JP5000696B2 - 情報端末、メッセージ通知システム、およびメッセージ通知方法 - Google Patents

情報端末、メッセージ通知システム、およびメッセージ通知方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5000696B2
JP5000696B2 JP2009230722A JP2009230722A JP5000696B2 JP 5000696 B2 JP5000696 B2 JP 5000696B2 JP 2009230722 A JP2009230722 A JP 2009230722A JP 2009230722 A JP2009230722 A JP 2009230722A JP 5000696 B2 JP5000696 B2 JP 5000696B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
message
group
database
conditional expression
comment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009230722A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011081438A (ja
Inventor
昌克 塚本
恵理香 山下
直児 野村
拓也 滝本
圭祐 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2009230722A priority Critical patent/JP5000696B2/ja
Publication of JP2011081438A publication Critical patent/JP2011081438A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5000696B2 publication Critical patent/JP5000696B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Description

本発明は、電子メールに関するメッセージを出力する情報端末、メッセージ通知システム、およびメッセージ通知方法に関する。
従来から、受信した電子メール(以下では単に「メール」ともいう)の内容に基づいてユーザに付加情報を提示する技術が知られている。例えば下記特許文献1には、受信メールの本文から抽出した文字列を構文解析することで特定の文字列を選出し、選出された文字列に対応するテンプレート画像を表示する携帯端末が記載されている。
特開2006−166157号公報
上記のような技術によりメール受信者は付加情報を受け取ることができるが、メール送信者にはそのような情報は提供されない。あるユーザについてメールの送信と受信とが均等に行われる保証はないので、付加情報を各ユーザに均等に提供することはできない。例えば、メールを受信するよりも送信する方が多いユーザにとっては、受け取る付加情報の数はメール操作の回数に見合わないものとなる。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、電子メールに基づく付加情報を各ユーザに均等に提供することが可能な情報端末、メッセージ通知システム、およびメッセージ通知方法を提供することを目的とする。
本発明の情報端末は、電子メールの本文に記述され得る1以上のキーワードから成る1以上のワードグループを示すテーブルと、送信者に提示する複数のメッセージを示すテーブルと、各ワードグループの出現数、及び各出現数が所定の条件を満たした場合に出力されるメッセージが関連付けられた複数の条件式グループを示すテーブルと、複数のメッセージの出力回数の合計値に応じて選択される条件式グループを示すテーブルとを記憶するデータベースと、端末内で生成された電子メールが宛先に向けて送信されたことを契機として、データベースを参照して、該電子メールの本文から1以上のキーワードを抽出し、該1以上のキーワードから1以上のワードグループを特定し、特定した各ワードグループの出現数を1だけ増分する抽出手段と、データベースを参照して、合計値に対応する条件式グループを選択する選択手段と、選択手段により選択された条件式グループを参照して、抽出手段による増分処理後の各ワードグループの出現数が所定の条件を満たすか否かを判定し、該条件を満たす場合には、該条件に対応するメッセージをデータベースから読み出すメッセージ取得手段と、メッセージ取得手段により読み出されたメッセージを出力する出力手段と、を備える。
本発明のメッセージ通知システムは、電子メールの本文に記述され得る1以上のキーワードから成る1以上のワードグループを示すテーブルと、送信者である情報端末のユーザに提示する複数のメッセージを示すテーブルと、各ワードグループの出現数、及び各出現数が所定の条件を満たした場合に出力されるメッセージが関連付けられた複数の条件式グループを示すテーブルと、複数のメッセージの出力回数の合計値に応じて選択される条件式グループを示すテーブルとを記憶するデータベースと、情報端末内で生成された電子メールが宛先に向けて送信されたことを契機として、データベースを参照して、該電子メールの本文から1以上のキーワードを抽出し、該1以上のキーワードから1以上のワードグループを特定し、特定した各ワードグループの出現数を1だけ増分する抽出手段と、データベースを参照して、合計値に対応する条件式グループを選択する選択手段と、選択手段により選択された条件式グループを参照して、抽出手段による増分処理後の各ワードグループの出現数が所定の条件を満たすか否かを判定し、該条件を満たす場合には、該条件に対応するメッセージをデータベースから読み出すメッセージ取得手段と、メッセージ取得手段により読み出されたメッセージを情報端末において出力する出力手段と、を備える。
本発明のメッセージ通知方法は、情報端末を備えるメッセージ通知システムにより実行されるメッセージ通知方法であって、情報端末内で生成された電子メールが宛先に向けて送信されたことを契機として、データベースを参照して、該電子メールの本文から1以上のキーワードを抽出し、該1以上のキーワードから1以上のワードグループを特定し、特定した各ワードグループの出現数を1だけ増分する抽出ステップであって、ワードグループが、電子メールの本文に記述され得る1以上のキーワードから成り、データベースが、1以上のワードグループを示すテーブルと、送信者である情報端末のユーザに提示する複数のメッセージを示すテーブルと、各ワードグループの出現数、及び各出現数が所定の条件を満たした場合に出力されるメッセージが関連付けられた複数の条件式グループを示すテーブルと、複数のメッセージの出力回数の合計値に応じて選択される条件式グループを示すテーブルとを記憶する、該抽出ステップとデータベースを参照して、合計値に対応する条件式グループを選択する選択ステップと、選択ステップにおいて選択された条件式グループを参照して、抽出ステップにおける増分処理後の各ワードグループの出現数が所定の条件を満たすか否かを判定し、該条件を満たす場合には、該条件に対応するメッセージをデータベースから読み出すメッセージ取得ステップと、メッセージ取得ステップにおいて読み出されたメッセージを情報端末において出力する出力ステップと、を含むことを特徴とする。
このような発明によれば、電子メールの送信を契機にそのメールの本文からキーワードが抽出され、そのキーワードに対応するメッセージがデータベースから読み出されて出力される。これにより、メール送信者、すなわちメールを能動的に生成したユーザにメッセージが付加情報として提示されるので、メールに基づく付加情報を各ユーザにより均等に提供できる。
この場合、過去に一定回数以上抽出されたキーワードに対応するメッセージに限って出力されるので、送信者が入力する傾向が強い言葉に絞ってメッセージを提示できる。
この場合、これから出力しようとするメッセージがキーワードだけでなく過去の出力回数に基づいて決定されるので、以前に送ったメールに書いたキーワードを再度使ってメールを作成し送った場合に、メッセージに変化をつけることができる。
本発明の情報端末では、情報端末は携帯端末であり、出力手段は、待受け画面が表示されている場合にメッセージを表示することが好ましい。
この場合、携帯端末が待受け画面の状態にあるときにメッセージが表示されるので、ユーザが端末の画面に注目し得る時にユーザの端末操作を遮ることなくメッセージをユーザに提示できる。
このような情報端末、メッセージ通知システム、およびメッセージ通知方法によれば、送信メールの本文に基づくメッセージが送信者に向けて出力されるので、メールに基づく付加情報を各ユーザに均等に提供することができる。
実施形態に係る携帯電話機の機能構成を示すブロック図である。 図1に示す携帯電話機のハードウェア構成を示す図である。 図1に示すワードグループテーブルの構成を示す図である。 図1に示すコメント履歴テーブルの構成を示す図である。 図1に示す条件式グループテーブルの構成を示す図である。 図1に示す条件式グループ選択テーブルの構成を示す図である。 図1に示すコメントテーブルの構成を示す図である。 図1に示す携帯電話機の動作を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。本実施形態では、本発明に係る情報端末を携帯電話機に適用する。なお、図面の説明において同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
まず、図1〜7を用いて、実施形態に係る携帯電話機1の機能および構成を説明する。図1は携帯電話機1の機能構成を示すブロック図である。図2は携帯電話機1のハードウェア構成を示す図である。図3はワードグループテーブル131の構成を示す図である。図4はコメント履歴テーブル132の構成を示す図である。図5は条件式グループテーブル133の構成を示す図である。図6は条件式グループ選択テーブル134の構成を示す図である。図7はコメントテーブル135の構成を示す図である。
携帯電話機1は通話機能やメール機能、ウェブブラウザ機能などを備える携帯端末であり、機能的構成要素として送信部11、メール記憶部12、データベース13、キーワード抽出部(抽出手段、メッセージ取得手段)14、条件式グループ選択部(メッセージ取得手段)15、コメント決定部(メッセージ取得手段)16、および出力部(出力手段)17を備えている。
この携帯電話機1は、図2に示すように、オペレーティングシステムやアプリケーション・プログラムなどを実行するCPU101と、ROM及びRAMで構成される主記憶部102と、メモリなどで構成される補助記憶部103と、データ通信を行う通信制御部104と、液晶モニタなどで構成される表示部105と、入力キーなどで構成される操作部106とで構成される。図1に示す各機能は、CPU101及び主記憶部102の上に所定のプログラムを読み込ませ、CPU101の制御の下で通信制御部104、表示部105及び操作部106を動作させるとともに、主記憶部102や補助記憶部103に対してデータの読み出し又は書き込みを行うことで実現される。データベースや処理に必要なデータは主記憶部102または補助記憶部103内に格納されている。
図1に戻って、送信部11は、ユーザが入力したメール送信指示に基づいて、携帯電話機1内で生成された電子メールを宛先に向けて送信する手段である。
メール記憶部12は、送信部11により送信された電子メール(送信メール)を記憶する手段である。
データベース13は、送信メールに基づくコメントを表示部105に表示させるために必要なデータを記憶する手段であり、ワードグループテーブル131、コメント履歴テーブル(出力回数記憶手段)132、条件式グループテーブル(抽出回数記憶手段)133、条件式グループ選択テーブル134、およびコメントテーブル135を備えている。
ワードグループテーブル131は、電子メールの本文に記述され得るキーワードをグループ化して記憶する手段である。以下では、1以上のキーワードから成る集合を「ワードグループ」という。ワードグループは通番により識別できる。図3の例では、「疲れた」「つかれた」「しんどい」という3個のキーワードが「WG#1」で識別されるグループに属している。また、「WG#11」で識別されるグループには「お兄ちゃん」というキーワードのみが属している。
コメント履歴テーブル132は、メール送信を契機として表示部105に表示されたコメント(メッセージ)の回数を記憶する手段である。具体的には図4に示すように、コメント履歴テーブル132はコメントを管理する番号であるコメントID毎に発行回数(表示回数)を集計し記憶する。後述するように、一つのコメントIDに複数のコメントが対応する場合もあるので、発行回数はコメント毎ではなくコメントのグループ毎に管理された値であるといえる。発行回数は後述する増分処理により増えていく。
条件式グループテーブル133は、複数の条件式グループを記憶する手段である。条件式グループはグループIDで識別され、図5に示すようにテーブル形式で表すことができる。各条件式グループのテーブルには、コメントIDと、各ワードグループの実際の出現数(WGカウント数)と、該コメントIDに対応するコメントを表示するための各WGカウント数の条件(WG条件)とが関連付けられたレコードが複数格納されている。図5からは、コメントID=10に対応するコメントを表示するためには、少なくともワードグループ「WG#1」に属するキーワードおよび「WG#2」に属するキーワードがそれぞれ3回以上抽出される必要があることを示している。WGカウント数は、対応するキーワードを含むメールが送信される度に、後述する増分処理により増えていく。
条件式グループ選択テーブル134は、上述した条件式グループを選択する条件を記憶する手段である。このテーブル134に記憶されるデータは、コメント履歴テーブル132内の発行回数の合計値の範囲とその範囲に対応する条件式グループのIDとの組である。図6に従えば、例えば発行回数の合計値が44であればグループID=3の条件式グループが使用されることになる。
条件式グループテーブル133とその選択テーブル134により条件式グループを決定するのは、メール送信後にコメントが表示される回数が増えていくに従って、コメントの内容や文体、語句の言い回しなどを変えるためである。これにより、ユーザがメール送信を重ねていくと例えばコメントの表現を徐々に親しみのあるものにしていくなどの処理を実現することができる。
コメントテーブル135は、メール送信時に表示されるコメントを記憶する手段である。図7に示すように、コメントテーブル135はコメントIDと、そのIDに対応する1以上のコメント(メッセージ)と、そのIDに属するコメントの概要(カテゴリ)とが関連付けられたコメントデータを記憶する。コメントの内容は限定されず、例えばテキストだけでなく絵文字が含まれていてもよい。
図7の例では、コメントID=1で示されるコメントデータには、送信者(携帯電話機1のユーザ)を慰めるためのコメントが複数含まれている。また、コメントID=3で示されるコメントデータには、送信者を心配するようなコメントが一つのみ含まれている。コメントID=2に対応するコメントにある「<名前>」は変数を示しており、コメント生成時に文字列が動的に決まるものである。例えば、「<名前>」には送信者である携帯電話機1のユーザ名が代入される。
このように、電子メールの本文に記述され得るキーワードと送信者に提示するコメント(メッセージ)とは、データベース13内の上記テーブル群により関連付けられて記憶されている。
キーワード抽出部14は、携帯電話機1内で生成された電子メールが送信部11により宛先に送信されたことを契機として、そのメールの本文からキーワードを抽出する手段である。キーワード抽出部14は、送信部11によるメール送信のイベントを能動的に取得したり、メール送信を実行したことを示す信号を送信部11から受動的に取得したりすることで、メールが送信されたことを検知する。続いて、キーワード抽出部14は送信された電子メールをメール記憶部12から読み出すと共にワードグループテーブル131を参照することで、その電子メールの本文内に含まれるキーワードを抽出する。
続いて、キーワード抽出部14はワードグループテーブル131に基づいて、メール本文に現れた各キーワードが属するワードグループを特定する。例えばワードグループテーブル131が図3に示すものであり、メール本文に「疲れた」「しんどい」「むかつく」というキーワードが現れた場合には、キーワード抽出部14は二つのワードグループ「WG#1」「WG#2」を特定する。続いて、キーワード抽出部14は特定したワードグループのWGカウント数(条件式グループテーブル133内のWGカウント数)を1だけ増分する。ここで、この増分処理は各グループIDのテーブルの各レコードについて実行される。なお、一つのキーワードがメール本文に複数回現れたり、同じワードグループに属する複数のキーワードがメール本文にそれぞれ1回以上現れたりした場合でも、対応するWGカウント数は1しか増分されない。
キーワード抽出部14は、上記の処理を実行すると次の処理を依頼するための信号を条件式グループ選択部15に出力する。
条件式グループ選択部15は、コメントを表示するかしないかを判定するために使用する条件式グループを選択する手段である。キーワード抽出部14から信号が入力されると、条件式グループ選択部15はコメント履歴テーブル132内の発行回数の合計値を算出する。続いて、条件式グループ選択部15は条件式グループ選択テーブル134を参照して、算出した合計値に対応するグループIDを取得する。続いて、条件式グループ選択部15はそのグループIDをコメント決定部16に出力する。図6に従えば、算出した合計値が44であれば条件式グループ選択部15はグループID=3を読み出して出力する。
コメント決定部16は、選択されたグループIDに基づいて、メール送信時に表示されるコメントを決定する手段である。条件式グループ選択部15からグループIDが入力されると、コメント決定部16はそのグループIDのテーブルを条件式グループテーブル133から読み出す。
続いて、コメント決定部16は読み出したテーブルの各レコードについて、各WGカウント数が対応するWG条件の値以上か否かを判定する。すべてのWGカウント数について(WGカウント数)>=(対応するWG条件の値)が成立するレコードが存在すれば、コメント決定部16はそのレコードに記述されているコメントIDを取得する。これに対して、すべてのWG条件が満たされるレコードが存在しなければ、コメント決定部16は処理を終了する。図5におけるグループID=1のテーブルに関していうと、通番1のレコードはワードグループ「WG#2」についてはWG条件を満たすものの、ワードグループ「WG#1」についてはWG条件を満たさないので、コメント決定部16はこのレコードについてはWG条件を満たしていないと判断する。
コメントIDを取得できた場合には、コメント決定部16はそのIDに対応するコメントをコメントテーブル135から読み出す。このときコメントIDに対して複数のコメントが関連付けられているようであれば、コメント決定部16は所定の方法(例えばランダム選択)により一つのコメントを選択する。コメント決定部16は選択したコメントのデータを出力部17に出力する。また、コメント決定部16はそのコメントIDに対応するコメント履歴テーブル132の発行回数を1だけ増分する。図4に従えば、コメントID=4を取得している場合には、コメント決定部16はその発行回数を20から21に更新する。
上記の通り、キーワードに対応するメッセージはキーワード抽出部14、条件式グループ選択部15およびコメント決定部16の処理で得られるので、これらの機能的構成要素はメッセージ取得手段であるといえる。
出力部17は、コメント決定部16から入力されたコメントを表示部105に表示する手段である。出力部17は、表示部105が待受け画面の状態になっているか否かを判定し、待受け画面であれば直ぐにコメントを付加情報として表示する。これにより、送信者である携帯電話機1のユーザは、自身が作成したメールの内容に基づくメッセージを見ることができる。一方、表示部105が携帯電話機1の筐体で隠れていたり何らかのアプリケーション・プログラムが起動しているなどの理由により待受け画面が表示されていない場合には、出力部17はコメントを保持し、待受け画面が表示されたタイミングでそのコメントを表示する。待受け画面か否かの判定は、端末の筐体の状態やアプリケーション・プログラムの起動状態を検知することで可能である。
次に、図8を用いて、図1に示す携帯電話機1の動作を説明するとともに本実施形態に係るメッセージ通知方法について説明する。図8は携帯電話機1の動作を示すフローチャートである。
携帯電話機1のユーザが作成したメールを送信部11が送信すると(ステップS11)、キーワード抽出部14がそのことを契機として送信メールをメール記憶部12から読み出し、ワードグループテーブル131を参照することでメール本文からキーワードを抽出する(ステップS12、抽出ステップ)。続いて、キーワード抽出部14は抽出したキーワードに対応するWGカウント数を1だけ増分する(ステップS13)。
続いて、条件式グループ選択部15がコメント履歴テーブル132および条件式グループ選択テーブル134を参照することで、発行回数の合計値に合致する条件式グループを選択する(ステップS14)。続いて、コメント決定部16が選択された条件式グループのテーブルを参照することで、WG条件を満たすコメントIDが存在するか否かを判定する(ステップS15)。具体的には、コメント決定部16はすべてのWGカウント数について(WGカウント数)>=(対応するWG条件の値)が成立するレコードのコメントIDを探す。
このとき、そのようなコメントIDが見つからなければそこで処理が終了するが(ステップS15;NO)、コメントIDが見つかった場合には以下の処理が実行される(ステップS15;YES)。
すなわち、コメント決定部16は抽出したコメントIDに対応するコメントをコメントテーブル135から一つ読み出すと共に(ステップS16)、そのIDに対応する発行回数を1だけ増分する(ステップS17)。ステップS13〜S17までの処理は、コメントを取得するためのメッセージ取得ステップであるといえる。
最後に、出力部17が、待受け画面が表示されている場合には(ステップS18;YES)コメントを表示部105に表示し(ステップS19、出力ステップ)、そうでなければ(ステップS18;NO)メッセージを保持しつつ表示が待受け画面に切り替わるのを待つ。
以上説明したように、本実施形態によれば、電子メールの送信を契機にそのメールの本文からキーワードが抽出され、そのキーワードに対応するコメントがデータベース13から読み出されて出力される。これにより、メール送信者、すなわちメールを能動的に生成したユーザにコメントが付加情報として提示されるので、メールに基づく付加情報を各ユーザにより均等に提供できる。
また本実施形態によれば、送信者の心情や置かれた状況などに合った適切なコメントをその者に提示できる。受信メールの本文は送信側の主観で書かれているので、その文章が受信者に対するものか否か、それとも第三者に対する意見を受信者に送っているのかといったことなどを判定することが困難である。これに対して、送信メールの本文は当然ながら送信者が書くものなので、例えば主語が省略されていてもその類推が容易であり、文脈をより的確に捉えることができる。その結果、送信者に対して適切なコメントを提示できる。
また本実施形態によれば、過去に一定回数以上抽出されたキーワードに対応するコメントに限って出力されるので、送信者が入力する傾向が強い言葉に絞ってコメントを提示できる。
また本実施形態によれば、これから出力しようとするコメントがキーワードだけでなく過去の出力回数(発行回数の合計値)に基づいて決定されるので、以前に送ったメールに書いたキーワードを再度使ってメールを作成し送った場合に、コメントに変化をつけることができる。
また本実施形態によれば、携帯電話機1が待受け画面の状態にあるときにコメントが表示されるので、ユーザが電話機1の画面に注目し得る時にユーザの端末操作を遮ることなくメッセージをユーザに提示できる。
また本実施形態によれば、ワードグループ単位でキーワードの抽出回数をカウントし、その回数に基づいてコメントの表示の要否やその内容を決定するので、同様の処理をキーワード毎に行う場合と比較して、データベースの容量を抑えつつ多くのキーワードに対応することができる。
以上、本発明をその実施形態に基づいて詳細に説明した。しかし、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変形が可能である。
上記実施形態ではテキストで構成されたコメントを表示したが、メッセージの形式や出力方法はこれに限定されない。例えば、テキストと画像(静止画や動画)で構成されたメッセージを表示してもよいし、光の色や発光パターンを用いて表現されたメッセージを出力してもよい。また、音声や効果音を用いたメッセージを出力してもよいし、バイブレータによる振動を用いたメッセージを出力してもよい。データベース(例えばコメントテーブル135)に格納されるメッセージデータの形式は、メッセージの構成や出力方法に基づいて決まる。
データベース内のテーブル構成やレコード構成も上記実施形態のものに限定されない。例えば、ワードグループの概念を導入せず、キーワードとコメントとを直接的に関連付けてもよい。また、条件式グループテーブル133において、所定の時期までにWGカウント数がWG条件を満たさなければならないことを示す条件成立期間を各レコードに組み込んでもよい。例えば、「レコード内に最初にWGカウント数が記録されてから時間Tが経過するまでの間」を示すデータを条件成立期間として予め設定しておいてもよい。
データベース内の構成と関連するが、発行回数やWGカウント数の概念を導入せずに、抽出されたキーワードに対応するコメントを無条件に出力してもよい。
上記実施形態では、携帯電話機1が待受け画面の状態にあるときにメッセージが表示されたが、メッセージを出力するタイミングはこれに限定されない。例えば、出力手段は現在の画面が待受け画面であるか否かに関係なくメッセージを出力してもよい。
上記実施形態では、コメントの表示に必要な機能的構成要素を携帯電話機1の中にすべて搭載したが、ネットワークで接続された複数の情報処理装置を備えるメッセージ通知システムにより、すなわち分散処理により本発明を実現してもよい。例えば、携帯電話機が抽出手段、メッセージ取得手段および出力手段を備える一方でサーバがデータベースを備え、メッセージ取得手段がネットワークを介してデータベース内のデータを取得することで上記実施形態と同様の処理を実行してもよい。
本発明は、携帯型か据置型かを問わず、携帯電話機以外の様々な情報端末に適用可能である。例えば、携帯情報端末(PDA)、パーソナルコンピュータ(PC)、ゲーム機、オーディオ・ヴィジュアル(AV)機器などに本発明を適用することが考えられる。
1…携帯電話機(情報端末)、11…送信部、12…メール記憶部、13…データベース、14…キーワード抽出部(抽出手段、メッセージ取得手段)、15…条件式グループ選択部(メッセージ取得手段)、16…コメント決定部(メッセージ取得手段)、17…出力部(出力手段)、131…ワードグループテーブル、132…コメント履歴テーブル(出力回数記憶手段)、133…条件式グループテーブル(抽出回数記憶手段)、134…条件式グループ選択テーブル、135…コメントテーブル。

Claims (4)

  1. 電子メールの本文に記述され得る1以上のキーワードから成る1以上のワードグループを示すテーブルと、送信者に提示する複数のメッセージを示すテーブルと、各ワードグループの出現数、及び各出現数が所定の条件を満たした場合に出力される前記メッセージが関連付けられた複数の条件式グループを示すテーブルと、前記複数のメッセージの出力回数の合計値に応じて選択される前記条件式グループを示すテーブルとを記憶するデータベースと、
    端末内で生成された電子メールが宛先に向けて送信されたことを契機として、前記データベースを参照して、該電子メールの本文から1以上の前記キーワードを抽出し、該1以上のキーワードから1以上の前記ワードグループを特定し、特定した各ワードグループの前記出現数を1だけ増分する抽出手段と、
    前記データベースを参照して、前記合計値に対応する前記条件式グループを選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された条件式グループを参照して、前記抽出手段による増分処理後の各ワードグループの出現数が前記所定の条件を満たすか否かを判定し、該条件を満たす場合には、該条件に対応するメッセージを前記データベースから読み出すメッセージ取得手段と、
    前記メッセージ取得手段により読み出されたメッセージを出力する出力手段と、
    を備える情報端末。
  2. 前記情報端末は携帯端末であり、
    前記出力手段は、待受け画面が表示されている場合に前記メッセージを表示する、
    請求項1に記載の情報端末。
  3. 電子メールの本文に記述され得る1以上のキーワードから成る1以上のワードグループを示すテーブルと、送信者である情報端末のユーザに提示する複数のメッセージを示すテーブルと、各ワードグループの出現数、及び各出現数が所定の条件を満たした場合に出力される前記メッセージが関連付けられた複数の条件式グループを示すテーブルと、前記複数のメッセージの出力回数の合計値に応じて選択される前記条件式グループを示すテーブルとを記憶するデータベースと、
    前記情報端末内で生成された電子メールが宛先に向けて送信されたことを契機として、前記データベースを参照して、該電子メールの本文から1以上の前記キーワードを抽出し、該1以上のキーワードから1以上の前記ワードグループを特定し、特定した各ワードグループの前記出現数を1だけ増分する抽出手段と、
    前記データベースを参照して、前記合計値に対応する前記条件式グループを選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された条件式グループを参照して、前記抽出手段による増分処理後の各ワードグループの出現数が前記所定の条件を満たすか否かを判定し、該条件を満たす場合には、該条件に対応するメッセージを前記データベースから読み出すメッセージ取得手段と、
    前記メッセージ取得手段により読み出されたメッセージを前記情報端末において出力する出力手段と、
    を備えるメッセージ通知システム。
  4. 情報端末を備えるメッセージ通知システムにより実行されるメッセージ通知方法であって、
    前記情報端末内で生成された電子メールが宛先に向けて送信されたことを契機として、データベースを参照して、該電子メールの本文から1以上のキーワードを抽出し、該1以上のキーワードから1以上のワードグループを特定し、特定した各ワードグループの出現数を1だけ増分する抽出ステップであって、前記ワードグループが、電子メールの本文に記述され得る1以上のキーワードから成り、前記データベースが、1以上の前記ワードグループを示すテーブルと、送信者である情報端末のユーザに提示する複数のメッセージを示すテーブルと、各ワードグループの出現数、及び各出現数が所定の条件を満たした場合に出力される前記メッセージが関連付けられた複数の条件式グループを示すテーブルと、前記複数のメッセージの出力回数の合計値に応じて選択される前記条件式グループを示すテーブルとを記憶する、該抽出ステップと
    前記データベースを参照して、前記合計値に対応する前記条件式グループを選択する選択ステップと、
    前記選択ステップにおいて選択された条件式グループを参照して、前記抽出ステップにおける増分処理後の各ワードグループの出現数が前記所定の条件を満たすか否かを判定し、該条件を満たす場合には、該条件に対応するメッセージを前記データベースから読み出すメッセージ取得ステップと、
    前記メッセージ取得ステップにおいて読み出されたメッセージを前記情報端末において出力する出力ステップと、
    を含むことを特徴とするメッセージ通知方法。
JP2009230722A 2009-10-02 2009-10-02 情報端末、メッセージ通知システム、およびメッセージ通知方法 Active JP5000696B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009230722A JP5000696B2 (ja) 2009-10-02 2009-10-02 情報端末、メッセージ通知システム、およびメッセージ通知方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009230722A JP5000696B2 (ja) 2009-10-02 2009-10-02 情報端末、メッセージ通知システム、およびメッセージ通知方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011081438A JP2011081438A (ja) 2011-04-21
JP5000696B2 true JP5000696B2 (ja) 2012-08-15

Family

ID=44075461

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009230722A Active JP5000696B2 (ja) 2009-10-02 2009-10-02 情報端末、メッセージ通知システム、およびメッセージ通知方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5000696B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4605415B2 (ja) * 2000-02-21 2011-01-05 ソニー株式会社 情報処理装置および方法、並びに記録媒体
JP3614116B2 (ja) * 2001-03-30 2005-01-26 オムロン株式会社 トランスクリプション装置、トランスクリプション方法、トランスクリプションプログラム、およびそのプログラムを記録した記録媒体
JP2004178457A (ja) * 2002-11-29 2004-06-24 Moriyuki Chimura マルチ情報受信サーバー及びマルチ情報受信システム
JP5119993B2 (ja) * 2008-03-13 2013-01-16 沖電気工業株式会社 自動取引システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011081438A (ja) 2011-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11985099B2 (en) Handheld electronic device and associated method providing time data in a messaging environment
KR102193489B1 (ko) 엔트리들을 위한 옵트-인 영속성을 갖는 메시지 스레드를 유지하는 장치 및 방법
KR100697416B1 (ko) 모바일 통신 단말기, 정보 제공 시스템 및 프로그램을기록한 컴퓨터 판독가능한 기록 매체
KR101942308B1 (ko) 메시지 기능을 제공하기 위한 방법 및 그 전자 장치
US9742715B1 (en) Method and system for storing real-time communications in an email inbox
JP5835674B2 (ja) インスタントメッセージングメッセージを表示するための方法およびデバイス
CA2713707A1 (en) Notification of mobile device events
EP2544437A1 (en) Apparatus and method for transmitting message in mobile terminal
JP2009521182A (ja) 携帯デバイスおよび携帯デバイスからメッセージを送信する方法
KR20140132427A (ko) 호 기록을 제공하기 위한 방법 및 장치
JP2008077142A (ja) 表示制御装置および表示制御方法
TWI491241B (zh) 於行動式終端機中用以聯結與顯示訊息之電腦程式產品、裝置與方法
KR100617756B1 (ko) 휴대단말기의 상태 정보 표시방법
CN106888150B (zh) 即时消息处理方法和装置
CN108075905B (zh) 消息发送方法及设备
WO2013029239A1 (zh) 词库更新装置、输入系统和输入方法及终端
JP2003108278A (ja) 文書表示システム、受信装置、文書表示方法、および記録媒体
KR20140102901A (ko) 전자기기의 이메일 관리 장치 및 방법
JP5000696B2 (ja) 情報端末、メッセージ通知システム、およびメッセージ通知方法
CN110737371A (zh) 一种信息展示方法、装置和计算机可读介质
US20120290665A1 (en) Systems and methods for changing application information
CN105450510A (zh) 用于社交网络平台的好友管理方法、装置及服务器
US20130185658A1 (en) Portable Electronic Device, Content Publishing Method, And Prompting Method
CN111818224A (zh) 音频数据的处理方法、移动终端及存储介质
JP5772368B2 (ja) 情報通知方法、情報通知装置および情報通知システム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111213

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120508

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120516

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5000696

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150525

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250