JP5027102B2 - 電子式パルセータ - Google Patents

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本発明は、搾乳機のティートカップ内拍動室と真空源との間に接続されて、拍動室内への真空圧と大気圧の供給を切替えるための電子式パルセータに関する。
通常、搾乳ユニットは一頭の牛に対応する1個のミルククローと、各分房に対応する4個のティートカップを備えている。ティートカップの乳汁流路からミルククローに流入した乳汁は、送乳チューブによりレシーバージャーへ運搬される。各ティートカップは筒状のゴム製ライナーを内装することにより、内部をライナーの乳汁流路と拍動室とに区分されており、拍動室にはティートカップ側面の接続口に接続した真空チューブより拍動真空圧が供給されて所定の拍動比(例えば60:40)で拍動し、子牛の口のような刺激を乳頭に与えて泌乳を促す。真空チューブと牛舎の真空ラインとの間にはパルセータが設置され、真空チューブの接続先を真空配管と大気圧とに交互に切り替えることにより、ティートカップ拍動室に拍動真空圧を供給する。通常4個のティートカップに対して1個のパルセータを設けるか、前分房と後分房への拍動比を個別に制御するために2個のパルセータを設ける。これらのパルセータは搾乳方式の違いにより、真空配管の接続箇所(ディストリビュータ)に取付けられる場合や、真空チューブをいったん制御ユニットに導入しその中に設けられる場合がある。
パルセータは、作動機構の違いにより空気圧で作動する空気圧式パルセータと、電磁アクチュエータにより作動する電子式パルセータに分類される。空気圧式パルセータはメンテナンスが容易であるが、真空ラインの圧力の変動により拍動回数、拍動比率が影響を受けることがあった。これに対して電子式パルセータでは、真空大気切替のアクチュエータを電子制御するので拍動回数、拍動比率が安定する利点がある。
図6は電子式パルセータの一例であり、真空大気切替え用アクチュエータに直動式ソレノイドを使用している。ケース内に収納された一対の直動式ソレノイド(不図示)に連結された各プランジャーが上下に往復し、プランジャーの下端の弁体が大気開口及び真空接続口(不図示)を開閉することにより、各真空ニップルに拍動真空圧を付与していた。このような直動式ソレノイドを用いた電子式パルセータでは、ソレノイドを電子制御するので拍動回数、拍動比率が安定する長所があるが、ティートカップ拍動室の真空大気切替を行わせるために直動式ソレノイドのコイルを用いるので装置が重くなり、また直流12V〜24V程度の電源を要し、消費電力も大きく(例えば2W)なる問題があった。
従来の電子式パルセータは、拍動回数及び拍動比率を一定に維持することができ容易に設定変更もできる利点を有するが、消費電力が大きいため外部電源を必要とするので、牛舎内に電源を配設したり搾乳牛の付近に電源取り口を設けなければならない不便があった。また、装置に含まれる直動式コイルが大きく重いため、牛舎内を持ち運ぶ搾乳ユニットが重くなり、作業者の負担となる問題があった。
特表平5−507200公報記載の搾乳パルセータは、電磁ステップモータや電磁アクチュエータにより扇状旋回部材をハウジング内で旋回させ、旋回部材に一端を連結した細長い膜部材を移動させ、ハウジングの各部に設けた通気孔を連通させ若しくは遮断することにより、真空通路を開閉させている。そして扇状旋回部材が旋回中にモータが受ける起電力を電源部に伝えて充電させることにより、さらに消費電力を減らすことができるとしている。しかしながらこの装置は旋回部材と柔軟な膜部材を封入した複数のハウジングを備えるなど、複雑な機構を必要とするものであった。
特表平5−507200公報
本発明は、拍動回数・比率の安定した電子式パルセータであって、消費電力が小さく小型軽量であり、しかも製造が容易で耐久性も高い搾乳機の電子式パルセータを提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、真空チューブを真空源と大気圧とに交互に接続して拍動圧を与える電子式パルセータであって、ハウジング内に、真空源に連通する真空圧供給口と大気導入孔を備えた第一の空気室と、空気連絡孔により第一の空気室に連通された第二の空気室と、真空チューブに連通する空気室とを備え、前記第一の空気室にはラッチング式ロータリーソレノイドの回転軸に固定されて真空圧供給口と空気連絡孔の開口部に接しつつ摺動し、回転位置により前記空気連絡孔を真空圧供給口と大気導入孔とに選択的に連通させる回転式スライダが設けられ、さらに前記第二の空気室を変圧部とするダイアフラムに連結した弁体が前記第三の空気室を真空源と大気導入孔に選択的に連通させることを特徴とする電子式パルセータにより、上記の課題を解決する。
まずロータリーソレノイドの回転軸に固定した回転式スライダが、空気の流れに対してせん断方向に移動することにより空気室の変圧を行い、さらにダイヤフラムを用いた増力機構により弁体を動かして真空大気の切替を行うので、実際の供給すべき真空の吸着力に対してずっと小さい力で真空圧・大気圧の切替を行うことができるため、消費電力の小さいラッチングソレノイドによる駆動が可能となる。また、直動式のソレノイドではなくロータリーソレノイドを用いるので、スライダに上下方向のストロークがまったく生じないため、従来製品に比して非常に小型で簡易な構造とすることができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の電子式パルセータにおいて、前記回転式スライダの表面に、前記空気連絡孔を真空圧供給口と大気導入孔とに選択的に連通させる溝部が形成されており、前記回転式スライダは、前記溝部が前記真空圧供給口と空気連絡孔に面するような第一の位置と、前記真空圧供給口のみをスライダ表面又は前記溝部で塞ぎ空気連絡孔を大気導入孔に連通させるような第二の位置との間で移動するようにしたものである。スライダの表面に溝部を形成したことにより、少ない回転角で真空大気切替を行うことができる。好ましくは通電時間を10〜40ms程度とすればよい。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の電子式パルセータにおいて、前記ラッチングソレノイドを制御する制御部と、ラッチングソレノイドに電力を供給するための充電式バッテリと、外部電源に接続されて該充電式バッテリを充電する充電回路とをさらに備えたものである。ラッチングソレノイドでは開閉中のみに電力を消費し、位置を保持するための吸引保持電力を要しないので、消費電力が小(例えば0.15W)ですみ、小型のバッテリーによる駆動が可能となる。そこで内部に充電式バッテリを設けることにより、装置を小型化すると共に、牛舎内配線・電源取り口を不要とし、設置を容易にしたものである。
請求項4記載の発明は、請求項1ないし3のいずれか1項記載の電子式パルセータにおいて、前記制御部に、拍動の比率及び回数を設定可能記録部と入力手段とを備えたものである。拍動設定をディップスイッチ等により切替可能とすることにより、外部の制御装置と接続することなく、拍動の比率及び回数を可変とすることができる。例えば、拍動回数を1秒1回とし、拍動比率を60:40等とするには、ソレノイドに対して5Vの正電圧を供給した後、600ms後に5Vの負電圧を供給し、これを1秒毎に行えばよい。
請求項5記載の発明は、請求項1ないし4のいずれか1項記載の電子式パルセータにおいて、制御基板上に圧力スイッチを配設し、該圧力スイッチが真空圧低下を検出したときに前期制御部がラッチングソレノイドへの電力供給を停止させるようにしたものである。制御基板上に直接圧力スイッチを配設して、その検出値により駆動・停止を制御すれば簡易な構成となる。
本発明では、空気の流れに対してせん断方向に移動する回転式スライダとダイヤフラムを用いた増力機構を採用し、開閉保持中に電力を消費しない自己保持型のラッチングソレノイドで駆動可能としたので、消費電力が小さい(例えば従来の10分の1となる)利点がある。また直動式のソレノイドを用いないので、全体を小型軽量とすることができ、取り扱いも容易である。
以下、図面を参照しながら、本発明の具体的な実施形態について説明する。図1は、本発明の電子式パルセータのうち、前分房又は後分房に対応する1個のユニットの縦断面図である。本実施例のパルセータは、主体をなす円筒形のハウジング1と、ロータリーソレノイド3と、回転式スライダ4と、ダイヤフラム5と、ピストン6とを備えている。なお、図1(a)は真空圧供給時を、図1(b)は大気圧供給時をそれぞれ示しており、太線矢印はそれぞれの状態での空気の流れを示している。
ハウジング1は、ハウジング本体12、ハウジング頭部13、蓋部14、ピストン収容部15で構成されている。ハウジング本体12は一端が開口した空洞部12aを有し、他端には真空源に結合すべき凹部12bが形成された略円筒形の部材であって、側面には不図示の真空チューブを接続するための真空ニップル12cと、大気導入孔12dが形成されている。空洞部12aの一方の側壁を通って真空源からの真空圧を本体12の他端へ導くための真空圧導入路12eが形成され、また空洞部12aと他端の凹部12bを隔てる壁体の中央部に真空圧供給口12fが形成されている。
ハウジング頭部13は、一方の端部に回転式スライダを収容するための凹部13aが形成され、他端には本体12に内嵌される筒状の嵌合部13eが設けられた略円筒形の部材である。凹部13aの底面には、後述するスライダ4の摺動範囲に対応して一段深くなった摺動部13bが設けられ、その底面に、本体12の真空圧導入路12eに連通する真空圧供給口13cと、該底面を貫通して本体12の空洞部12aに連通する空気連絡孔13dが設けられている。また側面には大気導入孔13fが形成されている。ハウジングの蓋部14は凹部13aを閉じるための円板状の部材であって、中央にロータリーソレノイドの駆動軸が貫通する孔部が設けられており、該蓋部14が凹部13aを覆うことにより、大気導入孔13fで大気開放された第一の空気室Aが形成される。ピストン収容部15は本体12の空洞部12aに内嵌される筒状の部材であり、側面の上部に本体12の大気導入孔12dに連通する開口部15aを有し、下部に真空ニップル12c内に連通する開口部15bを有しており、空洞部12aの内部を上下に分かつ弁口部15cが形成されて、ピストン収容部15の内部にピストン空間15dを形成している。空洞部12aのうち、弁口部15cの下方に画成される空間は真空ニップル12cに連通した第三の空気室Cを形成する。
上記のハウジング1に結合されるロータリーソレノイド3は、双方向安定型のラッチング式ソレノイドであり、永久磁石と電磁石の吸引反発により直接ロータに回転を生じ、通電を切ると永久磁石の吸引力によりロータが所定位置に保持される。ロータの軸方向の移動がないので、従来の直動型ソレノイドに比べて装置を大幅に小型化することができる。この種のロータリーソレノイドとしては、例えばタカノ株式会社のRSF22/08−Sを使用することができる。
ロータリーソレノイド3のロータ(不図示)に結合された回転軸3bは蓋部14を貫通して前記第一の空気室Aを縦断し、図2に示すように、その先端に凹部13aの摺動部13bに当接するように回転式スライダ4が固定されている。回転式スライダ4は、平面視が略長円形の平板状の部品であって、長円形の一方の端部付近に回転軸3bと嵌合する孔部4aを有し、回転軸3bの一定角度の回転に伴ってハウジング頭部13の摺動部13bに対応する範囲を摺動する。回転式スライダ4の下面には、図2及び図3に示すように、摺動部13b内に設けられた真空圧供給口13cと空気連絡孔13dとを連絡可能な長さを有する溝部4bが形成されており、また一方の側部には半円形の切込み4cが設けられている。回転軸3bの回転により回転式スライダ4の位置が図2(a)の状態となったときには、溝部4bが真空圧供給口13cと空気連絡孔13dとを連通させる。図2(b)の状態となったときには真空圧供給口13cのみが溝部4bで塞がれ、切込み4cが空気連絡孔13dに対応する位置に来て大気開放される。
ダイヤフラム5は、周囲をハウジング頭部13の嵌合部13eの下端とシリンダ収容部15の上端の間に挟持固定されて空洞部12aを上下に仕切り、ハウジング頭部13との間に空気連絡孔13dで第一の空気室Aに連通された第二の空気室を形成している。ダイヤフラム5の下側空間であるピストン空間15dは、大気導入孔12d、開口部15a等により常時外部空間として大気開放されているから、第二の空気室B内の圧力変動に応じてダイヤフラム5が容易に上下動する。ダイヤフラム5の中央部にはピストン6が結合され、ダイヤフラム5の上下動に連動して下端の弁体6aを真空圧供給口12fの上側で上下動させる。
回転式スライダ4が図2(a)の位置にあるとき、第二の空気室B内部は真空圧となるのでダイヤフラム5とピストン6とは図1(a)のように上側に偏った位置にあり、弁体6aが真空圧供給口12fから離れてピストン収容部15の弁口部15dの下側に当接し、大気開放されたピストン空間15dと下方の連絡を遮断する。従って第三の空気室Cは真空圧となり、真空ニップル12cから真空圧が供給される。回転式スライダ4が図2(b)の位置に来ると、第二の空気室B内部は大気圧となるのでダイヤフラム5とピストン6は図1(b)のように下側に偏った位置にあり、弁体6aが真空圧供給口12fに密着して真空を遮断し、一方ピストン空間15dからは空気が流入するので、第三の空気室C内部は大気開放され、真空ニップル12cに大気圧が供給される。このようにロータリーソレノイド3の回転軸3bが一定角度の回転を繰り返すことにより、真空ニップル12cに所定拍動回数・拍動比率の拍動圧が供給される。
図4は本発明の電子式パルセータに付設される制御回路のブロック構成図である。この制御回路100は装置に内蔵されたバッテリー電源により2個のロータリーソレノイドを駆動可能なものであり、また拍動回数・拍動比率を設定する機能と、真空圧低下に対応してロータリーソレノイドへの給電を自動停止する機能を備えている。
マイコン101には、ドライブ回路102,102を介して2個のロータリーソレノイド3,3が接続され、電力が供給される。ソレノイド3,3は自己保持機能を有し保持電力は不要なので、図5に示すように、弁の開閉時のみ正負交互に5Vが印加され、その間は0Vとなっている。本実施例の場合、拍動回数は1秒1回、拍動比率は60:40に設定されているので、正パルスから負パルスまでの時間は600ms、負パルスから正パルスまでの時間は400msとなっている。各パルスの持続時間は回転式スライダ4の旋回角度に対応した40msとなっている。
またマイコン101には電源・リセット制御回路104と充電・バッテリ状態検出回路105を介して充電式バッテリ106と外部電源107が接続される。電源・リセット制御回路104は充電式バッテリ106からの電力をマイコン101に供給し、また必要に応じてマイコン101をリセットする。マイコン101は充電・バッテリ状態検出回路105の出力により充電式バッテリ106の電圧を監視し、残量が少なくなったときにはLED109a(赤色)を点灯してその旨を表示する。外部電源107が接続されたときには充電・バッテリ状態検出回路105より充電式バッテリー106に電力を供給して充電し、満充電までの間マイコン101がLED109b(赤色)を点灯してその旨を表示する。充電式バッテリ106としては単三型のニッケル水素電池等が使用でき、外部電源107としてはAC12Vトランス電源が使用できる。
108a〜108cは電子式パルセータの拍動方法を設定するための入力手段となる4BITのディップスイッチである。108aは2個のロータリーソレノイド3,3に共通の拍動回数を設定するためのディップスイッチであり、拍動回数を1分当たり50回〜70回程度のいくつかの値から選択できるようになっている。108b、108cはそれぞれ前分房用・後分房用のロータリーソレノイド3,3に個別に拍動比率を設定するためのディップスイッチであり、拍動比率を50:50〜75:25程度のいくつかの値から選択できるようになっている。
110は圧力検出回路であり、基板上に配設された圧力スイッチ111の出力を監視する。圧力スイッチ111は、圧力が−10kPa以下となったことを検知できるものであればよい。パルセータ装置が真空源に接続されると、圧力検出回路110が真空圧を検出し、マイコン101がロータリーソレノイド3,3への給電を開始する。逆に真空源から切り離されると圧力検出回路110がそれを検出し、マイコン101がロータリーソレノイド3,3への給電を停止する。専用のスイッチを設けなくても、搾乳時のみロータリーソレノイド3,3を作動するように制御されるので、電力を節約できる。
本発明の電子式パルセータでは、ラッチング式ロータリーソレノイドで駆動可能であるため、小型軽量でバッテリー駆動も可能となり、必要な箇所に容易に設置することができ、有用性は高い。
(a)真空圧供給時(b)大気圧供給時にそれぞれ対応する本発明の電子式パルセータの縦断面図 (a)真空圧供給時(b)大気圧供給時にそれぞれ対応する回転式スライダの位置を示す説明図 図1の各々に対応する回転式スライダの斜視図 本発明の電子式パルセータに付設される制御回路のブロック構成図 ソレノイドに供給される電圧の変化を示す図 従来の電子式パルセータの一例を示す分解図
符号の説明
1 ハウジング
12 ハウジング本体
12a 空洞部
12b 凹部
12c 真空ニップル
12d 大気導入孔
12e 真空圧供給路
12f 真空圧供給口
13 ハウジング頭部
13a 凹部
13b 摺動部
13c 真空圧供給口
13d 空気連絡孔
13e 嵌合部
13f 大気導入孔
14 蓋部
15 ピストン収容部
3 ロータリーソレノイド
4 回転式スライダ
4a 孔部
4b 溝部
4c 切欠部
5 ダイヤフラム
6 ピストン
6b 弁体
8 外部電源

100 制御装置
101 マイコン
102 ドライブ回路
104 電源・リセット制御回路
105 充電・バッテリ状態検出回路
106 充電式バッテリー
107 外部電源
108a、108b、108c ディップスイッチ
109a、109b LED
110 圧力検出回路
111 圧力スイッチ
A 第一の空気室
B 第二の空気室
C 第三の空気室

Claims (5)

  1. 真空チューブを真空源と大気圧とに交互に接続して拍動圧を与える電子式パルセータであって、ハウジング内に、真空源に連通する真空圧供給口と大気導入孔とを備えた第一の空気室と、空気連絡孔により第一の空気室に連通された第二の空気室と、真空チューブに連通する第三の空気室とを備え、前記第一の空気室にはラッチング式ロータリーソレノイドの回転軸に固定されて真空圧供給口と空気連絡孔の開口部に接しつつ摺動し、回転位置により前記空気連絡孔を真空圧供給口と大気導入孔とに選択的に連通させる回転式スライダが設けられ、さらに前記第二の空気室を変圧部とするダイアフラムに連結した弁体が前記第三の空気室を真空源と大気導入孔に選択的に連通させることを特徴とする電子式パルセータ。
  2. 前記回転式スライダの表面に、前記空気連絡孔を真空圧供給口と大気導入孔とに選択的に連通させる溝部が形成されており、前記回転式スライダは、前記溝部が前記真空圧供給口と空気連絡孔に面するような第一の位置と、前記真空圧供給口のみをスライダ表面又は前記溝部で塞ぎ空気連絡孔を大気導入孔に連通させるような第二の位置との間で移動することを特徴とする請求項1記載の電子式パルセータ。
  3. 前記ラッチングソレノイドを制御する制御部と、ラッチングソレノイドに電力を供給するための充電式バッテリと、外部電源に接続されて該充電式バッテリを充電する充電回路とをさらに備えたことを特徴とする請求項1または2記載の電子式パルセータ。
  4. 前記制御部が、拍動比率及び拍動回数を設定可能な記録部と入力手段とを備えたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載の電子式パルセータ。
  5. 制御基板上に圧力スイッチを配設し、該圧力スイッチが真空圧低下を検出したときに前期制御部がラッチングソレノイドへの電力供給を停止させることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項記載の電子式パルセータ。
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