JP5010689B2 - フレーム同期信号を符号化するための方法および装置 - Google Patents

フレーム同期信号を符号化するための方法および装置 Download PDF

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Description

本発明は、移動通信システムにおける同期技術に関し、より詳細には、フレーム同期信号のための符号化方法および装置に関する。
移動通信システムにおいて、タイミング同期を実現し、かつ、セルのサーチ(セルIDの取得)またはセルグループのサーチ(セルグループIDの取得)を完了するために、ユーザ装置(user equipment)(UE)は、基地局(base station)と情報を交換する前に、初期アクセス手順を実行する必要がある。タイミング同期は、シンボル同期とフレーム同期とを含む。一般に、UEは、基地局によって送信されたプライマリ同期(primary−synchronization)(P−SCH)信号を検出することによって、シンボル同期を実現し、そして、基地局によって送信されたセカンダリ同期(secondary−synchronization)(S−SCH)信号を検出することによって、フレーム同期を実現する。UEがフレーム同期を実現する間にセルまたはセルグループのサーチを完了することを可能にするために、S−SCH信号は、セルIDまたはセルグループIDの情報を運ぶ。
第3世代パートナーシッププロジェクトのロングタームエボリューション(3rd Generation Partnership Project Long Term Evolution)(3GPP LTE)標準では、各無線フレーム(10ms)は、第0サブフレームおよび第5サブフレームの直交周波数分割多重(orthogonal frequency division multiplexing)(OFDM)シンボル内にそれぞれ配置された、2つのS−SCH信号を有し、それらの間の送信間隔は5msである。それぞれのS−SCH信号は、2つのセカンダリ同期コード(secondary synchronization code)(SSC)シーケンスを含み、各SSCシーケンスは、31の長さを有するM個のシーケンスによって形成されるシーケンスセットからそれぞれ選択される。シーケンスセットは、SSCシーケンスセットと呼ばれ、各SSCシーケンスは、SSCシーケンスセットの要素である。したがって、各無線フレームの各S−SCH信号内に含まれる2つのSSCシーケンスは、一般に、(Sa,Sb)と表され、aおよびbは、それぞれ、上記のシーケンスセット内での2つのSSCシーケンスのインデックスを表す。
インデックスaおよびbの値は、ショートコード(short codes)と呼ばれ、そのため、SaおよびSbを含むS−SCHは、インデックスaおよびbによって形成された、コードワード(codeword)[a,b]として識別されてもよく、このコードワードはS−SCHコードワードと呼ばれる。aおよびbのさまざまな値によって形成されるS−SCHコードワードは、さまざまなS−SCH信号を表し、2つのS−SCH信号のそれぞれは、170のセルIDまたはセルグループIDのうちの1つに対応する。このようにして、340の異なるS−SCH信号が必要とされ、それに対応して、340のS−SCHコードワードが存在する。
S−SCH信号を検出するために、UEは、受信したS−SCH信号を、SSCシーケンスセット内のすべてのSSCシーケンスと関連付け、そして、関連するピーク値(すなわち、S−SCHコードワード内のショートコード)に対応する2つのSSCシーケンスを識別する。
UEの同期時間をさらに減少させるために、同じフレーム内の2つのS−SCH信号は、2つの同じSSCシーケンスを含むように設定され、しかし、2つのSSCシーケンスは各S−SCH信号内で異なる配列順序を有する。すなわち、サブフレーム0のS−SCH信号内に含まれる2つのSSCシーケンスは、順に(Sa,Sb)であり、サブフレーム5のS−SCH信号内に含まれる2つのSSCシーケンスは、順に(Sb,Sa)である。したがって、UEは、1つのサブフレーム内のS−SCH信号を検出することのみを介して、フレーム同期を実現し、かつ、セルグループIDを取得することが可能である。
上記の方法に基づいて、170のS−SCHコードワードは、それぞれが、各セルIDまたはセルグループIDに対応するとして設定される必要がある。170のS−SCHコードワードのうち、i番目のセルのセルIDiに対応する、(サブフレーム0内のS−SCH信号に対応する)S−SCHコードワードは、ci=[si0,si1]、i=0〜169、と表されると仮定し、si0は第1のショートコード(すなわち、ショートコードa)を示し、si1は第2のショートコード(すなわち、ショートコードb)を示す。その場合、(サブフレーム5内のS−SCH信号に対応する)逆のショートコードシーケンスを持つもう一方の170のS−SCHコードワードci=[si1,si0]、i=0〜169、を取得するために、第1のショートコードと第2のショートコードとは逆にされる。
複数のセルの境界において、UEは、多くの異なるセルからのSSCシーケンスを検出する可能性があり、検出される、各セルからのSSCシーケンスは、類似した相関値を有し、そのため、UEによって検出されるS−SCH信号は、それぞれが2つの異なるセルからの、SSCシーケンスによって形成される可能性がある。例えば、セルiのS−SCHコードワードciは[si0,si1]であり、セルjのS−SCHコードワードcjは[sj0,sj1]である場合、UEは、2つのセルの境界において、それぞれが2つの異なるセルからの、SSCシーケンスを含む、[si0,sj1]または[sj0,si1]などのS−SCH信号を、誤って検出する可能性がある。明らかに、そのようなS−SCH信号は無効であり、UEは、フレーム同期を取得することも、セルグループIDを取得することもできない。したがって、上記の状況の発生を減少させて、フレーム同期の信頼性を向上させるためには、すべての設定されるS−SCHコードワードは、si0<si1(またはsi0>si1)を満たす必要があり、すなわち、各S−SCHコードワード内の第1のショートコードと第2のショートコードとの間の大小関係は同じである必要があり、かつ、2つのショートコードの間の最大ショートコード距離(maximum short code distance)|si0−si1|は、できるだけ小さくなければならない。すべてのS−SCHコードワードが、si0<si1(またはsi0>si1)を満たす場合、UEは、セルグループIDを取得しない場合でも、フレーム同期を実現する可能性がある。
すべてのS−SCHコードワードと、各S−SCHコードワードに対応するセルIDまたはセルグループIDとを取得するために使用されるかもしれない、S−SCHコードワードのための符号化方法が、従来技術において提案されている。
特に、符号化方法は、以下のように表されてもよい。

Figure 0005010689
変数IDは、セルIDまたはセルグループIDを示し、s0(ID)は、セルIDまたはセルグループIDに対応する第1のショートコードを示し、s1(ID)は、セルIDまたはセルグループIDに対応する第2のショートコードを示し、31は、SSCシーケンスセット内の要素の数を示し、そして、
Figure 0005010689
は、セルIDまたはセルグループIDをSSCシーケンスの長さによって除算した商の値よりも小さい最大の整数を示す。
上記の符号化解決策を実現するプロセスの間に、発明者(ら)は、従来技術が次の問題を有するということを見出した。上記の符号化方法を介して取得されるS−SCHコードワードは、各生成されるS−SCHコードワード内の第1のショートコードが第2のショートコードよりも大きいか、または、各生成されるS−SCHコードワード内の第1のショートコードが第2のショートコードよりも小さいという条件と、ショートコード距離はできるだけ小さくなければならないという条件とを、すべてが満たすとは限らない場合があり、結果として、フレーム同期の信頼性を保証しない場合がある。
したがって、本発明の実施形態は、フレーム同期の信頼性が向上するように、通信システムにおけるフレーム同期信号のための符号化方法および符号化装置を提供する。
本発明の一実施形態は、通信システムにおけるフレーム同期信号のための符号化方法を提供する。この方法は、
セルIDまたはセルグループIDに対応するショートコードを取得するために、セルIDまたはセルグループIDに対応する予め定義された中間変数を符号化することと、
ショートコードに従って、同期チャネルS−SCHコードワードを生成することであって、各生成されるS−SCHコードワード内の第1のショートコードは第2のショートコードよりも大きいか、または、各生成されるS−SCHコードワード内の第1のショートコードは第2のショートコードよりも小さく、かつ、ショートコード距離は、すべて、予め定義されたしきい値以下である、こととを含む。
本発明の一実施形態は、通信システムにおけるフレーム同期信号のための符号化装置を提供する。この装置は、符号化ユニット(encoding unit)と、コードワード生成ユニット(codeword generating unit)とを含む。
符号化ユニットは、セルIDまたはセルグループIDに対応するショートコードを取得するために、セルIDまたはセルグループIDに対応する予め定義された中間変数を符号化するように構成される。
コードワード生成ユニットは、ショートコードに従って、S−SCHコードワードを生成するように構成され、各生成されるS−SCHコードワード内の第1のショートコードは第2のショートコードよりも大きいか、または、各生成されるS−SCHコードワード内の第1のショートコードは第2のショートコードよりも小さく、かつ、ショートコード距離は、すべて、予め定義されたしきい値以下である
本発明の一実施形態は、フレーム同期のために適用された場合に、フレーム同期の信頼性を向上させることが可能な、別の符号化方法をさらに提供する。
この符号化方法は、非負整数である変数Nを、2つのコードワードSa(N)=[s0(N),s1(N)]およびSb(N)=[s1(N),s0(N)]に符号化することを含み、これは具体的には、
Figure 0005010689
を含む。
ただし、
Figure 0005010689
従来技術と比較すると、本発明の実施形態では、セルIDまたはセルグループIDを直接符号化するのではなく、セルIDまたはセルグループIDに対応するショートコードを取得するために、セルIDまたはセルグループIDに対応する予め定義された中間変数が符号化され、そして次に、ショートコードに従って、S−SCHコードワードが生成され、それにより、各S−SCHコードワード内で、第1のショートコードが、すべて、第2のショートコードよりも大きいということ、または第2のショートコードよりも小さいということと、それらのショートコード距離が、すべて、比較的小さいということとが保証される。したがって、フレーム同期の信頼性は向上する。
本発明の実施形態、または従来技術における技術的解決策を、明確に説明するために、実施形態または従来技術の説明において使用される図面について簡単に紹介する。以下の図面は、本発明のいくつかの実施形態にすぎず、当業者は、創造的な作業を行うことなく、それらの図面に従って、その他の図面を取得することができる、ということは明白である。
本発明の一実施形態による、フレーム同期信号のための符号化方法の概略フローチャートである。 本発明の一実施形態による、フレーム同期信号のための符号化装置の概略構成図である。
従来技術における符号化方法は、すべてのS−SCHコードワードと、各S−SCHコードワードに対応するセルIDまたはセルグループIDとを、いかなる対応するテーブルも記憶することなしに取得することが可能ではあるが、しかしながら、従来技術の符号化方法を介して取得されるすべてのS−SCHコードワード[s0(ID),s1(ID)]は、s0(ID)<s1(ID)のコードワードを含むだけでなく、s0(ID)>s1(ID)のコードワードも含むということ、すなわち、各S−SCHコードワード内の、第1のショートコードと第2のショートコードとの間の大小関係は、完全に同じではないということと、S−SCHコードワードの一部は、より大きなショートコード距離を有し、ショートコード距離は比較的小さくなければならないという上記の条件を満たすことができないことを、発明者(ら)は見出した。例えば、30、60、61、90、91、92、120、121、122、123、150、151、152、153、および154のセルIDまたはセルグループIDに対応するS−SCHコードワードは、上記の条件を満たすことができない。
本発明の技術的解決策について、添付の図面を参照して、実施形態の中で、明確かつ完全に説明する。明らかに、説明する実施形態は、本発明のすべての実施形態ではなく、本発明の実施形態の一部にすぎない。本発明の実施形態に基づいて、いかなる創造的な作業もなしに、当業者によって達成され得る、すべてのその他の実施形態は、本発明の保護範囲に含まれる。
以下では、本発明について、添付の図面を参照して、実施形態を介して、詳細にさらに説明する。
本発明の一実施形態では、セルIDまたはセルグループIDに対応するショートコードを取得するために、セルIDまたはセルグループIDに対応する予め定義された中間変数が符号化され、そして次に、ショートコードに従って、S−SCHコードワードが生成され、それにより、符号化を介して取得される各S−SCHコードワードにおいて、各生成されるS−SCHコードワード内の第1のショートコードが第2のショートコードよりも大きいか、または、各生成されるS−SCHコードワード内の第1のショートコードが第2のショートコードよりも小さいということと、それらのショートコード距離が、すべて、比較的小さいということとが保証される。
図1は、本発明の一実施形態による、フレーム同期信号のための符号化方法の概略フローチャートである。図1を参照すると、本実施形態におけるフレーム同期信号のための符号化方法は、以下のステップを含む。
ステップ101で、セルIDまたはセルグループIDが、予め定義された規則に従って、対応する中間変数に変換される。すなわち、各セルIDまたはセルグループIDは、1つの中間変数に対応する。
このステップにおいて、1つの変換手法は、中間変数を取得するために、各セルIDまたはセルグループIDに、予め定義されたオフセットを順次加算することであってもよい。次に、予め定義されたオフセットが加算された中間変数は、セルIDまたはセルグループIDと見なされる。
予め定義されたオフセットは、任意に設定されてもよく、それにより、加算された予め定義されたオフセットを有するセルIDまたはセルグループIDに対応する各S−SCHコードワード内の、各第1のショートコードは、すべて、第2のショートコードよりも大きいか、または、第2のショートコードよりも小さいということと、それらのショートコード距離は、予め設定されたしきい値以下であるということとが保証される。
ステップ102で、セルIDまたはセルグループIDに対応するショートコードを取得するために、セルIDまたはセルグループIDに対応する中間変数は符号化される。
ステップ103で、符号化を介して取得されたショートコードに従って、S−SCHコードワードが生成され、そして、各生成されるS−SCHコードワード内の第1のショートコードは第2のショートコードよりも大きいか、または、各生成されるS−SCHコードワード内の第1のショートコードは第2のショートコードよりも小さく、かつ、それらのショートコード距離は、すべて、予め定義されたしきい値以下である。予め定義されたしきい値の大きさは、セルまたはセルグループの数と関連する。一般に、セルまたはセルグループがより多ければ、予め設定されたしきい値はより大きくなる。例えば、セルまたはセルグループの数が170である場合、ショートコード距離のために設定されるしきい値は7であり、S−SCHコードワード内の最大のショートコード距離は6又は7である。
以上で、フローチャートは終了する。
上記のフローチャートについて、例を通して、以下でさらに説明する。
すべてのS−SCHコードワードにおいて、ショートコード距離|s0(ID)−s1(ID)|は比較的小さいという条件と、s0(ID)<s1(ID)(または、s0(ID)>s1(ID))であるという条件とを、従来技術における(1)式を介して取得されるS−SCHコードワードの一部(例えば、30、60、61、90、91、92、120、121、122、123、150、151、152、153、および154のセルIDまたはセルグループIDに対応するS−SCHコードワード)は、満たすことができないということが知られている。したがって、本実施形態では、符号化を介して取得されるS−SCHコードワードがすべて上記の条件を満たすように、30、60、61、90、91、92、120、121、122、123、150、151、152、153、および154のセルIDまたはセルグループIDが現れるのを回避するために、セルIDまたはセルグループIDから変換された中間変数ID’が導入されて、(1)式における変数IDを置き換える。
例えば、(1)式に従って、ID=30の場合に、条件を満たすことができない対応するS−SCHコードワードを取得することを回避するために、ID=30はID’=31に変換されてもよい。すなわち、予め定義されたオフセットが変数IDに加算されて、ID’が、(1)式内の変数IDを置き換えるために使用され、そして次に、上記の置き換えを実行するために、ID=31はID’=32に変換され、以下同様となる。
実際の適用例では、IDとID’との間の変換関係は、次のように表されてもよい。
Figure 0005010689
上式において、kの値は、変数IDの値の変化とともに変化する。
例えば、
k=0 0≦ID≦29
k=1 30≦ID≦58
k=2 59≦ID≦86
k=3 87≦ID≦113
k=4 114≦ID≦139
k=5 140≦ID≦164
k=6 165≦ID≦169
kの値と変数IDの値との間の、上記の変化する関係は、次のように一律に表されてもよい。
Figure 0005010689
上式において、
Figure 0005010689
であり、kとk’との間の関係は、
Figure 0005010689
として表されてもよい。
本実施形態では、記号
Figure 0005010689
は、値よりも小さい最大の整数を選択することを表す。
最後に、変数IDのさまざまな値に対応するS−SCHコードワードを取得するための符号化方法は、以下のように表されてもよい。
Figure 0005010689
上式において、Lは、正の整数であり、SSCシーケンスセット内の要素の数を表す。
上記の符号化方法は、符号化を介して取得される、さまざまなセルIDまたはセルグループIDに対応するS−SCH信号において、ショートコード距離は比較的小さいということと、各生成されるS−SCHコードワード内の第1のショートコードは第2のショートコードよりも大きいか、または、各生成されるS−SCHコードワード内の第1のショートコードは第2のショートコードよりも小さいということとを、保証することが可能である。
すなわち、図1に示す方法において、ステップ101における中間変数は(3)式〜(5)式を介して取得されてもよく、そして、ステップ102は、(2)式を介して実現されてもよい。
本実施形態では、SSCシーケンスセット内の要素の数は、例えば、31であり、170のセルまたはセルグループがあり、そして、各セルIDまたはセルグループIDに対応するショートコードは、(2)式〜(5)式による符号化を介して、表1に示すように取得される。
Figure 0005010689
表1からわかるように、本実施形態におけるフレーム同期信号のための符号化方法を介して取得され、かつ、各セルIDまたはセルグループIDに対応する、2つのショートコードの間のショートコード距離は、比較的小さく(表1における最大ショートコード距離は、わずか7である)、そして、各セルIDまたはセルグループIDに対応するコードワード内の2つのショートコードについて、第1のショートコード(表1におけるS1)は、第2のショートコード(表1におけるS2)よりも小さい。したがって、本実施形態では、フレーム同期信号のための符号化方法は、各生成されるS−SCHコードワード内の第1のショートコードが第2のショートコードよりも大きいか、または、各生成されるS−SCHコードワード内の第1のショートコードが第2のショートコードよりも小さいという条件と、それらのショートコード距離が比較的小さいという条件とを、セルIDまたはセルグループIDに対応する各S−SCHが、満たすことができることを保証することが可能であり、それにより、フレーム同期の信頼性は向上する。
実際の適用例では、ランダムに設定される、SSCシーケンスセット内の要素の数Lに関して、本実施形態の(2)式〜(5)式は、取得されるS−SCH信号が上記の条件を満たすことが可能であるということを、同様に保証することができる。
しかし、表2に示すように、セルIDまたはセルグループIDの値の範囲Mが増加するにつれて、すなわち、必要とされるS−SCHコードワードの数が増加するにつれて、符号化を介して取得される、各セルIDまたはセルグループIDに対応する2つのショートコードの間の、最大ショートコード距離|s0−s1|も増加する。
Figure 0005010689
さらに、表3は、セルIDまたはセルグループIDの最大の値範囲Mが170に等しい場合の、さまざまなSSCシーケンスの長さLに対応する、最大ショートコード距離|s0−s1|をさらに示し、ここで、セルIDまたはセルグループIDの数は、S−SCHコードワードの数と同じである。表3からわかるように、S−SCHコードワードの数が同じである場合、SSCシーケンスの長さLがより大きければ、対応する最大ショートコード距離|s0−s1|はなる。
Figure 0005010689
実際の適用例では、各セルIDまたはセルグループIDに対応する2つのショートコードの間の、最大ショートコード距離|s0−s1|を減少させるために、そしてさらに、UEによる検出の間の曖昧現象(ambiguity phenomena)を減少させるために、より大きな長さを有するSSCシーケンスが好ましくは使用されるだろう。
本発明の一実施形態では、(2)式〜(5)式によって構成される符号化方法は、以下のように表されてもよい。
非負整数の値を有する変数IDが、2つのコードワードSa(ID)=[s0(ID),s1(ID)]およびSb(ID)=[s1(ID),s0(ID)]に符号化され、コードワードは、以下の式に従って生成される。
Figure 0005010689
フレーム同期のためのS−SCHコードワードを生成するために適用されることに加えて、上記の符号化方法は、その他の分野で必要とされるコードワードを取得するための、その他の分野における符号化にも、変数IDが非負整数であり、かつ、Lが正の整数である限り、適している。この手法では、変数IDは、セルまたはセルグループIDを示すために使用されるだけではないということを明示するために、MまたはNなどの一般的な識別子として表されてもよい。
本発明のこの実施形態における、セルIDまたはセルグループIDを中間変数に変換する手法について、すなわち、各セルIDまたはセルグループIDに、対応する中間変数を取得するために、オフセットk(k+1)/2を加算することについて、上記で説明してきた。
当業者は、変数IDを中間変数に変換するその他の手法と、その他の変換手法を含む符号化方法とを、容易に考案することが可能であり、その他の変換手法を含む符号化方法は、フレーム同期のために必要とされるS−SCHコードワードを取得することを意図するものである場合、やはり、各生成されるS−SCHコードワード内の第1のショートコードが第2のショートコードよりも大きいか、または、各生成されるS−SCHコードワード内の第1のショートコードが第2のショートコードよりも小さいことを可能にし、かつ、ショートコード距離が、すべて、予め設定されたしきい値以下であることを可能にする、ということに留意すべきである。
基地局に関しては、セルIDまたはセルグループIDに対応する2つのショートコードが符号化を介して取得された後で、2つのショートコードは異なる順序で配列されてもよく、その結果、図1に示す方法のステップ103を実現するために、s0(ID)およびs1(ID)は、S−SCHコードワードSa(ID)=[s0(ID),s1(ID)]およびSb(ID)=[s1(ID),s0(ID)]に形成され、そして次に、コードワードSa(ID)およびSb(ID)としてそれぞれ識別されるS−SCH信号は、同じフレーム内の異なる同期シンボルにおいて送信される。すべてのS−SCHコードワードは、それぞれ、各セルIDまたはセルグループIDに、IDの順序に従って、1つずつ対応するか、または、すべてのS−SCHコードワードは、それぞれ、各セルIDまたはセルグループIDに、任意のランダムな順序で、1つずつ対応する。
例えば、コードワードがIDの順序で番号付けされる場合、mというIDを有するセルまたはセルグループは、[s0(m),s1(m)]および[s1(m),s0(m)]のS−SCHコードワードに対応し、コードワードがランダムな順序で番号付けされる場合、1というIDを有するセルまたはセルグループは、[s0(3),s1(3)]および[s1(3),s0(3)]のS−SCHコードワードに対応し、2というIDを有するセルまたはセルグループは、[s0(4),s1(4)]および[s1(4),s0(4)]のS−SCHコードワードに対応する。
UEに関しては、UEは、上記の手法を介して取得されるすべてのSSCシーケンスを含む、SSCシーケンスセットを取得することが可能であり、したがって、図1に示す方法のステップ103を実現する。次に、UEは、ピーク相関値に対応する2つのSSCシーケンス(すなわち、S−SCHコードワード内のショートコードs0(ID)およびs1(ID))を識別するために、受信したS−SCH信号をSSCシーケンスセット内のすべてのSSCシーケンスと関連付ける。
S−SCH信号はセルIDまたはセルグループIDの情報をさらに運ぶため、UEは、すべてのSSCシーケンスを完全に計算することなく、最初に、セルIDまたはセルグループIDを取得し、そして次に、セルIDまたはセルグループIDに対応する2つのSSCシーケンスを計算し、そして次に、受信したS−SCH信号と関連付けてもよい。
実際の適用例では、最大ショートコード距離|s0−s1|の大きさに対するさまざまな要求に従って、(3)式〜(5)式は調節されてもよく、または、kの値の変化と変数IDの値の変化との間の関係がさらに調節されてもよい。さらに、各変数IDは、1つずつ置き換えられなくてもよく、その代りに、上記の条件を満たすことが可能なS−SCHコードワードに対応する変数IDの値は保持されてもよく、そして次に、保持される変数IDの値よりも大きな特定の値は、上記の条件を満たすことができないS−SCHコードワードに対応する変数IDの値を置き換えるための中間変数として働くように、加算される。
本発明の一実施形態による、フレーム同期信号のための符号化方法について、上記で詳細に説明してきた。次に、本発明による、フレーム同期信号のための符号化装置について、以下で詳細に説明する。
図2は、本発明の一実施形態による、フレーム同期信号のための符号化装置の概略構成図である。図2を参照すると、本実施形態における、フレーム同期信号のための符号化装置は、符号化ユニット(encoding unit)1と、コードワード生成ユニット(codeword generating unit)2とを含む。
符号化ユニット1は、セルIDまたはセルグループIDに対応するショートコードを得るために、セルIDまたはセルグループIDに対応する予め定義された中間変数を符号化するように構成される。
コードワード生成ユニット2は、符号化を介して取得されたショートコードに従って、S−SCHコードワードを生成するように構成される。各生成されるS−SCHコードワード内の第1のショートコードは第2のショートコードよりも大きいか、または、各生成されるS−SCHコードワード内の第1のショートコードは第2のショートコードよりも小さく、かつ、それらのショートコード距離は、すべて、予め設定されたしきい値以下である
上記の符号化装置は、予め定義された規則に従って、セルIDまたはセルグループIDを中間変数に変換するように構成された、中間変数構成ユニット(intermediate variable configuration unit)3をさらに含む。すなわち、符号化のために符号化ユニット1によって要求される予め定義された中間変数は、中間変数構成ユニット3を介して変換することによって取得される。
中間変数構成ユニット3は、オフセット構成サブユニット(offset configuration sub−unit)31と中間変数計算サブユニット(intermediate variable calculation sub−unit)32とをさらに含む。
オフセット構成サブユニット31は、予め定義されたオフセットを記憶するように構成され、予め定義されたオフセットは、加算された予め定義されたオフセットを有するセルIDまたはセルグループIDに対応する各S−SCHコードワード内で、各生成されたS−SCHコードワード内の各第1のショートコードが、対応する第2のショートコードよりも大きいか、または、各生成されたS−SCHコードワード内の各第1のショートコードが、対応する第2のショートコードよりも小さいということと、それらのショートコード距離が、予め設定されたしきい値以下であるということとを保証するために使用される。
中間変数計算サブユニット32は、セルIDまたはセルグループIDの中間変数を取得するために、各セルIDまたはセルグループIDに、予め定義されたオフセットを、順次加算するように構成される。
具体的には、オフセット構成サブユニット31内に記憶されるオフセットは、(4)式および(5)式に基づいて計算されるkに従って決定されてもよく、すなわち、(3)式におけるk(k+1)/2であってもよい。オフセット構成サブユニット31内に記憶されるオフセットは、上記の置き換え解決策に従って決定されてもよく、すなわち、θであってもよい。中間変数計算サブユニット32は、(3)式に従って、セルIDまたはセルグループIDの中間変数を計算するように構成される。
この場合、符号化ユニット3は、(2)式に従って符号化を実行するように構成される。
したがって、セルIDまたはセルグループIDの符号化を介して取得されるすべてのS−SCHコードワードにおいて、各生成されるS−SCHコードワード内の各第1のショートコードが、対応する第2のショートコードよりも大きいか、または、各生成されるS−SCHコードワード内の各第1のショートコードが、対応する第2のショートコードよりも小さいということと、それらのショートコード距離が、すべて、比較的小さいということとを保証するために、上記の符号化装置は、予め定義された中間変数を、S−SCHコードワードに対応するセルIDまたはセルグループIDと見なす。次に、各生成されるS−SCHコードワード内の第1のショートコードが第2のショートコードよりも大きいか、または、各生成されるS−SCHコードワード内の第1のショートコードが第2のショートコードよりも小さいという条件と、それらのショートコード距離が比較的小さくなければならないという条件とを、セルIDまたはセルグループIDに対応する、各取得されるS−SCHが、満たすことができることを保証するように、セルIDまたはセルグループIDとして働いている中間変数は符号化され、それにより、フレーム同期の信頼性は向上する。
フレーム同期のためのS−SCHコードワードを生成するために適用されることに加えて、上記の符号化装置は、その他の分野で必要とされるコードワードを取得するための、その他の分野における符号化にも、変数IDが非負整数であり、Lが正の整数である限り、適している。この手法では、変数IDは、セルまたはセルグループIDを示すために使用されるだけではないということを明示するために、MまたはNなどの一般的な識別子として表されてもよい。
実際の適用例では、図2に示す装置は、UEおよび基地局内に構成されてもよい。
基地局内に装置が構成される場合、各セルまたはセルグループIDに対応する2つのショートコードが、符号化を介して取得された後で、2つのショートコードは異なる順序で配列され、その結果、s0(ID)およびs1(ID)は、S−SCHコードワードSa(ID)=[s0(ID),s1(ID)]およびSb(ID)=[s1(ID),s0(ID)]に形成される。次に、信号を送信するための、基地局内の機能ユニットは、それぞれ、同じフレーム内の異なる同期シンボルにおいて、コードワードSa(ID)およびSb(ID)として識別されるS−SCH信号を送信するために使用される。すべてのS−SCHコードワードは、それぞれ、各セルIDまたはセルグループIDに、IDの順序で、1つずつ対応するか、または、すべてのS−SCHコードワードは、それぞれ、各セルIDまたはセルグループIDに、任意のランダムな順序で、1つずつ対応する。
UE内に装置が構成される場合、UEは、上記の手法を介して取得されるすべてのSSCシーケンスを含む、SSCシーケンスセットをやはり取得することが可能であり、そして次に、関連する計算を実現するための、UE内のその他の機能ユニットは、ピーク相関値に対応する2つのSSCシーケンス(すなわち、S−SCHコードワード内のショートコードs0(ID)およびs1(ID))を識別するために、受信したS−SCH信号をSSCシーケンスセット内のすべてのSSCシーケンスと関連付けるように構成される。
S−SCH信号はセルIDまたはセルグループIDの情報をさらに運ぶため、UEは、すべてのSSCシーケンスを完全に計算することなく、最初に、セルIDまたはセルグループIDを取得し、そして次に、図2に示す装置を介して、セルIDまたはセルグループIDに対応する2つのSSCシーケンスを計算してもよく、そして次に、関連する計算を実現するための、UE内のその他の機能ユニットは、計算されたSSCシーケンスを、受信したS−SCH信号と関連付けるように構成される。
本発明の技術的解決策は、セカンダリ同期チャネルS−SCHに適用可能であるだけでなく、さまざまな同期チャネルにも適用可能であるということを、当業者は理解することができるということに留意すべきである。
実施形態の方法を実現するためのステップのすべてまたは一部は、コンピュータプログラムによって命令される、関連するハードウェアによって完成されてもよく、プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体内に記憶されてもよいということを、当業者は理解することができる。プログラムが実行される場合、上記の実施形態の方法のステップが実行される。記憶媒体は、磁気ディスク、光ディスク、読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)などを含む。
本発明の範囲を逸脱することなく、本発明の構成に対してさまざまな修正および変形を行うことが可能であるということは、当業者にとって明らかであろう。以上の点から、本発明は、本発明の修正および変形を、それらが特許請求の範囲とその均等物との範囲に入るならば、包含することが意図されている。

Claims (13)

  1. 通信システムにおけるフレーム同期信号のための符号化方法であって、
    中間変数を取得するために、セルIDまたはセルグループIDに、オフセットを加算することであって、前記オフセットは、各生成されるセカンダリ同期チャネル(S−SCH)コードワード内の第1のショートコードが第2のショートコードよりも大きいこと、または、各生成されるS−SCHコードワード内の第1のショートコードが第2のショートコードよりも小さいことと、それらのショートコード距離が予め定義されたしきい値以下であることと、を可能にするために使用される、ことと、
    前記セルIDまたはセルグループIDに対応するショートコードを取得するために、前記セルIDまたはセルグループIDに対応する前記中間変数を以下の式に従って符号化することと、
    Figure 0005010689
    ただし、ID’は前記中間変数を示し、s0(ID)は、前記セルIDまたはセルグループIDに対応する前記第1のショートコードを示し、s1(ID)は、前記セルIDまたはセルグループIDに対応する前記第2のショートコードを示し、Lは、セカンダリ同期コード(SSC)シーケンスセットの要素の数を示す正の整数であり、前記セルIDまたはセルグループIDに予め定義されたオフセットを加算することによって取得される前記中間変数は、ID’=ID+k(k+1)/2であり、
    Figure 0005010689
    , であり、
    IDは前記セルIDまたはセルグループIDを示し、
    前記ショートコードに従ってセカンダリ同期チャネル(S−SCH)コードワードを生成することであって、各生成されるS−SCHコードワード内の前記第1のショートコードは前記第2のショートコードよりも大きいか、または、各生成されるS−SCHコードワード内の前記第1のショートコードは前記第2のショートコードよりも小さく、かつ、それらの前記ショートコード距離は、すべて、前記しきい値以下である、ことと、
    を含む、
    符号化方法。
  2. 前記ショートコードに従って前記S−SCHコードワードを前記生成することは、s0(ID)およびs1(ID)を、S−SCHコードワードSa(ID)およびSb(ID)に構築することを含む、請求項記載の符号化方法。ただし、Sa(ID)=[s0(ID),s1(ID)]、Sb(ID)=[s1(ID),s0(ID)]である。
  3. すべての前記S−SCHコードワードは、各セルIDまたはセルグループIDに、IDの順序で、1つずつ、順に対応するか、または、
    すべての前記S−SCHコードワードは、各セルIDまたはセルグループIDに、ランダムな順序で、1つずつ、それぞれ対応する、請求項に記載の符号化方法。
  4. 前記コードワードを構築することの後に、前記方法は、
    同じフレーム内の異なる同期シンボルにおいて、Sa(ID)およびSb(ID)をそれぞれ送信することをさらに含む、請求項に記載の符号化方法。
  5. 前記Lは31である、請求項に記載の符号化方法。
  6. 全体として170のセルIDまたはセルグループIDが存在し、IDの値は0〜169である、請求項に記載の符号化方法。
  7. 各セルIDまたはセルグループIDに対応するコードワードは、以下の表に示される請求項に記載の符号化方法。
    Figure 0005010689
  8. 通信システムにおけるフレーム同期信号のための符号化装置であって、
    予め定義されたオフセットを記憶するように構成された、オフセット構成サブユニット(31)であって、前記予め定義されたオフセットは、前記予め定義されたオフセットが加算されたセルIDまたはセルグループIDに対応する各セカンダリ同期チャネル(S−SCH)コードワード内で、各生成されたS−SCHコードワード内の第1のショートコードが第2のショートコードよりも大きいか、または、各生成されたS−SCHコードワード内の第1のショートコードが第2のショートコードよりも小さいということと、それらのショートコード距離が、予め定義されたしきい値以下であるということとを保証するために使用される、オフセット構成サブユニット(31)と、
    前記セルIDまたはセルグループIDの中間変数を取得するために、各セルIDまたはセルグループIDに、前記予め定義されたオフセットを、順次加算するように構成された、中間変数計算サブユニット(32)と、
    前記セルIDまたはセルグループIDに対応するショートコードを取得するために、前記セルIDまたはセルグループIDに対応し、前記中間変数計算サブユニット(32)により取得された前記中間変数を以下の式に従って符号化するように構成された、符号化ユニット(1)と、
    Figure 0005010689
    ただし、ID’は前記中間変数を示し、s0(ID)は、前記セルIDまたはセルグループIDに対応する前記第1のショートコードを示し、s1(ID)は、前記セルIDまたはセルグループIDに対応する前記第2のショートコードを示し、Lは、セカンダリ同期コード(SSC)シーケンスセットの要素の数を示す正の整数であり、前記セルIDまたはセルグループIDに予め定義されたオフセットを加算することによって取得される前記中間変数は、ID’=ID+k(k+1)/2であり、
    Figure 0005010689
    , であり、
    IDは前記セルIDまたはセルグループIDを示し、
    前記符号化ユニット(1)により取得された前記ショートコードに従って、S−SCHコードワードを生成するように構成された、コードワード生成ユニット(2)であって、各生成されるS−SCHコードワード内の前記第1のショートコードは前記第2のショートコードよりも大きいか、または、各生成されるS−SCHコードワード内の前記第1のショートコードは前記第2のショートコードよりも小さく、かつ、それらの前記ショートコード距離は、すべて、前記予め定義されたしきい値以下である、コードワード生成ユニット(2)とを具備する、符号化装置。
  9. 通信システムにおける符号化方法であって、セルIDまたはセルグループIDを表し、非負整数である変数Nを、2つのコードワードSa(N)=[s0(N),s1(N)]およびSb(N)=[s1(N),s0(N)]に符号化することを含み、
    前記符号化することは、
    Figure 0005010689
    を含む符号化方法。
    ただし、
    Figure 0005010689
    Lは、セカンダリ同期コード(SSC)シーケンスセットの要素の数を示す正の整数である。
  10. 前記Lは31である、請求項に記載の符号化方法。
  11. 前記変数Nは、セルIDまたはセルグループIDである、請求項9又は10に記載の符号化方法。
  12. すべての前記コードワードは、各セルIDまたはセルグループIDに、Nの順序で、1つずつ、順に対応するか、または、
    すべての前記S−SCHコードワードは、各セルIDまたはセルグループIDに、ランダムな順序で、1つずつ、それぞれ対応する、請求項11に記載の符号化方法。
  13. a(ID)およびSb(ID)がフレーム同期化を実現するために構成され、前記方法は、
    同じフレーム内の異なる同期シンボルにおいて、Sa(ID)およびSb(ID)をそれぞれ送信することをさらに含む、請求項12に記載の符号化方法。
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