JP5004114B2 - 剥離装置 - Google Patents

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Description

本発明は、芯材に合成樹脂が被覆された合成樹脂被覆体に対し、芯材から被覆樹脂を剥がし、芯材と被覆樹脂とを分離するための剥離装置に関するものである。
一般に、合成樹脂が被覆された樹脂被覆鋼管は様々な分野で利用されているが、長期間使用していると、被覆樹脂は変色等による劣化や、衝突や接触による傷が発生して外観が悪くなる場合がある。このような樹脂被覆鋼管において、特に農業支柱や園芸支柱は、長期間に亘って屋外に設置されるため被覆樹脂が比較的劣化しやすい。このため、被覆樹脂が劣化した後は、リサイクルの観点から、被覆樹脂と鋼管を分離するために、使用者がカッターナイフによって、被覆樹脂に切れ目を入れて、合成樹脂を鋼管から剥ぎ取る場合があるが、特に長尺ものに対しては、被覆樹脂に連続的に切れ目を入れる作業は大変困難であった。
そこで、このような樹脂被覆鋼管において被覆樹脂を鋼管から剥がし、被覆樹脂と鋼管とを分離して、必要に応じてこの被覆樹脂や鋼管を再利用するための剥離装置が提案されている。(例えば、特許文献1参照。)
この剥離装置は、樹脂被覆鋼管の長さ方向に併設され中央部に凹部が形成された受け用支持ローラーと、この受け用支持ローラーの略中央部に上下方向に移動可能なロータリーカッターが設けられたものであり、受け用支持ローラー上に樹脂被覆鋼管を載置して、ロータリーカッター移動させて、ロータリーカッターの位置を調整した後に、ロータリーカッターにより被覆樹脂のみ切断して、鋼管から被覆樹脂を容易に剥離できるようになされたものである。
実開平5−80696号公報
しかしながら、前記の剥離装置には次のような問題点があった。すなわち、樹脂被覆鋼管は受け用支持ローラーとロータリーカッターとにより支えられるのみであるため、樹脂被覆鋼管の幅方向には位置ずれを起こしやすい形態であり、この位置ずれによってロータリーカッターにより被覆樹脂に生じた切れ目の深さが不充分となったり、切れ目が生じなかったりして、鋼管から被覆樹脂を剥がしにくくなる場合があった。又、この位置ずれを防ぐために樹脂被覆鋼管を定位置に合わせて移動させる送りローラー等の専用の送り手段が別に必要となり、装置が比較的複雑なものになる点が問題であった。
本発明は、前記の如き問題点を解消し、合成樹脂被覆体に対して、被覆樹脂を剥離させるための切れ目を確実に形成させ、芯材から被覆樹脂に容易に剥離させるための剥離装置を提供せんとするものである。
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成としている。すなわちこの発明に係る剥離装置は、芯材に合成樹脂が被覆された合成樹脂被覆体に対し、当該合成樹脂被覆体の全長に亘って芯材から前記被覆樹脂を剥がすことが可能な剥離装置であって、全長に亘って中空となされてその中空を合成樹脂被覆体が貫通可能となされた筒状のガイド部と、ガイド部内の挿通経路上に設けられた切断刃と、切断刃と相対向して設けられた押さえ部とを備え、前記押さえ部を介して合成樹脂被覆体を切断刃に押圧しつつ、該合成樹脂被覆体をガイド部に沿って移動させることにより、切断刃によって被覆樹脂の長さ方向の全長に亘って切れ目を形成するものであって、前記ガイド部は、相対向する2個一対のガイド部からなり、両ガイド部は基端部が軸支されて開閉自在となされると共に、一方のガイド部の先端部には前記切断刃が設けられ、他方のガイド部には押さえ部が設けられていることを特徴とするものである。
本発明によれば、筒状のガイド部内に挿通された合成樹脂被覆体は、全長に亘って中空となされてその中空を合成樹脂被覆体が貫通可能となされた筒状のガイド部と、ガイド部内の挿通経路上に設けられた切断刃と、切断刃と相対向して設けられた押さえ部とを備え、前記押さえ部を介して合成樹脂被覆体を切断刃に押圧するものであるため、被覆樹脂の長さ方向の全長に亘って切れ目を確実に形成させることができ、合成樹脂被覆体合成樹脂被覆体の全長に亘って芯材から被覆樹脂を剥がすことが容易となる。しかも、前記ガイド部は、相対向する2個一対のガイド部からなり、両ガイド部は基端部が軸支されて開閉自在となされると共に、一方のガイド部の先端部には前記切断刃が設けられ、他方のガイド部には押さえ部が設けられているので、合成樹脂被覆体の外形に合わせて、両ガイド部の先端部間の間隔を適宜調整することができる。
本発明に係る剥離装置おいて、ガイド部は、一方の端部から他方の端部にかけて、その内形が徐々に大きくなるようになされれば、合成樹脂被覆体が円弧状に曲げ加工された形態でも、ガイド部の大きくなる内形に沿って挿通させることができるので、この円弧状の形態でも、一般的な直線状の形態でも、被覆樹脂に切れ目を確実に形成させることができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照し、具体的に説明する。
すなわち、図1は本発明に係る剥離装置Pの実施の一形態を示す斜視図、図2は図1の側面図、図3は図1の部分分解側面図、図4は図1の正面図、図5は図1の上面図、図6は図1の上面図、図7は固定片の斜視図、図8は本発明に係る剥離装置Pの使用状態の一形態を示す斜視図である。
図面において、1はガイド部、2はガイド部1の内壁面から突出する切断刃、3はガイド部1の内壁面に切断刃2と相対向して設けられた押さえ部であり、剥離装置Pはガイド部1、切断刃2、及び押さえ部3から主に構成されている。
先ず、合成樹脂被覆体4は、図8に示すように、一般的には芯材41となる鋼管に合成樹脂を被覆して得られる長尺体を適宜長さに切断したものであるが、これに限定されるものではなく、鋼管の代わりにアルミニウム合金やステンレス鋼等の他の金属から形成された管状体でもよく、同様な金属によって形成された棒状体でもよい。又、芯材41に被覆される被覆樹脂42は、一般には、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィンであるが、天然ゴムやブタジエンスチレンゴム、ネオプレン、ブタジエンアクリロニトリルゴム、クロロプレン重合体、ブチルゴム、ウレタン樹脂、シリコン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリエステル系、ポリウレタン系、ポリアミド系等のエラストマーなどの各種合成樹脂や合成ゴム、AAS樹脂、ABS樹脂等であり、芯材41に対して接着剤等の接着手段を用いずに被覆されたものである。
続いて、切断刃2は、図2及び図3に示すように、矩形の一辺が斜辺に形成された薄板状であり、この斜辺に刃が形成されたものである。又、切断刃2の材質は一般には、鋼材であるが、鋼材以外にステンレス鋼やアルミニウム合金等の他の金属、あるいはセラミックス等、被覆樹脂42に切れ目を入れるために必要な強度に応じて適宜使用できる。又、切断刃2で被覆樹脂42に切れ目を入れる際、切断刃2の刃が芯材41と接触して、摩耗や変形の恐れがある場合は、この接触部分にダイアモンドや酸化ジルコニウムや酸化アルミニウム等の芯材より硬質の材料が適宜取付けられたものでもよい。
次に、ガイド部1は、図1に示すように、相対向する半円筒状の上ガイド部11と下ガイド部21とからなり、両ガイド部11、21の基端部が軸支されて開閉自在となされる。すなわち、図1の(a)は開いた状態を示すものであり、(b)は閉じた状態を示すものである。又、図8に示すように、両ガイド部11、21を閉じた際に、ガイド部1が筒状に形成され、又、このガイド部1の内部に合成樹脂被覆体4が挿通されるようになされている。
ガイド部1の大きさは、本形態では、作業者が握持できる程度であり、持ち運び可能な大きさであるが、この大きさに限定されるものではなく、ガイド部1が長尺に形成されたものでもよい。尚、ガイド部1を定位置に取付ける場合は、ガイド部1の開閉方向は、垂直方向でもよく、水平方向でもよく、斜め方向でもよく、剥離作業を行いやすい向きに合わせて取付けることができる。
上ガイド部11の基端部には、下方に向かって半円形状で中心部に軸孔12を有する接続片13が相対向して形成されている。又、下ガイド部21の基端部には、その外壁面に、接続片13の外径と同径の円形溝22が相対向して形成されると共に、円形溝22の中心部には接続片13の軸孔12と同径の軸部23が突設されている。そして、ガイド部1は、上ガイド部1の接続片13と下ガイド部2の円形溝22とを係合させると、軸部23を軸として軸支され、上ガイド部11と下ガイド部21とが開閉自在となされる。
又、上ガイド部1の先端部には、その外側面に切断刃2が取付けられる刃取付部14が設けられている。刃取付部14は、図2、3に示すように、切断刃2が挿入される挿入溝15と、挿入溝15に取付けられる固定片5とからなり、挿入溝15と固定片5によって切断刃2を固定させている。又、挿入溝15と固定片5と間には、隙間50が設けられ、切断刃2を交換する際に、隙間50にドライバー等を差し込んで、固定片5を外し易いようになされている。
刃取付部14に関して、更に詳しく説明すると、挿入溝15は上下方向に形成されると共に、切断刃2を挿入した際に、切断刃2の幅方向と上ガイド部1の長さ方向とが一致するように形成されている。そして、挿入溝15の底部16の上端部には段部17が形成され、固定片5には、図7に示すように、この段部18に向かって突出した凸部51が設けられている。これにより、切断刃2は、挿入溝15内に取付けられた後は、上方向から抜け出さないようになる。
挿入溝15の下部は、切断刃2の刃が形成された斜辺に合わせて傾斜した支え部18が形成され、この支え部18には、切断刃2の刃の先端が上ガイド部11の内壁面に突出させるための通し孔19が形成されている。これにより、切断刃2は、上ガイド部1の内壁面から刃が突出した状態で挿入溝15の中に配置されるようになされている。
又、挿入溝15の開口幅は、図5に示すように、内壁面間の幅より狭く形成され、固定片5は、この挿入溝15の断面形状と略同形に形成されると共に、挿入溝15の支え部18の通し孔19に挿入されている。これにより、固定片5は、挿入溝15に対して上下方向には摺動可能で、かつ、挿入溝15の開口部からは抜け出さないようになされている。これらの構造によって、切断刃2は、ガイド部1の内壁面から突出している刃以外の部分は、挿入溝15の支え部底部16と、この底部16と相対向する固定片5の固定面52との間に挟まれて不用意に位置ずれしないように固定される。
固定片5の下部には、係合片53が下方に向かって突設され、挿入溝15の支え部18に設けられた係止孔20に挿入させた際に、係合片53が係止孔20の内壁面を押圧することにより、固定片5が容易に抜け出さないようになされている。
切断刃2の固定方法は、本形態では、刃取付部14内の定位置に固定されるものであり、上ガイド部11の内壁面から突出している切断刃2の刃の長さは一定であるが、この刃の突出長さを調整できるようにしてもよい。すなわち、刃取付部14に、切断刃2を側面から圧着する圧着部材(図示せず)を取付け、切断刃2を上下方向の任意の位置で圧着して固定するようになされてもよく、あるいは、切断刃2に止め孔(図示せず)を複数個設けると共に、刃取付部14にこの止め孔に係合する係止突起を設け、切断刃2を上下方向の任意の位置で、止め孔に係止突起を係合させて、切断刃2の刃の突出長さを調整できるようにしてもよい。
次に、下ガイド部2には、図1の(b)に示すように、その内側面から上方に向かって壁部24が形成され、この壁部24の外壁面は、上ガイド部1の内壁面に沿うように内方に曲折されている。これにより、ガイド部1が閉じた状態にある時は、上ガイド部11が下ガイド部21に対し、幅方向に不用意に移動しないようになされる。
又、下ガイド部21の先端部には、図5に示すように、上ガイド部11の内壁面に突出された切断刃2と相対向する位置に、下ガイド部21の内壁面に沿って形成された半円形状の押さえ部3が設けられている。これにより、合成樹脂被覆体4をガイド部1の内部に挿通された際に、合成樹脂被覆体4は、押さえ部3によって、切断刃2に押圧される。そして、押さえ部3の上端部は中央部が切り欠かれたV字状溝が形成されている。これにより、合成樹脂被覆体4は、ガイド部1の内部に挿通された際に、その側面の2箇所がV字状溝に当接されて支持されるため、合成樹脂被覆体4の底部のみが押さえ部3に当接される場合に比べて、幅方向に位置ずれしにくくなる。
押さえ部3の内側面には、下ガイド部21に向かって傾斜した支持部31が形成されている。これにより、押さえ部3は、合成樹脂被覆体4の挿通方向に倒れにくくなり、合成樹脂被覆体4を安定的に支持することができ、又、合成樹脂被覆体4の挿通を阻害しないようになされる。
下ガイド部21の内形は、図4及び図6に示すように、下方に向かって幅広の半楕円形状に形成され、先端部から基端部に向かって徐々に大きくなるようになされている。これにより、合成樹脂被覆体4が円弧状に曲げ加工されたものでも、ガイド部1の内壁面に沿って、挿通させることができる。本形態では、下ガイド部21の内形が先端部から基端部にかけて、下方に向かって半楕円状に徐々に大きくなっているが、ガイド部1の内形が先端部から基端部にかけて徐々に大きくなる形態であればよく、例えば、下ガイド部21の内形が半円状に徐々に大きくなる形態でもよく、横方向に徐々に大きくなる形態でもよく、同様に上ガイド部11の内形が、徐々に大きくなる形態でもよく、要は、ガイド部1に合成樹脂被覆体4を挿通させる際に、直線状のもののみでなく、円弧状に曲げ加工されたものが挿通される形態であればよい。
更に、下ガイド部21の外側面には、作業者がガイド部を手で握持する際に、滑り止めのために凹凸25が形成されている。本形態では、下ガイド部21のみに凹凸が形成されているが、上ガイド部11にこの凹凸が形成されていてもよく、上ガイド部11及び下ガイド部21の何れにもこの凹凸が形成されていてもよい。
次に、本形態に係る剥離装置Pを用いて、合成樹脂被覆体4から被覆樹脂を剥がす作業手順を説明する。まず、図1に示すように、ガイド部1を開いて上ガイド部11と下ガイド部21との先端部の間隔を大きく拡げるようにする。続いて、この開いたガイド部1の内部に合成樹脂被覆体4を挿通させる。この時、合成樹脂被覆体4が押さえ部3のV字状溝の上に載置されるようにする。そして、図8に示すように、ガイド部1を閉じて、押さえ部3を介して、切断刃2を合成樹脂被覆体4に押圧させて、切断刃2の刃が被覆樹脂42を貫通して芯材の表面にほぼ当接される程度にした状態を保持する。
上ガイド部11の内壁面において、切断刃2の刃の突出寸法は、本形態では、合成樹脂被覆体4の被覆樹脂42の厚さより充分大きくなされている。これによって、切断刃2は被覆樹脂42を確実に貫通して、切れ目を生じさせることができる。尚、前記刃の突出寸法を被覆樹脂42の厚さに合わせてもよい。こうすれば、合成樹脂被覆体4に切断刃2が押圧され、切断刃2の刃が被覆樹脂に侵入する際、刃が芯材の表面まで達した状態で、被覆樹脂の外表面が上ガイド部11に当接されるようになり、合成樹脂被覆体4はガイド部1の内部でより位置ずれしにくくなり、より安定的に作業ができる。
続いて、上記の状態で、合成樹脂被覆体4をガイド部1に沿って移動させると、切断刃2により、被覆樹脂に切れ目が連続的に形成される。この際、作業者は剥離装置Pを握持したまま固定し、合成樹脂被覆体4を移動させてもよく、合成樹脂被覆体4の位置を固定して、剥離装置Pを移動させてもよい。被覆樹脂42の全長さに亘って切れ目が形成されたら、合成樹脂被覆体4から被覆樹脂を容易に剥がすことができる。
合成樹脂被覆体4の表面に突起や突条が、長さ方向に連続的にあるいは断続的に形成されている場合は、上ガイド部11に突起等の位置に合わせて溝部(図示せず)を設けてもよく、あるいは、押さえ部3に同様な溝部(図示せず)を設けてもよい。こうすれば、樹脂被覆体4は、剥離装置P内を挿通する際、不用意に回転しにくくなる。又、切断刃2による被覆樹脂42への切れ目が直線的に形成されやすくなると共に、切断刃2の位置と前記突起等の位置が重ならないように配置できるので、前記突起等がない箇所に切れ目を入れやすくなり、作業しやすくなる。
尚、ガイド部1が初期状態で開いた状態を保持し、作業者がガイド部1を握持すれば閉じ、握持する力を小さくすれば、再びガイド部1が開くようになされてもよい。例えば、ガイド部の基端部に、鋼材をV字状に曲折したばね材(図示せず)を設け、ばね材の一端を上ガイド部11に取付け、他端を下ガイド部12に取付ければ、初期状態において、このばね材に従って、ガイド部1が開いた状態となり、作業者がガイド部1を握持すれば、ばね材が変形して、閉じた状態となるが、握持する力を小さくすれば、ばね材の反発力によって再び、ガイド部1が開いた状態となる。このようになされれば、多数個の合成樹脂被覆体4に対して剥離作業を実施する場合に、1個の合成樹脂被覆体4の剥離作業が終わった後、作業者がガイド部1を開かなくても、ガイド部1は半自動的に開くので、剥離作業の効率化が図れ、作業者の負荷が低減される。
本発明によれば、合成樹脂被覆体から被覆樹脂を剥がす際、直線上の合成樹脂被覆体ばかりでなく、円弧状に曲げ加工されたものに対しても、被覆樹脂の剥離作業が容易に行えるので、農業用支柱や園芸用支柱等ばかりではなく、棚やラック等の桟材や枠材に用いられる合成樹脂被覆体に対する被覆樹脂の剥離作業に好適に利用できる。
図1は本発明に係る剥離装置Pの実施の一形態を示す斜視図である。 図1の側面図である。 図1の部分分解側面図である。 図1の正面図である。 図1の上面図である。 図1の裏面図である。 図3の固定片の斜視図である。 本発明に係る剥離装置Pの使用状態の一形態を示す斜視図である。
1 ガイド部
2 切断刃
3 押さえ部
4 合成樹脂被覆体
5 固定片
11 上ガイド部
12 軸孔
13 接続片
14 刃取付部
21 下ガイド部
23 軸部
24 壁部
41 芯材
42 被覆樹脂

Claims (2)

  1. 芯材に合成樹脂が被覆された合成樹脂被覆体に対し、当該合成樹脂被覆体の全長に亘って芯材から前記被覆樹脂を剥がすことが可能な剥離装置であって、全長に亘って中空となされてその中空を合成樹脂被覆体が貫通可能となされた筒状のガイド部と、ガイド部内の挿通経路上に設けられた切断刃と、切断刃と相対向して設けられた押さえ部とを備え、前記押さえ部を介して合成樹脂被覆体を切断刃に押圧しつつ、該合成樹脂被覆体をガイド部に沿って移動させることにより、切断刃によって被覆樹脂の長さ方向の全長に亘って切れ目を形成するものであって、
    前記ガイド部は、相対向する2個一対のガイド部からなり、両ガイド部は基端部が軸支されて開閉自在となされると共に、一方のガイド部の先端部には前記切断刃が設けられ、他方のガイド部には押さえ部が設けられていることを特徴とする剥離装置。
  2. ガイド部は、一方の端部から他方の端部にかけて、その内形が徐々に大きくなるようになされていることを特徴とする請求項1に記載の剥離装置。
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