JP5013417B2 - 繰出容器 - Google Patents

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Description

本発明は繰出容器に関し、詳しくは、簡単に組み付け操作が行える繰出容器に関する。
クリーム,ゲル状物,ペースト状物等を繰出して使用する繰出容器が種々提案されている。(例えば,特許文献1参照)
上記特許文献1の容器は、一端がアプリケータ壁によって閉止された下端開口の筒状をなす本体を具備し、本体の内壁にシール状態で当接して摺動可能なピストンを備え、該ピストンをアプリケータ壁に向けて駆動して製品をしてアプリケータ壁を通過させる駆動機構を伴うロッドを備えている。ロッドは外周に螺条を備え、ピストン中央の透孔を貫通しており、透孔部分でその内周面とロッド外周面とを螺合させ、ロッドを回動させることによってピストンを螺動上昇させて収納物をアプリケータ壁より吐出する如く構成している。
特許第3699924号公報
上記したこの種の繰出容器は組み付けの際にロッドとピストンとを螺着させなければならない面倒がある。特にピストンの上部には収納物が充填されるため、ロッドの最下降位置までピストンを相対的に螺動下降させなければならず、組み付け操作に時間が掛かり、また、その操作も面倒が伴うものであった。
本発明は上記した点に鑑みてなされたもので、組み付け操作を極めて簡単に行えるとともに、組付け後の機械的安定性を図れ、操作上の不都合もなく円滑な繰出操作を行える繰出容器を提案するものである。
本発明の繰出容器は、ケース体と、駆動部材と、中皿と、固定筒とを備えている。
ケース体は中皿が上昇可能な内周面を備えた筒状をなし、内部に装着した中皿上に化粧品等の繰出用の収容物を収容する。ケース体は吐出口を開口した頂板を備えたものであっても、上端を開口したものであっても良い。ケース体の内面形態は円筒形状であっても、非円筒形状であってもよいが、駆動機構が回転を伴うものであるため、中皿ひいては収容物の回転防止を考慮して非円筒形状のものが好ましく採用される。ケース体は合成樹脂等により形成することができるが、その他の材質、例えば、金属,ガラス等でで形成しても良い。
駆動部材も合成樹脂等により形成され、ケース体内中央に回転可能に起立した螺軸を回転させることにより、螺軸と螺合した中皿を螺動上昇させる。そのため、ケース体の外部から回転操作ができる様に装着されている。外部からの回転操作のために、例えば螺軸下端部に連設した把持部をケース体内下端部に露出させ、把持部を掴んでの回動が可能に構成しても良く、或いは、螺軸下端部に連設した回転基部外周にフランジ状の円盤を突設し、該円盤の一部をケース体周壁より突設しても良い。また、駆動部材は上方から中皿を打設する如く構成しているため、下端部の把持部や回転基部は平面に対して安定した載置が可能な形態のものを採用すると良く、例えば、比較的開口面積の広い筒状等を採用すると良い。その場合、特にケース体が上端開口のものの場合にはケース体に駆動部材を装着した後に中皿を打設することが考えられ、下端面がケース体周壁下端面と同一平面上にある如く構成すると良い。
中皿は、周縁部を液密に摺動させるため、柔軟性,弾力性に富む材質で形成するとよく、例えば、エラストマーや合成樹脂等を好ましく採用できる。中皿は上方から打設により駆動部材に装着することができるものであり、特に、ケース体が上端開口形態のものの場合にはケース体に駆動部材を装着した後打設することができる。この場合、ケース体の内周面が非円形であっても後から装着が可能である。また、くるくる回転させて最下降位置まで回転装着させるという面倒を解消できる。打設を行う上で重要な係合突片は、一枚であっても複数枚であっても良いが、安定した操作を求める上で、螺軸の周囲を囲繞した状態で複数枚立設するのが最も好ましい。また、窓孔周縁部に立設した係合突片の内面を螺軸に螺合させる際の螺条片の数も、単数でも複数でも適宜選択することが可能である。
固定筒は合成樹脂等により形成され、上方からの打設により装着することができる。この場合、すでに装着した中皿の各係合突片が外方に突出している場合があっても、固定筒により内方へ押し込んで補正することができる。固定筒の各係合突片外面への係止は単に密嵌により係止させても良く、或いは凹凸係合手段により係止させても良い。
第1の手段として、以下の通り構成した。即ち、筒状のケース体Aと、ケース体A内中央に回転可能な螺軸11を立設し、外部からの回転操作が可能に装着した駆動部材Bと、中央の窓孔20に螺軸11を貫通するとともに、外周縁をケース体A内周に摺動可能に嵌合させ、且つ、窓孔20周縁部に立設した係合突片23の内面を螺軸11に螺合させた中皿Cと、各係合突片23の外周に嵌合させた固定筒Dとを備えている。
第2の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段に於いて、前記ケース体Aの下面と駆動部材Bの下面とが同レベルに位置する如く構成した。
第3の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段に於いて、前記ケース体Aは、周壁2内下部に上げ底状の底壁4を備えた上端開口の筒状をなすとともに、底壁4中央に備えた挿通孔3周縁より弾性支持突片5が起立してなり、前記駆動部材Bは、挿通孔3より挿入した螺軸11外周の下向き段部に、螺軸11の回転が可能に各弾性支持突片5の先端を係止させ、螺軸11下端に連設した把持部10下面がケース体周壁2の下面と同レベルに位置する如く構成した。
第4の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段乃至第3の手段のいずれかの手段に於いて、前記ケース体Aの内周面が非円筒形状をなす。
本発明の繰出容器は、組み付け操作の際に螺軸11上方からの打設により中皿Cを装着することができるため、中皿Cと螺軸11とを相対的に最後まで螺動装着するという手間を省け、時間的にも、技術的にも組み付け操作が容易となる。また、固定筒Dの存在で一旦装着した中皿Cの螺動上昇操作に円滑性を欠く虞れはなく、操作不良となる等の不都合を確実に防止できる。
前記ケース体Aの下面と駆動部材Bの下面とが同レベルに位置する如く構成した場合には、螺軸11上方からの中皿Cの打設を行う場合に螺軸11が下方へ移行してしまったり、或いは不安定な状態で真っ直ぐに中皿Cが下降しなかったり等の不都合を確実に防止でき、安定した打設を行うことが出来る利点がある。
周壁2内下部に上げ底状の底壁4を備えた上端開口の筒状をなすとともに、底壁4中央に備えた挿通孔3周縁より弾性支持突片5が起立してなるケース体Aを採用し、また、挿通孔3より挿入した螺軸11外周の下向き段部に、螺軸11の回転が可能に各弾性支持突片5の先端を係止させ、螺軸11下端に連設した把持部10下面がケース体周壁2の下面と同レベルに位置する如く構成した駆動部材Bを採用した場合には、ケース体Aに駆動部材Bを装着した後に中皿Cの打設が可能となり、安定状態で載置したケース体A及び駆動部材Bに対して中皿Cの打設が行えて、部材の変形,離脱等の不都合を生じる可能性が極めて減少する。
前記ケース体Aの内周面が非円筒形状をなす場合には、駆動部材Bの回動による螺軸11の回転で中皿C及び収容物が一緒に回転してしまうという不都合を確実に防止でき、収容物の確実な上げ下げを行える。
以下、本発明の実施例の形態を図面を参照して説明する。
図1及び図2は繰出容器1の一例を示すもので、繰出容器1は、ケース体Aと、駆動部材Bと、中皿Cと、固定筒Dとを備えている。
ケース体Aは、楕円筒状の周壁2を備え、周壁2内部の下端よりやや上方位置に、中央に挿通孔3を穿設した底壁4を一体に延設している。挿通孔3の周縁部の底壁4からは周方向複数の弾性支持突片5を立設している。各弾性支持突片5は、挿通孔3の中心に向かって傾斜上昇する円弧板状をなしている。尚、弾性支持突片として、円錐台形筒状のものを採用しても良い。
駆動部材Bは、把持部10上に螺軸11を立設して構成している。把持部10は、筒部10a の上端縁よりフランジ10b を延設して構成しており、螺軸11は、下端部がフランジ10b 内周縁より起立する筒状で、上部を棒状に形成しており、筒状部の上部より棒状部の上端部までの間の外周に螺条12を周設し、螺条12下方の筒状部には下向き段部13を周設している。そして、ケース体Aの下方より螺軸11を挿通孔3に挿通して、各弾性支持突片5を押し開いて強制的に下向き段部13に各弾性支持突片5の上面をそれぞれ係止させて、ケース体Aに対して回転可能に装着している。把持部10の下面はケース体周壁2下面と同レベルとなる如く構成しており、載置平面上に載置した際に下面が載置平面に当接する如く構成している。そして、回転させる際には、例えばケース体A外部から筒部10a を握って回転させることができる。
中皿Cは、中央に窓孔20を穿設した底板21の周縁部に楕円筒状で上端縁をテーパ状に外方へ傾斜させた摺動部22を延設し、また、窓孔20の周縁部には、周方向4枚の係合突片23を一体に立設している。各係合突片23の外面の同レベルにはそれぞれ係合突条24を突設しており、また、対向する一対の係合突片23の内面には、駆動部材Bの螺軸11の螺条12と螺合する螺条片25をそれぞれ突設している。
そして、この様に構成した中皿Cを、駆動部材Bを装着したケース体Aの上方よりケース体A及び駆動部材Bに対して打設装着する。打設装着は、例えば、摺動部22をケース体周壁2の上端部に嵌合させて、底板21を上方から押し下げることにより下方所定位置まで下降させて装着する。その際、摺動部22はケース体周壁2内周を摺動下降し、また、各係合突片23は、螺条片25が突設してあるものに関しては各螺条片25が螺軸11の螺条12を乗り越える如く外方へ弾性変形しつつ下降し、螺条片25のないものはそのまま下降して最下降位置まで下降する。
固定筒Dは、各係合突片23の外周に嵌合させるもので、筒壁30上端縁より内方へフランジ部31を延設して構成している。筒壁30の内周には各係合突片23の外面の係合突条24と係合する係合凹条32を周設している。そして、中皿C装着後、ケース体A上方より打設して嵌着させる。固定筒Dの存在で各係合突片23が外方へ弾性変形してしまうことを防止している。尚、図中Eはキャップで、着脱可能にケース体Aに装着している。
上記の如く構成した繰出容器1を使用する場合に付いて説明する。図1の状態からキャップEを外し、把持部10を掴んで回動させれば、螺軸11が回転して中皿Cを螺動上昇させ、中皿C上の収容物を上昇させてケース体Aの上端開口より突出させ、使用することができる。使用後は、筒部10a を反対方向に回動させれば中皿Cが下降し、収容物がケース体A内に下降する。
繰出容器の縦断面図である。(実施例1) 固定筒及び中皿の一部切欠き斜視図である。(実施例1)
符号の説明
1…繰出容器
A…ケース体
2…周壁,3…挿通孔,4…底壁,5…弾性支持突片
B…駆動部材
10…把持部,10a …筒部,10b …フランジ,11…螺軸,12…螺条,
13…下向き段部 C…中皿
20…窓孔,21…底板,22…摺動部,23…係合突片,24…係合突条,25…螺条片
D…固定筒
30…筒壁,31…フランジ部,32…係合凹条
E…キャップ

Claims (4)

  1. 筒状のケース体Aと、ケース体A内中央に回転可能な螺軸11を立設し、外部からの回転操作が可能に装着した駆動部材Bと、中央の窓孔20に螺軸11を貫通するとともに、外周縁をケース体A内周に摺動可能に嵌合させ、且つ、窓孔20周縁部に立設した係合突片23の内面を螺軸11に螺合させた中皿Cと、各係合突片23の外周に嵌合させた固定筒Dとを備えていることを特徴とする繰出容器。
  2. 前記ケース体Aの下面と駆動部材Bの下面とが同レベルに位置する如く構成した請求項1記載の繰出容器。
  3. 前記ケース体Aは、周壁2内下部に上げ底状の底壁4を備えた上端開口の筒状をなすとともに、底壁4中央に備えた挿通孔3周縁より弾性支持突片5が起立してなり、前記駆動部材Bは、挿通孔3より挿入した螺軸11外周の下向き段部に、螺軸11の回転が可能に各弾性支持突片5の先端を係止させ、螺軸11下端に連設した把持部10下面がケース体周壁2の下面と同レベルに位置する如く構成した請求項1記載の繰出容器。
  4. 前記ケース体Aの内周面が非円筒形状をなす請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の繰出容器。
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