JP5020817B2 - Rfソース、プラズマ処理装置およびプラズマによるウェーハの処理方法 - Google Patents

Rfソース、プラズマ処理装置およびプラズマによるウェーハの処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、プラズマ処理機器の真空処理チャンバ内の高濃度RFプラズマを活性化することに関わり、特に、RFエネルギーを金属蒸気または金属イオンを含んだプラズマにカップリングするためのアンテナの利用に関する。
半導体製造での半導体ウェーハ上への金属の蒸着(堆積)において、処理ツールの性能を改善するために、主要なスパッタリングプラズマソースに加えてプラズマソース(プラズマ源)が使われる。例えば、ウェーハ上への金属のイオン化物理的気相蒸着(iPVD)では、蒸着される金属原子の電離部分の増加を作り出すようにプラズマ密度を増やすため、補足的なプラズマソースがしばしば使われる。これは、基板ウェーハ上のRFバイアスと混合され、ウェーハ表面上の特徴(feature)の有効範囲に改善をもたらし、そのような特徴に対する閉鎖的な障害を減らす。同様に、多くのiPVDおよび他のプロセスに伴うソフトエッチング段階の際に、許容できる均一なエッチング速度を維持するようなウェーハレベル(wafer level)において、またウェーハへのプラズマ損傷を排除するのに十分に低いDCバイアス電圧レベルにおいて、高密度のプラズマを提供するために補助的なプラズマソースが使用される。さらに、種々のプロセスのプリ清浄化段階(前清浄化段階)の際に、ウェーハのソフトエッチングを行なうことがやはり望ましい。ソフトエッチングプロセスの場合などでは、プロセス処理能力とウェーハへのプラズマ損傷の減少に伴って、プラズマの濃度と均一性が望まれる。
iPVDでは、追加のプラズマソースがRFアンテナを含み、処理空間に内部的または外部的にマウントされる。両方のアンテナ位置は利点と不利な点を持っている。ソフトエッチングプロセス段階がiPVDモジュールで実行されるところでは、RFパワー(エネルギー)は、プラズマを生成し、ウェーハに直流(DC)バイアス電圧を提供するために処理されるウェーハに、主に適用される。この方法は均一なプラズマを作り出すが、しかしそれは100Vを超える高いバイアス電圧においてである。このような場合、小さな誘導結合プラズマ(ICP)がエッチング速度を改善し、バイアス電圧を減らす。また、このようなプラズマは、しばしば、エッチング均一性を劇的に低下させる。プリ清浄化段階の適用においては、通常、プリ清浄化プロセスは別のプロセスモジュールで行なわれる。典型的には、プリ清浄化に対するプラズマのソース(源)は誘電体ウインドウ(窓)を通して真空チャンバにパワーを伝える外部のICPコイルを含む。スパッタリングされる金属がウインドウをコーティングして、チャンバへのRF侵入を減らすようになること避けるために、そのウインドウはしばしば何らかの複雑な蒸着バッフル(baffle)またはシールドによって保護される。
iPVDのためのRFプラズマソースは内部コイル設計を利用することができ、そのコイルはプラズマ中に浸漬される。このようなコイルにかけられる高電圧に起因して、プラズマはコイルにスパッタし、コイル取替えを必要ならしめる。コイル電圧およびコイルスパッタリングを減らすために、通常、コイルは約450kHzで動作させられる。さらに、プラズマの大きな熱負荷に起因して、コイルには水冷を必要とし、コイル構造を複雑にしている。
iPVDの内部コイルに対する他のアプローチ(取り組み)は、特許文献1においてDreweryらによって採用された一形態としての外部のアンテナ設計である。このアプローチでは、RFコイルが処理チャンバの外部にあって、大気中に位置している。アンテナからのRF場は、誘電体ウインドウを通してチャンバに入り込む。RFへの誘電体ウインドウの透明性(透過性)を維持するために、このウインドウは、なおもRF透明性を提供するという方式でプラズマにおける金属イオンからシールドされうる。このウインドウのシールドは蒸着バッフルまたはシールドの導入によって解決される。このシールドは金属イオンの大多数に対して不透明となるよう設計される。Dreweryらの特許文献1に記載されているように、RFアンテナ導体部分の方向に対して一様に垂直な長いスロットを備えた電気伝導性材料のシールドを導入することによって、それは達成されている。このアプローチは内部コイル設計の問題のいくつかを除去するが、蒸着シールドの複雑さの障害を被る。この蒸着シールドは2つの対向する目的を達成しなければならない。つまり、RF透明性と金属不透明性である。これらの目標は、一つのことが大抵他の犠牲の下に達成されるようなものであるのと類似して、容易には達成されない。
誘電体ウインドウのRF透明性減少の可能性は、誘電体ウインドウを金属蒸着から保護する必要性を生じる。この保護は蒸着シールドによって提供でき、それは、複雑(複合的)なスロット形状(シェブロン(chevron)のような)からなる一部材、または重なり合っているスラット(slat:薄板)による二部材アセンブリ(組立体)、のいずれかから成っている。両タイプのシールドは透過損失を誘起し、RFソース(RF source)の効率減少をもたらす。効率の減少、およびRFソース全体の出力上のその効率は、コイルにかける電圧を順に増やすコイルの電流増加によって相殺することができる。これは、調整回路(tuning network)と、コイルから該調整回路までのRFコネクタなどの、RF回路の他の部品の複雑さの増加を順に招来する。
30〜100mTorrの範囲のiPVD圧力においては、1012cm−3かそれ以上のオーダーの濃度と、4〜5eVの電子温度を持った激しいプラズマが、RFソースの近くに作られる。結果として、シールドは高い熱負荷を受けさせられ、20パーセントに及ぶRFパワー、あるいはそれを超えるRFパワーまでもが、プラズマ熱負荷の形態でシールドに戻って蓄積される。これは、特に蒸着用途、例えばイオン化物理的気相蒸着(iPVD)用途における場合である。これらの問題は、RFパワーの取り扱いと部品冷却の必要性を単純化するような低いパワーを通常は伴うにも拘らず、ソフトエッチングおよびプリ清浄化工程の用途にも当てはまる。
米国特許第6,287,435号明細書 米国特許第6,719,886号明細書 PCT出願番号PCT/US00/31756号明細書 米国特許出願公開第10/716,729号明細書
従って、上述の障害を克服するRF動力源が必要である。
本発明の主要な目的は、従来技術の不利な点を最小にするiPVDおよび他の処理用途のためのRFプラズマソースを提供することである。
本発明の他の目的は、以前には一つの機器で利用可能でなかった従来技術の異なったアプローチの利点と最良の特徴を結合し、そして効果的および効率的にそれを行うことである。
本発明の原理は、本発明によってソフトエッチングプロセスおよびプリ清浄化プロセスの用途、さらにiPVDのために使用するのに適したウェーハレベルのプラズマソース、または2003年11月19日に出願された特許文献4に記載されたタイプに対して、例えば、特許文献2、特許文献3で開示されたタイプのiPVDプロセスモジュールの実施形態の状況の下に説明する。
本発明のある特定の実施の態様によれば、以下の特徴の一つ以上を持つプラズマソース(プラズマ源)が提供される:
コイルとシールドがRFコイルの周りでの寄生的な放電の点火を避けるような寸法に作られているプラズマシールドによってシールドされたコイル。プラズマシールドが高温に耐え、プラズマ熱負荷の大部分を吸収し、それによって積極的にRFコイルを冷却する必要性を排除するように設計されている、そのようなプラズマシールドによってシールドされる内部コイル。後方にバックプレートが提供されたRFである内部コイルで、熱的に接地(グランドまたはアース)され、その状況で、前記バックプレートがチャンバ壁の一部を成すことができ、その代わりにまた好ましくは、別個の除去可能な構成部材であるもの。コイル断面がコイルの後方のバックプレート上への金属蒸着を減らすようなものである内部コイルとバックプレート。RFコイルの形状が、バックプレートに面する側にマウントされたスティフナー(補強体)によって維持される内部コイル。コイルを支持する補強体であって、誘電材料からなると共にコイルに付けることができるいくつかの放射状補強体を含む補強体であり、好ましくはバックプレートと接触しないもの。プラズマに面する側においてコイルの一のターンから他のターンへと蒸着される材料の導電性通路の形成を避けるように形作られたコイル補強体。コイルからバックプレートの設計間隔、好ましくは2mm以下を保持するために、バックプレートがコイル補強部材に対応する位置で機械加工されたグルーブを持つような、コイルとバックプレートのアセンブリ(組立体)。シールドがプラズマ熱負荷の大部分を吸収するよう構成され、金属流動の無視できない部分がコイル上に蒸着されることを可能にするコイルとプラズマシールドであって、シールドの形状を単純化し、そのRF透明性を増加させるもの。RF透明性のためのいくつかの放射状のスロットを持ったそのようなシールド。コイルRF供給部(feed:フィード)のための真空シール。コイル中心がバックプレートに熱的および電気的に接地されたコイルとバックプレートのアセンブリ(組立体)。コイルの外の部分に接続されたRF供給部と、二部材のシールアセンブリを備えたバックプレートに対する真空シールとを持ったコイルとバックプレートのアセンブリ。
本発明の目的を達成し、従来技術を改善する本発明の特徴にはいくつかの利点がある。バックプレートは、外部のコイル形状における誘電体ウインドウよりかなり大量の金属蒸着を維持することができる。コイルスティフナーはコイルがたるんで、プラズマシールドと接触することを避ける。バックプレートは真空に対する大気圧の大部分を支持する。iPVDソースに対する本発明の他の利点は、金属流動シールドに関する少ない制限的要件を含むことである。シールドはプラズマ熱負荷からコイルをシールドする。いくらかの金属がシールドを通過してコイル上への蒸着を可能にし、複雑さの少ないスロットによって薄いシールドと良好なRF透明性を可能にする。コイルは積極的に冷却する必要がなく、スパッタリングされず、それにより消耗品とはならないが、時々は金属蒸着を清浄化することができる。コイルは小さな伝導スペースに収まるので、そのインダクタンスは典型的なiPVDソースより約50%小さくなり、コイル電圧の減少をもたらして2つの方法で有効利用することができる。すなわち、1)調整回路とRFコネクタの設計および構築における制約条件を幾分か単純化することか、または、2)コイル電流の減少のためにコイル電圧を減らすことを、例えばコイル巻き数を減少してコイルを通る電流を減らすことで置き換えること、である。このようなソースコイルは3次元的ICPコイルよりも遥かに小さな輪郭を持つ。
本発明の他の実施の態様によれば、処理機器には、以下の特徴の1つ以上を持ったウェーハレベルプラズマソースが設置される。本発明のさらに有用な実施の態様は、iPVDと誘導結合プラズマエッチング装置にある。ウェーハレベルソースでは、このようなソースの半径は、ソースがウェーハに面するような実施の態様におけるICPソースの場合よりも大きい可能がある。真空シールは、ソースを完全な真空にすることを問題としなくてもよい。RF供給部を激しいプラズマから守るために、その供給部を専用の管路で囲むことができる。ウェーハサポート(支持体)の一部は、RFバイアスの適用に起因して通常はRF加熱にあり、また、通常提供されるウェーハサポートシールドはRF加熱またはRF浮遊のいずれかでありうる。ソースはウェーハテーブルアセンブリとは別に接地することができる。さらに、ウェーハサポートシールドはRF接地でき、またはRF加熱でありうるか、または浮遊状態でありうる。
用途に応じて、いくつかの特徴が多かれ少なかれ重要である。専ら低圧力の用途において、コイルからバックプレートまでの間隔への要求は2mmを超えうる。また、例えば数百ワットの範囲内での動作のようにプラズマ熱負荷またはスパッタリングが過度でないならば、プラズマシールドを省いてもよい。全く逆に非常に高濃度プラズマに対しては、コイルとプラズマシールドの積極的な冷却は必要となりうる。また、用途によっては、接地面とスティフナー上の金属蒸着レベルは容認できないかもしれない。このような場合は、コイル断面を矩形からシェブロン(chevron)形状に変えることができ、それによりコイル導体自体がコイルの視線方向のラインを塞ぐ。さらに複雑な場合、この形状はコイル後方の金属蒸着のレベルをかなり減らすことになる。
エッチング用途においては、本発明は、低い電圧において均一で高いエッチング速度をもたらす。本発明の他の適用は、IPVDモジュールにおける前洗浄化段階をインシチュで行うことを可能にする。
本ソースは、主なICPソースとともに使うことができ、あるいは完全にそれを置き換えることができる。このソースは、特にここで説明したものに加えて、金属原子またはイオンのスパッタリングを含んだ種々のプロセス用途で使うことができる。
本発明のこれらおよび他の目的と利点は、以下の詳細な説明から一層容易に明白となるであろう。
図1は特許文献1および特許文献2に記載されたタイプのiPVD装置10を示す。機器10は、接地された金属チャンバ壁11によって囲まれた真空処理チャンバ12を含む。上方に面したウェーハサポート13は、処理のためのチャンバ12内で半導体ウェーハ14を支持する。チャンバ壁11上方の面における円形の開口16には、通常は金属であるコーティング材料から形成された円錐台形のスパッタリングターゲット24を含むコーティング材料ソース21が存在し、それによってウェーハ14の上面がコーティングされる。永久磁石パック26はターゲット24の後方に配置され、ターゲット24のスパッタリング表面27にわたる静的な磁界を制限するプラズマを提供する。DC(直流)電力源25はターゲット24とシステムグランド15(システム接地)との間に接続され、負のDCスパッタリング電圧をターゲット24に印加する。RFバイアス電源29は基板サポート13とシステムグランド15の間に接続されている。
ターゲット24の中央における開口28に、誘導結合プラズマ(ICP)ソース20が支持され、チャンバ12の中でターゲット24とウェーハ14との間の処理空間30により高濃度プラズマを維持するRFエネルギーを生成する。ICPソース20は、システムグランド15と内部RFコイルかアンテナ40のリード41との間に調整回路22aを通して接続されたRF電源22を含む。ICPソースはターゲット24に対しシールされており、それは順にチャンバ壁11に対しシールされ、それによってチャンバ壁11内で開口16のために強固な真空封止を形成している。電気絶縁体32と33は、それぞれチャンバ壁11とICPソース20からターゲット24を隔離する。
図2は本発明の実施形態によるプラズマソース20の一部の拡大断面図である。本実施形態のプラズマソース20は、プラズマシールド42によってシールドされた内部コイル40を含む。コイル40とシールド42は、コイル40の周りの間隔38がRFコイル40の周りでの寄生的な放電の点火を避けるように十分狭くなるような寸法に作られている。プラズマシールド42は、高温に耐え、プラズマ熱負荷の大部分を吸収するよう設計される。この特徴は、積極的にRFコイルを冷却する必要性を排除する。このようなシールド設計は、熱を分配し伝導するための十分な量の高熱伝導性材料からなるシールドを形成することを含むが、シールド42から効果的に熱を除去するために、チャンバ壁11のヒートシンク(放熱体)に接触する十分な面積を提供する。
図1Aは、図1のライン1A−1Aに沿ったソース20の図式的に示す底部であって、一様にらせん状の形態を持ったコイル40と、円周の周りに一様な放射方向にあり、コイル40の導体の巻線部に一様に垂直なスロット43を持ったシールド42とを示す。図2に示すように、コイル40の後方にはバックプレート44がある。スロット43は、コイル40からシールド42を通してチャンバ12の処理空間30にRFの透過を容易にする。RFコイル40の断面は、コイル導体の近接した巻線間のスペース39により、ターゲット24からバックプレート44上への金属コーティング材料の通過が、完全に排除はされないが、低減するような形状である。RFコイルの形状は、バックプレート44に面するコイル40の側にマウントされたスティフナー45によって維持される。
プラズマシールド42は、プラズマ熱負荷の大部分を吸収することに加えて、金属流動の無視できない部分だけがコイル40上に蒸着することを可能にする。コーティング材料のいくらかがシールド42を通過することを可能にすることは、シールド42の形状を単純化して、シールド42のRF透明性を増加させる。
バックプレート44は、システムグランド15にRF接地され、かつチャンバ壁11によって支持される構造(図示せず)に熱的に接地される。バックプレート44は、コイルがチャンバ12の外にマウントされる時のコイルとシールドの間に提供されるタイプの誘電体ウインドウにおいてできるよりも、かなり大量の金属蒸着を維持することができる。
コイルスティフナー45は、コイル40がたるんで、プラズマシールド42と接触することを避ける。それを避けるため、いくつかの放射状のコイルスティフナー45(補強部材)が使用され、それぞれが誘電材料から作られ、図2Aに示すように、例えばねじ46によってコイル40に付けられる。これらのスティフナー45は、バックプレート44ともやはり接触すべきではない。バックプレート44は、コイル40とバックプレート44と間の2mm以下の設計間隔を保持するために、スティフナー45に対応する位置で機械加工されたグルーブを持つことができる。
プラズマに面するスティフナー45の表面は、処理空間30からスロット43、およびシールド42とコイル40の導体間のスペース39を通過する金属または他の蒸着材料でコーティングされうる。従ってスティフナー45は、コイルの一のターンから次のターンへの導電性通路の形成を避けるように形作られる。その形状作りは、スティフナー45にコイル40の導体間のスペース39より広いノッチ48を形成することを含み、蒸着材料にさらされない切取部分49を形成して、次に導電性蒸着物が形成されない状態が維持される。その結果、コーティング蒸着物50を、コイル40との電気接触をしない状態で形成することができる。
スペース39を通過する材料とスティフナー45上の蒸着物をさらに減らすために、コイル40は、図3のコイル40aで示すようなシェブロン型スペース39a及び間隔38aを提供することなどにより、スペース39及び間隔38を通過する視線方向のライン通路を塞ぐように構成することができる。
コイル40のRFフィード41(RF供給部)はバックプレート44におけるスルーホール51を通過し、バックプレート44との電気接触がない。図2に示すように、非電気伝導性で、耐真空性のフィードシールアセンブリ52がシールのために提供され、孔51においてフィード41を保護する。コイル40の中心はバックプレート44に熱的および電気的に接地される。RFフィード41はコイル40の外側終端部に接続される。
シールアセンブリ52は、間に挟まれるOリングシール54と共にバックプレート44にボルト締めされるベース53と、ベース53の上端からねじ止めされて、該ベースとRFフィードとの間にOリング56を留めるような形とされたキャップ55と、を含む二部材シールアセンブリである。Oリング56は、ねじ止めされたキャップ55によってベース54の上端とフィード41の間で圧縮される。ベース54とキャップ55の両方が、DELRINのような耐RF強度誘電体から成ることが好ましい。
すべての表面が、いくらかの金属蒸着を被ることになるので、それらは蒸着される材料の付着の促進を調整するべきである。これは、従来の表面を粗にする方法によって達成される。さらに、コイル40のターン間での寄生的な放電の点火を避けるために、コイル40の後方、またコイル40とプラズマシールド44との間で、すべて間隔を、通常動作圧力により決定され、その圧力でのプロセスガス原子の平均自由行程に関連付けた或る限界寸法以下とすべきである。典型的な値は2mm以下である。
コイル40の導体は、コイル40におけるRF損失に起因した熱を取り除くのに十分大きな断面積をも持つべきである。このような面積は、コイル導体が固体銅である場合、一般に約1平方センチメートルの断面積である。コイル40は、通常、モデル化によって決定できる最適な数であるところの2ターンから4ターンを持つ。その数はシステム構成と各パラメータに基づいて変化させられる。
プラズマシールド42はそのエッジと中心の両方において熱的に接地される。それは良好な熱伝導率と他の熱的特性を持つべきである。例えばシールド42は、数ミリ厚さのアルミニウム、またはやはり数ミリ厚さのステンレス鋼から成すことができる。コイル40はバックプレート44上への金属蒸着を減らし、またコイル40のターンの間、コイル40とバックプレート44の間、およびコイル40とプラズマシールド42の間でのプラズマ点火を避けるようにも構成される。コイル40に対して矩形の断面が好まれる。
図1Aに示すように、プラズマシールド42におけるスロット43は、不等長である。外側の半径において、スロット43は、コイル下側面とシールド表面に面するプラズマとの間隔の少なくとも2倍だけ、コイル40の最外の巻線を越えて伸びる。内径においては、最も長いスロット43は、やはり、ほぼ上記と同じ距離だけ最も内側の巻線を越えて伸びる。
バックプレート44は、チャンバ12内の真空に対する大気圧の大部分を支持する。従って、それは過度の変形をすることなく、圧力に耐える十分な強さを持つようにそれに応じて形作られなければならないことになる。
金属蒸着用途における外部コイルICPソースと比較した本発明の利点は、シールドが誘電体ウインドウを保護する場合に必要である金属流動シールドに対するより少ない制限的要件含むということである。本実施形態におけるシールド42の役割は、コイル40をプラズマ熱負荷から保護することである。いくらかの金属がシールド42を通過してコイル40上への蒸着が可能になる。これは、外部コイル形態のシールドに対してより複雑さの少ないスロット43を備えたより薄いシールド42をもたらす。シールドの良好なRF透明性は遥かに単純なシールド形状の結果である。コイル40は積極的に冷却する必要がない。さらに、それはスパッタリングされず、それにより消耗品とはならないが、定期的な取替えを必要とするかもしれない。しかしながら、時々は金属蒸着を清浄化するべきである。コイル40は小さな伝導スペースに収まるので、そのインダクタンスはほとんどの外部コイル設計から約50%低下され、コイル電流と電圧の減少をもたらす。これは、調整回路とRFコネクタの幾つかの設計および構築を単純化することを可能にし、コイル電流の減少のためにコイル電圧を減らすことを、コイル巻き数を減少してコイルを通る電流を減らすことによって置き換えることができる。これは、設計と、調整回路22aおよびRFコネクタ41の構成を順に単純化する。
ソース20は、外部コイルを持ったソース、特に3次元的ICPコイルよりも遥かに小さな輪郭を持つ。コイル40は、蒸着バッフル42またはセラミックウインドウに相当する空間を占める。450kHzの周波数で最適に動作させられるが、コイルのターン間、コイルとシールドの間、コイルとバックプレートの間で容量結合を制限するための慎重な設計によって、約1MHzまでのより高周波数が考慮できる。
上記ICPソース20に対して説明したものと同じ原理が、図4に示すような処理機器10a内のウェーハ14の周りに高濃度のプラズマを提供するための、ウェーハレベルソース60にも当てはまる。ウェーハレベルソース60は特許文献4に開示されている。ここのソース60の特徴の大部分は、全般的にソース20と類似するものの、このソース60は上述のICPソース20の場合でより大きい。このソース60は、ウェーハサポートまたはチャック13aの周囲にウェーハ14を囲むRFコイルまたはアンテナ62を含む。図5においてさらに詳細に示すように、コイル62は、チャンバ12の外側のRF発生器(図示せず)に接続する専用の管路63に囲まれたRFフィード61を備える。この管路は、チャンバ12の真空内部のRFフィードに沿って激しいプラズマから守るために提供される。真空シールを考慮することは、ソース20ほどには問題とならない。チャック13aの部分は、調整回路17およびキャパシタ19を通したRFバイアス発生器18からのRFバイアスの印加に起因してRF加熱にある。通常、放射状のスロット65を内部に持ったシールド64が提供される。シールド64はRF加熱またはRF浮遊でもありうる。従ってソース60は、ウェーハサポートアセンブリ13aとは別に接地することができる。
他の点では、コイル62は、全般的に上述のコイル40と類似している。そこには、コイル62の導体の近くに間隔を隔てられ、そのスペースにおけるプラズマ点火を避けるようにしたバックプレート66が提供される。上述のスティフナー45と同じようなコイルスティフナー67も提供される。狭い隙間68は、コイル62の巻線間で維持され、示された実施形態では一様にらせん状であるが、適用される電気的パラメータに応じて他のコイル形状も利用することができる。
用途に応じて、ソース60に対する他の考慮が適切でありうる。専ら低圧力用途においては、コイル62の後方および周りのプラズマを避けるために要求される、例えばコイル62とシールド64の間、コイル62とバックプレート66の間、およびコイルの巻線間の隙間68、における間隔は2mmを超えうる。また、もしコイル62のプラズマ熱負荷またはスパッタリングが例えば数百ワットの動作に対してのように過度ではないならば、プラズマシールド64を省いてもよい。全く逆に非常に高濃度プラズマに対しては、コイルとプラズマシールドの積極的な冷却は必要となりうる。
また、用途に応じて、バックプレート66とスティフナー77上の金属蒸着レベルが望ましくないほど高いかもしれない。このような場合は、図6のコイル62aによって示したように、コイル断面を矩形形状からシェブロン形状に変えることができる。さらに複雑な場合、このようなシェブロン形状はコイル62後方の金属蒸着のレベルを減らす。
本発明を典型的な実施形態との関連で記述してきた。当技術分野の当業者ならば、本発明の本質から逸脱することなく、ここで説明した特徴への付加、削除、および変更を成すことができる、ということを理解するであろう。
本発明の一実施形態によるiPVD機器の断面図であって、ウェーハに対向し、面している高濃度プラズマソースを持つものを示す。 図1のプラズマソースのシールドスロットとコイル導体の関係を示す断面図である。 図1における囲んだ部分の拡大図である。 図2における囲んだ部分のさらに拡大図である。 図2Aの機器における部分の他の実施形態である。 本発明の実施形態によるiPVD装置の図1に類似する断面図であって、ウェーハレベル高濃度プラズマソースを持つものを示す。 図4の囲んだ部分の拡大図である。 図5の機器における部分の他の実施形態である。
符号の説明
10 iPVD装置
10a 処理機器
11 チャンバ壁
12 真空処理チャンバ
13 ウェーハサポート
14 半導体ウェーハ
15 システムグランド
17 調整回路
18 RFバイアス発生器
20 ICPソース(誘導結合プラズマソース,ICPソース)
22 RF電源
22a 調整回路
24 スパッタリングターゲット
25 DC電力源
26 永久磁石パック
27 スパッタリング表面
28 開口
29 RFバイアス電源
30a シェブロン型スペース
30 処理空間
39 スペース
40 RFコイル(内部コイル,アンテナ)
40a コイル
41 RFフィード
42 プラズマシールド
43 スロット
44 バックプレート
45 コイルスティフナー
48 ノッチ
49 切取部分
52 フィードシールアセンブリ
60 ウェーハレベルソース
61 RFフィード
62 コイル(アンテナ)
62a コイル
63 管路
64 プラズマシールド
65 スロット
66 バックプレート
67 コイルスティフナー
68 隙間
77 スティフナー

Claims (16)

  1. 真空処理チャンバの内部にマウントするように構成されたRFコイルであって、該RFコイルから突出するRF供給構造を持つ後面と前面とを備えるRFコイルと;
    前記RFコイルの前面に平行でかつ近接するプラズマシールドと;
    前記RFコイルに取り付けられた誘電材料からなる複数の放射状補強部材を含み、前記RFコイルの導体間のスペースよりも広いノッチを含む、前記RFコイルを支持する補強体構造と、
    を備えたプラズマ処理機器のためのRFソースであって、
    前記RFソースが、
    前記RFコイルが前記プラズマシールドによってシールドされ、前記RFコイルと前記プラズマシールドが前記RFコイルの周りでの放電の点火を避けるような寸法に作られていること、
    前記プラズマシールドが、該プラズマシールドからのプラズマ熱負荷を伝導する熱伝導性の材料から形成され、前記真空処理チャンバのチャンバ壁のヒートシンクと接触すること、
    前記RFコイルの後方のバックプレートが、熱を転送するように前記チャンバ壁によって支持された構造に接触されること、
    前記RFコイルの断面が、矩形であること、
    前記補強体構造が、前記RFコイルの後側にマウントされ前記RFコイルの形状を維持するよう構成されること、
    バックプレートが、前記RFコイルまたはそれに付けられた前記補強体からの前記バックプレートの間隔を保持するために、機械加工されたグルーブを持つこと、
    前記RFコイルと前記バックプレートとの間の間隔が2mm以下であり、前記RFコイルと前記プラズマシールドとの間の間隔が2mm以下であること、
    前記RFコイルRF供給部のための真空シールを備えること、及び
    RF供給構造体を囲む専用の管路を備えること、
    から成るグループから選択された少なくとも1つの特徴と;
    をさらに有することを特徴とするプラズマ処理機器のためのRFソース。
  2. 前記グループから選択された少なくとも2つの特徴を
    さらに有することを特徴とする請求項1に記載のソース。
  3. 前記グループから選択された少なくとも3つの特徴を
    さらに有することを特徴とする請求項1に記載のソース。
  4. 前記グループからのすべての特徴を
    さらに有することを特徴とする請求項1に記載のソース。
  5. 前記RFコイルは、2mmより大きな巻き間隔でらせん状の形状を持つ導体から形成されており、
    前記プラズマシールドは、前記導体と垂直な、貫通するスロットを持つことを特徴とする請求項1に記載のソース。
  6. シールされたチャンバ壁に囲まれ、内部に基板サポートを持ち、該基板サポート表面が前記チャンバに面し、該チャンバが処理空間を囲み、該基板サポートが処理空間に面する状態であるような、真空処理チャンバと;
    前記チャンバの外にあるRF発生器と;
    前記真空処理チャンバの中にマウントされ複数回巻線した電気伝導体から形成されたRFアンテナであって、後面、前記処理空間に面する前面、およびRF発生器に導体を接続するRF供給構造を備えるRFアンテナ;
    前記RFアンテナの後面に平行し、前記RFアンテナの後面に近接し、かつ前記RFアンテナの後面と間隔を隔てられた、接地された電気伝導性のバックプレート;
    RF構造を取り囲み、RF供給構造体とチャンバ壁との間に真空シールを形成する非電気伝導性のRF供給部シール;
    前記RFアンテナの前面に平行し、かつ近接する電気伝導性のプラズマシールド;
    前記RFアンテナの後面に設置された少なくとも1つの非電気伝導性の補強体;
    を有し、
    前記RFアンテナと前記バックプレートとの間の間隔が2mm以下であり、前記RFアンテナと前記プラズマシールドとの間の間隔が2mm以下であり、
    前記RFアンテナの断面が、矩形であり、
    前記補強体が、前記RFアンテナの導体間のスペースよりも広いノッチを含む、ことを特徴とするプラズマ処理装置。
  7. 前記プラズマシールドが、該プラズマシールドからのプラズマ熱負荷を伝導する熱伝導性の材料から形成され、前記チャンバ壁のヒートシンクと接触することを特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. 前記プラズマシールドが、前記RFアンテナの導体と直交するスロットを持ち、前記チャンバからの金属の一部が前記RFアンテナ導体上に蒸着することを避けるが、一方で前記プラズマシールドを通した前記RFアンテナからの、また前記処理チャンバへの十分なRFカップリングを可能にするように、前記スロットが配置され及び前記スロットの寸法が設定されていることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  9. 前記補強体は、前記RFアンテナの中心より放射状に延びる形状を有し、前記RFアンテナの巻線のそれぞれに付けられることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  10. 前記補強体と前記バックプレートとの間の間隔が2mm以下であることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  11. 真空チャンバ内にRFコイルを提供する段階と、
    前記RFコイルの後方に電気伝導性のバックプレートを提供する段階と、
    1つ以上の補強体によって前記RFコイルを補強する段階と、
    を有し、
    前記電気伝導性のバックプレートが、前記RFコイルの一面に平行し、前記RFコイルの一面に近接し、かつ前記RFコイルの一面と間隔を隔てられ、前記RFコイルの一面が、前記バックプレートと対向し、
    前記補強体が、前記RFコイルの導体間のスペースよりも広いノッチを含む、ことを特徴とする、プラズマによってウェーハを処理する方法。
  12. 前記RFコイルの前方にプラズマシールドを提供する段階と、
    前記プラズマシールドによってプラズマ熱負荷から前記RFコイルをシールドする段階と、
    をさらに有することを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 前記バックプレートによってチャンバの外からの大気圧力を真空に対して支持する段階を
    さらに有することを特徴とする請求項11に記載の方法。
  14. 前記チャンバ内のウェーハ上にイオン化物理的気相蒸着プロセスを行なう段階を
    さらに有することを特徴とする請求項11に記載の方法。
  15. 前記チャンバ内のウェーハ上にプラズマエッチングプロセスを行なう段階を
    さらに有することを特徴とする請求項11に記載の方法。
  16. 高いRF通過透明性を提供するのに十分な複数のスロットを持ち、いくらかの金属が前記プラズマシールドを通過して前記RFコイル上に蒸着することを可能にするプラズマシールドを、前記RFコイルの前方に提供する段階を
    さらに有することを特徴とする請求項11に記載の方法。
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