JP4995775B2 - 画面転送装置およびその方法ならびに画面転送のためのプログラム - Google Patents

画面転送装置およびその方法ならびに画面転送のためのプログラム Download PDF

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Description

本発明は、画面転送装置およびその方法ならびに画像転送のためのプログラムに関する。
時間変化するパーソナルコンピュータの画面内容を圧縮してリアルタイムで送信する画面転送システムは、画像データを圧縮するために可逆データ圧縮または非可逆データ圧縮のアルゴリズムを用いる。
頻繁に用いられる可逆データ圧縮アルゴリズムの1つにLZ77法(スライド辞書法)がある(非特許文献1参照)。
LZ77法では、圧縮(エンコード)および伸張(デコード)処理の際に辞書データとして、いちばん最近エンコードまたはデコードした一定量のデータを使用する。
辞書のヒット率を高め、良い圧縮率を得るためには、入力データとして同じ文字列が繰り返し現れる可能性のあるデータを連続して与える必要がある。逆に、互いに無関係なソースからのデータを交互に並べてエンコードすると圧縮率は低下する。
そのため、画面転送システムのように、通信路の送信側・受信側双方でデータ圧縮技術を用いて、送受信データ量を減らそうとするとき、性質の異なる複数のデータソースがある場合には、全てのソースからのデータを同じ辞書を用いて圧縮するよりも、それぞれに専用の辞書を割り当てて別々に圧縮し、圧縮後のデータを多重化した方が良好な圧縮率が得られる可能性が高い。
ここで画面転送システムが扱う、パーソナルコンピュータ画面に表示される画像データを考えると、画面領域の狭い一部分だけを見た場合には、その領域の画像データは、例えば全て同じ図形の一部分であったりして、似た内容が並んでいる場合が多い。しかし画面全体で見ると、違う領域には文字や図形など違った性質の画像が表示されており、そのため単一の辞書を用いて画面のどの領域の画像データも圧縮する方法では、最適な圧縮率が得られない場合がある。したがって、画面に表示する画像データを高い圧縮率で送信する方法が望まれる。また、この際、ユーザーの視認性を下げないことも必要である。たとえば、PC(Personal Computer)の画面内容が横書きである場合に、画面内容の更新が横方向に大きな時間間隔で複数回に分けて描画されると、描画途中では画面内容を理解しにくくなる問題も起こり得る。
Jacob Ziv and Abraham Lempel, "A Universal Algorithm for Sequential Data Compression", IEEE Transactions on Information Theory, Vol. IT-23,No. 3, pp. 337-343, May 1977.
本発明は、上記技術の問題点を解決するためになされたものであって、画面に表示する画像データを高い圧縮率で送信可能にするとともに画面内容の高い視認性を可能とした画面転送装置およびその方法ならびに画像転送のためのプログラムを提供する。
本発明の一態様としての画面転送装置は、
画面に画像データを表示する画面表示装置と通信する画面転送装置であって、
前記画面表示装置の画面において表示すべき画像データを生成する画像データ生成部と、
前記画面を分割した複数の各分割領域毎に、生成された画像データと重なる重複領域を特定する領域特定部と、
各前記重複領域に対応する部分画像データをそれぞれ前記画面の縦方向または横方向に分割して分割画像データを生成する分割部と、
各前記分割領域に属する前記分割画像データを、各前記分割領域に属する過去に圧縮した一定量の分割画像データを用いて作成される辞書データを用いて圧縮することにより前記分割領域毎に前記分割画像データに対応する圧縮画像データを生成するデータ圧縮処理部と、
前記生成された画像データに対応する各前記圧縮画像データを所定の規則に従った順序で送信するデータ送信部と、
を備える
本発明の一態様としての画面転送装置は、
画面に画像データを表示する画面表示装置と通信する画面転送装置であって、
前記画面表示装置の画面に表示するウィンドウに対応する画像データを生成する画像データ生成部と、
前記ウィンドウに対応する画像データを前記画面の縦方向または横方向に分割して分割画像データを生成する分割部と、
前記ウィンドウに対応する前記分割画像データを、前記ウィンドウに属する過去に圧縮した一定量の分割画像データを用いて作成される辞書データを用いて圧縮することにより、前記分割画像データのそれぞれに対応する圧縮画像データを生成するデータ圧縮処理部と、
前記ウィンドウに対応する各前記圧縮画像データをそれぞれ所定の規則に従った順序で送信するデータ送信部と、
を備える。
本発明の一態様としての画面転送方法は、
画面に画像データを表示する画面表示装置と通信する画面転送方法であって、
前記画面表示装置の画面において表示すべき画像データを生成し、
前記画面を分割した複数の各分割領域毎に、生成された画像データと重なる重複領域を特定し、
各前記重複領域に対応する部分画像データをそれぞれ前記画面の縦方向または横方向に分割して分割画像データを生成し、
各前記分割領域に属する前記分割画像データを、各前記分割領域に属する過去に圧縮した一定量の分割画像データを用いて作成される辞書データを用いて圧縮することにより前記分割領域毎に前記分割画像データに対応する圧縮画像データを生成し、
前記生成された画像データに対応する各前記圧縮画像データを所定の規則に従った順序で送信する
ことを特徴とする。
本発明の一態様としての画面転送方法は、
画面に画像データを表示する画面表示装置と通信するコンピュータにおいて実行するプログラムであって、
前記画面表示装置の画面において表示すべき画像データを生成するステップと、
前記画面を分割した複数の各分割領域毎に、生成された画像データと重なる重複領域を特定するステップと、
各前記重複領域に対応する部分画像データをそれぞれ前記画面の縦方向または横方向に分割して分割画像データを生成するステップと、
各前記分割領域に属する前記分割画像データを、各前記分割領域に属する過去に圧縮した一定量の分割画像データを用いて作成される辞書データを用いて圧縮することにより前記分割領域毎に前記分割画像データに対応する圧縮画像データを生成するステップと、
前記生成された画像データに対応する各前記圧縮画像データを所定の規則に従った順序で送信するステップと
を前記コンピュータに実行させる。
本発明によれば、画面に表示する画像データを高い圧縮率で送信できる上、画面表示装置に表示される画面内容が高い視認性で表示できるため、表示途中でも画面内容を容易に理解できる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
本実施形態に係る画面転送システムの概略構成を図1に示す。図1では、パーソナルコンピュータ(PC:Personal Computer)11と画面受信端末装置(画面表示装置)12がLAN(Local Area Network)13を介して接続されている。PC11はたとえば画面転送装置に相当する。
PC11は一般のアプリケーションプログラムの他に画面送信を行なうプログラムがインストールされており、このプログラムを実行することでPC11の画面に表示される内容を表す画像データを圧縮して圧縮画像データを生成し、生成した圧縮画像データをLAN13を経由して画面受信端末装置(画面表示装置)12に送信する。
画面受信端末装置(画面表示装置)12は、PC11から圧縮画像データを受け取り、これを伸張して画面に表示する。
図2は、PC(画面転送装置)11の機能ブロック図であり、本発明に特に関連する部分のみを示している。
画像データ領域判定部19は 画面受信端末装置(画面表示装置)12の画面に表示する画像データがどの領域に描画されるかを判定し、判定により得た領域の情報を画像データ生成部20に入力する。判定により得られる領域は画面全体またはその一部である。
画像データ生成部20は、画像データ領域判定部19で判定された領域において、画面受信端末装置(画面表示装置)12の画面に表示すべき画像データを生成する。生成する画像データは、画面全体のうち更新された部分の画像データ、または画面全体の画像データである。
画像データ分割部21は、画面受信端末装置(画面表示装置)12の画面を分割した複数の各分割領域に、上記生成された画像データと重なる重複領域を判定する(後述する図4参照)。画像データ分割部21は、たとえば分割領域毎に、上記生成された画像データと重なる重複領域を特定する領域特定部を含む。
また、画像データ分割部21は、各重複領域に対応する部分画像データをそれぞれ画面の縦方向または横方向に所定幅で分割して分割画像データを生成する(後述する図5参照)。たとえば文字を上から下へ横書きする場合は縦方向への分割を行い、右から左へ縦書きをする場合は横方向の分割を行う(この詳細は後述する)。画像データ分割部21は、各重複領域に対応する部分画像データを縦方向または横方向に分割する分割部を含む。画像データ分割部21は、分割領域毎に生成した分割画像データを振り分け部22へ入力する。
振り分け部22は、各分割領域に属する分割画像データを、各分割領域にそれぞれ対応するデータ圧縮部23A、23B、23C、・・・に振り分ける。データ圧縮部23A、23B、23C、・・・は、それぞれ各分割領域に対応して設けられている。たとえば、データ圧縮部23Aは後述する図4の分割領域(矩形領域)32A、データ圧縮部23Bは分割領域32B、データ圧縮部23Cは分割領域32Cに対応する。データ圧縮部23Aは辞書メモリ24A内のデータ(辞書データ)を用いて、振り分け部22から送られる分割画像データを圧縮し、さらに、辞書メモリ24A内のデータ(辞書データ)を最新の内容に更新する。具体的に、データ圧縮部23Aは、過去に圧縮した一定量の分割画像データが辞書データとして常に保持されるように辞書メモリ24Aを更新する。過去に圧縮した一定量の分割画像データは、たとえば、分割画像データを圧縮する直前に圧縮した一定量の分割画像データである。
データ圧縮部23B、データ圧縮部23C、・・・並びに、辞書メモリ24B、辞書メモリ24C、・・・に関してはデータ圧縮部23Aおよび辞書メモリ24Aと同様である。
ここで、データ圧縮部23A、23B、23C、...は1つにまとめてデータ圧縮処理部とすることもできる(ただし辞書メモリは複数個のまま)。この場合、データ圧縮処理部が、圧縮すべき分割画像データがどの矩形領域に属するかに応じて、圧縮に用いる辞書メモリを特定し、特定した辞書メモリを用いて分割画像データの圧縮を行えばよい。
各データ圧縮部23A、23B、23C、・・・で得られた圧縮画像データは多重化部(データ送信部)25へ送られる。
多重化部25は、各データ圧縮部23A、23B、23C、・・・から受けた圧縮画像データを所定の規則に従った順序でLAN13に送出することにより圧縮画像データを多重送信する。たとえば各圧縮画像データを、画面の縦方向において上側に位置するほど先に送信し、複数の圧縮画像データがそれぞれ同じ高さに位置するときは、画面の横方向の左側に位置するほど先に送信する(後述する図5の矢印を参照)。
以下、PC(画面転送装置)11についてさらに詳細に説明する。
図3は、PC11または画面受信端末装置(画面表示装置)12における画面全体31の分割例を示す。
画面全体31は、それぞれ横方向がN画素、縦方向がM画素の小さな矩形領域(分割領域)32A、32B、32C...に分割される。上述したように、それぞれの矩形領域ごとに専用の辞書メモリを1個割り当てる。すなわち、矩形領域32Aに対し辞書メモリ24A、矩形領域32Bに対し辞書メモリ24B、のように割り当てる。
図4は画像データ分割部21による重複領域の特定処理を一例として説明する図である。
PC11における画像データ生成部20により生成された圧縮対象画像33に対し、矩形領域32A、32B、32C、…を対象に、所属領域の判別が行われる。すなわち、各分割領域に、上記圧縮対象画像33と重なる重複領域(所属領域)を特定する。図示の例では、圧縮対象画像33は矩形領域32B〜32D、32F〜32H、32J〜32Lに所属し(重なり)、重複領域34B〜34D、34F〜34H、34J〜34Lが特定される。
図5は画像データ分割部21による分割処理と、振り分け部22、データ圧縮部(23A、23B、23C・・・)および多重化部25の動作を一例として説明する図である。
画像データ分割部21は、重複領域(34B〜34D、34F〜34H、34J〜34L)のそれぞれに対応する画像データ(部分画像データ)を画面の縦方向に分割して分割画像データを生成する。図示の例では、重複領域34Bの画像データは1つに分割されて分割画像データ35Bが生成され、重複領域34Fの画像データは4つに分割されて分割画像データ35F(1)〜35F(4)が生成されている。この際、分割の縦幅は、たとえば画面受信端末装置(画面表示装置)12に表示される文字フォントの縦サイズ程度もしくはそれ以下とすることができる。
また分割に際しては以下に従うことでより高い圧縮率が期待できる。本実施形態で用いている圧縮アルゴリズムはLZ77法における圧縮アルゴリズムであり、この圧縮アルゴリズムは、大きくハフマン符号化とスライド辞書圧縮に基づいている。スライド辞書圧縮とは、圧縮前のデータをバッファ(辞書)内に格納していき、それまでに格納したデータのパターンと同じ並びがあった場合に、そのパターンが格納されているデータまで遡る「距離」と、データパターンの「長さ」(スライド幅)に、圧縮対象となるデータを置き換えることにより、全体のサイズを小さくする圧縮方法である。たとえば圧縮対象の文字列:“abcdeabcdfg”であり、圧縮結果が“abcde54fg”であるとき、この圧縮結果“abcde54fg”に含まれる“54”は、「5 文字前に遡って、4 文字分繰り返す(コピーする)」という意味になる。つまり、この例では「長さ」(スライド幅)が 4 文字分ということになる。そのため、本実施形態における画像データの分割に際しては、分割画像データのデータサイズが、コピー可能な(置換可能な)データパターンの長さ以上であり、かつ辞書メモリの容量以下となるようにすると、高い圧縮率が期待できる。なお、Zlib(LZ77法)の仕様では、遡れる範囲(距離)は 32[KB]前まで(従って辞書メモリの最大容量は 32[KB]) となっており、コピー可能なデータパターンの長さ(スライド幅)は 258[byte]、となっている。
振り分け部22は、画像データ分割部21により得られた各分割画像データを、それぞれが属する分割領域に対応するデータ圧縮部(23A、23B、23C・・・)に振り分ける。たとえば重複領域34Fの画像データを分割して得た分割画像データ35F(1)〜35F(4)(図示せず)は、矩形領域32Fに含まれるため、矩形領域32Fに対応するデータ圧縮部23Fに送られる。
データ圧縮部(23A、23B、23C・・・)は、振り分けられた分割画像データを、対応する辞書メモリ(24A、24B、24C・・・)を用いて圧縮し、その後、辞書メモリ(24A、24B、24C・・・)を更新し、圧縮した分割画像データを、多重化部25に送る。たとえばデータ圧縮部23Fは、分割画像データ35F(1)を圧縮し、辞書メモリ24F(図示せず)を更新し、圧縮画像データを多重化部25に送る。次いでデータ圧縮部23Fは、分割画像データ35F(2)を圧縮し、辞書メモリ24F(図示せず)を更新し、圧縮画像データを多重化部25に送る。次いで、データ圧縮部23Fは、分割画像データ35F(3)を圧縮し、辞書メモリ24F(図示せず)を更新し、圧縮画像データを多重化部25に送る。次いでデータ圧縮部23Fは、分割画像データ35F(4)を圧縮し、辞書メモリ24F(図示せず)を更新し、圧縮画像データを多重化部25に送る。
多重化部25は、図5内の矢印(→)に示すように、画面内において、最も高い位置に配置された分割画像データ35B、35C、35Dをこの順序で(左から順番に)送る。次いで、次に低い高さに位置する分割画像データ35F(1)、35G(1)、35H(1)をこの順序で(左から順番に)送る。以降、同様にして、高さを一段ずつ下げ、同じ高さにある横一列の単位で、分割画像データを順番に送る。このようにすることで、後述するように、文字を上から下へ横書きする場合に、ユーザーが文字を読む方向と、文字の表示される方向とが一致するとともに表示も高速に行われ、視認性が向上する。ここでは、同じ高さでは、画面内の左側に位置するほど優先的に送信するとしたが、これとは逆に、右側に位置するほど優先的に送信してもよいし、あるいはランダムな順番で送信されてもよい。これによっても視認性の向上を図ることが可能である。
図示の例では高い位置に位置するほど先に送信するようにしたが、画面に表示する内容に応じて、これとは逆に低い位置に位置するほど先に送信するようにしてもよい。すなわちまず分割画像データ35J、35K、35Lをこの順序あるいは任意の順序で送り、次に、分割画像データ35F(4)、35G(4)、35H(4)をこの順序あるいは任意の順序で送る。以降同様にして行う。
このような送信順序の制御は、たとえば振り分け部22から送り出す分割画像データに送信順序を示す値を付すことにより行ってもよいし、振り分け部22が上記のような送信順序が満たされるように、各データ圧縮部へ分割画像データを送り出すタイミングを調整してもよいし、振り分け部22が多重化部(データ送信部)25による送信のタイミングを直接制御するようにしてもよい。なお、ここで記述されている圧縮画像データの送信例は、1つの分割画像データに対する圧縮画像データを1つずつ送信(たとえば35B→35C→35Dの順)するものであるが、35B、35C、35Dを1回にまとめて送信するようにしてもよい。または35B〜35Lまで(つまり33の領域の全体)をまとめて送信するようにしてもよい。
図6は、PC(画面転送装置)11による処理の流れの一例を示すフローチャートである。
最初にPC11と画面受信端末装置(画面表示装置)12との間の接続が開始されたとする(S11)。
このとき、画像データ領域判定部19により画面の全体が描画すべき領域として判定され、画面全内容の画像データが画像データ生成部20により生成される(S12)。
画像データ分割部21は、生成された画像データが画面全体データであるため、生成された画像データがすべての矩形領域32A、32B、32C、・・・の全体に重なる(所属する)と判定し、よって矩形領域32A、32B、32C、・・・そのものが、重複領域34A、34B、34C、・・・となる(S13)。
画像データ分割部21は、各矩形領域32A、32B、32C、・・・(すなわち重複領域34A、34B、34C、・・・)に属する画像データをそれぞれ画面の縦方向に分割する(S14)。たとえば矩形領域32A(すなわち重複領域34A)の画像データは、分割画像データ35A(1)、35A(2)、・・・に分割され、矩形領域32B(すなわち重複領域34B)の画像データは、分割画像データ35B(1)、35B(2)、・・・に分割される。他の矩形領域も同様である。
各分割画像データは振り分け部22によりそれぞれ対応するデータ圧縮部23A、23B、23C、・・・へ送られる(S15)。たとえば矩形領域32Aに対して得られた分割画像データ35A(1)、35A(2)、・・・はデータ圧縮部23Aに送られ、矩形領域32Bに対して得られた分割画像データ35B(1)、35B(2)、・・・はデータ圧縮部23Bに送られる。
データ圧縮部23A、23B、23C、・・・は、受け取った分割画像データを辞書メモリ24A、24B、24C・・・の内容、にしたがって圧縮する(S16)。またLZ77法のアルゴリズムにより、いちばん最近に圧縮したデータが、辞書メモリ24A、24B、24C、・・・に記憶される。辞書メモリの容量が上限に達する場合は、最も古いデータから順に消去する。
データ圧縮部23A、23B、23C、・・・により圧縮された分割画像データは、多重化部25により、所定の規則に従った順序で(ここでは画面内の高い位置に位置するほど先に、次いで左側に位置するほど先に)送信される(S17)(図5参照)。
次に、画面内容が更新され(S18のYES)、図4の符号33と同一領域が描画すべき領域として画像データ領域判定部19により判定され、更新用の画像データが画像データ生成部20により生成されたとする(S12)。なお、画面内容の更新がないときは(S18のNO)、処理を終了する。
画像データ分割部20は、生成された更新用の画像データが、矩形領域32B〜32D、32F〜32H、32J〜32Lに、図4のように重なる(所属する)と判定し、重複領域34B〜34D、34F〜34H、34J〜34Lを特定する(S13)。
画像データ分割部21は、各重複領域34B〜34D、34F〜34H、34J〜34Lに対応する画像データ(部分画像データ)をそれぞれ画面の縦方向に分割する(S14)。
各分割画像データは、それぞれ所属する分割領域に応じたデータ圧縮部に、振り分け部22によって送り出される(S15)。
データ圧縮部23B〜23D、23F〜23H、23J〜23Lは、受け取った分割画像データを辞書メモリ24B〜24D、24F〜24H、24J〜24Lの内容にしたがって圧縮する(S16)。またLZ77法のアルゴリズムにより、いちばん最近に圧縮したデータを、辞書メモリ24B〜24D、24F〜24H、24J〜24Lに記憶させ、これによりこれらの辞書メモリを更新する。辞書メモリの容量が上限に達する場合は、最も古いデータから順に消去する。
データ圧縮部23B〜23D、23F〜23H、23J〜23Lにより圧縮された分割画像データは、多重化部25により、図5に示したように、画面内で上側に位置するほど先に、次いで左側に位置するほど先に(図5内の矢印参照)、送信される(S17)。
以上のように本実施の形態によれば、画面を分割した分割領域毎に辞書メモリを割り当て、生成画像データを分割領域ごとに分けて圧縮するようにしたことにより高い圧縮率を得ることができる。多くの場合、更新前の画像の内容と更新後の画像の内容には共通部分が多い。例えば、画面内容を縦方向または横方向にスクロールさせた場合、スクロール後の画面内容はスクロール前の画面内容を数画素ずらしただけであり、スクロール方向に見た領域の端の部分以外は内容が共通である。そのため各重複領域に対応する画像データ(すなわち各分割領域に属する画像データ)を、分割領域毎の辞書メモリを用いて圧縮すると、極めて良好な圧縮率での圧縮が期待できる。また、引続き画面内容の更新により画像データを圧縮する場合も、同様に高い圧縮率が期待できる。なお、画面全体を分割せずに画面全体に対して1つの辞書メモリを割り当てて圧縮を行なった場合は、辞書メモリの内容がこれから圧縮しようとするデータとは無関係の領域のデータである可能性が高いため、上記のような高い圧縮率は通常得られない。
さらに、本実施形態では、重複領域に対応する画像データを文字のフォントサイズ程度の高さ幅になるように縦方向に分割し、分割画像データを横一列単位で上から下へ送信するため、文字を横書きする場合、ユーザーが文字を読む方向と、文字の表示される(描画される)方向とが一致し、かつ表示が高速に行われるため、ユーザーは描画途中でも文字を読みやすくなり、視認性が向上する。
すなわち、各重複領域に対応する画像データを分割せずにそのまま圧縮して送信すると、画面受信端末12に描画される画面更新は、縦長の矩形が横方向へ複数回に分けて遅い速度で描画されることになる(たとえば34F、34G、34Hの画像データがこの順序で描画される)。上から下への横書きである場合、縦長の矩形(たとえば34F、34G、34Hの画像)が1つ描画されても、そこから読み取れる情報は少なく、横方向にすべての更新画像(たとえば34F〜34Hの画像)が描画されるまでは、画面内容を理解しにくいことになってしまう。
これに対し、本実施形態では、各重複領域に対応する画像データを、文字のフォントサイズ程度の高さ幅になるように縦方向に分割し、分割画像データを横一列単位で上から下へ送信する。よって、ユーザーが文字を読む方向と、文字の表示される(描画される)方向とが一致し、またその方向への表示速度も速くなるため、ユーザーは描画途中でも文字を読みやすくなり、視認性が向上する。また、描画の順番は、左から右方向に向かって描画されていくと、実際の文書に書かれている方向・順番と一致するため、より視認性が向上する。このとき、分割画像データの圧縮に用いる辞書メモリは、分割画像データが属する矩形領域に割り当てられた辞書メモリであり、圧縮率も維持したままとなる。また、分割による画面受信端末12への描画のオーバーヘッドは、ほとんど発生しない。
これまで説明した本実施形態では各矩形領域の縦横の長さM、Nの比は任意であるが、画面内容のスクロール操作が上下または左右のどちらか一方向に行なう頻度が他の方向に比べ高いと予想される場合は、その方向の辺が長くなるようにMとNの比を設定すると更に高い圧縮効果が得られる。
例えば、縦方向のスクロールが横方向のスクロールよりも高い頻度で行なわれると予想される場合は、各矩形領域の縦の辺の長さMを横の辺の長さNよりも大きくする。ただし、M×Nの値は一定であるとする。
このようにすると、スクロールを行なった際の更新画像データのうち、辞書メモリに残っていないスクロール領域の端の部分の面積を小さくできるため、すなわち辞書メモリに残っている部分の面積が大きくなるため、例えば矩形領域が正方形に近い場合に比べ圧縮率の効果が高い。
また、本実施形態では、文字を横書きする場合を想定した実施の形態を示したが、例えば、文字を縦書きする場合では、各重複領域に対応する画像データ(部分画像データ)をそれぞれ横方向に分割し、右側に位置するほど先に送信することで視認性を向上できる。すなわち縦一列を順次、右から左へ送信することで、ユーザーが文字を読む方向と、文字の表示される(描画される)方向とが一致し、表時速度も向上するため、視認性を向上できる。横方向の同じ位置に複数の分割画像データが存在するときは画面の上側に位置するほど先に送信するとより好適な視認性が得られる。分割の横幅は、たとえば文字表示サイズの横幅程度もしくはそれ以下とすることが好ましい。
これまでは矩形領域ごとに専用の辞書メモリを1個割り当てる例を示したが、以下では、1つの矩形領域に辞書メモリを複数個割り当てる例を、その1、その2、その3の3通り、示す。
(その1)
図7はウィンドウシステムを用いている場合の画面例を示す。2つのウィンドウ、すなわちウィンドウ41Aとウィンドウ41Bが矩形領域32C内で互いに重なっている。
ウィンドウ41Aとウィンドウ41Bのうち前面に表示するウィンドウを切り替えることにより、矩形領域32C内のウィンドウ41A、41Bの重なった部分に表示される内容が切り替わる。
このようなときは矩形領域に対し辞書メモリを1個割り当てるかわりに、その矩形領域内でウィンドウが重なっている数だけ辞書メモリを割り当てて、それぞれのウィンドウに対応させる。
矩形領域32C内ではウィンドウが2つ重なっているので、この矩形領域32Cに対し2つの辞書メモリを割り当てる。すなわちデータ圧縮部23Cに対して、2つの辞書メモリ24C、24C’を割り当てる。ウィンドウ41Aに対応して辞書メモリ24Cが、ウィンドウ41Bに対応して辞書メモリ24C’が割り当てられる。ここでは1つのデータ圧縮部に対してウィンドウの数分の辞書メモリを割り当てることとしたが、データ圧縮部および辞書メモリの組を各ウィンドウに対してそれぞれ割り当て、前面に表示するウィンドウに応じて各データ圧縮部にデータを振り分けるようにしてもよい。このことは後述する(その2)(その3)についても同様に当てはまる。
画面内容の更新が行なわれ分割画像データを圧縮するとき、振り分け部22は、分割画像データが矩形領域32Cに属する場合、前面に表示されたウィンドウを調べ、ウィンドウ41Aが前面に表示されていれば辞書メモリ24C、ウィンドウ41Bが前面に表示されていれば辞書メモリ24C’が使われるようにデータ圧縮部23Cに指示と分割画像データを送る。あるいは、辞書メモリ24C、24C’それぞれにデータ圧縮部が配置されている場合は、振り分け部22は、ウィンドウ41Aが前面に表示されていれば辞書メモリ24Cに対応するデータ圧縮部に分割画像データを振り分け、ウィンドウ41Bが前面に表示されていれば辞書メモリ24C’に対応するデータ圧縮部に分割画像データを振り分ける。
このようにすると、前面に表示するウィンドウを切り替えたとき、そのウィンドウの画面内容を圧縮するために用いられた辞書メモリが再び使用されるため、辞書メモリが1つしかない場合に比べ高い圧縮率が得られる。
(その2)
画面内容の更新が行なわれ分割画像データを圧縮するとき、振り分け部22は、分割画像データが矩形領域32Cに属する場合、矩形領域32C内で分割画像データが、ウィンドウ41Aの領域のうち実際の表示された領域、及びウィンドウ41Bの領域のうち実際に表示された領域にそれぞれ含まれているかどうかを調べる。
分割画像データがウィンドウ41Aの表示領域に含まれていて、 ウィンドウ41Bの表示領域には含まれない場合は、辞書メモリ24Cが使われるようにデータ圧縮部23Cに指示と分割画像データとを送る。あるいは、振り分け部22は、辞書メモリ24C、24C’それぞれにデータ圧縮部が配置されている場合は、辞書メモリ24Cに対応するデータ圧縮部に分割画像データを振り分ける。
分割画像データがウィンドウ41Bの表示領域に含まれていて、ウィンドウ41Aの表示領域には含まれない場合は、辞書メモリ24C’が使われるようにデータ圧縮部23Cに指示と分割画像データとを送る。あるいは、振り分け部22は、辞書メモリ24C、24C’それぞれにデータ圧縮部が配置されている場合は、辞書メモリ24C’に対応するデータ圧縮部に分割画像データを振り分ける。
分割画像データがウィンドウ41A及び41Bの両方の表示領域にまたがって含まれている場合、及びどちらのウィンドウの表示領域にも含まれない場合は、辞書メモリ24Cと辞書メモリ24C’のどちらか一方を使用されるようにデータ圧縮部23Cに指示と分割画像データとを送る。あるいは、振り分け部22は、辞書メモリ24C、24C’それぞれにデータ圧縮部が配置されている場合は、辞書メモリ24C、24C’のどちらか一方に対応するデータ圧縮部に分割画像データを振り分ける。例えば、常に辞書メモリ24Cを使用するようにしても良いし、分割画像データが両方のウィンドウの表示領域に含まれている場合は、含まれている面積が大きいほうのウィンドウに対応する辞書メモリを使うようにしても良い。
(その3)
画面内容の更新が行なわれ分割画像データを圧縮するとき、振り分け部22は、分割画像データが矩形領域32Cに属すると判定した場合、矩形領域32C内で分割画像データがウィンドウ41Aの表示領域、及びウィンドウ41Bの表示領域にそれぞれ含まれているかどうかを調べる。
分割画像データがウィンドウ41Aの表示領域に含まれていて、ウィンドウ41Bの表示領域には含まれない場合は、辞書メモリ24Cが使われるようにデータ圧縮部23Cに指示と分割画像データとを送る。あるいは、振り分け部22は、辞書メモリ24C、24C’それぞれにデータ圧縮部が配置されている場合は、辞書メモリ24Cに対応するデータ圧縮部に分割画像データを振り分ける。
分割画像データがウィンドウ41Bの表示領域に含まれていて、ウィンドウ41Aの表示領域には含まれない場合は、辞書メモリ24C’ が使われるようにデータ圧縮部23Cに指示と分割画像データとを送る。あるいは、振り分け部22は、辞書メモリ24C、24C’それぞれにデータ圧縮部が配置されている場合は、辞書メモリ24C’に対応するデータ圧縮部に分割画像データを振り分ける。
分割画像データがウィンドウ41A及び41Bの両方の表示領域にまたがって含まれている場合は、分割画像データをそれぞれのウィンドウにまたがらないように複数に分離して、複数の分離画像データを生成する。そして、各分離画像データについて上述と同様にして使用すべき辞書メモリを使い分ける。
分割画像データがどちらのウィンドウの表示領域にも含まれない場合は、辞書メモリ24Cと辞書メモリ24C’のどちらか一方が使用されるようにデータ圧縮部23Cに指示と分割画像データとを送る。あるいは、振り分け部22は、辞書メモリ24C、24C’それぞれにデータ圧縮部が配置されている場合は、辞書メモリ24C、24C’のどちらか一方に対応するデータ圧縮部に分割画像データを振り分ける。例えば、常に辞書メモリ24Cを使用するようにしても良い。
(第2の実施形態)
本実施形態ではウィンドウごとに専用の辞書メモリを割り当てることを特徴とする。以下、本実施形態について詳細に説明する。本実施形態に係わるPC(画面転送装置)のブロック図は図2と同じである。
図8は第2の実施形態における画像データの分割方法および振り分け方法を説明する図である。図8にはウィンドウシステムを用いている場合の画面例が示されている。画面全体50内に、いくつかのウィンドウ、すなわちウィンドウ50A、ウィンドウ50B、・・・が表示されている。
ウィンドウ50Aに対しデータ圧縮部23Aおよび辞書メモリ24Aが、ウィンドウ50Bに対しデータ圧縮部23Bおよび辞書メモリ24Bがそれぞれ割り当てられている。また、画面全体50のうちウィンドウ50A、50Bの領域と異なる残りの領域に対しても、データ圧縮部及び辞書メモリが割り当てられている。
図9は、本第2の実施形態に係わるPC(画面転送装置)11の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
画面内容の更新により、画像データ領域判定部19により描画すべき領域が判定され、画像データ生成部20により当該領域で表示すべき画像データを生成する(S21)。
画像データ分割部21は、画像データがどのウィンドウに属するか判定を行う(S22)。また画像データ分割部21は、上記画像データを画面の縦方向に分割して、分割画像データを生成する(S23)。たとえばウィンドウ50A全体の画像データが生成されたとき、生成された画像データを分割して、分割画像データ51A〜51Eを得る。あるいはウィンドウ50B全体の画像データが生成されたとき、当該画像データを分割して分割画像データ52A〜52Jを得る。分割の際、第1の実施形態と同様に、分割の縦幅を、文字フォントの縦幅程度もしくはそれ以下にすると、より視認性の向上につながる。また、第1の実施形態と同様に、における画像データの分割に際しては、分割画像データのデータサイズが、コピー可能なデータパターンの長さ以上であり、かつ辞書メモリの容量以下となるようにすると、高い圧縮率が期待できる。
画像データ分割部21により生成された分割画像データは、分割画像データが属するウィンドウの辞書メモリで圧縮するよう振り分け部22によりデータ圧縮部へ振り分けられる(S24)。たとえば、分割画像データがウィンドウ50Aに属する場合、辞書メモリ24Aが使われるように、分割画像データをデータ圧縮部23Aに振り分ける。なお、画像データがどのウィンドウにも属さない場合は、上記残りの領域に対して割り当られた辞書メモリにより画像データを圧縮するように、該辞書メモリに対応するデータ圧縮部に振り分けを行なう。なお、第1の実施形態と同様に、各辞書メモリに対応するデータ圧縮部を1つにまとめてデータ圧縮処理部し、データ圧縮処理部が各辞書メモリを使い分けてもよい(ただし辞書メモリは複数個のまま)。
分割画像データを受けたデータ圧縮部は、対応する辞書メモリを用いて、分割画像データを圧縮し、当該辞書メモリを更新する(S25)。
多重化部(データ送信部)25は、各圧縮画像データを、ウィンドウ内で高い位置に配置されたものから優先的に順次送信する(S26)。
上記のような処理によれば、同じウィンドウには類似した内容の画像、例えば同じ図形の部分画像などが描画される可能性が高いため、全てのウィンドウの集合あるいは画面全体に同じ辞書メモリを割り当てた場合に比べ高い圧縮率が得られる。また、ウィンドウに描画された内容を縦方向に分割し、分割された内容を、上から順番に描画していくため、ウィンドウの内容と描画内容の表示方向が一致し、描画途中であってもユーザーが文字を読みやすくなる。
本実施形態ではウィンドウごとに辞書メモリを割り当てる例を示したが、複数のアプリケーションプログラムの各々がそれぞれ複数のウィンドウを表示している場合は、アプリケーションプログラムごとに辞書メモリとデータ圧縮部を割り当てるようにしてもよい。各辞書メモリに対応するデータ圧縮部を1つにまとめてデータ圧縮処理部としてもよい。
また1つのウィンドウがアプリケーションプログラム間の連携機能などによりいくつかの領域に分けられ、複数のアプリケーションプログラムが1つのウィンドウ内でそれぞれの領域に対し描画を行なっている場合も同様に1つのウィンドウに含まれるアプリケーションプログラムごとにデータ圧縮部および辞書メモリを割り当てるようにしてもよい。この場合も各データ圧縮部を1つにまとめてデータ圧縮処理部としてもよい。
なお、第1および第2の実施形態に係る画面転送装置は、例えば、汎用のコンピュータ装置を基本ハードウェアとして用いることでも実現することが可能である。すなわち、画像データ領域判定部、画像データ生成部、画像データ分割部、振り分け部、データ圧縮部、多重化部は、上記のコンピュータ装置に搭載されたプロセッサにプログラムを実行させることにより実現することができる。このとき、画面転送装置は、上記のプログラムをコンピュータ装置にあらかじめインストールすることで実現してもよいし、CD−ROMなどの記憶媒体に記憶して、あるいはネットワークを介して上記のプログラムを配布して、このプログラムをコンピュータ装置に適宜インストールすることで実現してもよい。また、辞書メモリは、上記のコンピュータ装置に内蔵あるいは外付けされたメモリ、ハードディスクもしくはCD−R、CD−RW、DVD−RAM、DVD−Rなどの記憶媒体などを適宜利用して実現することができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の第1の実施形態に係わる画面転送システムの構成を示す図。 本発明の第1の実施形態としての画面転送装置の構成を示す図。 本発明の第1の実施形態における画面の分割例を示す図。 本発明の第1の実施形態における画像データ分割部の動作を説明する図。 本発明の第1の実施形態における画像データ分割部、振り分け部、データ圧縮部および多重化部25の動作を説明する図。 画面転送装置により処理の流れの一例を示すフローチャート。 1つの矩形領域に辞書メモリを複数個割り当てる例を説明する図。 本発明の第2の実施形態における画像データの分割方法および振り分け方法を説明する図。 第2の実施形態に係わる画面転送装置の処理の流れの一例を示すフローチャート。
符号の説明
11:PC(画像転送装置)
12:画面受信端末装置
13:LAN
19:画像データ領域判定部
20:画像データ生成部
21:画像データ分割部
22:振り分け部
23A、23B、23C:データ圧縮部(データ圧縮処理部)
24A、24B、24C:辞書メモリ
25:多重化部(データ送信部)
31:画面全体
32A〜32L:矩形領域
33:圧縮対象となる画像データ
34B〜34D、34F〜34H、34J〜34L:重複領域(所属領域)
35B〜35D、35F〜35H、35J〜35L:分割画像データ
41A、41B:ウィンドウ
50A、50B:ウィンドウ
51A〜51E:分割画像データ
52A〜52J:分割画像データ

Claims (15)

  1. 画面に画像データを表示する画面表示装置と通信する画面転送装置であって、
    前記画面表示装置の画面において表示すべき画像データを生成する画像データ生成部と、
    前記画面を分割した複数の各分割領域に、生成された画像データと重なる重複領域を特定する領域特定部と、
    各前記重複領域に対応する部分画像データをそれぞれ前記画面の縦方向または横方向に分割して分割画像データを生成する分割部と、
    前記各分割領域に属する過去に圧縮した一定量の分割画像データを記憶する複数の辞書メモリと、
    各前記分割領域に属する前記分割画像データを、前記各分割領域にそれぞれ対応する辞書メモリを用いて圧縮することにより前記分割領域毎に前記分割画像データに対応する圧縮画像データを生成するデータ圧縮処理部と、
    前記生成された画像データに対応する各前記圧縮画像データを所定の規則に従った順序で送信するデータ送信部と、
    を備えた画面転送装置。
  2. 前記分割部は、前記画面の縦方向へ分割を行い、
    前記データ送信部は、前記所定の規則として、各前記圧縮画像データを、前記画面の縦方向において上側に位置するほど先に送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画面転送装置。
  3. 前記データ送信部は、複数の前記圧縮画像データがそれぞれ同じ高さに存在するときは、前記複数の圧縮画像データを、前記画面の横方向の左側に位置するほど先に送信する
    ことを特徴とする請求項2に記載の画面転送装置。
  4. 前記分割部は、前記分割画像データの縦幅が、前記画面表示装置に表示する文字フォント表示サイズの縦幅以下となるように分割を行う
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の画面転送装置。
  5. 前記分割部は、前記画面の横方向に分割を行い、
    前記データ送信部は、前記所定の規則として、各前記圧縮画像データを、前記画面の横方向の右側に位置するほど先に送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画面転送装置。
  6. 前記データ送信部は、複数の前記圧縮画像データがそれぞれ前記横方向の同じ位置に存在するときは、前記複数の圧縮画像データを、前記画面の縦方向の上側に位置するほど先に送信する
    ことを特徴とする請求項5に記載の画面転送装置。
  7. 前記分割部は、前記分割画像データの横幅が、前記画面表示装置に表示する文字フォント表示サイズの横幅以下となるように分割を行う
    ことを特徴とする請求項5または6に記載の画面転送装置。
  8. 前記データ圧縮処理部は、前記辞書メモリ内のデータと同じパターンをもつデータが前記分割画像データに含まれる場合に、前記辞書メモリにおいて末尾データからそのパターンをもつデータまでの距離と、前記パターンの長さとへ、前記分割画像データに含まれる前記データを置換することにより圧縮を行い、
    前記分割部は、前記分割画像データのデータサイズが、置換可能な前記パターンの長さの上限値以上で、かつ前記辞書メモリの容量以下となるように分割を行う
    ことを特徴とする請求項に記載の画面転送装置。
  9. 画面に画像データを表示する画面表示装置と通信する画面転送装置であって、
    前記画面表示装置の画面において表示すべき画像データを生成する画像データ生成部と、
    前記画面を分割した複数の各分割領域に、生成された画像データと重なる重複領域を特定する領域特定部と、
    各前記重複領域に対応する部分画像データをそれぞれ前記画面の縦方向または横方向に分割して分割画像データを生成する分割部と、
    各前記分割領域に属する前記分割画像データを、各前記分割領域に属する過去に圧縮した一定量の分割画像データを用いて作成される辞書データを用いて圧縮することにより前記分割領域毎に前記分割画像データに対応する圧縮画像データを生成するデータ圧縮処理部と、
    前記生成された画像データに対応する各前記圧縮画像データを所定の規則に従った順序で送信するデータ送信部と、
    を備え、
    複数の辞書メモリが、第1の分割領域における複数の相互にオーバーラップするウィンドウに対応して前記第1の分割領域に対して設けられ、
    前記データ圧縮処理部は、前記複数のウィンドウの内、最前面に表示されているウィンドウに対応する辞書メモリを用いて、前記第1の分割領域に属する前記分割画像データを圧縮する
    ことを特徴とする画面転送装置。
  10. 画面に画像データを表示する画面表示装置と通信する画面転送装置であって、
    前記画面表示装置の画面において表示すべき画像データを生成する画像データ生成部と、
    前記画面を分割した複数の各分割領域に、生成された画像データと重なる重複領域を特定する領域特定部と、
    各前記重複領域に対応する部分画像データをそれぞれ前記画面の縦方向または横方向に分割して分割画像データを生成する分割部と、
    各前記分割領域に属する前記分割画像データを、各前記分割領域に属する過去に圧縮した一定量の分割画像データを用いて作成される辞書データを用いて圧縮することにより前記分割領域毎に前記分割画像データに対応する圧縮画像データを生成するデータ圧縮処理部と、
    前記生成された画像データに対応する各前記圧縮画像データを所定の規則に従った順序で送信するデータ送信部と、
    を備え、
    第1および第2の辞書メモリが、第2の分割領域において表示されている第1および第2のウィンドウに対応して前記第2の分割領域に対して設けられ、
    前記データ圧縮処理部は、
    前記第2の分割領域に属する分割画像データが前記第1のウィンドウの実際に表示されている第1の領域に含まれ、前記第2のウィンドウの実際に表示されている第2の領域に含まれないとき、前記第1の辞書メモリを用いて、前記第2の分割領域に属する前記分割画像データを圧縮し、
    前記第2の分割領域に属する分割画像データが前記第1の領域に含まれず、前記第2の領域に含まれるとき、前記第2の辞書メモリを用いて、前記第2の分割領域に属する前記分割画像データを圧縮し、
    前記第2の分割領域に属する分割画像データが前記第1および第2の領域の両方にまたがるときあるいは第1および第2の領域のいずれにも含まれないとき、前記第1および第2の辞書メモリのうちの一方を用いて、前記第2の分割領域に属する前記分割画像データを圧縮する
    ことを特徴とする画面転送装置。
  11. 画面に画像データを表示する画面表示装置と通信する画面転送装置であって、
    前記画面表示装置の画面において表示すべき画像データを生成する画像データ生成部と、
    前記画面を分割した複数の各分割領域に、生成された画像データと重なる重複領域を特定する領域特定部と、
    各前記重複領域に対応する部分画像データをそれぞれ前記画面の縦方向または横方向に分割して分割画像データを生成する分割部と、
    各前記分割領域に属する前記分割画像データを、各前記分割領域に属する過去に圧縮した一定量の分割画像データを用いて作成される辞書データを用いて圧縮することにより前記分割領域毎に前記分割画像データに対応する圧縮画像データを生成するデータ圧縮処理部と、
    前記生成された画像データに対応する各前記圧縮画像データを所定の規則に従った順序で送信するデータ送信部と、
    を備え、
    第1および第2の辞書メモリが、第3の分割領域において表示されている第1および第2のウィンドウに対応して前記第3の分割領域に対して設けられ、
    前記データ圧縮処理部は、
    前記第3の分割領域に属する分割画像データが前記第1のウィンドウの実際に表示されている第1の領域に含まれ、前記第2のウィンドウの実際に表示されている第2の領域に含まれないとき、前記第1の辞書メモリを用いて、前記第3の分割領域に属する前記分割画像データを圧縮し、
    前記第3の分割領域に属する分割画像データが前記第1の領域に含まれず、前記第2の領域に含まれるとき、前記第2の辞書メモリを用いて、前記第3の分割領域に対応する前記分割画像データを圧縮し、
    前記第3の分割領域に属する分割画像データが前記第1および第2の領域の両方にまたがるとき、前記分割画像データを前記第1および第2の領域間で分離して分離画像データを生成し、前記第1の領域に対応する分離画像データを前記第1の辞書メモリを用いて圧縮し、前記第2の領域に対応する分離画像データについては前記第2の辞書メモリを用いて圧縮し、
    前記第3の分割領域に属する分割画像データが前記第1および第2の領域のいずれにも含まれないとき、前記第1および第2の辞書メモリのうちの一方を用いて、前記第3の分割領域に属する前記分割画像データを圧縮する
    ことを特徴とする画面転送装置。
  12. 画面に画像データを表示する画面表示装置と通信する画面転送装置であって、
    前記画面表示装置の画面において表示すべき画像データを生成する画像データ生成部と、
    前記画面を分割した複数の各分割領域に、生成された画像データと重なる重複領域を特定する領域特定部と、
    各前記重複領域に対応する部分画像データをそれぞれ前記画面の縦方向または横方向に分割して分割画像データを生成する分割部と、
    各前記分割領域に属する前記分割画像データを、各前記分割領域に属する過去に圧縮した一定量の分割画像データを用いて作成される辞書データを用いて圧縮することにより前記分割領域毎に前記分割画像データに対応する圧縮画像データを生成するデータ圧縮処理部と、
    前記生成された画像データに対応する各前記圧縮画像データを所定の規則に従った順序で送信するデータ送信部と、
    を備え、
    前記データ圧縮処理部は、前記分割領域に属する前記分割画像データを圧縮する直前に圧縮した一定量の分割画像データを前記分割領域用の辞書データとして用いる
    ことを特徴とする画面転送装置。
  13. 画面に画像データを表示する画面表示装置と通信する画面転送装置であって、
    前記画面表示装置の画面において表示すべき画像データを生成する画像データ生成部と、
    前記画面を分割した複数の各分割領域に、生成された画像データと重なる重複領域を特定する領域特定部と、
    各前記重複領域に対応する部分画像データをそれぞれ前記画面の縦方向または横方向に分割して分割画像データを生成する分割部と、
    各前記分割領域に属する前記分割画像データを、各前記分割領域に属する過去に圧縮した一定量の分割画像データを用いて作成される辞書データを用いて圧縮することにより前記分割領域毎に前記分割画像データに対応する圧縮画像データを生成するデータ圧縮処理部と、
    前記生成された画像データに対応する各前記圧縮画像データを所定の規則に従った順序で送信するデータ送信部と、
    を備え、
    前記画面をスクロールさせる頻度が高いと予測される縦または横の方向における前記分割領域の辺を、他方の方向における辺より長くした
    ことを特徴とする画面転送装置。
  14. 画面に画像データを表示する画面表示装置と通信する画面転送方法であって、
    前記画面表示装置の画面において表示すべき画像データを生成するステップと、
    前記画面を分割した複数の各分割領域毎に、生成された画像データと重なる重複領域を特定するステップと、
    各前記重複領域に対応する部分画像データをそれぞれ前記画面の縦方向または横方向に分割して分割画像データを生成するステップと、
    前記各分割領域に属する過去に圧縮した一定量の分割画像データを複数の辞書メモリに記憶させるステップと、
    各前記分割領域に属する前記分割画像データを、前記各分割領域にそれぞれ対応する辞書メモリを用いて圧縮することにより前記分割領域毎に前記分割画像データに対応する圧縮画像データを生成するステップと、
    前記生成された画像データに対応する各前記圧縮画像データを所定の規則に従った順序で送信するステップと
    を備えたことを特徴とする画面転送方法。
  15. 画面に画像データを表示する画面表示装置と通信するコンピュータにおいて実行するプログラムであって、
    前記画面表示装置の画面において表示すべき画像データを生成するステップと、
    前記画面を分割した複数の各分割領域毎に、生成された画像データと重なる重複領域を特定するステップと、
    各前記重複領域に対応する部分画像データをそれぞれ前記画面の縦方向または横方向に分割して分割画像データを生成するステップと、
    前記各分割領域に属する過去に圧縮した一定量の分割画像データを複数の辞書メモリに記憶させるステップと、
    各前記分割領域に属する前記分割画像データを、前記各分割領域にそれぞれ対応する辞書メモリを用いて圧縮することにより前記分割領域毎に前記分割画像データに対応する圧縮画像データを生成するステップと、
    前記生成された画像データに対応する各前記圧縮画像データを所定の規則に従った順序で送信するステップと
    前記コンピュータに実行させるためのプログラム。
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