JP4996677B2 - 靴下類又は他のニット製品のためのダブルシリンダ円形編機 - Google Patents

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Description

本発明は、靴下類又は他のニット製品のためのダブルシリンダ円形編機に関する。
公知であるように、靴下類を編成するためのダブルシリンダ円形編機は、一般に、垂直軸を有する下部ニードルシリンダと、下部ニードルシリンダより上方で、下部ニードルシリンダと同軸上に配置された上部ニードルシリンダとを備え、前記両シリンダは、共通軸回りの回転動作で互いに固定して作動され得る。
多数の軸スロットが、下部ニードルシリンダの側面及び上部ニードルシリンダの側面に形成されている。上部ニードルシリンダの軸スロットは、下部ニードルシリンダの軸スロットと一列に並んでいる。下部ニードルシリンダの各軸スロットは、一般に底部から順に、セレクタ及びスライダを収容する一方、上部ニードルシリンダの各軸スロットはスライダを収容する。2つのニードルシリンダ間には、つまり編成領域には、各軸スロットに、2つの先端又は夫々上ヘッド及び下ヘッドである2つのヘッドを有する針があり、前記針は、平編を提供したいか又はパール編を提供したいかどうかに応じて、針の上端で編成するように下部ニードルシリンダ内で移動されるか、又は針の下端で編成するように上部ニードルシリンダ内で移動される。
針がヒールを備えていないので、針は、平編を形成する必要があるか又はパール編を形成する必要があるかどうかに応じて、下部ニードルシリンダに配置されたスライダ又は上部ニードルシリンダに配置されたスライダによって作動される。
靴下類のためのダブルシリンダ円形編機で現在用いられているスライダは、細長い薄板体によって一般に構成され、下部ニードルシリンダの側面又は上部ニードルシリンダの側面に形成された軸スロットの底部上にあることを意図された第1長手側部を有する。
このようなスライダは、更に2つのヒールを有し、ヒールは、スライダの長さに沿って相互に間隔が置かれ、スライダの第1側部の反対側に位置する第2長手側部から横方向に突出する。
これらのヒールは、下部ニードルシリンダ又は上部ニードルシリンダの対応する軸スロットに沿ったスライダの移動を生み出し、それによって編機の様々な種類の編成で前記スライダに関連した針の作動を生み出すように、又は針を一方のニードルシリンダから他方のニードルシリンダに移すように用いられる。
スライダは、第1長手側部に、つまりスライダが収容される軸スロットの底部の方に向いた側部に、更にフック状のタブを有し、タブは、スライダが下部ニードルシリンダにあるか又は上部ニードルシリンダにあるかどうかに応じて、針の下ヘッド又は上ヘッドと係合する。
スライダを作動させるための多数のカムが、下部ニードルシリンダの側面及び上部ニードルシリンダの側面の周りに配置されており、ニードルシリンダが前記カムに対して自軸回りの回転動作で作動されるとき、スライダのヒールが係合する一連の経路を形成する。カムによって形成された経路は、スライダが収容されるニードルシリンダの軸スロットに沿ったスライダの移動を生み出し、結果的にスライダに関連した針の作動を生み出すように形作られている。
現在市販されている靴下類又は他のニット製品のためのダブルシリンダ円形編機では、スライダのヒールのための経路を形成する多くのカムは、カムがニードルシリンダに対してラジアル方向に移動可能であるように、且つカムがスライダのヒールによって係合されるようにニードルシリンダに接近する作動位置から、スライダのヒールに干渉しないようにニードルシリンダから間隔が置かれる非作動位置に、又はその逆に移動されることが可能であるように設けられており、それによってスライダのヒールのための経路を変えることを可能にし、結果的に編機が行なうことができる編成の種類を変えることを可能にする。
特にこれらの編機では、針を上部ニードルシリンダから下部ニードルシリンダに、又はその逆に移すために、指令によりニードルシリンダの軸に対して接近及び離間する移動を行うことが可能なスライダ作動カムが用いられる。
特に、針を一方のニードルシリンダから他方のニードルシリンダに移すことが必要であるとき、下部ニードルシリンダから上部ニードルシリンダに移される必要がある針は、下部ニードルシリンダの側面に面して適切に設けられた選択装置によって、下部ニードルシリンダに配置された対応するスライダを選択することにより予め選択されて、移動操作に必要なスライダの作動カムは作動位置へ移動させられる。
続いて、下部ニードルシリンダに配置されたスライダ及び上部ニードルシリンダに配置されたスライダの両方が、スライダのヒールの内の1つで、移動可能な第1下部上げカム及び移動可能な第1上部下げカムと夫々係合するので、下部ニードルシリンダに配置されたスライダ及び上部ニードルシリンダに配置されたスライダは、相互により接近移動して、対応する針のヘッドと係合するための位置に達する。この相互接近は、スライダの、対応する針のヘッドと係合可能な端部の特定形状のゆえに、ニードルシリンダのラジアル面での対応する針と係合されなかったスライダの揺動を生み出して、スライダの、対応する針と係合可能な長手方向端部を、対応する軸スロットの底部から離れる方向に移動させる。これらのスライダは、続いてニードルシリンダの側面に横から面する固定プレッサと係合して、反対方向への、つまりスライダの、針と係合可能な端部を対応する軸スロットの底部の方に移動させるスライダの揺動を引き起こして、その結果下部ニードルシリンダに配置されたスライダ及び上部ニードルシリンダに配置されたスライダの両方と針のヘッドとの同時係合を達成する。従って、上部ニードルシリンダに配置されたスライダは、上部ニードルシリンダの側面に面する別のプレッサと係合して上部ニードルシリンダに配置されたスライダの揺動を生み出し、スライダの、針の上ヘッドと係合可能な端部を対応する軸スロットの底部から離れる方向に移動させて、スライダの端部を針の前記上ヘッドから外す。それ故、下部ニードルシリンダに配置されたスライダは、スライダの下降を生み出す移動可能な第1下部下げカムと係合する一方、上部ニードルシリンダに配置されたスライダは上部固定上げカムと係合する。このように針は、下部ニードルシリンダに配置されたスライダとのみ係合する。移動可能な第1下部下げカムの直後、以前選択されたスライダ、つまり対応する針を下部ニードルシリンダから上部ニードルシリンダに移す必要があるスライダが、対応するセレクタによって上げられる一方、上部ニードルシリンダに配置されたスライダが移動可能な第2上部下げカムの動作によって下げられる。この下降により、スライダの、針のヘッドと係合可能な端部を対応する軸スロットの底部から離れる方向に移動させる上部ニードルシリンダに配置されたスライダの揺動の結果として、上部ニードルシリンダに配置されたスライダと下部ニードルシリンダに配置されたスライダの上昇によって上げられた針のヘッドとの係合が達成する。その結果これらのスライダは、上部ニードルシリンダの側面に面する別のプレッサとの係合によって反対方向に揺動させられ、対応する針の上ヘッドと係合する。下部ニードルシリンダに配置され、以前上げられたスライダは、下部ニードルシリンダの側面に面する別のプレッサに出会い、スライダの、針の下ヘッドと係合可能な端部を対応する軸スロットの底部から離れる方向に間隔を置く結果として、スライダの揺動を生み出す。
上部ニードルシリンダに配置され、針の上ヘッドと係合したスライダは、その後上部ニードルシリンダの側面に面する別の上部固定上げカムとの係合の結果として上げられる。
この時点で、予め設定された針の下部ニードルシリンダから上部ニードルシリンダへの移動が完了する一方、選択されなかった他の針は、下部ニードルシリンダのスライダと係合されたままである。
編機を作動させるための移動可能なカムの存在は、特に編機の一方のニードルシリンダから他方のニードルシリンダに針を移すためとしては望まれない。理由は、編機の作動の複雑さを著しく増加させて、電力が不測に停止した場合、編機を正確に再開させることを可能にするために、特定の制御装置の導入を余儀なくさせるからである。
更に公知のタイプの編機では、主として上部ニードルシリンダから下部ニードルシリンダに針を全て移すことにより、針が一方のニードルシリンダから他方のニードルシリンダに移されるという事実は、相当大きなニードルシリンダ領域の使用を必要とし、編機の正確な操作に必要な他のカム又は他の装置の収容に際して問題を引き起こす。
欧州特許出願公開第1010790号明細書
本発明の意図は、針を一方のニードルシリンダから他方のニードルシリンダに移すために必要とされる要素が、公知のタイプの編機の要素に比して著しく単純化される、靴下類又は他のニット製品のためのダブルシリンダ円形編機を提供することにより上述された問題を解決することである。
この意図の範囲内で、本発明の目的は、針を一方のニードルシリンダから他方のニードルシリンダに移すために用いられるカムが、固定されたタイプであり得る、つまり移動時に作動されるべきアクチュエータを必要としない編機を提供することである。
本発明の別の目的は、針が、短時間で非常に正確且つ確実に一方のニードルシリンダから他方のニードルシリンダに移され得る編機を提供することである。
この意図、並びにこれらの目的及び以下に明らかとなるその他の目的は、垂直軸を有する下部ニードルシリンダと、該下部ニードルシリンダの上方で、下部ニードルシリンダと同軸上に配置された上部ニードルシリンダとを備え、相互に一列に並んだ軸スロットが、下部ニードルシリンダの側面及び上部ニードルシリンダの側面に形成されており、下部ニードルシリンダ及び上部ニードルシリンダの各軸スロットは、針を作動させるための少なくとも1つの要素を収容し、該作動要素は、端部の内の一方により針のヘッドと係合可能であり、作動カムと係合するために対応するニードルシリンダの側面からラジアル方向に突出する少なくとも1つの固定ヒールを有しており、前記作動カムは、ニードルシリンダの側面の周りに配置され、前記作動カムに対する前記ニードルシリンダの自軸回りの回転動作の作動の結果として、前記固定ヒールがたどり得る経路を形成し、下部ニードルシリンダに配置された少なくとも1つの作動要素はヒールを含み、該ヒールは、前記作動カムと係合するように前記ヒールがニードルシリンダの対応する軸スロットからラジアル方向に突出する作動位置から、前記作動カムと係合しないように前記ヒールがニードルシリンダの前記軸スロットに収容される非作動位置へ、及びその逆へ指令により移動可能である靴下類又は他のニット製品のためのダブルシリンダ円形編機において、一つのニードルシリンダから他のニードルシリンダへニードルを移動させるために、作動カムに対するニードルシリンダの回転の結果として、作動要素がたどる経路に沿って連続して設けてあり
−対応する針の上ヘッドと係合するための位置に作動要素を下げるべく、上部ニードルシリンダに配置された作動要素によって係合可能な上部固定下げカムと、対応する針の下ヘッドと係合するための位置に作動要素を上げるべく、下部ニードルシリンダに配置された作動要素によって係合可能な下部固定上げカムと、
−作動要素のヒールが作動位置にあるように、下部ニードルシリンダに移動されるべき針に対応する作動要素を移動させるようになした移動選択装置と、作動要素の対応する針の上ヘッドからの離脱を生み出すために、上部ニードルシリンダに配置された作動要素と係合可能である上部開口プレッサと、
−下部ニードルシリンダに配置され、前記移動選択装置によって作動要素の移動可能なヒールで作動位置に移動された作動要素によってのみ係合可能である下部固定下げカムと、
−作動要素を対応する針の下ヘッドから外すために、下部ニードルシリンダに配置され、作動要素の移動可能なヒールが非作動位置にあるように配置された作動要素によってのみ係合可能である下部開口プレッサと、
−上部ニードルシリンダに配置された作動要素と対応する針との係合のために、作動要素と係合可能な上部閉鎖プレッサと、
−上部ニードルシリンダに配置された作動要素によって係合可能な上部固定上げカムとを備えることを特徴とする編機によって達成される。
本発明の更なる特徴及び利点は、添付図面の非限定例で示した本発明に係る編機の好ましいが排他的でない実施形態の説明からより理解できる。
単純化のために部分的にのみ示す図面を参照して、本発明に係る編機は、垂直軸を有する下部ニードルシリンダ1 と、下部ニードルシリンダ1 より上方で、下部ニードルシリンダと同軸上に配置された上部ニードルシリンダ1'とを備える。
多数の軸スロット2 が下部ニードルシリンダ1 の側面に形成されてあり、各軸スロットは、針が下部ニードルシリンダ1 に配置されるとき、針6 のための下部作動要素10を収容する。好ましくは、前記下部作動要素10は、上端から下方に移動シンカ又はスライダ3 、接続要素4 及びセレクタ5 を含む。
多数の軸スロットが、下部ニードルシリンダ1 の各軸スロット2 が上部ニードルシリンダの軸スロットと一列に並ぶように上部ニードルシリンダの側面に形成されている。
上部ニードルシリンダの各軸スロットは、針6 が上部ニードルシリンダに配置されるとき、前記針のための対応する上部作動要素10' を収容する。好ましくは前記上部作動要素10' は、底部から上方に向かって移動シンカ又はスライダ3'、接続要素4'及びセレクタ5'を含み、これらは、好ましくは下部ニードルシリンダ1 に関して以下に説明される要素と同様に設けられる。上部ニードルシリンダは、軸スロットと軸スロットに収容される上述された要素に関して、下部ニードルシリンダと略同様であるが反転された位置に設けられている。この理由により、上部ニードルシリンダの図示は、図1及び2では単純化のために省略されている。
2つのニードルシリンダ間では、つまり編成領域では、各軸スロットに、2つの先端又は夫々下ヘッド6a及び上ヘッド6a' であるヘッド6a,6a'を有する針6 があり、針は、平編を提供したいか又はパール編を提供したいかどうかに応じて、その上端又は上ヘッド6a' で編成するように下部ニードルシリンダ1 内で移動されるか、或いはその下端又は下ヘッド6aで編成するように上部ニードルシリンダ内で移動される。
針6 がヒールを備えていないので、針は、平編を形成する必要があるか又はパール編を形成する必要があるかどうかに応じて、下部作動要素10又は上部作動要素10' によって作動される。
本発明に係る編機の下部ニードルシリンダの軸スロット2 に配置されたスライダ3 、接続要素4 及びセレクタ5 は以下に説明され、この説明は、好ましくは上部ニードルシリンダの軸スロットに配置されたスライダ3'、接続要素4'及びセレクタ5'にも適合するが、要素3',4',5'の位置が要素3,4,5 の位置に対して反転しており、スライダ3 が針6 の下ヘッド6aと係合可能である一方、スライダ3'が針6 の上ヘッド6aと係合可能であるという事実を当然考慮に入れる。
スライダ3 は、細長い薄板体を有し、スライダの、針6 の方に向いた長手方向端部に隣接した、それ自体公知である、針6 の下ヘッド6aと係合可能なフック状のタブ7 によって構成された係合手段を含む。
スライダ3 は、対応する軸スロット2 の底部の方に向いた第1長手側部と、第1長手側部の反対側の長手側部に固定ヒール3aとを有し、固定ヒールは、スライダ3 の第1長手側部に略直角に、つまり下部ニードルシリンダ1 に対してラジアル方向に位置して、下部ニードルシリンダ1 の側面に面する、スライダを作動させるためのカム8 と係合するために、下部ニードルシリンダ1 の側面からラジアル方向に突出する。
スライダ3 は、フック状のタブ7 によって針6 の下ヘッド6aと係合するか又は係合を外すために、第1長手側部にスライダの下端部に隣接して、下部ニードルシリンダ1 のラジアル面でスライダを揺動可能にする傾斜部を有する。
接続要素4 は、細長い薄板体を有し、スライダ3 の、針6 によって係合可能な端部の反対側に位置する長手方向端部に接続されている。接続要素4 は、下部ニードルシリンダ1 の外部に向いた側部に、少なくとも1つの移動可能なヒール4aを有する。
接続要素4 は、スライダ3 に対して下部ニードルシリンダ1 のラジアル面で揺動可能であり、それによって、移動可能なヒール4aが、接続要素を作動させるためのカム9 と係合するように対応する軸スロット2 からラジアル方向に突出する作動位置から、移動可能なヒール4aが、接続要素の作動カム9 と係合しないように対応する軸スロット2 に収容される非作動位置への、及びその逆への移動可能なヒール4aの移動を生み出す。
接続要素4 は、好ましくは、上部の長手方向端部で、接続要素4 が配置されるラジアル面に垂直な回転軸11回りに、スライダ3 の、針6と係合可能な端部の反対側に位置する下部の長手方向端部に枢支される。枢支は、好ましくは、スライダ3 の、軸スロット2 の底部から離れる方向に向いた側部で突出する突部12と、回転自在に前記突部12を収容し、接続要素4 内に形成された座部13とによって行なわれる。
このようにして、スライダ3 又は接続要素4 と対応する作動カム8,9 との係合によって生み出された、軸スロット2 に沿ったスライダ3 と接続要素4 とのスライド移動で、スライダ3 と接続要素4 との間に相互接続が確立される。
好都合なことに、接続要素4 は、スライダ3 に接続された端部に、ニードルシリンダ1 の外部に向いてラジアル方向に突出する別のヒール4bを有する。この別のヒール4bは、軸スロット2 の底部の方に押されることが可能であり、それによってスライダのフック状のタブ7 を有する長手方向端部、つまり針6 の方に向いた端部を、スライダが収容される下部ニードルシリンダ1 の軸スロット2 の底部から遠くなる方向に離間させる揺動の方向に、スライダが位置するニードルシリンダ1 のラジアル面でスライダ3 の揺動を生み出して、スライダ3 を針6 の下ヘッド6aから外す。
セレクタ5 も、細長い薄板体を有し、接続要素4 に関してスライダ3 の反対側に配置されている。
セレクタ5 は、接続要素4 と下部ニードルシリンダ1 の軸スロット2 の底部との間に、編機の動作の間、接続要素4 が取り得る任意の位置で突出する部分14を有しているので、セレクタ5 によって常に接続要素4 に作用することが可能である。
セレクタ5 は、接続要素4 の移動可能なヒール4aの非作動位置から作動位置への移動を生み出すために、下部ニードルシリンダ1 のラジアル面で少なくとも1つの選択装置の動作を介して揺動可能である。
スロット2 の底部の方に向いたセレクタ5 の側部は、前記側部の残り部分に対して傾斜した部分15を有し、実際セレクタ5 の前記揺動を可能にする。
セレクタ5 は、セレクタが収容される軸スロット2 の底部と接続要素4 との間に介在する部分14から間隔を置いて配置される長手方向延長部の領域に、軸スロット2 の底部の方に押されることが可能な少なくとも1つの押圧可能領域16a,16b を有しており、それによって移動可能なヒール4aの非作動位置から作動位置への移動を生み出す接続要素4 の揺動を生み出す。
図示された実施形態では、2つの押圧可能領域があり、夫々、セレクタ5 の、スライダ3 の方に向いた端部の反対側に位置する長手方向端部に配置された押圧可能領域16a 、及び中間領域に配置された押圧可能領域16b である。
押圧可能領域16b は、セレクタ5 の長手方向に、編機の様々なセレクタのために異なる延長部を有することができ、前記押圧可能領域16b の延長部に応じてセレクタ5 での多様な介入を可能にする。
接続要素4 の移動可能なヒール4aの非作動位置から作動位置への移動を生み出すためのセレクタ5 の揺動は、例えばイタリア特許第IT1312277 号に記載されている装置のような公知のタイプの選択装置によって達成でき、この選択装置は、針毎の選択を可能にし、つまり編機の様々なセレクタを、特に下部ニードルシリンダ1 の2つの隣接する軸スロット2 に配置された2つのセレクタ5 でさえ、互いに独立して作動させることが可能である。
この種の選択装置は、下部ニードルシリンダ1 の側面に面して、セレクタ5 の前記部分14の反対側に位置する長手方向端部に配置された押圧可能領域16a に、又は押圧可能領域16b に指令により作用することができるプッシャー又はカムを有しており、それによって接続要素4 の移動可能なヒール4aの非作動位置から作動位置への移動を生み出す揺動の方向にセレクタ5 の揺動を生み出す。
図示された実施形態では、下部ニードルシリンダ1 について5つの選択点があり、各選択点には選択装置があり、夫々、選択装置21は、ニードルシリンダの自軸回りの回転の一方向に編機のフィード又はドロップの直ぐ上流側に配置され、ニードルシリンダがその回転方向に作動されるとき、前記フィード又はドロップで編成する必要がある針を選択するために用いられ、選択装置22は、ニードルシリンダの自軸回りの回転の反対方向に編機のフィード又はドロップの直ぐ上流側に配置され、ニードルシリンダが回転の前記反対方向に作動されるとき、前記フィード又はドロップで編成する必要がある針を選択するために用いられ、選択装置23は、一方のニードルシリンダから他方のニードルシリンダへの針の移動の間に用いられ、更に2つの追加の選択装置24,25 がある。
同様に、上部ニードルシリンダ1'の各軸スロットには、スライダ3'、接続要素4'及びセレクタ5'が配置され、それらは、好ましくは下部ニードルシリンダ1 に関して説明されたスライダ3 、接続要素4 及びセレクタ5 と同様に設けられている。スライダ3 、接続要素4 及びセレクタ5 に関して既に説明された部分に相当するスライダ3'、接続要素4'及びセレクタ5'の部分は、同一の参照番号によって示されている。
上部ニードルシリンダ1'についても同様に、上述された要素と同様の選択装置を備えることが可能であり、任意には、針が上部ニードルシリンダにあるときは、前記針を選択する必要性が一般により少ないという事実を考慮して、より少ない数の選択装置を備えることが可能であり、前記装置は、上部ニードルシリンダに配置されたセレクタ5'に作用するために上部ニードルシリンダの側面に面する。特に、選択装置21と同様の、ニードルシリンダの自軸回りの回転の一方向に編機のフィード又はドロップの直ぐ上流側に位置し、ニードルシリンダが前記回転方向に作動されるとき、前記フィード又はドロップで上部ニードルシリンダ内で編成する必要がある針を選択するために用いられることが意図された選択装置と、2つの追加の選択装置24,25 と同様の選択装置とを備えることが可能である。
下部ニードルシリンダ1 に関して説明された要素と同様に、上部ニードルシリンダに配置された、スライダを作動させるためのカム8'及び接続要素を作動させるためのカム9'があり、前記カムは上部ニードルシリンダの側面の周りに配置されている。
スライダの作動カム8,8'及び選択要素の作動カム9,9'は、針6 の作動要素10,10'の通常編機のカムボックスとして参照される一組の作動カムを構成し、スライダ3,3'のヒール3a及び接続要素4,4'の作動位置での移動可能なヒール4aによって係合可能な経路を形成する。これらの経路は、スライダ及び接続要素が収容される対応するニードルシリンダの軸スロットに沿った、これらの経路と係合するスライダ3,3'及び選択要素4,4'のスライド移動を生み出すように形作られている。このスライド移動は、針6 の一部で編地を形成するために、例えば針6 の下部ニードルシリンダ1 から上部ニードルシリンダへの、及びその逆への移動等、編機の他の動作状態のために、或いはニードルシリンダがカムボックスに対して自軸回りの回転動作で作動されるとき、スライダによって係合される針6 のために非作動状態又は非編成状態にスライダ3,3'を保持するために必要とされる。
図示された実施形態では、本発明に係る編機のカムボックスは固定カムのみから構成されていることを注目すべきである。
図3及び4は、フィード又はドロップに隣接した、本発明に係る編機のカムボックスの可能な実施形態の一部を示し、フィード又はドロップで針6 は、下部ニードルシリンダに配置された場合、編機のカムボックスに対するニードルシリンダの自軸回りの回転の一方向での作動及び反対方向での作動の両方の間、編地を形成することができる。
表現の単純化のために、編機が前記フィード又はドロップのみ有していると仮定するが、編機が、条件に応じて、ニードルシリンダの自軸回りの回転の少なくとも一方向での回転の間、編地を形成するために用いられ得る多数のフィード又はドロップを有することができるという事実に変わりはない。
前記フィード又はドロップでは、下部ニードルシリンダのスライダを作動させるためのカム8 として、センターカム26、センターカウンタカム27、引出し(又は上げ)カム28、ニードルシリンダの一方向での回転動作におけるノックオーバーカム29、引出し(又は上げ)カム30及びニードルシリンダの反対方向での回転動作におけるノックオーバーカム31がある。引出し(又は下げ)カム28' 及びノックオーバーカム29' は、上部ニードルシリンダのスライダ8'の作動カムの間に示されている。
下部ニードルシリンダ1 の接続要素の作動カム9 の間には、引出しカム28とセンターカム26との間に配置された引込み(又は下げ)カム32と、引出しカム30とセンターカム26との間に配置された引込み(又は下げ)カム33とがあり、前記カムは、編地の形成の間、接続要素4 、ひいては針6 を作動させるために用いられる。図示された実施形態では、引込みカム32,33 は一体に形成されているが、個別のカムとして設けられてもよい。
上部ニードルシリンダの接続要素の作動カム9'の間には、引出しカム28' とノックオーバーカム29' との間に配置された引込みカム34と、引出しカム68とがあり、前記カムは、編地の形成の間、接続要素4'、ひいては針6 を作動させるために用いられる。
スライダの作動カム8,8'及び接続要素の作動カム9,9'に加えて、カムボックには、スライダを作動させるためのカム8,8'の領域にプレッサ53,54,57,60 があり、接続要素を作動させるためのカム9,9'の領域にプレッサ61,62,63,64,65,66,67があり、スライダの作動カム8,8'と接続要素の作動カム9,9'との間の中間領域にプレッサ55,58 があり、それらはニードルシリンダのラジアル面でスライダ及び接続要素の揺動を生み出すために、スライダ3,3'及び接続要素4,4'に夫々作用することが可能である。針を一方のニードルシリンダから他方のニードルシリンダに移すために主に用いられることが意図されたこれらの要素のいくつかの作用は、以下に明らかとなる。
これらのプレッサは、固定されている、つまりカムボックスに固定して接続されているので、プレッサの操作のためのいかなるアクチュエータも必要としない。
接続要素を作動させるためのカム9,9'には、針6 を一方のニードルシリンダから他方のニードルシリンダに移動させるために、接続要素4,4'、ひいてはスライダ3,3'を作動させるために主に設計されたカムがある。
本発明によれば、主として針を一方のニードルシリンダから他方のニードルシリンダに移すために専用の前記カムは、対応する針6 と係合するための位置でスライダ3'を下げるように、上部ニードルシリンダに配置された接続要素4'によって係合されることが可能な上部固定下げカム51と、対応する針6 の係合に相当する位置でスライダ3 を上げるように接続要素4 によって係合されることが可能な下部固定上げカム52とを含む。
上部固定下げカム51及び下部固定上げカム52は、矢印35によって示された、作動カムボックスに対するニードルシリンダの自軸回りの回転方向に選択装置23の上流側に配置されている。
この回転方向の上部固定下げカム51及び下部固定上げカム52の直ぐ下流側で、前記カムと選択装置23との間に、夫々上部閉鎖プレッサ53及び下部閉鎖プレッサ54であるプレッサがあり、任意のスライダ3'及びスライダ3 が、対応する針6 の上ヘッド6a' 及び下ヘッド6aと係合可能な端部で、スライダが対応する軸スロット2 の底部から間隔が置かれる揺動された状態で、前記プレッサと夫々係合する可能性がある。
上部開口プレッサ55は、選択装置23と略一列に並んでおり、上部ニードルシリンダの側面に面し、スライダ3'の揺動を引き起こして、対応する針6 の方に向いたスライダの端部を、対応する軸スロット2 の底部から離れる方向に移動させるために、上部ニードルシリンダに配置された接続要素4'のヒール4bと係合可能である。
選択装置23の、この場合も矢印35によって示された回転方向の直ぐ下流側で、下部ニードルシリンダ1 の側面は下部固定下げカム56に面し、該下部固定下げカムは、下部ニードルシリンダ1 に配置され前記選択装置23によって作動位置に接続要素の移動可能なヒール4aで移動された接続要素4 によってのみ係合可能である。
下部固定下げカム56の、矢印35によって示された回転方向への始まり直後、上部ニードルシリンダの側面は上部閉鎖プレッサ57に面し、該上部閉鎖プレッサは、スライダ3'の揺動を生み出して、対応する針6 の方に向いたスライダの端部を、対応する軸スロット2 の底部に向けて移動させるために、上部ニードルシリンダに配置されたスライダ3'と係合可能である。
下部固定下げカム56の後、矢印35によって示された回転方向で、下部ニードルシリンダの側面は下部開口プレッサ58に面し、該下部開口プレッサは、下部ニードルシリンダに配置され非作動位置に接続要素の移動可能なヒール4aを有する、つまり下部固定下げカム56と係合しなかった接続要素4 のヒール4bによってのみ係合可能である。下部開口プレッサ58は、対応する針6 の方に向いたスライダの端部を、対応する軸スロット2 の底部から離れさせるために、それと係合するスライダ3 の揺動を生み出すことを意図されている。
最後に、下部開口プレッサ58の、この場合も矢印35によって示された回転方向への下流側で、上部ニードルシリンダ1'の側面に面する上部固定上げカム59が、上部ニードルシリンダに配置された接続要素4'のヒール4aによって係合可能であり、下部ニードルシリンダの側面に面する下部閉鎖プレッサ60が、下部開口プレッサ58が作用したスライダ3 を、針6 の方に向いたスライダの端部が対応する軸スロット2 の底部に接近する位置に戻すために、スライダ3 によって係合可能である。
本発明に係る編機の操作が、針の一方のニードルシリンダから他方のニードルシリンダへの移動の実行に関して、以下に示される。
図3及び4は、移動動作の間、スライダ3,3'及びスライダと関連した接続要素4,4'のヒール3a,4a,4b がたどる経路を示す。
接続要素4,4'のヒール4aの作動位置と非作動位置とを区別するために、作動位置でのヒール4aは陰をつけて、非作動位置でのヒールは陰をつけていない。
針6 を一方のニードルシリンダから他方のニードルシリンダに移す必要があるとき、移動動作の始まりは、選択装置25及び上部ニードルシリンダに面する対応する選択装置によって作動され、選択装置は、ニードルシリンダが矢印35によって示された方向に自軸回りの回転動作で作動される間、接続要素のヒール4aが作動位置にあるように、下部ニードルシリンダ及び上部ニードルシリンダに配置された接続要素4,4'を全て移動させる。
それ故、下部ニードルシリンダに配置された接続要素4 は、それらのヒール4aで下部固定上げカム52と係合し、上部ニードルシリンダに配置された接続要素4'は、それらのヒール4aで上部固定下げカム51と係合する。接続要素4,4'の前記カム51,52 との係合は、上部ニードルシリンダ及び下部ニードルシリンダに配置されたスライダ3,3'の相互接近を生み出して、針6 の対応するヘッド6a,6a'に対するフック状のタブ7 を有する長手方向端部の重なり合いを引き起こす。この理由により、以前対応する針6 と係合されなかったスライダ3',3は、フック状のタブ7 の特定の形状、及び針6 の対応するヘッド6a,6a'上でのスライダのスライド移動の結果として、ラジアル面での揺動を受け、フック状のタブ7 を、スライダ3,3'が収容される対応する軸スロット2 の底部から離れさせる。続いて、この揺動を受けたスライダは、下部閉鎖プレッサ54又は上部閉鎖プレッサ53と係合して、スライダ3,3'の反対方向への揺動を生み出して、スライダと針の対応するヘッド6a,6a'との係合を引き起こす。このようにして、針6 は、スライダ3 及びスライダ3'によって同時に係合される。
この時点で、選択装置23によって、針6 を下部ニードルシリンダから上部ニードルシリンダに移す必要がある接続要素4 が選択されている。選択装置23の直前で、プレッサ61は、下部ニードルシリンダに配置された接続要素4 のヒール4aの非作動位置への移動を生み出す。選択装置23は、下部ニードルシリンダに配置され、対応する針6 との係合を維持する必要があるスライダ3 に接続された接続要素4 に作用して、接続要素のヒール4aの非作動位置から作動位置への移動を引き起して、下部ニードルシリンダで編成するように前記針6 を移動させる。
この選択動作と略同時に、上部ニードルシリンダに配置されたスライダ3'は、上部開口プレッサ55の動作を受け、スライダのフック状のタブ7 を対応する軸スロット2 の底部から離れさせるために、上部ニードルシリンダに配置された全てのスライダ3'の揺動を生み出す。
それ故、下部ニードルシリンダに配置され、作動位置に移動された接続要素4 のヒール4aは、図3に示されるように、下部固定下げカム56と係合して、ヒールの下降、ひいてはそれらと係合される針6 の下部ニードルシリンダへのエントレインメント(entrainment)を生み出す。この下降が始まるとすぐに、図3に示されるように、上部ニードルシリンダに配置されたスライダ3'は上部閉鎖プレッサ57と出会い、スライダのフック状の係合タブ7 を対応する軸スロット2 の底部に向けて移動させる方向にスライダ3'の揺動を生み出す。この揺動は、対応する接続要素4 と下部固定下げカム56との係合の結果として、その間に下部ニードルシリンダへの下降が始まった針に影響がないが、スライダ3'のフック状のタブ7 と対応する針との新たな係合を生み出し、図4に示されるように、代わりに針は、それらのヒールで下部固定下げカム56と係合しなかった、下部ニードルシリンダに配置されたスライダ3 によって係合される。
それ故下部固定下げカム56と係合しなかったスライダ3 は、下部開口プレッサ58に出会い、下部開口プレッサは、フック状のタブ7 を対応する軸スロット2 の底部から離れさせる方向へのスライダの揺動を生み出して、前記スライダ3 の対応する針6 の下ヘッド6aからの離脱を生み出す。
それ故、図4に示されるように、上部ニードルシリンダに配置された接続要素4'は、それらのヒール4aで上部固定上げカム59と係合して、接続要素の上昇、ひいては、下部ニードルシリンダに配置されたスライダ3 から外された対応する針の上部ニードルシリンダへの上昇を引き起こす。
この時点で、針の一方のニードルシリンダから他方のニードルシリンダへの移動は完了し、下部ニードルシリンダに配置され、ヒール4bで下部開口プレッサ58と係合された接続要素4 に接続されたスライダ3 は、下部ニードルシリンダの側面に面する別の下部閉鎖プレッサ60との係合により反対方向に再び揺動させられる。
編地の生産における編機の操作は、2006年3月31日付イタリア特許出願第MI2006A000628 号の同時係属出願に記載されている。
実際、発明に係る編機は、移動可能な作動カムの使用に頼ることなく、従来のタイプの編機で得られる移動順序より速い移動順序で、針を一方のニードルシリンダから他方のニードルシリンダに移すことが可能であるので、意図した目的を完全に達成することが分かった。
このように考案された編機は、その全てが添付された請求項の範囲内にある多くの修正及び変更を加えることができ、またその細部の全てが、更に他の技術的に等価な要素に置き換えられてもよい。
実際には、用いられる材料並びに寸法は、要件並びに技術の状態に応じて如何なるものであってもよい。
本出願が優先権を主張しているイタリア特許出願第MI2006A000636 号での開示内容は、参照してここに盛り込まれる。
任意の請求項の範囲に述べられている技術的特徴の後には参照番号が付記されているが、これらの参照符号は、請求項の範囲の理解度を高めるためだけに含まれているものであり、従って、このような参照番号は、このような参照番号により一例として識別される各要素の解釈を如何なる形においても限定するものではない。
作動要素のヒールが非作動位置にある、本発明に係るダブルシリンダ円形編機の下部ニードルシリンダの一部を示す軸方向断面図である。 作動要素のヒールが作動位置にある、本発明に係るダブルシリンダ円形編機の下部ニードルシリンダの一部を示す軸方向断面図である。 針の上部ニードルシリンダから下部ニードルシリンダへの移動の間、針の作動要素のヒールがたどる経路を強調した、ニードルシリンダの方に向いたその側部から見た投影面であり、針作動要素の一組の作動カムの可能な実施形態を示す図である。 針の下部ニードルシリンダから上部ニードルシリンダへの移動の間、針の作動要素のヒールがたどる経路を強調した、図3と同様の、針作動要素の一組の作動カムを示す図である。

Claims (14)

  1. 垂直軸を有する下部ニードルシリンダ(1) と、該下部ニードルシリンダ(1) の上方で、下部ニードルシリンダと同軸上に配置された上部ニードルシリンダ(1')とを備え、相互に一列に並んだ軸スロット(2) が、下部ニードルシリンダ(1) の側面及び上部ニードルシリンダ(1')の側面に形成されており、下部ニードルシリンダ(1) 及び上部ニードルシリンダ(1’)の各軸スロット(2) は、針(6)を作動させるための少なくとも1つの要素(10,10’)を収容し、該作動要素(10,10’)は、端部の内の一方(7) により針(6) のヘッド(6a,6a’)と係合可能であり、作動カム(8,8’,9,9’) と係合するために対応するニードルシリンダ(1,1’)の側面からラジアル方向に突出する少なくとも1つの固定ヒール(3a)を有しており、前記作動カムは、ニードルシリンダ(1,1’)の側面の周りに配置され、前記作動カム(8,8’,9,9’) に対する前記ニードルシリンダ(1,1’)の自軸回りの回転動作の作動の結果として、前記固定ヒール(3a)がたどり得る経路を形成し、下部ニードルシリンダ(1) に配置された少なくとも1つの作動要素(10)はヒール(4a)を含み、該ヒールは、前記作動カム(9) と係合するように前記ヒール(4a)がニードルシリンダ(1) の対応する軸スロット(2) からラジアル方向に突出する作動位置から、前記作動カム(9) と係合しないように前記ヒール(4a)がニードルシリンダ(1) の前記軸スロット(2) に収容される非作動位置へ、及びその逆へ指令により移動可能である靴下類又は他のニット製品のためのダブルシリンダ円形編機において、
    一つのニードルシリンダから他のニードルシリンダへニードルを移動させるために、作動カム(9) に対するニードルシリンダ(1) の回転の結果として、作動要素(10)がたどる経路に沿って連続して設けてあり
    −対応する針(6) の上ヘッド(6a’) と係合するための位置に作動要素を下げるべく、上部ニードルシリンダ(1’)に配置された作動要素(10’)によって係合可能な上部固定下げカム(51)と、対応する針(6) の下ヘッド(6a)と係合するための位置に作動要素を上げるべく、下部ニードルシリンダ(1) に配置された作動要素(10)によって係合可能な下部固定上げカム(52)と、
    −作動要素のヒール(4a)が作動位置にあるように、下部ニードルシリンダ(1) に移動されるべき針(6) に対応する作動要素(10)を移動させるようになした移動選択装置(23)と、作動要素の対応する針の上ヘッドからの離脱を生み出すために、上部ニードルシリンダに配置された作動要素と係合可能である上部開口プレッサ(55)と、
    −下部ニードルシリンダ(1) に配置され、前記移動選択装置によって作動要素の移動可能なヒール(4a)で作動位置に移動された作動要素によってのみ係合可能である下部固定下げカム(56)と、
    −作動要素を対応する針(6) の下ヘッド(6a)から外すために、下部ニードルシリンダ(1) に配置され、作動要素の移動可能なヒール(4a)が非作動位置にあるように配置された作動要素(10)によってのみ係合可能である下部開口プレッサ(58)と、
    −上部ニードルシリンダ(1’)に配置された作動要素(10’)と対応する針(6) との係合のために、作動要素と係合可能な上部閉鎖プレッサ(53)と、
    −上部ニードルシリンダ(1’)に配置された作動要素によって係合可能な上部固定上げカム(59)と
    を備えることを特徴とする編機。
  2. 前記作動カム(8,9,8’,9’) に対するニードルシリンダ(1,1’)の回転方向に前記上部上げカム(59)の下流側に配置され、作動要素を前記下部開口プレッサの介入前の位置に戻すために、下部ニードルシリンダ(1) に配置され、前記下部開口プレッサ(58)が以前作用した作動要素(10)と係合可能な下部閉鎖プレッサ(54)を備えることを特徴とする請求項1に記載の編機。
  3. 前記作動カム(8,8’,9,9’) に対するニードルシリンダ(1,1’)の自軸回りの回転方向に、前記上部固定下げカム(51)及び前記下部固定上げカム(52)の下流側で、前記移動選択装置(23)の上流側に配置されたもう1つの上部閉鎖プレッサ(53)ともう1つの下部閉鎖プレッサ(54)とを備え、該もう1つのプレッサは、前記上部固定下げカム(51)及び前記下部固定上げカム(52)により対応する針(6) との係合のための位置に移動された上部作動要素(10’) と下部作動要素(10)と夫々係合可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の編機。
  4. 下部ニードルシリンダ(1) の各軸スロット(2) に配置された作動要素(10)は、少なくとも
    −その長手方向端部の一方に隣接して、針(6) のヘッド(6a)と係合する手段(7) を有するスライダ(3) であり、ニードルシリンダ(1) の対応する軸スロット(2) の底部の方に向いた第1長手側部と、長手側部の反対側に、ニードルシリンダ(1) の側面に面しており、スライダ(3) を作動するための対応するカム(8)と係合するために、前記第1長手側部に略直角に突出し、ニードルシリンダ(1) の側面からラジアル方向に突出する前記作動要素(10)の固定ヒール(3a)を有する前記スライダ(3) と、
    −針(6) と係合可能な端部の反対側に位置する前記スライダ(3) の長手方向端部に接続され、ニードルシリンダ(1) の外側に向いた側部に、作動要素(10)の前記移動可能なヒールを構成する少なくとも1つの移動可能なヒール(4a)を有する接続要素(4) であり、前記移動可能なヒールが、ニードルシリンダ(1) の側面に面する接続要素(4) を作動させるための対応するカム(9)と係合するようにニードルシリンダの対応する軸スロット(2) からラジアル方向に突出する作動位置から、前記移動可能なヒール(4a)が、接続要素(4) の前記作動カム(9) と係合しないようにニードルシリンダ(1) の前記軸スロット(2) に収容される非作動位置への、及びその逆への前記移動可能なヒール(4a)の移動のために、前記スライダ(3) に対してニードルシリンダ(1)のラジアル面で揺動可能である前記接続要素(4)と、
    −前記接続要素(4) に関してスライダ(3) の反対側に配置され、前記接続要素(4) と該接続要素が収容されるニードルシリンダ(1)の軸スロット(2) の底部との間に、編機の動作の間、前記接続要素(4) が取り得る任意の位置で突出する部分を有し、接続要素(4) の前記移動可能なヒール(4a)の前記非作動位置から前記作動位置への移動を生出すために、少なくとも1つの選択装置(23)によってニードルシリンダ(1) のラジアル面で揺動可能であるセレクタ(5) と、
    を含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の編機。
  5. 前記接続要素(4) は、長手方向の端部の一方で、前記ラジアル面に垂直な回転軸(11)回りに、針(6) と係合可能な端部の反対側に位置する前記スライダ(3) の長手方向端部に枢支されていることを特徴とする請求項に記載の編機。
  6. 前記スライダ(3) と前記接続要素(4) との間の枢支は、スライダが収容されるニードルシリンダ(1) の軸スロット(2) の底部から離れる方向に向いた前記スライダ(3) の側部で突出する突部(12)と、回転自在に前記突部(12)を収容し、前記接続要素(4) に形成された座部(13)とによって構成されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の編機。
  7. 前記スライダ(3) は、前記接続要素(4) に接続された長手方向端部の反対側に位置する長手方向端部の一部での針(6) のヘッド(6a)との係合又は針のヘッドとの離脱のために、ニードルシリンダ(1) のラジアル面で揺動可能であることを特徴とする請求項乃至6のいずれかに記載の編機。
  8. 前記接続要素(4) は、前記スライダ(3) に接続された端部に、ニードルシリンダ(1) の外部に向いてラジアル方向に突出する第2ヒール(4b)を有し、該第2ヒール(4b)は、軸スロット(2)の底部の方に押圧可能であり、それによって針(6) の方に向いた長手方向端部をスライダが収容されるニードルシリンダ(1) の軸スロット(2) の底部から間隔が置かれる方向への前記ラジアル面でのスライダ(3) の揺動を生み出すことを特徴とする請求項乃至7のいずれかに記載の編機。
  9. 前記セレクタ(5) は、該セレクタ(5) の揺動を生み出し、結果的に接続要素(4) の前記移動可能なヒール(4a)の非作動位置から作動位置への通過を生み出すために、セレクタが収容される軸スロット(2) の底部と前記接続要素(4) との間に介在するセレクタの前記部分(14)から間隔を置いて配置される長手方向延長部の領域に、軸スロット(2) の底部へ向けて押されることが可能な領域を有することを特徴とする請求項乃至8のいずれかに記載の編機。
  10. 上部ニードルシリンダ(1’)に配置された針(6) の作動要素(10’) は、前記固定ヒール(3a)に加えて、更にヒール(4a)を有し、該ヒールは、対応する作動カム(9’) と係合するようにヒールがニードルシリンダ(1) の対応する軸スロット(2)からラジアル方向に突出する作動位置から、前記対応する作動カム(9’) と係合しないようにヒールがニードルシリンダ(1) の対応する軸スロット(2) に収容される非作動位置へ、及びその逆へ指令により移動可能であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の編機。
  11. 上部ニードルシリンダ(1’)の軸スロット(2) に配置された作動要素(10') が、下部ニードルシリンダ(1) の軸スロットに配置された作動要素(10)と略同様に設けられていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の編機。
  12. 前記少なくとも1つの選択装置(23)が、針毎の選択を行うべく、つまり前記セレクタ(5) を互いに独立して作動すべくなされていることを特徴とする請求項乃至11のいずれかに記載の編機。
  13. ニードルシリンダ(1) に横から面し、ニードルシリンダ(1) の前記ラジアル面で前記スライダ(3)の揺動を生み出すために、前記接続要素(4) のヒールと係合可能な追加の固定プレッサ(61,62,63,64,65,66,67)を備えることを特徴とする請求項乃至12のいずれかに記載の編機。
  14. ニードルシリンダ(1) に横から面し、ニードルシリンダ(1) の前記ラジアル面で前記接続要素(4) の揺動を生み出すために、前記接続要素(4) のヒールと係合可能な追加の固定プレッサ(61,62,63,64,65,66,67)を備えることを特徴とする請求項8乃至13のいずれかに記載の編機。
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