JP4994332B2 - 流体圧力低減装置 - Google Patents

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Description

本発明は、流体圧力低減装置に関し、より詳細には、ガス流やキャビテーション除去機能を有する装置にとって低い音響学的な転換効率を付与し、それが故に液体流についての低い騒音特性を備えた流体圧力低減装置に関する。
オイルやガスの配管系、発電プラント、化学プロセスなどの産業プロセス中の流体の制御において、流体の圧力を低下させることがしばしば必要となる。流量制御弁、減圧弁、および、ディフューザやサイレンサや他の背圧装置のような他の固定された制限装置等の調節可能な流体制限装置は、この目的のために用いられる。与えられた適用における流量制御弁および/または他の流体制限装置の目的は、流量や他のプロセス変数を制御することかも知れない。しかし、この制限装置は、その流量制御作用の副産物として固有的に圧力損失を増大させうる。
加圧流体は蓄積された機械的位置エネルギを内蔵している。減圧するとこのエネルギは放出される。このエネルギは、それ自身を流体の運動エネルギ(流体の大きな動作および流体の不規則な乱流としての動きの両方)として具現する。乱流は流体の無秩序な運動であるが、この無秩序な運動中には、乱流旋風(渦)の形成という瞬時の構造が存在する。しかし、この構造は破壊されてより小さい渦となり、この小さい渦がまた破壊される。最後には、粘性が最も小さくなった渦の動きを消滅させ、エネルギは熱に変換する。
圧力および速度の変動は乱流の運動と組合わさって配管系の構成要素に作用して振動を発生させる。振動は耐圧構成要素の疲労損傷や他の損傷を発生し、性能を低下し、または不足機器の損傷を発生させるかも知れない。物理的な損傷がない場合であっても、振動は、人間の聴覚にとってやかましく、また、ダメージを与えうる空中の騒音を発生させる。
液体の産業上の適用において、液体の圧力降下から来る騒音、振動およびダメージの主たる源はキャビテーションである。キャビテーションは、流体の圧力がその蒸気圧以下に低下するような領域を流れるときにその流体流れの中に発生する。この低下した圧力において、蒸気の気泡が発生し、引き続いてこの気泡が蒸気圧以上になる下流領域まで移動した後に破壊する。蒸気の気泡の破壊は騒音、振動および損傷を発生させるかも知れない。しかしながら、理想的には、流体圧力低減装置は、蒸気圧以下に低下させることなく流体圧力を徐々に低下させ得るかも知れない。いかし、現実にはそのような流体圧力低減装置を製造するのはあまりに難しく且つハイコストである。したがって、流体圧力低減装置は減圧の複数段(ステージ)に用いられることが知られている。そのような装置における最終段の圧力降下は比較的小さいので、泡やキャビテーションの発生は少ない。
最近では、ディスクを積層することによって流体圧力低減装置の形態を取ったバルブトリムを内蔵した流体制御弁が存在する。積層されたディスクは流体に圧力降下を生じるような複数の流体通路を形成する。
積層ディスクを用いた一つの装置はその中に形成された曲がりくねった流体流路を有している。この装置では、各流路は直列に連続して直角に曲がるようにデザインされ、それにより、入口から出口に至るまでの曲がりくねった流路において、流体の流れは幾度となく流れ方向を変える。そのような装置では、曲がりくねった流路が多段の圧力降下を発生させるように、通路の直角の屈曲それぞれにおいて圧力降下がそれぞれ生じることが意図されている。しかしながら、現実には、流路の中間部の直角屈曲部はその段の圧力降下のための制限を効果的には発生させない、ということがわかった。さらに、各直角屈曲部が圧力降下に与える効果を知ることができないので、曲がりくねった流路によって生じる圧力降下は予測することができない。加えて、直角屈曲部は圧力および質量流量の不安定および流れの非効率を発生させるかも知れないことがわかった。圧力の不安定は、流体が一時的にその蒸気圧以下に低下し且つ直後に回復するような低圧領域を装置内に発生させるかもしれない。そうするとキャビテーションが発生してダメージを引き起こす。流れの不安定は装置を通して圧力降下および流速に影響を及ぼし、いくらかの流路には大質量の流体が流れ、その結果、流速が上昇する。
さらに、曲がりくねった流路を持つ装置は、流路から流出する流体が集中するようにされた流路出口を有している。その結果、隣接する出口から出る流体の噴射同士が衝突してより大きな流れ力を持ったより大きな噴流となる。これによって騒音レベルが上昇する。
上述した最近のトリム装置における欠陥等は、所要の騒音の低減、振動の低減、キャビテーション損失の低減または除去というこれらの装置の効果を著しく減少させる。したがって、トリム装置における上記欠陥を除去するとともに、向上した騒音低減特性を付与するというような他の改良を提供することが望まれている。
本発明のある態様によれば、流体圧力低減装置は、周縁部と空洞中央部とを有する、縦軸方向に積層された複数のディスクを備えている。この各ディスクは空洞中央部と周縁部との間に延びる少なくとも一本の流路を有し、この流路が入口部、出口部、およびこの入口部と出口部との間に延びる中間部を有している。各流路の中間部は、減圧構造とこの減圧構造のすぐ下流に位置する回復領域とを含んでいる。
本発明の他の態様によれば、流体圧力低減装置は、周縁部と空洞中央部とを有する、縦軸方向に積層された複数のディスクを備えている。この各ディスクは、空洞中央部と周縁部との間に延びる少なくとも一本の流路を有し、この流路が入口部、出口部、およびこの入口部と出口部との間に延びる中間部を有している。各流路の中間部は、制限部とこの制限部のすぐ下流に位置する組み合わされた回復領域とを有しており、この制限部が流体を実質的に上記回復領域の中央に向ける。
本発明のさらに他の態様によれば、流体圧力低減装置は、周縁部と空洞中央部とを有する、縦軸方向に積層された複数のディスクを備えている。この各ディスクは、空洞中央部と周縁部との間に延びる少なくとも一本の流路を有し、この流路が入口部、出口部、およびこの入口部と出口部との間に延びる中間部を有しており、上記流路の中間部の対向する壁同士が、流路中間部の入口部から出口部に向かうにつれて離間している。
本発明のさらに他の態様によれば、流体圧力低減装置は、周縁部と空洞中央部とを有する、縦軸方向に積層された複数のディスクを備えている。この各ディスクは、空洞中央部と周縁部との間に延びる第一流路および第二流路を有し、この第一流路が入口部、出口部、およびこの入口部と出口部との間に延びる中間部を有し、第二流路が入口部、出口部、およびこの入口部と出口部との間に延びる中間部を有している。第二流路の中間部と第一流路の中間部とは交差部において交差しており、第一流路の中間部および第二流路の中間部がそれぞれ上記交差部の下流に回復部を含んでいる。
本発明のさらに他の態様によれば、流体圧力低減装置は、厚さを有し、周縁部と空洞中央部とを有する、縦軸方向に積層された複数のディスクを備えている。この各ディスクは、空洞中央部と周縁部との間に延びる少なくとも一本の流路を有し、この流路が入口部、出口部、およびこの入口部と出口部との間に延びる中間部を有している。各流路はディスクの全厚さにわたって延びて貫通流路を構成しており、各貫通流路はディスクを少なくとも第一片部と第二片部とに分けている。
本発明のある態様によれば、流体圧力低減装置の組み立て方法は、その周縁部と空洞中央部との間に延びる少なくとも一つの流路を有する複数のディスクを形成し、各流路が入口部、出口部、およびこの入口部と出口部との間に延びる中間部を有しており、この流路がディスクを少なくとも第一片部と第二片部とに分け、各ディスクが第一片部と第二片部との間に延びる第一ブリッジ部をさらに含んでいる。上記ディスクは軸方向に沿って積層され、相互に固定されて積層ディスク組み立て体を形成する。積層ディスク組み立て体中の各ディスクの第一ブリッジ部は除去される。
新規と確信する本発明の特徴は、前掲の特許請求の範囲において述べられている。この発明は添付の図面を参照した以下の説明によって最もよく理解されるであろう。この図面の中の同一の符号は複数の図面における同一の要素を識別する。
図1には、本発明の趣旨に従った流体圧力低減装置が示されている。この流体圧力低減装置は、積層された複数のディスクを有するバルブケージ10の形態をとり、流量制御弁12内に組み込まれている。積層されたディスクは軸29について同心状となっている。流量制御弁12は流体の入口16と流体の出口18と弁箱内の連通流路20とを有する弁箱14を含んでいる。ここで入口16から出口18へ流れる流体は図1中に左から右へ向かう矢印で示しているが、流体流れは本発明の示唆から離れることのない逆方向(すなわち右から左)であってもよい。
弁座リング22は弁箱の流路20内に組み込まれており、弁操作部材24と協働することにより、バルブケージ10内に流入して外部へ流出する流体の流れを制御する。バルブケージ10は、公知の方法によって弁の蓋部分に係止されたケージ保持具26や取付ボルト28のような公知の取り付け手段を用いて、弁内に保持してもよい。バルブケージ10の外側に形成された一連の溶接ビード30が、複数のディスクを積層状態でしっかりと保持している。本発明の好ましい実施形態においては、各ディスクにはニッケルメッキが施されている。ニッケルメッキされたこれらのディスクは積層状態に組み立てられ、この積層物は固定部に配置され、相互に融合するために最適な積層荷重と最適な温度とがが負荷される。他の実施形態では、ディスク同士を溶接か半田付けによって接合する。大きなディスクに対しては、一連のボルトや他の種類の機械的な接合具を用いてしっかりと積層状態を保持するようにしてもよい。
バルブケージ10は積層された複数のディスクを含んでおり、各ディスクは図2中に示すディスク32と同じである。このディスク32は空洞の中央部34と環状の周縁部36とを含んでいる。複数の流路38がディスク32内に設けられている。各流路38は中央部34近傍にある入口部40と、周縁部36近傍にある出口部42と、入口部40と出口部42とを連通する中間部44とを有している。ディスク32の上端にこれと同じディスクが積層されて十分に回転させられる(たとえば、図2に示すディスクに対して60度回転させられる)とき、流路46は完全に各ディスク32内に収容されることがわかる。このような実施形態において、各流路38は内側壁46と外側壁48と上下のディスク32の実質部分とによって画されている。
各ディスク32は図1および図5に最もよく示されるとおり、厚さ「t」を有している。好ましい実施形態においては、各流路38は貫通(切り抜き)流路となるようにディスクの厚さ全体を通して形成されている。貫通流路は、レーザ加工を含むよく知られたいくつかの技術のいずれによって形成してもよい。さらに、流路38は貫通路以外の形態をもって構成してもよい。たとえば、流路38をディスク32上に溝やチャンネルとして形成してもよい。
各流路38は流体に加わる抵抗が増加するような形状にされている。図2の実施形態では、各流路38の中間部44は一般的な螺旋状に形成されている。螺旋状にすることは、入口部40から出口部42に至る流路38の長さを最大限に伸ばす。流路38の最初の幅は、流体が瞬時に内側壁46および外側壁48に接触することが保証できるように選択される。好ましい実施形態では、各流路38の幅は流体の圧力が低下するように流体の速度を制御すべく徐々に拡大させている。
さらに、流路38は騒音やキャビテーションを低減するような形状にされている。これに関して、流路38はきわめて狭い間隔、または、90度以下の角度を成すように曲がる急激な方向変化が連続するような形状が回避されている。図2に示された実施形態では、各流路38の形状はいかなる鋭角的な変化も呈することなく、緩やかなカーブを描いている。
ディスクの中心軸29と流路の入口部40とを結ぶ参照線50を引いた場合、この参照線に対して角度を成して延びている流路38のいかなる部位も、入口部40から出口部42に向かうにつれて流路38の長さを増加させることがわかる。このようないかなる付加的な流路長さも流体に加わる抵抗を増加させ、これによって圧力降下の効果が生じる。流路38における狭い間隔または連続する急激な方向変化がともに回避されれば、フラッシングやキャビテーションを生じる畏れのある流れの不均一や流路行率の低下や蒸気圧以下の低圧を生じる畏れがある高圧と低圧の近接した領域が生じることが無く、緩やかな流体圧の減少が得られる。
図3には、多段(ステージ)の圧力降下を生じる流路62を有する他の環状ディスク60が示されている。各ディスク60は空洞中央部64と周縁部66を有している。各流路62は空洞中央部64の近傍に位置する入口部68から中間部70を通り、周縁部66の近傍に位置する出口部72まで延びている。図3に示す実施形態では、各流路68の中間部70は直列に配置された複数の均一な脚状部70a、70b、70cから形成されている。これらの脚部70a〜70cは、流体が流路62を流れることによる圧力降下ステージのあとの回復に参加する。脚部同士がなす角度は90度より大きい(すなわち、ここでいうような急激な方向変化を形成しない)。中間部70に形成された制限部74、76のような減圧構造は、個々に圧力降下を発生させ、流れを下流方向に向けることができる。図示の実施形態における制限部74は、流路62の内側壁80に形成された内側凸部78と、流路の外側壁84に突設された外側凸部82とから構成されている。同様に、他の制限部76は内側壁80に形成された内側凸部86と、外側壁84に形成された外側凸部88とから構成されている。制限部は内側壁80かもしくは外側壁84に形成された一つの凸部から構成してもよく、または、圧力降下を生じさせる他のいかなる方法を用いてもよい。
各制限部74、76のすぐ下流はそれぞれ回復領域90、92である。回復領域90、92は、いかなる制限部も他の圧力降下構造をも有していない。その結果、回復領域90、92では、流体が流路62の内外壁80、84に再接触して減圧による抵抗が流体に再度作用する。回復領域90、92はまた、圧力を、そのレベルが流体の蒸気圧以下に低下しないように正確に制御するために、次の制限部を通過するときの圧力降下の予想を一層可能にする。さらに、流体の流れが流路62の壁に再度接触するので、回復領域の下流に位置するいかなる減圧構造も大変効果的であろう。この結果、真の多段減圧装置が提供される。
制限部74、76の幾何学的上流部にある流路62の部分はこの制限部74、76の形状やサイズに合わせて流体を回復領域に向けることができ、このようにして大きな減圧が生じる領域を避けている。図3に示すように、制限部74における外側の凸部82は内側の凸部78より大きい。このように食い違いのある凸部は、下流の回復領域90の中心部に向けて直接流れる流体が定常な流速分布を呈すること、および、高圧と低圧との近接した領域の発生や過度に大きな回復領域が生じることを防止することを助ける。より定常な速度分布の一つの利点は、下流における減圧ステージの予測性が向上することである。
出口部72は、隣接する出口部72から出る流体の収束を最小にするように、その位置取りおよび方向付けがなされている。図3の実施形態では、出口部はディスク60の周縁に間隔をおいて配置されている。さらに、隣接する出口部同士は、その流路62から出る流体が発散しうるように、相互に異なる方向に向いている。
図4Aには、図3の環状ディスク60に酷似した環状ディスク100が示されている。主な相違点の一つは各流路62a〜62cにおける中間部70の形状である。この実施形態では、各流路62a、62b、62cが一層螺旋型に近くなるように、脚部70a〜70cの形状が図3に示すような平坦ではなく緩やかなカーブを描いている。
図4Aの環状ディスク100の流路62a〜62cはまた、圧力降下を多段にするために複数の制限部74、76、77を含んでいる。流路62a、62cは、図3の実施形態と同様に、流路の対向する壁面から突出した第一および第二の凸部から構成された制限部とともに示されている。しかし、もう一つの流路62bには採用可能な他の複数の制限部が形成されている。たとえば、制限部74bは流路の一方の壁面から突出した一つの凸部から構成されている。他の制限部76bは流路の対向する壁面から互いに食い違うように突出した凸部79a、79bから構成されている。この食い違いに加えて、両凸部79a、79bは互いに異なる形状を呈している。たとえば、一方の凸部79bは他方の凸部79aより流路内へ大きく突出している。圧力降下や流体流れの方向等の所望の流れ特性を得るために、制限部の種々の実施例を用いてもよい。
図4のディスク100はまた、ディスク100の中央の空洞に形成された内部リング102のようなブリッジを含んでいる。このブリッジは、複数のディスクをトリムケージとして組み込んで製造することを容易にするためのものである。内部リング102が無ければ、各ディスクは分離した状態の螺旋状の片部104から構成されたものとなり、輸送や組み立てが難しくなるであろう。内部リング102があれば、ディスクを積層して互いに固定するときに上記片部104は全て位置が比較的容易に固定される。そして、トリムケージの空洞中央部は内部リング102内部リングが除去されることによって最終直径まで拡大され、空洞中央部と入口部68との連通がなされる。各ディスクは内部リング102の代わりに、内部リングと同じ利点を提供する外部リング105(図4B)を備えてもよい。ディスクが一旦組み立てられると外部リング105は除去される。さらに、ディスクは図4Cに示すように内部リング102および外部リング105の両方を備えてもよい。こうすれば、トリムケージを組み立てる間にディスクはさらに安定する。さらに、隣接する片部104同士をつなぐ一以上のタブ106からなるブリッジを設けてもよい(図4D)。このタブ106はディスクが組み立てられた後に除去される。前述のいずれの実施形態においても、ブリッジは研磨、研削、切削のような公知の手段によって除去される。
上記のブリッジは、片部が個々に分離されて形成されることのない溝やチャンネルのような他の流路構造にとっては不要である。このような他の構造におては、流路38はディスクの鋳造や成形の過程で、ディスクの表面へのエッチングや他の何らかの好適な手段によって形成される。
図5は複数の環状ディスクが積層された状態を斜視図で示している。図5から、隣接する環状ディスク100は流路62を形成するために相互に回転させられる。図示の実施形態では、積層されたディスク100は、その内部リング102が未だ各流路62の入口部68を露出させるために除去されてはいない状態である。
図6には、他の実施形態にかかる環状ディスク110が示されており、この環状ディスク110では、各流路62が複数のディスクにわたるように形成されている。図示の実施形態では、中間部70が出口端114を有する上流部112と、入口端118を有する下流部116とを含んでいる。図7に示すように、複数の同一形状のディスク110が形成され、そして、第一ディスク110に形成された上流部112の出口端114が第二ディスク110に形成された下流部116の入口端118に合うように積層されている。その結果、流体は空洞中央部から第一ディスクの上流部を通って出口端114に至る。そして、流体は重なり合った出口端114と入口端118とを通って第二ディスクの下流部116に流れる。
第一ディスクと第二ディスクとの間の変遷は、連続した二つの90度の方向変化という圧力降下構造を構成する。狭隘で急激な方向変化による有害な効果を抑制するために、各下流の流路116は入口端118のすぐ下流に配設された回復領域120を含んでいる。この回復領域120は乱流を引き起こし、流体が流路壁に接触したり離れたりする。その結果、連続する(すなわち一対の)急激な方向変化が生じても、それによって生じる圧力降下は予測可能であり、抵抗の徐々なる効果が向上する。他の実施形態では、出口端114および入口端118は一のディスクから隣接ディスクへスムーズな移動が可能なように形成され、それによって連続する急激な方向変化の生成が回避されている。
図8は他の実施形態として、流路での流体の衝突が流体圧力を低下させるように交差した流路を有するディスクを示している。このディスク130はディスクの空洞中央部134に形成された三つの入口部132を含んでいる。各入口部132を二つの流路にとって共用の入口としてもよい。たとえば、一の入口部132から流体が二つの流路136、138に流れ込むようにである。各流路136、138はその入口部132から出口部140に至る形状が概ね螺旋状となっている。各入口部132は、各流路136、138が共用の入口部132から流入する流体の約1/2を受け入れるように、空洞中央部134の中心から放射状の位置に配置されるのが好ましい。入口部132と流路136、138との間の急激な方向変換のため、各流路136、138における入口部132のすぐ下流に回復領域142、144が設けられている。
各流路136、138は流路が交差した形態の圧力降下構造を含んでいる。各流路136、138はディスク130の周縁部146に向けて延びているので、他の流路と交差することになる。たとえば、一の流路138は交差部150において他の流路148と交差している。この流路138はさらに他の流路152とも交差部154で交差している。最後に、この流路138は交差部156においてさらに他の流路136と交差している。各流路はその各交差部の下流に十分な回復領域を有している。たとえば、流路138の交差部150、156間に回復領域158が形成されている。さらに、他の交差部154、156間にも回復領域160が形成されている。
運転時には、流路を流れる流体は交差部において衝突するであろうことがわかる。衝突は流体の持つエネルギを減少させ、圧力を低下させる。その結果、流体自身の動きはエネルギ低減の促進に使われ、圧力降下をもたらす。
流路は、各交差部が流体の流れ方向の急激な変化を生むように同一面上(面一)にあるようにしてもよい。たとえば、交差部150において、流路138を通って交差部150に至った流体が、矢印162が指し示すように流路148の下流部に向くようにである。同様に、流路148の上流部の流体が交差部150に至り、矢印164が指し示すように流路138の下流部に向くようにである。したがって、これらの流路を流れる流体は急激な方向変化を生じる。通常は急激な方向変化は望ましくない流れ特性を引き起こすが、各交差部の下流に形成された(符号158で示すような)回復領域がそのような急激な方向変化の有害な効果を抑制し、それとともに生じる圧力降下を一層予測可能なものにする。その結果、ディスク130を通した望ましい圧力降下の合計値を一層正確に解析し、且つ設計することができる。
また、二つの流れの間で流体の層の剪断という動きを通して追加的なロスが生じるが、それでも、流路を、流体流れの急激な方法変化を減少させるかまたは削除するために各交差部の前で片寄らせてもよい。図8に示すように、流路138は交差部168において流路166と交差している。この交差部168の上流において、流路136が流体の流れの方向を交差部168の上方に向けるランプ(傾斜路)170を含み、流路166が流体の流れの方向を交差部168の下方に向けるランプ(傾斜路)172を含んでいてもよい。この結果、流路136、166から交差部168に流入する流体は急激に方向変化することなくそれぞれ自分の流路を維持する。この交差部168における圧力降下は他の平面的な交差部150におけるほど大きくはないが、流体中のエネルギは隣接する流体流れ同士による剪断力のために消耗される。
図9には複数の分割出口194を有する環状ディスク190が示されている。このディスク190には、入口部68、中間部70および出口部72を有する流路62が形成されている。入口部68および中間部70は前述の種々の実施形態で述べたいかなる方法で形成されてもよい。しかしながら、出口部72は第一および第二のサブフロー(分流)出口194を形成する分流部192を含んでいる。複数の分流出口194は流体と流路壁との接触の量を増大し、それによって粘性抵抗を生じる。
ここでの説明は、本発明の流体圧力低減装置は流体絞り制御弁に含まれたものとしてなされているが、本発明はこれに限定されない。この流体圧力低減装置は、制御弁の下流または上流の配管に固定される制限部材として用いられる機器であってもよく、または、制御弁の配設とは全く独立した機器であってもよい。
前述した詳細な説明は発明の理解を明瞭にするのが目的であり、不必要な限定であると理解すべきではない。その変形は当業者にとって自明であるからである。
本発明の示唆に従った流体圧力低減装置を形成する積層ディスク群であるバルブトリムを内蔵した流量制御弁を示す断面図である。 図1の積層ディスク群の各ディスクを構成している環状ディスクの平面図である。 多段の圧力降下を生ずる規制部を有する他の実施形態にかかる環状ディスクを示す平面図である。 内部リングの形状を呈するブリッジを含んだ多段の圧力降下を生ずる規制部を有するさらに他の実施形態にかかる環状ディスクを示す平面図である。 図4Aの環状ディスクに類似したディスクの実施形態であって、外部リングの形状を呈するブリッジを含んだディスクを示す平面図である。 図4Aの環状ディスクに類似したディスクの実施形態であって、内部リングおよび外部リングの形状を呈する二つのブリッジを含んだ環状ディスクを示す平面図である。 図4Aの環状ディスクに類似したディスクの実施形態であって、内部リングの形状を呈する第一ブリッジおよび多数のタブの形状を呈する第二ブリッジを含んだ環状ディスクを示す平面図である。 図4に示すようなディスクを5枚積層した状態を示す斜視図である。 隣接するディスクに流体が流れ行くことを許容する、他の実施形態にかかる環状ディスクを示す平面図である。 図6に示すようなディスクを8枚積層した状態を示す斜視図である。 交差した流路を有する環状ディスクの他の実施形態を示す平面図である。 多数の分割出口を備えた流路を有する、さらに他の実施形態にかかる環状ディスクを示す平面図である。

Claims (6)

  1. 周縁部と空洞中央部とを有する、縦軸方向に積層された複数のディスクを備えており、
    この各ディスクが、空洞中央部と周縁部との間に連続して延びる概ね螺旋状を呈した第一流路および第二流路を有しており、
    少なくとも第一流路および第二流路が概ね反対方向に螺旋状に延び、各流路の対向する壁が徐々に離間していくように形成されており、
    上記各流路が入口部、出口部、およびこの入口部と出口部との間に延びる中間部を有しており、
    各流路が、少なくとも一カ所の交差部において少なくとも一本の他の流路と交差しており、
    各流路の中間部がそれぞれ上記交差部の下流に回復部を含んでなる流体圧力低減装置。
  2. 上記各流路を流れる流体が交差部での急激な方向変化を生じさせるように、上記両流路が実質的に同一平面において交差部向いている請求項1記載の流体圧力低減装置。
  3. 少なくとも上記第一流路および第二流路を流れる流体が交差部において剪断力を生じるように、少なくとも第一流路が交差部の上流における第一平面に向いた第一傾斜路を含んでおり、第二流路が交差部の上流における第二平面に向いた第二傾斜路を含んでなる請求項1記載の流体圧力低減装置。
  4. 流体に対して少なくとも上記第一流路および第二流路への流入口を提供する共用の入口部を備えてなる請求項1記載の流体圧力低減装置。
  5. 上記共用の入口部が、上記第一流路および上記第二流路に該共用の入口部から実質的に同一体積の流体が流入するように、上記空洞中央部の中心から該入口部に放射状に延びる仮想線に沿って形成されてなる請求項4記載の流体圧力低減装置。
  6. 前記一流路および第二流路の少なくとも1つの流路の中間部に減圧構造を有していることを特徴とする請求項1記載の流体圧力低減装置。
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