JP4994397B2 - アスタキサンチン含有分散物及びその製造方法 - Google Patents
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Description
しかしながら、近年の低刺激性化粧料などの観点から、界面活性剤を使用しない処方が求められているが、少ない配合量の界面活性剤では、アスタキサンチンを含有するエマルションの分散粒子(乳化粒子)の分散安定性を良好に保ことは困難であった。
また特許文献4には、γ−リノレン酸とセラミドとを組み合わせて投与することにより、優れた保湿効果が得られるカプセル剤が開示されている。ここにアスタキサンチンなどの抗酸化剤と組み合わせたカプセル剤も開示されているが、この技術はカプセル剤として処方していることから、エマルション組成物の分散安定性について何ら示唆するものではない。
<1> (1)アスタキサンチン及びセラミド類を含有し、油相成分として水相中に分散されると共に1nm以上100nm以下の体積平均粒径を有する分散粒子と、(2)(a)炭素数が12以上20以下の脂肪酸及び(b)脂肪酸塩の少なくとも一方の脂肪酸成分と、を含むと共に、前記脂肪酸成分以外の界面活性剤が、前記セラミド類及びアスタキサンチンを含む油成分の全質量に対して0であり、pHが6以上8以下であるアスタキサンチン含有分散物。
<2> (3)前記油成分の質量に対して5倍量以上20倍量以下の多価アルコールを更に含む<1>記載のアスタキサンチン含有分散物。
<3> 前記脂肪酸成分が、前記油成分の全質量に対して0.01倍量以上1.0倍量以下の範囲で含有される<1>又は<2>に記載のアスタキサンチン含有分散物。
<4> 前記脂肪酸成分が、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、パルミトレイン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、リノレン酸、リノール酸及びそれらの塩からなる群より選択された少なくとも1つである<1>〜<3>のいずれかに記載のアスタキサンチン含有分散物。
<5> 更に酸化防止剤を含む<1>〜<4>のいずれかに記載のアスタキサンチン含有分散物。
<6> 前記<1>〜<5>のいずれかに記載のアスタキサンチン含有分散物の製造方法であって、少なくともセラミド類及びアスタキサンチンを含む前記油成分を水溶性有機溶媒に溶解して得られた油相と、水相とを混合して、油相成分として水相中に分散される分散粒子を含むアスタキサンチン含有分散物の製造方法。
<7> 前記油相成分と前記水相成分との混合が、最も狭い部分の断面積が1μm2〜1mm2であるマイクロ流路にそれぞれ独立して通過させた後に組み合わせて混合するものである<6>に記載のアスタキサンチン含有分散物の製造方法。
<8> 前記水相と油相との混合を40℃以下の温度条件で行う<6>又は<7>記載のアスタキサンチン含有分散物の製造方法。
<9> 前記<1>〜<5>のいずれかに記載のアスタキサンチン含有分散物を含有する化粧品。
<10> 前記<1>〜<5>のいずれかに記載のアスタキサンチン含有分散物を含有する医薬品。
本発明のアスタキサンチン含有分散物は、(1)アスタキサンチン及びセラミド類を含有し、油相成分として水相中に分散されると共に1nm以上100nm以下の体積平均粒径を有する分散粒子と、(2)(a)炭素数が12以上20以下の脂肪酸及び(b)脂肪酸塩の少なくとも一方の脂肪酸成分と、を含むと共に、前記脂肪酸成分以外の界面活性剤が、前記セラミド類及びアスタキサンチンを含む油成分の全質量に対して0又は0.1倍量以下であり、pHが6以上8以下であるアスタキサンチン含有分散物である。
以下、本発明のアスタキサンチン含有分散物に含まれる各種成分について順次説明する。
本発明における分散粒子は、アスタキサンチン及びセラミド類を含有し、油相成分として水相に分散されているものである。本発明のアスタキサンチン含有分散物では、アスタキサンチンと共にセラミド類を含有する分散粒子を含むものとすることによって、良好な分散安定性及び経時安定性とを備えたアスタキサンチン含有分散物とすることができる。
なお、本発明のアスタキサンチン含有分散物は、上述したセラミド類及びアスタキサンチンを含む分散粒子が油相成分として水相に分散されていればよく、別途、セラミド類を含まないアスタキサンチンの分散粒子又はアスタキサンチンを含まない分散粒子が、本発明の効果に影響しない量で存在することを排除するものではない。
本発明において、天然型セラミドとは、ヒトの皮膚に存在するものと同じ構造を有するセラミドのことを意味する。また、天然型セラミドのより好ましい態様は、スフィンゴ糖脂質を包含せず、且つその分子構造中に水酸基を3個以上有する態様である。
以下、本発明に用いうる天然型セラミドについて詳細に説明する。
また、製剤化などの目的で溶解性を付与するために分子内に二重結合を導入することや、浸透性を付与するために疎水基を導入することなど、上記セラミド類に目的に応じて、修飾を加えたものを用いることもできる。
これらのセラミドは天然型(D(−)体)の光学活性体を用いるが、さらに必要に応じて非天然型(L(+)体)の光学活性体を用いても、更に天然型と非天然型の混合物を用いてもよい。上記化合物の相対立体配置は、天然型の立体配置のものでも、それ以外の非天然型の立体配置のものでも良く、また、これらの混合物によるものでもよい。
なお、ナノセラミド分散物、組成物を皮膚のエモリエントなどの目的に使用する場合には、バリア効果の観点から、天然型の光学活性体をより多く使用するのが好ましい。
糖修飾セラミドは、分子内に糖類を含むセラミド化合物である。該セラミド化合物の分子内に含まれる糖類としては、例えば、グルコース、ガラクトースなどの単糖類、ラクトース、マルトースなどの二糖類、さらには、これらの単糖類や二糖類をグルコシド結合により高分子化したオリゴ糖類、多糖類などが挙げられる。また、糖類としては、糖の単位におけるヒドロキシル基を他の基で置き換えた糖誘導体であっても構わない。このような糖誘導体としては、例えば、グルコサミンやクルクロン酸、N-アセチルグルコサミンなどがある。
中でも、分散安定性の観点から、糖単位の数が1〜5である糖類が好ましく、具体的には、グルコース、ラクトースが好ましく、グルコースがより好ましい。
糖修飾セラミドの具体例としては、例えば、以下のものを挙げることができる。
セラミド類似体は、セラミド類の構造を模倣して合成されたものである。このようなセラミド類似体の公知の化合物としては、例えば、下記一般式に示されるようなセラミド類似体を使用することもできる。
スフィンゴシン、フィトスフィンゴシンとしては、合成品、天然品を問わず、天然型のスフィンゴシン、スフィンゴシン類縁体を使用することができる。
これらのスフィンゴシンは天然型(D(−)体)の光学活性体を用いても、非天然型(L(+)体)の光学活性体を用いても、更に天然型と非天然型の混合物を用いてもよい。上記化合物の相対立体配置は、天然型の立体配置のものでも、それ以外の非天然型の立体配置のものでもよく、また、これらの混合物によるものでもよい。具体例としては、例えば、PHYTOSPHINGOSINE(INCI名;8th Edition)及び以下に記載の例示化合物を挙げることができる。
天然型スフィンゴシン類の市販のものとしては、例えば、D-Sphingosine(4-Sphingenine)(SIGMA-ALDRICH社)、DSphytosphingosine(DOOSAN社)、phytosphingosine(コスモファーム社)が挙げられ、さらに、前記例示化合物(5−5)は、エボニック(旧デグサ)社製、「フィトスフィンゴシン」(商品名)として入手可能である。
本発明において、スフィンゴシン、フィトスフィンゴシンなどのスフィンゴシン類を使用する場合には、その化合物と塩を形成しうる酸性残基を有する化合物を併用することが好ましい。酸性残基を有する化合物としては、無機酸又は炭素数5以下の有機酸が好ましい。
無機酸としては、リン酸、塩酸、硝酸、硫酸、過塩素酸、炭酸等が挙げられ、リン酸、塩酸が好ましい。
有機酸としては、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、イソ酪酸、吉草酸等のモノカルボン酸;コハク酸、フタル酸、フマル酸、シュウ酸、マロン酸、グルタル酸等のジカルボン酸;グリコール酸、クエン酸、乳酸、ピルビン酸、リンゴ酸、酒石酸等のオキシカルボン40酸;グルタミン酸、アスパラギン酸等のアミノ酸等が挙げられる。これらの化合物としては、リン酸、塩酸、コハク酸、クエン酸、乳酸、グルタミン酸、アスパラギン酸等が好ましく、特に乳酸、グルタミン酸、アスパラギン酸等が好ましい。
併用される酸は、スフィンゴシン類とあらかじめ混合して用いてもよく、セラミド類縁体含有粒子の形成時に添加してもよく、分散粒子形成後にpH調整剤として添加して使用してもよい。
酸を併用する場合、添加量としては、用いられるスフィンゴシン類100質量部に対して、1〜50質量部程度であることが好ましい。
本発明のアスタキサンチン含有分散物において、分散粒子は、セラミド類を油相に含まれる油成分の全質量に対して50質量%以上含有することが好ましく、50質量%以上100質量%以下含有することがより好ましく、75質量%以上100質量%以下含有することが更に好ましく、100質量%であることが最も好ましい。このように、セラミド類全質量に対するセラミドの比率が高いことは分散粒子の微細化の観点から好ましい。
また、アスタキサンチン含有分散物の分散安定性の観点から、セラミド類は、アスタキサンチンに対してモル比で、等倍以上が好ましく、2.0倍以上が更に好ましい。
本発明のアスタキサンチン含有分散物は、油相成分としてアスタキサンチンを含む。
本発明において用いられるアスタキサンチンは、酸化防止効果、抗炎症効果、皮膚老化防止効果、美白効果などを有し、優れたエモリエント効果、皮膚の老化防止効果や酸化防止効果に付与することができると知られている。本発明におけるアスタキサンチンとしては、アスタキサンチン及びアスタキサンキチンのエステル等の誘導体の少なくとも一方(以下、「アスタキサンチン類」と総称する。)である。
前記天然物とは、例えば、赤色酵母ファフィア、緑藻ヘマトコッカス、海洋性細菌、オキアミ等が挙げられる。また、その培養物からの抽出物等からの抽出物を挙げることができる。
前記アスタキサンチン類は、アスタキサンチン類を含有する前記他の天然物から分離・抽出(さらに必要に応じて適宜精製)したアスタキサンチン含有オイルとして、本発明のエマルション組成物に含まれていてもよい。
前記アスタキサンチン類としては、ヘマトコッカス藻から抽出されたもの(ヘマトコッカス藻抽出物ともいう。)が、品質、生産性の点から特に好ましい。
ヘマトコッカス藻抽出物(ヘマトコッカス藻由来色素)は、オキアミ由来の色素や、合成されたアスタキサンチンとはエステルの種類、及び、その含有率の点で異なることが知られている。
前記アスタキサンチン類としては、ヘマトコッカス藻から抽出されたもの(ヘマトコッカス藻抽出物ともいう。)が、品質、生産性の点から特に好ましい。
なお、本発明に使用できるヘマトコッカス藻抽出物は、特開平2−49091号公報記載の色素同様色素純分としてはアスタキサンチンもしくはそのエステル体を含むが、エステル体を、一般的には50モル%以上、好ましくは75モル%以上、より好ましくは90%モル以上含むものである。
さらに詳細な説明は「アスタキサンチンの化学」、平成17年、インターネット〈URL:http://www.astaxanthin.co.jp/chemical/basic.htm〉に記載されている。
分散粒子は、その体積平均粒径が1nm以上100nm以下であり、1nm以上75nm以下が好ましく、1nm以上50nm以下がより好ましく、1nm以上30nm以下が最も好ましい。
分散粒子の粒径を、1nm以上100nm以下とすることにより、アスタキサンチン含有分散物の透明を確保することができ、本発明のアスタキサンチン含有分散物を、例えば、化粧品、医薬品、食品等の組成物に用いた場合、該組成物の透明性が確保されると共に、皮膚吸収性などの所望とされる効果を良好に発揮することができる。
粒度分布測定法としては、光学顕微鏡法、共焦点レーザー顕微鏡法、電子顕微鏡法、原子間力顕微鏡法、静的光散乱法、レーザー回折法、動的光散乱法、遠心沈降法、電気パルス計測法、クロマトグラフィー法、超音波減衰法等が知られており、それぞれの原理に対応した装置が市販されている。
本発明における分散粒子の粒径測定では、粒径範囲及び測定の容易さから、動的光散乱法を適用すること好ましい。
動的光散乱を用いた市販の測定装置としては、ナノトラックUPA(日機装(株))、動的光散乱式粒径分布測定装置LB−550((株)堀場製作所)、濃厚系粒径アナライザーFPAR−1000(大塚電子(株))等が挙げられる。
即ち、粒径の測定方法は、本発明のアスタキサンチン含有分散物から分取した試料に含まれる油成分の濃度が1質量%になるように純水で希釈を行い、石英セルを用いて測定を行う。粒径は、試料屈折率として1.600、分散媒屈折率として1.333(純水)、分散媒の粘度として純水の粘度を設定した時のメジアン径として求めることができる。
本発明のアスタキサンチン含有分散物は、水相に、分散粒子を分散させて油相として構成されるものであるが、油相中に前記したセラミド等のセラミド類及びアスタキサンチンとは異なる油成分(本明細書においては、適宜、他の油成分と称する。)及び/又は溶媒を含有させて、該油成分及び/又は溶媒中に、セラミドを含む油滴様の分散粒子が、分散粒子として存在する形態を採ることもできる。なお、かかる形態を採る場合、本発明における分散粒子の平均粒径とは、分散粒子を含む油滴様の分散粒子の平均粒径を意味する。
ここで、本発明において併用しうる他の油成分には特に制限はない。他の油成分としては、例えば、アスタキサンチン含有分散物の使用目的に応じて添加される有効成分としての油成分であってもよく、また、分散安定性や皮膚に対する使用感の改善やアスタキサンチン含有分散物を含む組成物の物性制御のために用いられる油成分であってもよい。以下、本発明に使用しうる他の油成分について述べる。
本発明のアスタキサンチン含有分散物には、他の油成分として、ステノン、ステロールの少なくとも一つを含むことができる。これらの化合物は、アスタキサンチン含有分散物の分散安定性向上に有用である。本発明において他の油成分として用いうるステノンの具体例として、例えば、以下のものを挙げることができる。
例えば、フィトステノンは、東洋発酵社製UNIFETHとして、PEO−ステロールは、日光ケミカルズ社製NIKKOL BPS−20として入手可能である。
前記ステノン化合物、及び前記ステロール化合物は、それぞれ単独種で又は複数種用いてもよい。
前記ステノン化合物を単独で用いる場合には、分散粒子の分散安定性の観点から、アスタキサンチン含有分散物に含まれる油成分の全質量に対して、50質量%以下であることが好ましく、30質量%以下であることがより好ましい。
本発明のアスタキサンチン含有分散物を、化粧品用途、医薬品用途に用いる場合は、水性媒体、特に水に不溶又は難溶の、化粧品用機能性材料や医薬品用機能性材料を他の油成分として含むことが好ましい。
本発明で使用することのできる他の油成分としては、水性媒体、特に水に不溶又は難溶の、油性媒体に溶解する成分であれば、特に限定は無いが、アスタキサンチン以外のカロテノイド類、トコフェロール等の油溶性ビタミンを含むラジカル捕捉剤、またココナッツ油等の油脂類が好ましく用いられる。
なお、水性媒体に不溶とは、水性媒体100mLに対する溶解度が、25℃において、0.01gであることをいい、水性媒体に難溶とは、水性媒体100mLに対する溶解度が、25℃において、0.01gを超え0.1g以下であることをいう。
有効成分としての油成分としては、上述したアスタキサンチン以外の天然色素を含むカロテノイド類を好ましく用いることができる。
本発明の外用組成物に使用可能なカロテノイド類は、黄色から赤のテルペノイド類の色素であり、植物類、藻類、及びバクテリア等の天然物のものを含む。
また、天然由来のものに限定されず、常法に従って得られるものであればいずれのものも、本発明におけるカロテノイドに含まれる。例えば、後述のカロテノイド類のカロチン類の多くは合成によっても製造されており、市販のβ−カロチンの多くは合成により製造されている。
カロテノイド類としては、アクチニオエリスロール、ビキシン、カンタキサンチン、カプサンチン、カプソルビン、β−8’−アポ−カロテナール(アポカロテナール)、β−12’−アポ−カロテナール、α−カロチン、β−カロチン、”カロチン”(α−及びβ−カロチン類の混合物)、γ−カロチン、β−クリプトキサンチン、ルテイン、リコピン、ビオラキサンチン、ゼアキサンチン、及びそれらのうちヒドロキシル又はカルボキシルを含有するもののエステル類が挙げられる。
カロテノイド類は一般に植物素材から抽出することができる。これらのカロテノイド類は種々の機能を有しており、例えば、マリーゴールドの花弁から抽出するルテインは家禽の餌の原料として広く使用され、家禽の皮フ及び脂肪並びに家禽が産む卵に色を付ける機能がある。
他の油成分として用いられる油脂類としては、常温で、液体の油脂(脂肪油)及び固体の油脂(脂肪)が挙げられる。
前記液体の油脂としては、例えばオリーブ油、ツバキ油、マカデミアナッツ油、ヒマシ油、アボガド油、月見草油、タートル油、トウモロコシ油、ミンク油、ナタネ油、卵黄油、ゴマ油、パーシック油、小麦胚芽油、サザンカ油、アマニ油、サフラワー油、綿実油、エノ油、大豆油、落花生油、茶実油、カヤ油、コメヌカ油、シナギリ油、日本キリ油、ホホバ油、胚芽油、トリグリセリン、トリオクタン酸グリセリン、トリイソパルチミン酸グリセリン、サラダ油、サフラワー油(ベニバナ油)、パーム油、ココナッツ油、ピーナッツ油、アーモンド油、ヘーゼルナッツ油、ウォルナッツ油、グレープシード油等が挙げられる。
また、前記固体の油脂としては、牛脂、硬化牛脂、牛脚脂、牛骨脂、ミンク油、卵黄油、豚脂、馬脂、羊脂、硬化油、カカオ脂、ヤシ油、硬化ヤシ油、パーム油、パーム硬化油、モクロウ、モクロウ核油、硬化ヒマシ油等が挙げられる。
上記の中でも、外用組成物の分散粒子径、安定性の観点から、中鎖脂肪酸トリグリセライドである、ココナッツ油が、好ましく用いられる。
ビタミンE類としては、特に限定されず、例えばトコフェロール及びその誘導体からなる化合物群、並びにトコトリエノール及びその誘導体からなる化合物群から選ばれるものを挙げることができる。これらは単独で用いても、複数併用して用いてもよい。またトコフェノール及びその誘導体からなる化合物群とトコトリエノール及びその誘導体からなる化合物群からそれぞれ選択されたものを組み合わせて使用してもよい。
トコトリエノール及びその誘導体からなる化合物群としては、α−トコトリエノール、β−トコトリエノール、γ−トコトリエノール、δ−トコトリエノール等が含まれる。また、トコトリエノール誘導体としては、これらの酢酸エステルが好ましく用いられる。トコトリエノールは麦類、米糠、パーム油等に含まれるトコフェロール類似化合物で、トコフェロールの側鎖部分に二重結合が3個含まれ、優れた酸化防止性能を有する。
油成分の含有量を前記0.1質量%以上とすると、有効成分の効能を充分に発揮できることから、アスタキサンチン含有分散物を、医薬品、化粧品へ応用し易くなる。一方、50質量%以下であると、分散粒子径の増大や乳化安定性の悪化を抑制し、安定な組成物が得られる。
本発明における脂肪酸成分は、(a)脂肪酸の炭素数が12以上20以下の脂肪酸及び(b)脂肪酸塩の少なくとも一方である。このような脂肪酸成分であれば油相成分及び水相成分の混合工程において容易に溶解するので、微細な分散粒子を含有するアスタキサンチン含有分散物の透明性を損なうことなく、分散安定性を良好なものにすることができる。
なお、本発明において、後述する「界面活性剤」には、脂肪酸成分は含まれない。
また、分散安定性の観点から、油相に含まれる油成分全質量の0.01倍量以上0.3倍量以下であることが更に好ましく、0.03倍量以上0.2倍量以下であることが更により好ましい。保存安定性の観点から、油相に含まれる油成分全質量の0.05倍量以上0.5倍量以下であることが更に好ましく、0.03倍量以上0.2倍量以下であることが更により好ましい。
本発明のアスタキサンチン含有分散物は、更に多価アルコールを含有してもよい。
多価アルコールは、保湿機能や粘度調整機能等を有している。また、多価アルコールは、水と油脂成分との界面張力を低下させ、界面を広がりやすくし、微細で、かつ、安定な微粒子を形成しやすくする機能も有している。
以上より、アスタキサンチン含有分散物が多価アルコールを含有することは、アスタキサンチン含有分散物の分散粒子径をより微細化でき、かつ該粒子径が微細な粒子径の状態のまま長期に亘り安定して保持できるとの観点から好ましい。
また、多価アルコールの添加により、アスタキサンチン含有分散物の水分活性を下げることができ、微生物の繁殖を抑えることができる。
多価アルコールとしては、例えば、グリセリン、ジグリセリン、トリグリセリン、ポリグリセリン、3−メチル−1,3−ブタンジオール、1,3−ブチレングリコール、イソプレングリコール、ポリエチレングリコール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ペンタエリスリトール、ネオペンチルグリコール、マルチトール、還元水あめ、蔗糖、ラクチトール、パラチニット、エリスリトール、ソルビトール、マンニトール、キシリトール、キシロース、グルコース、ラクトース、マンノース、マルトース、ガラクトース、フルクトース、イノシトール、ペンタエリスリトール、マルトトリオース、ソルビタン、トレハロース、澱粉分解糖、澱粉分解糖還元アルコール等が挙げられ、これらを、単独又は複数種の混合物の形態で用いることができる。
多価アルコールの含有量が5質量%以上であると、油脂成分の種類や含有量等によっても、充分な保存安定性が得られ易い点で好ましい。一方、多価アルコールの含有量が60質量%以下であると、最大限の効果が得られ、アスタキサンチン含有分散物の粘度が高くなるのを抑え易い点で好ましい。
本発明のアスタキサンチン含有分散物は、前記脂肪酸成分以外の界面活性剤を、前記油相に含まれる油成分の全質量に対して0又は0.1倍量以下で含むものである。
本発明のアスタキサンチン含有分散物では上述したような脂肪酸成分を含有するため、脂肪酸成分以外の界面活性剤は、前記油相に含まれる油成分の全質量に対して0又は0.1倍量以下とすることができる。ここで、「前記油相に含まれる油成分の全質量に対して0」とは本アスタキサンチン含有分散物に、脂肪酸成分以外の界面活性剤が含まれないことを意味する。このような本発明における脂肪酸成分以外の界面活性剤としては、カチオン性、アニオン性、両性、非イオン性の各界面活性剤が該当する。
ここで、Mwは親水基の分子量、MOは疎水基の分子量である。
また、上記の式からも分かるように、HLBの加成性を利用して、任意のHLB値の界面活性剤を得ることができる。
これらの中でも、より好ましくは、デカグリセリンモノオレイン酸エステル(HLB=12)、デカグリセリンモノステアリン酸エステル(HLB=12)、デカグリセリンモノパルミチン酸エステル(HLB=13)、デカグリセリンモノミリスチン酸エステル(HLB=14)、デカグリセリンモノラウリン酸エステル(HLB=16)などである。
本発明においては、これらの特定ポリグリセリン脂肪酸エステルを、単独又は2種以上用いることができる。
ポリグリセリン脂肪酸エステルの市販品としては、例えば、日光ケミカルズ(株)社製、NIKKOL DGMS,NIKKOL DGMO−CV,NIKKOL DGMO−90V,NIKKOL DGDO,NIKKOL DGMIS,NIKKOL DGTIS,NIKKOL Tetraglyn 1−SV,NIKKOL Tetraglyn 1−O,NIKKOL Tetraglyn 3−S,NIKKOL Tetraglyn 5−S,NIKKOL Tetraglyn 5−O,NIKKOL Hexaglyn 1−L,NIKKOL Hexaglyn 1−M,NIKKOL Hexaglyn 1−SV,NIKKOL Hexaglyn 1−O,NIKKOL Hexaglyn 3−S,NIKKOL Hexaglyn 4−B,NIKKOL Hexaglyn 5−S,NIKKOL Hexaglyn 5−O,NIKKOL Hexaglyn PR−15,NIKKOL Decaglyn 1−L,NIKKOL Decaglyn 1−M,NIKKOL Decaglyn 1−SV,NIKKOL Decaglyn 1−50SV,NIKKOL Decaglyn 1−ISV,NIKKOL Decaglyn 1−O,NIKKOL Decaglyn 1−OV,NIKKOL Decaglyn 1−LN,NIKKOL Decaglyn 2−SV,NIKKOL Decaglyn 2−ISV,NIKKOL Decaglyn 3−SV,NIKKOL Decaglyn 3−OV,NIKKOL Decaglyn 5−SV,NIKKOL Decaglyn 5−HS,NIKKOL Decaglyn 5−IS,NIKKOL Decaglyn 5−OV,NIKKOL Decaglyn 5−O−R,NIKKOL Decaglyn 7−S,NIKKOL Decaglyn 7−O,NIKKOL Decaglyn 10−SV,NIKKOL Decaglyn 10−IS,NIKKOL Decaglyn 10−OV,NIKKOL Decaglyn 10−MAC,NIKKOL Decaglyn PR−20,
本発明においては、これらのソルビタン脂肪酸エステルを、単独又は混合して用いることができる。
ショ糖脂肪酸エステルの好ましい例としては、ショ糖ジオレイン酸エステル、ショ糖ジステアリン酸エステル、ショ糖ジパルミチン酸エステル、ショ糖ジミリスチン酸エステル、ショ糖ジラウリン酸エステル、ショ糖モノオレイン酸エステル、ショ糖モノステアリン酸エステル、ショ糖モノパルミチン酸エステル、ショ糖モノミリスチン酸エステル、ショ糖モノラウリン酸エステル等が挙げられ、これらの中でも、ショ糖モノオレイン酸エステル、ショ糖モノステアリン酸エステル、ショ糖モノパルミチン酸エステル、ショ糖モノミリスチン酸エステル、ショ糖モノラウリン酸エステルがより好ましい。
本発明においては、これらのショ糖脂肪酸エステルを、単独又は混合して用いることができる。
上記の中で、好ましくは、リュートーシュガーエステルS−1170、S−1170F、S−1570、S−1670、P−1570、P−1670、M−1695、O−1570、L−1695、DKエステルSS、F160、F140、F110、コスメライクS−110、S−160、S−190、P−160、M−160、L−160、L−150A、L−160A、O−150である。
ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルの好ましい例としては、ポリオキシエチレンモノカプリル酸ソルビタン、ポリオキシエチレンモノラウリン酸ソルビタン、ポリオキシエチレンモノステアリン酸ソルビタン、ポリオキシエチレンセスキステアリン酸ソルビタン、ポリオキシエチレントリステアリン酸ソルビタン、ポリオキシエチレンイソステアリン酸ソルビタン、ポリオキシエチレンセスキイソステアリン酸ソルビタン、ポリオキシエチレンオレイン酸ソルビタン、ポリオキシエチレンセスキオレイン酸ソルビタン、ポリオキシエチレントリオレイン酸ソルビタン等が挙げられる。
これらのポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルを、単独又は混合して用いることができる。
更に、本発明においては、上記界面活性剤とは別に、レシチンなどのリン脂質を含有してもよい。リン脂質を含有する場合、リン脂質は分散安定性の観点から、前記油相に含まれる油成分の全質量に対して0.01倍量以上0.3倍量以下で含むことができる。
本発明に用いうるリン脂質は、グリセリン骨格と脂肪酸残基及びリン酸残基を必須構成成分とし、これに、塩基や多価アルコール等が結合したもので、レシチンとも称されるものである。リン脂質は、分子内に親水基と疎水基を有しているため、従来から、食品、医薬品、化粧品分野で、広く乳化剤として使用されている。
このようなリン脂質の具体例としては、例えば、大豆、トウモロコシ、落花生、ナタネ、麦等の植物や、卵黄、牛等の動物及び大腸菌等の微生物等から由来する各種レシチンを挙げることができる。
このようなレシチンを化合物名で例示すると、ホスファチジン酸、ホスファチジルグリセリン、ホスファチジルイノシトール、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルメチルエタノールアミン、ホスファチジルコリン、ホスファチジルセリン、ビスホスアチジン酸、ジホスファチジルグリセリン(カルジオリピン)等のグリセロレシチン;スフィンゴミエリン等のスフィンゴレシチン等を挙げることができる。
また、本発明においては、上記の高純度レシチン以外にも、水素添加レシチン、酵素分解レシチン、酵素分解水素添加レシチン、ヒドロキシレシチン等を使用することができる。本発明で用いることができるこれらのレシチンは、単独又は複数種の混合物の形態で用いることができる。
本発明のアスタキサンチン含有分散物は、セラミド類の良溶媒を更に含んでいてもよい。この良溶媒は、本明細書における「油成分」には包含されない。
セラミド類の良溶媒は、例えば、セラミド類を25℃において少なくとも0.1質量%以上溶解可能な常温で液状の溶媒であればよい。本発明において、良溶媒はセラミド類が0.1質量%以上溶解する油脂・溶媒であれば、いかなる物質でも構わない。
本発明における水溶性有機溶媒は、天然成分を含む油相として、本発明における水相としての水性溶液との混合の際に用いられる。この水性有機溶媒は同時に、天然成分を抽出する抽出液の主成分である。即ち、本発明において天然成分は、水溶性有機溶媒を主成分とする抽出液へ抽出された状態で、水性溶液との混合に使用されてもよい。
水溶性有機溶媒は、単独で用いてもよく、複数の水溶性有機溶媒の混合溶媒でもよい。また、水との混合物として用いてもよい。水との混合物を用いる場合には、上記水溶性有機溶媒は、少なくとも50容量%以上含まれていることが好ましく、70容量%以上であることがより好ましい。
本発明のアスタキサンチン含有分散物には、本発明の効果を損なわない限りにおいて、本発明のアスタキサンチン含有分散物の用途に応じて、例えば、種々の薬効成分、防腐剤、着色剤など、通常、その用途で使用される他の添加物を併用することができる。
例えば皮膚外用剤などの外用組成物に使用される場合には、その他の成分として、例えば、グリシンベタイン・キシリトール・トレハロース・尿素・中性アミノ酸・塩基性アミノ酸等の保湿剤、アラントイン等の薬効剤、セルロースパウダー・ナイロンパウダー・架橋型シリコーン末・架橋型メチルポリシロキサン・多孔質セルロースパウダー・多孔質ナイロンパウダー等の有機粉体、無水シリカ・酸化亜鉛・酸化チタン等の無機粉体、メントール・カンファー等の清涼剤などの他、植物エキス、pH緩衝剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、防腐剤、香料、殺菌剤、色素等が挙げられる。
pH調整剤は、アスタキサンチン含有分散物のpHを所定の範囲内となるように油相又は水相を調製する際に添加・配合してもよく、得られたアスタキサンチン含有分散物に対して直接添加してもよい。使用可能なpH調整剤としては、塩酸、リン酸などの酸や水酸化ナトリウムなどのアルカリ等、この分野で通常用いられる各種無機塩類や、乳酸−乳酸ナトリウム、クエン酸−クエン酸ナトリウム、コハク酸−コハク酸ナトリウム等の緩衝剤等を用いることができる。
本発明のアスタキサンチン含有分散物は、油相成分として水相中に分散された分散粒子と、油相成分としてのアスタキサンチン類と、油相成分又は水相成分である脂肪酸成分と、を含み、界面活性剤が微量又はこれを含まないアスタキサンチン含有分散物であり、少なくとも前記セラミド類及びアスタキサンチンを含む油相成分を、水溶性有機溶媒に溶解して得られた油相と、セラミド類の貧溶媒で構成された水相とを混合することを含む製造方法により得られる。
このとき、水相の粘度は30mPa・s以下であることが、分散粒子の微粒子化の観点から好ましい。
なお、本発明における「水相」とは、貧溶媒の種類にかかわらず「油相」に対する語として使用する。また本発明のアスタキサンチン含有分散物における水相には、セラミド類の貧溶媒、例えば水に溶解する他の成分が水相成分として含有されていてもよい。
油相/水相比率を上記範囲とすることにより、有効成分を充分に含み、実用上充分な乳化安定性が得られるため好ましい。
アスタキサンチン含有分散物の製造方法における油相、水相に含有される成分は、前述の本発明のアスタキサンチン含有分散物の構成成分と同様であり、好ましい例及び好ましい量も同様であり、好ましい組合せがより好ましい。
本発明のアスタキサンチン含有分散物の製造に適用される製造方法においては、1nm以上100nmの分散粒子を安定に形成するため、油相と、水相とを、各々独立に、最も狭い部分の断面積が1μm2〜1mm2であるマイクロ流路に通過させた後、各相を組み合わせて混合する製造方法をとることが好ましい。
油相と水相との前記混合は、より微小な分散粒子を得るとの観点から、対向衝突による混合であることが好ましい。
対向衝突により混合させる最も適切な装置は、対抗衝突型マイクロミキサーである。マイクロミキサーは、主に2つの異なる液を微小空間中で混合するもので、一方の液が機能性油成分を含有する有機溶媒相であり、もう一方が水性溶液とする水相である。
マイクロ化学プロセスの一つである粒径が小さなエマルション調製にマイクロミキサーを適用した場合、比較的低エネルギーで発熱が少なく、通常の攪拌乳化分散方式や高圧ホモジナイザー乳化分散に比べて、粒径が揃っていて、保存安定性にも優れる良好なエマルション又はディスパージョンを得易い。熱劣化し易い天然成分を含む乳化に最適な方法である。
本発明における水相に用いるマイクロミキサーの微小空間(流路)の最も狭い部分の断面積は、混合安定性の観点から、1,000μm2〜50,000μm2が特に好ましい。
油相に用いるマイクロミキサーの微小空間(流路)の最も狭い部分の断面積は、エマルション粒径の微細化及び粒径分布のシャープネス化の観点から、500μm2〜20,000μm2が特に好ましい。
油相の流量としては、エマルション粒子径の微細化及び粒子径分布のシャープ化の観点から、1ml/min〜100ml/minが好ましく、さらには3ml/min〜50ml/minがより好ましく、5ml/min〜50ml/minが特に好ましい。
本発明において、前記流量、送液圧力及び保温温度はそれぞれ好ましい例の組み合せがより好ましい。
図1に示されるようにマイクロデバイス100は、それぞれが円柱状の形態の供給要素102、合流要素104及び排出要素106により構成されている。
供給要素102の合流要素104に対向する面には、本発明における油相又は水相の流路としての断面が矩形の環状チャネル108及び110が同心状に形成されている。供給要素102にはその厚さ(又は高さ)方向に貫通してそれぞれの環状チャンネルに至るボア112及び114が形成されている。
合流要素104には、その厚さ方向に貫通するボア116が形成されている。このボア116は、マイクロデバイス100を構成するために要素を締結した場合、供給要素102に対向する合流要素104の面に位置するボア116の端部120が環状チャンネル108に開口するようになっている。図示した態様では、ボア116は4つ形成され、これらが環状チャンネル108の周方向で等間隔に配置されている。
合流要素104の排出要素106に対向する面122には、マイクロチャンネル124及び126が形成されている。このマイクロチャンネル124又は126の一端はボア116又は118の開口部であり、他方の端部は、面122の中心128であり、全てのマイクロチャンネルはこの中心128に向かってボアから延在し、中心で合流している。マイクロチャンネルの断面は、例えば矩形であってよい。
本マイクロデバイス100では、ボア112及び114の端部にてマイクロデバイス100の外部から供給される流体A及びBは、それぞれボア112及び114を経由して環状チャンネル108及び110に流入する。
前記合流した流体は、ボア130を経由してマイクロデバイスの外部にストリームCとして排出される。
環状チャンネル108の断面形状、幅/深さ/直径:矩形、1.5/1.5/25mm
環状チャンネル110の断面形状、幅、深さ、直径:矩形、1.5/1.5/20mm
ボア112の直径、長さ:1.5/10mm(円形断面)
ボア114の直径、長さ:1.5/10mm(円形断面)
ボア116の直径、長さ:0.5/4mm(円形断面)
ボア118の直径、長さ:0.5/4mm(円形断面)
マイクロチャンネル124の断面形状、幅、深さ、長さ:矩形、断面積、
350μm/100μm/12.5mm/35000μm2
マイクロチャンネル126の断面形状、幅、深さ、長さ:矩形、断面積、
50μm/100μm/10mm/5000μm2
ボア130の直径、長さ:500μm、10mm(円形断面)
図2は、T字型マイクロリアクターによる混合機構の一例を示すT字型マイクロリアクターの概略断面図である。図3は、T字型マイクロリアクターによる混合機構の一例を示すT字型マイクロリアクターの概念図である。
図2には、T字型マイクロリアクターのT字型流路200の断面が示されている。T字型流路200は、流入口202aから矢印Dの方向に流入した流体と、流入口202bから矢印Eの方向に流入した流体は、T字型流路200の流路内中央部で衝突し、混合して微細な流体粒子となる。微細な流体粒子は、流出口204から矢印Fの方向へ流出する。このT字型マイクロリアクターは、流路の容積が小さいときには混合するのに有用である。
操作温度は0℃〜80℃まで可能であるが、有効成分の劣化を考慮すると10℃〜40℃の範囲が特に好ましい。
以上説明した製造方法により得られた分散粒子の粒径は、市販の粒度分布計等で計測することができ、その詳細は、既述のとおりである。
本発明のアスタキサンチン含有分散物は、アスタキサンチンに起因した各種機能性に優れるだけではなく、分散安定性に寄与するセラミドに起因したエモリエント効果もそうすることができるや微細なエマルションとして形成しうる。このため、アスタキサンチン及びセラミドの機能に応じた種々の用途にそのまま又は成分材料として好ましく用いられる。
このような用途としては、例えば、医薬品(外用剤、皮膚製剤)、化粧品、食品などに広く使用することができる。ここで、医薬品としては、坐剤、塗布剤等(皮膚外用剤)の非経口剤など、化粧品としてはスキンケア化粧料(化粧水、美容液、乳液、クリームなど)、日焼け止め化粧料、口紅やファンデーションなどのメークアップ化粧料などを挙げることができるが、これらに制限されるものではない。
本発明のアスタキサンチン含有分散物を、皮膚外用剤、化粧品に使用する場合、必要に応じて、医薬品や化粧品に添加可能な成分を適宜添加することができる。
なお、下記実施例9及び実施例10は、本発明の参考例である。
下記油相液1組成物に記載の各成分を室温にて1時間攪拌し、油相液1及び水相液1をそれぞれ調製した。なおアスタキサンチン類としては、ヘマトコッカス藻抽出物(武田紙器(株)製ASTOTS−S)を用いた。
<油相液1組成>
セラミド3B〔天然型セラミド〕 1.00部
セラミド6〔天然型セラミド 1.00部
オレイン酸 0.20部
ヘマトコッカス藻抽出物
(アスタキサンチン類含有率20質量%) 0.0075部
エタノール〔水溶性有機溶媒〕 77.14部
純水 703.1部
0.1モル水酸化ナトリウム 適量
(最終のアスタキサンチン含有分散物のpH=7.5)
油相側マイクロチャンネル
断面形状/幅/深さ/長さ = 矩形/70μm/100μm/10mm
水相側マイクロチャンネル
断面形状/幅/深さ/長さ = 矩形/490μm/100μm/10mm
−流量−
外環に水相を56.0ml/min.の流量で導入し、内環に油相を8.0ml/min.の流量で導入してミクロ混合した。
実施例1において油相液1及び水相液1を下記油相液2及び水相液2に変更したそれ以外は実施例1と同じとして、25℃の分散液2を得た。次いで分散液2を実施例1と同様にして濃縮し、調整して、pH=7.5のアスタキサンチン含有分散物Bを得た。
なお、ミックストコフェロールは理研ビタミン(株)製の理研Eオイル800を使用した。
セラミド3B〔天然型セラミド〕 1.00部
セラミド6〔天然型セラミド〕 1.00部
オレイン酸 0.20部
ヘマトコッカス藻抽出物
(アスタキサンチン類含有率20質量%) 0.0075部
ミックストコフェロール 0.0025部
エタノール〔水溶性有機溶媒〕 77.14部
<水相液2組成>
純水 703.1部
0.1モル水酸化ナトリウム 適量
(最終のアスタキサンチン含有分散物のpH=7.5)
実施例1において油相液1及び水相液1を下記油相液3及び水相液3に変更した以外は実施例1と同じとし、25℃の分散液3を得た。次いで分散液3を実施例1と同様にして濃縮し、調整して、pH=7.5のアスタキサンチン含有分散物Cを得た。
セラミド3B〔天然型セラミド〕 1.00部
セラミド6〔天然型セラミド〕 1.00部
ステアリン酸 0.20部
ヘマトコッカス藻抽出物
(アスタキサンチン類含有率20質量%) 0.0075部
ミックストコフェロール 0.0025部
エタノール〔水溶性有機溶媒〕 77.14部
<水相液3組成>
純水 703.1部
0.1モル水酸化ナトリウム 適量
(最終のアスタキサンチン含有分散物のpH=7.5)
実施例1において油相液1及び水相液1を下記油相液4及び水相液4に変更した以外は実施例1と同じとし、25℃の分散液4を得た。次いで分散液4を実施例1と同様にして濃縮し、調整して、pH=7.5のアスタキサンチン含有分散物Dを得た。
セラミド3B〔天然型セラミド〕 1.00部
セラミド6〔天然型セラミド〕 1.00部
ラウリン酸 0.20部
ヘマトコッカス藻抽出物
(アスタキサンチン類含有率20質量%) 0.0075部
ミックストコフェロール 0.0025部
エタノール〔水溶性有機溶媒〕 77.14部
<水相液4組成>
純水 703.1部
グリセリン 5.00部
0.1モル水酸化ナトリウム 適量
(最終のアスタキサンチン含有分散物のpH=7.5)
実施例1において油相液1及び水相液1を下記油相液5及び水相液5に変更し、アスタキサンチン濃度が0.622質量%になるように濃縮、調整したそれ以外は実施例1と同じとして、25℃の分散液5を得た。次いで分散液5を実施例1と同様にして濃縮し、調整して、pH=7.5のアスタキサンチン含有分散物Eを得た。
セラミド3B〔天然型セラミド〕 0.22部
セラミド6〔天然型セラミド〕 0.22部
オレイン酸 0.44部
ヘマトコッカス藻抽出物
(アスタキサンチン類含有率20質量%) 1.24部
ミックストコフェロール 0.0830部
エタノール〔水溶性有機溶媒〕 77.14部
<水相液5組成>
純水 703.1部
グリセリン 5.00部
0.1モル水酸化ナトリウム 適量
(最終のアスタキサンチン含有分散物のpH=7.5)
実施例1において油相液1及び水相液1を下記油相液6及び水相液6に変更したそれ以外は実施例1と同じとして、25℃の分散液6を得た。次いで分散液6を実施例1と同様にして濃縮し、調整して、pH=7.5のアスタキサンチン含有分散物Fを得た。
セラミド3B〔天然型セラミド〕 1.00部
セラミド6〔天然型セラミド〕 1.00部
オレイン酸 0.20部
ヘマトコッカス藻抽出物
(アスタキサンチン類含有率20質量%) 0.0075部
ミックストコフェロール 0.0005部
エタノール〔水溶性有機溶媒〕 77.14部
<水相液6組成>
純水 703.1部
グリセリン 10.00部
1,3−ブチレングリコール 10.00部
0.1モル水酸化ナトリウム 適量
(最終のアスタキサンチン含有分散物のpH=7.5)
実施例1において油相液1及び水相液1を下記油相液7及び水相液7に変更し、アスタキサンチン濃度が0.828質量%になるように濃縮、調整したそれ以外は実施例1と同じとして、25℃の分散液7を得た。次いで分散液7を実施例1と同様にして濃縮し、調整して、pH=7.5のアスタキサンチン含有分散物Gを得た。
セラミド3B〔天然型セラミド〕 0.110部
セラミド6〔天然型セラミド〕 0.110部
オレイン酸 0.221部
ヘマトコッカス藻抽出物
(アスタキサンチン類含有率20質量%) 1.66部
ミックストコフェロール 0.110部
エタノール〔水溶性有機溶媒〕 77.14部
<水相液7組成>
純水 703.1部
グリセリン 10.00部
1,3−ブチレングリコール 10.00部
0.1モル水酸化ナトリウム 適量
(最終のアスタキサンチン含有分散物のpH=7.5)
実施例1において油相液1及び水相液1を下記油相液8及び水相液8に変更したそれ以外は実施例1と同じとして、25℃の分散液8を得た。次いで分散液8を実施例1と同様にして濃縮し、調整して、pH=7.5のアスタキサンチン含有分散物Hを得た。
セラミド3B〔天然型セラミド〕 1.00部
セラミド6〔天然型セラミド〕 1.00部
オレイン酸 0.20部
ヘマトコッカス藻抽出物
(アスタキサンチン類含有率20質量%) 0.0075部
エタノール〔水溶性有機溶媒〕 77.14部
<水相液8組成>
純水 703.1部
グリセリン 16.00部
1,3−ブチレングリコール 30.00部
0.1モル水酸化ナトリウム 適量
(最終のアスタキサンチン含有分散物のpH=7.5)
実施例1において油相液1及び水相液1を下記油相液9及び水相液9に変更したそれ以外は実施例1と同じとして、25℃の分散液9を得た。次いで分散液9を実施例1と同様にして濃縮し、調整して、pH=7.5のアスタキサンチン含有分散物Iを得た。
セラミド3B〔天然型セラミド〕 0.90部
セラミド6〔天然型セラミド〕 0.90部
オレイン酸 0.20部
ヘマトコッカス藻抽出物
(アスタキサンチン類含有率20質量%) 0.0075部
ショ糖ラウリン酸エステル 0.20部
エタノール〔水溶性有機溶媒〕 77.14部
<水相液9組成>
純水 703.1部
0.1モル水酸化ナトリウム 適量
(最終のアスタキサンチン含有分散物のpH=7.5)
実施例1において油相液1及び水相液1を下記油相液10及び水相液10に変更したそれ以外は実施例1と同じとして、25℃の分散液10を得た。次いで分散液10を実施例1と同様にして濃縮し、調整して、pH=7.5のアスタキサンチン含有分散物Jを得た。
セラミド3B〔天然型セラミド〕 1.00部
セラミド6〔天然型セラミド〕 1.00部
オレイン酸Na 0.20部
ヘマトコッカス藻抽出物
(アスタキサンチン類含有率20質量%) 0.0075部
ショ糖ラウリン酸エステル 0.20部
エタノール〔水溶性有機溶媒〕 77.14部
<水相液10組成>
純水 703.1部
0.1モル水酸化ナトリウム 適量
(最終のアスタキサンチン含有分散物のpH=7.5)
実施例1において油相液1及び水相液1を下記油相液11及び水相液11に変更した以外は、実施例1と同じとし、25℃の分散液11を得た。次いで分散液11を実施例1と同様にして濃縮し、調整して、pH=7.5のアスタキサンチン含有分散物Kを得た。
オレイン酸 0.20部
ヘマトコッカス藻抽出物
(アスタキサンチン類含有率20質量%) 0.0075部
エタノール〔水溶性有機溶媒〕 77.14部
<水相液11組成>
純水 685.4部
0.1モル水酸化ナトリウム 適量
(最終のアスタキサンチン含有分散物のpH=7.5)
実施例1において油相液1及び水相液1を下記油相液12及び水相液12に変更した以外は実施例1と同じとし、25℃の分散液12を得た。次いで分散液12を実施例1と同様にして濃縮し、調整して、pH=7.5の分散物Lを得た。
ステアリン酸 0.20部
ヘマトコッカス藻抽出物
(アスタキサンチン類含有率20質量%) 0.0075部
エタノール〔水溶性有機溶媒〕 77.14部
<水相液12組成>
純水 685.4部
0.1モル水酸化ナトリウム 適量
(最終のアスタキサンチン含有分散物のpH=7.5)
実施例1において油相液1及び水相液1を下記油相液13及び水相液13に変更した以外は実施例1と同じとし、25℃の分散液13を得た。次いで分散液13を実施例1と同様にして濃縮し、調整して、pH=7.5の分散物Mを得た。
ラウリン酸 0.20部
ヘマトコッカス藻抽出物
(アスタキサンチン類含有率20質量%) 0.0075部
エタノール〔水溶性有機溶媒〕 77.14部
<水相液13組成>
純水 685.4部
0.1モル水酸化ナトリウム 適量
(最終のアスタキサンチン含有分散物のpH=7.5)
実施例1において油相液1及び水相液1を下記油相液14及び水相液14に変更した以外は実施例1と同じとし、25℃の分散液14を得た。次いで分散液14を実施例1と同様にして濃縮し、調整して、pH=7.5の分散物Nを得た。
オレイン酸 0.40部
ヘマトコッカス藻抽出物
(アスタキサンチン類含有率20質量%) 0.0075部
ミックストコフェロール 0.0025部
エタノール〔水溶性有機溶媒〕 77.14部
<水相液14組成>
純水 687.2部
0.1モル水酸化ナトリウム 適量
(最終のアスタキサンチン含有分散物のpH=7.5)
実施例1において油相液1及び水相液1を下記油相液15及び水相液15に変更し、それ以外は実施例1と同じとし、25℃の分散液15を得た。次いで分散液15を実施例1と同様にして濃縮し、調整して、pH=7.5のアスタキサンチン含有分散物Oを得た。
セラミド3B〔天然型セラミド〕 1.00部
セラミド6〔天然型セラミド〕 1.00部
ヘマトコッカス藻抽出物
(アスタキサンチン類含有率20質量%) 0.0075部
エタノール〔水溶性有機溶媒〕 77.14部
<水相液15組成>
純水 701.3部
0.1モル水酸化ナトリウム 適量
(最終のアスタキサンチン含有分散物のpH=7.5)
実施例1において油相液1及び水相液1を下記油相液16及び水相液16に変更し、セラミド類及び脂肪酸の合計の濃度が1.1質量%になるように濃縮、調整したそれ以外は実施例1と同じとし、25℃の分散液16を得た。次いで分散液16を実施例1と同様にして濃縮し、調整して、pH=7.5の分散物Pを得た。
セラミド3B〔天然型セラミド〕 1.00部
セラミド6〔天然型セラミド〕 1.00部
オレイン酸 0.20部
エタノール〔水溶性有機溶媒〕 77.14部
<水相液16組成>
純水 703.0部
0.1モル水酸化ナトリウム 適量
(最終の分散物のpH=7.5)
実施例1において油相液1及び水相液1を下記油相液17及び水相液17に変更した以外は実施例1と同じとし、25℃の分散液17を得た。次いで分散液17を実施例1と同様にして濃縮し、調整して、pH=7.5の分散物Qを得た。
オレイン酸 0.20部
ヘマトコッカス藻抽出物
(アスタキサンチン類含有率20質量%) 0.0075部
ミックストコフェロール 0.0025部
エタノール〔水溶性有機溶媒〕 77.14部
<水相液17組成>
純水 685.4部
グリセリン 5.00部
0.1モル水酸化ナトリウム 適量
(最終のアスタキサンチン含有分散物のpH=7.5)
実施例1の油相液1及び水相液1と同一の成分による油相液18及び水相液18について最終のアスタキサンチン含有分散物のpHが9.5となるように0.1モル水酸化ナトリウムの量を調整した以外は実施例1と同じとし、25℃の分散液18を得た。次いで分散液18を実施例1と同様にして濃縮し、調整して、pH=9.5の分散物Rを得た。
実施例1の油相液1及び水相液1と同一の成分による油相液19及び水相液19について最終のアスタキサンチン含有分散物のpHが5.1となるように0.1モル水酸化ナトリウムの量を調整した以外は実施例1と同じとし、25℃の分散液19を得た。次いで分散液19を実施例1と同様にして濃縮し、調整して、pH=5.1の分散物Sを得た。
実施例1の油相液1及び水相液1と同一処方の油相液20及び水相液20について、外環の水相について14ml/min.に、内環の油相について2.0ml/min.にそれぞれ流量を変更してミクロ混合した以外は、実施例1と同じとし、25℃の分散液20を得た。次いで分散液20を実施例1と同様にして濃縮し、調整して、pH=7.5の分散物Tを得た。
1.分散粒子の粒径
調製直後の各分散物A〜T中における分散粒子(或いはそれを含む油滴様の分散粒子)の粒径を、動的光散乱式粒径分布測定装置LB−550((株)堀場製作所)を用いて測定した。該粒径の測定は、分散粒子の濃度が1質量%になるように純水で希釈を行い、石英セルを用いて行った。粒子径は、試料屈折率として1.600、分散媒屈折率として1.333(純水)、分散媒の粘度として純水の粘度を設定した時のメジアン径として求めた。結果を表1及び表2に示す。なお、表1及び表2において各成分の量は、得られた分散物の全質量を100としたときの質量%を示す。
経時安定性の評価として、濁度を用いて以下の方法で評価を行った。
実施例及び比較例のアスタキサンチン含有分散物A〜アスタキサンチン含有分散物Tの濁度を、UV−VIBLEスペクトルフォトメーターUV−2550((株)島津製作所製)を使用し、10mmセルにて660nmの吸光度として測定した。(測定温度:温度25℃)
さらに、各アスタキサンチン含有分散物を50℃の恒温槽に1週間保管した後、25℃に戻して再度濁度を測定した。結果を表1及び表2に示す。
102 供給要素
104 合流要素
106 排出要素
124 マイクロチャンネル
126 マイクロチャンネル
128 中心
Claims (10)
- (1)アスタキサンチン及びセラミド類を含有し、油相成分として水相中に分散されると共に1nm以上100nm以下の体積平均粒径を有する分散粒子と、
(2)(a)炭素数が12以上20以下の脂肪酸及び(b)脂肪酸塩の少なくとも一方の脂肪酸成分と、
を含むと共に、前記脂肪酸成分以外の界面活性剤が、前記セラミド類及びアスタキサンチンを含む油成分の全質量に対して0であり、pHが6以上8以下であるアスタキサンチン含有分散物。 - (3)前記油成分の質量に対して5倍量以上20倍量以下の多価アルコールを更に含む請求項1記載のアスタキサンチン含有分散物。
- 前記脂肪酸成分が、前記油成分の全質量に対して0.01倍量以上1.0倍量以下の範囲で含有される請求項1又は請求項2に記載のアスタキサンチン含有分散物。
- 前記脂肪酸成分が、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、パルミトレイン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、リノレン酸、リノール酸及びそれらの塩からなる群より選択された少なくとも1つである請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のアスタキサンチン含有分散物。
- 更に酸化防止剤を含む請求項1〜請求項4のいずれか1項記載のアスタキサンチン含有分散物。
- 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のアスタキサンチン含有分散物の製造方法であって、
少なくともセラミド類及びアスタキサンチンを含む前記油成分を水溶性有機溶媒に溶解して得られた油相と、水相とを混合して、油相成分として水相中に分散される分散粒子を含むアスタキサンチン含有分散物の製造方法。 - 前記油相成分と前記水相成分との混合が、最も狭い部分の断面積が1μm2〜1mm2であるマイクロ流路にそれぞれ独立して通過させた後に組み合わせて混合するものである請求項6に記載のアスタキサンチン含有分散物の製造方法。
- 前記水相と油相との混合を40℃以下の温度条件で行う請求項6又は請求項7記載のアスタキサンチン含有分散物の製造方法。
- 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のアスタキサンチン含有分散物を含有する化粧品。
- 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のアスタキサンチン含有分散物を含有する医薬品。
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