JP5016956B2 - 機械加工装置 - Google Patents

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Description

本発明は、機械加工のため被加工ワークを内径側でクランプして回転駆動する回転機構を設けた機械加工装置に係り、特には、上記被加工ワークの位置を検出するのに近接センサを用いる基板加熱装置に関するものである。近接センサは、近接位置の物体を非接触で検知することができるセンサである。
被加工ワークを研削や切削機械加工装置等の機械加工装置で加工する場合、被加工ワークをその機械加工装置の加工基準に適合した位置にクランプする必要がある。そのクランプのためにワーククランプ装置が用いられる。
被加工ワークには、自動車用レシプロエンジンを一例にとれば、カム軸のカム、そのジャーナル、ピストンピン、クランクジャーナル、クランクピン等、種々の部分がある。このような被加工ワークに研削加工を、数値データやプログラムに従い加工制御する機械加工装置が提案されている。(特許文献1参照)。
このような機械加工装置を用いて被加工ワークを加工する場合、被加工ワークをクランプする上記ワーククランプ装置には、被加工ワークの着座位置にエアー流出口を設け、このエアー流出口にエアー配管の一端側を連通接続すると共にエアー配管の他端側をエアー供給源に連通接続し、このエアー配管を介してエアー供給源から所定圧力のエアーをエアー流出口に流し込んで、エアー流出口からエアーの漏れが生じているか否かを圧力センサで検出することにより、被加工ワークのクランプ状態を判定するようにしたものがある。(特許文献2参照)。
しかしながら、機械加工装置での機械加工で生じた加工屑が、ワーククランプ装置に付着したり堆積したりして、被加工ワークをワーククランプ装置から取り外した後、加工屑がエアー流出口からエアー配管内に侵入しやすく、エアー流出口を塞ぐ可能性がある。このような可能性は被加工ワークの加工不良率をアップさせてしまう。また、エアー配管を塞いでいる加工屑を清掃する作業が頻繁に要求されてしまい、作業コストが高くつく。さらに、エアー配管を上記ワーククランプ装置内に引き回し設置する必要があるから配管コストが高くつく上、そのエアー配管のメンテナンスのためのコストも高くつく。さらには、ワーククランプ装置を被加工ワークと共に一体回転させる必要があるので、加工前はエアーを供給(オン)して被加工ワークの着座状態を検出し、加工中はエアー供給を停止(オフ)する必要があり、エアー供給のオンオフ制御が複雑となる。さらには、加工中はエアーの供給をオフすると、被加工ワークが正常な着座位置に存在しているはずであるのに実際は正常な着座位置(加工基準位置)からずれた位置でクランプされた状態で加工されてしまう可能性があり、このことも被加工ワークの加工不良率をアップさせてしまう。
そこで、本出願人は、鋭意研究した結果、ワーククランプ装置に従来一般の近接センサを設置することを考えた。近接センサは、被加工ワークに非接触の状態で被加工ワークの着座状態を検出することができるものと考えられる。
しかしながら、従来一般の近接センサではその検出出力を出力するために信号配線が必要であり、被加工ワークと共に一体回転するワーククランプ装置に近接センサを取り付けたのでは、上記信号配線が難しい。例えば、信号配線をワーククランプ装置側と近接センサ出力を受信処理して機械加工装置のサーボモータ制御を行う制御側とで分割配線し、分割した信号配線間をスリップリングで摺接させる方式がある。
このような方式は、機械加工装置が多数台数になると、機械加工装置設置床面上に多数の信号配線が引き回されてしまう、等により好ましくない。
特開2002−103219(2002年4月9日公開) 特開平7−40169(1995年2月10日公開)
そこで、本出願人はさらに研究を重ね、信号配線を要する近接センサではなく、その信号を無線で送信することができる無線近接センサを開発した。
しかしながら、無線近接センサの場合では、信号配線で信号を送信せず、無線で送信するために、同一機械加工装置内部に複数の無線近接センサが存在する場合でも、複数の機械加工装置内部に無線近接センサを配置した場合でも、無線近接センサそれぞれからの信号電波の相互干渉が問題となる。
したがって、本発明により解決すべき課題は、被加工ワークのクランプ状態をエアー配管や信号配線を用いずかつ上記信号電波の相互干渉という課題を解消することである。
本発明による機械加工装置は、機械加工のため被加工ワークをクランプして回転駆動する回転機構を設けた機械加工装置において、上記回転機構にセンサ取り付け部を設けると共に、このセンサ取り付け部に、被加工ワークの検出に係る検出信号を電波形態で送信する送信アンテナを備えた近接センサを配置する一方、上記回転機構に上記センサ取り付け部に連通する連通穴を設け、上記回転機構と対向する固定側に上記回転機構の回転停止時に上記連通穴の信号出口側開口と相対向して上記近接センサの検出信号を導入する導入穴を設けたことを特徴とするものである。
回転機構は特に限定しないが、回転主軸やワーククランプ装置等を挙げることができる。
上記連通穴は、ワーククランプ装置のワーク台座と回転主軸に形成する場合では、上記信号信号入口側開口はワーククランプ装置のワーク台座側に設け、信号出口側開口は回転主軸側に設ける。また、上記連通穴がワーク台座にのみ形成する場合では、上記信号信号入口側開口と、信号出口側開口は共にワーク台座側に設ける。
本発明では、近接センサを、ワーククランプ装置や回転主軸等の回転機構に組み込んで使用すると、その近接センサの非接触検出部により被加工ワークのセット位置を当該被加工ワークに接触することなく検出することができる。そして、その非接触検出部の検出信号を送信アンテナから電波送信することができる。そのため、被加工ワークのセット位置を検出するために、従来のようにワーク台座にエアー流出口を設けると共にワーク台座にエアー流出口に連通するエアー配管一端側を配管しそのエアー配管他端側にエアー供給源を接続し、エアー配管途中に配置した圧力センサでエアーの圧力状態を検出するシステムを採用する必要がなくなる。
以上から本発明では、従来システムによる被加工ワークの加工不良率のアップとか、加工屑の清掃作業とか、エアー配管の引き回し設置とか、等を無くすことができる。
また、本発明では、検出信号を電波送信することができるので、検出信号の出力に信号配線が必要で無くなる。
さらに、本発明では、回転機構にセンサ取り付け部に開口し回転機構の外径面に開口し穴内壁が電磁シールドされた連通穴を設け、回転機構の例えば外径側と対向する固定側に上記回転機構の回転停止時に上記連通穴の信号出口側開口と相対向する位置に近接センサの検出信号を導入する導入穴を設けこの導入穴に受信機の受信アンテナを配置したので、周囲の電波の影響を受けず、また周囲の電波に影響を及ぼすことなく受信機に検出信号を送信することができる。
上記近接センサは、被加工ワークを非接触で検出する非接触検出部を備えるが、この非接触検出部は、その検出方式に限定されるものではなく、電磁誘導方式型、静電容量方式、磁気方式、超音波方式、光電方式、その他の検出方式を含むことができる。
上記近接センサには、物体の存在位置を連続的に検出することができるセンサだけでなく、物体がある距離内に近づいたときにオンまたはオフするセンサ装置も含むことができる。
上記近接センサの電波の送信形態や送信周波数は、特に限定しない。
本発明の好適な一態様は、上記回転機構が回転主軸にワーククランプ装置を突設したものであり、上記ワーククランプ装置に信号入口側開口を設けると共に、上記回転主軸に信号出口側開口を設けることである。
本発明の好適な一態様は、上記回転機構が回転主軸にワーククランプ装置を突設したものであり、上記ワーククランプ装置に上記信号入口側開口と信号出口側開口とを設けることである。
なお、ワーククランプ装置のワーク台座あるいはワーククランプのいずれかに凹部等のセンサ取り付け部を設けると共にその凹部に連通する連通穴を設けてもよい。すなわち、回転機構としてワーク台座あるいはワーククランプがその回転停止時に上記連通穴の信号出口側開口が、上記導入穴の開口と相対向すればよい。
本発明の好適な一態様は、上記導入穴の開口を樹脂材で閉じることである。これは、導入穴では耐クーラント(冷却水)対策に効果がある。
本発明の好適な一態様は、上記連通穴には同軸ケーブルを配置することである。これは、検出信号が連通穴内で減衰を受けにくくなり、検出信号を十分なレベルで導入穴側に導入させることができるようになる。
本発明の好適な一態様は、上記連通穴および導入穴の少なくとも一方の穴内壁が電磁シールドされていることである。
本発明では、被加工ワークのセット位置をエアー配管や信号配線を用いずかつ上記信号電波の相互干渉という課題を起こすことなく検出することができるようになる。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。図1に機械加工装置とこの機械加工装置に用いる実施の形態の被加工ワーク検出用無線装置の概略構成を示す。
同図を参照して、この機械加工装置では、図示略のベッド上に配置されたテーブル2が移動モータ4によりx方向に摺動可能に配置されている。
テーブル2上に回転主軸6,8が対向配置されている。
両回転主軸6,8の対向面からワーククランプ装置10,12が突設されている。
被加工ワーク14はその被加工面がx方向に直径が一定である長い円筒面状をなす丸棒である。この被加工ワーク14はその両軸端が両ワーククランプ装置10,12の内径側でそれぞれクランプされて軸線c1回りに回転主軸6,8と一体回転可能になっている。
回転主軸6は主軸モータ15により回転駆動させられる。
実施の形態の被加工ワーク14は理解の都合で被加工ワーク14を上記で説明するが、本発明が対象とする被加工ワーク14は上記形状に限定されず、外周面のプロフィールが偏心カム軸のような非円形であったり、長手方向に凹凸、あるいは円錐形状、等を含む。例えば自動車用レシプロエンジンにおけるカム軸のカム、そのジャーナル、ピストンピン、クランクジャーナル、クランクピン等、種々の形状を有するものを被加工ワーク14に適用することができる。
加工工具の一例である回転砥石16は砥石モータ21により軸線c2回りに回転駆動される。回転砥石16の外周部分に砥石が装着されており、この砥石により被加工ワーク14の外周面である被加工面に研削等の加工が施される。
テーブル20は図示略の上記ベッド上に配置されたモータ18によりy方向に駆動されるようになっている。回転砥石16は、このテーブル20によりy方向に自在に進退して被加工ワーク14を加工することが可能になっている。
被加工ワーク14の両軸端それぞれのワーククランプ装置10,12の内径側には近接センサ22,24が内蔵されている。近接センサ22,24を被加工ワーク14の両軸端側に配置する必要は必ずしもなく一方の軸端側にのみ近接センサ22または24を配置してもよい。ただし、被加工ワーク14のクランプ位置ずれ検出の場合は近接センサ装置22,24を被加工ワーク14の両軸端側に配置する必要がある。
両近接センサ22,24は、被加工ワーク14に接触しないで被加工ワーク14の軸端におけるクランプ状態をそれぞれ検出してその検出に係るそれぞれのセンサデータを後述する内蔵送信アンテナにより無線で無線受信機26,28に送信する構成になっている。
この被加工ワーク14は、ワーククランプ装置10,12により機械加工装置における加工基準位置に適合した位置で加工中はそのクランプ状態を維持されることが必要である。
そのため、被加工ワーク14の両軸端がワーククランプ装置10,12の内径側における加工基準位置に適合した位置でクランプされているか否かのセンサデータが加工開始前において近接センサ22,24それぞれから無線受信機26,28に送信されるようになっている。
近接センサ22,24それぞれのセンサデータは両無線受信機26,28で受信させる必要は必ずしもなく、一方の無線受信機26,28に受信させてもよい。
これは近接センサ22,24それぞれのセンサデータには送信IDコードが含まれているので、いずれの近接センサ22,24からのセンサデータであるかを判定することができるからである。
従来では、加工中はエアー供給源からのエアー供給は停止されているため、ワーク台座のエアー流出口のエアー流出によるエアー配管内圧力の変化を圧力センサで検出することはできず、被加工ワーク14に対する加工中では被加工ワーク14はワーククランプ装置10,12で正しい位置にクランプされているものとして被加工ワーク14に加工を施さざるを得なかった。
あるいは、エアー流出口を被加工ワーク14が位置ずれする方向に複数配置し、被加工ワーク14のクランプ位置の位置ずれに応じたエアー配管内の圧力変化から被加工ワーク14のクランプ状態を判定することも可能であるが、連続的な位置ずれの検出はできず、また、複数のエアー流出口を設ける必要があるので、ワーク台座の加工コストが高くつく。
これに対して実施の形態では、ワーク台座に単に近接センサ22,24を内蔵させるだけでよく、ワーク台座の加工コストはさほど高くつくものとはならない。
こうして両無線受信機26,28それぞれが受信したセンサデータは制御装置30に入力される。この制御装置30はプログラマブルロジックコントローラ(PLC)により構成することができる。制御装置30は、CPU、メモリ等を有し、CPUは、無線受信機26,28からのセンサデータを監視しつつ、メモリに記憶されている制御プログラムに従いモータ等の駆動回路32を駆動して被加工ワーク14に対する加工を制御するようになっている。
この制御プログラムはシーケンスプログラムで構成し、被加工ワーク14に対して種々の加工を実施する場合、PLCは無線受信機26,28からのセンサデータ以外に、図外のセンサ、アクチュエータ等からなる各種の入出力機器31に接続されて、予め格納されたシーケンスプログラムを実行しながら機械加工装置内の被加工ワーク14の加工に対するシーケンス制御を行うようにしてもよい。
また、上記メモリに例えば被加工ワーク14の加工プロフィールデータを記憶させ、CPUをこの加工プロフィールデータに従い、テーブル2,20の移動を制御させ、被加工ワーク14に対して任意の加工を施すと共に、ワーククランプ装置10,12に内蔵した近接センサ22,24からのセンサデータに基づいて被加工ワーク14が加工プロフィールの加工基準位置にクランプされているかを検出しつつ被加工ワーク14に対する加工を施すようにしてもよい。
図2を参照してワーククランプ装置10,12内における近接センサ22,24の設置を説明する。図2は図1のA−A線断面構成を示す。ただし、図2中に示す近接センサ22の内部構造の詳細は略し、回路ブロックを模式的に示している。
まず、近接センサ22の設置について説明する。近接センサ24の設置は、近接センサ22と同様なのでその説明は略する。ワーククランプ装置10は、ワーククランプ34と、ワーク台座36とを備える。ワーク台座36の内径側における台座面(ワーク着座面)にはセンサ取り付け部として近接センサ22の設置用凹部38が形成されている。近接センサ22はこの凹部38内に収納設置される。図に示す凹部38の形状は模式的であり、例えばワーク台座36を上下貫通していてもよい。
上記近接センサ22は、内部が密封された樹脂製筐体42を有し、この筐体42内部に、被加工ワーク14に非接触で該被加工ワーク14のクランプ状態を検出する非接触検出部44と、上記検出に係るセンサデータを無線で送信するためのデータ形態に処理する信号処理部46と、上記信号処理部46からのセンサデータを無線送信する送信アンテナ48を内蔵している。
筐体42の樹脂材は、耐熱性を有し強度も高い樹脂が好ましく、この樹脂には例えば、ポリイミド系、ポリアミドイミド系、ポリアミド系、エポキシ系、ポリエステル系(ポリエチレンテレフタレート系やポリエチレンナフタレート系等含む)、ポリスルホン系、ポリカーボネート系、ナイロン系、ポリブチレンテレフタレート(PBT)などの樹脂がある。
図3を参照してワーク台座36上での被加工ワーク14のクランプ状態を説明する。図3(a)に被加工ワーク14がその回転中心点O1がワーク台座36の内径側上の設置点O2から図示左側にずれてワーククランプ34でクランプされている場合を示し、図3(b)に一致してクランプされている場合を示し、図3(c)に図示右側にずれてクランプされている場合を示す。
図4にワーク台座36の内径側上での被加工ワーク14のクランプ位置での近接センサ22の非接触検出部44の検出レベルを示す。図4で横軸に被加工ワーク14のワーク台座36の内径側上におけるワーク位置をとり、縦軸に近接センサ22の非接触検出部44の検出信号レベルをとる。
近接センサ22の非接触検出部44は、被加工ワーク14が図3(a)の位置でクランプされている場合は図4の検出レベルでレベルaのセンサデータを出力し、図3(b)の位置でクランプされている場合は図4の検出レベルで最大のレベルbのセンサデータを出力し、図3(c)の位置でクランプされている場合は図4の検出レベルでレベルcのセンサデータを出力する。
以上の検出レベルのデータを含むセンサデータが近接センサ22の送信アンテナ48から送信される。このセンサデータは無線受信機26により受信され、制御装置30に入力される。制御装置30はそのセンサデータから被加工ワーク14がワーク台座36に対して図3(a)や図3(c)で示す位置に位置ずれしている場合では、例えば、テーブル20の移動量や、あるいは回転砥石16による加工速度、加工時間等を制御(サーボ制御等)したり、あるいは、テーブル2を図示略のテーブル上に配置された移動モータ18でy方向に移動制御(サーボ制御等)したりする。これによって、被加工ワーク14に対して回転砥石16により正常に加工することができるようになる。
図5を参照して近接センサ22からの検出信号の電波送信と、受信機26での受信を説明する。図5は図1の図中左側のワーククランプ装置10を矢印B方向から見た要部の部分断面図である。
回転機構であるワーククランプ装置10のワーク台座36の内径側に設けた凹部38に開口(信号入口側開口)しかつワーク台座36から回転主軸6の外径側に開口(信号出口側開口)し穴内壁が金属材で電磁シールドされた連通穴90を設ける。このワーク台座36が金属材で構成されているのでとりわけ穴内壁を金属材で構成する必要はない。
一方、機械加工装置における上記回転機構である回転主軸6の外径側と対向する固定側であるテーブル2に、回転主軸6の回転停止時に上記連通穴90の信号出口側開口と半径方向で相対向する位置に近接センサ22の検出信号を導入する導入穴92を設けると共にこの導入穴92に受信機26の受信アンテナ26aを配置する。この導入穴92の穴内壁も、上記連通穴90と同様、金属材で構成されている。
上記構成では、近接センサ22の送信アンテナ48からの送信電波TEは、穴内壁が電磁シールドされた連通穴90と導入穴92とを経て受信アンテナ26aに送信されるから、その送信電波TEが低電力で送信されても受信アンテナ26aでその送信電波TEを十分な受信感度で受信することができる。また、これと同時に、その送信電波TEは弱い上に穴内壁が電磁シールドされた連通穴90と導入穴92を伝送するので、その周囲の他の電波との相互干渉を起こさずに済むようになる。その結果、近接センサ22の送信に要する電力消費を低減することができ、また、電波の相互干渉を起こさないので、周囲の機械加工装置やその他の機器、機械等に対して悪影響を及ぼさずに済むので好ましい。
なお、図6で示すように、上記導入穴92の開口を樹脂材94で閉じて、耐クーラント(冷却水)対策を施してもよい。機械加工装置では、被加工ワーク14を回転砥石16で研削等の機械加工する場合に、装置等の冷却に冷却水を用いるため、その冷却水が導入穴92に浸入しないようにすることが好ましいからである。一方、連通穴90側では近接センサ22が筐体42で密封されており、耐クーラント(冷却水)対策を施されているから、連通穴90を樹脂材で閉じる必要は無いが、閉じてもよい。これは、送信電波が冷却水の影響を受けないようにするためである。
また、図7で示すように、連通穴90に同軸ケーブル96を配置して、送信電波の減衰を抑制し、導入穴92にその送信電波を導入させることができるようになる。同軸ケーブル96の両端からその芯線を引き出し、引き出した芯線を例えばコイル状に成形しておくことにより、同軸ケーブル96一端側の芯線で近接センサ22からの送信電波を高感度で受信し、他端側の芯線からの送信電波を受信アンテナ26aで高感度で受信させることができる。
また、図8で示すように、連通穴90はワーク台座36に形成し、テーブル2にボス98を設けると共に、このボス98に連通穴90の信号出口側開口に相対向する位置に近接センサ22の検出信号を導入する導入穴92を設けると共にこの導入穴92に受信機26の受信アンテナ26aを配置してもよい。こうすれば、連通穴90を回転主軸6に設ける必要がなくなり、また、連通穴90の形状も単純化し安価に成形可能となって好ましい。
なお、図示を略するが、例えば、図6では主軸6の外径側に信号出口側開口を設けたが、主軸6の外側面や内側面に信号出口側開口を設けてもよいし、ワーク台座の形状を変更してその信号出口側開口を当該ワーク台座36の外側面や内側面に設けてもよい。
図9を参照して無線近接センサ22の構成をさらに詳しく説明する。無線近接センサ22の筐体42は一例として円筒形状であり、その一端側開口には、コップ形状のキャップ50が装着され、このキャップ50の中に、フェライトコア52が配置されている。フェライトコア52には検出コイル54が巻回されている。これらは無線近接センサ22のセンサヘッドを構成することができる。検出コイル54はその近傍に被加工ワーク14が存在すると、検出コイル54と被加工ワーク14との電磁誘導作用により検出コイル54の抵抗成分やインダクタンス成分が変化(検出コイル54のQ値が変化)する。これにより検出コイルは非接触検出部の一部を構成する。キャップ50の開口側には基板56が配置されている。この基板56の裏面側には回路部品58が搭載されている。基板56は、フェライトコア52の背面側と内装支持基板60とで支持されている。
基板56の平坦表面に送信アンテナ48が図10で示すようにループアンテナ形状で形成されている。
筐体42の他端側内周面は電池搭載室64とされ、この電池搭載室64に一次電池や二次電池等の各種の電池66が搭載可能になっている。ワーククランプ装置10から電源が供給される場合はこの電池搭載室64は設ける必要がない。
筐体42の他端側は開口しており、この開口はねじ込み式キャップ68により閉塞されるようになっている。キャップ68の内面には電池66の接点を与えるスプリング70が設けられている。電池66は、交換可能であると共に、このキャップ68の締め付け装着により、そのプラスとマイナス側両接点が非接触検出部44やデータ処理部46を構成する回路部品58に対する電源供給ラインに接続され、電池電源を回路部品58に供給することができるようになっている。
筐体42はキャップ68によりその開口を閉塞された状態でその内部が気密封止される構造になっている。この場合、キャップ68に図示略のOリングを装着してもよい。また筐体42の内部には好ましくは耐クーラント(冷却水)対策のため樹脂が充填されてもよい。
図11を参照して、無線近接センサ22の回路構成を説明する。無線近接センサ22は、回路として、上記した非接触検出部44と、データ処理部46と、送信アンテナ48と、を備える。上記非接触検出部44とデータ処理部46には電池66電源が供給される。
非接触検出部44は、上記した検出コイル54と、発振部72と、検波部74と、出力部76とを有する。発振部72は検出コイル54のQの変化により発振振幅や発振周波数が変化する。高周波型にあっては、発振部72の発振振幅を検波部74で検出し、この検波部74の検出出力に応じて被加工ワーク14の存在や近接を検出することができる。この検出の結果であるセンサデータを出力部76からデータ処理部46に出力する。
データ処理部46は、センサデータの演算やその他の制御をするCPU78と、他の無線近接センサを識別するIDコードやその他のデータを記憶しているRAM80と、制御プログラムを記憶しているROM82とからなるマイクロコンピュータ84と、マイクロコンピュータ84からのセンサデータ(送信周波数(キャリア)、IDコード(識別コード)、非接触検出部44の検出出力)を入力し、IDコードと検出出力を上記キャリアで変調して送信信号を生成して出力する送信出力部86と、を備える。
データ処理部46からのセンサデータは、ループアンテナ形状の送信アンテナ48から空中へ電波の形で放射される。この場合、筐体42は樹脂製であるので、この電波は筐体42外へ放射することができる。
なお、データ処理部46のCPU78は、電池66の寿命を長くするため、非接触検出部44からセンサデータを入力した場合、無線通信を0.5秒間だけワンショット送信し、上記以外は待機状態(ストップモード)にして電池66の消費を抑制するようになっている。
なお、被加工ワーク14が例えば図12で示すように一端側がクランプされるような円盤状あるいは短円筒状でもよい。例えば、鋳造成形されたアルミニウム合金製のホイール等でもよい。このような被加工ワーク14ではその両端をワーククランプ装置10,12でクランプせず図示するように一端側をワーククランプ装置10のワーククランプ34とワーク台座36とでクランプし、図中軸線c4回りに被加工ワーク14を回転させつつy方向に移動制御する一方で、図中軸線c3回りに回転しx方向に移動自在な回転砥石16で上記被加工ワーク14を加工する形態とすることができる。この場合、近接センサ22は、ワーク台座36のセンサ取り付け部である凹部38に内蔵するとよい。
以上説明したように本実施の形態では、近接センサ22を、ワーククランプ装置10に組み込んで使用すると、その近接センサ22の筐体42内部の非接触検出部44により被加工ワーク14のクランプ状態を被加工ワーク14に接触することなく検出することができる。そして、その検出に係るセンサデータを近接センサ22の信号処理部46により無線で送信することができる形態に処理した後、近接センサ22の送信アンテナ48から送信することができる。そのため、被加工ワーク14のクランプ状態を従来のようにワーク台座にエアー流出口を設けると共にワーク台座にエアー流出口に連通するエアー配管一端側を配管しそのエアー配管他端側にエアー供給源を接続し、エアー配管途中に配置した圧力センサでエアーの圧力状態を検出するシステムをとる必要がなくなる。
以上から実施の形態の近接センサをワーククランプ装置に組み込んだ場合、上記従来システムによる被加工ワークの加工不良率のアップとか、加工屑の清掃作業とか、エアー配管の引き回し設置とか、等を無くすことができる。
また、本発明の近接センサは、無線でセンサデータを送信することができるので、センサデータを出力させる信号配線が必要で無くなる。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内で、種々な変更ないしは変形を含むものである。
図1は本発明の実施の形態に係る機械加工装置の概略構成を示す図である。 図2は図1のA−A線断面図である。 図3はワーク台座に対する被加工ワークのクランプのワーク位置ずれを示す図である。 図4はワーク台座上での被加工ワークのワーク位置での近接センサからの検出レベルを示す図である。 図5は図1の図中左側のワーククランプ装置10を矢印B方向から見た要部の部分断面図である 図6は図5に対応し変形例を要部のみで示す図である。 図7は図5に対応し他の変形例を要部のみで示す図である。 図8は図5に対応したさらに他の変形例を要部のみで示す図である。 図9は図1で示す近接センサの構成を示す断面図である。 図10は図1の近接センサが備えるループアンテナの構成を示す図である。 図11は近接センサの電気的な概略構成を示す図である。 図12は機械加工装置の他の例を示す図である。
符号の説明
2 テーブル
4 移動モータ
6,8 主軸
10,12 ワーククランプ装置
14 被加工ワーク
16 回転砥石
21 砥石モータ
20 テーブル
22,24 近接センサ
26,28 無線受信機
30 制御装置
32 駆動回路
42 筐体
44 非接触検出部
46 信号処理部
48 送信アンテナ
90 連通穴
92 導入穴

Claims (7)

  1. 機械加工のため被加工ワークをクランプして回転駆動する回転機構を設けた機械加工装置において、
    上記回転機構にセンサ取り付け部を設けると共に、このセンサ取り付け部に、被加工ワークの検出に係る検出信号を電波形態で送信する送信アンテナを備えた近接センサを配置する一方、上記回転機構に上記センサ取り付け部に連通する連通穴を設け、
    上記回転機構と対向する固定側に上記回転機構の回転停止時に上記連通穴の信号出口側開口と相対向して上記近接センサの検出信号を導入する導入穴を設けた、ことを特徴とする機械加工装置。
  2. 上記導入穴に受信機の受信アンテナを配置した、ことを特徴とする請求項1に記載の機械加工装置。
  3. 上記回転機構が回転主軸にワーククランプ装置を突設したものであり、上記ワーククランプ装置に信号入口側開口を設けると共に、上記回転主軸に信号出口側開口を設けた、ことを特徴とする請求項1または2に記載の機械加工装置。
  4. 上記回転機構が回転主軸にワーククランプ装置を突設したものであり、上記ワーククランプ装置に上記信号入口側開口と信号出口側開口とを設けた、ことを特徴とする請求項3に記載の機械加工装置。
  5. 上記導入穴の開口を樹脂材で閉じることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の機械加工装置。
  6. 上記連通穴に同軸ケーブルを配置した、ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の機械加工装置。
  7. 上記連通穴および導入穴の少なくとも一方の穴内壁が電磁シールドされている、ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の機械加工装置。
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