本発明は、電動ドライバーを始めとする回転工具に使用する補助具及びその接続具並びにそのアタッチメントに関する発明である。
従来、電動ドライバーを始めとする回転工具は、先端に取り付けたビット等を電力で回転させネジ締め、穴開け等を容易にするものであった。
しかしながら、従来の電動ドライバーを始めとする回転工具は、ネジ締めや穴開けを施す対象に対して垂直や一定の角度を保った状態で作業を行うことが難しく、取扱に慣れた者であっても常に正確に作業を行うことが出来る道具ではなかった。
特開平8−243940号公報
実開平5−80672号公報
そこで、本発明は、素人であっても簡単且つ正確にネジ締めや穴開け対象に対して垂直又は一定の角度を保ってネジ締め等の作業を行うことが出来る電動ドライバー補助具及びその接続具並びにそのアタッチメントを提供することを目的とするものである。
本発明は、上記の課題を解決するために、複数の外ベアリング6c及び内ベアリング6dを備えたベアリング内包部6aを後端に備えた筒状のスライド部材6を内部に挿通し前記スライド部材6の先端を挿入孔2dに取り付けた筒状のガイド部2と、後部に固定キャップ部材5を螺合して取り付けた固定部材4を拡張部3aの後部に取り付け外周面にスプリング9を備えた筒状の内円筒部材7をベアリング部材8を介して内部に備えた外円筒部材3とからなり、前記内外円筒部材3、7の間にスライド部材6のベアリング内包部6aをスライド可能に連結したことを特徴とする電動ドライバー補助具1と、後部外周面に突起23aを形成した筒状のスライド部材23を内部に挿通し前記スライド部材23の先端を挿入孔2dに取り付けた筒状のガイド部2と、内壁面に突起20bを形成して複数のベアリング20cを内包したベアリング部20を後端に連設し外周面にスプリング9を巻きつけた筒状の内円筒部材21を内部に挿通して固定した筒状の外円筒部材3と、内部中央に筒状の内壁22dを形成し外周面にネジ山22bを形成した連結部22a後部に備え更に前記連結部22aに内壁面にネジ山5dを形成した固定キャップ部材5を螺合して取り付けた筒状の固定受部材22とからなり、前記ベアリング20cが内壁22dの外周に接触した状態でベアリング20を固定受部材22内に挿通して連結し、前記外円筒部材3及び内円筒部材21の間にスライド部材23をスライド可能に連結したことを特徴とする請求項1に記載の電動ドライバー補助具1aと、電動ドライバー補助具1bは、複数の外ベアリング6c及び内ベアリング6dを備えたベアリング内包部6aを後端に備えた筒状のスライド部材6を内部に挿通し前記スライド部材6の先端を挿入孔2dにベアリング2kを介して取り付け先端部2aに切り込み2lを形成し切り込みの頂点部分に緩衝部材2hを備えた筒状のガイド部2と、後部に固定キャップ部材5を螺合して取り付けた固定部材4を拡張部3aの後部に取り付け外周面にスプリング9を備えた筒状の内円筒部材7を内部に備えた外円筒部材3とからなり、前記内外円筒部材3、7の間にスライド部材6のベアリング内包部6aをスライド可能に連結したことを特徴とする請求項1又は2に記載の電動ドライバー補助具1bと、先端に開口部12bを設けて中空とし壁面内の異なる位置に制御球体12c、12d、12dを備えた先端部12aを有する連結軸12と、前記先端部12aを内部に挿通し内壁面に2つの凹部28c、28dを設け更に内部にスプリング28eを備えた後端部28aを形成した筒状の円筒制御部材28とからなり、円筒制御部材28がスライド移動することを特徴とする接続具10と、先端付近の内壁面に凹部29aを形成して径を広げた筒状の円筒制御部材29と、先端付近の側面に円形の孔30aを形成し前記孔30aの直径とほぼ同じ長さの制御ピン30bを孔30aの直径上に回動可能に備え更に制御ピン30aの対面側内壁面にバネ30dを備え前記円筒制御部材29内に挿通された筒状の内ガイド筒30と、正面側外壁面中央より下側に前溝31bと背面側外壁面中央に後溝31cを形成して前記内ガイド筒30内の最前部に内方され中央に六角孔31aを穿設した第1接続部材31と、正面側外壁面中央より上側に前溝32bと背面側外壁面中央に後溝32cを形成して前記内ガイド筒30内の第1接続部材31に隣設され中央に六角孔32aを穿設した第2接続部材32と、前記第2接続部材32に隣設され中央に六角孔33aを穿設した第3接続部材33とからなることを特徴とする接続具10aと、内部が中空36gで正面の左右側面に切り込み36a、36aを形成し前記切り込み36a、36aにより形成される正面の上下頂点部分に緩衝部材36c、36cを取り付けて後部に壁面内に球体36f、36fを埋設し更に周囲を環状バネ36eで覆った凹部36dとからなることを特徴とするアタッチメント36と、内部が中空37gで正面より4つの切り込み37a、37a、37a、37aを形成し前記切り込み37a、37a、37a、37aにより形成される正面の4つの頂点部分に緩衝部材37c、37c、37c、37cを取り付けて後部に壁面内に球体37fを埋設し更に板状バネ37eを備えた4つの凹部37dとからなることを特徴とするアタッチメント37の構成とした。
本発明の電動ドライバー補助具及びその接続具並びにそのアタッチメントは、先端が伸縮運動をするガイド部を設けているため、常にドライバーや穴開けビットが対象物に対して垂直の位置を保つことができ、ネジ締めや穴開けを真っ直ぐに行うことが出来る。
また、接続具はあらゆるビットに対応する構造をしているため、電動ドライバーのドライバービットに限られることが無く、穴開け用ビット、延長用ビット等の様々なビットを取り付けることが出来る。
更に、ガイド部にアタッチメントを取り付けることで施工対象物に対して垂直ではなく斜めなど一定の角度を保った作業を施すことが可能である。
電動ドライバー等の回転工具を使用する際に垂直又は一定の角度を保ってネジ締めや穴開け等の作業を誰でも簡単に且つ正確に行うことが出来るという目的を、伸縮自在のガイド部を備えることによって実現した。
図1は本発明である電動ドライバー補助具の正面図、図2及び図3は電動ドライバー補助具のA−A線断面図、図4は電動ドライバー補助具の分解断面図である。
図1から図4に示すように、本発明である電動ドライバー補助具1は、複数の外ベアリング6c及び内ベアリング6dを備えたベアリング内包部6aを後端に備えた筒状のスライド部材6を内部に挿通し前記スライド部材6の先端を挿入孔2dに取り付け先端開口部2cに緩衝部材14を取り付けた筒状のガイド部2と、後部に固定キャップ部材5を螺合して取り付けた固定部材4を拡張部3aの後部に取り付け外周面にスプリング9を備えた筒状の内円筒部材7をベアリング部材8を介して内部に備えた外円筒部材3とからなり、前記内外円筒部材3、7の間にスライド部材6のベアリング内包部6aをスライド可能に連結している。
先端に接続具10を備えた連結軸12は電動ドライバーと直接又は間接的に接続されており、前記連結軸12の途中に取り付けられた固定部材13を前述の固定部材4に嵌め込み後部から固定キャップ部材5を螺合することで連結軸12と電動ドライバー補助具1は連結される。尚、前記接続具10の先端には任意の先端部材11を取り付ける。
図2及び図3に示すように、電動ドライバー補助具1はスライド部材6が内外円筒部材3、7の間を前後にスライドすることができ、スライド部材6に伴い前記ガイド部2も前後にスライドすることができる。図2ではガイド部2が外円筒部材3より前方にあり内部の先端部材11がほぼ隠れた状態となっており、図3では前記ガイド部2が後方へスライドし先端部材11が飛び出した状態となっている。
次に図4を使用して、前記電動ドライバー補助具1を構成する各部材を詳細に説明することとする。
図4に示すように、前記ガイド部2は筒状をしており先端部2aは外径が小さくなっている。前記先端部2aの内部は開口部2cと挿入孔2dが設けられており開口部2cと挿入孔2dの間には環状突条2eが形成され一旦径が小さくなっている。更に先端部2aの外周面には一周に渡って凹部2bが形成されている。尚、先端部2a以外の内部は径の大きい中空2fとなっている。
前記外円筒部材3は筒状をしており後部外周面に一周に渡って拡張部3aを形成し、先端の開口部3bの径はやや小さい。
前記固定部材4は内部が中空4bで後部に外周面にネジ山4eを形成した連結部4aを連設しており、前記連結部4aも内部は中空4cである。前記固定部材4の内径は連結部4aの内径よりも大きく、更に固定部材4と連結部4aの連接部分の内面には係止突起4dが一周に渡って形成されている。当然、係止突起4dの径は前記固定部材4及び連結部4aの内径よりも小さい。
前記固定キャップ部材5は中央部より後部にかけて傾斜部5aを形成し、径がだんだんと小さくなっており内部は中空5b、5cとなっている。前記中空5bの内壁面にはネジ山5dが形成されており、一方中空5cは固定キャップ部材5の後部にあたるため内径がだんだんと小さくなっている。
前記スライド部材6は、内部が中空6bの筒状をしており後部にやや外径の大きいベアリング内包部6aを形成している。ベアリング内包部6aには複数の外ベアリング6c及び内ベアリング6dを備えており、図4では2つの外ベアリング6cに対して1つの内ベアリング6dの割合で備えた。
前記外ベアリング6cの一部はベアリング内包部6aの外周面よりわずかに飛び出ており、内ベアリング6dの一部はベアリング内包部6aの内周面よりわずかに飛び出している。また、内外ベアリング6d、6cはベアリング内包部6aの中で互いに接触した状態となっている。尚、スライド部材6の内壁面後部には一周に渡って溝6eが形成されている。
前記内円筒部材7は、内部が中空7bの筒状をしており後部外周面に拡張部7dを形成し、前記拡張部7dよりやや前方の外周面に凹部7aを形成している。また、前記拡張部7dと凹部7aの間にあたる部分の内周面に溝を設けて一部が突起した環状バネ7eを備えており、前記環状バネ7eの突起部分は拡張部7dと凹部7aの間にあたる部分の外周面に設けた孔より飛び出した状態となっている。
前記ベアリング部材8は内部が中空8bの環状をしており、内壁面に沿って複数のベアリング8aを備えている。前記スプリング9は螺旋バネで前記内円筒部材7の外周に巻きつけられる部材である。
その他、任意で取り付ける部材として環状の緩衝部材14、ブッシュ15、シールリング16等がある。
次に図2から図4を使用して、各部材の詳しい連結方法を説明することとする。先に示したように、前記ガイド部2とスライド部材6はスライド部材6の先端部をガイド部2の挿入孔2dに後方から挿入して連結し一体となっている。従って、ガイド部2とスライド部材6は常に同じ方向にスライドする。
外円筒部材3、固定部材4、固定キャップ部材5、内円筒部材7及びベアリング部材8は、まず固定部材4の中空4b内にベアリング部材8を嵌め込み、ベアリング部材8の中空8bに内円筒部材7の後端部7cが貫入されている。更に内円筒部材7を外円筒部材3の中に挿通し外円筒部材3の後端部分を固定部材4に挿入して固定する。尚、固定キャップ部材5は固定部材4の連結部4aに螺合して連結され、内円筒部材7の外周面にはスプリング9が巻きつけられた状態で取り付けられる。
前記スライド部材6のベアリング内包部6aは前記外円筒部材3及び内円筒部材7の間に挿通され、ベアリング内包部6aの後端部に前記スプリング9の先端部分が貫入した状態となっている。
前記外円筒部材3の先端の開口部内周面には環状のブッシュ15が取り付けられており、更に内円筒部材7の先端外周面にはシールリング16が取り付けられている。従って、スライド部材6は前記ブッシュ15とシールリング16を介して内外円筒部材7、3の間にスライド可能に連結されている。
尚、前記ブッシュ15及びシールリング16は、スライド部材6のスライドや回転方向のことなる部材間の動きをスムーズにするために取り付けられている部材であり、特に取り付けることに限定したものではなく、使用しなくてもよい。同様に、ガイド部2の先端に取り付けた緩衝部材14についても使用しなくてもよい。
以上のように構成された電動ドライバー補助具1は図2の状態では、外円筒部材3、固定部材4、固定キャップ部材5及び内円筒部材7は電動ドライバーのビットと同方向に回転をし、ガイド部2及びスライド部材6は静止または電動ドライバーとは逆の回転をする。
しかし、図3の状態ではスライド部材6の内ベアリング6dが内円筒部材7の凹部7aの位置で内円筒部材7と接触しない状態となるため、内円筒部材7の回転は静止または電動ドライバーとは逆回転に変わる。
図5は本発明である電動ドライバー補助具を使用した状態を示した図である。図5に示すように、本発明である電動ドライバー補助具1を電動ドライバー17の連結部17aに取り付け電動ドライバー補助具1のガイド部2が壁19に垂直になるように真っ直ぐ当てて使用する。尚、符号17bは電動ドライバー17の握りを示し、符号17cはバッテリーを示している。
図6は本発明である電動ドライバー補助具の第2実施例の正面図、図7及び図8は電動ドライバー補助具の第2実施例のB−B線断面図、図9は電動ドライバー補助具の第2実施例の分解断面図である。
図6から図9に示すように、本発明である電動ドライバー補助具1aは、後部外周面に突起23aを形成した筒状のスライド部材23を内部に挿通し前記スライド部材23の先端を挿入孔2dに取り付け先端開口部2cに緩衝部材14を取り付けた筒状のガイド部2と、内壁面に突起20bを形成して複数のベアリング20cを内包したベアリング部20を後端に連設し外周面にスプリング9を巻きつけた筒状の内円筒部材21を内部に挿通して固定した筒状の外円筒部材3と、内部中央に筒状の内壁22dを形成し外周面にネジ山22bを形成した連結部22a後部に備え更に前記連結部22aに内壁面にネジ山5dを形成した固定キャップ部材5を螺合して取り付けた筒状の固定受部材22とからなり、前記ベアリング20cが内壁22dの外周に接触した状態でベアリング20を固定受部材22内に挿通して連結し、前記外円筒部材3及び内円筒部材21の間にスライド部材23をスライド可能に連結している。
先端に接続具10を備えた連結軸12は電動ドライバーと直接又は間接的に接続されており、前記連結軸12の途中に取り付けられた固定部材13を前述の固定受部材22に嵌め込み後部から固定キャップ部材5を螺合することで連結軸12と電動ドライバー補助具1aは連結される。尚、前記接続具10の先端には任意の先端部材11を取り付ける。
図7及び図8に示すように、電動ドライバー補助具1aはスライド部材23が内外円筒部材3、21の間を前後にスライドすることができ、スライド部材23に伴い前記ガイド部2も前後にスライドすることができる。図7ではガイド部2が外円筒部材3より前方にあり内部の先端部材11がほぼ隠れた状態となっており、図8では前記ガイド部2が後方へスライドし先端部材11が飛び出した状態となっている。
次に図9を使用して、前記電動ドライバー補助具1aを構成する各部材を詳細に説明することとする。
図9に示すように、前記ガイド部2、外円筒部材3及び固定キャップ部材5は実施例1のガイド部2、外円筒部材3及び固定キャップ部材5と同じである。即ち、ガイド部2は筒状をしており先端部2aは外径が小さくなっている。前記先端部2aの内部は開口部2cと挿入孔2dが設けられており開口部2cと挿入孔2dの間には環状突条2eが形成され一旦径が小さくなっている。更に先端部2aの外周面には一周に渡って凹部2bが形成されている。尚、先端部2a以外の内部は径の大きい中空2fとなっている。
外円筒部材3は筒状をしており後部外周面に一周に渡って拡張部3aを形成し、先端の開口部3bの径はやや小さい。
固定キャップ部材5は中央部より後部にかけて傾斜部5aを形成し、径がだんだんと小さくなっており内部は中空5b、5cとなっている。前記中空5bの内壁面にはネジ山5dが形成されており、一方中空5cは固定キャップ部材5の後部にあたるため内径がだんだんと小さくなっている。
内円筒部材21は、後端に段差21aを介して拡張部21bを形成した筒状をしており、拡張部21bの内径はその他の部分の内径よりも大きい。即ち、中空21cの内径よりも中空21dの内径の方が大きい。
固定受部材22は、内部中央に筒状の内壁22dを形成し、外周面にネジ山22bを形成した連結部22aを後部に連設した筒状をしており、前記筒状の内壁22dの内中空22eの径は前記内円筒部材21の中空21cの径よりも小さい。また、固定受部材22の外中空22cの径は前記内円筒部材21の拡張部21bの径よりも大きい。
スライド部材23は、後部外周面に一周に渡って突起23aを形成した筒状をしており、スライド部材23の外径は前記ガイド部2の挿入孔2dの内径と等しく、スライド部材23の先端を挿入孔2dに挿通ししっかりと固定される。また、スライド部材23の内径は内円筒部材21の外径よりも大きい。
前記スプリング9は内円筒部材21の外周面に巻きつけられる部材である。
その他、任意で取り付ける部材として環状の緩衝部材14、ブッシュ15、24、26及びベアリング25、27等があり、取り付け位置等については次に説明することとする。
次に図7から図9を使用して、各部材の詳しい連結方法を説明することとする。先に示したように、前記ガイド部2とスライド部材23はスライド部材23の先端部をガイド部2の挿入孔2dに後方から挿入して連結し一体となっている。従って、ガイド部2とスライド部材23は常に同じ方向にスライドする。尚、前記スライド部材23の後端にはブッシュ26が取り付けられている。
外円筒部材3、ベアリング部20及び内円筒部材21は、まず外円筒部材3内に後方からスプリング9を巻きつけた内円筒部材21を挿入し外円筒部材3の後端と内円筒部材21の拡張部21bが固着され、更に外円筒部材3の後端がベアリング部20の内部に挿通され固定される。
また、外円筒部材3の先端開口部3bには環状のブッシュ15が取り付けられており、前記内円筒部材21の先端にはブッシュ24が取り付けられている。
固定受部材22と固定キャップ部材5は、前述の通り固定受部材22の連結部22aに固定キャップ部材5を螺合して取り付ける。
前記スライド部材23の後端部分は外円筒部材3及び内円筒部材21の間に挿通され、スライド部材23の突起23aより背面側がスプリング9の先端部に陥入した状態となっている。
また、スライド部材23と外円筒部材3の間且つブッシュ15と突起23aの間にはベアリング27が取り付けられており、更にスライド部材23と内円筒部材21の間且つブッシュ24とブッシュ26の間にはベアリング25が取り付けられている。
尚、前記ブッシュ15、24、26やベアリング25、27はスライド部材23のスライドや回転方向の異なる部材間の動きをスムーズにするために取り付けられている部材であり、特に取り付けることに限定したものではなく、使用しなくてもよい。同様に、ガイド部2の先端に取り付けた緩衝部材14についても使用しなくてもよい。
以上のように構成された電動ドライバー補助具1aは、固定受部材22及び固定キャップ部材5が電動ドライバーのビットと同方向に回転をし、ガイド部2、スライド部材23、外円筒部材3、ベアリング部20及び内円筒部材21は静止又は電動ドライバーとは逆の回転をする。尚、電動ドライバー補助具1aでは、図7の状態であっても図8の状態であっても各部材の回転方向等は変化することがない。
図10は本発明である電動ドライバー補助具の第3実施例の正面図、図11及び図12は電動ドライバー補助具の第3実施例のC−C線断面図である。
図10から図12に示すように、本発明である電動ドライバー補助具1bは、実施例1の電動ドライバー補助具1とほぼ同じ形状をしている。即ち、電動ドライバー補助具1bは、複数の外ベアリング6c及び内ベアリング6dを備えたベアリング内包部6aを後端に備えた筒状のスライド部材6を内部に挿通し前記スライド部材6の先端を挿入孔2dにベアリング2kを介して取り付け先端部2aに切り込み2lを形成し切り込み2lの頂点部分に緩衝部材2hを備えた筒状のガイド部2と、後部に固定キャップ部材5を螺合して取り付けた固定部材4を拡張部3aの後部に取り付け外周面にスプリング9を備えた筒状の内円筒部材7を内部に備えた外円筒部材3とからなり、前記内外円筒部材3、7の間にスライド部材6のベアリング内包部6aをスライド可能に連結している。
先端に接続具10を備えた連結軸12は電動ドライバーと直接又は間接的に接続されており、前記連結軸12の途中に取り付けられた固定部材13を前述の固定部材4に嵌め込み後部から固定キャップ部材5を螺合することで連結軸12と電動ドライバー補助具1は連結される。尚、前記接続具10の先端には任意の先端部材11を取り付ける。
図11及び図12に示すように、電動ドライバー補助具1bはスライド部材6が内外円筒部材3、7の間を前後にスライドすることができ、スライド部材6に伴い前記ガイド部2も前後にスライドすることができる。図11ではガイド部2が外円筒部材3より前方にあり内部の先端部材11がほぼ隠れた状態となっており、図12では前記ガイド部2が後方へスライドし先端部材11が飛び出した状態となっている。
各部材の詳細については、前述の通りガイド部2以外の部材は実施例1の電動ドライバー補助具1と同じであるため省略することとする。
図11及び図12に示すように、ガイド部2の先端部2aは先端に向かって径が小さくなるように緩やかな傾斜部2gを形成し、更に十文字の位置に4つの切り込み2lが形成されている。尚、各切り込み2lからできる頂点部分には緩衝部材2hが取り付けられており、先端部2aの外周面には一周に渡って凹部2bが形成されている。尚、先端部2a以外の内部は径の大きい中空2fとなっている。
一方ガイド部2の挿入孔2dには2箇所にベアリング2kが取り付けられており、各ベアリング2kの間にはスペーサー2jが備えられている。尚、スペーサー2jについてはネジ2iにより固定されているが、ネジ2iに限定したものではなく係止できるものであればピンなどでも構わない。
次に図11及び図12を使用して、各部材の詳しい連結方法を説明することとする。前記ガイド部2とスライド部材6はスライド部材6の先端部をガイド部2の挿入孔2dに後方から挿入してベアリング2kを介して連結している。従って、ガイド部2とスライド部材6は常に同じ方向にスライドするが、ベアリング2kを介しているため回転方向は逆となる。
外円筒部材3、固定部材4、固定キャップ部材5及び内円筒部材7はまず固定部材4の中空4b内に内円筒部材7の後端部7cが貫入されている。更に内円筒部材7を外円筒部材3の中に挿通し外円筒部材3の後端部分を固定部材4に挿入して固定する。尚、固定キャップ部材5は固定部材4の連結部4aに螺合して連結され、内円筒部材7の外周面にはスプリング9が巻きつけられた状態で取り付けられる。
前記スライド部材6のベアリング内包部6aは前記外円筒部材3及び内円筒部材7の間に挿通され、ベアリング内包部6aの後端部に前記スプリング9の先端部分が貫入した状態となっている。
前記外円筒部材3の先端の開口部内周面には環状のブッシュ15が取り付けられており、更に内円筒部材7の先端外周面にはブッシュ24が取り付けられている。従って、スライド部材6は前記ブッシュ15、24を介して内外円筒部材7、3の間にスライド可能に連結されている。
また、前記ブッシュ15及びベアリング内包部6aの前方との間にはベアリング27が取り付けられており、更に前記ブッシュ24及びベアリング内包部6aの前方との間にはベアリング25が取り付けられている。このベアリング25、27によりスライド部材6と内外円筒部材3、7はスムーズにスライド及び回転をすることが出来る。但し、前記ブッシュ15、24及びベアリング25、27については使用しなくてもよいものとする。同様に、ガイド部2の先端に取り付けた緩衝部材2hについても使用しなくてもよい。
以上のように構成された電動ドライバー補助具1bはガイド部2以外は電動ドライバーのビットと同方向に回転をし、ガイド部2は静止または電動ドライバーとは逆の回転をする。
図13及び図14は本発明である電動ドライバー補助具で使用する接続具の断面図、図15は電動ドライバー補助具で使用する接続具のD−D線断面図、図16は電動ドライバー補助具で使用する接続具のE−E線断面図である。
図13及び図14に示すように、本発明である電動ドライバー補助具1、1a、1bで使用する接続具10は、先端に開口部12bを設けて中空とし壁面内の異なる位置に制御球体12c、12d、12dを備えた先端部12aを有する連結軸12と、前記先端部12aを内部に挿通し内壁面に2つの凹部28c、28dを設け更に内部にスプリング28eを備えた後端部28aを形成した筒状の円筒制御部材28とからなり、円筒制御部材28がスライド移動する。
前記連結軸12は電動ドライバーから直接又は間接的に伸びる軸であり、先端に内部が中空且つ壁面内の中央に2つの制御球体12d、12dを内包し、更に前記制御球体12dよりも前方側の壁面内に別の制御球体12cを内包している。
前記円筒制御部材28は、筒状をしており内壁面中央部に凹部28c、28dを形成している。また、内部の後端部分にはスプリング28eが内包されており、一方内部の先端部分にはOリング28fが取り付けられている。
図13に示すように前記連結軸12の先端部12aは円筒制御部材28内に挿通されており先端部12aの背面側形成された段差部分と円筒制御部材28の内壁面の後端の間に前記スプリング28eが位置している。また、先端部12aの位置にOリング28fが位置している。
図14に示すように、円筒制御部材28を元の位置から前方に向かって移動させた状態では制御球体12cの位置に円筒制御部材28の凹部28cが位置し、制御球体12cの一部が凹部28cへ飛び出る。これは、制御球体12cが常に外方へ押し出されるように力を加えられているためである。
このとき、同時に制御球体12d、12dの位置には円筒制御部材28の凹部28dが位置し、制御球体12dの一部が凹部28dへ飛び出る。これも、制御球体12dが常に外方へ押し出されるように力が加えられているためである。
図13に示すように通常の状態では制御球体12c、12dは円筒制御部材28の内壁面に押されて内方に移動しており、このとき制御球体12c、12dの一部が先端部12aの中空内に突出している。
図13に示した各制御球体12c、12dを断面より見た場合、図15及び図16のようになる。即ち図15に示すように、制御球体12cは円筒制御部材28の内壁面により内方に向かって押されるため制御球体12cの一部が先端部12aの中空内に突出している。
同様に、図16に示すように、制御球体12d、12dは円筒制御部材28の内壁面により内方に向かって押されるため制御球体12d、12dの一部が先端部12aの中空内に突出している。
前記先端部12a内に前記先端部材11を挿入して固定するには、まず図14に示したように円筒制御部材28を前方に向かってスライドし制御球体12cを凹部28c内に、また制御球体12d、12dを凹部28d内に移動させ先端部12a内に制御球体12c、12dが突出していない状態とする。
そして、図13に示すように先端部材11を先端部12a内に挿入し円筒制御部材28を元の位置に戻す。これにより制御球体12c、12dも元の位置に戻り、制御球体12cは先端部材11の凹部11aの位置で突出し、制御球体12d、12dは先端部材11の外壁面に押し当てられる。
図13の状態では先端部材11は凹部11aに制御球体12cの一部が突出しているため勝手に抜けることはなく、また、制御球体12d、12dは各位置で先端部材11の六角の壁面に接触しているため先端部材11が勝手に回転することなくしっかりと固定することが出来る。
図17は本発明である電動ドライバー補助具で使用する接続具の第2実施例の斜視一部断面図、図18から図21は電動ドライバー補助具で使用する接続具の第2実施例の一部拡大図である。
図17に示すように本発明である電動ドライバー補助具1、1a、1bで使用する接続具10aは、先端付近の内壁面に凹部29aを形成して径を広げた筒状の円筒制御部材29と、先端付近の側面に円形の孔30aを形成し前記孔30aの直径とほぼ同じ長さの制御ピン30bを孔30aの直径上に回動可能に備え更に制御ピン30bの対面側内壁面にバネ30dを備え前記円筒制御部材29内に挿通された筒状の内ガイド筒30と、正面側外壁面中央より下側に前溝31bと背面側外壁面中央に後溝31cを形成して前記内ガイド筒30内の最前部に内方され中央に六角孔31aを穿設した第1接続部材31と、正面側外壁面中央より上側に前溝32bと背面側外壁面中央に後溝32cを形成して前記内ガイド筒30内の第1接続部材31に隣設され中央に六角孔32aを穿設した第2接続部材32と、前記第2接続部材32に隣設され中央に六角孔33aを穿設した第3接続部材33とからなる。
前記接続具10aを構成する円筒制御部材29は、筒状をしており先端付近の内壁面一周に渡って凹部29aを形成して径を広げた形状をしている。前記凹部29aの幅は前記内ガイド筒30に穿設された孔30aの直径と同じ又はそれ以上の幅である。
前記内ガイド筒30は筒状をしており先端付近の側面に円形の孔30aを穿設している。前記孔30aには孔30aの直径と同じ又はそれよりやや短い制御ピン30bが孔30aの直径上に設けられている。更に内ガイド筒30の先端部にはワッシャ35及び止めリング34が取り付けられている。
前記止めリング34は内ガイド筒30に内包されている第1接続部材31、第2接続部材32、第3接続部材33が内ガイド筒30から抜け落ちないための留め具である。
図17に示すように、前記第1接続部材31は中央に六角孔31aを形成した円柱状をしており、正面側外壁面中央付近より下側が一部切り落とされ前溝31bを形成しており、一方背面側外壁面中央には真っ直ぐに切り落とした後溝31cを形成している。
前記第2接続部材32は前述の第1接続部材31とほぼ同じ形状をしている。即ち第2接続部材32は中央に六角孔32aを形成した円柱状をしており、正面側外壁面中央付近より上側が一部切り落とされ前溝32bを形成しており、一方背面側外壁面中央には間っすに切り落とした後溝32cを形成している。
以上のように第1接続部材31と第2接続部材32の違いは前溝31b、32bの形成される位置の違いである。
前記第3接続部材33は中央に六角孔33aを形成した円柱状をしている。尚、前記第1接続部材31、第2接続部材32及び第3接続部材33は全て六角孔31a、32a、33aの大きさは等しく、また外径も同じである。
次に図18から図21を使用して各部材の動き等を説明することとする。図18及び図19に示すように、接続具10aの制御ピン30bは内ガイド筒30の孔30a内に孔30aの直径上に置かれるように設置されており、制御ピン30bの端部30e、30fが孔30aの円周に沿って回動することが出来る。このとき、前記制御ピン30bの端部30e、30fの前側の一部は、孔30aより前面側に突出しており、凹部29a内に入り込んでいる。
また、同時に前記制御ピン30bの一部は第1接続部材31の前溝31bと第2接続部材32の前溝32bに貫入されており、制御ピン30bの平坦な両側面に第1接続部31の角31dと第2接続部32の角32dが接触した状態となっている。
図18の状態では、前記制御ピン30bは第1接続部材31と第2接続部材32の接触線に対して約45度程度の角度の状態にあり、角31d、32dが制御ピン30bの平坦な両側面部分のほぼ中央付近に接触した状態となっている。
図19に示すように、円筒制御部材29を前方向(図面上の左方向)にスライド移動させた場合、制御ピン30bの端部30eの突出部分が凹部29aと円筒制御部材29の内壁のズレにより形成された段差29cに接触して押され、制御ピン30bは反時計方向に回転する。
前記制御ピン30bの回転により制御ピン30bの両側面に接触していた角31d、32dの位置がそれぞれ端部30e、30fの方向に移動することにより第1接続部材31の前溝31bは上方向へ、第2接続部材32の前溝32bは下方向へ移動する。これは、前記第1接続部材31及び第2接続部材32が制御ピン30bにより各方向へ回転させ角31d、32d間を広げたことによる。
尚、前記制御ピン30bは真っ直ぐな棒状をしており、制御ピン30bが回転移動した後は端部30e、30fが円柱の壁面に穿設された孔30aから大きく突出した状態となっており、即ち、端部30e、30fがより大きく凹部29a内に飛び出した状態となっている。
一方、接続具10aの背面側の動きは、図20及び図21に示すように、通常の状態で直線上に並んでいた後溝31c、32cは円筒制御部材29のスライド移動に伴って第1接続部材31及び第2接続部材32が逆方向に回転するため位置がズレ、後溝31c、32c間に渡って取り付けられていたバネ30dが歪んだ状態となる。
前記バネ30dは元の状態に戻ると後溝31c、32cが同じ位置となり図20の状態となる。このとき接続具10aの前側では図18の状態となっている。
次に図22及び図23を使用して第1接続部材31、第2接続部材32、第3接続部材33の各六角孔31a、32a、33aの動きを説明することとする。図22は本発明である電動ドライバー補助具で使用する接続具の第2実施例のF−F線断面図、図23は電動ドライバー補助具で使用する接続具の第2実施例のG−G線断面図である。
図22に示すように、接続具10aが通常の状態にあるときは、前記第1接続部材31の六角孔31a、第2接続部材32の六角孔32a、第3接続部材33の六角孔33aはそれぞれ異なった位置にある。即ち、六角孔31aと六角孔32a各頂点の間に六角孔33aの頂点がある状態となっている。
前述の円筒制御部材29がスライド移動した後では図19、21で説明したように第1接続部材31及び第2接続部材32が回転するため各六角孔31a、32aも回転し図23の位置になる。
即ち、六角孔31aは反時計回りに回転して無回転の六角孔33aと重なり、一方六角孔32aは時計回りに回転して無回転の六角孔33aと重なり、全ての六角孔31a、32a、33aの各頂点の位置が同じとなる。
以上のように各六角孔31a、32a、33aの位置が図23で示した状態にあるとき、先端部材11を第3接続部材33の位置まで挿入することができ、先端部材11を挿入した後に前記円筒制御部材29を元の位置に戻すと前記各六角孔31a、32aが図22で示した位置に戻るため先端部材11を接続具10aから抜くことが出来なくなり固定される。
尚、前記制御ピン30bの動きについては、図22及び図23でもわかるように円筒制御部材29が通常の位置にあるときは端部30e、30fは孔30aより若干突出して凹部29a内に進出しているが、円筒制御部材29をスライドさせた場合は前記端部30e、30fは孔30aより更に突出し凹部29aに深く進出している。
また、通常同位置にある後溝31c、32cについては円筒制御部材29がスライドした後に位置がずれた状態となり、後溝31c、32cに渡って取り付けられていたバネ30dが図23にしめすように歪んだ状態となる。
図24は本発明である電動ドライバー補助具で使用するアタッチメントの正面図、図25は電動ドライバー補助具で使用するアタッチメントのH−H線断面図である。
図24及び図25に示すように、本発明である電動ドライバー補助具1、1a、1bで使用するアタッチメント36は、内部が中空36gで正面の左右側面に切り込み36a、36aを形成し前記切り込み36a、36aにより形成される正面の上下頂点部分に緩衝部材36c、36cを取り付けて後部に壁面内に球体36f、36fを埋設し更に周囲を環状バネ36eで覆った凹部36dとからなる。
前記アタッチメント36は内部が中空36gの筒状をしており、正面の左右には略V字型の切り込み36a、36aが形成されている。前記切り込み36a、36aにより形成される先端部の上下頂点部分には緩衝部材36c、36cが取り付けられている。
アタッチメント36の後部には一段径の小さくなった凹部36dが形成されており、凹部の上下中央には球体の一部を内壁面から突出させた状態で球体36f、36fが埋設されている。この球体36f、36fの直径は前記凹部36dの厚みよりも若干大きい。
更に前記凹部36dには一周に渡って環状バネ36eが取り付けられており、環状バネ36eの一部は隙間36hが設けられて完全な円を形成していない。
以上のように構成されるアタッチメント36を前記電動ドライバー補助具1、1a、1bのガイド部2に取り付ける際は、まずガイド部2の先端部2aをアタッチメント36の後端部36bより挿入する。前記先端部2aの外径はアタッチメント36の内径とほぼ等しく、そのため先端部2aをアタッチメント36内に挿通した際、球体36f、36fは外方に向かって押され環状バネ36eを広げる。
その後、先端部2aを更に挿通させてゆくと球体36fの位置と凹部2bの位置が重なり球体36fは環状バネ36eの復元力により再度内方に向かって押され球体36fの突出部分が凹部2bに収まりアタッチメント36が固定される。
図26は本発明である電動ドライバー補助具で使用するアタッチメントの第2実施例の正面図、図27は電動ドライバー補助具で使用するアタッチメントの第2実施例のI−I線断面図である。
図26及び図27に示すように、本発明である電動ドライバー補助具1、1a、1bで使用するアタッチメント37は、内部が中空37gで正面より4つの切り込み37a、37a、37a、37aを形成し前記切り込み37a、37a、37a、37aにより形成される正面の4つの頂点部分に緩衝部材37c、37c、37c、37cを取り付けて後部に壁面内に球体37fを埋設し更に板状バネ37eを備えた4つの凹部37dを備えている。
前記アタッチメント37は内部が中空37gの筒状をしており、正面には略V字型の4つの切り込み37a、37a、37a、37aが形成されている。前記切り込み37a、37a、37a、37aにより形成される先端部の4つの頂点部分には緩衝部材37c、37c、37c、37cが取り付けられている。
アタッチメント37の後部には一段下がった四角形状の凹部37dが4つ形成されており、各凹部37dの中心には球体の一部を内壁面から突出させた状態で球体37fが埋設されている。この球体37fの直径は前記凹部37dの厚みよりも若干大きい。
更に前記凹部37dには板状バネ37eが取り付けられており、板状バネ37eが前記球体37fを内方に向かって押し、球体37fの一部がアタッチメント37内に突出した状態とさせている。
以上のように構成されるアタッチメント37を前記電動ドライバー補助具1、1a、1bのガイド部2に取り付ける際は、まずガイド部2の先端部2aをアタッチメント37の後端部37bより挿入する。前記先端部2aの外径はアタッチメント37の内径とほぼ等しく、そのため先端部2aをアタッチメント37内に挿通した際、各球体37fは外方に向かって押され板状バネ37eを歪ませる。
その後、先端部2aを更に挿通させてゆくと球体37fの位置と凹部2bの位置が重なり球体37fは板状バネ37eの復元力により再度内方に向かって押され球体37fの突出部分が凹部2bに収まりアタッチメント37が固定される。
本発明である電動ドライバー補助具の正面図である。
本発明である電動ドライバー補助具のA−A線断面図である。
本発明である電動ドライバー補助具のA−A線断面図である。
本発明である電動ドライバー補助具の分解断面図である。
本発明である電動ドライバー補助具を使用した状態を示した図である。
本発明である電動ドライバー補助具の第2実施例の正面図である。
本発明である電動ドライバー補助具の第2実施例のB−B線断面図である。
本発明である電動ドライバー補助具の第2実施例のB−B線断面図である。
本発明である電動ドライバー補助具の第2実施例の分解断面図である。
本発明である電動ドライバー補助具の第3実施例の正面図である。
本発明である電動ドライバー補助具の第3実施例のC−C線断面図である。
本発明である電動ドライバー補助具の第3実施例のC−C線断面図である。
本発明である電動ドライバー補助具で使用する接続具の断面図である。
本発明である電動ドライバー補助具で使用する接続具の断面図である。
本発明である電動ドライバー補助具で使用する接続具のD−D線断面図である。
本発明である電動ドライバー補助具で使用する接続具のE−E線断面図である。
本発明である電動ドライバー補助具で使用する接続具の第2実施例の斜視一部断面図である。
本発明である電動ドライバー補助具で使用する接続具の第2実施例の一部拡大図である。
本発明である電動ドライバー補助具で使用する接続具の第2実施例の一部拡大図である。
本発明である電動ドライバー補助具で使用する接続具の第2実施例の一部拡大図である。
本発明である電動ドライバー補助具で使用する接続具の第2実施例の一部拡大図である。
本発明である電動ドライバー補助具で使用する接続具の第2実施例のF−F線断面図である。
本発明である電動ドライバー補助具で使用する接続具の第2実施例のG−G線断面図である。
本発明である電動ドライバー補助具で使用するアタッチメントの正面図である。
本発明である電動ドライバー補助具で使用するアタッチメントのH−H線断面図である。
本発明である電動ドライバー補助具で使用するアタッチメントの第2実施例の正面図である。
本発明である電動ドライバー補助具で使用するアタッチメントの第2実施例のI−I線断面図である。
符号の説明
1 電動ドライバー補助具
1a 電動ドライバー補助具
1b 電動ドライバー補助具
2 ガイド部
2a 先端部
2b 凹部
2c 開口部
2d 挿入孔
2e 環状突条
2f 中空
2g 傾斜部
2h 緩衝部材
2i ネジ
2j スペーサー
2k ベアリング
2l 切り込み
3 外円筒部材
3a 拡張部
3b 開口部
4 固定部材
4a 連結部
4b 中空
4c 中空
4d 係止突部
4e ネジ山
5 固定キャップ部材
5a 傾斜部
5b 中空
5c 中空
5d ネジ山
6 スライド部材
6a ベアリング内包部
6b 中空
6c 外ベアリング
6d 内ベアリング
6e 溝
7 内円筒部材
7a 凹部
7b 中空
7c 後端部
7d 拡張部
7e 環状バネ
8 ベアリング部材
8a ベアリング
8b 中空
9 スプリング
10 接続具
10a 接続具
11 先端部材
11a 凹部
12 連結軸
12a 先端部
12b 開口部
12c 制御球体
12d 制御球体
13 固定部材
14 緩衝部材
14a 中空
15 ブッシュ
16 シールリング
17 電動ドライバー
17a 連結部
17b 握り
17c バッテリー
18 手
19 壁
20 ベアリング部
20a 中空
20b 突起
20c ベアリング
21 内円筒部材
21a 段差
21b 拡張部
21c 中空
21d 中空
22 固定受部材
22a 連結部
22b ネジ山
22c 外中空
22d 内壁
22e 内中空
22f 後端中空
23 スライド部材
23a 突起
23b 中空
24 ブッシュ
25 ベアリング
26 ブッシュ
27 ベアリング
28 円筒制御部材
28a 後端部
28b 開口部
28c 凹部
28d 凹部
28e スプリング
28f Oリング
29 円筒制御部材
29a 凹部
29b 開口部
29c 段差
30 内ガイド筒
30a 孔
30b 制御ピン
30c 開口部
30d バネ
30e 端部
30f 端部
31 第1接続部材
31a 六角孔
31b 前溝
31c 後溝
31d 角
32 第2接続部材
32a 六角孔
32b 前溝
32c 後溝
32d 角
33 第3接続部材
33a 六角孔
34 止めリング
35 ワッシャ
36 アタッチメント
36a 切り込み
36b 後端部
36c 緩衝部材
36d 凹部
36e 環状バネ
36f 球体
36g 中空
36h 隙間
37 アタッチメント
37a 切り込み
37b 後端部
37c 緩衝部材
37d 凹部
37e 板状バネ
37f 球体
37g 中空