JP5004823B2 - 送信装置 - Google Patents
送信装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5004823B2 JP5004823B2 JP2008040562A JP2008040562A JP5004823B2 JP 5004823 B2 JP5004823 B2 JP 5004823B2 JP 2008040562 A JP2008040562 A JP 2008040562A JP 2008040562 A JP2008040562 A JP 2008040562A JP 5004823 B2 JP5004823 B2 JP 5004823B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- output
- input
- distortion
- generating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Amplifiers (AREA)
- Transmitters (AREA)
Description
まず、本実施の形態の特徴的な動作を説明する前に、前提となる技術を説明する。図1は、本発明にかかる送信装置の前提となる送信装置の構成例を示す図である。この送信装置は、変調部1と、歪み補償信号生成付加部2と、D/A変換部3と、周波数変換部4と、アンプ5と、アンテナ6と、を備え、アンプが有する非線形な特性(振幅および位相に関する入出力特性が非線形な特性)に起因して発生する歪みを低減させる。変調部1は、入力信号である送信データに対して変調処理を実行し変調信号を生成する。歪み補償信号生成付加部2は、後述する歪み補償信号が付加された変調信号を生成する。その後、歪み補償信号が付加された変調信号は、D/A変換部3においてアナログ信号に変換された後、周波数変換部4へ入力される。周波数変換部4は、入力信号をRF帯の信号まで周波数変換し、アンプ5は、周波数変換部4からの出力信号を増幅する。そして、増幅された信号は、アンテナ6を介して送信される。
つづいて、実施の形態2について説明する。実施の形態1においては、予め測定などを行い取得した非線形情報(AM−AM特性、AM−PM特性など)および周波数特性情報(振幅特性、位相特性など)を使用してピーク電力を抑圧する送信装置の動作について説明を行ったが、本実施の形態においては、必要に応じて非線形情報および周波数特性情報を更新し、更新後の非線形情報および周波数特性情報を使用してピーク電力を抑圧する送信装置の動作について説明を行う。
y(k)=W(k)・x(k) …(2)
ここで、“W(k)”はアンプ・アナログデバイス等によって生じる非線形性に関する入出力特性(AM−AM特性、AM−PM特性など)の影響を示した複素ウエイトであり、次式(3)で示される。
W(k)=(y(k)・x(k)*)/|x(k)|2=R(k)・exp(jΔθ(k)) …(3)
ただし、“R(k)”は振幅であり、“Δθ(k)”は位相である。また、‘*’は複素共役を示す。ここで、“R(k)”、“Δθ(k)”は、上式(3)に示されるように、主としてアンプに入力される信号振幅レベル(|x(k)|)に依存する。
ここで、0≦m≦Nであり、上記説明の“(N−3)・Δ”に該当するブロックでは、m=N−3となる。また、α<1である。さらに、上式(4)における(1/|x(k)|2)の処理は、該当するブロックmに対して、事前にN個分のデータZm(0≦m≦N)を例えばテーブル形式で準備することで、除算処理を行う必要がなくなる。従って、式(4)は、次式(5)で表すことが可能となる。
Wm=(1−α)・Wm+α・{(y(k)・x(k)*)・Zm} …(5)
ただし、m・Δ≦|x(k)|<(m+1)・Δである。
C(k)=Wm・x(k),0≦m≦N …(6)
ここで、e(k)は複素誤差信号を表す。次式(9)は“h(k,n)”を時間的に更新する処理を示す。
ところで、“h(k,n)”の算出の際には、実際のアンプ・アナログ系では温度変化・熱雑音等で振幅、位相特性が変動するため、変動に追従しながら平均化処理を行えるようにステップサイズ“μ(0<μ<1)”を用いている。
2、2B 歪み補償信号生成付加部
3 D/A変換部
4、14、94 周波数変換部
5、95 アンプ
6、96 アンテナ
11 遅延器
12 非線形情報生成部
13 A/D変換部
15 減衰器
16 周波数特性情報生成部
21 非線形処理部
22、24、25 減算部
23、93 フィルタ部
26 周波数領域歪み処理部
27 IFFT部
28 複素ディジタルフィルタ
91 変調器
92 クリップ部
Claims (4)
- ベースバンド帯域のディジタル変調信号に対して所定の送信信号生成処理を実行する送信信号生成手段を備えた送信装置であって、
入力信号であるベースバンド帯域のディジタル変調信号と、前記送信信号生成手段の入出力特性を示す非線形情報および前記送信信号生成手段の周波数特性を示す周波数特性情報と、に基づいて、前記送信信号生成手段が当該入力信号に対して送信信号生成処理を実行する際に発生する帯域外の歪み成分を生成する歪み成分生成手段と、
前記歪み成分生成手段へ入力されたベースバンド帯域のディジタル変調信号から前記歪み成分生成手段が生成した帯域外の歪み成分を減算する歪み成分減算手段と、
前記歪み成分減算手段の出力信号と、当該出力信号に対して前記送信信号生成手段が送信信号生成処理を実行して得られた送信信号と、に基づいて、前記歪み成分生成手段が前記帯域外の歪み成分を生成する際に使用する非線形情報および周波数特性情報を生成出力する情報生成出力手段と、
を備え、
前記情報生成出力手段は、
前記歪み成分減算手段の出力信号を遅延させることにより、非線形情報および周波数特性情報を生成する際に使用する仮想入力信号を生成する遅延手段と、
前記送信信号生成手段の出力信号である送信信号に対して、当該送信信号を生成する際に行った送信信号生成処理と逆の処理を実行することにより、非線形情報および周波数特性情報を生成する際に使用する仮想出力信号を生成する仮想出力信号生成手段と、
前記仮想入力信号および前記仮想出力信号の入出力特性を生成し、当該生成した入出力特性を非線形情報として出力する非線形情報生成手段と、
前記仮想入力信号および前記仮想出力信号の周波数特性を生成し、当該生成した周波数特性を周波数特性情報として出力する周波数特性情報生成手段と、
を備え、
前記非線形情報生成手段は、前記遅延器からの仮想入力信号の入力レベル範囲を一定間隔の複数ブロックに分割しておき、仮想入力信号が入力された場合には、当該仮想入力信号の振幅レベルがどのブロックに該当するかを判定し、信号振幅レベルが該当するブロック単位で非線形情報を生成し、
前記送信信号生成手段は、前記歪み成分減算後のベースバンド帯域のディジタル変調信号に対して前記送信信号生成処理を実行することを特徴とする送信装置。 - 前記歪み成分生成手段が、信号増幅処理に伴い発生する歪み成分を含んだ帯域外の歪み成分を生成することを特徴とする請求項1に記載の送信装置。
- 前記歪み成分生成手段は、
前記非線形情報および前記周波数特性情報に基づいて、前記送信信号生成手段が実行する送信信号生成処理と同様の信号処理である、非線形処理および周波数領域歪み処理を前記入力信号に対して実行する信号処理実行手段と、
前記信号処理実行手段の出力信号から前記入力信号を減算することにより前記非線形処理および前記周波数領域歪み処理に伴い発生する歪み成分を抽出する第1の減算手段と、
前記第1の減算手段の出力信号から前記入力信号と同じ帯域内の歪み成分を抽出するフィルタ手段と、
前記第1の減算手段の出力信号から前記フィルタ手段の出力を減算することにより、帯域外の歪み成分を抽出する第2の減算手段と、
を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の送信装置。 - 前記遅延手段は、前記歪み成分減算手段の出力信号が、当該出力信号に対応する前記仮想出力信号生成手段の出力信号と同じタイミングで前記非線形情報生成出力手段および前記周波数特性情報生成出力手段へ入力されるように遅延を与えることを特徴とする請求項1、2または3に記載の送信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008040562A JP5004823B2 (ja) | 2008-02-21 | 2008-02-21 | 送信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008040562A JP5004823B2 (ja) | 2008-02-21 | 2008-02-21 | 送信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009200840A JP2009200840A (ja) | 2009-09-03 |
JP5004823B2 true JP5004823B2 (ja) | 2012-08-22 |
Family
ID=41143862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008040562A Expired - Fee Related JP5004823B2 (ja) | 2008-02-21 | 2008-02-21 | 送信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5004823B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5212402B2 (ja) | 2010-02-24 | 2013-06-19 | 住友電気工業株式会社 | ピーク電力抑制回路とこの回路を有する通信装置 |
JPWO2018109862A1 (ja) * | 2016-12-14 | 2018-12-20 | 三菱電機株式会社 | 電力増幅回路 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4382950B2 (ja) * | 2000-03-14 | 2009-12-16 | 三星電子株式会社 | 非線形歪み補償回路および非線形歪み補償方法 |
CN100576724C (zh) * | 2005-05-18 | 2009-12-30 | 株式会社Ntt都科摩 | 幂级数型前置补偿器及其控制方法 |
JP2007295331A (ja) * | 2006-04-26 | 2007-11-08 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 無線基地局装置 |
-
2008
- 2008-02-21 JP JP2008040562A patent/JP5004823B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009200840A (ja) | 2009-09-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN110138348B (zh) | 用于动态预失真中自适应波峰因子减小的设备和方法 | |
CN102017553B (zh) | 用于多信道宽带通信系统中的基带预失真线性化的方法和系统 | |
US9214969B2 (en) | Scalable digital predistortion system | |
JP4835241B2 (ja) | ディジタルプリディストーション送信機 | |
US9397619B2 (en) | Distortion compensation apparatus and distortion compensation method | |
US9473077B2 (en) | Amplifier linearization using predistortion | |
US10263569B2 (en) | Method and system for aligning signals widely spaced in frequency for wideband digital predistortion in wireless communication systems | |
JP5783070B2 (ja) | 信号処理システムおよび信号処理方法 | |
CN101662821B (zh) | 信号处理方法及通信系统 | |
US8451055B2 (en) | Distortion compensating apparatus, transmitting apparatus, and distortion compensating method | |
US20140161207A1 (en) | Digital pre-distortion system for radio frequency transmitters with reduced sampling rate in observation loop | |
JP2011066894A (ja) | 増幅装置およびプリディストーション制御方法 | |
JP6340207B2 (ja) | 非線形歪み検出装置及び歪み補償電力増幅器 | |
JP2014011567A (ja) | 電力増幅器の補償装置 | |
JP5004823B2 (ja) | 送信装置 | |
JP4755069B2 (ja) | 送信装置 | |
US8633769B2 (en) | Dual loop adaptation digital predistortion architecture for power amplifiers | |
KR101169880B1 (ko) | Ofdm 신호를 수신하는 전력 증폭기의 비선형 특성을 보상하기 위한 디지털 전치 왜곡 방법, 시스템 및 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체 | |
JP5316325B2 (ja) | 歪補償回路、及びこれを用いた無線送信装置、歪補償方法 | |
JP2013251649A (ja) | 歪補償装置、および、歪補償方法 | |
KR101105903B1 (ko) | 전치 왜곡을 위한 적응적 노이즈 제거 장치 및 방법 | |
KR100991494B1 (ko) | 디지털 전치왜곡 방법 및 그 장치 | |
KR20010064880A (ko) | 가변차수 전치왜곡장치 및 그의 제어 방법 | |
WO2017145285A1 (ja) | 歪み補償回路 | |
Sadeghpour et al. | Hammerstein predistorter for high power RF amplifiers in OFDM transmitters |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101125 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120227 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120306 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120404 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120424 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120522 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150601 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |