JP5026836B2 - 現像ロール - Google Patents

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本発明は、複写機,プリンター等の電子写真機器に用いられる現像ロールに関するものである。
複写機,プリンター等の電子写真機器に用いられる現像ロールは、通常、軸体の外周面にゴム等からなる弾性層が形成され、この弾性層の外周に直接もしくは他の層を介して最外層が形成されている。
そして、現像ロールの外周面において確実にトナー搬送を行うことが、高画質の画像を得る上で重要な役割となっている。このため、一般に、現像ロールの最外層の外周面を粗面化することにより、トナー搬送性を向上させている。その粗面化の方法は、様々であるが、例えば、現像ロールの最外層内に絶縁性の粒子等の硬質粒子を分散させることにより、最外層の外周面を粗面化する方法(例えば、特許文献1参照)が知られている。その粗面は、硬質粒子が存在する部分が凸部、硬質粒子が存在しない部分が凹部になった凹凸粗面になっている。
特開2002−304053号公報
しかしながら、上記凸部は、硬質粒子の存在により、表面硬度が高くなっている。このため、実機(電子写真機器)においては、例えば、図2に示すように、現像ロール10はトナー供給ロール20,層形成ブレード30および感光ドラム40等と接触した状態で回転するため、現像ロールの最外層が削れ易い材料であると、長時間の使用により、現像ロール10の外周面の上記凸部が、層形成ブレード30,トナー供給ロール20等との摺動により徐々に摩耗し、外周面の粗面が平坦化される。このような状態になると、トナー搬送量が減少し、画像濃度が薄くなる。また、現像ロールの最外層が削れ難い材料であると、長時間の使用により、上記凸部と凸部の間の凹部にトナー成分が堆積してフィルミングが発生し、画像不具合が発生する。なお、図2において、符号50はトナーボックス、符号51はトナー、符号60は転写ロール、符号Pは用紙である。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、画像不具合の発生を防止するとともに、トナー搬送量を長期にわたって維持することができる現像ロールの提供をその目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の現像ロールは、軸体と、この軸体の外周面に形成された弾性層と、この弾性層の外周に直接もしくは他の層を介して形成された最外層とを有する現像ロールであって、上記最外層が、下記の(A)および(B)を必須成分とし、その含有比が質量基準で(A)/(B)=100/50〜100/150の範囲内であり、下記の式(1)を満たしているという構成をとる。
(A)シリコーングラフトアクリルポリマー。
(B)ジイソシアネート化合物。
Figure 0005026836
本発明者らは、現像ロールによるトナー搬送量が長期にわたって維持されるようにすべく、研究を重ねた。その研究の過程で、トナー搬送性を向上させる方法として、最外層の外周面に凸部を分布形成することにより最外層の外周面を凹凸粗面にするのではなく、最外層自体をトナーが付着し易い材質にすることを想起し、最外層の形成材料について、研究を重ねた。その結果、最外層の形成材料が上記(A)および(B)を必須成分とし、その配合比を質量基準で(A)/(B)=100/50〜100/150の範囲内に設定し、しかも、最外層が上記式(1)を満たすようにすると、フィルミングによる画像不具合を防止しつつ、トナーを付着させ易くなり、トナー搬送量を長期にわたって維持できることを見出し、本発明に到達した。
すなわち、シリコーングラフトアクリルポリマー〔上記(A)〕は、トナーが付着し易い材質である。そして、本発明では、この(A)成分に、ジイソシアネート化合物〔上記(B)〕を通常の架橋に用いる量よりも過剰〔(A)/(B)=100/50〜100/150(質量基準)〕に配合することにより、耐摩耗性を向上させている。しかし、(A)成分に対して(B)成分の配合量が多くなり過ぎると、最外層が殆ど摩耗しなくなるため、最外層の外周面に付着したトナー成分も除去されず、そのトナー成分が最外層の外周面に固着(堆積)してフィルミングが発生し、画像不具合が発生する。逆に、(B)成分の配合量が少ないと、摩耗速度が速くなり、現像ロールのライフサイクルが短くなる。一方、上記式(1)における〔(破断応力)×(破断歪み)〕の値は、耐摩耗性を示す指標であり、その値が大きいほど、耐摩耗性が高い(摩耗し難い)ことを示す。このように、本発明の現像ロールは、最外層の形成材料に、特定の成分〔上記(A)および(B)〕を特定の配合〔(A)/(B)=100/50〜100/150(質量基準)〕で用い、最外層の機械的性質を特定の範囲に設定〔上記式(1)〕することにより、最外層にトナーを付着させ易くしつつ、最外層が層形成ブレード,トナー供給ロール等との摺動により適度に摩耗するように設定し、トナー成分が最外層の外周面に固着(堆積)しない(フィルミングが発生しない)ようにしている。しかも、本発明の現像ロールは、最外層の外周面に硬質粒子による凸部が分布形成されていないため、上記最外層の適度な摩耗は均一であり、この均一の適度な摩耗により、最外層の外周面が適正な表面粗さに維持され、トナー搬送量を長期にわたって維持することができる。
本発明の現像ロールは、最外層が、上記(A)および(B)を必須成分とし、その含有比が質量基準で(A)/(B)=100/50〜100/150の範囲内に設定されており、上記式(1)を満たしているため、実機での使用においては、最外層にトナーを付着させ易くしつつ、最外層が適度に摩耗して適正な表面粗さを維持することができ、トナー搬送量を長期にわたって維持することができる。
つぎに、本発明の実施の形態を図面にもとづいて詳しく説明する。
図1は、本発明の現像ロールの一実施の形態を示している。この実施の形態の現像ロールは、円柱状の軸体1の外周面に、弾性層2が形成され、この弾性層2の外周面に、中間層3が形成され、この中間層3の外周面に、最外層4が形成されている。そして、上記最外層4は、シリコーングラフトアクリルポリマー(A成分)およびジイソシアネート化合物(B成分)を必須成分とし、その含有比が質量基準で(A成分)/(B成分)=100/50〜100/150の範囲内に設定されており、さらに、下記の式(1)を満たしている。
Figure 0005026836
より詳しく説明すると、上記式(1)における〔(破断応力)×(破断歪み)〕の値は、耐摩耗性を示す指標であり、その値が大きいほど、耐摩耗性が高い(摩耗し難い)ことを示す。そこで、本発明の現像ロールでは、上記値を式(1)に示す範囲内(200〜500)に設定することにより、最外層が適度に摩耗するように設定されている(例えば、摩耗量5〜10μm程度)。しかも、本発明の現像ロールは、最外層の外周面に硬質粒子による凸部が分布形成されていないため、上記最外層の適度な摩耗は均一となる。この均一の適度な摩耗により、最外層の外周面に付着したトナー成分は固着(堆積)することなく除去され、フィルミングの発生が防止されるとともに、最外層の外周面の表面粗さが適正に維持される。すなわち、上記値が200を下回ると、実機での使用において、最外層の摩耗量が多くなり、そのため、現像ロールとして適正な電荷や抵抗値が維持できなくなり、画像に不具合が発生する。逆に、上記値が500を上回ると、最外層が摩耗し難くなり、そのため、最外層の外周面に付着したトナー成分も除去され難くなり、それが固着(堆積)してフィルミングが発生し、画像に不具合が発生する。
そこで、上記最外層4が上記式(1)を満たすよう、最外層4の形成材料として、上記シリコーングラフトアクリルポリマー(A成分)およびジイソシアネート化合物(B成分)を質量基準で(A成分)/(B成分)=100/50〜100/150の範囲内で混合したものが用いられる。上記シリコーングラフトアクリルポリマー(A成分)としては、トナーを付着させ易くなる観点から、グラフト変性率が5〜50重量%の範囲内のものが好ましい。また、上記ジイソシアネート化合物(B成分)としては、例えば、ジフェニルメタン・ジイソシアネート(MDI),トリレン・ジイソシアネート(TDI),ヘキサメチレン・ジイソシアネート(HDI)等があげられる。
上記最外層4の内側の中間層3の形成材料としては、下記の主材料にカーボンブラック等の導電剤が含有されているものが用いられる。その主材料としては、特に限定されるものではなく、例えば、ポリウレタン系エラストマー,エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM),スチレン−ブタジエンゴム(SBR),アクリロニトリル−ブタジエンゴム(ニトリルゴム:NBR),水素添加アクリロニトリル−ブタジエンゴム(水素化ニトリルゴム:H−NBR),クロロプレンゴム(CR),天然ゴム,ブタジエンゴム(BR),アクリルゴム(ACM),イソプレンゴム(IR),ヒドリンゴム(ECO,CO),ウレタンゴム,フッ素ゴム,ポリエステル、N−メトキシメチル化ナイロン等があげられる。また、必要に応じて、添加剤等を適宜に添加してもよい。そして、上記形成材料は、例えばメチルエチルケトン(MEK)等の有機溶剤に溶解等され、コーティング液として使用に供される。
上記中間層3の内側の弾性層2の形成材料としては、下記の主材料にカーボンブラック等の導電剤が含有されているものが用いられる。その主材料としては、特に限定されるものではなく、例えば、シリコーンゴム,エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM),スチレン−ブタジエンゴム(SBR),アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR),水素添加アクリロニトリル−ブタジエンゴム(H−NBR),クロロプレンゴム(CR),ポリウレタン系エラストマー等があげられる。また、必要に応じて、シリコーンオイル,加硫剤,加硫促進剤,滑剤,助剤等を適宜に添加してもよい。
上記弾性層2の内側の軸体1は、特に限定されるものではなく、中実でも中空でもよい。また、上記軸体1の材料としては、特に限定されるものではなく、例えば、鉄,鉄にめっきを施したもの,ステンレス,アルミニウム等があげられる。そして、上記軸体1の表面には、通常、接着剤やプライマー等が塗布される。さらに、上記接着剤やプライマー等は、必要に応じて、導電化してもよい。
上記現像ロールは、例えば、つぎのようにして作製することができる。すなわち、軸体1を成形用金型の中空部に同軸的にセットし、密封した後、弾性層2の形成材料を注入する。ついで、それをオーブン等により加熱(通常、150〜200℃の範囲内)し、上記弾性層2を形成する。脱型後、その弾性層2の外周面に、中間層3の形成材料(コーティング液)を、ロールコート法,スプレーコート法,ディッピング法等により塗布した後、乾燥および加熱処理(120〜200℃×20〜90分間)を行うことにより、上記中間層3の形成材料(コーティング液)中の溶剤を除去し、硬化させる。つぎに、その中間層3の外周面に、最外層4の形成材料(コーティング液)を、ロールコート法,スプレーコート法,ディッピング法等により塗布した後、乾燥および加熱処理(120〜200℃×20〜90分間)を行うことにより、上記最外層4の形成材料(コーティング液)中の溶剤を除去し、硬化させ、最外層4を形成する。このようにして、上記現像ロールを作製することができる。
なお、上記実施の形態の現像ロールは、トナー搬送性のために最外層4の外周面を凹凸粗面に形成するものではないため、その外周面の算術平均粗さ(Ra)は0.1μm以下に設定することができ、そのようにしても、必要なトナー搬送量を有している。
また、上記実施の形態では、現像ロールを、弾性層2,中間層3および最外層4の3層構造としたが、中間層3を形成することなく2層構造としてもよいし、弾性層2と中間層3との間や中間層3と最外層4との間に他の層を1層以上形成してもよい。
そして、本発明の現像ロールとともに用いるトナーとしては、特に限定されないが、重合トナーよりも粉砕トナーが好ましい。粉砕トナーは角張っているため、最外層4の外周面に物理的に付き易く、逆に、重合トナーは綺麗な球形であるため、物理的に付き難いからである。
つぎに、実施例について比較例と併せて説明する。但し、本発明は、実施例に限定されるわけではない。
〔実施例1〜3、比較例1〜3〕
〔軸体〕
外径8mm、長さ350mmの鉄製の中実円柱状の軸体を準備した。
〔弾性層の形成材料〕
導電性シリコーンゴム(X34−270A/B、信越化学工業社製)をニーダーにより混練して弾性層の形成材料を調製した。
〔中間層の形成材料〕
H−NBR(アクリロニトリル量:50重量%、ヨウ素価:23mg/100mg)100重量部と、ステアリン酸0.5重量部と、亜鉛華(ZnO)5重量部と、カーボンブラック(電気化学工業社製、デンカブラックHS−100)40重量部と、ジチオカルバミン酸塩系架橋促進剤(BZ)1重量部と、スルフェンアミド系架橋促進剤(CZ)2重量部と、硫黄1重量部とを、ロールを用いて混練した後、これらをMEKとトルエンの混合有機溶剤〔MEK:トルエン(重量比)=2:1〕に配合し溶解させて20重量%濃度の中間層形成材料となるコーティング溶液を調製した。
〔最外層の形成材料〕
下記の式(2)で表されるシリコーングラフトアクリルポリマーを作製した。すなわち、(Y1 k1部分と(Y2 k2部分と(X)m 部分と(Z)n1 部分とを、アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)等のアゾ系重合開始剤の存在下、溶液重合法等によりラジカル重合(重合条件:60〜100℃×5〜10時間)して製造した。なお、上記シリコーングラフトアクリルポリマーの分子量は40,000であった。
Figure 0005026836
そして、上記シリコーングラフトアクリルポリマーと、ジイソシアネート化合物(コロネートL、日本ポリウレタン社製)と、導電剤(Printex L6、テグサ社製)とを後記の表1に示す割合で用い、ボールミルにより混練した後、MEK400重量部を加えて混合,攪拌して最外層の形成材料を調製した。なお、比較例3にのみ、この形成材料(溶液)に、平均粒径10μmのシリカからなる粒子(サイロスフェアC1510、富士シリシア社製)20重量部を分散して混合、攪拌した。
〔現像ロールの作製〕
まず、上記軸体および弾性層の形成材料を用いて金型成形(150℃×5分間)することにより、軸体の外周面に弾性層(厚み3.5mm)を形成した。ついで、その弾性層の外周面に、上記中間層の形成材料をロールコート法により塗工した後、乾燥および加熱処理を行い、中間層(厚み20μm)を形成した。さらに、この中間層の外周面に、上記最外層の形成材料をロールコート法により塗工した後、乾燥および加熱処理を行い、最外層(厚み20μm)を形成した。このようにして、3層構造の現像ロールを作製した。
〔(破断応力)×(破断歪み)の測定〕
上記最外層の形成材料を用い、架橋製造(190℃×30分間)することにより、厚み100μmのシートを作製し、そのシートから、ダンベル型(JIS K6301)に型抜きした。そして、JIS K6301に記載の方法に従い、温度25℃、引張速度500mm/分の条件で引張試験を行い、上記ダンベル型の破断応力(MPa)および破断歪み(%)を測定した。そして、その積を算出し、下記の表1に併せて表記した。
〔摩耗量〕
上記各現像ロールを、その現像ロールがトナー供給ロール(特許第3747795号公報〔0032〕段落に記載の硬度が3.43Nのトナー供給ロール)にも層形成ブレード(SUS板)にも接触するようなカートリッジに組み込み、そして、そのカートリッジを市販の実機に組み込み、ハーフトーン画像の画像出しを4000枚行った。なお、トナーは、一成分トナーを用いた。その後、各現像ロール最外層の厚みを、マイクロスコープ(PV10、OLYMPUS社製)を用いて測定し、摩耗量を算出した。そして、最外層の摩耗量が10μm以下のものを、耐摩耗性に優れているとして○、10μmを上回るものを、耐摩耗性に劣っているとして×と評価し、下記の表1に併せて表記した。
〔フィルミング〕
印字部と非印字部とが、現像ロールの回転軸と直角方向に帯状に延びるストライプ状の画像を4000枚画像出しした後、ハーフトーン画像を1枚画像出しし、このハーフトーン画像における印字部と非印字部とに相当する各部分の濃度をマクベス濃度計(測定機:Gretag Macbeth社製、反射濃度計:RD914)を用いて測定した。その結果、濃度差(印字部と非印字部との濃度差)が0.08未満のものをフィルミングが発生していないとして○、0.08以上のもをフィルミングが発生したとして×と評価し、下記の表1に併せて表記した。
〔画像濃度〕
ハーフトーン画像にて4000枚画像出しし、4000枚目の画像の濃度を上記マクベス濃度計を用いて測定した。その結果を下記の表1に併せて表記した。この画像濃度は、0.2を上回るものが適正である。
Figure 0005026836
上記表1の結果から、実施例1〜3の現像ロールは、適度に摩耗し、フィルミングも防止されていることがわかる。これに対し、比較例1の現像ロールは、摩耗量が多く、比較例2の現像ロールは、耐摩耗性に優れるものの、フィルミングが発生した。また、比較例3の現像ロールは、硬質粒子による粗面形成のため、硬質粒子が存在する部分が凸部となってトナーにストレスを与え、トナー成分が凸部と凸部の間の凹部に堆積することでフィルミングが発生した。
本発明の現像ロールの一実施の形態を模式的に示した説明図である。 電子写真機器における複写機構の一部を模式的に示す説明図である。
符号の説明
1 軸体
2 弾性層
4 最外層

Claims (2)

  1. 軸体と、この軸体の外周面に形成された弾性層と、この弾性層の外周に直接もしくは他の層を介して形成された最外層とを有する現像ロールであって、上記最外層が、下記の(A)および(B)を必須成分とし、その含有比が質量基準で(A)/(B)=100/50〜100/150の範囲内であり、下記の式(1)を満たしていることを特徴とする現像ロール。
    (A)シリコーングラフトアクリルポリマー。
    (B)ジイソシアネート化合物。
    Figure 0005026836
  2. 上記最外層の外周面の算術平均粗さ(Ra)が0.1μm以下である請求項1記載の現像ロール。
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