JP5016437B2 - 集合ブリッジ型鋳造中子 - Google Patents

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Description

本発明は、総括的にはガスタービンエンジンに関し、より具体的には、ガスタービンエンジンにおける超合金タービンブレードの鋳造に関する。
ガスタービンエンジンでは、空気が、圧縮機内で加圧されかつ燃焼器内で燃料と混合されて、高温燃焼ガスを発生するようになる。タービン段においてガスからエネルギーが取り出されて、圧縮機に動力を供給し、またターボファン航空機ガスタービンエンジン用途においてファンに動力を供給するような外部の仕事を行うようになる。
各タービン段は、固定タービンノズルを含み、固定タービンノズルは、対応するタービンロータブレードの列内に燃焼ガスを吐出するノズルベーンの列を有する。各ブレードは、半径方向内側流路境界を形成する一体形のプラットフォームからスパンにわたって半径方向外向きに延びる翼形部を含む。プラットフォームは、対応するローブを有する支持ダブテールに対して一体形に結合され、支持ダブテールは、支持ロータディスクの周辺部に形成されたダブテールスロット内に取付けられる。
第1段タービンブレードは、燃焼器から、対応する第1段タービンノズルを通して高温燃焼ガスを最初に受ける。タービンブレードは一般的に、その中に内部冷却回路を備えた中空であり、内部冷却回路は、運転時に翼形部上を流れる燃焼ガスからの異なる熱負荷に対して翼形部の異なる部分を冷却するような特殊な構成にされる。
タービン翼形部は、ほぼ凹面形の正圧側面と円周方向に対向するほぼ凸面形の負圧側面とを含み、これら正圧及び負圧側面は、プラットフォームにおける根元から半径方向外側先端までスパンにわたって半径方向に延び、かつ対向する前縁及び後縁間で翼弦にわたって軸方向に延びる。翼形部は、前縁から後方に翼形部の最大幅又は隆起領域までその厚さが急激に増大し、次いで翼形部の比較的薄い後縁までその幅が徐々に先細になりかつ減少する典型的な三日月形半径方向輪郭又は断面を有する。
内部冷却回路は、数多くの構成を有し、それらの全ては、根元から先端まで延びかつ翼形部の対向する側壁をブリッジ結合する一般的には無孔かつ中実な半径方向仕切り壁によって翼弦方向に分離された比較的長くかつ細い半径方向冷却チャネルを共有している。
様々な内部冷却チャネルは一般的に、翼形部の翼弦中間領域全体にわたって蛇行構成に配置することができる。翼形部の前縁及び後縁領域は一般的に、普通は内部インピンジメント冷却を行うための有孔仕切り壁をその中に有する専用の冷却チャネルを含む。
様々な翼形部冷却チャネルは、ダブテールの底面からダブテール及びブレードプラットフォームを貫通して上向きに延びて運転時に圧縮機から抽気された加圧空気の一部分を受けるようになった対応する入口チャネルを有する。チャネルは、フィルム冷却孔のような様々な出口を翼形部側壁内に有する。
タービンブレードは運転時に支持ロータディスクと共に回転するので、それらタービンブレードは、大きな遠心荷重及び対応する応力を受ける。遠心荷重は、翼形部先端から半径方向内向きに増大し、取付けダブテールを介して支持ロータディスクに伝えられる。
さらに、各タービンブレードは、その半径方向スパン及び軸方向の翼弦全体にわたってまた対向する正圧及び負圧側面全体にわたって、異なる熱負荷を受け、それら異なる熱負荷はそれに対応して、運転時に圧縮機から抽気される空気の量を最少にしてそれに対応してエンジン効率を増大させるような異なる内部冷却を必要とする。
回転タービンブレードのこれらの例示的な機械的及び熱的作動条件を考慮して、タービンブレードは一般的に、高い作動温度において大きな強度を有する超合金金属で鋳造することによって、個々のブレードの長い有効寿命を保証するように製造される。一般的なタービンブレード材料には、ニッケル又はコバルト基超合金が含まれ、これらの超合金は、タービンブレードの複雑な内部及び外部形状を形成するための相応する鋳造法、すなわち一般的には鋳物結晶粒の方向性凝固又は単結晶冶金学的構成を達成するための最先端の鋳造方法を必要とする。
普通の鋳造法は、ロストワックス法であり、この方法は、ダブテールから翼形部先端までタービンブレードの様々な内部空隙又はフローチャネルを形成する複雑なセラミック中子を製作することで始まる。ダブテールは一般的に、2つ又は3つの比較的広くかつ短い入口チャネルを含み、他方、翼形部は一般的に、より多くの比較的細くかつ長いフローチャネルを含む。
従って、セラミック中子は、翼形部内に様々な長い冷却チャネルを形成する対応する数の比較的長くかつ細いセラミック脚部と、ダブテールを貫通して延びる短い入口チャネルを形成する比較的少数の短くかつ広い支持ステムとを有する。脚部及びステムは、適切な箇所で互いに適当に結合され、また適当な強度を有する統合及び相互連結型のセラミック中子組立体を形成するために、一般的には翼形部先端及びダブテール底面において互いに集団にまとめられる。
ロストワックス鋳造法では、中子は先ず始めに、ダブテールから翼形部先端までタービンブレードの3次元(3D)構成を精密に形成する1対のマスタ鋳型内部に配置される。空間又は空隙が、中子とこれを囲むワックス鋳型との間に形成され、ワックス鋳型は、後で鋳造された金属ブレードにおける得られた金属の外部構成を形成する。
しかしながら、中子と鋳型との間の空隙は、始めにワックスで満たされ、このワックスが3Dブレード形状に固化する。鋳型が除去され、そのようにして鋳造したブレードのワックスバージョンをセラミックスラリーシェル内に囲み、このセラミックスラリーシェルを適当に硬化させる。
硬化させたシェルからワックスを溶融させて除去すると、セラミック中子とそのようにして形成したシェルとの間に再び空隙が残る。
空隙は次に、溶融金属で満たされ、溶融金属は、個々のブレードを鋳造するために使用されている超合金金属に必要な方向性又は単結晶構成のいずれかで適当に凝固する。
セラミックシェル及びセラミック中子は次に、例えば化学的溶脱によって適当に除去されて、そのようにして鋳造した超合金金属ブレードが後に残る。中実中子は、冷却回路の中空内部チャネルで置き換えられる。中子脚部及びステム間の空隙は、翼形部の対向する正圧及び負圧側面並びにそれらに対応するダブテールの対向する側面を互いに構造的にブリッジ結合する超合金金属で置き換えられる。
得られた鋳造タービンブレードは、その半径方向スパン、軸方向翼弦及び円周方向幅全体にわたって大きく変化する3D構成を有するので、内部冷却回路は、対応する半径方向仕切り壁によって分離されたその複数の脚部とタービンブレードの外周縁を形成する比較的薄い側壁とを考慮すると、より一層複雑な形状を有する。
次に複雑な3Dタービンブレードのために特殊な構成にされなくてはならないセラミック中子は、長くかつ細いセラミック脚部を対応して形成するその比較的大きい長さ対幅及び厚さを考慮するとその構成がさらに一層複雑である。これらの細長い脚部は、鋳造工程時に溶融金属の高温度に耐えるために使用する高強度セラミック材料を考慮すると、極めて脆弱である。
従って、セラミック中子は、極めて壊れ易く、また中子自体の製造時、中子の取扱い中及び鋳造工程時に不慮の破損を受け易い。中子歩留りは、鋳造法における根本的な設計パラメータである。
統計学的には、製作中子のうちの小さなパーセンテージが、その製作時及びその使用時に破損することになると、それに対応した製造工程のコストの増大を招くことになる。鋳造工程の前に破損した中子は一般的に、廃却される。鋳造工程時に破損した中子は一般的に、そのようにして鋳造したタービンブレードの廃却をも招くことになる。
従って、セラミック中子の設計は、該セラミック中子を補強するための特徴形状部を含み、これらの特徴形状部は本来的に、鋳造されるタービンブレードの最終構成によって制限される。より厚い又はより太いセラミック中子によりそれに対応して、得られる鋳造金属の減少を考慮すると、より薄くかつより脆弱なタービンブレードが形成される。タービンブレードの外部3D構成は、エンジンの所望の空気力学的性能及び効率によって制限され、単に中子をより大きく作ること又はブレードをより大きく作ることは、タービンブレードの効率及び性能を低下させる。
しかしながら、共通のセラミックブロックを用いて、中子脚部を翼形部先端において互いにブリッジ結合することが知られている。また、別のセラミックブロックを用いて、中子ステムをダブテールの底面において互いにブリッジ結合することも知られている。さらに、セラミック脚部を互いにブリッジ結合して全体的な強度を増大させるために、小さなセラミックタイを細長いセラミック脚部間に選択的に設置することもできるが、これらのタイは、得られたタービンブレード内に内部冷却性能にとって望ましくない可能性がある流路を必然的に生じることになる。
最終ブレードの翼形部先端及び根元近くで必然的に端部間結合される蛇行冷却回路の脚部を一般的に支持するための個々のセラミック結束帯を比較的太い中子ステムと1つ又はそれ以上の細長い中子脚部との間に設けることも従来から行われている。
個々の結束帯は、最終タービンブレードにおける支持金属の減少という犠牲のもとでセラミック中子における一時的補強を与えるように、一般的に比較的長くかつ細く、最小限の断面積を有する。結束帯は、鋳造後にダブテール入口と蛇行回路の対応する脚部との間に小さなフローチャネルを形成するので、最終タービンブレードにおける望ましくない流れ連通を遮断するために、その小さなフローチャネル内には小さな金属ボールがろう付けされるのが普通である。
従って、中子結束帯によって形成された空隙は、一般的にダブテールローブとブレードプラットフォームとの間のそのシャンク部領域内でのタービンブレードの機械的連続性及び強度を妨げる。最終ブレードにおけるこの支持金属の減少は、ブレード強度を低下させることと、鋳造工程における中子の歩留りを高めてブレードの製造コストを低減するように脆弱なセラミック中子の強度を増大させることとの間の不可欠な妥協である。
タービンブレードの設計をさらに複雑化させるのは、内部冷却回路の絶えず増大する複雑さと内部冷却回路内の個々の半径方向冷却チャネルの数とであり、この冷却チャネルの数の増大は、それに対応して、セラミック中子内により薄くかつ一層多くの細長いセラミック脚部を必要とする。1つの現在研究中の最新式タービンブレードでは、細長い中子結束帯を使用することによって多数の細長いセラミック脚部をさらに補強しているが、それらの細長い結束帯は、それら自体が破損し易く、この結束帯の破損もまた、セラミック中子を使用不能にする。
米国特許第5,165,852号公報 米国特許第5,193,980号公報 米国特許第5,356,265号公報 米国特許第5,660,524号公報 米国特許第5,813,835号公報 米国特許第6,036,441号公報 米国特許第6,126,396号公報 米国特許第6,340,047 B1号公報 米国特許第6,984,103 B2号公報 米国特許第7,097,426 B2号公報 米国特許出願公開第2007/0128034号公報 General Electric Company, "Turbine Blade Casting," in public use or on sale in USA more than one year before 12-01-2006, shingle page
従って、その中に細長い内部冷却チャネルを有するタービンロータブレード用の改良型のセラミック中子を提供することが望まれている。
タービンブレード用の鋳造中子は、シャンク部の上方で延びる複数のロッド部を含む。ロッド部は、ブレードの翼形部内に内部冷却チャネルを形成し、またシャンク部は、ブレードのダブテール内に入口チャネルを形成する。複数のスタブ部は、シャンク部に対して結合されたバルブ部において互いに集合されかつ外向きに放射状に延びてロッド部のうちの異なるロッド部と一体形に結合して、中子の強度を増大させるようにする。
好ましくかつ例示的な実施形態により、本発明は、その更なる目的及び利点と共に、添付図面に関連して行った以下の詳細な説明において一層具体的に説明する。
図1に示すのは、高温燃焼ガスからエネルギーを取り出すためにガスタービンエンジン内で使用するように構成された第1段タービンロータブレード10である。ブレードは、内側プラットフォーム14からスパンにわたって半径方向に延びる翼形部12を含み、内側プラットフォーム14は次に、取付けダブテール16に結合されて単体構造組立体を形成する。
プラットフォーム14は、エンジン内の燃焼ガス流路の半径方向内側境界の一部分を形成し、また隣接するプラットフォームと隣接して、支持ロータディスク(図示せず)の周辺部から半径方向外向きに延びる完全なタービンブレードの列を形成する。
ダブテール16は、ロータディスク周辺部の相補形ダブテールスロット内に取付けるように構成された対応するタング又はローブを備えた例示的な軸方向挿入式ダブテールであり、ロータディスクは、運転時におけるディスクの回転作動の間にタービンブレードによって発生した遠心荷重を支える。
図1及び図2に示す翼形部12は、ほぼ凹面形の正圧側面18と円周方向に対向するほぼ凸面形の負圧側面20とを含み、これら側面18及び20は、プラットフォーム14における根元22から半径方向外側先端24までスパンにわたって半径方向に延びる。これら2つの側面はまた、対向する前縁及び後縁26及び28間で翼弦にわたって軸方向に延びる。
翼形部12は、複数の長くかつ狭いフローチャネル1〜8によって形成された内部冷却回路を含み、複数のフローチャネル1〜8は、翼形部の根元から先端までスパンにわたって半径方向に延びかつ前縁及び後縁間で翼弦にわたって軸方向に間隔を置いて配置され、また翼形部の対向する正圧及び負圧側面をブリッジ結合した対応する半径方向仕切り壁30によって分離される。仕切り壁30は、例えば翼形部前縁背後の第1のチャネル1を除いて無孔であるのが好ましく、この第1のチャネル1は、第2のチャネル2を通って流れる冷却空気32により前縁内側にインピンジメント冷却を行うためのインピンジメント孔の列を仕切り壁内に含む。
翼弦中間チャネル3〜7は、端部間結合で配列されて、後縁近くの第7のチャネル7で始まりかつ第2のチャネル2の背後の第3のチャネル3で終わる例示的な5経路蛇行回路を形成する。第8のチャネル8は、専ら後縁を冷却するために後縁の直前に配置される。
翼形部チャネルは、対応する短くかつ広い入口チャネル34によって冷却空気を供給され、入口チャネル34は、ダブテール16の底面からプラットフォーム14までスパンにわたって半径方向に延び、プラットフォームにおいて冷却チャネルのうちの選択冷却チャネルと結合する。図1に示す例示的な実施形態では、3つの入口チャネル34は、従来通りの方式でガスタービンエンジン(図示せず)の圧縮機から加圧冷却空気32を受けるための対応する入口をダブテール底面内に有する。
図1に示す内部冷却回路は、運転時に翼形部上を流れる燃焼ガスによって生じた異なる熱負荷に対して必要な翼形部の内部冷却を行うためのあらゆる従来通りの構成を有することができる。翼形部は一般的に、その正圧及び負圧側面を貫通する多数の小さなフィルム冷却吐出孔を含み、これらの吐出孔は、翼形部の外面に外部断熱を行うために使用済み内部冷却空気を対応するフィルムの形態で吐出する。また、後縁は一般的に、薄い後縁を冷却するのに使用済み冷却空気を吐出するための出口孔又はスロットの列を正圧側面上に含む。
しかしながら、図1に示す例示的なタービンブレードにおいて重要なのは、多数の内部冷却チャネル1〜8であり、それらの内部冷却チャネル1〜8は長手方向に翼形部の根元から先端まで延び、従ってそれらの軸方向幅及び円周方向厚さに対して比較的長くかつ細い。言い換えると、8つのフローチャネルの各々の長さは、その半径方向断面積又は周囲長さ(胴囲)よりも実質的に長く、また一般的には数倍大きく、例えば10倍又はそれ以上の倍数ほど大きい。
従って、図1において部分的に仮想線で示し、また図2において部分的に斜視図で示した例示的なセラミック鋳造中子36は、対応して細長いセラミック脚部を必然的に含まなくてはならず、これらの脚部は、極めて壊れ易くかつ脆弱であり、従って上に述べた破損及び歩留りの問題を免れない。
図2には、鋳造中子36の関連部分を示しており、鋳造中子36は、個々の中実鋳造脚部を含み、これらの鋳造脚部は、図1に示す例示的タービンロータブレード10内の全ての内部冷却チャネル1〜8及び入口チャネル34を形成する空隙又は空間に、その構成が同一なものとして対応している。
上述したように、セラミック中子は、セラミック材料の組成及び構成が従来通りであり、中子の強度を大きく増強してその破損を減少させかつ中子歩留りを高めるために導入したその特殊な変更を除けば、図1に示すタービンブレード10を鋳造するために従来通りに構成することができる。
第2のフローチャネル2は、一体形の入口チャネル34を有し、また第8のフローチャネル8も同様に、一体形の入口チャネル34を有するので、それらに対応するセラミック脚部は、比較的太くかつ頑丈であり、また良好な鋳造歩留りを達成するのに十分な強度を有する。また、第1の冷却チャネル1は、第2の冷却チャネル2との間の仕切り壁内のインピンジメント孔の列によって該第2の冷却チャネル2に結合されているので、それらの孔はまた、最初の2つのフローチャネルに対応するセラミック脚部を互いに一体形にブリッジ結合し、それによって対応してセラミック中子のこの部分の強度が増大させる対応するセラミックタイによって鋳造することができる。
しかしながら、翼形部の翼弦中間領域全体にわたって設置された5つのチャネル3〜7は、端部間結合した5経路蛇行構成として配列されるので、この蛇行構成は、比較的脆弱であり、製作及び鋳造工程時に脆性破壊を受け易い。
図2は、従来型の前縁及び後縁中子脚部を示しており、これら脚部は、中子組立体全体の構造的一体性及び強度を増大させるために、さらに外側先端ブロックにおいて互いに連結することができ、また内側底面ブロックにおいても互いに連結することができる。しかしながら、中子に対する改良は、その5経路蛇行中央部分に見出され、この中央部分は、それに取り付けられた共通の外側及び内側支持ブロックがあるのにもかかわらず、付加的な構造補強部も含んでいる。
より具体的には、図2に示す鋳造中子36は、中実セラミック材料で形成された複数の長くかつ細い脚部又はロッド部38、40を含む。これらのロッド部は、長手方向スパンにわたって延び、互いにほぼ平行でありかつ対応する空間又は空隙42だけ翼形部の翼弦方向に間隔を置いて配置される。
中実ロッド部38、40は、中空フローチャネル3〜7の鋳造相補体であるので、それら中実ロッド部は、対応して細長く、個々のロッド部の胴囲(周囲長さ)又は直径を大きく越えた個々の長さを備えており、その長さが直径よりも例えば10倍又はそれ以上の倍数ほど大きい場合がある。
幾つかのロッド部38、40は、幾つかのフローチャネル3〜7と直接対応し、また幾つかの空隙42は、チャネル間の好ましくは無孔の仕切り壁30と対応することになる。
さらに、セラミック中子はまた、ロッド部のうちの参照符号38で示す一次ロッド部に対して一体形に結合されかつ参照符号40で示すその他の二次ロッド部の下方に適当に間隔を置いて配置された比較的より厚いステム部又はシャンク部44を含む。中実シャンク部44は、図1に示すダブテール内の中間入口チャネル34と対応しており、その短い長さと大きな胴囲により比較的強度がありかつ太い。
図2に示す一次及び二次中子ロッド部38、40は、これもまた図2に示す蛇行フローチャネル3〜7の断面構成と完全に一致した例示的な断面構成を有しており、ほとんどの場合、翼形部断面の円周方向厚さの方が、その前縁及び後縁間における翼形部の翼弦方向幅における厚さよりも大きい。これと対照的に、シャンク部44は、翼弦方向の幅が翼厚円周方向の厚さよりも大きい。
従って、シャンク部44は、比較的強度があり、蛇行フローチャネルのうちの第1の経路7を形成する一体形の一次ロッド中子部38を先ず始めに支持する。次に、4つの二次中子ロッド部40が、二次ロッド部の頂部及び底部に交互に配置された対応する180°方向転換部つまり屈曲部において端部間結合されて、対応する5経路連続中子セグメントを形成する。また、4つの二次ロッド部40は、その流れ順序が6−5−4−3である第2〜第5の蛇行チャネルを形成する。
5つの中子ロッド部38、40の外端部つまり頂端部は、その強度を高めるために、従来通りの方式で外側ブロックに連結することができる。
しかしながら、4つの二次ロッド部40の内端部は、冷却回路の連続蛇行構成を維持するために、下方シャンク部44の頂部の手前で必然的に終端しなくてはならず、従ってシャンク部44の上方に吊下げられかつ間隔を置いて配置される。この領域内に構造補強部がない状態では、そのように吊下げられた二次ロッド部40は、製作時及びタービンブレードを鋳造するための取扱い工程中に容易に破損し、その結果中子歩留りを低下させることになる。
従って、図2に示すセラミック中子36は、特殊な位置に置かれかつ特殊な構成にされた局所的拡大部つまり中実バルブ部46を含むように変更され、このバルブ部46は、シャンク部44の頂部に対して一体形に結合されかつシャンク部から二次ロッド部40の底部に向けて比較的短い高さだけ上向きに延びる。
それに対応して、複数の短い連結タイつまり中実スタブ部48が、バルブ部46の頂部において互いに集合されかつ外向に放射状に延びて、二次ロッド部40の底部において該二次ロッド部40のうちの対応する異なる二次ロッド部と一体形に結合する。このようにして、片持ち支持された又は吊下げられた二次ロッド部40は、相互連結部のボリュームを最小にしながら該相互連結部の強度を最大にするように短いスタブ部48及びブリッジ結合バルブ部46のトラス構成によって、太いシャンク部44の頂部に対してまとめて一体形に結合される。
バルブ部46及び統合型のスタブ部48によって形成された集合結合部は、製作時、取扱い中及び鋳造工程時におけるセラミック中子の強度を増大させるためのみに望ましいものであるので、その寸法及び質量は、その補強効果を最大にしかつ運転時における遠心荷重を支えるために必要な鋳造ブレード内での最終金属の減少を最小にするのを保証しながら、最小にすべきである。
図1及び図2に示すセラミック中子36は、その他の点では従来型のロストワックス鋳造法において使用されており、この鋳造方法は、最終3Dタービンブレード10の所望の外部構成を形成する1対のマスタ鋳型50の内部にセラミック中子36を配置することから始まる。
最終タービンブレードのワックスバージョンを形成するために、中子と鋳型の内壁との間に設けられた空間又は空隙において該鋳型内にワックス52が注入される。
次にセラミックスラリーシェル54が、固化したワックスブレードの周りに適当に形成され、かつ適当に硬化される。
セラミックシェル54の内部から、ワックスを適当に溶融させかつ除去すると、後に中子及びシェル間に空隙及び空間が残る。
その翼形部、プラットフォーム及びダブテールを含む鋳造ブレード10を形成するために、次に中子とシェルとの間の空間内に溶融金属が鋳込まれる。
次に、凝固したタービンブレードから例えば化学的溶脱によってシェル54及び中子36を適当に除去することができ、それによって、蛇行回路のための一次及び二次ロッド部38、40を含む中子の幾つかのセラミック脚部に対応する内部冷却チャネル1〜8が現れる。また、3つの入口チャネル34は、中間シャンク部44のような中子の対応するシャンク部44に対応する。
さらに、図2に示す共通の中実バルブ部46は、図1に示す中間入口チャネル34の頂部側壁内に共通の中空ポケット56を後に残す。また、個々の中実スタブ部48は、5経路蛇行回路の対応する脚部3〜7と流れ連通したポケット56から外向きに放射状に延びる対応する管状チャネル又はシュート58を後に残す。
しかしながら、開放ポケット56及び開放シュート58は、5経路蛇行冷却回路の冷却性能を有効でないものにすることになるので、これら開放ポケット56及び開放シュート58は、その後の製造工程において閉鎖される。
例えば、図1に示す個々のシュート58は、対応するプラグによって適当に塞ぐことができ、その例示的な形状は、シュート内にろう付けされてシュートを介しての流れ連通を遮断しかつ阻止する球形金属ボール60である。このようにして、シュート58の各々は、共通の中間入口チャネル34と蛇行回路の2つの底部流れ方向転換部との間の流れ連通を遮断して、次に蛇行回路の5つの脚部間における連続した完全な流れを保証する対応するプラグ60を含む。
従って、図2に示すセラミック中子36は、共通のバルブ部46及び集合スタブ部48によって選択的に構造補強されて、その全体を図1に示しかつその一部を図2に示した対応する独特のタービンブレード10を鋳造する。
中子シャンク部44は、ブレードダブテール内に相補形の入口チャネル34を形成する。一次及び二次中子ロッド部38、40は、相補形の蛇行冷却チャネル3〜7を形成する。バルブ部46は、入口チャネル34の側壁内に相補形の共通ポケット56を形成する。また、短いスタブ部48は、共通ポケット56に集合されかつ該共通ポケット56から外向きに放射状に延びる相補形の管状シュート58を形成する。
連結スタブ部48は、図3における拡大図に示しており、また図1に示すろう付けシュート58に対応している。スタブ部48の各々は、円錐状又は截頭円錐状であり、断面積又は胴囲が対応する二次ロッド部40から共通バルブ部46まで増大するのが好ましい。
それに対応して、スタブ部48によって同一形状にされたろう付けシュート58は、共通ポケット56と対応する冷却チャネル3〜6との間で同様の円錐状であり、それらの間で流れ断面積が減少する。図3は、相補形の中子特徴形状部と対応する図1のブレード特徴形状部を括弧付きの参照符号の表示で示している。
このようにして、個々のスタブ部48自体の強度をさらに増大させると共に共通のブリッジ結合バルブ部46を用いて全体としての強度を増大させるために、各スタブ部48は、それが共通バルブ部46に滑らかに連続するにつれて次第に広く拡がる。それに対応して、得られた円錐状シュート58の各々は、共通ポケットから円錐状シュートの入口内に凹接されてその中にシールをろう付けするための円形座部を有する。
図3に示す個々のスタブ部48は、得られたシュート58を後で塞ぐためにボール60を通過させることができるほど十分な厚さ又は胴囲を有しなくてはならないので、これらスタブ部48は必然的に、この領域における鋳造金属の最終厚さ及び質量を減少させ、その荷重支持能力を低下させる。
従って、スタブ部48の各々は、共通バルブ部46との間にあって、隣接するスタブ部を翼弦方向に共通バルブ部46にブリッジ結合する薄いウェブ部62において共通バルブ部46に滑らかに連続するのが好ましい。ウェブ部62は、弓形であり、スタブ部48と共通バルブ部46に対する該スタブ部48の結合部との翼弦方向間で凹状のフィレットを形成するのが好ましい。
このようにして、共通バルブ部46とのスタブ部48の結合部の厚さの局所的減少は、セラミック中子の溶脱後に残る、最終ダブテール16における共通ポケット56の周りの局所的により厚い金属に対応する。
しかしながら、薄いウェブ部62ですらも、個々のスタブ部と共通バルブ部46との間に構造補強を与えて、それらの全体的強度を増大させ、かつ対応する中子歩留りを高める。
上述したように、連結スタブ部48は、共通バルブ部46から外向きに放射状に延びるのが好ましく、またバルブ部46から対応する二次ロッド部40まで互いに分岐して広がるのが好ましい。複数のスタブ部48のこの分岐した配向及び共通の連結バルブ部46は、二次ロッド部40をその下方の太い共通シャンク部44に互いに固定結合する機械的V字形トラスを形成する。
図3に示す例示的な実施形態では、共通シャンク部44は、4つの二次ロッド部40の直ぐ下方で長手方向にスパン方向に整列しており、また一次ロッド部38との間で浅い角度で傾斜した一体形の翼厚方向屈曲部又はレッジ部64によって、該一次ロッド部38から翼弦方向にオフセットしている。このようにして、共通の大きなシャンク部44は、二次ロッド部及びレッジ部又は屈曲部の下方で整列して、一次ロッド部38と一体形に結合する。
共通バルブ部46は次に、レッジ部64の頂部から長手方向上向きに延びることができ、集合スタブ部48は、二次ロッド部40との統合型のブリッジ又はトラスの形態でさらに上向きに延びる。傾斜したレッジ部64は、二次ロッド部及びシャンク部間の空隙42の大きな部分を維持し、この空隙部分は、後で金属で満たされて、最終タービンブレードにおける遠心荷重を支える。
バルブ部46は、レッジ部64のおけるシャンク部の頂部及びスタブ部48に結合する二次ロッド部40の底部との間のほぼ中間つまり半分スパンの高度つまり高さで終端するのが好ましい。これは、個々の二次ロッド部40をスパン方向に十分長くしてシャンク部レッジ部64に近づけ、それに対応してシャンク部44の高さを高くして二次ロッド部の底部に近づけることによって達成することができる。
この時、バルブ部46の高さは、レッジ部と二次ロッド部との間の垂直方向空間の下半部を占有し、個々のスタブ部48は、それらの間の空間の上半部を占有することができる。
従って、スタブ部48は、比較的短くかつ太くかつその胴囲が徐々に拡大して、短くかつ太い共通バルブ部46に結合して集合組立体を形成し、この集合組立体は、その構造剛性及び強度をさらに増大させて中子歩留りを高める。
図1〜3は、タービンブレード10と該タービンブレード10のために特殊な構成にされた鋳造中子36との例示的な実施形態を示している。この実施形態では、二次ロッド部40の4つが、一次ロッド部38に対して一体形に端部間結合されて、互いにほぼ平行でありかつ共通中子シャンク部44の上方で延びる細長いロッド部の5脚蛇行構成を形成する。
連結スタブ部48のうちの2つだけが共通バルブ部46上に集合され、またシャンク部44の上方で2つの対応する二次ロッド部40を一体形に支持する。例えば、4つの二次ロッド部40は、図1に示す第3及び第4のフローチャネル3、4の底部における流れ方向転換部、並びに第5及び第6のフローチャネル5、6の底部における流れ方向転換部に対応したU字状反転屈曲部66において、対の形態として互いに結合される。
4つの二次ロッド部40及びこれらに取り付けられた一次ロッド部38は、ほぼ同一平面内にあり、比較的脆弱な組立体を形成する。2つのスタブ部48は、他の2つの外側寄り二次ロッド部40から翼弦方向内側寄りにオフセットした2つの直接隣接する中間二次ロッド部40の直ぐ下方で2つの屈曲部66と結合して、5つの蛇行ロッド部を互いに統合し、そうでなければ脆弱なそれらロッド部の組立体を実質的に補強する。
2つのスタブ部48は、互いに接近して配置され、ウェブ部62において共通バルブ部46と結合し、第4及び第5のフローチャネル4、5に対応する2つの内側寄りロッド部40の直ぐ下方において対応する下方屈曲部66まで翼弦方向外向きに広がり、また第3及び第6のフローチャネル3、6に対応する2つの外側寄りロッド部40から翼弦方向に間隔を置いて配置される。
このようにして、蛇行中子形状内の長くかつ脆弱な細い二次ロッド部40は、それらの間に比較的大きな空隙42を維持しながら、互いにかつ共通中子シャンク部44に対して固定相互結合することができる。従って、セラミック中子は、中子歩留りを高めるために強度が補強されるが、得られたポケット56及びシュート58は依然として、最終鋳造タービンブレード10内で比較的小さなボリュームを有し、鋳造空隙42を囲む金属は、運転時における大きな遠心荷重を支えるのに十分な強度をもたらす。
上述したように、タービンブレードを鋳造するためのセラミック中子は、全く従来型のものであり、該中子を補強しかつ中子歩留りを高めるための様々な機構を含む。中子の様々な脚部は、従来通りの方式で図2に示す上方及び下方ブロックにおいて互いに連結することができ、また付加的に補強するために、限られた数の翼厚方向脚部タイを使用することができる。
しかしながら、図2に示す二次ロッド部の下端部を付加的に支持するために独立しかつ個別の中子タイを使用する代わりに、短くかつ集合した連結スタブ部を使用して、製作及び鋳造工程における取扱いの両方において、並びに最終タービンブレード自体おいて上記の様々な利点を得ることができる。
集合スタブ部は、共通の支持バルブ部を利用して、そのボリュームを最小にしながらその強度を増大させ、それによってタービンブレードの回転運転時に大きな遠心荷重を支える鋳造金属の囲繞ボリュームを最大にするようにする。
従って、集合スタブ部は、他のタービンブレードの構成のための、特にそれに対応して細長くかつ脆弱である多数の内部冷却チャネルを有する最新式のタービンブレード用の鋳造中子の他の構成において、選択的に使用することができる。
例えば、図4は、対応する鋳造中子70の構成を使用して、上記のロストワックス鋳造法によって形成することができる第1段タービンロータブレード68の別の実施形態を概略的に示している。図4は、相補形の中子特徴形状部に対応するブレード特徴形状部を括弧付きの参照符号の表示で示している。
この実施形態では、翼形部12は、9つの内部冷却チャネル1〜9を有しており、ダブテール16内に3つの対応する入口チャネル34を備えている。
第1及び第2の冷却チャネル1、2は、図1に示す冷却チャネルと同様であり、翼形部前縁の内側をインピンジメント冷却するために、該第1及び第2の冷却チャネル間に有孔仕切り壁を有する。チャネル8及び9は、同様な構成を有しており、従来通りの方式で後縁の内側をインピンジメント冷却するために、該チャネル間に有孔仕切り壁を備えている。
しかしながら、翼形部の翼弦中間領域は、最新式の冷却構成を有しており、チャネル3、4、5は、端部間結合されて3経路蛇行冷却回路を形成し、中間入口チャネル34が、先ず始めに、ガスタービンエンジンの圧縮機から抽気された冷却空気32を第3チャネル3に供給する。
第3チャネル3は、翼形部の対向する正圧及び負圧側面18、20をブリッジ結合し、他方、第4及び第5のチャネル4、5は、負圧側面20の内側に設置され、かつ翼形部の翼弦又は翼形中心線に沿って延びる対応する仕切り壁によって正圧側面から隔てられる。
それらの翼弦方向仕切り壁は、有孔であり、第4及び第5のチャネル4、5を翼形部正圧側面18の内側でスパンにわたって延びる対応する第6及び第7の冷却チャネル6、7と結合する。このようにして、同じ冷却空気が、先ず始めにチャネル3、4、5における内部蛇行冷却に使用され、次いで翼形部正圧側面の内表面をインピンジメント冷却するために、翼弦方向仕切り壁を通して第6及び第7のフローチャネル6、7内に吐出される。使用済み冷却空気は次に、翼形部の正圧側面内の様々なフィルム冷却出口孔を通して吐出される。
タービンブレード68を鋳造するための対応するセラミック鋳造中子70もまた、図4に関連部分を示している。図2に示す中子と同様に、中子70は、上方及び下方セラミックブロックを含み、下方シャンク部44は、一次鋳造ロッド部38と一体形に上向きに上方ブロックまで延びる。二次ロッド部40の2つは、一次ロッド部38の頂端部に対して一体形に端部間結合されて、3脚部蛇行構成を形成し、3つのフローチャネル3、4、5に対応するほぼ平行なロッド部は、ほぼ同一平面内にある。
二次鋳造ロッド部40の別の2つは、蛇行構成内の対応する二次鋳造ロッド部40とほぼ平行に間隔を置いて配置されかつ該対応する二次鋳造ロッド部40から隔てられて、第6及び第7のフローチャネル6、7に対応している。
2つの正圧側面二次ロッド部40は、小さな連結タイの列によって2つの負圧側面二次ロッド部40に結合され、これらの連結タイは、鋳造ブレード内に対応するインピンジメント孔の列を形成する。
次に、この構成では、4つの二次ロッド部が互いに一体形に連結され、さらに共通の一次ロッド部38の頂部にある単一の反転屈曲部によって該共通の一次ロッド部38に結合される。
従って、支持バルブ部46は、シャンク部44の頂部における傾斜レッジ部64上に導入することができ、連結スタブ部48のうちの3つだけが、共通バルブ部46上で集合されかつ外向きに放射状に延びて、4つの二次ロッド部40を付加的に支持する。
例えば、2つの連結スタブ部48は、翼形部正圧側面の2つの隔てられた二次ロッド部40の底端部と一体形に結合し、また単一のスタブ部48は、2つの蛇行二次ロッド部40の底部屈曲部66と一体形に結合して、該2つの蛇行二次ロッド部40を付加的に支持するようにする。
3つの連結スタブ部48は、共通バルブ部46の上方で、それらの上方に配置された二次ロッド部40との結合部まで、三角形構成として互いに分岐して広がるか或いは間隔を置いて配置されるのが好ましい。
このようにして、個々の支持スタブ部48は、長さが比較的短く、かつ共通の支持バルブ部46と滑らかに連続するように円錐状であり、スタブ部とバルブ部との間に対応する薄いウェブ部62を備えている。
また、3つのスタブ部48及び共通バルブ部46の集合構成は、最小限のボリュームを使用して、対応するフローチャネル4〜7に向って収束する3つの円錐状シュート58で終端する得られた三尖ポケット56の周りに鋳造される金属のボリュームをそれに対応して最大にしながら、セラミック中子の強度を大きく増大させる。
上述のセラミック中子の様々な実施形態内に比較的小形の集合スタブ部を導入することによって、長くかつ細い二次ロッド部は、より強度がある共通中子シャンク部と構造的に統合して、中子組立体自体並びに個々のスタブ部の強度を大きく増大させるようにすることができる。より強度がある中子は次に、鋳造工程中における一層容易な取扱いを可能にすると共に、比較的薄い壁のタービンブレードの鋳造壁厚さに対する一層安定した制御を行いながら、中子歩留りの大きな増大を得ることができる。
最終鋳造タービンブレードは、共通ポケット及びろう付けシュートに最小のボリュームを有し、ブレードの回転運転時における大きな遠心荷重を支持するのに利用できる状態で残る囲繞金属を最大にするようにする。
本明細書では、本発明の好ましくかつ例示的な実施形態であると考えられるものについて説明してきたが、当業者には、本明細書の教示から本発明のその他の変更が明らかになる筈であり、従って、全てのそのような変更は、本発明の技術思想及び技術的範囲内に属するものとして特許請求の範囲で保護されることが望まれる。
従って、本特許によって保護されることを望むものは、提出した特許請求の範囲に記載しかつ特定した発明である。
ガスタービンエンジン用の第1段タービンロータブレードの部分断面側面図。 図1に示すタービンブレードをロストワックス鋳造法により製造するために使用するセラミック中子の一部分の概略図。 図2に示すセラミック中子の一部分の拡大斜視図。 対応する実施形態によりタービンブレードを鋳造するための別の実施形態によるセラミック中子の部分断面概略側面図。
符号の説明
1〜9 フローチャネル
10 ロータブレード
12 翼形部
14 プラットフォーム
16 ダブテール
18 正圧側面
20 負圧側面
22 根元
24 先端
26 前縁
28 後縁
30 仕切り壁
32 冷却空気
34 入口チャネル
36 鋳造中子
38 一次ロッド部
40 二次ロッド部
42 空隙
44 シャンク部
46 バルブ部
48 スタブ部
50 マスタ鋳型
52 ワックス
54 シェル
56 ポケット
58 シュート
60 ボール
62 ウェブ部
64 レッジ部
66 反転屈曲部
68 ロータブレード
70 鋳造中子

Claims (8)

  1. ダブテール(16)に対して一体形に結合されたプラットフォーム(14)からスパンにわたって延びる翼形部(12)を有するタービンロータブレード(10)を鋳造するための鋳造中子(36)であって、
    スパンにわたって延びて前記翼形部(12)内の冷却チャネル(3〜7)に対応する複数の翼弦方向に隣接する一次及び二次ロッド部(38、40)と、
    一次ロッド部(38)に結合されかつ複数の二次ロッド部(40)の下方に間隔を置いて配置されて前記ダブテール(16)内の入口チャネル(34)に対応するシャンク部(44)と、
    前記シャンク部(44)に対して一体形に結合されかつ前記二次ロッド部(40)の手前まで延びるバルブ部(46)と、
    前記バルブ部(46)において互いに集合されかつ外向きに放射状に延びて前記二次ロッド部(40)のうちの異なる二次ロッド部と一体形に結合する複数のスタブ部(48)と、
    を含み、
    前記バルブ部(46)が、前記入口チャネル(34)の側壁内のポケット(56)に対応し、
    前記スタブ部(48)が、円錐状であり、前記ポケット(56)から放射状に延びかつ前記二次ロッド部(40)までその面積が減少するシュート(58)に対応し、
    前記スタブ部(48)が、前記バルブ部(46)との間のより薄いウェブ部(62)において該バルブ部(46)に滑らかに連続し、
    前記より薄いウェブ部(62)が、前記ポケット(56)の周りの前記ダブテール(16)内の局所的により厚い金属に対応する
    ことを特徴とする、中子。
  2. 前記シャンク部(44)が、前記二次ロッド部(40)の下方でスパン方向に整列しかつ前記一次ロッド部(38)との間の一体形の翼厚方向レッジ部(64)によって該一次ロッド部(38)から翼弦方向にオフセットされ、
    前記バルブ部(46)及びスタブ部(48)が、前記レッジ部(64)との統合型のブリッジとして該レッジ部(64)から上向きに延びる、
    請求項記載の中子。
  3. 前記ウェブ部(62)が、前記スタブ部(48)間で翼弦方向に凹状であり、
    前記バルブ部(46)が、前記スタブ部(48)において、前記シャンク部(44)と前記二次ロッド部(40)との間のほぼ中間の高さで終端する、
    請求項記載の中子。
  4. 前記一次ロッド部(38)に対して一体形に端部間結合されて5脚蛇行構成を形成した前記二次ロッド部(40)の4つをさらに含み、
    前記バルブ部(46)及び2つの集合スタブ部(48)が、前記二次ロッド部(40)の底部にある2つの対応する屈曲部(66)において該二次ロッド部(40)を一体形に支持する、
    請求項記載の中子。
  5. 前記2つのスタブ部(48)が、他の2つの二次ロッド部(40)から翼弦方向にオフセットした2つの直接隣接する二次ロッド部(40)の下方で前記2つの屈曲部(66)と結合する、請求項記載の中子。
  6. 前記一次ロッド部(38)に対して一体形に端部間結合されて3脚蛇行構成を形成した前記二次ロッド部(40)の2つと、
    前記蛇行構成における前記二次ロッド部(40)のうちの対応する二次ロッド部から隔てられた該二次ロッド部(40)の別の2つと、をさらに含み、
    前記バルブ部(46)及び3つの集合スタブ部(48)が、前記蛇行二次ロッド部(40)の底部にある対応する屈曲部(66)において該蛇行二次ロッド部(40)を一体形に支持し、かつ前記隔てられた二次ロッド部(40)の底部において該隔てられた二次ロッド部(40)を支持する、
    請求項記載の中子。
  7. 前記3つのスタブ部(48)が、前記バルブ部(46)の上方で三角形構成として互いに分岐して広がる、請求項記載の中子。
  8. 前記中子シャンク部(44)、バルブ部(46)及びスタブ部(48)を囲む前記ダブテール(16)に対して一体形に結合された前記プラットフォーム(14)から延びかつ前記一次及び二次ロッド部(38、40)を囲む前記タービン翼形部(12)の形態として該中子の周りに金属鋳造品をさらに含む、請求項記載の中子。
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