JP4994195B2 - 摺動部材の摺動抵抗測定方法及び測定装置 - Google Patents

摺動部材の摺動抵抗測定方法及び測定装置 Download PDF

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Description

この発明は、ガイド部材に摺接する摺動部材の摺動抵抗を測定する摺動抵抗測定方法及び測定装置に関する。
従来、定盤に配設されたボディマスター治具及びドアマスター治具を用いて車両用ドア部品の組み付け位置の検査を行うものがある(例えば、特許文献1参照。)。これは、ドアインナ部材にドアサッシュ(ガイド部材)を設計値通りにボルト止めすると共に、このドアインナ部材をドアマスター治具に設計値通りに位置決めし、該ドアインナ部材に装着したドアガラス(摺動部材)の昇降性を、ボディマスター治具に対するドアマスター治具の組み付け位置を微調整しながら検査するものである。
また、挟まれ防止機構を有するドアガラスの作動抵抗を検出して前記挟まれ防止機構の誤作動を防止するものがある(例えば、特許文献2参照)。これは、ドアガラスの昇降時における駆動モータの電流値の変化を検出し、その最大値からドアガラスの作動の良否を判定して前記挟まれ防止機構にフィードバックする。
さらに、ドアガラスの昇降にかかる標準時間と実測時間とを比較してドアガラスの作動が正常か否かを判定するものがある(例えば、特許文献3参照)これは、ドアガラスの昇降時における駆動モータの電流値の変化を検出することで、ドアガラスの作動不良の発生位置も概ね検出可能である。
特開平11−019830号公報 特開平10−035553号公報 特開平09−078941号公報
しかしながら、上記各特許文献においては、摺動部材の摺動時にガイド部材のどこにどれだけの摺動抵抗が発生しているのかを即座にかつ具体的に把握することができないという問題がある。また、摺動部材及びガイド部材の配置が固定的であり、これらの最適な配置を見出すことが困難であるという問題がある。
そこでこの発明は、ガイド部材に摺接する摺接部材の摺動抵抗を測定する摺動抵抗測定方法及び測定装置において、前記摺動抵抗の発生状況を明確に把握可能とすると共に、ガイド部材及び摺動部材の最適な配置の検討を容易にすることを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、車両のドアサッシュ及び該ドアサッシュに内装されたランチャンネル(例えば実施例の前後チャンネル57,59及び前後サッシュ47,48)に沿って駆動手段(例えば実施例のウインドウレギュレータ46)により摺動する、車両のドアガラス(例えば実施例のドアガラス45)の摺動抵抗を測定する摺動部材の摺動抵抗測定方法において、前記ドアサッシュ及びランチャンネルに前記ドアガラスの摺動区間の全域に渡る負荷センサ(例えば実施例の触覚センサ1、光ファイバセンサ101)を配設し、該負荷センサにより前記摺動抵抗を測定することを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、前記負荷センサは、複数の電極間のギャップ変化から前記ドアサッシュ及びランチャンネルに対する前記ドアガラスの接触圧を測定する触覚センサ(例えば実施例の触覚センサ1)であることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記負荷センサは、光ファイバ中の複数の屈折回路からの反射光の波長変化から前記ドアサッシュ及びランチャンネルに対する前記ドアガラスの接触圧を測定する光ファイバセンサ(例えば実施例の光ファイバセンサ101)であることを特徴とする。
また、上記課題の解決手段として、請求項4に記載した発明は、車両のドアサッシュ及び該ドアサッシュに内装されたランチャンネル(例えば実施例の前後チャンネル57,59及び前後サッシュ47,48)に沿って駆動手段(例えば実施例のウインドウレギュレータ46)により摺動する、車両のドアガラス(例えば実施例のドアガラス45)の摺動抵抗を測定する摺動抵抗測定装置において、前記ドアサッシュ及びランチャンネルを略垂直に配設した基盤上に第一変位手段(例えば実施例の第一アクチュエータユニット71)を介して変位可能に配設すると共に、前記ドアガラスを前記基盤上に第二変位手段(例えば実施例の第二アクチュエータユニット72)を介して変位可能に配設し、前記ドアサッシュ及びランチャンネルには前記ドアガラスの摺動区間の全域に渡る負荷センサ(例えば実施例の触覚センサ1、光ファイバセンサ101)を配設し、前記負荷センサにより前記摺動抵抗を測定すると共に、該負荷センサからの検出データをデータ処理手段(例えば実施例のデータ処理部2、光検出処理部102)により処理して所定の表示を行うことを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、前記負荷センサは、複数の電極間のギャップ変化から前記ドアサッシュ及びランチャンネルに対する前記ドアガラスの接触圧を測定する触覚センサ(例えば実施例の触覚センサ1)であることを特徴とする。
請求項6に記載した発明は、前記負荷センサは、光ファイバ中の複数の屈折回路からの反射光の波長変化から前記ドアサッシュ及びランチャンネルに対する前記ドアガラスの接触圧を測定する光ファイバセンサ(例えば実施例の光ファイバセンサ101)であることを特徴とする。
本発明によれば、摺動部材(ドアガラス)の摺動区間の全域に渡る負荷センサにより摺動部材の摺動抵抗を測定することで、摺動部材の摺動時に前記摺動区間のどこにどれだけの摺動抵抗が発生しているのかを即座にかつ具体的に把握することが可能となり、ガイド部材(ドアサッシュ及びランチャンネル)及び摺動部材の配置の検証を容易にして最適設計を図ると共に、量産部品の製造精度の検証を容易にして製造工程へのフィードバックを図ることができる。
また、本発明によれば、基盤に対するガイド部材(ドアサッシュ及びランチャンネル)及び摺動部材(ドアガラス)の配置をそれぞれ各変位手段により個別に変位可能とし、かつ前記負荷センサからの検出データを適宜表示とすることで、ガイド部材及び摺動部材における摺動抵抗が最小となる最適な配置を容易に見出すことが可能となり、設計精度の向上を図ることができる。
以下、この発明の実施例について図面を参照して説明する。なお、図中矢印FRは前方を、矢印LHは左方を、矢印UPは上方をそれぞれ示すものとする。
図1は、自動車(車両)の車体側部開口を開閉するサイドドア(以下、単にドアという)30の分解斜視図である。本図に示すように、ドア30は、その下部を構成するドア本体33と、上部を構成する窓部32とを一体的に有してなる。
ドア本体33は、その車外側を構成する鋼板プレス成型品であるドアスキン(アウタパネル)33aと、車内側を構成する同じく鋼板プレス成型品であるドアインナ(インナパネル)33bとを主にモナカ構造を形成する。
窓部32は、その前部を構成する窓枠32aと、後縁部を構成する後部窓枠32bと、該各窓枠32a,32bで囲まれる空間を開閉するべく昇降するドアガラス45とを主になる。
ドア本体33のウエスト部(上縁部)33cにおいて、ドアスキン33a及びドアインナ33bは互いに離間し、その隙間を通じてドアガラス45がドア本体33内に出入りするように昇降する。
図2を併せて参照し、窓部32の車内側には、側面視略門形をなすランチャンネル44が取り付けられる。ランチャンネル44は、その前部を構成する前チャンネル57と、上部を構成する上チャンネル58と、後部を構成する後チャンネル59とを有してなる。前後チャンネル57,59は側面視直線状をなして上下に延び、その上部が後側に位置するように側面視で傾斜する。前後チャンネル57,59は互いに平行とされ、該前後チャンネル57,59がこれらに沿う前後サッシュ47,48に嵌合保持された状態で、ドアガラス45の前後縁部をそれぞれ昇降可能に支持する。前後サッシュ47,48の下部はドア本体33内に差し込まれ、これらがドア本体33に対してボルト止めにより固定される。
ドア本体33内の中央部には、ドアガラス45を昇降させるウインドウレギュレータ46が配設される。ウインドウレギュレータ46は、ドアガラス45の下縁部を支持するキャリアプレート65と、該キャリアプレート65を昇降可能に支持する昇降ガイド機構63と、該昇降ガイド機構63に二本の伝動ケーブル66を介して連結される駆動機構68とを有してなる。
昇降ガイド機構63は、前後チャンネル57,59及び前後サッシュ47,48と平行なガイドレール64を有し、該ガイドレール64の上下が、ドア本体33に対してボルト止めにより固定される。
駆動機構68は、その電気モータ68aの駆動力を各伝動ケーブル66を介して昇降ガイド機構63に伝達し、該昇降ガイド機構63のキャリアプレート65をガイドレール64に沿って上下動させ、ドアガラス45をガイドレール64並びに前後チャンネル57,58及び前後サッシュ47,48に沿って昇降動させる。
ドアガラス45の下縁部には、キャリアプレート65に支持される下支持部45aが下方に向けて突設され、ドアガラス45における前縁部に対して上下幅の大きい後縁部には、後チャンネル59及び後サッシュ48に支持される上下一対の後支持部45bが後方に向けて突設される。
図3,4に示すように、前後サッシュ47,48は、それぞれドア内周側に向けて開口する断面コ字状をなし、これら前後サッシュ47,48の内側にはそれぞれ前後チャンネル57,59が嵌合保持される。前サッシュ47及び前チャンネル57は協働してドアガラス45の前縁部を摺動可能に支持し、後サッシュ48及び後チャンネル59は協働してドアガラス45の後縁部を摺動可能に支持する。
前後チャンネル57,59は、それぞれ前後サッシュ47,48の内面に沿うように断面コ字状とされる。前後チャンネル57,59におけるドア内周側の部位には、ドアガラス45の内外面に密接するリップ91〜94が設けられる。ドアガラス45は、その前後縁部の車外側の面を前後チャンネル57,59の車外側の壁部57a,59aに近接又は当接させ、かつ前後末端を前後チャンネル57,59のドア外周側の壁部57b,59bに当接又は近接させる。
なお、図1中符号36は上下ドアヒンジを、符号37はドアチェッカを、符号38はドアスピーカを、符号39はアウタモールを、符号41はドアミラーガーニッシュを、符号42はドアミラーを、符号34はアウタウェザストリップを、符号35はインナウェザストリップを、符号43はサッシュガーニッシュを、符号51はホールシートを、符号52はアッパライニングを、符号53はライニングを、符号54はインナモールをそれぞれ示す。
上記ドア30のドアガラス45の昇降試験を行う際の一構成について説明する。
図2に示すドア30は、定盤上に略垂直に立設された基盤Kの側面に、車体への取り付け時と同様の状態、すなわち前端部が上下ドアヒンジ36を介して支持され、後端部が不図示のロック機構を介して支持され、かつウェザーストリップ34,35からの反力等も入力された状態に取り付けられるものとする。
図3,4を参照し、上記取り付け状態のドア30において、ドアガラス45の昇降を案内する前後チャンネル57,59と前後サッシュ47,48との間には、ドアガラス45の摺動区間の全域に渡るように、テープ状の触覚センサ1が複数設けられている。
具体的には、前後チャンネル57,59におけるドアガラス45の車外側の面が近接又は当接する車外側の壁部57a,59aとこれに隣接する前後サッシュ47,48の車外側の壁部47a,48aとの間、及び前後チャンネル57,59におけるドアガラス45の前後末端が当接又は近接するドア外周側の壁部57b,59bとこれに隣接する前後サッシュ47,48のドア外周側の壁部47b,48bとの間には、それぞれテープ状の触覚センサ1が複数挟み込まれる。
触覚センサ1は、複数の電極間のギャップ変化に基づき、ドアガラス45の昇降時に前後チャンネル57,59及び前後サッシュ47,48に入力された圧力を、ドアガラス45の摺動範囲の各部において検出可能とする。
具体的には、図5〜7に示すように、触覚センサ1は、行5a及び列5bに沿って配列した複数の導電性ストリップ(電極)5を有し、その表面を樹脂コーティング6により被覆されてテープ状に形成される。導電性ストリップ5の行5a及び列5bの交差部分には、シリコンゲル等の可撓性材料7を介装することで所定のギャップDが確保される。可撓性材料7は、触覚センサ1の表面に加わる圧力に応答して変形し、導電性ストリップ5の行5a及び列5bを互いに近接させる(前記ギャップDを減少させる)。
前記ギャップDは、導電性ストリップ5の行5a及び列5bの交差により形成されるキャパシタ8の容量を決める要素である。すなわち、導電性ストリップ5の行5a及び列5bが電気接続体及び外部回路に結合されると、前記行5a及び列5bの交差により形成されるキャパシタ8の容量を個別に測定することができる。前記キャパシタ8の容量は、概して前記ギャップD分だけ離間した前記行5a及び列5bの交差により形成される面積9に比例する。したがって、前記ギャップDの変化値は、前記キャパシタ8の容量の変化を生じさせる。キャパシタ8の容量と刺激(例えば印加圧力)との関係は、種々の理由から非線形となることがあるが、これは、シリコンゲル等の可撓性材料7の変形反応や前記キャパシタ8(可変ギャップ容量エレメント)の他の物理的及び電気的な応答が含まれる。
このような触覚センサ1を前後チャンネル57,59と前後サッシュ47,48との間に介装することで、ドアガラス45の前後チャンネル57,59及び前後サッシュ47,48に対する接触圧が測定可能となる。なお、触覚センサ1は、樹脂コーティング6上からさらにアクリル系フィルムを貼着した上で使用することが望ましい。
ところで、上記ドア30においては、前後サッシュ47,48及びガイドレール64のドア本体33に対する組み付け公差等によって、ドアガラス45の昇降時に前後サッシュ47,48及び前後チャンネル57,59に対する摺動抵抗が変化することがある。
これに対し、この実施例では、前後サッシュ47,48及び前後チャンネル57,59におけるドアガラス45の摺動区間の全域に渡って前記触覚センサ1を複数設けることで、ドアガラス45の摺動区間のどこでどれだけの荷重(接触圧ひいては摺動抵抗)が発生しているかを、即座にかつ具体的に把握することが可能であり、この検出データに基づいて、ドアガラス45の摺動抵抗が均一かつ適正な値となるように、前後サッシュ47,48及びガイドレール64のドア本体33に対する建て付けを調整可能である。
図8は、前述の如く前後チャンネル57,59と前後サッシュ47,48との間に触覚センサ1を配置すると共に、前後サッシュ47,48(及び前後チャンネル57,59)並びにガイドレール64(及びドアガラス45)のドア本体33に対する配置を複数のアクチュエータユニット71,72により変位可能とし、前後チャンネル57,59及び前後サッシュ47,48の適正な傾斜角度並びにドアガラス45の適正な昇降角度を測定可能とした測定装置S1の正面図である。
上記測定装置S1において、定盤上に略垂直に立ち上がる基盤Kの側面には、窓枠32aの中央部分を取り去った前記窓部32、前後チャンネル57,59、前後サッシュ47,48、ウインドウレギュレータ46及びドアガラス45が車体への取り付け時と同様の状態に支持される。
そして、前後サッシュ47,48の上下端部近傍の部位は、それぞれ第一アクチュエータユニット71を介して基盤Kに支持され、ガイドレール64の上下端部近傍の部位は、それぞれ第二アクチュエータユニット72を介して基盤Kに支持される。
前後チャンネル57,59及び前後サッシュ47,48は、各第一アクチュエータユニット71が互いに連係して駆動することで、基盤Kに対して前後及び左右に一体的に傾動可能とされる。具体的には、前後チャンネル57,59及び前後サッシュ47,48は、その上下を前後、左右に変位させるように一体的に傾動可能である。
同様に、ガイドレール64及びドアガラス45は、各第二アクチュエータユニット72が互いに連係して駆動することで、基盤Kに対して前後及び左右に一体的に傾動可能とされる。具体的には、ガイドレール64及びドアガラス45は、その上下を前後、左右に変位させるように一体的に傾動可能である。
そして、各アクチュエータユニット71,72により前後チャンネル57,59及び前後サッシュ47,48並びにガイドレール64及びドアガラス45の傾斜角度を所定の角度に設定した上で、ウインドウレギュレータ46の駆動によりドアガラス45を昇降動させ、前後チャンネル57,59及び前後サッシュ47,48間に配置した触覚センサ1により、ドアガラス45摺動時の接触圧を該ドアガラス45の摺動範囲全域の各部において測定する。
触覚センサ1の検出データは測定装置S1のデータ処理部2に送信されて適宜処理され、前後チャンネル57,59及び前後サッシュ47,48におけるドアガラス45の摺動域とその各部に付加される接触圧との関係を示すグラフとして測定装置S1の表示部3にグラフィック表示される(図10参照)。
図9を併せて参照し、各アクチュエータユニット71,72は、前後サッシュ47,48又はガイドレール64に対して左右方向に沿うストローク軸を連結する第一アクチュエータ71a,72aと、該第一アクチュエータ71a,72aに対して前後方向に沿うストローク軸を連結する第二アクチュエータ71b,72bを有してなる。第二アクチュエータ71b,72bは基盤Kに支持され、第一アクチュエータ71a,72aは第二アクチュエータ71b,72bを介して基盤Kに支持される。
上記測定装置S1を用いてドアガラス45の適正な昇降角度を測定する際には、まず、前後サッシュ47,48及びガイドレール64を所定の設計値通りに位置決めし、この状態でウインドウレギュレータ46の駆動によりドアガラス45を昇降動させて触覚センサ1の測定結果を得る。そして、この測定結果が均一かつ適正な値となるように各アクチュエータユニット71,72を適宜駆動させ、前後サッシュ47,48及びガイドレール64を変位させてその前後面視での傾き及び側面視での傾きを調整する。このときの調整結果は、必要に応じて設計公差等にフィードバックすればよい。
すなわち、上記測定装置S1を用いることで、ドア30の設計や試作時において、前後チャンネル57,59及び前後サッシュ47,48に対するドアガラス45の接触圧(摺動抵抗)の最も小さくなるウインドウレギュレータ46のガイドレール64及びウインドウガラスの配置(傾斜)を容易に導き出すことが可能となり、ドア設計精度の向上を図ることができ、かつ量産ドアの製造精度の検証と製造工程へのフィードバックを図ることができる。
以上説明したように、上記実施例における摺動部材の摺動抵抗測定方法は、前後チャンネル57,59及び前後サッシュ47,48に沿ってウインドウレギュレータ46により摺動するドアガラス45の摺動抵抗を測定するものにおいて、前記前後チャンネル57,59及び前後サッシュ47,48に前記ドアガラス45の摺動区間の全域に渡る触覚センサ1を配設し、該触覚センサ1により前記摺動抵抗を測定することで、ドアガラス45の摺動時に前記摺動区間のどこにどれだけの摺動抵抗が発生しているのかを即座にかつ具体的に把握することが可能となり、前後チャンネル57,59及び前後サッシュ47,48並びにドアガラス45の配置の検証を容易にして最適設計を図ると共に、量産部品の製造精度の検証を容易にして製造工程へのフィードバックを図ることができる。
また、上記実施例における摺動部材の摺動抵抗測定装置は、前記前後チャンネル57,59及び前後サッシュ47,48を略垂直に配設した基盤K上に第一アクチュエータユニット71を介して変位可能に配設すると共に、前記ドアガラス45を前記基盤K上に第二アクチュエータユニット72を介して変位可能に配設し、前記触覚センサ1により前記摺動抵抗を測定すると共に、該触覚センサ1からの検出データをデータ処理部2により処理して所定の表示を行うことで、前後チャンネル57,59及び前後サッシュ47,48並びにドアガラス45における摺動抵抗が最小となる最適な配置を容易に見出すことが可能となり、設計精度の向上を図ることができる。
次に、この発明の第二実施例について図11〜17を参照して説明する。
この実施例は、前記第一実施例に対して、ドア30のドアガラス45の昇降試験を行う際に前記触覚センサ1に代わり光ファイバセンサ101を用いる点で異なるもので、前記実施例と同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
図11に示すドア30は、第一実施例で述べた車体への取り付け時と同様の状態にあり、このドア30において、ドアガラス45の昇降を案内する前後チャンネル57,59と前後サッシュ47,48との間には、ドアガラス45の摺動区間の全域に渡るように、長尺の光ファイバセンサ101が設けられている(図12,13参照)。
光ファイバセンサ101は、光ファイバ110中の複数の屈折回路からの反射光の波長変化に基づき、ドアガラス45の昇降時に前後チャンネル57,59及び前後サッシュ47,48に入力された圧力を、ドアガラス45の摺動範囲の各部において検出可能とする。
具体的には、図14〜16に示すように、光ファイバセンサ101は、FBG(ファイバブラッググレーティング)112が形成された光ファイバ110を備え、該光ファイバ110に外部から印加された応力等を歪量として高精度に検出する。この光ファイバセンサ101は、前記光ファイバ110に所定波長の光αを入射した際、測定対象物の変位(例えば歪やズレ等)や周囲環境の変化(例えば温度変化等)に応じてFBG112に歪が発生することから、前記入射光αがFBG112で反射した際の反射光λの波長の変化量(波長シフト)を測定することで、該波長シフトを測定対象物の変位や周囲環境の変化として検出する。
FBG112は、光ファイバ110のコア113の一部に屈曲率の高い部分と低い部分とが長手方向に一定間隔で交互に繰り返されるグレーティング(屈折回路)114を形成して(書き込んで)構成される。FBG112の反射波長は、該FBG112のグレーティング間隔とコア屈折率によって決定される。したがって、FBG112の波長シフトは、前記グレーティング間隔やコア屈折率を変化させる物理量によって変化する。
一般に、光ファイバセンサ101の製造方法としては、コア113(例えば純粋石英にGeを添加したもの)とクラッド115(例えば純粋石英)からなる光ファイバ素線の外周に、通常の通信用のUV(紫外線)硬化樹脂からなる被覆層116を被覆した光ファイバ110を使用し、その被覆層116の一部を機械的に除去(リムーブ)して光ファイバ素線を露出させ、該露出した光ファイバ素線のコア113にFBG112を書き込んだ後、該光ファイバ素線が露出した部分をUV硬化樹脂からなる被覆層116で再被覆(リコート)する方法が多く採用されている。
なお、被覆層116の機械的なリムーブによる光ファイバ110の強度劣化を抑制するために、光ファイバ素線の外周に、FBG112を書き込む紫外レーザ光を比較的透過する樹脂からなる被覆層116を被覆した光ファイバ110を用いて、その被覆層116をリムーブすることなく、被覆層116の外側から紫外レーザ光を照射してFBG112を形成する製造方法もある。
図15を参照し、この光ファイバセンサ101を用いてドアガラス45の昇降試験を行う際には、まず、広帯域光源(ASE光源)104から出射した光αが光サーキュレータ105を介して各FBG112a,112b,112c…に導かれ、該各FBG112a,112b,112c…からの反射光(FBG反射光)λ1,λ2,λ3…が光サーキュレータ105を介して光検出処理部102に導かれる。
そして、ドアガラス45の接触圧の測定にあたっては、まず、広帯域光源104から所定の波長帯に設定した参照光が出力され、この参照光が光サーキュレータ105を経由して各FBG112a,112b,112c…に照射される。
各FBG112a,112b,112c…は、特定の波長帯の光を反射する性質を有する。各FBG112a,112b,112c…が反射する光の特定波長帯は、温度や応力等の条件により変化する。このため、各FBG112a,112b,112c…に参照光が照射されると、温度や応力等の条件に応じた特定波長帯の光が反射される。
なお、各FBG112a,112b,112c…が反射する反射光の波長帯は互いに異なる波長帯とされ、かつ互いに干渉しないように設定される。
各FBG112a,112b,112c…において反射した反射光は、再び光サーキュレータ105に入射され、該光サーキュレータ105により各FBG112a,112b,112c…からの反射光が分岐されて光検出処理部102に導かれる。
なお、各FBG112a,112b,112c…を経由した出射光α1,α2,α3…には、該各FBG112a,112b,112c…で反射された波長帯は含まれない。また、光ファイバ110の終端117は無反射終端に形成されている。
光検出処理部102は、受光した各FBG反射光の特定波長帯の波長中心を基準値に設定し、外部からの印加応力による変化量をそれぞれ計測する。
すなわち、各FBG112において温度及び歪等の物理量が変化すると、この物理量の変化の大きさに対比して各FBG112が反射する反射光の特定波長帯も変化する。そこで、予め前記物理量と各FBG112からの反射光の特定波長帯との関係を知り得ておくことで、前記物理量がある値での各FBG反射光の特定波長帯を基準とし、該FBG反射光の特定波長帯の変化量から換算して前記物理量を知り得ることができる。
このように、上記光ファイバセンサ101では、各FBG反射光の測定波長帯を計測することで、各FBG112の設置部位における温度や歪等の物理量を計測することができる。
このような光ファイバセンサ101を前後チャンネル57,59と前後サッシュ47,48との間に介装することで、ドアガラス45の前後チャンネル57,59及び前後サッシュ47,48に対する接触圧が測定可能となる。なお、光ファイバセンサ101は、アクリル系樹脂層101aで扁平状に被覆され保護された状態で使用される。
図17は、前述の如く前後チャンネル57,59と前後サッシュ47,48との間に光ファイバセンサ101を配置すると共に、前後サッシュ47,48(及び前後チャンネル57,59)並びにガイドレール64(及びドアガラス45)のドア本体33に対する配置を複数のアクチュエータユニット71,72により変位可能とし、前後チャンネル57,59及び前後サッシュ47,48の適正な傾斜角度並びにドアガラス45の適正な昇降角度を測定可能とした測定装置S2の正面図である。
そして、各アクチュエータユニット71,72により前後チャンネル57,59及び前後サッシュ47,48並びにガイドレール64及びドアガラス45の傾斜角度を所定の角度に設定した上で、ウインドウレギュレータ46の駆動によりドアガラス45を昇降動させ、前後チャンネル57,59及び前後サッシュ47,48間に配置した光ファイバセンサ101により、ドアガラス45摺動時の接触圧を該ドアガラス45の摺動範囲全域の各部において測定する。
光ファイバセンサ101の検出データは測定装置S2内の前記光検出処理部102に送信されて適宜処理され、前後チャンネル57,59及び前後サッシュ47,48におけるドアガラス45の摺動域とその各部に付加される接触圧との関係を示すグラフとして測定装置S2の表示部103にグラフィック表示される(図10参照)。
上記測定装置S2を用いることで、第一実施例と同様、ドア設計精度の向上を図ることができ、かつ量産ドアの製造精度の検証と製造工程へのフィードバックを図ることができる。
以上説明したように、上記実施例における摺動部材の摺動抵抗測定方法は、前記光ファイバセンサ101により前記ドアガラス45の摺動抵抗を測定することで、第一実施例と同様、前後チャンネル57,59及び前後サッシュ47,48並びにドアガラス45の配置の検証を容易にして最適設計を図ると共に、量産部品の製造精度の検証を容易にして製造工程へのフィードバックを図ることができる。
また、上記実施例における摺動部材の摺動抵抗測定装置は、前記光ファイバセンサ101により前記摺動抵抗を測定すると共に、該光ファイバセンサ101からの検出データを光検出処理部102により処理して所定の表示を行うことで、前後チャンネル57,59及び前後サッシュ47,48並びにドアガラス45における摺動抵抗が最小となる最適な配置を容易に見出すことが可能となり、設計精度の向上を図ることができる。
なお、上記実施例では、ガイド部材が前後チャンネル57,59及び前後サッシュ47,48であり、摺動部材がドアガラス45である例を説明したが、これに限らず、互いに摺接するガイド部材及び摺接部材を有する構成であれば本発明を適用可能である。
そして、上記実施例における構成はこの発明の一例であり、部品構成や構造、形状、大きさ、数及び配置等を含め、当該発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
この発明の実施例における車両右側のドアの分解斜視図である。 上記ドアに第一実施例の触覚センサを取り付けた状態の側面図である。 図2のA−A断面図である。 図2のB−B断面図である。 上記触覚センサの構造を示す平面図である。 上記触覚センサの構造を示す斜視図である。 上記触覚センサの構造を示す断面図である。 上記ドアの前後サッシュ及び前後チャンネルの適正な傾斜角並びにドアガラスの適正な昇降角度を測定するための測定装置の正面図である。 図8のE矢視図である。 上記測定装置の表示部に表示する摺動域−接触圧の関係を示すグラフである。 上記ドアに第二実施例の光ファイバセンサを取り付けた状態の側面図である。 図11のF−F断面図である。 図11のG−G断面図である。 上記光ファイバセンサの構造を示す斜視図である。 上記光ファイバセンサの構造を示す構成図である。 上記光ファイバセンサの構造を示す断面図である。 第二実施例の図8に相当する正面図である。
符号の説明
1 接触センサ(負荷センサ)
2 データ処理部(データ処理手段)
45 ドアガラス(摺動部材)
46 ウインドウレギュレータ(駆動手段)
47 前サッシュ(ガイド部材、ドアサッシュ)
48 後サッシュ(ガイド部材、ドアサッシュ)
57 前チャンネル(ガイド部材、ランチャンネル)
59 後チャンネル(ガイド部材、ランチャンネル)
71 第一アクチュエータユニット(第一変位手段)
72 第二アクチュエータユニット(第二変位手段)
101 光ファイバセンサ(負荷センサ)
102 光検出処理部(データ処理手段)

Claims (6)

  1. 車両のドアサッシュ及び該ドアサッシュに内装されたランチャンネルに沿って駆動手段により摺動する、車両のドアガラスの摺動抵抗を測定する摺動部材の摺動抵抗測定方法において、
    前記ドアサッシュ及びランチャンネルに前記ドアガラスの摺動区間の全域に渡る負荷センサを配設し、該負荷センサにより前記摺動抵抗を測定することを特徴とする摺動部材の摺動抵抗測定方法。
  2. 前記負荷センサは、複数の電極間のギャップ変化から前記ドアサッシュ及びランチャンネルに対する前記ドアガラスの接触圧を測定する触覚センサであることを特徴とする請求項1に記載の摺動部材の摺動抵抗測定方法。
  3. 前記負荷センサは、光ファイバ中の複数の屈折回路からの反射光の波長変化から前記ドアサッシュ及びランチャンネルに対する前記ドアガラスの接触圧を測定する光ファイバセンサであることを特徴とする請求項1に記載の摺動部材の摺動抵抗測定方法。
  4. 車両のドアサッシュ及び該ドアサッシュに内装されたランチャンネルに沿って駆動手段により摺動する、車両のドアガラスの摺動抵抗を測定する摺動部材の摺動抵抗測定装置において、
    前記ドアサッシュ及びランチャンネルを略垂直に配設した基盤上に第一変位手段を介して変位可能に配設すると共に、前記ドアガラスを前記基盤上に第二変位手段を介して変位可能に配設し、
    前記ドアサッシュ及びランチャンネルには前記ドアガラスの摺動区間の全域に渡る負荷センサを配設し、
    前記負荷センサにより前記摺動抵抗を測定すると共に、該負荷センサからの検出データをデータ処理手段により処理して所定の表示を行うことを特徴とする摺動部材の摺動抵抗測定装置。
  5. 前記負荷センサは、複数の電極間のギャップ変化から前記ドアサッシュ及びランチャンネルに対する前記ドアガラスの接触圧を測定する触覚センサであることを特徴とする請求項4に記載の摺動部材の摺動抵抗測定装置。
  6. 前記負荷センサは、光ファイバ中の複数の屈折回路からの反射光の波長変化から前記ドアサッシュ及びランチャンネルに対する前記ドアガラスの接触圧を測定する光ファイバセンサであることを特徴とする請求項4に記載の摺動部材の摺動抵抗測定装置。
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