JP5023164B2 - 簡易防犯装置、及びその装置を用いた簡易防犯システム - Google Patents

簡易防犯装置、及びその装置を用いた簡易防犯システム Download PDF

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本発明は、自らが所持する物(バッグ、パソコン、自動車等)に付して使用する簡易防犯装置に関し、特に、自らの所持品に付すタグに応用した簡易防犯装置に関する。
さらに本発明は、自らの所持品に付した簡易防犯装置を用いた簡易防犯システムに関する。
経済が発展すればする程、人間の移動が頻繁になる。その際には当然に複数のバッグ等の小荷物を携帯することになる。そして、人間であるからには、置き忘れもあり、不幸にも置き引き・盗難に遭遇することもある。
本願出願人は、或る国の空港のチェックインカウンタでキャリングバッグの盗難を経験したことがある。自分のバッグに手を掛ける空港職員のような若い男に、最初は不思議に思っていただけであったが、自分のキャリングバッグと共に遠ざかる男を見ながら「盗まれる」と気が付いた。しかし、そのときは既に何もできなかった。大声を上げてみても届かない状況であったし、追いかけるには既に遠すぎる距離であった。幸いにも、そのバッグの中には貴重品は入っていなかったので大きな被害にならなかったことは幸いであった。
しかしながらこのような状況は、何処の国においても起こり得るし、最近は日本においてさえいつでも起こり得ることである。このような事態に対処する方法としていくつかの方法が既に提案され、実現しているシステムも運用されている。
例えば、セコム株式会社の「ココセコム(登録商標)」は、安全・安心のプロが提供する屋外セキューリティサービスとして、非特許文献1に示すように、個人(男性・女性)、子供、高齢者、自動車、バイク、荷物を見守るシステムとして実績を有している。
また、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ社の「イマドコサーチ(登録商標)」は、非特許文献2に示すように、iモード(登録商標)またはパソコンを使って、探す対象の人の居場所を地図で確認できるシステムとして実績を有している。
しかしながら、「ココセコム(登録商標)」は、大きな監視システムの下に実現されているものであり、「イマドコサーチ(登録商標)」は、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ社が、携帯電話対携帯電話の通信サービスの一環として提供しているサービスである。
また、特許文献としても、例えば、特許文献1(特開2005−51763号公報)には、携帯電話を利用した遠隔操作による監視システムが開示されている。携帯電話を用いて1次パスワード、2次パスワードを送信し、盗難防止装置は、1次、2次パスワードの照合一致により開錠するようにして、盗難防止機器や端末機器を遠隔操作にて制御する。また、周期的に路面にパルスを発射し静止位置との比較で移動したと判断する位置検知器とGPS受信装置を盗難防止機器に具備して、盗難車両等の移動可能物体に対する異常移動を現在位置信号に情報化して、コンピュータの地図上で追尾し確認をすることができる。
また、特許文献2(特表2006−514348号公報)には、携帯電話によって所有者はいつでも乗り物を開錠し始動することができ、また停止しそれをロックすることができるシステムが開示されている。アラームを発するスポーク、ハブ、シフトレバーなどを介して自転車、バイク、スキーバインディング、キックボード、自動車、ボート、飛行機、物的財産に使用することができ、電気的なスイッチング装置を接続または切断する電気回路を装備することができ、発信機またはチップを有することができる。これは、インターネットあるいは携帯電話ポータルあるいは他のデータベースに登録されたナンバーに信号を送ることができる。
特許文献3(特開2002−178879号公報)には、携帯電話による通報機能を有する自動車盗難防止装置において、自動車への不正な侵入行為に対する抑止効果を高める発明が開示されている。自動車盗難防止装置は、赤外線通信部の赤外線インタフェースと携帯電話機の赤外線インタフェースとの間で赤外線通信を行い、それにより携帯電話機を制御する。更に、不審者の自動車への接触又は接近を携帯電話機により通報した後、不審者が自動車内に侵入してドアを閉めた場合、ドアが施錠され、侵入者監禁ロックがドアロックを自動車内からは操作不能にする。その上、塗料噴射装置が不透明な蛍光塗料をフロントガラスに吹き付け、フロントガラスを不透明にする。
しかし、これ等の発明は、全て自動車側に極めて大掛かりな装置が必要となり、取り付けるのに大きな費用が必要となるものである。
特許文献4(特開2003−109150号公報)には、水晶発信器等を利用した極めて小さな発信器と携帯電話機を組み合わせる事で数多くの発信器と携帯電話機が同時に使用出来且つ、小型の双方向通信を行う実用的な盗難防止用警報器が開示されている。水晶発信機或は、集積回路等により個別の周波数等の電波等を監視用の電波として送信する構成であり携帯電話機よりの確認用の電波を受信した場合には警報装置が作動し、ブザー等にて警報音等を発生させる。携帯電話機は周波数等の監視用の電波を受信し、一定距離範囲を越える事により監視用の電波が受信されなくなった場合に、ブザー等にて警報を発生させることや振動をおこす事で所有者の異常を知らしめ、携帯電話機よりの確認信号を発生させる事で所持品の盗難や置忘れ防止ができる構成である。
この技術は、極めて小さな発信機により所持品の盗難や置忘れ防止ができる構成ではあるが、盗難警告信号等の発生に対して、使用者からの直接的・能動的な指示ができない。
特許文献5(特開2004−334439号公報)には、ユーザーごとに物品の位置情報の管理が可能な有体物情報管理システムが開示されている。一以上の任意の有体物ごとに付加されて、当該有体物の位置信号と、当該有体物を一意に識別する有体物識別情報とを少なくとも発信する位置信号発信手段と、発信された位置信号を受信する携帯情報端末とを含み構成される。携帯情報端末には、発信された位置信号を受信する位置信号受信手段と、受信した位置信号に基づき前記の有体物の位置を検知する位置情報検知手段と、検知された位置情報を視覚、聴覚、触覚のいずれかにより出力する位置情報出力手段と、ユーザーが任意に設定した有体物と、当該有体物と関連付けて有体物識別情報とを記憶する有体物管理情報記憶手段と、有体物識別情報を指定して前記の位置信号受信手段が位置信号を受信する処理を指示する位置情報検知指示手段とを備える。
このシステムは、一以上の任意の有体物ごとに付加されて、当該有体物の位置信号と、当該有体物を一意に識別する有体物識別情報とを少なくとも発信する位置信号発信手段と、発信された位置信号を受信する携帯情報端末とを含み構成されるシステムであるが、防犯半システムに使用することを考えたシステムではない。
さらに、本発明の関連技術としては、特許文献6(特開2007−329808号公報)に、携帯電話機に配設されている電源は、交換可能なバッテリであり、加害者等がこのバッテリを取り外した場合には、その電力が供給されないため、携帯電話機が備える種々の防犯機能を活用することができないことになるのに対処して、主電源として機能する第1電源と、予備電源として機能する第2電源と、前記第1電源の端子電圧を検出する電圧検出手段と、前記電圧検出手段によって検出された端子電圧が所定の閾値以下である場合に、前記第1電源から前記第2電源に切り換える切換手段を備えた携帯通信装置が開示されている。
また、特許文献7(特開2002−260121号公報)には、使用者の意識の有無を問わず、速やかに外部の者に異常の発生を知らせる確率を高める為のアラームユニットが開示されている。音声メッセージ出力機能及びタイマー機能及び非常信号受信回路及び警報回避信号受信回路及びガス漏れセンサー、火災センサー、防犯センサーなどのセキュリティーセンサー入力回路付きアラームユニットと屋内用スピーカーを屋内に設置し屋外用スピーカーを屋外に設置し、非常信号発信回路及び警報回避信号発信回路付き携帯用リモコンを携帯することを特徴とする。
さらには、特許文献8(特開平5−336037号公報)には、ダイヤルミスの起きない携帯電話装置が開示されている。電源部と、制御部と、この制御部に接続されると共に無線回線によって形成される送信回路部及び受信回路部とを具備する携帯電話装置であって、前記送話回路部の前段に送信先を限定する規制手段を設ける。
http://www.855756.com/?sc.mc_id=yho000 http://www.nttdocomo.co.jp/service/safety/imadoco/index.html
特開2005−51763号公報 特表2006−514348号公報 特開2002−178879号公報 特開2003−109150号公報 特開2004−334439号公報 特開2007−329808号公報 特開2002−260121号公報 特開平5−336037号公報
本発明が解決しようとする課題は、簡易で廉価な簡易防犯装置の提供、及びその簡易防犯装置を用いた簡易防犯システムの実現である。そして、この防犯装置の最大の課題と特徴は、その使用者が自分自身の携帯電話からその防犯装置に対して救援のための指示が直接的・能動的にできる簡易防犯装置の提供である。
さらに、本発明が解決しようとする課題は、その使用可能範囲は携帯電話のエリア内であればどこでも救援指示が可能であり、世界中で使用することが可能な簡易防犯装置、及びその簡易防犯装置を用いた簡易防犯システムの提供である。
さらに、本発明が解決しようとする課題は、公告、メディア等を介して本防犯装置の機能を宣伝することで犯罪を抑止し、未完に終わらせることを最大の目的とした簡易防犯装置、及びそのような簡易防犯装置を用いた簡易防犯システムの提供である。
前述した従来の盗難防止技術は、進歩した手段により考案され実現されているものであるが、盗難を目の前にして正当な所有者が進行形の盗難に対して直接的・積極的な操作指示によって防犯装置の防犯阻止動作、或いは防止動作を起こすことはできない。機械的・構造的な工夫により犯行を困難にしたり抑止したりすることは可能であるか、事後の対処を可能とするものであるが、正に自分の目の前で行われつつある犯行に対して、犯行が行われつつあることを周囲に伝えて救援を依頼する行為はできなかった。
本発明の簡易防犯装置、及びそれを用いた簡易防犯システムは、現在進行形である犯行に対しても、使用者の所有する携帯電話機から簡易防犯装置に向けて直接的・積極的な携帯電話の発信により呼接続を完成させ、着呼と共に送られてきた警報発声指示により、外部へ異常事態をガイダンス発声により報知して救援を依頼し、犯罪者の犯罪行為を未完の状態で放棄させるように誘導するものである。
本発明の簡易防犯装置は、使用者自らの所持品に対して付することが可能な簡易防犯装置であって、当該使用者が所有する携帯電話機側からの着信があった場合には、呼の成立を図り、当該呼成立をトリガーとして以下の処理を行う手段を備えたことを特徴とする。
(1)使用者が所有する携帯電話機からの着信を受け付ける着信手段
(2)GPSからの当該簡易防犯装置の所在する現在位置に関する情報を受信するGPS信号受信手段
(3)使用者が所有する携帯電話機からの指示内容を判断し、それに応じた警報ガイダンスの発声を指示するガイダンス発声指示手段
(4)前記(2)のGPS信号受信手段によって受信した当該簡易防犯装置の所在する現在位置に関する情報を使用者が所有する携帯電話機に送信する現在位置情報送信手段
(5)使用者が所有する携帯電話機からの着信状況或いは指示内容に応じて電源を管理・制御する電源管理制御手段
(6)簡易防犯装置全体の機能を管理・制御する全体機能制御手段
さらに、本発明の簡易防犯装置は、使用者が所有する携帯電話機からの着信を受け付ける着信手段によって着信した際には、当該着信手段は呼び出し動作をせずに着信させて呼を成立させ、当該呼成立によって以降の防犯動作を進めることを特徴とする。
さらに、本発明の簡易防犯装置は、前記現在位置情報送信手段は、前記着信手段による呼成立の後に、GPS信号受信手段によって受信した当該簡易防犯装置の所在する現在位置に関する情報の送信が成功しなかった際には、所定時間後に再度現在位置に関する情報の送信を行うようにしたことを特徴とする。
さらに、本発明の簡易防犯装置は、前記ガイダンス発声指示手段は、着信により呼が成立すると、警報ガイダンスの発声動作を実行することを特徴とする。
本発明の簡易防犯システムは、使用者の所有する携帯電話機と使用者自らの所持品に対して付することが可能な簡易防犯装置によって実現する簡易防犯システムであって、当該使用者が所有する携帯電話機側からの着信があった場合には、呼の成立を図り、当該呼成立をトリガーとして以下の処理を行うことを特徴とする。
(1)使用者が所有する携帯電話機から簡易防犯装置に対して警報動作指示を発信する。
(2)簡易防犯装置は、使用者が所有する携帯電話機からの着信を受け付けて、呼の成立を確立する。
(3)簡易防犯装置は、GPSからの当該簡易防犯装置の所在する現在位置に関する情報を受信する。
(4)簡易防犯装置は、使用者が所有する携帯電話機からの指示内容を判断し、それに応じた警報ガイダンスの発声を指示する。
(5)簡易防犯装置は、前記(4)の手順による警報ガイダンスの発声指示によって警報ガイダンスを発声する。
(6)簡易防犯装置は、前記(3)の手順によって受信した当該簡易防犯装置の所在する現在位置に関する情報を使用者が所有する携帯電話機に送信する。
(7)使用者が所有する携帯電話機からの着信或いは警報指示が所定時間以上ない場合には電源をセーブモードに制御する。
さらに、本発明の簡易防犯システムは、前記携帯電話機との呼成立がなかった場合、及び前記携帯電話機からの位置情報の取得がなかった場合には、前記携帯電話機から前記簡易防犯装置に対して警報動作指示を再発信することを特徴とする。
本発明の簡易防犯装置、及びそれを用いた簡易防犯システムの最大の特徴は、その使用者が自分自身の携帯電話機から、自分の所持品に付した簡易防犯装置に向けて、周囲の人間に対する直接救援のためのガイダンス発声の指示ができることである。その使用範囲は携帯電話機が使用可能なエリア内であればどこでも利用が可能なものであり、世界中で使用が可能である。
本発明の簡易防犯装置、及びそれを用いた簡易防犯システムは、自らの所持品に簡易な防犯装置を付すだけで、当該所持品の盗難を目前にした場合に、使用者本人が所有する携帯電話機から簡易防犯システムに対して直接的に警報指示を出し、その所持品に対する救援処置を周囲に伝えることができるものである。所持品の盗難から時間が経過した場合、又は所持品の置忘れの場合には、発声ガイダンスの内容を変更して発生させることにより、周囲への協力依頼がより的確に可能なものである。
本発明の簡易防犯装置、及びそれを用いた簡易防犯システムは、以上の構成により、簡易で廉価な防犯装置、及びそれを用いた簡易防犯システムの提供が可能なものである。そして、本発明は、使用者が自分自身の携帯電話からその防犯装置に対して直接的・能動的に救援のための指示が、大掛かりなシステムの下ではなく、携帯電話を掛ける行為だけで達成可能なものである。
本発明の簡易防犯装置、及びそれを用いた簡易防犯システムは、使用者自らの所持品に簡単に取り付けることにより、その使用可能範囲は携帯電話のエリア内であればどこでも救援指示が可能であり、世界中で使用することが可能なものである。
さらに、本発明の簡易防犯装置、及びそれを用いた簡易防犯システムは、公告、メディア等を介して本防犯装置の機能を宣伝することにより、所持品に本発明の簡易防犯装置が付されたのを見つけることにより、犯罪を未然に抑止することを最大の効果とするものである。
本発明の簡易防犯システムにおける簡易防犯装置の使用時の概念図である。 本発明の簡簡易防犯システムに用いられる易防犯装置の具体的実施例の機能構成図である。 本発明の簡易防犯システムにおける簡易防犯装置側の機能・動作フローチャートである。 本発明の簡易防犯システムにおける携帯電話機側の機能・動作フローチャートである。 発声ガイダンスの記録手段のテーブル構成を示す図である。 (A)(B)本発明の簡易防犯システムに用いられる簡易防犯装置であってタグ形式簡易防犯装置(A)及び施錠キー形式簡易防犯装置(B)の外観図である。
以下、図面を用いて本発明の実施例について説明する。まず、図1は、本発明の簡易防犯システムに用いられる簡易防犯装置100の具体的使用時の概念図である。図1の状況は、空港内で利用者Aが、足元にバック200を置いて航空会社社員Bの応対によりチェックイン手続をしている。その際、利用者Aがバック200から目を離しているスキに犯罪者Cがバック200を持って逃げて行く状況を示している。それに気付いた利用者Aは、正に犯行が進行中に常に携帯している携帯電話機300を取り出して所定の操作で電話を掛ける。すると、バック200に付された本発明の簡易防犯装置100から大きな声の緊急ガイダンスが発声される。例えば、「ドロボーです! バックを持って逃げているのはドロボーです!」である。また、これにパトカー音等を一緒にして盗難を周囲に知らしめるのも効果的である。「ピーポー、ピーポー」「ドロボーです! バックを持って逃げているのはドロボーです!」「ピーポー、ピーポー」である。これにより、犯罪者Cが驚いてバック200を置き去りにして逃走してくれるのを期待するものである。
本発明の簡易防犯システムに使用する簡易防犯装置100は、警報ガイダンス音声の発声装置付きの簡易防犯装置であり、使用者が所持するバック200等に装着して使用する。簡易防犯装置の装着方法は、後述するようにタグ、施錠キーその他の手法により簡便に自らの所持品に付すことが可能である。但し、一旦装着した後は、鍵等を掛けて取り外しが困難にしておくことが大切である。
本発明の簡易防犯装置100は、携帯電話機300と共に使用することにより、本発明の簡易防犯システムの機能を発揮するものである。本発明の簡易防犯装置100の機能構成図は図2に示す。
図2に示す本発明の簡易防犯装置100の機能構成図の如く、簡易防犯装置100は、装置全体の機能を管理・制御する全体機能制御手段110と、本簡易防犯装置100の電源供給を管理・制御する電願管理制御手段120と、周囲に警告ガイダンス音等の警報又は救援依頼を発するガイダンス発声指示手段130と、GPS(Global Positioning System)からの信号を受信するGPS信号受信手段140と、GPSからの信号に基づいた現在の位置情報を送信する現在位置情報送信手段150と、携帯電話機300からの動作指示命令を受信する受信手段160と、各手段間の信号授受を達成する信号路190とを備えている。
さらに、本発明の簡易防犯装置100は、全体機能制御手段110をONし、本発明の簡易防犯装置100を使用可能状態にするために電源ONスイッチ115を備えている。因みに、図2の実施例の簡易防犯装置100では、電源OFFスイッチは備えられていない。つまり、本実施例の簡易防犯装置100では、一旦、電源ONスイッチ115がONされると、携帯電話機300からの特定の手順に沿った処理により操作されて全体機能制御手段110からの指令によるか、破壊されるまでは電源がOFFされない構成となっている。
本発明の簡易防犯装置100の電源管理制御手段125は、待機中に所定時間の間、携帯電話機300からの動作指示命令を受信しないときには、電源消費を節約するためにセーブモードに入るようにする。電源125は汎用バッテリ(蓄電池)でも太陽電池等でも良い。汎用バッテリ使用の場合には、バッテリ収納部の蓋部に専用ビスを備えた蓋構造(図示なし)とし、正規の使用者以外ではバッテリの蓋を開閉できない(本簡易防犯装置購入者には専用ドライバを一緒に組んで販売する)構造とすることが望ましい。不正使用者がバッテリを取り出して電源をOFFできないようにするのが目的である。
本発明の簡易防犯装置100のガイダンス発声指示手段130は、使用者が希望する警告ガイダンスが発生できるように、図示してはいないが、ガイダンス記憶手段を備えておくことができる。その警告ガイダンスは、例えば、「ドロボーです! バックを持って逃げているのはドロボーです!」でも良いし、これにパトカー音等を一緒にして「ピーポー、ピーポー」「ドロボーです! バックを持って逃げているのはドロボーです!」「ピーポー、ピーポー」でも良い。この警告ガイダンスの内容は、携帯電話機300又はパソコン(図示なし)からの指示により、上記ガイダンス記憶手段に記憶させることができる。このガイダンス発声指示手段130は、警告ガイダンスの発声に限らず、警告サイレンや、警告のための光の点滅を発するように構成しても良い。
本発明の簡易防犯装置100のGPS信号受信手段140は、携帯電話機300からの着信により、全体機能制御手段110からの動作指示命令を受けた際に、GPSからの信号を受信して一旦は記録装置145に記録する。記録装置145に記録された現在の位置情報は、全体機能制御手段110からの指示により、位置情報送信手段150の動作により携帯電話機300に向けて送信される。
次に、図3(簡易防犯装置側)及び図4(携帯電話機側)のフローチャートを用いて、本発明の簡易防犯装置100と携帯電話機300を用いた簡易防犯システムの機能・動作を説明する。
S310「スタート 電源ON」操作
本発明の簡易防犯装置100の電源を入れて装置を立上げ、簡易防犯装置100を起動・スタートする。この場合は、簡易防犯装置100に設けられた電源ONスイッチ115による電源ON操作による。ただし、本発明の簡易防犯装置100には電源OFFスイッチは備えられていないために、電源をOFFのためには、携帯電話機300からの所定手順による操作が必要である。携帯電話機300からの所定手順による操作で電源がOFFされると、本発明の簡易防犯装置100は初期状態に戻り、再度、電源スイッチをONすることにより動作を開始する。
S320「着呼有無」判断
本発明の簡易防犯装置100の電源がONされると、簡易防犯装置100は携帯電話機からの着呼の有無を判断する。「着呼無し」と判断されると、このループは所定のタイミングで繰り返し行われる。ここでは、スタート時からの時間tをカウントしておき、所定の時間Tとの比較を行う(S330「t≧T」判断)。所定時間Tを経過しても「着呼無し」の状態が続くと電源をスタンバイ状態にするように電源管理制御手段120に指示が出される。これにより、電源管理制御手段120は本簡易防犯装置100の電源供給をスタンバイモードとする。
S350「警報信号か?」判断
携帯電話機300からの着呼があった場合、本簡易防犯装置100は、通常着信側で行われる呼び出し動作を行わずに着呼による接続動作をして呼を成立させる。この呼成立によって以降の動作が淀みなく続けられることとなる。まず、携帯電話機300からの着呼と同時に送られて来た選択指示信号を判断し、それが警報信号か否かを判断する。この機能は、全ての簡易防犯装置100に備える必要はない。高機能機種として、防犯機能に加えてサーチ機能を付した製品とする場合には、警報ガイダンスの発声機能だけに止まらず、バック等が見当たらないときに軽微なガイダンス発声によりその場所を知る機能を付加することが可能である。その場合には、盗難による警報動作指示と、サーチ動作による場所確認動作指示とを峻別できるように、発信時に付加情報を一緒に送信する必要がある。それにより、簡易防犯装置100は、携帯電話機300からの着信が警報動作指示なのか、或いは場所確認動作指示なのかを判断することが可能になる。携帯電話機300からの着信が警報動作指示でない場合には、場所確認動作指示と判断して位置確認動作を実行する(S360「位置確認動作実行」)。
S380「警報動作実行」処理
携帯電話機300からの着信が警報動作指示の場合には、電源がフルパワーにされ(S370「電源フルパワー」)、警報動作の実行を行う。
警報動作とは、一つには、本簡易防犯装置100から大きな声の緊急ガイダンスが発声である。例えば、「ドロボーです! バックを持って逃げているのはドロボーです!」である。また、これにパトカー音等を一緒にして盗難を周囲に知らしめるのも効果的である。「ピーポー、ピーポー」「ドロボーです! バックを持って逃げているのはドロボーです!」「ピーポー、ピーポー」である。これは、正に目の前を逃げていく犯罪者に有効であるが、他にも、盗難を知ったときには犯罪者が目の前にはいなくなってしまった場合を、或いは電車の中にバックを置き忘れた場合を考えれば、「みなさん! 私はバックです。 私を保護してください! 持ち主が私を探しています!」と発声し、それと同時にパトランプが発光するように構成することも可能である。この場合も、犯罪者が驚いてバック200を置き去りにして逃走してくれるのを期待するものである。このように警報ガイダンスの内容は、状況に応じて選択可能である。選択は携帯電話機300によって呼の確立後に選択指示信号を送出して行うことが可能である。
警報ガイダンス発声の内容は、発声記録手段136に記録されており、ガイダンス発声指示手段130からの指示に従って発声手段135が発生する。発声記録手段136には、廉価版の場合は、一種類の発生ガイダンスが記録されているが、上級機種の場合は、例えば、使用者が判断する状況に応じて、図5に示すようにガイダンスの選択指示信号により発声ガイダンスを変更して発声することも可能である。
S390「位置情報発信」処理
本発明の簡易防犯装置100は、S380の警報発声動作の後に、警報発声動作と同時に、或いは警報発声動作とは別に、現在の位置情報を携帯電話機300に向けて発信する。警報動作(S380)とは別に、つまり携帯電話機300からの着呼によっても、選択指示信号が「000」の場合は、警報ガイダンスの発声動作をせずに、現在の位置信号のみを携帯電話機300に発信することが可能である(S360「位置確認動作」)。この場合は、軽微な協力依頼ガイダンスを発声させることも可能である。この位置確認動作(S360)の際に、電源をフルパワーにする必要があるか否かは、セーブモードの電力にもよるが、何れを採用するかは本発明の主眼とするものではない。何れの方式によっても可能である。図3では、セーブモードの電力のままで位置確認動作(S360)を実行するフローを示している。
本簡易防犯装置100側の操作フロー(図3)は、一旦スタートすると簡易防犯装置100側の操作によっては抜け出すことはできない。但し、着呼による呼の成立の所定時間後には、呼を遮断して通信回線からは解放するので、以降の着信は可能である。それにより、使用者の携帯電話機300からの特定された操作による割り込み信号によって初期状態に戻されるまでは警報発声モードが継続される。呼成立の所定時間の内に現在位置情報の送信を完了するのが望ましいが、通信エリア等の問題で現在位置情報の送信が完了しない場合には、本簡易防犯装置100側から携帯電話機300に向けて現在位置情報の送出が行われる構成とする。そのためには、本簡易防犯装置100に使用者の携帯電話機300の電話番号を記憶しておくことが必要である。この情報送信はメールの送信によっても可能である。
次に、図4に従って携帯電話機300側のフローを説明する。
S410「スタート」
使用者は、自分の所持品に異常を感じたときに携帯電話機300を取り出し警報指示ボタン(図示なし)等を押して操作をスタート(S410)させる。図1に示すような緊急の場合には、操作の手間を省くためにも、短縮ダイヤル発信等の機能を割り当てておくことが望ましい。例えば「0」発信は、本簡易防犯装置100への発信であって、選択指示信号「001」に対応する警報発声動作をするように事前に設定しておくのが望ましい。この場合は、呼の成立後に携帯電話機300側から、選択指示信号「001」を本本簡易防犯装置100側に伝える手順とすれば良い。
S420「警報信号発信」動作
例えば、「0」の短縮ダイヤル発信により、本簡易防犯装置100への発呼動作が行われる。本簡易防犯装置100が着呼すると、直ぐに呼の成立が為されて、選択指示信号「001」が発せられる。これにより、簡易防犯装置100内の操作及び動作は開始され淀みなく続けられる。
S430「呼成立か?」判断
呼が成立したか否かは判断する必要がある。警報信号発信時に本簡易防犯装置100が着呼可能なエリア内にある場合は、直ぐに着呼して呼が成立されるが、電波の届かないエリア内にある場合には呼が成立しない。その場合には、所定時間待って自動的に警報信号発信の動作を行う(S420)。これは呼の成立するまで自動的に続けられる。
S440「位置情報取得か?」判断
本簡易防犯装置100側では、携帯電話機300からの警報信号を受信し呼の成立があると、携帯電話機300からの選択指示信号も判断して警報発生動作を行い、それに次いで、現在の位置情報を発信する。そこで、携帯電話機300は、その位置情報を待つことになる。もちろん、携帯電話機300側からの指示が現在の位置情報の確認指示のみであれば、本簡易防犯装置100側では位置情報を送信する動作のみが行われる。いずれにしても、本簡易防犯装置100側からは現在の位置情報が送られてくるので、その位置情報の着信を確認する。所定時間が経過しても位置情報が取得できないときは、再度警報信号を発信する(S420)。この場合に、簡易防犯装置100側は、既に通信回線からは解放されているであろうから、再着呼が行われて携帯電話機300側からの指示に従った処理が繰り返されるように、全体機能制御手段110の制御プロトコルとしてプログラムされている。このようにして、本簡易防犯装置100側からの位置情報を取得するまでこのループは継続される。
S450「現在位置の表示」動作
現在の簡易防犯装置100の位置情報が入手されたら、その位置情報に基づいて地図上に所在位置を表示する。以上により処理のステップは終了する(S460「END」)。
本発明の簡易防犯システムに用いられる簡易防犯装置は、図6(A)及び(B)に示すように、所持品に取り付け容易なタグ形式簡易防犯装置170及び施錠キー形式簡易防犯装置180が採用され得る。図6(A)のタグ形式簡易防犯装置170は、カニ挟み状の一対の係合挟み175,176が設けられており、この一対の係合挟み175,176は所持品の適宜個所に挟みつけて固定される。この一対の係合挟み175,176は一旦係合状態が形成されると、その後は破壊する以外はこの一対の係合挟み175,176の係合状態は解除されない構造とされている。符号177はガイダンス発声装置用のスピーカー穴である。図6(B)の施錠キー形式簡易防犯装置180は、鍵形状を呈しており、上部に鍵フック181が設けられている。この鍵フック181は、所持品の適宜個所に挟みつけて固定される。この鍵フック181は一旦係合状態が形成されると、その後は破壊するか、自らが所有する携帯電話機からの所定の解除指令以外にはこの係合状態は解除されない構造とされている。符号182はガイダンス発声装置用のスピーカーであり、符号183は電源としての太陽電池である。
本発明の簡易防犯システムに用いられる簡易防犯装置は、俳諧老人や子供に所持させることにより、老人の俳諧時、子供の迷子のときに家族から救援指示信号を受信することにより、「○○○町の□□□と申します。身内の者が探しております。お見かけの方は救援をお願いします。」等の救援ガイダンスを発声することができる。さらには、自動車等の車両盗難防止にも応用ができる。
本発明の簡易防犯装置及び簡易防犯システムの最大の特徴は、その使用者が自分自身の携帯電話機からその防犯装置に直接救援のための指示ができることである。その使用範囲は携帯電話機が使用可能なエリア内であればどこでも利用が可能なものであり、世界中で使用が可能である。
A 使用者
B 航空会社従業員
C 犯罪者
100 簡易防犯装置
200 使用者の所持品
300 携帯電話機

Claims (6)

  1. 使用者自らの所持品に対して付することが可能な簡易防犯装置であって、当該使用者が所有する携帯電話機側からの着信があった場合には、呼の成立を図り、当該呼成立をトリガーとして以下の処理を行う手段を備えたことを特徴とする簡易防犯装置。
    (1)使用者が所有する携帯電話機からの着信を受け付ける着信手段
    (2)GPSからの当該簡易防犯装置の所在する現在位置に関する情報を受信するGPS信号受信手段
    (3)使用者が所有する携帯電話機からの指示内容を判断し、それに応じた警報ガイダンスの発声を指示するガイダンス発声指示手段
    (4)前記(2)のGPS信号受信手段によって受信した当該簡易防犯装置の所在する現在位置に関する情報を使用者が所有する携帯電話機に送信する現在位置情報送信手段
    (5)使用者が所有する携帯電話機からの着信状況或いは指示内容に応じて電源を管理・制御する電源管理制御手段
    (6)簡易防犯装置全体の機能を管理・制御する全体機能制御手段
  2. 使用者が所有する携帯電話機からの着信を受け付ける着信手段によって着信した際には、当該着信手段は呼び出し動作をせずに着信させて呼を成立させ、当該呼成立によって以降の防犯動作を進めることを特徴とする請求項1記載の簡易防犯装置。
  3. 前記現在位置情報送信手段は、前記着信手段による呼成立の後に、GPS信号受信手段によって受信した当該簡易防犯装置の所在する現在位置に関する情報の送信が成功しなかった際には、所定時間後に再度現在位置に関する情報の送信を行うようにしたことを特徴とする請求項1記載の簡易防犯装置。
  4. 前記ガイダンス発声指示手段は、着信により呼が成立すると、警報ガイダンスの発声動作を実行することを特徴とする請求項2記載の簡易防犯装置。
  5. 使用者の所有する携帯電話機と使用者自らの所持品に対して付することが可能な簡易防犯装置によって実現する簡易防犯システムであって、当該使用者が所有する携帯電話機側からの着信があった場合には、呼の成立を図り、当該呼成立をトリガーとして以下の処理を行うことを特徴とする簡易防犯システム。
    (1)使用者が所有する携帯電話機から簡易防犯装置に対して警報動作指示を発信する。
    (2)簡易防犯装置は、使用者が所有する携帯電話機からの着信を受け付けて、呼の成立を確立する。
    (3)簡易防犯装置は、GPSからの当該簡易防犯装置の所在する現在位置に関する情報を受信する。
    (4)簡易防犯装置は、使用者が所有する携帯電話機からの指示内容を判断し、それに応じた警報ガイダンスの発声を指示する。
    (5)簡易防犯装置は、前記(4)の手順による警報ガイダンスの発声指示によって警報ガイダンスを発声する。
    (6)簡易防犯装置は、前記(3)の手順によって受信した当該簡易防犯装置の所在する現在位置に関する情報を使用者が所有する携帯電話機に送信する。
    (7)使用者が所有する携帯電話機からの着信或いは警報指示が所定時間以上ない場合には電源をセーブモードに制御する。
  6. 前記携帯電話機との呼成立がなかった場合、及び前記携帯電話機からの位置情報の取得がなかった場合には、前記携帯電話機から前記簡易防犯装置に対して警報動作指示を再発信することを特徴とする請求項5記載の簡易防犯システム。
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