JP5021273B2 - 老化度の判断方法 - Google Patents

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本発明は、簡便な老化度の判断方法に関する。
老化と加齢の定義は異なる。加齢とは生まれてから死ぬまでの時間経過を示している。また、老化とは性成熟期以降に、加齢に伴って身体機能が低下することである。これはヒトでは20〜30歳以降である。即ち、動物個体は“加齢”の間に“老化”が進行する(例えば、非特許文献1参照)。加齢のひとつの指標として年齢が挙げられる。しかしながら、年齢がそのまま身体的老化状態を表すものとはいえず、個体差が大きいものであることから、年齢以外の身体的老化度を判断する指標が待ち望まれている。
細胞の老化に関連して、pH6.0に至適をもつベータガラクトシダーゼの存在が知られている(例えば、特許文献1〜2、非特許文献2〜3参照)。細胞がどの程度老化しているかを、pH6.0でベータガラクトシダーゼ基質を用いて組織染色することにより判断する測定キットが販売されている。しかしながら、これらの情報は個々の細胞の老化を観察するものであり、細胞が老化していることを観察することはできても、個体そのものの老化程度を判断できるものではない。また、培養細胞抽出液中のベータガラクトシダーゼ活性をpHを変動させて測定し、長く培養を続けた細胞の抽出液中ではpH6.0での活性が増加することが示されている(例えば、非特許文献4参照)。しかし、これは細胞レベルの結果であり、個体や組織の老化と直接関連するものではない。更に、人の表皮を採取し、上記方法と同様にして組織染色を行い、老化と関連付ける方法も開示されている(例えば、非特許文献2参照)。しかし、皮膚の採取が必要であり、かつ顕微鏡観察が必要であるなど、非常に面倒なものであり、実用的なものではない。
米国特許第5491069号明細書 米国特許第5795728号明細書 特表昭63−50157号公報 細胞工学、秀潤社、2002、第21巻、第7号、p.704−708 プロシーディング・オブ・ナショナル・アカデミー・オブ・サイエンス・オブ・ザ・USA(Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)、(米国)、ザ・ナショナル・アカデミー・オブ・サイエンス(The National Academy of Sciences)、1995、第92巻、p.9363−9367 ジャーナル・オブ・セル・サイエンス(Journalof Cell Science)、(英国)、ザ・カンパニー・オブ・バイオロジスツ・リミテッド(The Company of Biologists Limited)、2000、第113巻、p.3613−3622 アナリティカル・バイオケミストリー(Analytical Biochemistry)、(米国)、エルシェビア(Elsevier)、2005、第343巻、p.329−334
本発明が解決しようとする課題は、簡便で実用的な個体の老化度の判断方法を提供することにある。
そこで本発明者等は、前記課題解決のために鋭意研究を重ねた結果、血液中や尿中など、生体関連試料中のベータガラクトシダーゼ活性をpH5.5〜6.5、あるいは、pH3.5〜5.0およびpH5.5〜6.5で測定し、得られた測定値をモデル曲線に当てはめることにより、極めて簡単に個体の老化度の判断をすることができることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、以下の発明を提供するものである。
(1)生体関連試料中のベータガラクトシダーゼ活性をpH5.5〜6.5で測定し、得られた測定値をモデル曲線に当てはめることにより、個体の老化度を判断する方法。
(2)生体関連試料中のベータガラクトシダーゼ活性をpH3.5〜5.0およびpH5.5〜6.5で測定し、得られた測定値をモデル曲線に当てはめることにより、個体の老化度を判断する方法。
(3)生体関連試料中のベータガラクトシダーゼ活性をpH6.0で測定し、得られた測定値をモデル曲線に当てはめることにより、個体の老化度を判断する方法。
(4)生体関連試料中のベータガラクトシダーゼ活性をpH4.0およびpH6.0で測定し、得られた測定値をモデル曲線に当てはめることにより、個体の老化度を判断する方法。
(5)生体関連試料が血液である上記(1)〜(4)記載の個体の老化度を判断する方法。
(6)生体関連試料が尿である上記(1)〜(4)記載の個体の老化度を判断する方法。
本発明によれば、簡便で実用的な個体の老化度の判断方法が提供された。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明は、生体関連試料中のベータガラクトシダーゼ活性を、pH5.5〜6.5、あるいは、pH3.5〜5.0およびpH5.5〜6.5で測定し、得られた測定値をモデル曲線に当てはめることにより、個体の老化度、即ち身体的な加齢程度を判断する。
本発明で用いる生体関連試料としては、容易に採取可能であり、ベータガラクトシダーゼ活性が測定できるものであれば、何でもよく、例えば、血液、尿、唾液、涙、汗などが挙げられる。その中でも血液や尿は、採取が容易であることや、健康診断などで様々な測定に用いられており、他の項目と同時に測定可能であることから、新たに採取する必要がないという点で好ましい。
本発明におけるベータガラクトシダーゼ活性の測定は、pH5.5〜6.5、あるいは、pH3.5〜5.0およびpH5.5〜6.5で測定でき、生体関連試料中の微量ベータガラクトシダーゼ活性を測定できるものであれば、どれでも使用できる。例えば、活性測定用の基質として、X−gal(5-bromo-4-chloro-3-indolyl-beta-Dgalactopyranoside)やONPG(o-nitrophenyl-beta-D-galactopyranoside)など発色系ベータガラクトシダーゼ基質や、ルシフェリンガラクトシド(6-O-beta-galactopyranosyl-luciferin)のような生物発光基質にガラクトシル基が付いたもの、化学発光基質にガラクトシル基がついたものを基質として用いることができる。このうち、ルシフェリンガラクトシドは、ベータガラクトシダーゼによりルシフェリンに変換されるので、ルシフェラーゼにより発光させ、ルミノメータ(キッコーマン社製)などにより測定することができる。反応機構を次に示す。

ルシフェリンガラクトシド → ルシフェリン + ガラクトース
ルシフェリン + ATP + O2 → オキシルシフェリン +AMP +PPi +CO2 +光
また、化学発光基質としては、一例としてガラクトンスター (クローンテック社製、3-chrolo-5-(4-methoxyspiro(1,2-dioxetane-3,2'-(4'-chrolo)-tricyclo-(3.2.1.13,7)decan)-4-yl)phenyl beta-D-galactopyranoside)が挙げられる。ガラクトンスターはベータガラクトシダーゼによりガラクトシドが開環されると、自己崩壊しながら発光するので、ルミノメータなどにより測定することができる。
本発明においては、ベータガラクトシダーゼ活性を、pH5.5〜6.5、あるいは、pH3.5〜5.0およびpH5.5〜6.5で測定できるが、特にpH6.0、あるいは、pH4.0およびpH6.0で測定することが好ましい。ベータガラクトシダーゼは、リソソーム中に局在しているとされており、その至適pHは4.0付近である。しかしながら、老化に伴って、このベータガラクトシダーゼが変化し、至適pHが中性域にシフトし、pH6.0付近が至適となったベータガラクトシダーゼが産生されるようになると言われている。血清中や尿中のベータガラクトシダーゼ活性については知られていなかったが、リソソームから漏れ出したものであると考えられる。従来の比色法によるベータガラクトシダーゼ活性測定法では感度不足であり、測定できなかったが、高感度測定法が開発されたことにより、測定可能になったものであるといえる。
pH6.0付近(例えば、pH5.5〜6.5)で測定することで、老化に伴って至適pHが変化したベータガラクトシダーゼ量を推定することが出来る。また、pH4.0付近(例えば、pH3.5〜5.0)で測定することで、本来の正常なベータガラクトシダーゼ量を推定することができる。pH6.0付近での測定結果を用いて老化度を判断することもできるが、pH4.0付近での測定結果を用いてpH6.0付近での測定結果を補正することもできる。例えば、pH6.0付近での測定結果をpH4.0付近での測定結果で割ることにより、生体サンプル中において、どれくらいの割合のベータガラクトシダーゼが至適pHを変化させているかを推定することができる。サンプルによっては、このような補正が非常に有効であるため、モデル曲線を作成する際には両方の曲線を作成した上で、より判断に適したモデル曲線を採用する必要がある。
次に、上記の方法で得られたベータガラクトシダーゼ活性の測定値を、モデル曲線に当てはめ個体の老化度、即ち身体的な加齢程度を判断する。
まず、正常な個体から採取した血清や尿についてベータガラクトシダーゼ活性を測定する。時間軸を横軸に、活性を縦軸にしたグラフにスポットしていく。時間軸はその個体の寿命によりスケールが異なってくるが、同一種の生物で一つのグラフを作成することができる。例えば、マウスであれば、時間軸の最大はおおよそ30ヶ月前後、ヒトであれば、最大110年前後となると思われる。得られたグラフより、近似曲線を描き、モデル曲線とすることができる。できるだけ多くの個体から測定した結果を用いることで、精度の良いモデル曲線が作成できる。
モデル曲線は血液サンプルの場合、尿サンプルの場合でそれぞれ作成する必要がある。また、pH6.0付近(例えば、pH5.5〜6.5)で測定した結果から老化度を判断するためには、pH6.0付近の結果で作成したモデル曲線を用いる必要がある。同じく、pH6.0付近(例えば、pH5.5〜6.5)とpH4.0(例えば、pH3.5〜5.0)付近の結果の比で判断するためには、pH6.0付近とpH4.0付近の結果の比で作成したモデル曲線を用いる必要がある。また、pH4.0付近の結果でなく、一般的によく補正に用いるクレアチニン量などで補正した結果を用いて老化度を判断する場合には、同様に測定して得られた結果を用いて作成したモデル曲線を用いる必要がある。
次に、判断したい個体のサンプルを採取し、用いるモデル曲線を作成するのに用いた方法でベータガラクトシダーゼ活性を測定する。得られた活性値を先に作成したモデル曲線にあてはめ、相当する時間軸の値を読み取る。読み取った時間軸の値をその個体の老化度と判断することができる。
以下、実施例により本発明を更に具体的に説明する。
<ルシフェリンガラクトシドを用いたpH6.0でのベータガラクトシダーゼ測定方法>
キッコーマン社製ルシフェールCTを用いて、pH6.0でベータガラクトシダーゼ活性を測定する方法を構築した。MESでpH6.0に調整した後、サンプルを添加し、反応させる。pH6.0では反応により生成されるルシフェリンを発光により測定する酵素ルシフェラーゼが反応しないため、BicinでpHを7.9に再調整した後に発光量を測定した。反応の一例を下に示した。
〔試薬の調整〕
ルシフェールCT
ルシフェールCTは取扱説明書どおりに溶解液で溶解した。
0.6M MES
12.8gのMESを水に溶解し、100mlに定容した。
0.8M Bicine
13.1gのBicineを水に溶解し、NaOHでpH9.1に調整したのち、100mlに定容した。
〔サンプル〕
大腸菌由来ベータガラクトシダーゼを生理食塩水で希釈し希釈系列を作製した。
〔測定〕
ルミチューブに200μlのルシフェールCT、20μlのMESを混合しpH6.0に調整した後、40μlのサンプルを添加した。25℃で20分インキュベートした後、20μlのBicineを添加し、pHを7.9に調整した。即座にルミテスターK200(キッコーマン社製)で発光量を測定した(図1)。
<ルシフェリンガラクトシドを用いたpH4.0でのベータガラクトシダーゼ測定方法>
コントロールとして、従来知られているpH4.0でのベータガラクトシダーゼ活性を測定するためにpH4.0となるよう試薬を調整した。
〔試薬の調整〕
ルシフェールCT
ルシフェールCTは取扱説明書どおりに溶解液で溶解した。
1M クエン酸(pH3.0)
19.2gのクエン酸を水に溶解し、1M第二リン酸ナトリウムでpH3.0に調整した後、100mlに定容した。
1M トリスバッファー(pH9.5)
12.1gのトリスを水に溶解し、塩酸でpH9.5に調整したのち、100mlに定容した。
〔サンプル〕
生理食塩水
〔測定〕
ルミチューブに100μlのルシフェールCT、14μlのクエン酸を混合することで反応液がpH4.0に調整されることを確認した。20μlのサンプルを添加した。25℃で20分インキュベートした後、30μlのトリスを添加するとルシフェラーゼ反応に最適なpHを7.9に調整できることを確認した。最初に入れたルシフェールCT由来のルシフェラーゼはpH4.0にすることで失活するため、pHをルシフェラーゼ至適のpH7.9に戻しても、ルシフェラーゼ反応はおきない。ルシフェールCTを新たに200μl添加し、即座にルミテスターK200(キッコーマン社製)で発光量を測定することでpH4.0でのベータガラクトシダーゼ活性が測定できるようになった。
<ガラクトンスターを用いたpH6.0でのベータガラクトシダーゼ活性測定方法>
ベクトンディッキンソン社製化学発光キット(ルミネッシェントベータガル)を用いて、pH6.0でベータガラクトシダーゼ活性を測定する方法を構築した。MESでpH6.0に調整した後、サンプルを添加し、反応させた。
〔試薬の調整〕
反応バッファー混合液
反応基質は取り扱い説明書どおりに反応バッファー196μlに4μlの割合で混合した。
0.6M MES
12.8gのMESを水に溶解し、100mlに定容した。
〔サンプル〕
大腸菌由来ベータガラクトシダーゼ(1000 ユニット/ml)を生理食塩水で希釈系列を作製した。
〔測定〕
白色96穴プレートに反応バッファー混合液200μl、30μlのMESをいれ、10μlのサンプルを添加した。60分室温でインキュベート後、ルミノメータLB−9501(ベルトールド社製)で測定した結果、図2のようになった。
<マウス血清中のベータガラクトシダーゼ活性>
マウス血清を生理食塩水で100倍に希釈し、実施例1記載の方法(ルシフェリンガラクトシドを用いる方法)を用いてpH6.0で測定した。月齢が上がるに伴って発光量が上昇していることがわかった(図3)。この曲線を用いて、老化度未知個体の血清のベータガラクトシダーゼ活性を測定することによりその個体の身体的老化度を推定することが可能である。ヒト以外の生物、マウス、ハエ、センチュウなどにおいても、生存曲線はその動物種の最長寿命スケールをそろえることによりほぼ同一の曲線を描くことが知られている(非特許文献1)。マウスの24ヶ月齢はヒトに当てはめると65歳前後となる。
<マウス血清中のベータガラクトシダーゼ活性>
マウス血清を生理食塩水で10倍に希釈し、実施例3記載の方法(ガラクトンスターを用いる方法)を用いて測定した。月齢があがるのに伴って発光量が上昇していることがわかった(図4)。
<マウス尿中のベータガラクトシダーゼ活性>
マウス尿中のベータガラクトシダーゼ活性をルシフェールCTを用いてpH6.0、pH4.0で測定した。マウス尿は生理食塩水で100倍に希釈したのち測定した。pH4.0での活性をコントロールとして、pH6.0での発光量の割合をグラフに示した(図5)。月齢が上がるにつれて、pH6.0/pH4.0の値が上昇していることがわかった。
<ヒト血清中のベータガラクトシダーゼ活性>
ヒト血清中のベータガラクトシダーゼ活性をルシフェ−ルCTを用いてpH6.0、pH4.0で測定した。ヒト血清は生理食塩水で100倍に希釈したのち測定した。pH4.0での活性をコントロールとして、pH6.0での発光量の割合をグラフに示した(図6)。年齢が上がるにつれて、pH6.0/pH4.0の値が上昇していることがわかった。
<各pHでの血清中ベータガラクトシダーゼ活性>
マウス血清中のベータガラクトシダーゼ活性をルシフェールCTを用いて各pHで測定した。測定方法について以下に説明する。pH3.0からpH5.0については実施例2記載のpH4.0での方法に準拠し、クエン酸添加量により各pHとなるようあらかじめ調整し、反応後、pH7.9付近となるようトリスバッファー添加量を決定した。pH5.0からpH7.0については実施例1記載のpH6.0での方法に準拠し、MES添加量により各pHとなるようあらかじめ調整し、反応後、pH7.9付近となるようBicin添加量を決定した。マウス血清を100倍に生理食塩水で希釈し、測定を行った結果を図7(3月齢)および図8(30月齢)に示した。この方法で測定すると、pH4.5およびpH5.5に二つの活性ピークがあることがわかった。これより、pH4.0付近のベータガラクトシダーゼ活性としては、pH3.5からpH5.0で測定することができ、pH6.0付近のベータガラクトシダーゼ活性としてはpH5.5からpH6.5で測定することができることがわかった。
ルシフェリンガラクトシドを用いた測定結果 ガラクトンスターを用いた測定結果 血清のpH6.0でのベータガラクトシダーゼ活性(ルシフェリンガラクトシド) 血清のpH6.0でのベータガラクトシダーゼ活性(ガラクトンスター) 尿中ベータガラクトシダーゼ活性割合 ヒト血清中ベータガラクトシダーゼ活性割合 各pHでの血清中ベータガラクトシダーゼ活性(3月齢) 各pHでの血清中ベータガラクトシダーゼ活性(30月齢)

Claims (4)

  1. 血液中または尿中のベータガラクトシダーゼ活性をpH5.5〜6.5で測定し、得られた測定値を、時間軸を横軸に、ベータガラクトシダーゼ活性を縦軸にしたグラフにおいて、ベータガラクトシダーゼ活性をプロットして作成したモデル曲線に当てはめることにより、個体の老化度を判断する方法。
  2. 血液中または尿中のベータガラクトシダーゼ活性をpH3.5〜5.0およびpH5.5〜6.5で測定し、得られた測定値を、時間軸を横軸に、ベータガラクトシダーゼ活性比率を縦軸にしたグラフにおいて、ベータガラクトシダーゼ活性比率をプロットして作成したモデル曲線に当てはめることにより、個体の老化度を判断する方法。
  3. 血液中または尿中のベータガラクトシダーゼ活性をpH6.0で測定し、得られた測定値を、時間軸を横軸に、ベータガラクトシダーゼ活性を縦軸にしたグラフにおいて、ベータガラクトシダーゼ活性をプロットして作成したモデル曲線に当てはめることにより、個体の老化度を判断する方法。
  4. 血液中または尿中のベータガラクトシダーゼ活性をpH4.0およびpH6.0で測定し、得られた測定値を、時間軸を横軸に、ベータガラクトシダーゼ活性比率を縦軸にしたグラフにおいて、ベータガラクトシダーゼ活性比率をプロットして作成したモデル曲線に当てはめることにより、個体の老化度を判断する方法。
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