JP4989772B2 - 移動通信方法及び移動局 - Google Patents

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本発明は、移動通信方法及び移動局に関する。
LTE(Long Term Evolution) Release-8/9方式の移動通信システムでは、無線基地局eNBは、移動局UEに対して、「MeasObject」と「ReportConfig」と「MeasID」とを含む「MeasConfig」を送信するように構成されている。
ここで、「MeasObject」は、RAT及び周波数によって測定対象キャリアを指定する情報であり、「ReportConfig」は、A1〜A5、B1〜B2といったイベントや、「Periodical」等といった「Measurement Report」の送信トリガを指定する情報である。
また、「MeasId」は、図7に示すように、「MeasObject」と「ReportConfig」とをリンクする情報である。
なお、移動局UEは、「MeasId」によって「ReportConfig」に対応付けられている「MeasObject」における測定のみを行うように構成されている。
ここで、LTE Release-8/9方式の移動通信システムでは、「Interfrequency Handover(異周波ハンドオーバ)」や「Inter-frequency Re-establishment(異周波再接続)」が生じた場合に、移動局UEは、自律的に、「MeasId」リンク先を切り替えるように構成されている。
例えば、図7及び図8に示すように、「Inter-frequency Handover」や「Inter-frequency Re-establishment」によって、サービングセル(Serving)が、「MeasObject#1」によって指定されている「F1」内のセルから、「MeasObject#2」によって指定されている「F2」内のセルに変更になった場合、移動局UEは、「MeasId#1」及び「MeasId#2」のリンク先を「MeasObject#1」から「MeasObject#2」に変更し、「MeasId#3」及び「MeasId#4」のリンク先を「MeasObject#2」から「MeasObject#1」に変更するように構成されている。
また、図7及び図9に示すように、「Inter-frequency Handover」や「Inter-frequency Re-establishment」によって、サービングセル(Serving)が、「MeasObject#1」によって指定されている「F1」内のセルから、「MeasObject」が未設定の「F4」内のセルに変更になった場合、移動局UEは、「MeasObject#1」にリンクされていた「MeasId#1」及び「MeasId#2」を解放するように構成されている。
その後、無線基地局eNBが、「Handover Command」又は「Re-establishment」直後の「RRC Connection Reconfiguration」によって、「F4」を指定する「MeasObject#4」を追加し、「MeasObject#4」に「MeasId」をリンクするように構成されている。
3GPP TS36.331 v9.2.0
LTE Release-8/9方式の後継方式であるLTE-Advanced方式(LTE Release-10方式)では、移動局UEが、無線基地局eNBとの間で、搬送周波数(EARFCN:E-UTRA Absolute Radio Frequency Channel Number)の異なるPCC(Primary Component Carrier)及び1つ又は複数のSCC(Secondary Component Carrier)を用いてCA(Carrier Aggrigation)通信を行うことができるように構成されている。
かかるCA通信では、PCC及びSCCの各々においてサービングセルが存在するため、上述の「MeasId」の切り替え方法及び解放方法を適用することができないという問題点があった。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、CA通信において、適切に「MeasId」の切り替え及び解放を行うことができる移動通信方法及び移動局を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、移動局が、無線基地局との間で、搬送波周波数が異なる主キャリア及び1つ又は複数の副キャリアを用いた通信を行う移動通信方法であって、前記移動局が、測定IDと測定対象キャリアと報告条件とをリンクして管理している場合で、かつ、該報告条件が満たされたと判定した場合に、前記無線基地局に対して、該測定対象キャリアにおける測定結果を含む測定報告を送信する工程Aと、前記主キャリア及び前記副キャリアの組み合わせに変更があった場合、前記移動局が、前記測定対象キャリアによって指定されているキャリアの種別に応じて、前記測定IDを解放するか否かについて判定する工程Bとを有することを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、無線基地局との間で、搬送波周波数が異なる主キャリア及び1つ又は複数の副キャリアを用いた通信を行うことができるように構成されている移動局であって、測定IDと測定対象キャリアと報告条件とをリンクして管理している場合で、かつ、該報告条件が満たされたと判定した場合に、前記無線基地局に対して、該測定対象キャリアにおける測定結果を含む測定報告を送信するように構成されている送信部と、前記主キャリア及び前記副キャリアの組み合わせに変更があった場合、前記測定対象キャリアによって指定されているキャリアの種別に応じて、前記測定IDを解放するか否かについて判定するように構成されている測定処理部とを具備することを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、移動局が、無線基地局との間で、搬送波周波数が異なる主キャリア及び1つ又は複数の副キャリアを用いた通信を行う移動通信方法であって、前記主キャリア及び前記副キャリアの組み合わせに変更があった場合、前記移動局が、該副キャリアに係る構成情報を解放する工程を有することを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、無線基地局との間で、搬送波周波数が異なる主キャリア及び1つ又は複数の副キャリアを用いた通信を行うことができるように構成されている移動局であって、前記主キャリア及び前記副キャリアの組み合わせに変更があった場合、該副キャリアに係る構成情報を解放するように構成されていることを要旨とする。
以上説明したように、本発明によれば、CA通信において、適切に「MeasId」の切り替え及び解放を行うことができる移動通信方法及び移動局を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの全体構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動局の機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動局の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る移動局における測定設定が変化する様子を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動局における測定設定が変化する様子を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態に係る移動局の動作を示すフローチャートである。 従来の移動局における測定設定が変化する様子を説明するための図である。 従来の移動局における測定設定が変化する様子を説明するための図である。 従来の移動局における測定設定が変化する様子を説明するための図である。
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システム)
図1乃至図5を参照して、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの構成について説明する。本実施形態に係る移動通信システムは、LTE-Advanced方式(LTE Release-10方式)の移動通信システムである。
本実施形態に係る移動通信システムでは、移動局UEは、搬送波周波数(EARFCN)が異なるPCC及び1つ又は複数のSCCを用いたCA通信を行うことができるように構成されている。
図1に示すように、本実施形態に係る移動通信システムでは、CA通信において、EARFCN#1乃至EARFCN#5のCCを用いることができるように構成されている。
本実施形態に係る移動通信システムでは、図1に示すように、移動局UEは、EARFCN#1のCCを「PCC」とし、EARFCN#2のCCを「SCC#1」とし、EARFCN#3のCCを「SCC#2」として、CA通信を行っている。
ここで、移動局UEのPCCにおけるサービングセルは、「Pcell」であり、移動局UEのSCC#1におけるサービングセルは、「Scell#1」であり、移動局UEのSCC#2におけるサービングセルは、「Scell#2」である。
図2に示すように、移動局UEは、再接続処理部11と、ハンドオーバ処理部12と、測定処理部13と、送信部14とを具備している。
再接続処理部11は、移動局UEの再接続(例えば、Inter-frequency Re-establishment)係る処理を行うように構成されている。
ハンドオーバ処理部12は、移動局UEのハンドオーバ(例えば、Inter-frequency Handover)係る処理を行うように構成されている。
測定処理部13は、「MeasId」と「MeasObject」と「ReportConfig」とをリンクして管理している場合に、かかる「MeasObject」によって指定されている測定対象キャリアにおける測定処理を行うように構成されている。
また、測定処理部13は、PCC及びSCCの組み合わせに変更があった場合、「MeasObject」によって指定されているCCの種別に応じて、「MeasId」を解放するか否かについて判定するように構成されている。具体的な判定方法については、後述する。
送信部14は、「MeasId」と「MeasObject」と「ReportConfig」とをリンクして管理している場合で、かつ、「ReportConfig」が満たされたと判定した場合に、無線基地局eNBに対して、「MeasObject」における測定結果を含む「Measurement Report」を送信するように構成されている。
以下、図3乃至図5を参照して、本実施形態に係る移動通信システムにおいて、「Inter-frequency Handover」や「Inter-frequency Re-establishment」等によって、PCC及びSCCの組み合わせに変更があった場合の移動局UEの動作について説明する。
図3に示すように、ステップS101において、移動局UEは、「trigger type」が「Periodical」である「ReportConfig」にリンクされている全ての「MeasId」を解放する。
ステップS102において、移動局UEは、変更後のPCC(T-PCC)を指定する「MeasObject」を管理しているか否かについて判定する。
かかる「MeasObject」を管理していると判定された場合、本動作は、ステップS103Aに進み、かかる「MeasObject」を管理していないと判定された場合、本動作は、ステップS103Bに進む。
以下、移動局UEによって管理されている「MeasId」の各々に関して、ステップS103A〜S107Aの動作、或いは、ステップS103B〜S107Bの動作を行う。
ステップS103Aにおいて、移動局UEは、該当する「MeasId」がリンクされている「MeasObject」は、変更前のPCC(S-PCC)を指定しているか否かについて判定する。
変更前のPCC(S-PCC)を指定していると判定された場合、本動作は、ステップS104Aに進み、変更前のPCC(S-PCC)を指定していないと判定された場合、本動作は、ステップS105Aに進む。
ステップS104Aにおいて、移動局UEは、かかる「MeasId」のリンク先を、S-PCCを指定している「MeasObject」から、T-PCCを指定している「MeasObject」に変更する。
ステップS105Aにおいて、移動局UEは、該当する「MeasId」がリンクされている「MeasObject」は、変更前のSCCを指定しているか否かについて判定する。
SCCを指定していると判定された場合、本動作は、ステップS106Aに進み、SCCを指定していないと判定された場合、本動作は、ステップS107Aに進む。
ステップS106Aにおいて、移動局UEは、かかる「MeasId」を解放する。
ステップS107Aにおいて、移動局UEは、かかる「MeasId」のリンク先を変更することなく維持する。なお、ステップS107Aにおいて、移動局UEは、かかる「MeasId」を解放してもよい。
ステップS108Aにおいて、移動局UEは、全ての「MeasId」に対して、ステップS103A〜S107Aの処理が行われたか否かについて判定する。
ステップS103A〜S107Aの処理が行われたと判定された場合、本動作は、終了し、ステップS103A〜S107Aの処理が行われていないと判定された場合、移動局UEは、ステップS103Aに戻り、次の「MeasId」に対して、ステップS103A〜S107Aの処理を行う。
一方、ステップS103Bにおいて、移動局UEは、該当する「MeasId」がリンクされている「MeasObject」は、変更前のPCC(S-PCC)を指定しているか否かについて判定する。
変更前のPCC(S-PCC)を指定していると判定された場合、本動作は、ステップS104Bに進み、変更前のPCC(S-PCC)を指定していないと判定された場合、本動作は、ステップS105Bに進む。
ステップS104Bにおいて、移動局UEは、かかる「MeasId」を解放する。
ステップS105Bにおいて、移動局UEは、該当する「MeasId」がリンクされている「MeasObject」は、変更前のSCCを指定しているか否かについて判定する。
SCCを指定していると判定された場合、本動作は、ステップS106Bに進み、SCCを指定していないと判定された場合、本動作は、ステップS107Bに進む。
ステップS106Bにおいて、移動局UEは、かかる「MeasId」を解放する。
ステップS107Bにおいて、移動局UEは、かかる「MeasId」のリンク先を変更することなく維持する。なお、ステップS107Bにおいて、移動局UEは、かかる「MeasId」を解放してもよい。
ステップS108Bにおいて、移動局UEは、全ての「MeasId」に対して、ステップS103B〜S107Bの処理が行われたか否かについて判定する。
ステップS103B〜S107Bの処理が行われたと判定された場合、本動作は、終了し、ステップS103B〜S107Bの処理が行われていないと判定された場合、移動局UEは、ステップS103Bに戻り、次の「MeasId」に対して、ステップS103B〜S107Bの処理を行う。
ここで、図4及び図5を参照して、本実施形態に係る移動通信システムにおいて、「Inter-frequency Handover」や「Inter-frequency Re-establishment」等によって、PCC及びSCCの組み合わせに変更があった場合の移動局UEによる「MeasId」の切り替え方法及び解放方法の一例について説明する。
例えば、図4に示すPCC及びSCCの組み合わせから、図5に示すPCC及びSCCの組み合わせに変更になったケースについて説明する。なお、かかるケースでは、移動局UEにおいて、変更後のPCC(T-PCC)を指定する「MeasObject#3」が管理されている。
かかるケースでは、移動局UEは、「MeasId#1」がリンクされている「MeasObject#1」が、変更前のPCC(S-PCC)を指定しているため、「MeasId#1」のリンク先を、S-PCCを指定している「MeasObject#1」から、T-PCCを指定している「MeasObject#3」に変更する。
同様に、移動局UEは、「MeasId#2」がリンクされている「MeasObject#1」が、変更前のPCC(S-PCC)を指定しているため、「MeasId#2」のリンク先を、S-PCCを指定している「MeasObject#1」から、T-PCCを指定している「MeasObject#3」に変更する。
また、移動局UEは、「MeasId#3」及び「MeasId#4」がリンクされている「MeasObject#2」が、変更前のSCCを指定しているため、「MeasId#3」及び「MeasId#4」を解放する。
同様に、移動局UEは、「MeasId#5」及び「MeasId#6」がリンクされている「MeasObject#3」が、変更前のSCCを指定しているため、「MeasId#5」及び「MeasId#6」を解放する。
また、移動局UEは、「MeasId#7」がリンクされている「MeasObject#4」が、Non-Configured CCを指定しているため、「MeasId#7」のリンク先を変更することなく維持する。
なお、かかる場合であっても、移動局UEは、「MeasId#7」を解放してもよい。
なお、「Inter-frequency Handover」や「Inter-frequency Re-establishment」等の際に新たに「MeasConfig」が通知された場合は、移動局UEは、かかる「MeasConfig」を、上に詳細に説明した手順を行った後に適用する。
本実施形態に係る移動通信システムによれば、「Inter-frequency Handover」や「Inter-frequency Re-establishment」等によって、PCC及びSCCの組み合わせに変更があった場合に、移動局UEは、「MeasId」のリンク先のCCの種別に基づいて、適切に「MeasId」の切り替え及び解放を行うことができる。
(本発明の第2の実施形態に係る移動通信システム)
以下、図6を参照して、本発明の第2の実施形態に係る移動通信システムについて、上述の第1の実施形態に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。
ここで、図6を参照して、本実施形態に係る移動通信システムにおいて、「Inter-frequency Handover」や「Inter-frequency Reestablishment」等によって、PCC及びSCCの組み合わせに変更があった場合の移動局UEの動作について説明する。
図6に示すように、ステップS201において、移動局UEは、「trigger type」が「Periodical」である「ReportConfig」にリンクされている全ての「MeasId」を解放する。
ステップS202において、移動局UEは、変更後のPCC(T-PCC)を指定する「MeasObject」を管理しているか否かについて判定する。
かかる「MeasObject」を管理していると判定された場合、本動作は、ステップS203Aに進み、かかる「MeasObject」を管理していないと判定された場合、本動作は、ステップS203Bに進む。
以下、移動局UEによって管理されている「MeasId」の各々に関して、ステップS203A〜S210Aの動作、或いは、ステップS203B〜S210Bの動作を行う。
ステップS203Aにおいて、移動局UEは、該当する「MeasId」がリンクされている「MeasObject」は、変更前のPCC(S-PCC)を指定しているか否かについて判定する。
変更前のPCC(S-PCC)を指定していると判定された場合、本動作は、ステップS204Aに進み、変更前のPCC(S-PCC)を指定していないと判定された場合、本動作は、ステップS205Aに進む。
ステップS204Aにおいて、移動局UEは、かかる「MeasId」のリンク先を、S-PCCを指定している「MeasObject」から、T-PCCを指定している「MeasObject」に変更する。
ステップS205Aにおいて、移動局UEは、該当する「MeasId」がリンクされている「MeasObject」によって指定されているCCが、SCCからNon-configured CCに変更になったか否かについて判定する。
SCCからNon-configured CCに変更になったと判定された場合、本動作は、ステップS206Aに進み、SCCからNon-configured CCに変更になっていないと判定された場合、本動作は、ステップS207Aに進む。
ステップS206Aにおいて、移動局UEは、かかる「MeasId」を解放する。
ステップS207Aにおいて、移動局UEは、該当する「MeasId」がリンクされている「MeasObject」によって指定されているCCが、Non-configured CCからSCCに変更になったか否かについて判定する。
Non-configured CCからSCCに変更になったと判定された場合、本動作は、ステップS208Aに進み、Non-configured CCからSCCに変更になっていないと判定された場合、本動作は、ステップS209Aに進む。
ステップS208Aにおいて、移動局UEは、かかる「MeasId」を解放する。
ステップS209Aにおいて、移動局UEは、かかる「MeasId」のリンク先を変更することなく維持する。なお、ステップS209Aにおいて、移動局UEは、かかる「MeasId」を解放してもよい。
ステップS210Aにおいて、移動局UEは、全ての「MeasId」に対して、ステップS203A〜S210Aの処理が行われたか否かについて判定する。
ステップS203A〜S210Aの処理が行われたと判定された場合、本動作は、終了し、ステップS203A〜S210Aの処理が行われていないと判定された場合、移動局UEは、ステップS203Aに戻り、次の「MeasId」に対して、ステップS203A〜S210Aの処理を行う。
一方、ステップS203Bにおいて、移動局UEは、該当する「MeasId」がリンクされている「MeasObject」は、変更前のPCC(S-PCC)を指定しているか否かについて判定する。
変更前のPCC(S-PCC)を指定していると判定された場合、本動作は、ステップS204Bに進み、変更前のPCC(S-PCC)を指定していないと判定された場合、本動作は、ステップS205Bに進む。
ステップS204Bにおいて、移動局UEは、かかる「MeasId」を解放する。
ステップS205Bにおいて、移動局UEは、該当する「MeasId」がリンクされている「MeasObject」によって指定されているCCが、SCCからNon-configured CCに変更になったか否かについて判定する。
SCCからNon-configured CCに変更になったと判定された場合、本動作は、ステップS206Bに進み、SCCからNon-configured CCに変更になっていないと判定された場合、本動作は、ステップS207Bに進む。
ステップS206Bにおいて、移動局UEは、かかる「MeasId」を解放する。
ステップS207Bにおいて、移動局UEは、該当する「MeasId」がリンクされている「MeasObject」によって指定されているCCが、Non-configured CCからSCCに変更になったか否かについて判定する。
Non-configured CCからSCCに変更になったと判定された場合、本動作は、ステップS208Bに進み、Non-configured CCからSCCに変更になっていないと判定された場合、本動作は、ステップS209Bに進む。
ステップS208Bにおいて、移動局UEは、かかる「MeasId」を解放する。
ステップS209Bにおいて、移動局UEは、かかる「MeasId」のリンク先を変更することなく維持する。なお、ステップS209Bにおいて、移動局UEは、かかる「MeasId」を解放してもよい。
ステップS210Bにおいて、移動局UEは、全ての「MeasId」に対して、ステップS203B〜S210Bの処理が行われたか否かについて判定する。
ステップS203B〜S210Bの処理が行われたと判定された場合、本動作は、終了し、ステップS203B〜S210Bの処理が行われていないと判定された場合、移動局UEは、ステップS203Bに戻り、次の「MeasId」に対して、ステップS203B〜S210Bの処理を行う。
なお、「Inter-frequency Handover」や「Inter-frequency Re-establishment」等の際に新たに「MeasConfig」が通知された場合は、移動局UEは、かかる「MeasConfig」を、上に詳細に説明した手順を行った後に適用する。
(本発明の第3の実施形態に係る移動通信システム)
以下、本発明の第3の実施形態に係る移動通信システムについて、上述の第1の実施形態に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。
本実施形態に係る移動通信システムでは、「Inter-frequency Handover」や「Inter-frequency Re-establishment」等によって、PCC及びSCCの組み合わせに変更があった場合、移動局UEは、SCCに係る他の構成情報を解放するように構成されている。
すなわち、移動局UEは、SCCに係るL1/L2の設定情報「RadioResourceConfigDedicated」や「RadioResourceConfigCommon」、SCCに係る報知情報「SystemInformation」等、変更があったSCCに係る設定情報を解放する。
或いは、移動局UEは、SCCに係る構成情報の全てを解放するように構成されていてもよい。
以上に述べた本実施形態の特徴は、以下のように表現されていてもよい。
本実施形態の第1の特徴は、移動局UEが、無線基地局eNBとの間で、搬送波周波数が異なるPCC(主キャリア)及び1つ又は複数のSCC(副キャリア)を用いたCA通信を行う移動通信方法であって、移動局UEが、「MeasId(測定ID)」と「MeasObject(測定対象キャリア)」と「ReportConfig(報告条件)」とをリンクして管理している場合で、かつ、「ReportConfig」が満たされたと判定した場合に、無線基地局eNBに対して、「MeasObject」における測定結果を含む「Measurement Report(測定報告)」を送信する工程Aと、SCC及びPCCの組み合わせに変更があった場合、移動局UEが、「MeasObject」によって指定されているCCの種別に応じて、「MeasId」を解放するか否かについて判定する工程Bとを有することを要旨とする。
本実施形態の第1の特徴において、工程Bにおいて、移動局UEが、「MeasId#1(第1測定ID)」と「F1(第1キャリア)」を指定する「MeasObject#1(第1測定対象キャリア)」と「ReportConfig#1(第1報告条件)」とをリンクして管理している場合で、かつ、PCCが、「F1」から「F3(第2キャリア)」に変更になった場合で、かつ、移動局UEが、「F3」を指定する「MeasObject#3(第2測定対象キャリア)」を管理している場合に、移動局UEは、「MeasId#1」のリンク先を、「MeasId#1」から「MeasId#3」に変更してもよい。
本実施形態の第1の特徴において、工程Bにおいて、移動局UEが、「MeasId#1」と「F1」を指定する「MeasObject#1」と「ReportConfig#1」とをリンクして管理している場合で、かつ、PCCが、「F1」から「F3」に変更になった場合で、かつ、「F3」を指定する「MeasObject#3」を管理していない場合に、移動局UEは、「MeasId#1」を解放してもよい。
本実施形態の第1の特徴において、工程Bにおいて、「MeasId#5/#6」がリンクされている「MeasObject#3」が、「SCC」を指定している場合、移動局UEは、「MeasId#5/#6」を解放してもよい。
本実施形態の第1の特徴において、工程Bにおいて、「MeasObject」によっ
て指定されていたSCCが、SCC及びPCCの組み合わせの変更後も、SCCとして継
続される場合、移動局UEは、かかる「MeasObject」にリンクされている「M
easId」のリンク先を変更することなく維持してもよい。
本実施形態の第1の特徴において、工程Bにおいて、「MeasId#7」がリンクされている「MeasObject#4」が、PCC及びSCC以外のキャリア(Nonconfigured CC)を指定している場合、移動局UEは、「MeasId#7」のリンク先を変更することなく維持してもよい。
本実施形態の第1の特徴において、工程Bにおいて、「MeasObject」によって指定されていたPCC及びSCC以外のキャリア(Non-configured CC)が、SCC及びPCCの組み合わせの変更後に、SCCとなる場合、移動局UEは、かかる「MeasObject」にリンクされている「MeasId」を解放してもよい。
本実施形態の第2の特徴は、無線基地局eNBとの間で、搬送波周波数が異なるPCC及び1つ又は複数のSCCを用いたCA通信を行うことができるように構成されている移動局UEであって、「MeasId」と「MeasObject」と「ReportConfig」とをリンクして管理している場合で、かつ、「ReportConfig」が満たされたと判定した場合に、無線基地局eNBに対して、「MeasObject」における測定結果を含む「Measurement Report」を送信するように構成されている送信部14と、PCC及びSCCの組み合わせに変更があった場合、「MeasObject」によって指定されているCCの種別に応じて、「MeasId」を解放するか否かについて判定するように構成されている測定処理部13とを具備することを要旨とする。
本実施形態の第2の特徴において、移動局UEにおいて、「MeasId#1」と「F1」を指定する「MeasObject#1」と「ReportConfig#1」とがリンクされて管理されている場合で、かつ、PCCが、「F1」から「F3」に変更になった場合で、かつ、移動局UEにおいて、「F3」を指定する「MeasObject#3」が管理されている場合に、測定処理判定部13は、「MeasId#1」のリンク先を、「MeasObject#1」から「MeasObject#3」に変更するように構成されていてもよい。
本実施形態の第2の特徴において、移動局UEにおいて、「MeasId#1」と「F1」を指定する「MeasObject#1」と「ReportConfig#1」とがリンクされて管理されている場合で、かつ、PCCが、「F1」から「F3」に変更になった場合で、かつ、移動局UEにおいて、「F3」を指定する「MeasObject#3」が管理されていない場合に、測定処理部13は、「MeasId#1」を解放するように構成されていてもよい。
本実施形態の第2の特徴において、「MeasId#5/#6」がリンクされている「MeasObject#3」が、「SCC」を指定している場合、測定処理部13は、「MeasId#5/#6」を解放するように構成されていてもよい。
本実施形態の第2の特徴において、「MeasObject」によって指定されていたSCCが、SCC及びPCCの組み合わせの変更後も、SCCとして継続される場合、測定処理部13は、かかる「MeasObject」にリンクされている「MeasId」のリンク先を変更することなく維持するように構成されていてもよい。
本実施形態の第2の特徴において、「MeasId#7」がリンクされている「MeasObject#4」が、PCC及びSCC以外のキャリア(Non-configured CC)を指定している場合、測定処理部13は、「MeasId#7」のリンク先を変更することなく維持するように構成されていてもよい。
本実施形態の第2の特徴において、「MeasObject」によって指定されていたPCC及びSCC以外のキャリア(Non-configured CC)が、SCC及びPCCの組み合わせの変更後に、SCCとなる場合、測定処理部13は、かかる「MeasObject」にリンクされている「MeasId」を解放するように構成されていてもよい。
本実施形態の第3の特徴は、移動局UEが、無線基地局eNBとの間で、搬送波周波数が異なるPCC及び1つ又は複数のSCCを用いたCA通信を行う移動通信方法であって、PCC及びSCCの組み合わせに変更があった場合、移動局UEが、SCCに係る構成情報を解放する工程を有することを要旨とする。
本実施形態の第4の特徴は、無線基地局eNBとの間で、搬送波周波数が異なるPCC及び1つ又は複数のSCCを用いたCA通信を行うことができるように構成されている移動局UEであって、PCC及びSCCの組み合わせに変更があった場合、SCCに係る構成情報を解放するように構成されていてもよい。
なお、上述の移動局UEや無線基地局eNBの動作は、ハードウェアによって実施されてもよいし、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールによって実施されてもよいし、両者の組み合わせによって実施されてもよい。
ソフトウェアモジュールは、RAM(Random Access Memory)や、フラッシュメモリや、ROM(Read Only Memory)や、EPROM(Erasable Programmable ROM)や、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)や、レジスタや、ハードディスクや、リムーバブルディスクや、CD-ROMといった任意形式の記憶媒体内に設けられていてもよい。
かかる記憶媒体は、プロセッサが当該記憶媒体に情報を読み書きできるように、当該プロセッサに接続されている。また、かかる記憶媒体は、プロセッサに集積されていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ASIC内に設けられていてもよい。かかるASICは、移動局UEや無線基地局eNB内に設けられていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ディスクリートコンポーネントとして移動局UEや無線基地局eNB内に設けられていてもよい。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
eNB…無線基地局
UE…移動局
11…再接続処理部
12…ハンドオーバ処理部
13…測定処理部
14…送信部

Claims (2)

  1. 移動局が、無線基地局との間で、搬送波周波数が異なる主キャリア及び1つ又は複数の副キャリアを用いた通信を行う移動通信方法であって、
    前記主キャリア及び前記副キャリアの組み合わせに変更があった場合、前記移動局が、該副キャリアに係る構成情報の全てを解放する工程を有することを特徴とする移動通信方法。
  2. 無線基地局との間で、搬送波周波数が異なる主キャリア及び1つ又は複数の副キャリアを用いた通信を行うことができるように構成されている移動局であって、
    前記主キャリア及び前記副キャリアの組み合わせに変更があった場合、該副キャリアに係る構成情報の全てを解放するように構成されていることを特徴とする移動局。
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