JP5022878B2 - 両眼視検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、両眼視検査を行うために各種の映像を表示させる両眼視検査装置に関する。
従来から、被験者の両眼によって感じる視差を検査する両眼視検査装置がある。両眼視検査装置としては、映像投影方式のものがあり、プロジェクタの位置を固定して映像の投影を行い、被験者の視差検査などを行うのが一般的である。しかしながら、この両眼視検査装置では、検査可能な視差量の範囲がプロジェクタによって表示される映像の解像度、位置に依存することとなるため、精密な検査を行うには制約が多い。
また、両眼視検査装置に関する下記の特許文献1には、視差検査に際して、光学部品等を用いて映像の補正を行うことによって、視差を補正することが記載されている。具体的には、深視力測定用の固定視標像を投影するための固定視標を有する視標板と、固定視標と組み合わされる深視力測定用の移動視標を表示する液晶板とを備え、この液晶板をプロジェクタの光路に挿脱する構成となっている。そして、液晶板を光路に挿入した状態で、光軸方向へ駆動させると共に、液晶駆動によって移動視標の形状を変更している。これによって、被検眼からの距離に応じて移動視標像の大きさを変更して、視差の調整を行っている。
また、両眼視検査装置としては、下記の特許文献2に記載されているように、被検眼の斜位情報を入力し、入力された斜位情報に基づいて、右眼用指標と左眼用指標との位置を相対的に移動させる。これによって、特許文献2では、斜位のある被検眼の場合にも、正確な両眼視検査を行うことができるとしている。
特開2001−258840号公報 特開平11−155813号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載された両眼視検査装置は、レンズによって視差の調整を行っているので、検査精度を向上させるためには新たに光学部品を設計する必要がある。また、この両眼視検査装置では、映像を投影するスクリーンのサイズや形状を変更する場合であっても、新たに光学部品を設計する必要がある。したがって、この両眼視検査装置は、検査の自由度に制限があるのが現状である。
また、上述した特許文献2に記載された両眼視検査装置は、プロジェクタの映像処理によって右眼用指標と左眼用指標との位置を相対的に移動させていたので、プロジェクタとスクリーンとの相対位置関係や、映像自体の解像度によって検査精度に限界があり、高い精度で検査を行うことができないという問題があった。
そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて提案されたものであり、必要な検査精度によって新たに光学設計を行う必要なく、プロジェクタの性能やスクリーンとの位置関係などに関係なく高精度の検査を行うことができる両眼視検査装置を提供することを目的とする。
本発明は、被験者に映像を視認させて被験者の両眼視検査を行う両眼視検査装置であって、被験者が視認する映像を提示する映像提示部と、映像提示部に向けて、被験者の右眼で視認させる右眼映像と被験者の左眼で視認させる左眼映像とを投影する映像投影部とを備え、上述の課題を解決するために、被験者の左右眼間の視差量を入力する視差量入力部と、映像投影部を移動させる駆動機構と、視差量入力部により入力した視差量に応じて、右眼映像と左眼映像とのずれ量を調整するように駆動機構を駆動させて映像投影部を移動させる駆動制御部とを更に備える。
本発明によれば、被験者の視差量が入力されたことによって、駆動制御部が、駆動機構を制御することによって、右眼映像と左眼映像とのずれ量を調整するように駆動機構を駆動させて映像投影部を移動させるので、必要な検査精度によって新たに光学設計を行う必要なく、プロジェクタの性能やスクリーンとの位置関係などに関係なく高精度の検査を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
本発明に係る両眼視検査装置は、例えば図1に示すように構成されたスクリーンである映像提示部1に立体映像を表示させるために、右眼映像を投影する右眼用映像投影部2Rと左眼映像を投影する左眼用映像投影部2Lとを備えている。この両眼視検査装置は、視野検査、両眼視検査(同時視・融像)、両眼視検査(立体視)、眼位・眼球運動検査、視力検査を行うために、各種の映像を映像提示部1上に投影するものである。特に、この両眼視検査装置は、映像提示部1上に、右眼映像と左眼映像との間で視差を与えた立体映像を表示させるものである。
右眼用映像投影部2R、左眼用映像投影部2Lは、所謂投影型のプロジェクタである。この右眼用映像投影部2R、左眼用映像投影部2Lは、視差量を含む各種のパラメータを用いて映像処理がされた右眼用映像信号、左眼用映像信号が供給されることによって、光学部品を駆動して右眼映像10R及び左眼映像10Lを投影する。
この両眼視検査装置は、被験者が映像提示部1を視認した状態において、当該両眼視検査装置のオペレータによって視差量が入力される。そして、両眼視検査装置は、入力された視差量を右眼映像10Rと左眼映像10Lとの間に与えるように、右眼用映像投影部2Rを移動させる。その結果、右眼用映像投影部2Rは、右眼用映像投影部2R’の位置になり、映像提示部1に対する相対位置が変化される。当該右眼用映像投影部2Rから映像提示部1に投影される右眼映像10Rは、右眼用映像投影部2Rの移動量に相当するずれ量だけ左眼映像10Lに対してずれることとなる。これによって、右眼映像10Rに含まれる両眼視検査の指標であるオブジェクト11Rと、左眼映像10Lに含まれるオブジェクト11Lとは、視差量だけずれて映像提示部1上に表示されて、立体物として被験者に認識されることとなる。
具体的には、この両眼視検査装置は、図2に示すように、被験者に向けて凹部となっている球面の一部を利用したドーム型のスクリーンを映像提示部1とし、この映像提示部1の上部に設けられた右眼用映像投影部2R及び左眼用映像投影部2Lから、ミラー31を介して映像提示部1に対して右眼映像10R及び左眼映像10Lを投影する構成となっている。図2には図示されていないが、右眼用映像投影部2R及び/又は左眼用映像投影部2Lには、当該右眼用映像投影部2R及び/又は左眼用映像投影部2Lを回転駆動、平行駆動又は上下駆動させる駆動機構(モータ)が機械的に接続されている。この駆動機構によって発生される駆動力は、右眼用映像投影部2R及び/又は左眼用映像投影部2Lに伝達されて、右眼映像10Rと左眼映像10Lとのずれを発生させる。
ここで、両眼視検査装置は、映像提示部1に表示された右眼映像10R及び左眼映像10Lによって被験者の必要な視界、例えば視界全体を覆うように構成するために、映像提示部1と被験者との距離は1〜2メートル程度といった近距離となる。このような両眼視検査装置の構成において、両眼視検査時には、検査端末32を構成する入力デバイスを被験者によって操作させて、被験者が指標の見え方に応じた入力デバイスの操作入力信号を入力する。これによって、両眼視検査装置は、入力デバイスの操作入力信号を被験者の両眼視検査結果として、検査端末32に蓄積することができるようになっている。
このような両眼視検査装置20は、その機能的な構成を図3に示すように、オペレータが操作する操作部などからなる視差量入力部21と、左眼用映像投影部2L及び/又は右眼用映像投影部2Rを移動させるように駆動機構を駆動させる駆動制御部22と、左眼用映像投影部2L及び右眼用映像投影部2Rに相当する映像投影部23とを備える。この両眼視検査装置20は、図4に示すように、先ずステップS1において視差量入力部21によって被験者の左右眼間の視差量を入力すると、ステップS2において、駆動制御部22によって、当該視差量に応じた右眼用映像投影部2R及び/又は左眼用映像投影部2Lの駆動量を算出する。そして、駆動制御部22は、ステップS3において、算出した駆動量に従って、右眼映像10Rと左眼映像10Lとのずれ量を調整するように右眼用映像投影部2R及び/又は左眼用映像投影部2Lを駆動機構によって移動させて、ステップS4において映像投影部23から映像を投影する。
このような両眼視検査装置は、例えば図5(a)、(b)、(c)に示すような絵柄を含む両眼視検査用の画像を映像提示部1に表示させて、被験者の両眼視検査を行う。
図5(a)に示す両眼視検査用の画像は、四角形状のオブジェクト12a,12b,12c,12dを配列し、これらのオブジェクト12a,12b,12c,12dのうちのオブジェクト12dに対して視差を持つオブジェクト12d’を表示させる。このようなオブジェクト12dとオブジェクト12d’との画像上のずれ量は、視差量入力部21によって入力した視差量によって決定される。これにより、この両眼視検査装置は、被験者がオブジェクト12dを立体的に見えるかの検査を行うことができる。
図5(b)に示す両眼視検査用の画像は、半円状のオブジェクト13a,13aを離間して表示した状態において、オブジェクト13a同士によって円を作るように一方のオブジェクト13aを検査端末32の入力デバイスの操作によって移動させる。これにより、この両眼視検査装置は、双方のオブジェクト13a、13aをあわせようとした結果の位置関係から両眼視検査を行うことができる。
図5(c)に示す両眼視検査用の画像は、檻オブジェクト14aと動物オブジェクト14bとを表示した状態において、動物オブジェクト14bを檻オブジェクト14aと重畳させる。これにより、両眼視検査装置は、双方のオブジェクト14a,14bが重なっている関係(動物オブジェクト14bを檻オブジェクト14aに入れる)となっているかの両眼視検査を行うことができる。
このような両眼視検査装置においては、複数のオブジェクトを表示させて、高い精度で検査を行う場合には、非常に高い精度で右眼映像10Rと左眼映像10Lとの間で視差を与える必要が生じる。
具体的には、図6(a)に示すように、被験者の視点位置から映像提示部1の投影面までの距離をl[m](例えば1m)、映像提示部1上における右眼映像10Rと左眼映像10Lとの間の視差をxとすると、視点位置から距離lだけ離れた距離の投影面の視差xは視角2θで視認されることとなる。このような関係において映像提示部1上の投影面までの距離lと視差xとの大きさとの関係は、
tanθ=(x/2)/l
となる。例えば、視角2θ=400[秒]とし、視点位置から映像提示部1上の投影面までの距離lを1mとすると、
tan(400/3600)=(x/2)/1000
となり、視差xは、約3.8[mm]となる。
すなわち、映像提示部1の投影面形状が平面であって右眼用映像投影部2R及び/又は左眼用映像投影部2Lを平行に移動させる駆動機構の場合、映像提示部1から視点位置までの距離を1mとし、視差xを被験者に認識させるためには、右眼用映像投影部2R及び/又は左眼用映像投影部2Lを平行に3.8[mm]だけ移動させる必要がある。
また、映像提示部1の投影面形状が図2に示したようにドーム形状又はシリンドリカル形状である場合には、右眼用映像投影部2R及び/又は左眼用映像投影部2Lを、映像提示部1の投影面に対して回転移動させる。この場合、図6(b)に示すように、視角2θ=400[秒]とし、投影位置から映像提示部1の投影面までの距離を1[m]とすると、
tan(400/3600)=(x/2)/1000
となり、視差xは3.8[mm]となる。従って、右眼用映像投影部2R及び/又は左眼用映像投影部2Lの映像提示部1の投影面に対する回転角αは、tanα=3.8/1000となるので、αは0.218となる。
このように、右眼用映像投影部2R及び左眼用映像投影部2Lから映像提示部1に対して映像を投影して両眼視検査を行う両眼視検査装置においては、右眼用映像投影部2R及び/又は左眼用映像投影部2Lを駆動機構によって平行移動又は回転移動させることによって、映像提示部1の投影面上における右眼映像10Rと左眼映像10Lとの視差を調整することができる。ここで、この両眼視検査装置は、図2に示すようなドーム形状の大画面の映像提示部1を採用することにより、当該映像提示部1に正対させて被験者に対してサイズが大きな映像を提示できる。
しかし、大画面の両眼視検査用の画像を提示して両眼視検査を行う場合、映像提示部1の投影面上における両眼視検査用の画像が1画素が数ミリメートルとなることがある。この場合、1画素分だけ右眼映像10Rと左眼映像10Lとをずらして視差量を実現できることが限界となり、これ以上の細かい視差量の両眼視検査を実施できない。これに対し、本発明を適用した両眼視検査装置は、映像提示部1の投影面上における1画素分よりも細かい視差量を表現して微小な視差の調整を行うように、右眼用映像投影部2R及び/又は左眼用映像投影部2Lを平行移動又は回転移動させるように駆動させる。
これにより、この両眼視検査装置は、必要な検査精度によって新たに光学設計を行う必要なく、プロジェクタの性能や映像提示部1との位置関係などに関係なく高精度の両眼視検査を行うことができる。また、この両眼視検査装置によれば、右眼用映像投影部2R及び左眼用映像投影部2Lの解像度、右眼用映像投影部2R及び左眼用映像投影部2Lと映像提示部1の投影面と被験者の視点位置との関係に対して新たな設計を行うことなく、小さな視差量の映像を提示することができ、両眼視検査の自由度を高くすることができる。
なお、この両眼視検査装置において、映像提示部1は、その投影面形状が任意曲面となっていても良い。本例においては、被験者に向けて凹部となっている球面の一部を利用したドーム型のスクリーンを示したが、この場合、映写面の表面にアルミ粉末などを塗布した所謂シルバースクリーンを用いることが望ましい。また、映像提示部1の形状としては、被験者に凹部を向けた半球ドーム型だけではなく、平面スクリーンや、円筒型の一部を用いた2次曲面スクリーンであっても良く、半球ドーム型スクリーン、平面スクリーン、2次曲面を種々組み合わせて形成したスクリーンであっても良い。このような様々な形状の映像提示部1であっても、両眼視検査装置は、当該形状に応じた映像の歪み補正処理を行うことになる。なお、この両眼視検査装置における歪み補正については後述する。
なお、上述した両眼視検査装置は、右眼映像10Rと左眼映像10Lとの間で小さな視差量を実現できる構成として右眼用映像投影部2R及び/又は左眼用映像投影部2Lを移動させることについて説明したが、右眼用映像投影部2R及び/又は左眼用映像投影部2Lを駆動せずに画像処理によって視差量を変更してもよい。この場合、視差量入力部21によって視差量が指定された場合において、1画素以上をずらす場合には画像処理で右眼映像10Rと左眼映像10Lとをずらし、1画素未満の細かい視差量については右眼用映像投影部2R及び/又は左眼用映像投影部2Lを移動させても良い。更に、視差量入力部21によって入力された視差量が所定の閾値以内である場合には、右眼用映像投影部2R及び/又は左眼用映像投影部2Lを移動させるために、映像の再描画を省略することができる。
このように、画像処理及び右眼用映像投影部2R及び/又は左眼用映像投影部2Lの移動の双方によって視差量を変更する場合、右眼用映像投影部2R及び/又は左眼用映像投影部2Lを移動させる条件をユーザごとに設定することもでき、両眼視検査の自由度を向上させることができる。
更に、この両眼視検査装置は、右眼用映像投影部2R及び/又は左眼用映像投影部2Lを水平方向に移動させる場合について説明したが、上下方向に移動させても良い。これによって、上下の垂直方向が左右眼で同じ位置に見えないか否かの両眼視検査、左右眼で大きさが均等に見えるか否かの両眼視検査を行う場合には、オブジェクトの上下方向の位置、大きさの調節も行うことができる。ここで、オブジェクトの大きさの調節については、右眼用映像投影部2R及び/又は左眼用映像投影部2Lに通常搭載されているズーム機能などを用いることができる。
更にまた、この両眼視検査装置は、右眼映像10Rと左眼映像10Lとで異なる右眼用映像投影部2R、左眼用映像投影部2Lによって映像の投影を行うので、右眼映像10Rと左眼映像10Lとで異なる映像(視標)、大きさ、明るさ、色(コントラスト)、ぼかし、位置関係の調整を実現でき、両眼視検査における自由度の更なる向上に貢献することができる。
つぎに、本発明を適用した他の両眼視検査装置について説明する。なお、上述した両眼視検査装置と同じ部分については、同一符号を付することによってその詳細な説明を省略する。
この両眼視検査装置は、図7に示すように、右眼用映像投影部2R、左眼用映像投影部2Lに加えて、もう一台の右特定部分用映像投影部(部分映像投影部)40を備える。この右特定部分用映像投影部40は、右眼映像10Rの特定部分のみをずらして表示するための映像光を映像提示部1に投影する。このような両眼視検査装置は、右眼映像10Rに含まれる特定部分をずらしたオブジェクト11R’を右特定部分用映像投影部40によって投影して映像提示部1上に表示させる。
なお、この実施の形態では、右眼映像10Rの一部をずらすために右特定部分用映像投影部40を備えているが、左眼映像10Lの一部をずらすために左特定部分用映像投影部を備えていても良い。
この両眼視検査装置の機能的な構成は、図8に示すように、右特定部分用映像投影部40により投影されたオブジェクト11R’(部分映像)が映像提示部1に投影される部分には右眼用映像投影部2Rが投影する右眼映像を投影しないように、右眼用映像投影部2Rによって右眼映像10Rを投影するように映像信号を加工する映像信号処理部41を備える。すなわち、映像信号処理部41は、右眼映像10Rのうち、右特定部分用映像投影部40によって映像が投影される部分についてはなにも表示しないように、右眼用映像投影部2Rに供給する映像信号を加工する。
この映像信号の加工は、例えばトリミング処理などが挙げられる。映像信号処理部41は、特別部分を投影する右特定部分用映像投影部40の駆動量と、当該右特定部分用映像投影部40から映像提示部1の投影面までの距離とに基づいて、特定部分のサイズを加工する。また、このトリミング処理は、映像提示部1の投影面上の輝度を検出するセンサーを設けて、センサーによって検出された輝度が高い箇所を重複箇所と認識し、輝度が低い箇所を隙間箇所と認識して、当該重複及び隙間をなくすように映像信号を加工しても良い。更に、このトリミング処理は、特定部分が投影されていることを検出するセンサー内蔵シートを映像提示部1の投影面上に設けて、特定部分が投影されている領域を検出して映像信号を加工しても良い。
このような両眼視検査装置は、図9に示すように、視差量入力部21によって駆動制御部22に視差量が供給されると(ステップS1)、駆動制御部22によって右特定部分用映像投影部40の駆動量を算出し(ステップS2)、視差量だけ右特定部分用映像投影部40を移動させる(ステップS3)。また、映像信号処理部41には、視差量によってずれた右特定部分用映像投影部40が投影するオブジェクト11R’の領域を表す情報が供給される。そして、映像信号処理部41は、当該オブジェクト11R’の領域にオブジェクト11R’を表示させる映像信号を右特定部分用映像投影部40に供給すると共に、当該オブジェクト11R’には右眼映像10Rを投影しない映像信号を右眼用映像投影部2Rに供給する(ステップS10)。ここで、両眼視検査用の画像のうちの特定領域だけの視差量を変化させると、特定部分と同じ側の映像の一部が欠ける又は重複するが、映像信号処理部41は、駆動制御部22によって演算された視差量に基づく右特定部分用映像投影部40の移動量を取得して、移動後の特定部分と両眼視検査用の画像との間に隙間及び重複がないように映像の投影部分を変更する。これによって、両眼視検査装置は、特定部分だけ右特定部分用映像投影部40から投影した映像光である両眼視検査用の画像を提示することができる(ステップS4)。
このような両眼視検査装置によれば、右特定部分用映像投影部40を移動させることによって、特定領域だけの視差量を変化させることができ、例えば両眼視検査用の画像内で被験者に観察させたい指標のみの視差量を変化させることができる。これにより、両眼視検査で取り扱うような細かな視差量を変化させて両眼視検査を行う必要があっても、映像周囲の視差を変更することなく、右眼用映像投影部2R、左眼用映像投影部2Lなどのスペックに依存せず特定の指標だけに小さな視差量の変化を与えて両眼視検査用の画像を提示することができる。
つぎに、本発明を適用した他の両眼視検査装置について説明する。なお、上述した両眼視検査装置と同じ部分については、同一符号を付することによってその詳細な説明を省略する。
この両眼視検査装置は、図10及び図11に示すように構成され、少なくとも被験者の身長情報と眼間距離情報とを含む被験者視点位置情報を入力する被験者視点位置情報入力部42を更に備える点で、上述した両眼視検査装置とは異なる。この両眼視検査装置において、視差量入力部21は、被験者視点位置情報入力部42によって入力された被験者視点位置情報が、視差量入力部21によって入力された視差量と共に駆動制御部22に供給される。そして、駆動制御部22は、視点位置情報及び視差量に基づいて、右特定部分用映像投影部40によって映像提示部1に表示された映像において右眼映像10Rと左眼映像10Lとの視差を調整する。
このような両眼視検査装置は、図12に示すように、先ずステップS11において、被験者視点位置情報入力部42に被験者の視点位置情報として、被験者の身長情報及び眼間距離情報を入力する。この被験者の身長情報及び眼間距離情報は、被験者が検査端末32を操作して、被験者を特定するID等を入力することによって、特定される。また、被験者視点位置情報入力部42は、被験者の視点位置を数種類用意しておき、何れかの視点位置情報を選択させても良い。例えば、身長の範囲を選択すれば、その中間値を用いて、当該身長と視角との関係式を定義することとなる。また、被験者視点位置情報入力部42は、成人男性又は女性の選択や、5歳以下の子供など、性別や年齢の選択によっても眼間距離を指定しても良い。この場合、全国的に平均値とされている値と照合して視角との関係式を定義することとなる。
次のステップS12において、被験者視点位置情報入力部42によって、被験者の視点位置情報に基づいて、視差量対視角の比率などを取得する。その後、両眼視検査装置は、上述したのと同様に、ステップS1にて視差量の入力、ステップS3にて右眼用映像投影部2R及び左眼用映像投影部2Lの駆動、ステップS4にて右眼映像10Rと左眼映像10Lを投影することができる。ここで、視差量は、眼間距離が小さいほど、小さくなるように設定する。
このような両眼視検査装置は、少なくとも被験者の身長情報と眼間距離情報を含む被験者視点位置情報を入力するので、個々の被験者に合わせて両眼視検査の計測を行うことができ、子どもや大人、性別などが異なる場合でも、観察視点位置を変更することでより正確で個々の被験者にあった両眼視検査を行うことができる。
つぎに、本発明を適用した他の両眼視検査装置について説明する。なお、上述した両眼視検査装置と同じ部分については、同一符号を付することによってその詳細な説明を省略する。
この両眼視検査装置は、図13に示すように、被験者の過去の両眼視検査結果又は他の被験者の過去の両眼視検査結果が登録されたデータベースを記憶する記憶部44を更に備え、現在の両眼視検査結果とデータベース内の所望の両眼視検査結果との比較を行うことを特徴とするものである。また、この両眼視検査装置は、記憶部44に記憶された両眼視検査結果を表示させることを選択するための表示映像選択部43が接続されている。
このような両眼視検査装置は、被験者によって操作された検査端末32の入力デバイスの動きに応じた操作入力信号を検出し、当該入力デバイスの操作入力信号に基づいて両眼視検査結果を生成する。そして、両眼視検査装置は、両眼視検査結果を取得すると、当該両眼視検査結果を、検査内容を特定する情報、被験者を特定する情報及び当該両眼視検査結果を取得した時刻情報と共に記憶部44に記憶させる。なお、この両眼視検査結果と共に記憶される情報には、詳細な検査条件などの他の情報を含めても良い。これによって、両眼視検査装置は、被験者ごとに両眼視検査結果を蓄積したデータベースを構築できる。
このような両眼視検査装置は、図14に示すように、両眼視検査時に、被験者を入力したことによって、映像提示部1上において、両眼視検査結果を比較させることができる。
この比較される両眼視検査用の画像としては、データベース中の過去の両眼視検査結果だけでなく、理想としてユーザが作成したデータであっても良く、2つ以上の両眼視検査結果を比較する場合にはそれぞれのもとの両眼視検査結果から差分を取り出して、どれだけ差分がでているのかを表示することもできる。また、その差分をデータベースに保管すれば、映像データとしてだけでなく、数値データとしての保存も可能となる。また、記憶部44には、左右眼映像の上下位置や、大きさの調整をした情報を記憶させておいても良い。
両眼視検査用の画像の表示のさせ方としては、以前の検査において被験者が立体物であることが認識できなかったオブジェクト11Lとオブジェクト11Rとの視差が小さい両眼視検査用の画像と、以前の検査において被験者が認識できたオブジェクト11Lに対して視差が大きいオブジェクト11R’を含む両眼視検査用の画像とを切り替え表示して、比較させることができる。他の例としては、映像提示部1上にて比較する画像は、2つ以上のデータを順番に投影しても良く、2つ以上の画像を合成して投影しても良く、被験者やオペレータの選択によって設定することができる。また、両眼視検査結果の表示パターンとしては、少なくとも2つの両眼視検査用の画像を交互に切り替えて表示しても良く、2つの両眼視検査用の画像を合成して表示しても良い。また、映像が単眼での出力でも構わない場合は、左右眼に対応する右眼用映像投影部2R、左眼用映像投影部2Lに片眼ずつ割り当て、同時に投影しても良く、切り替えの要素や複数の両眼視検査用の画像を合成したもの右眼用映像投影部2R及び/又は左眼用映像投影部2Lに割り当てても良い。
このような両眼視検査装置は、図15に示すように、ステップS1〜ステップS3の処理によって右眼用映像投影部2R及び/又は左眼用映像投影部2Lを移動させて、オペレータが指定した視差量となるように両眼視検査用の画像を表示する状態とする。このとき、記憶部44に右眼用映像投影部2R及び/又は左眼用映像投影部2Lの駆動量も記憶させておくことによって、両眼視での両眼視検査結果を再現したい場合に、当該記憶された駆動量を読み込んで両眼視検査用の画像を再現できる。また、以前に行った両眼視検査結果の表示方法としては、右眼用映像投影部2R及び/又は左眼用映像投影部2Lの駆動量が記憶部44に記憶されている場合には、当該記憶された駆動量によって右眼用映像投影部2R及び/又は左眼用映像投影部2Lを駆動させて実際の検査状況を再現しても良く、移動後の情報を映像として画像処理(画素単位でのずらし)して再現しても良い。
そして、ステップS13において、表示映像選択部43によって両眼視検査用の画像を選択すると、記憶部44から以前の両眼視検査結果を取り出して、ステップS4にて映像提示部1上に表示させることができる。
以上のように、両眼視検査装置によれば、以前の両眼視検査結果を比較したい場合でも、表示映像選択部43の選択操作などによって、両眼視検査結果を比較することができる。
つぎに、本発明を適用した他の両眼視検査装置について説明する。なお、上述した両眼視検査装置と同じ部分については、同一符号を付することによってその詳細な説明を省略する。
この両眼視検査装置は、図16に示すように、投影する映像の歪み補正をする歪み補正部45を備えている点で、上述した両眼視検査装置とは異なる。上述した両眼視検査装置は、右眼用映像投影部2R及び/又は左眼用映像投影部2Lを移動させることによって、右眼用映像投影部2R及び/又は左眼用映像投影部2Lに対する映像提示部1の投影面の姿勢が変化することとなる。
そこで、歪み補正部45は、駆動制御部22から供給された右眼用映像投影部2R及び/又は左眼用映像投影部2Lの駆動量(移動量)に応じて、右眼用映像投影部2R及び/又は左眼用映像投影部2Lが駆動量だけ移動しても映像提示部1上において歪み無く両眼視検査用の画像を見ることができるように映像信号に歪み補正処理を行う。具体的には、歪み補正部45は、右眼用映像投影部2R及び/又は左眼用映像投影部2Lの移動量をパラメータとして受け取り、台形歪みなどの歪み補正を映像信号に対して行って、被験者の観察位置から、右眼用映像投影部2R及び/又は左眼用映像投影部2Lの駆動による映像歪みを自動で補正することができる。
このような両眼視検査装置は、図17に示すように、ステップS1〜ステップS3の処理によって右眼用映像投影部2R及び/又は左眼用映像投影部2Lを移動させて、オペレータが指定した視差量となるように両眼視検査用の画像を表示する状態とする。
そして、ステップS14において、歪み補正部45は、ステップS3にて算出された右眼用映像投影部2R及び/又は左眼用映像投影部2Lの駆動量に基づいて、横方向の台形補正などを行い、初期設置時に投影していた映像と変わらずに歪みのない映像を投影することができる。
このような両眼視検査装置によれば、右眼用映像投影部2R及び/又は左眼用映像投影部2Lの移動量などをパラメータとして持つことで、右眼用映像投影部2R及び/又は左眼用映像投影部2Lの移動量が多いために投影した映像が歪んでしまうような場合にも、映像信号に歪み補正を施すことができる。これによって、推奨する被験者の視点位置から映像提示部1の投影面を見た映像が歪まないようにすることができる。したがって、この両眼視検査装置によれば、1画素以下の視差を与えるために右眼用映像投影部2R及び/又は左眼用映像投影部2Lを移動させた場合であっても、当該小さな視差を正確に表示するように歪み補正処理を行い、更に両眼視検査を正確に行うことができる。
なお、右眼用映像投影部2R及び/又は左眼用映像投影部2Lに駆動による映像の歪み補正には、自動補正とともに手動で補正しても良く、自動補正と手動補正とを組み合わせて、被験者の好みに合った歪み補正を行うことができる。
また、両眼視検査装置は、映像が投影される映像提示部1の投影面形状を入力する投影面形状入力部を更に備えていても良く、歪み補正部45によって、当該投影面形状入力部により入力された投影面形状に投影される映像の歪み補正をしても良い。この投影面形状入力部は、オペレータの検査端末32に対する操作によって映像提示部1の投影面形状を入力する構成としても良く、映像提示部1に赤外線等のセンサーを設けて投影面形状を取得できるようにする構成であっても良い。
このような両眼視検査装置は、図18に示すように、ステップS3にて駆動制御部22が右眼用映像投影部2R及び/又は左眼用映像投影部2Lの駆動量を演算すると、ステップS15において、歪み補正部45が、映像提示部1の投影面形状をパラメータとして映像提示部1の投影面形状に基づく歪み補正を行う。この映像提示部1の投影面形状を表す情報は、ステップS1の前のステップS16にて、投影面形状入力部によって入力されているものとする。
このような両眼視検査装置によれば、両眼視検査のための占有スペースを広げずに広視野を確保したいなど、両眼視検査の内容に応じて映像提示部1の投影面の使用領域を変更したい場合に、任意の投影面形状に対応できるよう投影面形状による映像の歪みを歪み補正して、投影面形状に依存しない映像投影を行って、両眼視検査を行うことができる。
また、この両眼視検査装置によれば、上述したドーム形状など、映像提示部1の投影面形状を自由に設計して、両眼視検査の内容に最適な映像提示部1の投影面形状を採用することができる。そして、映像提示部1の投影面形状によって歪み補正処理を行う。
なお、両眼視検査装置は、上述した右眼用映像投影部2R及び/又は左眼用映像投影部2Lを移動させることによって行う歪み補正処理、映像提示部1の投影面形状に基づく歪み補正処理の何れか一方を行う構成であっても、双方を行う構成であっても良い。
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
本発明を適用した両眼視検査装置の構成について説明する概略図である。 本発明を適用した両眼視検査装置の具体的な構成を示す斜視図である。 本発明を適用した両眼視検査装置の機能的な構成について説明するブロック図である。 本発明を適用した両眼視検査装置の動作を示すフローチャートである。 本発明を適用した両眼視検査装置によって映像提示部に表示させる両眼視検査用の画像を具体的な一例を示す図である。 本発明を適用した両眼視検査装置において、被験者の視点位置から見た映像提示部上の視差と、映像投影部の投影位置から見た映像提示部上の視差について説明する図である。 本発明を適用した他の両眼視検査装置の構成について説明する概略図である。 本発明を適用した他の両眼視検査装置の機能的な構成について説明するブロック図である。 本発明を適用した他の両眼視検査装置の動作を示すフローチャートである。 本発明を適用した他の両眼視検査装置の構成について説明する概略図である。 本発明を適用した他の両眼視検査装置の機能的な構成について説明するブロック図である。 本発明を適用した他の両眼視検査装置の動作を示すフローチャートである。 本発明を適用した他の両眼視検査装置の機能的な構成について説明するブロック図である。 本発明を適用した他の両眼視検査装置の構成について説明する概略図である。 本発明を適用した他の両眼視検査装置の動作を示すフローチャートである。 本発明を適用した他の両眼視検査装置の機能的な構成について説明するブロック図である。 本発明を適用した他の両眼視検査装置の動作を示すフローチャートである。 本発明を適用した他の両眼視検査装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 映像提示部
2L 左眼用映像投影部
2R 右眼用映像投影部
10L 左眼映像
10R 右眼映像
11L オブジェクト
11R オブジェクト
12a,12b,12c,12d オブジェクト
13a オブジェクト
14a,14b オブジェクト
20 両眼視検査装置
21 視差量入力部
22 駆動制御部
23 映像投影部
31 ミラー
32 検査端末
40 右特定部分用映像投影部
41 映像信号処理部
42 被験者視点位置情報入力部
43 表示映像選択部
44 記憶部
45 補正部

Claims (6)

  1. 被験者に映像を視認させて被験者の両眼視検査を行う両眼視検査装置であって、
    前記被験者が視認する映像を提示する映像提示部と、
    前記映像提示部に向けて、被験者の右眼で視認させる右眼映像と被験者の左眼で視認させる左眼映像とを投影する映像投影部と、
    被験者の左右眼間の視差量を入力する視差量入力部と、
    前記映像投影部を移動させる駆動機構と、
    前記視差量入力部により入力した前記視差量に応じて、前記右眼映像と前記左眼映像とのずれ量を調整するように前記駆動機構を駆動させて前記映像投影部を移動させる駆動制御部と
    を備えたことを特徴とする両眼視検査装置。
  2. 前記右眼映像の一部又は前記左眼映像の一部のみからなる部分映像を前記映像提示部に投影する部分映像投影部と、
    前記部分映像投影部により投影された部分映像が前記映像提示部に投影される部分には右眼映像又は左眼映像を投影しないように、前記映像投影部によって右眼映像又は左眼映像を生成する映像信号を加工する映像信号処理部とを更に備え、
    前記部分映像投影部は、前記映像提示部に提示されている映像のうちの一部のみの視差量を、前記視差量入力部によって入力された視差量に基づいて変更し、前記映像信号処理部は、当該部分映像投影部によって変更された視差量に相当する映像部分の映像信号を加工すること
    を特徴とする請求項1に記載の両眼視検査装置。
  3. 少なくとも前記被験者の身長情報と眼間距離情報とを含む被験者視点位置情報を入力する被験者視点位置情報入力部を更に備え、
    前記駆動制御部は、前記被験者視点位置情報に基づいて前記駆動機構を駆動させて、前記映像投影部によって前記映像提示部に表示された映像において右眼映像と左眼映像との視差を調整することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の両眼視検査装置。
  4. 前記被験者の過去の両眼視検査結果又は他の被験者の過去の両眼視検査結果が登録されたデータベースを記憶する記憶部を更に備え、
    現在の両眼視検査結果と前記データベース内の所望の両眼視検査結果との比較を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の両眼視検査装置。
  5. 前記映像投影部の移動量に応じて投影する映像の歪み補正をする歪み補正部を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の両眼視検査装置。
  6. 映像が投影される前記映像提示部の投影面形状を入力する投影面形状入力部を更に備え、
    前記投影面形状入力部により入力された投影面形状に投影される映像の歪み補正をする歪み補正部を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載の両眼視検査装置。
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