JP5006223B2 - 無線通信システム、無線通信装置および通信制御方法 - Google Patents
無線通信システム、無線通信装置および通信制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5006223B2 JP5006223B2 JP2008019538A JP2008019538A JP5006223B2 JP 5006223 B2 JP5006223 B2 JP 5006223B2 JP 2008019538 A JP2008019538 A JP 2008019538A JP 2008019538 A JP2008019538 A JP 2008019538A JP 5006223 B2 JP5006223 B2 JP 5006223B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- value
- channel
- eigenmode
- eigenvalue
- wireless communication
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Radio Transmission System (AREA)
Description
また、ドップラー変動がさらに激しくなると、チャネル予測技術の有無および性能に関わらず、スロット内でのチャネル変動が無視できなくなり、送信スロット内で固有ビーム利得の劣化が生じてしまう。これは、上述のSVDにより分解されるチャネル情報が、スロットに対して複数あると、SVDにおける計算負荷が非常に高くなってしまう、および、受信側から送信ウェイトもしくはチャネル情報をフィードバックする場合のオーバーヘッドの増加が、スループットを低下させてしまうため、SVDにより分解されるチャネル情報は、基本的にスロットに対して1つが処理的には好まれるからである。。
すなわち、従来技術が問題としている特性の劣化は、チャネル予測技術の有無や性能によっては非常に小さくなる可能性もあるが、スロット内チャネル変動による特性の劣化は、送信ウェイトが送信スロットに対して1組しかない限りは、必ず生じてしまう。
まず、チャネル推定予測部18において、チャネルの推定、および、実際にデータを送信するスロットのチャネル予測を行う(ステップ101)。チャネル推定予測部18は、送信側、受信側のどちらにあっても良い。例えば、FDD(Frequency Division Duplex:周波数分割復信)の場合には受信側にあり、TDD(Time Division Duplex:時分割復信)の場合は送信側、受信側の両方にある。また、推定と予測は、受信側と送信側に分かれていても良い。例えば、受信側で推定されたチャネル(チャネル推定値)が送信側にフィードバックされ、送信側はフィードバックされたチャネル推定値をチャネル推定値取得部(図示せず)で取得し、チャネル推定値取得部で取得したチャネル推定値に基づき、実際にデータを送信するスロットのチャネルを予測する。ここで、チャネル予測の数は、1スロットに対して1つである。図3は、チャネル推定スロットのトレーニング信号(Tr)からチャネル推定を行い、複数のチャネル推定値から送信スロットに対し1つのチャネル予測を行う状態を示している。
今、送信アンテナ数をNT、受信アンテナ数をNRとすると、チャネル推定予測部18で予測されたチャネル行列は、NT×NR次の行列
そこで、送信適応制御部22において、下位の固有モードの品質の変動などからドップラー周波数などのチャネルの変動頻度を把握し、チャネルの変動頻度がスロット長に対して大きくなるに従い、上位の固有モードの品質を小さい値に補正する(ステップ105)。一例としては、次のようにm番目の固有モードのSNRを補正したものを実効SNR(Eff.SNRm)として使用する。
また、固有モードの品質が高いほど、固有ビーム利得を得ており、利得損失も大きいと予想されるので、下げ値については、固有モードの順位だけでなく、固有モードの品質を示す値の比や、差なども用いて決定しても良い。
また、固有モード品質を補正するのではなく、例えば、ルックアップテーブル(Look-up table)によって、固有モードから変調方式・符号化方式を決定するシステムであれば、チャネル変動が激しい場合、最上位の固有モードで選択された変調方式・符号化方式は、もう1レベル下げる、といった処理でも良い。
本発明は、スロット内のチャネルの変動頻度を問題としているため、従来のチャネル推定スロットと送信スロットの間のチャネル変動よりも小さい。従って、連続的な制御ではなく、あるチャネルの変動頻度(例えば、スロット長に対して無視できないようなドップラー周波数)を超えたならば、上記の制御を開始するようにしても良い。
2 受信装置
11 S/P部
12 適応変調符号化部
13 適応送信電力制御部
14 送信ビームフォーミング部
15 受信アンテナ処理部
16 復調処理部
17 P/S部
18 チャネル推定予測部
19 SVD部
20 固有値算出部
21 固有モード品質算出部
22 送信適応制御部
Claims (8)
- 送信装置と受信装置との間で、複数の固有モードを介して無線通信を行う無線通信システムにおいて、
前記送信装置と前記受信装置との間のチャネル推定値を算出するチャネル推定部と、
前記チャネル推定部で算出されたチャネル推定値に基づいて、前記送信装置における、送信時のチャネル予測値を算出するチャネル予測部と、
前記チャネル予測部で算出されたチャネル予測値に基づいて、所定期間における固有値を算出する固有値算出部と、
前記固有値算出部で算出された固有値に基づいて、前記所定期間における前記固有モードの品質を示す値を算出する固有モード品質算出部と、
前記固有モード品質算出部で算出された値に基づいて、前記送信装置における、送信時の所定の処理を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記算出されたチャネル推定値および/またはチャネル予測値に基づいたチャネルの変動頻度に応じて、上位の前記固有モードほど前記品質を示す値が小さくなるように制御する、
ことを特徴とする無線通信システム。 - 前記固有モード品質算出部は、
前記所定期間における固有値に基づいて、前記各固有モードの品質を示す値を算出し、
前記制御部は、
前記チャネルの変動頻度に応じて、前記固有値以下となる値に基づいた前記各固有モードの品質を示す値を算出する、
ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。 - 前記制御部は、
前記固有モードの順位に応じて、前記固有値の下げ値を制御する、
ことを特徴とする、請求項2記載の無線通信システム。 - 前記制御部は、
最上位の前記固有モードについて、前記固有値の下げ値が最大になるように制御する、
ことを特徴とする、請求項3記載の無線通信システム。 - 前記制御部は、
前記各固有モードの品質を示す値の比に応じて、前記固有値の下げ値を制御する、
ことを特徴とする、請求項2記載の無線通信システム。 - 前記制御部は、
前記各固有モードの品質を示す値の差に応じて、前記固有値の下げ値を制御する、
ことを特徴とする、請求項2記載の無線通信システム。 - 複数の固有モードを介して無線通信を行う無線通信装置において、
相手側無線通信装置との間のチャネル推定値を取得するチャネル推定値取得部と、
前記チャネル推定値取得部で取得されたチャネル推定値に基づいて、送信時のチャネル予測値を算出するチャネル予測部と、
前記チャネル予測部で算出されたチャネル予測値に基づいて、所定期間における固有値を算出する固有値算出部と、
相手側無線通信装置における受信方向のチャネル推定に基づいて、送信時のチャネル予測値を算出するチャネル予測部と、
前記チャネル予測部で算出されたチャネル予測値に基づいて、所定期間における固有値を算出する固有値算出部と、
前記固有値算出部で算出された固有値に基づいて、前記所定期間における前記各固有モードの品質を示す値を算出する固有モード品質算出部と、
前記固有モード品質算出部で算出された値に基づいて、送信時の所定の処理を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記取得されたチャネル推定値および/または前記算出されたチャネル予測値に基づいたチャネルの変動頻度に応じて、上位の前記固有モードほど前記品質を示す値が小さくなるように制御する、
ことを特徴とする無線通信装置。 - 送信装置と受信装置との間で、複数の固有モードを介して無線通信を行ら無線通信システムにおける通信制御方法において、
前記送信装置と前記受信装置との間のチャネル推定値を算出し、算出されたチャネル推定値に基づいて、前記送信装置における、送信時のチャネル予測値を算出するステップと、
算出されたチャネル予測値に基づいて、所定期間こおける固有値を算出するステップと、
算出された固有値に基づいて、前記所定期間における前記各固有モードの品質を示す値を算出するステップと、
前記算出されたチャネル推定値および/またはチャネル予測値に基づいたチャネルの変動頻度に応じて、上位の前記固有モードほど前記品質を示す値が小さくなるように制御するステップと、
制御された前記各固有モードの品質を示す値に基づいて、前記送信装置における、送信時の所定の処理を制御するステップと、を含む、
ことを特徴とする通信制御方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008019538A JP5006223B2 (ja) | 2008-01-30 | 2008-01-30 | 無線通信システム、無線通信装置および通信制御方法 |
CN200980103484.XA CN101933268B (zh) | 2008-01-30 | 2009-01-22 | 无线通信系统、无线通信设备和通信控制方法 |
KR1020107017213A KR20100097228A (ko) | 2008-01-30 | 2009-01-22 | 무선 통신 시스템, 무선 통신 장치 및 통신 제어 방법 |
PCT/JP2009/050997 WO2009096317A1 (ja) | 2008-01-30 | 2009-01-22 | 無線通信システム、無線通信装置および通信制御方法 |
US12/865,718 US8331867B2 (en) | 2008-01-30 | 2009-01-22 | Wireless communication system, wireless communication apparatus and communication control method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008019538A JP5006223B2 (ja) | 2008-01-30 | 2008-01-30 | 無線通信システム、無線通信装置および通信制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009182633A JP2009182633A (ja) | 2009-08-13 |
JP5006223B2 true JP5006223B2 (ja) | 2012-08-22 |
Family
ID=41036254
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008019538A Expired - Fee Related JP5006223B2 (ja) | 2008-01-30 | 2008-01-30 | 無線通信システム、無線通信装置および通信制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5006223B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5073809B2 (ja) * | 2008-02-28 | 2012-11-14 | 京セラ株式会社 | チャネル情報予測システム及びチャネル情報予測方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2371947B (en) * | 2001-02-01 | 2005-02-23 | Fujitsu Ltd | Communications systems |
IN2012DN02302A (ja) * | 2004-11-16 | 2015-08-21 | Qualcomm Inc | |
JP2007049531A (ja) * | 2005-08-11 | 2007-02-22 | Kddi Corp | 電力線通信モデム装置及びその制御方法 |
JP2007116414A (ja) * | 2005-10-20 | 2007-05-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 無線通信装置及び無線通信方法 |
-
2008
- 2008-01-30 JP JP2008019538A patent/JP5006223B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009182633A (ja) | 2009-08-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7729442B2 (en) | Method and system for transmitting data in a communication system | |
EP1366579B1 (en) | Method for controlling the weighting of a data signal in the at least two antenna elements of a radio connection unit, module and communications system | |
JP5069579B2 (ja) | 無線通信システム、無線通信装置および無線通信方法 | |
WO2009096317A1 (ja) | 無線通信システム、無線通信装置および通信制御方法 | |
JP2008543215A (ja) | マルチアンテナを用いる移動通信システムにおけるデータ送/受信装置及び方法 | |
WO2020088489A1 (en) | Channel Prediction for Adaptive Channel State Information (CSI) Feedback Overhead Reduction | |
US20100323630A1 (en) | Reception apparatus, mobile equipment, communication system, and communication method | |
KR100961889B1 (ko) | 다중 입력 다중 출력 시스템의 순차적 스케줄링 장치 및 방법 | |
KR101426722B1 (ko) | 변환 디바이스 및 방법 | |
WO2009107635A1 (ja) | 無線通信システム、送信装置および通信制御方法 | |
JP4230933B2 (ja) | 受信機、送信機及び無線通信システム並びに電力配分方法 | |
JP5134077B2 (ja) | 無線通信システム、送信装置および通信制御方法 | |
JP5006223B2 (ja) | 無線通信システム、無線通信装置および通信制御方法 | |
JP5009826B2 (ja) | 無線通信システム、無線通信装置および通信制御方法 | |
KR100992503B1 (ko) | 무선 통신 시스템에서 고유 안테나 기법을 이용한 신호 전송 장치 및 그 방법 | |
JP5134076B2 (ja) | 無線通信システム、送信装置および通信制御方法 | |
JP5006224B2 (ja) | 無線通信システム、無線通信装置および通信制御方法 | |
JP5331036B2 (ja) | 無線通信端末およびアンテナインピーダンスの制御方法 | |
KR101997822B1 (ko) | 다중셀 협력통신 시스템에서 협력적 신호 전송 방법 | |
KR20070067910A (ko) | 시공간 무선 통신 시스템에서 다이버시티 및 멀티플렉싱 및빔포밍 신호 송수신 장치 및 방법 | |
KR101202499B1 (ko) | 다중 안테나 무선 통신 시스템에서 공간 다중화 신호 전송 방법 및 장치 | |
EP1929662B1 (en) | Data transmission scheme in wireless communication system |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101227 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120515 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120524 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150601 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5006223 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |