JP5024763B2 - 手術支援システムにおいて用いられるマスタ・マニピュレータ - Google Patents
手術支援システムにおいて用いられるマスタ・マニピュレータ Download PDFInfo
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Description
・把持部の画像情報を用いるもの
・把持部にコイルを組み込んだ上で、把持部を磁場内で操作するもの
・機械的な手法によるもの
がある。
手術支援システムにおいて用いられるスレーブ・マニピュレータを動作させるために、操作者の腕によって操作されるマスタ・マニピュレータであって、
前記マスタ・マニピュレータは、把持部と、並進機構部と、基台とを備えており、
前記把持部は、操作者によって把持される部分であり、
かつ、前記把持部は、前記並進機構部によって支持されており、
前記並進機構部は、第1〜第6リンクを備えており、
前記第1リンクの一端側は、前記基台に対して、少なくとも水平面内及び鉛直面内において、実質的に回動可能なように取り付けられており、
前記第1リンクは、前記基台から、ほぼ斜め上方に向かう方向に配置可能とされており、
前記第3リンクの一端側は、前記第1リンクの他端側に固定されており、
前記第3リンクは、操作者が、操作者の肘を前記基台の下方に配置し、かつ、前記把持部を把持した状態において、操作者の前腕と実質的にほぼ平行となる方向に延長されており、
前記第4リンクは、前記第3リンクに対してほぼ平行に配置されており、
前記第2リンク及び前記第5リンクは、互いにほぼ平行に配置されており、
前記第2リンクは、前記第3リンク及び前記第4リンクの一端側どうしを回動可能なように連結しており、
前記第5リンクは、前記第3リンク及び前記第4リンクの他端側どうしを回動可能なように連結しており、
前記第2リンク、第3リンク、第4リンク及び第5リンクは、前記の構成によって、実質的に平行リンク機構を構成しており、
前記第6リンクの一端側は、前記第4リンクの他端側に固定されており、
かつ、前記第6リンクは、前記第3リンクに対してほぼ平行となる方向に延長されており、
前記把持部は、前記第6リンクの他端側に、直接又は間接的に取り付けられており、
前記基台は、前記第1リンクの一端側の下方に、操作者の肘を配置できる空間を形成している
ことを特徴とするマスタ・マニピュレータ。
さらに第7リンクを備えており、
前記第7リンクの一端側は、前記第6リンクの他端側に固定されており、
前記把持部は、前記第7リンクの他端側に、前記第7リンクに対して回動可能な状態で取り付けられている
ことを特徴とする、項目1に記載のマスタ・マニピュレータ。
さらに姿勢機構部を備えており、
前記姿勢機構部は、前記第7リンクの他端側に取り付けられており、
前記把持部は、前記姿勢機構部に取り付けられており、
前記姿勢機構部は、操作者の操作に従って、前記把持部の姿勢を適宜に変化させる構成となっている
ことを特徴とする項目2に記載のマスタ・マニピュレータ。
さらに、前記把持部の位置及び/又は姿勢を取得するためのセンサを備えており、
前記センサは、前記第1〜第6リンクのいずれか又は全てに取り付けられている
ことを特徴とする項目1又は2に記載のマスタ・マニピュレータ。
項目1〜4のいずれか1項に記載のマスタ・マニピュレータと、スレーブ・マニピュレータとを備えており、
前記スレーブ・マニピュレータは、前記マスタ・マニピュレータにおける前記把持部の位置及び姿勢に従って動作する構成となっている
ことを特徴とする手術支援システム。
本実施形態に係る手術支援システムの全体構成を、図1に基づいて概略的に説明する。
マスタ・マニピュレータ2は、手術支援システムにおいて用いられるスレーブ・マニピュレータ4を動作させるために、操作者の前腕によって主に操作されるものである。
並進機構部25は、第1〜第7リンクL1〜L7を備えている(図2参照)。
スレーブ・マニピュレータ4は、マスタ・マニピュレータ2における把持部23の位置及び姿勢に従って動作する構成となっている。このような構成のスレーブ・マニピュレータとしては、従来の技術(例えば前記非特許文献3)と同様のものを用いることができる。
つぎに、本実施形態におけるマスタ・マニピュレータ2の使用方法を、図3〜図5に基づいて説明する。図示の例では、左右の腕6のために、2台のマスタ・マニピュレータ2が用いられている。ただし、2台のマスタ・マニピュレータ2は、左右対称に配置されているので、以下では、1台のマスタ・マニピュレータ2に着目して説明する。
21 マスタ側インターフェース部
22 マスタ側制御部
23 把持部
24 姿勢機構部
25 並進機構部
L1〜L7 第1〜第7リンク
26 基台
261 空間
27 ディスプレイ
28 センサ
4 スレーブ・マニピュレータ
41 スレーブ側インタフェース部
42 スレーブ側制御部
43 従動機構部
44 術具
45 カメラ
46 アクチュエータ
6 操作者の腕
61 肘
62 前腕
Claims (5)
- 手術支援システムにおいて用いられるスレーブ・マニピュレータを動作させるために、操作者の腕によって操作されるマスタ・マニピュレータであって、
前記マスタ・マニピュレータは、把持部と、並進機構部と、基台とを備えており、
前記把持部は、操作者によって把持される部分であり、
かつ、前記把持部は、前記並進機構部によって支持されており、
前記並進機構部は、第1〜第6リンクを備えており、
前記第1リンクの一端側は、前記基台に対して、少なくとも水平面内及び鉛直面内において、実質的に回動可能なように取り付けられており、
前記第1リンクは、前記基台から、ほぼ斜め上方に向かう方向に配置可能とされており、
前記第3リンクの一端側は、前記第1リンクの他端側に固定されており、
前記第3リンクは、操作者が、操作者の肘を前記基台の下方に配置し、かつ、前記把持部を把持した状態において、操作者の前腕と実質的にほぼ平行となる方向に延長されており、
前記第4リンクは、前記第3リンクに対してほぼ平行に配置されており、
前記第2リンク及び前記第5リンクは、互いにほぼ平行に配置されており、
前記第2リンクは、前記第3リンク及び前記第4リンクの一端側どうしを回動可能なように連結しており、
前記第5リンクは、前記第3リンク及び前記第4リンクの他端側どうしを回動可能なように連結しており、
前記第2リンク、第3リンク、第4リンク及び第5リンクは、前記の構成によって、実質的に平行リンク機構を構成しており、
前記第6リンクの一端側は、前記第4リンクの他端側に固定されており、
かつ、前記第6リンクは、前記第3リンクに対してほぼ平行となる方向に延長されており、
前記把持部は、前記第6リンクの他端側に、直接又は間接的に取り付けられており、
前記基台は、前記第1リンクの一端側の下方に、操作者の肘を配置できる空間を形成している
ことを特徴とするマスタ・マニピュレータ。 - さらに第7リンクを備えており、
前記第7リンクの一端側は、前記第6リンクの他端側に固定されており、
前記把持部は、前記第7リンクの他端側に、前記第7リンクに対して回動可能な状態で取り付けられている
ことを特徴とする、請求項1に記載のマスタ・マニピュレータ。 - さらに姿勢機構部を備えており、
前記姿勢機構部は、前記第7リンクの他端側に取り付けられており、
前記把持部は、前記姿勢機構部に取り付けられており、
前記姿勢機構部は、操作者の操作に従って、前記把持部の姿勢を適宜に変化させる構成となっている
ことを特徴とする請求項2に記載のマスタ・マニピュレータ。 - さらに、前記把持部の位置及び/又は姿勢を取得するためのセンサを備えており、
前記センサは、前記第1〜第6リンクのいずれか又は全てに取り付けられている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のマスタ・マニピュレータ。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載のマスタ・マニピュレータと、スレーブ・マニピュレータとを備えており、
前記スレーブ・マニピュレータは、前記マスタ・マニピュレータにおける前記把持部の位置及び姿勢に従って動作する構成となっている
ことを特徴とする手術支援システム。
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