Aに対応する記憶領域からデータを読み込み、読み込まれたデータに基づき前記判定を行う(ステップS132)。
ここで、印刷用紙Pの端の位置が検知されていた(例えば、N番目の位置Aが記憶されていた)場合には、N番目の位置A(図11において点線の丸印でその位置を示す)に基づいて、インクを吐出させる開始位置を決定する(ステップS136)。例えば、図11に示すように、前記N番目の位置Aから距離αのマージンを見込んだインクを吐出させる開始位置(図11において実線の丸印でその位置を示す)を決定する。
また、反射型光学センサ29の不具合等の原因により印刷用紙Pの端の位置が検知されていなかった(例えば、N番目の位置Aが記憶されていなかった)場合には、過去に検知された二つの端の位置と、該端の位置が検知されたときからの印刷用紙の送り量と、から検知されなかった端の位置を求め、求められた端の位置に基づいて、インクを吐出させる開始位置を決定する。
また、反射型光学センサ29の不具合等の原因により印刷用紙Pの端の位置が検知されていなかった(例えば、N番目の位置Bが記憶されていなかった)場合には、過去に検知された二つの端の位置と、該端の位置が検知されたときからの印刷用紙の送り量と、から検知されなかった端の位置を求め、求められた端の位置に基づいて、インクを吐出させる終了位置を決定する。
前記においては、反射型光学センサ29の不具合等の原因により印刷用紙Pの端の位置が検知されていなかった(例えば、N番目の位置Aが記憶されていなかった)場合には、過去に検知された二つの端の位置と、該端の位置が検知されたときからの印刷用紙の送り量と、から検知されなかった端の位置を求め、求められた端の位置に基づいて、インクを吐出させる開始位置を決定することとしたが、かかる方法に代えて、過去に検知された一つの端の位置と、該端の位置が検知されたときからの印刷用紙の送り量と、予測される印刷用紙の最大傾き角と、から検知されなかった端の位置を求め、求められた端の位置に基づいて、インクを吐出させる開始位置を決定する。
また、上記においては、N番目の位置A又はBを求めるために、前者の手法においてはN−1番目の位置A又はBとN−2番目の位置A又はBを、後者の手法においてはN−1番目の位置A又はBを用いたが、過去に検知された位置A又はBであれば、これらに限定されるものではない。
また、以上の処理を行うためのプログラムは、EEPROM58に格納されており、かかるプログラムはシステムコントローラ54により実行される。
ただし、前者の手法においては、より正確に適切な前記開始位置又は前記終了位置を決定することができる点で、後者の手法においては、過去に検知された前記端の位置に係る最小限の情報から前記開始位置又は前記終了位置を決定することができる点で、上記実施の形態の方がより望ましい。
ただし、このようにすることにより、より簡易に前記開始位置又は前記終了位置を決定することができる点で、上記実施の形態の方がより望ましい。
ただし、このようにすることにより、過去に検知された前記端の位置に係る最小限の情報から前記開始位置又は前記終了位置を決定することができる点で、上記実施の形態の方がより望ましい。
ただし、検知されなかった前記端の位置を求めるために前記印刷用紙の送り量に係る情報を使用することにより、より正確に適切な前記開始位置又は前記終了位置を決定することができる点で、上記実施の形態の方がより望ましい。
ただし、このようにすることにより、より簡易に前記開始位置又は前記終了位置を決定することができる点で、上記実施の形態の方がより望ましい。
ただし、検知されなかった前記端の位置を求めるために前記印刷用紙の送り量に係る情報を使用することにより、より正確に適切な前記開始位置又は前記終了位置を決定することができる点で、上記実施の形態の方がより望ましい。
次に、図9を参照しつつ図13を用いて、本発明の第三の実施の形態について説明する。図13は、第三の実施の形態を説明するためのフローチャートである。
ステップS230において、図9(c)及び図9(d)に示すように、システムコントローラ54が、CRモータ30を駆動させて、キャリッジ28を移動させ、また、紙送りモータ31を駆動させて、印刷用紙Pを所定量紙送りし、次の縁なし印刷に備えた後、図9(d)及び図9(e)に示すように、システムコントローラ54は、キャリッジ28に備えられた印刷ヘッド36からインクを吐出して縁なし印刷を行うために、主走査駆動回路61によりCRモータ30を駆動させてキャリッジ28を移動させるが(ステップS218)、かかる動作に先だって、印刷ヘッド36のインク吐出開始位置及びインク吐出終了位置を決定する(ステップS232〜ステップS250)。かかるインク吐出開始位置及びインク吐出終了位置の決定方法については、後述する。
以降の手順は、図13のフローチャートにおけるループ構造に示されるようにステップS216からステップS250の繰り返しとなる。
先ず、システムコントローラ54は、ステップS220及びステップS222で、印刷用紙Pの端の位置が検知されたかどうかを判定する。例えば、システムコントローラ54は、N番目の位置Aに対応する記憶領域からデータを読み込み、読み込まれたデータに基づき前記判定を行う(ステップS232)。
ここで、印刷用紙Pの端の位置が検知されていた(例えば、N番目の位置Aが記憶されていた)場合には、N番目の位置A(図11において点線の丸印でその位置を示す)に基づいて、インクを吐出させる開始位置を決定する(ステップS234)。例えば、図11に示すように、前記N番目の位置Aから距離αのマージンを見込んだインクを吐出させる開始位置(図11において実線の丸印でその位置を示す)を決定する。
ここで、印刷用紙Pの端の位置が検知されていた(例えば、N番目の位置Bが記憶されていた)場合には、N番目の位置B(図11において点線の三角印でその位置を示す)に基づいて、インクを吐出させる終了位置を決定する(ステップS238)。例えば、図11に示すように、前記N番目の位置Bから距離αのマージンを見込んだインクを吐出させる終了位置(図11において実線の三角印でその位置を示す)を決定する。
すなわち、印刷用紙Pの端の位置が検知されていなかった(ステップS228においてN番目の位置Bが記憶されていなかった)場合には、先ず、検知された前記N番目の位置Aと、印刷用紙の幅長と、から検知されなかった前記端の位置を求める(ステップS240)。例えば、検知されたN番目の位置Aに印刷用紙の幅長を加えて、N番目の位置Bを求める。
そして、求められたN番目の位置B(図11において点線の三角印でその位置を示す)に基づいて、インクを吐出させる終了位置を決定する(ステップS238)。例えば、図11に示すように、前記N番目の位置Bから距離αのマージンを見込んだインクを吐出させる終了位置(図11において実線の三角印でその位置を示す)を決定する。
ここで、印刷用紙Pの端の位置が検知されていた(例えば、N番目の位置Bが記憶されていた)場合には、検知された前記N番目の位置Bと、印刷用紙の幅長と、から検知されなかった前記N番目の位置Aを求め、求められた端の位置に基づいて、インクを吐出させる開始位置を決定する。
すなわち、先ず、検知された前記N番目の位置Bと、印刷用紙の幅長と、から検知されなかった前記N番目の位置Aを求める(ステップS244)。例えば、検知されたN番目の位置Bから印刷用紙の幅長を減じて、N番目の位置Aを求める。
そして、求められたN番目の位置A(図11において点線の丸印でその位置を示す)に基づいて、インクを吐出させる開始位置を決定する(ステップS246)。例えば、図11に示すように、前記N番目の位置Aから距離αのマージンを見込んだインクを吐出させる開始位置(図11において実線の丸印でその位置を示す)を決定する。
また、ステップS242において、反射型光学センサ29の不具合等の原因により印刷用紙Pの端の位置が検知されていなかった(例えば、N番目の位置Bが記憶されていなかった)場合には、N番目の位置Aとは無関係に予め定められた位置をインク吐出の開始位置(図11において四角印でその位置を示す)とする(ステップS248)。同様に、N番目の位置Bとは無関係に予め定められた位置をインク吐出の終了位置(図11において×印でその位置を示す)とする(ステップS250)。
なお、上記において、マージンαは、印刷用紙Pに不必要な余白を生じさせない点を考慮して、例えば、印刷用紙Pの端を検知する際の検知誤差等に基づいて設定される。また、上記において、マージンαの値は、前記開始位置を決定する際と、前記終了位置を決定する際とで、共通の値としたが、異なる値が設定されても構わない。
また、上記においては、検知されたN番目の位置Aに印刷用紙の幅長を加えて、N番目の位置Bを求めることとしたが、印刷用紙が傾いていることを考慮して、前記幅長にマージンを加えたものを、検知されたN番目の位置Aに加えてN番目の位置Bを求めてもよい。また、何らかの手段により、印刷用紙の傾きを求め、求めた傾きから前記幅長に加算されるマージンの量を得てもよい。また、検知されたN番目の位置Bから印刷用紙の幅長を減じて、N番目の位置Aを求める際にも、上記は適用可能である。
また、以上の処理を行うためのプログラムは、EEPROM58に格納されており、かかるプログラムはシステムコントローラ54により実行される。
そこで、前述したように、印刷用紙の両端の位置のうち一端の位置が検知されなかった際には、前記両端の位置のうち他端の位置に基づいて、前記開始位置又は前記終了位置を決定することにより、印刷用紙に誤って余白を生じさせることを回避することが可能となる。
ただし、このようにすることにより、より簡易に前記開始位置又は前記終了位置を決定することができる点で、上記実施の形態の方がより望ましい。
ただし、検知されなかった前記一端の位置を求めるために前記印刷用紙の幅長に係る情報を使用することにより、より正確に適切な前記開始位置又は前記終了位置を決定することができる点で、上記実施の形態の方がより望ましい。
以上、一実施形態に基づき本発明に係る液体吐出装置等を説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
ただし、縁なし印刷の場合には、印刷用紙の端部にも印刷を行うため上記手段によるメリットがより大きくなる。
ただし、このようにすることにより、より簡易に、前記端の位置を検知することができる点で、上記実施の形態の方がより望ましい。
ただし、このようにすることにより、前述した効果、すなわち、印刷用紙に誤って余白を生じさせることを回避することが可能となるという効果がより顕著に発揮されることとなる点で、上記実施の形態の方がより望ましい。
ただし、このようにすることにより、キャリッジと反射型光学センサの移動機構を共通化することができる点で、上記実施の形態の方がより望ましい。
ただし、このようにすることにより、効率的な動作を実現することができる点で上記実施の形態の方がより望ましい。
次に、本発明に係る実施形態の一例であるコンピュータシステムの実施形態について、図面を参照しながら説明する。
Claims (16)
- 液体吐出装置であって、
主走査方向に第1の主走査と第2の主走査と第3の主走査とを行う移動部材と、
前記移動部材に設けられた吐出ヘッドであって、前記移動部材の動作中に液体を吐出する前記吐出ヘッドと、
前記移動部材に設けられた検知手段であって、前記媒体の端の位置を検知するための前記検知手段と、
を備え、
前記媒体は、前記第1の主走査と前記第2の主走査との間に少なくとも1回搬送され、前記第2の主走査と前記第3の主走査との間に少なくとも1回搬送され、
前記第2の主走査は、前記第1の主走査よりも後になされ、
前記第3の主走査は、前記第2の主走査よりも後になされ、
前記媒体の端の位置のうち、前記主走査方向の位置が異なる二つの端の位置の少なくとも一方の端の位置は、前記第1の主走査において検知され、
前記吐出ヘッドは、
前記第2の主走査における前記液体の吐出を、前記第1の主走査において検知された前記一方の端の位置に応じた範囲において行い、
前記第3の主走査における前記液体の吐出を、前記第2の主走査において前記一方の端の位置が検知された場合には、前記第2の主走査において検知された前記一方の端の位置に応じた範囲において行い、前記第2の主走査において前記一方の端の位置が検知されなかった場合には、前記第1の主走査において検知された前記一方の端の位置に応じた範囲において行う
液体吐出装置。 - 液体吐出装置であって、
主走査方向に第1の主走査と第2の主走査と第3の主走査とを行う移動部材と、
前記移動部材に設けられた吐出ヘッドであって、前記移動部材の動作中に液体を吐出する前記吐出ヘッドと、
前記移動部材に設けられた検知手段であって、前記媒体の端の位置を検知するための前記検知手段と、
検知された前記端の位置を記憶するための記憶手段と、
を備え、
前記媒体は、前記第1の主走査と前記第2の主走査との間に少なくとも1回搬送され、前記第2の主走査と前記第3の主走査との間に少なくとも1回搬送され、
前記第2の主走査は、前記第1の主走査よりも後になされ、
前記第3の主走査は、前記第2の主走査よりも後になされ、
前記媒体の端の位置のうち、前記主走査方向の位置が異なる二つの端の位置の少なくとも一方の端の位置は、前記第1の主走査における検知により記憶され、
前記吐出ヘッドは、
前記第2の主走査における前記液体の吐出を、前記第1の主走査における検知により記憶された前記一方の端の位置に応じた範囲において行い、
前記第3の主走査における前記液体の吐出を、前記第2の主走査における検知により前記一方の端の位置が記憶された場合には、前記第2の主走査における検知により記憶された前記一方の端の位置に応じた範囲において行い、前記第2の主走査における検知により前記一方の端の位置が記憶されなかった場合には、前記第1の主走査における検知により記憶された前記一方の端の位置に応じた範囲において行う
液体吐出装置。 - 請求項1または請求項2に記載の液体吐出装置であって、
前記第2の主走査における吐出と前記第2の主走査における検知とは、同じ主走査において行われる、液体吐出装置。 - 請求項1または請求項2に記載の液体吐出装置であって、
前記第2の主走査における吐出と前記第2の主走査における検知とは、別個の主走査において行われる、液体吐出装置。 - 液体吐出装置であって、
主走査方向に第1の主走査と第2の主走査と第3の主走査と第4の主走査とを行う移動部材と、
前記移動部材に設けられた吐出ヘッドであって、前記移動部材の動作中に液体を吐出する前記吐出ヘッドと、
前記移動部材に設けられた検知手段であって、前記媒体の端の位置を検知するための前記検知手段と、
を備え、
前記媒体は、前記第1の主走査と前記第2の主走査との間に少なくとも1回搬送され、前記第1の主走査と前記第3の主走査との間に少なくとも1回搬送され、前記第2の主走査と前記第4の主走査との間に少なくとも1回搬送され、前記第3の主走査と前記第4の主走査との間に少なくとも1回搬送され、
前記第2の主走査は、前記第1の主走査よりも後になされ、
前記第3の主走査は、前記第1の主走査よりも後になされ、
前記第4の主走査は、前記第2の主走査よりも後になされ、
前記第4の主走査は、前記第3の主走査よりも後になされ、
前記媒体の端の位置のうち、前記主走査方向の位置が異なる二つの端の位置の少なくとも一方の端の位置は、前記第1の主走査において検知され、
前記吐出ヘッドは、
前記第3の主走査における前記液体の吐出を、前記第1の主走査において検知された前記一方の端の位置に応じた範囲において行い、
前記第4の主走査における前記液体の吐出を、前記第2の主走査において前記一方の端の位置が検知された場合には、前記第2の主走査において検知された前記一方の端の位置に応じた範囲において行い、前記第2の主走査において前記一方の端の位置が検知されなかった場合には、前記第1の主走査において検知された前記一方の端の位置に応じた範囲において行う
液体吐出装置。 - 液体吐出装置であって、
主走査方向に第1の主走査と第2の主走査と第3の主走査と第4の主走査とを行う移動部材と、
前記移動部材に設けられた吐出ヘッドであって、前記移動部材の動作中に液体を吐出する前記吐出ヘッドと、
前記移動部材に設けられた検知手段であって、前記媒体の端の位置を検知するための前記検知手段と、
検知された前記端の位置を記憶するための記憶手段と、
を備え、
前記媒体は、前記第1の主走査と前記第2の主走査との間に少なくとも1回搬送され、前記第1の主走査と前記第3の主走査との間に少なくとも1回搬送され、前記第2の主走査と前記第4の主走査との間に少なくとも1回搬送され、前記第3の主走査と前記第4の主走査との間に少なくとも1回搬送され、
前記第2の主走査は、前記第1の主走査よりも後になされ、
前記第3の主走査は、前記第1の主走査よりも後になされ、
前記第4の主走査は、前記第2の主走査よりも後になされ、
前記第4の主走査は、前記第3の主走査よりも後になされ、
前記媒体の端の位置のうち、前記主走査方向の位置が異なる二つの端の位置の少なくとも一方の端の位置は、前記第1の主走査における検知により記憶され、
前記吐出ヘッドは、
前記第3の主走査における前記液体の吐出を、前記第1の主走査における検知により記憶された前記一方の端の位置に応じた範囲において行い、
前記第4の主走査における前記液体の吐出を、前記第2の主走査における検知により前記一方の端の位置が記憶された場合には、前記第2の主走査における検知により記憶された前記一方の端の位置に応じた範囲において行い、前記第2の主走査における検知により前記一方の端の位置が記憶されなかった場合には、前記第1の主走査における検知により記憶された前記一方の端の位置に応じた範囲において行う
液体吐出装置。 - 請求項5または請求項6に記載の液体吐出装置であって、
前記第2の主走査と前記第3の主走査とは、同じ主走査である、液体吐出装置。 - 請求項5または請求項6に記載の液体吐出装置であって、
前記第2の主走査と前記第3の主走査とは、別個の主走査である、液体吐出装置。 - 請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の液体吐出装置であって、
前記第1の主走査における前記一方の端の位置の検知は、前記一方の端の位置のN回目の検知であり、
前記第2の主走査における前記一方の端の位置の検知は、前記一方の端の位置のN+1回目の検知である、液体吐出装置。 - 請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の液体吐出装置であって、
検知された前記端の位置に応じて、縁なし印刷を行う、液体吐出装置。 - 請求項1ないし請求項10のいずれかに記載の液体吐出装置であって、
前記液体は、金属材料を含む、液体吐出装置。 - 液体吐出方法であって、
液体を吐出する吐出ヘッドを有する移動部材の主走査方向への移動である第1ないし第3の主走査を、第2の主走査が第1の主走査の後に、第3の主走査が第2の主走査の後になるように、かつ前記各主走査間に少なくとも1回前記媒体を搬送して、行い、
前記移動部材の前記第1の主走査において、前記媒体の端の位置のうち、前記主走査方向の位置が異なる二つの端の位置の少なくとも一方の端の位置を検知し、
前記第1の主走査において検知された前記一方の端の位置に応じた範囲において、前記第2の主走査における前記液体の吐出を行い、
前記第2の主走査において前記一方の端の位置が検知された場合には、前記第2の主走査において検知された前記一方の端の位置に応じた範囲において、前記第3の主走査における前記液体の吐出を行い、
前記第2の主走査において前記一方の端の位置が検知されなかった場合には、前記第1の主走査において検知された前記一方の端の位置に応じた範囲において、前記第3の主走査における前記液体の吐出を行う
液体吐出方法。 - 液体吐出方法であって、
液体を吐出する吐出ヘッドを有する移動部材の主走査方向への移動である第1ないし第3の主走査を、第2の主走査が第1の主走査の後に、第3の主走査が第2の主走査の後になるように、かつ前記各主走査間に少なくとも1回前記媒体を搬送して、行い、
前記第1の主走査における検知により、前記媒体の端の位置のうち、前記主走査方向の位置が異なる二つの端の位置の少なくとも一方の端の位置を記憶し、
前記第1の主走査における検知により記憶された前記一方の端の位置に応じた範囲において、前記第2の主走査における前記液体の吐出を行い、
前記第2の主走査における検知により前記一方の端の位置が記憶された場合には、前記第2の主走査における検知により記憶された前記一方の端の位置に応じた範囲において、前記第3の主走査における前記液体の吐出を行い、
前記第2の主走査における検知により前記一方の端の位置が記憶されなかった場合には、前記第1の主走査における検知により記憶された前記一方の端の位置に応じた範囲において、前記第3の主走査における前記液体の吐出を行う
液体吐出方法。 - 液体吐出方法であって、
液体を吐出する吐出ヘッドを有する移動部材の主走査方向への移動である第1ないし第4の主走査を、第2の主走査が第1の主走査の後に、第3の主走査が前記第1の主走査の後に、第4の主走査が前記第2の主走査の後に、前記第4の主走査が前記第3の主走査の後になるように行い、
前記媒体を、前記第1の主走査と前記第2の主走査との間に、前記第1の主走査と前記第3の主走査との間に、前記第2の主走査と前記第4の主走査との間に、前記第3の主走査と前記第4の主走査との間に、それぞれ少なくとも1回搬送し、
前記移動部材の前記第1の主走査において、前記媒体の端の位置のうち、前記主走査方向の位置が異なる二つの端の位置の少なくとも一方の端の位置を検知し、
前記第1の主走査において検知された前記一方の端の位置に応じた範囲において、前記第3の主走査における前記液体の吐出を行い、
前記第2の主走査において前記一方の端の位置が検知された場合には、前記第2の主走査において検知された前記一方の端の位置に応じた範囲において、前記第4の主走査における前記液体の吐出を行い、前記第2の主走査において前記一方の端の位置が検知されなかった場合には、前記第1の主走査において検知された前記一方の端の位置に応じた範囲において、前記第4の主走査における前記液体の吐出を行う
液体吐出方法。 - 液体吐出方法であって、
液体を吐出する吐出ヘッドを有する移動部材の主走査方向への移動である第1ないし第4の主走査を、第2の主走査が第1の主走査の後に、第3の主走査が前記第1の主走査の後に、第4の主走査が前記第2の主走査の後に、前記第4の主走査が前記第3の主走査の後になるように行い、
前記媒体を、前記第1の主走査と前記第2の主走査との間に、前記第1の主走査と前記第3の主走査との間に、前記第2の主走査と前記第4の主走査との間に、前記第3の主走査と前記第4の主走査との間に、それぞれ少なくとも1回搬送し、
検知された前記媒体の端の位置を記憶し、
前記第1の主走査における検知により、前記媒体の端の位置のうち、前記主走査方向の位置が異なる二つの端の位置の少なくとも一方の端の位置を記憶し、
前記第1の主走査における検知により記憶された前記一方の端の位置に応じた範囲において、前記第3の主走査において前記液体を吐出し、
前記第2の主走査における検知により前記一方の端の位置が記憶された場合には、前記第2の主走査における検知により記憶された前記一方の端の位置に応じた範囲において、前記第4の主走査において前記液体を吐出し、前記第2の主走査における検知により前記一方の端の位置が記憶されなかった場合には、前記第1の主走査における検知により記憶された前記一方の端の位置に応じた範囲において、前記第4の主走査において前記液体を吐出する
液体吐出方法。 - 請求項12ないし請求項15のいずれかに記載の液体吐出方法であって、
前記第1の主走査における前記一方の端の位置の検知は、前記一方の端の位置のN回目の検知であり、
前記第2の主走査における前記一方の端の位置の検知は、前記一方の端の位置のN+1回目の検知である、液体吐出方法。
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